JP2972221B2 - リンガー検出回路 - Google Patents
リンガー検出回路Info
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- JP2972221B2 JP2972221B2 JP1078572A JP7857289A JP2972221B2 JP 2972221 B2 JP2972221 B2 JP 2972221B2 JP 1078572 A JP1078572 A JP 1078572A JP 7857289 A JP7857289 A JP 7857289A JP 2972221 B2 JP2972221 B2 JP 2972221B2
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- ringer
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、アナログ交換機に接続される加入者線搬送
装置に関し、特に直流に重畳されたリンガー（Ringer）
の検出に用いられるリンガー（Ringer）検出回路に関す
る。
装置に関し、特に直流に重畳されたリンガー（Ringer）
の検出に用いられるリンガー（Ringer）検出回路に関す
る。
［従来の技術］ 従来、この種のRinger検出回路は、アナログ交換機か
らの２線加入者線路（2W）のチップ（Tip）線側に接続
された直流遮断回路、2Wのリング（Ring）線側に接続さ
れた非線形回路、これら直流遮断回路及び非線形回路に
接続された低域ろ波器、この低域ろ波器に接続された全
波整流回路、全波整流回路に接続された検出回路、及び
検出回路に接続されたレベルコンバータを備えている。
ところで、直流遮断回路は、Tip線に加わるRinger信号
に重畳されている直流成分を遮断し、非線形回路は所定
（一定）のインピーダンスを有している。
らの２線加入者線路（2W）のチップ（Tip）線側に接続
された直流遮断回路、2Wのリング（Ring）線側に接続さ
れた非線形回路、これら直流遮断回路及び非線形回路に
接続された低域ろ波器、この低域ろ波器に接続された全
波整流回路、全波整流回路に接続された検出回路、及び
検出回路に接続されたレベルコンバータを備えている。
ところで、直流遮断回路は、Tip線に加わるRinger信号
に重畳されている直流成分を遮断し、非線形回路は所定
（一定）のインピーダンスを有している。
直流遮断回路及び非線形回路の出力は低域ろ波器に与
えられ、ここでRinger周波数より高い成分が遮断され
て、ろ波信号として出力される。このろ波信号は全波整
流回路で全波整流され、検出回路で予め設定されたしき
い値と比較され、検出回路は全波整流出力＞しきい値の
場合にパルス出力を送出する。このパルス出力はレベル
コンバータでTTLレベルに変換される。
えられ、ここでRinger周波数より高い成分が遮断され
て、ろ波信号として出力される。このろ波信号は全波整
流回路で全波整流され、検出回路で予め設定されたしき
い値と比較され、検出回路は全波整流出力＞しきい値の
場合にパルス出力を送出する。このパルス出力はレベル
コンバータでTTLレベルに変換される。
［発明が解決しようとする課題］ ところで、従来のRinger検出回路では、60Hzに対する
誘導誤検出耐力が弱く、また音声信号に対するインピー
ダンスが一定でしかも低いため誘導誤検出が生じやす
く、しかも所謂リターンロス（Return Loss）が低下し
てしまうという問題点がある。
誘導誤検出耐力が弱く、また音声信号に対するインピー
ダンスが一定でしかも低いため誘導誤検出が生じやす
く、しかも所謂リターンロス（Return Loss）が低下し
てしまうという問題点がある。
（課題を解決するための手段） 本発明によれば、アナログ交換機に接続された加入者
線搬送装置に用いられ、該アナログ交換機からのリンガ
ーを検出するリンガー検出回路において、アナログ交換
機のチップ線側に接続され、直流成分を遮断するための
直流遮断回路と、前記アナログ交換機のリング線側に接
続され、音声信号に対しては高インピーダンスとなり、
リンガー信号に対しては低インピーダンスとなるインピ
ーダンス手段を備える非線形回路と、前記直流遮断回路
及び前記非線形回路に接続され、リンガー周波数より高
い成分の信号を遮断して、ろ波信号を出力する低域ろ波
器と、該ろ波信号を整流して整流信号を出力する全波整
流回路と、該整流信号を所定のしきい値と比較して、検
出信号を出力する検出回路と、該検出信号を平滑して、
平滑信号を出力する平滑回路と、該平滑信号を予め定め
られたレベルにして出力するレベルコンバータとを有す
ることを特徴とするリンガー検出回路が得られる。
線搬送装置に用いられ、該アナログ交換機からのリンガ
ーを検出するリンガー検出回路において、アナログ交換
機のチップ線側に接続され、直流成分を遮断するための
直流遮断回路と、前記アナログ交換機のリング線側に接
続され、音声信号に対しては高インピーダンスとなり、
リンガー信号に対しては低インピーダンスとなるインピ
ーダンス手段を備える非線形回路と、前記直流遮断回路
及び前記非線形回路に接続され、リンガー周波数より高
い成分の信号を遮断して、ろ波信号を出力する低域ろ波
器と、該ろ波信号を整流して整流信号を出力する全波整
流回路と、該整流信号を所定のしきい値と比較して、検
出信号を出力する検出回路と、該検出信号を平滑して、
平滑信号を出力する平滑回路と、該平滑信号を予め定め
られたレベルにして出力するレベルコンバータとを有す
ることを特徴とするリンガー検出回路が得られる。
（実施例） 次に本発明について実施例によって説明する。
第１図を参照して、アナログ交換機のTip線は直流遮
断回路１に接続され、Ring線は非線形回路２に接続され
る。そして、直流遮断回路１の出力11及び非線形回路２
の出力21は低域ろ波器３に与えられる。
断回路１に接続され、Ring線は非線形回路２に接続され
る。そして、直流遮断回路１の出力11及び非線形回路２
の出力21は低域ろ波器３に与えられる。
直流遮断器１は、アナログ交換機のTip側より加わるR
inger信号に重畳された直流成分を遮断する。低域ろ波
器３は直流遮断器１からの出力を受け、Ringer周波数よ
り高い周波数成分を減衰させる。
inger信号に重畳された直流成分を遮断する。低域ろ波
器３は直流遮断器１からの出力を受け、Ringer周波数よ
り高い周波数成分を減衰させる。
一方、非線形回路２は、後述するように小振幅信号
（音声）に対してインピーダンスが大きくなり、Ringer
信号に対してインピーダンスが小さくなる。この結果、
音声特性が向上する。
（音声）に対してインピーダンスが大きくなり、Ringer
信号に対してインピーダンスが小さくなる。この結果、
音声特性が向上する。
低域ろ波器３の出力31は全波整流器４で整流され、検
出回路４で、Ringer信号の有無が検出される。つまり、
予め設定されたしきい値と比較されて、このしきい値よ
り高い場合、検出出力を送出する。この検出回路はツェ
ナーダイオードとフォトカプラと備えておりこれによっ
て、電源系を分離する機能を備えている。この検出出力
51は平滑回路６で平滑され、平滑回路６の出力61はレベ
ルコンバータ７でTTLレベルの信号とされて出力され
る。なお、平滑回路は予め定められた時間未満のパルス
を吸収している。
出回路４で、Ringer信号の有無が検出される。つまり、
予め設定されたしきい値と比較されて、このしきい値よ
り高い場合、検出出力を送出する。この検出回路はツェ
ナーダイオードとフォトカプラと備えておりこれによっ
て、電源系を分離する機能を備えている。この検出出力
51は平滑回路６で平滑され、平滑回路６の出力61はレベ
ルコンバータ７でTTLレベルの信号とされて出力され
る。なお、平滑回路は予め定められた時間未満のパルス
を吸収している。
ここで、第２図を参照して、非線形回路２の素子構成
について説明する。
について説明する。
非線形回路２は一対のツェナーダイオード2a及び2bを
備えており、ツェナーダイオード2aの陽極（アノード）
がツェナーダイオード2bのアノードに連結されている。
そして、ツェナーダイオード2aがRing側（Ring線）に接
続され、ツェナーダイオード2bが低域ろ波器３に接続さ
れている。
備えており、ツェナーダイオード2aの陽極（アノード）
がツェナーダイオード2bのアノードに連結されている。
そして、ツェナーダイオード2aがRing側（Ring線）に接
続され、ツェナーダイオード2bが低域ろ波器３に接続さ
れている。
ところで、アナログ交換機からの音声信号の最大振幅
は一般に5vrmsであり、Ringer信号の最小振幅は65vrms
である。このことから、一対のツェナーダイオード2a及
び2bで構成される非線形素子のブレークダウン電圧を5v
rmsを越え、65vrms未満の間に設定することにより音声
信号の最大振幅まではインピーダンスが大きくなり、Ri
nger信号に対してはインピーダンスが小さくなるように
することができる。
は一般に5vrmsであり、Ringer信号の最小振幅は65vrms
である。このことから、一対のツェナーダイオード2a及
び2bで構成される非線形素子のブレークダウン電圧を5v
rmsを越え、65vrms未満の間に設定することにより音声
信号の最大振幅まではインピーダンスが大きくなり、Ri
nger信号に対してはインピーダンスが小さくなるように
することができる。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明では、低域ろ波器と非線形
回路を用い、非線形回路が音声信号に対しては高インピ
ーダンスとなり、Ringer信号に対しては低インピーダン
スとなるようにしたから、60Hzの誘導誤検出が防止で
き、さらにReturn Lossの低下を防ぐことができる効果
がある。
回路を用い、非線形回路が音声信号に対しては高インピ
ーダンスとなり、Ringer信号に対しては低インピーダン
スとなるようにしたから、60Hzの誘導誤検出が防止で
き、さらにReturn Lossの低下を防ぐことができる効果
がある。
第１図は、本発明によるRinger検出回路の一実施例を示
すブロック図、第２図は第１図に示す非線形回路の一例
を示す図である。 １……直流遮断回路、２……非線形回路、３……低域ろ
波器、４……全波整流回路、５……検出回路、６……平
滑回路、７……レベルコンバータ。
すブロック図、第２図は第１図に示す非線形回路の一例
を示す図である。 １……直流遮断回路、２……非線形回路、３……低域ろ
波器、４……全波整流回路、５……検出回路、６……平
滑回路、７……レベルコンバータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−53052（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−237559（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−117891（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−65404（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−99702（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−197750（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 1/00 H04Q 3/42 - 3/42 107
Claims (1)
- 【請求項１】アナログ交換機に接続された加入者線搬送
装置に用いられ、該アナログ交換機からのリンガーを検
出するリンガー検出回路において、前記アナログ交換機
のチップ線側に接続され該チップ側より加わるリンガー
信号に重畳された直流成分を遮断するための直流遮断回
路と、前記アナログ交換機のリング線側に接続され音声
信号に対しては高インピーダンスとなりリンガー信号に
対しては低インピーダンスとなるインピーダンス手段を
備える非線形回路と、前記直流遮断回路及び前記非線形
回路の出力を受けて前記リンガー信号の周波数より高い
周波数成分の信号を遮断してろ波信号を出力する低域ろ
波器と、該ろ波信号を整流して整流信号を出力する全波
整流回路と、該整流信号を所定の閾値と比較して検出信
号を出力する検出回路と、該検出信号を平滑して平滑信
号を出力する平滑回路と、該平滑信号を予め定められた
レベルにして出力するレベルコンバータとを有すること
を特徴とするリンガー検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1078572A JP2972221B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | リンガー検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1078572A JP2972221B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | リンガー検出回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02260893A JPH02260893A (ja) | 1990-10-23 |
| JP2972221B2 true JP2972221B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=13665617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1078572A Expired - Lifetime JP2972221B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | リンガー検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2972221B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2567703B2 (ja) * | 1989-07-12 | 1996-12-25 | 富士通株式会社 | リンガ信号検出回路 |
| JP3515656B2 (ja) | 1995-12-12 | 2004-04-05 | 本田技研工業株式会社 | 船外機におけるエンジンの排気浄化装置 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1078572A patent/JP2972221B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02260893A (ja) | 1990-10-23 |
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