JPS63309710A - 船舶推進装置の排気装置 - Google Patents
船舶推進装置の排気装置Info
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- JPS63309710A JPS63309710A JP62143398A JP14339887A JPS63309710A JP S63309710 A JPS63309710 A JP S63309710A JP 62143398 A JP62143398 A JP 62143398A JP 14339887 A JP14339887 A JP 14339887A JP S63309710 A JPS63309710 A JP S63309710A
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
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- F01P3/00—Liquid cooling
- F01P3/20—Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine
- F01P3/207—Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine liquid-to-liquid heat-exchanging relative to marine vessels
-
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- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N2590/00—Exhaust or silencing apparatus adapted to particular use, e.g. for military applications, airplanes, submarines
- F01N2590/02—Exhaust or silencing apparatus adapted to particular use, e.g. for military applications, airplanes, submarines for marine vessels or naval applications
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- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は船内外機、船内機、船外機等の船舶推進装置の
排気装置に関する。
排気装置に関する。
[従来の技術]
水冷内燃機関を備える船舶推進装置においては、排気経
路に排水をも混入する状態として、それら排気と排水を
排気出口が開口する水中等の一定領域に放出し、船内乗
員に対する騒音を低減したり、排気/排水のための管路
系を簡素化している。
路に排水をも混入する状態として、それら排気と排水を
排気出口が開口する水中等の一定領域に放出し、船内乗
員に対する騒音を低減したり、排気/排水のための管路
系を簡素化している。
ところが、この装置では、排気熱により排水の一部が水
蒸気となって排気経路内のガス密度が上昇し、これがた
めに背圧の高まりを生ずる。これは排気温度の高い機関
高回転域にて顕著となり、結果として機関出力の大幅な
低下を招く。
蒸気となって排気経路内のガス密度が上昇し、これがた
めに背圧の高まりを生ずる。これは排気温度の高い機関
高回転域にて顕著となり、結果として機関出力の大幅な
低下を招く。
そこで従来、米国特許3759041号公報や特開昭1
1i +−255209号公報に記載されるような排気
装置が提案されている。これらの排気装置は、排気経路
に遠心力と重力の作用による排気/排水分離部を設け、
排気中に混入した水と水蒸気の一部を排気経路の中間部
にて分離することとしている。これにより、この排気装
置は、機関の排出した排気および排水の全量を排気出口
に導くことを回避し、排気経路における背圧上昇の低減
を図っている。
1i +−255209号公報に記載されるような排気
装置が提案されている。これらの排気装置は、排気経路
に遠心力と重力の作用による排気/排水分離部を設け、
排気中に混入した水と水蒸気の一部を排気経路の中間部
にて分離することとしている。これにより、この排気装
置は、機関の排出した排気および排水の全量を排気出口
に導くことを回避し、排気経路における背圧上昇の低減
を図っている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記従来の排気装置は、排気/排水分離
部が遠心力と重力の作用により、排気と排水とを分離す
るものであるから、機関の回転速度状態に関係なく上記
分離機能を営む。このことは、前述の出力低下を招くこ
ととなる背圧が未だ高くない機関低回転域にても上記分
離機能が営まれ、分離された排気もしくは排水が通常の
排気出口以外の逃し経路から外部に放出されることにな
る。すなわち、機関低回転域における不必要な排気/排
水分離作用により、排気もしくは排水を排気出口以外か
ら放出させ、船内乗員に対する無用な騒音発生等の不都
合を招く。
部が遠心力と重力の作用により、排気と排水とを分離す
るものであるから、機関の回転速度状態に関係なく上記
分離機能を営む。このことは、前述の出力低下を招くこ
ととなる背圧が未だ高くない機関低回転域にても上記分
離機能が営まれ、分離された排気もしくは排水が通常の
排気出口以外の逃し経路から外部に放出されることにな
る。すなわち、機関低回転域における不必要な排気/排
水分離作用により、排気もしくは排水を排気出口以外か
ら放出させ、船内乗員に対する無用な騒音発生等の不都
合を招く。
本発明は、機関低回転域側にては排気と排水を通常の排
気出口から放出し、機関高回転域側にては排水を排気か
ら分離して逃し経路より放出し機関の背圧上昇を防止す
ることを目的とする。
気出口から放出し、機関高回転域側にては排水を排気か
ら分離して逃し経路より放出し機関の背圧上昇を防止す
ることを目的とする。
し問題点を解決するための手段]
本発明は、水冷内燃機関と、排気出口と、機関と排気出
口の間に延設されて機関の排気と排水を排気出口に導く
排気経路とを有してなる船舶推進装置の排気装置におい
て、排気経路は、排気の圧力流にて水が押付けられる内
壁部を有するとともに、該内壁部に連通ずる水逃し経路
が分岐形成されてなるようにしたものである。
口の間に延設されて機関の排気と排水を排気出口に導く
排気経路とを有してなる船舶推進装置の排気装置におい
て、排気経路は、排気の圧力流にて水が押付けられる内
壁部を有するとともに、該内壁部に連通ずる水逃し経路
が分岐形成されてなるようにしたものである。
[作用]
本発明によれば、排気経路における排気の圧力流が機関
高回転域側にて高くなるにしたがい、排気経路内の水と
水蒸気は排気の圧力流によって排気経路の内壁部に押付
けられた後、該内壁部に連なる水逃し経路から外部に放
出される。この時、排気の一部は水逃し経路から排出さ
れるものの、排気は水および水蒸気に比して密度が小で
あるから排気経路内に広く分布して流れ、排気の大半は
通常の排気出目から排出される。すなわち、この機関高
回転域では、排気経路内において密度の大なろ水および
水蒸気が排気出口に至る前段階で逃し経路から放出され
るので、機関の背圧上昇が防止される。
高回転域側にて高くなるにしたがい、排気経路内の水と
水蒸気は排気の圧力流によって排気経路の内壁部に押付
けられた後、該内壁部に連なる水逃し経路から外部に放
出される。この時、排気の一部は水逃し経路から排出さ
れるものの、排気は水および水蒸気に比して密度が小で
あるから排気経路内に広く分布して流れ、排気の大半は
通常の排気出目から排出される。すなわち、この機関高
回転域では、排気経路内において密度の大なろ水および
水蒸気が排気出口に至る前段階で逃し経路から放出され
るので、機関の背圧上昇が防止される。
他方、機関低回転域側にては、排気経路内の水と水蒸気
を排気経路の内壁部に押付けるような排気圧力流が生じ
ないから、排気と排水は相混り合う状態で通常の排気出
口から水中等の一定領域に放出され、船内乗員に対する
騒音の発生等が抑制される。
を排気経路の内壁部に押付けるような排気圧力流が生じ
ないから、排気と排水は相混り合う状態で通常の排気出
口から水中等の一定領域に放出され、船内乗員に対する
騒音の発生等が抑制される。
すなわち、機関低回転域側にては排気と排水を通常の排
気出口から放出し、機関高回転域側にては排水を排気か
ら分離して逃し経路より放出し機関の背圧上昇を防止で
きる。
気出口から放出し、機関高回転域側にては排水を排気か
ら分離して逃し経路より放出し機関の背圧上昇を防止で
きる。
[実施例]
第1図は本発明が適用されてなる船内外機の一例を示す
略示側面図、第2図は船内外機における機関の冷却およ
び排気系統を示す模式図、第3図(A)は排気パイプを
示す側面図、第3図(B)は第3図(A)の正面図、第
3図(C)は第3図(A)の平面図、第4図(A)は排
気パイプの変形例を示す平面図、第4図(B)は第4図
(A)の正面図である。
略示側面図、第2図は船内外機における機関の冷却およ
び排気系統を示す模式図、第3図(A)は排気パイプを
示す側面図、第3図(B)は第3図(A)の正面図、第
3図(C)は第3図(A)の平面図、第4図(A)は排
気パイプの変形例を示す平面図、第4図(B)は第4図
(A)の正面図である。
船内外機10は、第1図に示すように、船舶11の内部
に水冷内燃機関12をマウントするとともに、船舶11
の船尾板に公知のジンバルハウジング13を介して推進
ユニット14を支持している。船内外機10は、内燃機
関12の出力を伝達軸15により推進ユニット14に伝
え、プロペラ16を駆動可能としている。
に水冷内燃機関12をマウントするとともに、船舶11
の船尾板に公知のジンバルハウジング13を介して推進
ユニット14を支持している。船内外機10は、内燃機
関12の出力を伝達軸15により推進ユニット14に伝
え、プロペラ16を駆動可能としている。
船内外機lOは、第1図、第2図に示すように、内燃機
関12に排気ポート17を備えるとともに、推進ユニッ
ト14のプロペラポス部に排気出口18を設け、排気ポ
ート17と排気出口18とを連通する排気経路19を形
成している。排気経路19は、排気ポート17が開口す
る排気マニホルド20、排気エルボ21、排気パイプ2
2、ジンバルハウジング13に設けられる排気通路23
−推進ユニット14に設けられる排気通路24を経て排
気出口18に連なるように延設されている。なお、ジン
バルハウジング13の排気通路23と推進ユニッ)14
の排気通路24とは公知の排気へローズにて接続されて
いる。
関12に排気ポート17を備えるとともに、推進ユニッ
ト14のプロペラポス部に排気出口18を設け、排気ポ
ート17と排気出口18とを連通する排気経路19を形
成している。排気経路19は、排気ポート17が開口す
る排気マニホルド20、排気エルボ21、排気パイプ2
2、ジンバルハウジング13に設けられる排気通路23
−推進ユニット14に設けられる排気通路24を経て排
気出口18に連なるように延設されている。なお、ジン
バルハウジング13の排気通路23と推進ユニッ)14
の排気通路24とは公知の排気へローズにて接続されて
いる。
また、船内外@10は、第2図に示すように、推進ユニ
ッ)14に冷却水圧送ポンプ25を備えるとともに、内
燃機関12に冷却水循環ポンプ26を備え、内燃機関1
2のシリンダブロック12A、シリンダヘッド12Bを
水冷可能としている。すなわち、冷却水は1機関運転に
連動して作動する圧送ポンプ25により推進ユニッ)1
4に設けた木取入口からくみ」二げられ、循環ポンプ2
6にてシリンダブロック12A、シリンダヘッド12B
の水冷室27.28に送り込まれた後、サーモスタット
弁29、排気マニホルド20、排気エルボ21の周囲の
排気水冷室30を経て前述の排気経路19を構成してい
る排気パイプ22に排出され、排気に混入され排気出口
18に導かれる。なお、31は冷却水のバイパスパイプ
である。
ッ)14に冷却水圧送ポンプ25を備えるとともに、内
燃機関12に冷却水循環ポンプ26を備え、内燃機関1
2のシリンダブロック12A、シリンダヘッド12Bを
水冷可能としている。すなわち、冷却水は1機関運転に
連動して作動する圧送ポンプ25により推進ユニッ)1
4に設けた木取入口からくみ」二げられ、循環ポンプ2
6にてシリンダブロック12A、シリンダヘッド12B
の水冷室27.28に送り込まれた後、サーモスタット
弁29、排気マニホルド20、排気エルボ21の周囲の
排気水冷室30を経て前述の排気経路19を構成してい
る排気パイプ22に排出され、排気に混入され排気出口
18に導かれる。なお、31は冷却水のバイパスパイプ
である。
しかして、排気経路19の排気パイプ22は、第3図(
A)〜(C)に示すように、排気エルボ21の側との接
続管部32とジンバルハウジング13との接続管部33
との間の前後方向にオフセットlをなす曲管部34を有
して形成されている。第3図(A)、(C)においてF
は推進方向の前方を示し、Rは後方を示す。排気パイプ
22の内部の主経路35における排水成分、すなわち水
と水蒸気は、排気の圧力流とともに第3図に矢印で示す
ように流れる。すなわち、排気パイプ22は、北記曲管
部34の存在により、排気の圧力流にて水が押付けられ
る(後面側)内壁部36を有する。さらに、排気パイプ
22は、上記内壁部36に連通ずる管状の水逃し経路3
7を主経路35から分岐形成されている。この水逃し経
路37は、ジンバルハウジング13との接続管部33を
経て、ジンバルハウジング13に設けられるアイドルホ
ール38から外部に開口する。
A)〜(C)に示すように、排気エルボ21の側との接
続管部32とジンバルハウジング13との接続管部33
との間の前後方向にオフセットlをなす曲管部34を有
して形成されている。第3図(A)、(C)においてF
は推進方向の前方を示し、Rは後方を示す。排気パイプ
22の内部の主経路35における排水成分、すなわち水
と水蒸気は、排気の圧力流とともに第3図に矢印で示す
ように流れる。すなわち、排気パイプ22は、北記曲管
部34の存在により、排気の圧力流にて水が押付けられ
る(後面側)内壁部36を有する。さらに、排気パイプ
22は、上記内壁部36に連通ずる管状の水逃し経路3
7を主経路35から分岐形成されている。この水逃し経
路37は、ジンバルハウジング13との接続管部33を
経て、ジンバルハウジング13に設けられるアイドルホ
ール38から外部に開口する。
なお、排気パイプ22は、水逃し経路37の底面37A
を水の出側に向けて下り勾配をなすように設定し、水逸
し経路37の始点における上記底面37Aを主経路35
の底面より高位置側に段差37Bをなすように設定して
いる。
を水の出側に向けて下り勾配をなすように設定し、水逸
し経路37の始点における上記底面37Aを主経路35
の底面より高位置側に段差37Bをなすように設定して
いる。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、排気経路19における排気の圧力
流が機関高回転域側にて高くなるにしたがい、排気経路
内の水と水蒸気は排気の圧力流によって排気パイプ22
の内壁部36に押付けられた後、該内壁部36に連なる
水逃し経路37から外部に放出される。この時、排気の
一部は水逃し経路37から排出されるものの、排気は水
および水蒸気に比して密度が小であるから排気経路内に
広く分布して流れ、排気の大半は通常の排気出口18か
ら排出される。すなわち、この機関高回転域では、排気
経路19において密度の大なろ水および水蒸気が排気出
口18に至る前段階で水逃し経路37から放出されるの
で、機関12の背圧上昇が防止される。
流が機関高回転域側にて高くなるにしたがい、排気経路
内の水と水蒸気は排気の圧力流によって排気パイプ22
の内壁部36に押付けられた後、該内壁部36に連なる
水逃し経路37から外部に放出される。この時、排気の
一部は水逃し経路37から排出されるものの、排気は水
および水蒸気に比して密度が小であるから排気経路内に
広く分布して流れ、排気の大半は通常の排気出口18か
ら排出される。すなわち、この機関高回転域では、排気
経路19において密度の大なろ水および水蒸気が排気出
口18に至る前段階で水逃し経路37から放出されるの
で、機関12の背圧上昇が防止される。
なお、機関12の背圧低減が特に必要となる機関高回転
時はど上記排気の圧力流が高くなり、この圧力流による
水と水蒸気の上記押付は作用に基づく背圧低減の効果も
いよいよ顕著となる。
時はど上記排気の圧力流が高くなり、この圧力流による
水と水蒸気の上記押付は作用に基づく背圧低減の効果も
いよいよ顕著となる。
また、ト記実施例にあっては、水逃し経路37の底面3
7Aが水の出側に向けて下り勾配に設定されているから
、排気の圧力流にて水逃し経路37に送り込まれた水は
、たとえ排気の圧力流が管路抵抗等にて水逃し経路37
の内部にまでは及ばない場合にも、該水逃し経路37に
滞溜したり逆疏することなく円滑にアイドルホール38
の側に流下する。なお、排気パイプ22の全体形状を大
型化することなく上記下り勾配を形成するために水逃し
経路37の入側に前述の段差37Bが生ずるが、本発明
は重力による排気/排水分離作用を期待するものでない
から、段差37Bが排気/排水分離作用に影響しない。
7Aが水の出側に向けて下り勾配に設定されているから
、排気の圧力流にて水逃し経路37に送り込まれた水は
、たとえ排気の圧力流が管路抵抗等にて水逃し経路37
の内部にまでは及ばない場合にも、該水逃し経路37に
滞溜したり逆疏することなく円滑にアイドルホール38
の側に流下する。なお、排気パイプ22の全体形状を大
型化することなく上記下り勾配を形成するために水逃し
経路37の入側に前述の段差37Bが生ずるが、本発明
は重力による排気/排水分離作用を期待するものでない
から、段差37Bが排気/排水分離作用に影響しない。
すなわち、排気圧力流は段差37Bの存在に係わりなく
内壁部36に押付けた水と水蒸気を水逃し経路37に送
り込みできる。
内壁部36に押付けた水と水蒸気を水逃し経路37に送
り込みできる。
他方、機関低回転域側にては、排気経路19の水と水蒸
気を排気パイプ22の内壁部36で押付けるような排気
圧力流が生じないから、排気と排水は相混り合う状態で
通常の排気出口18から水中等の一定領域に放出され、
船内乗員に対する騒音の発生等が抑制される。
気を排気パイプ22の内壁部36で押付けるような排気
圧力流が生じないから、排気と排水は相混り合う状態で
通常の排気出口18から水中等の一定領域に放出され、
船内乗員に対する騒音の発生等が抑制される。
第4図(A)、(B)は■型内燃機関におけるように左
右のパンクに排気ポートを備えた機関に用いられる排気
パイプ40に本発明を適用した例である。パイプ40は
、前述の排気パイプ22を左右対称に一体化したものと
考えることができ、排気パイプ22におけると同様に、
相互に合流することとなる左右の主経路35、左右の主
経路35で排気の圧力流にて水が押付けられる内壁部3
6、各内壁部36に連通ずる左右の水逃し経路37が設
けられている。
右のパンクに排気ポートを備えた機関に用いられる排気
パイプ40に本発明を適用した例である。パイプ40は
、前述の排気パイプ22を左右対称に一体化したものと
考えることができ、排気パイプ22におけると同様に、
相互に合流することとなる左右の主経路35、左右の主
経路35で排気の圧力流にて水が押付けられる内壁部3
6、各内壁部36に連通ずる左右の水逃し経路37が設
けられている。
[発明の効果]
本発明によれば、排気経路における排気の圧力流が機関
高回転域側にて高くなるにしたがい、排気経路内の水と
水蒸気は排気の圧力波によって排気経路の内壁部に押付
けられた後、該内壁部に連なる水逃し経路から外部に放
出される。この時、排気の一部は水逃し経路から排出さ
れるものの、排気は水および水蒸気に比して密度が小で
あるから排気経路内に広く分布して流れ、排気の大半は
通常の排気出口から排出される。すなわち、この機関高
回転域では、排気経路内において密度の大なる水および
水蒸気が排気出口に至る前段階で逃し経路から放出され
るので、機関の背圧上昇が防止される。
高回転域側にて高くなるにしたがい、排気経路内の水と
水蒸気は排気の圧力波によって排気経路の内壁部に押付
けられた後、該内壁部に連なる水逃し経路から外部に放
出される。この時、排気の一部は水逃し経路から排出さ
れるものの、排気は水および水蒸気に比して密度が小で
あるから排気経路内に広く分布して流れ、排気の大半は
通常の排気出口から排出される。すなわち、この機関高
回転域では、排気経路内において密度の大なる水および
水蒸気が排気出口に至る前段階で逃し経路から放出され
るので、機関の背圧上昇が防止される。
他方、機関低回転域側にては、排気経路内の水と水蒸気
を排気経路の内壁部に押付けるような排気圧力流が生じ
ないから、排気と排水は相混り合う状態で通常の排気出
口から水中等の一定領域に放出され、船内乗員に対する
騒音の発生等が抑制される。
を排気経路の内壁部に押付けるような排気圧力流が生じ
ないから、排気と排水は相混り合う状態で通常の排気出
口から水中等の一定領域に放出され、船内乗員に対する
騒音の発生等が抑制される。
すなわち、機関低回転域側にては排気と排水を通常の排
気出口から放出し、機関高回転域側にては排水を排気か
ら分離して逃し経路より放出し機関の背圧上昇を防止で
きる。
気出口から放出し、機関高回転域側にては排水を排気か
ら分離して逃し経路より放出し機関の背圧上昇を防止で
きる。
第1図は本発明が適用されてなる船内外機の一例を示す
略示側面図、第2図は船内外機における機関の冷却およ
び排気系統を示す模式図、第3図(A)は排気パイプを
示す側面図、第3図(B)は第3図(A)の正面図、第
3図(C)は第3図(A)の平面図、第4図(A)は排
気パイプの変形例を示す平面図、第4図(B)は第4図
(A)の正面図である。 lO・・・船内外機(船舶推進装置)、12・・・水冷
内燃機関、 18・・・排気出口、 19・・・排気経路、 22・・・排気パイプ、 27.28.30・・・水冷室、 36・・・内壁部、 37・・・水逃し経路、 40・・・排気パイプ。 代理人 弁理士 塩 川 修 治 第2回 第3回(△) 第3図(B) 第30(C) 第4図(A)
略示側面図、第2図は船内外機における機関の冷却およ
び排気系統を示す模式図、第3図(A)は排気パイプを
示す側面図、第3図(B)は第3図(A)の正面図、第
3図(C)は第3図(A)の平面図、第4図(A)は排
気パイプの変形例を示す平面図、第4図(B)は第4図
(A)の正面図である。 lO・・・船内外機(船舶推進装置)、12・・・水冷
内燃機関、 18・・・排気出口、 19・・・排気経路、 22・・・排気パイプ、 27.28.30・・・水冷室、 36・・・内壁部、 37・・・水逃し経路、 40・・・排気パイプ。 代理人 弁理士 塩 川 修 治 第2回 第3回(△) 第3図(B) 第30(C) 第4図(A)
Claims (1)
- (1)水冷内燃機関と、排気出口と、機関と排気出口の
間に延設されて機関の排気と排水を排気出口に導く排気
経路とを有してなる船舶推進装置の排気装置において、
排気経路は、排気の圧力流にて水が押付けられる内壁部
を有するとともに、該内壁部に連通する水逃し経路が分
岐形成されてなることを特徴とする船舶推進装置の排気
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62143398A JPH0615819B2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 船舶推進装置の排気装置 |
US07/204,686 US4831822A (en) | 1987-06-10 | 1988-06-09 | Exhaust system for marine engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62143398A JPH0615819B2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 船舶推進装置の排気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63309710A true JPS63309710A (ja) | 1988-12-16 |
JPH0615819B2 JPH0615819B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=15337838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62143398A Expired - Fee Related JPH0615819B2 (ja) | 1987-06-10 | 1987-06-10 | 船舶推進装置の排気装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4831822A (ja) |
JP (1) | JPH0615819B2 (ja) |
Cited By (1)
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1987
- 1987-06-10 JP JP62143398A patent/JPH0615819B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-06-09 US US07/204,686 patent/US4831822A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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US4831822A (en) | 1989-05-23 |
JPH0615819B2 (ja) | 1994-03-02 |
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