JP2567703B2 - リンガ信号検出回路 - Google Patents

リンガ信号検出回路

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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 加入者端局において使用される、交換機からのリンガ
信号を検出するリンガ信号検出回路に関し、 誘導雑音および温度変化による特性の変動により、誤
動作を起こすことのないリンガ信号検出回路を提供する
ことを目的とし、 入力されたリンガ信号から交流分のみを取り出して分
圧する信号入力手段20と、信号入力手段よりのリンガ信
号に重畳されている雑音を除去する雑音除去手段30と、
雑音除去手段からの出力によってリンガ信号の有無を検
出する電圧検出手段40とを備えたリンガ信号検出回路に
おいて、 電圧検出手段40は2個のオペアンプ41,42から構成さ
れ、雑音除去手段30からの出力は、オペアンプ41のプラ
ス入力端子とオペアンプ42のマイナス入力端子に入力さ
れ、マイナス基準電圧はオペアンプ41のマイナス端子
に、プラス基準電圧はオペアンプ42のプラス端子に与え
られ、両オペアンプの合成出力としてリンガ信号の有無
検出信号がえられるようにする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、加入者端局において使用される、交換機か
らのリンガ信号を検出するリンガ信号検出回路に関す
る。
一般的に交換機からの、加入者端局装置に対して呼出
しを行うリンガ信号は、交流信号に直流電圧を重畳して
使用している。
この場合加入者端局装置とを接続する電話線上に、各
種の雑音が誘導されることがある。
特に、電力用の送電線と電話ラインを並行に布設した
ときには、AC50HzあるいはAC60Hzの雑音が電話ラインに
誘導され、リンガ信号検出回路が誤動作をする恐れがあ
る。
そこで、リンガ信号に雑音が重畳されても、リンガ信
号の有無の検出において誤動作することがなく、温度変
化等環境条件の変化に対しても安定に動作するリンガ信
号検出回路が必要となる。
〔従来の技術〕
第3図は従来例を説明する図である。
第3図の例は、交換機1より送出したリンガ信号を受
信するリンガ信号検出回路10Bである。
この回路ではリンガ信号の直流分をコンデンサC1でカ
ットし、直流分をカットした交流分のリンガ信号は抵抗
器R1,R2で分圧される。
分圧されたリンガ信号はフォトカプラ43で信号の有無
が検出されるが、検出回路43に印加されるリンガ信号は
ダイオードD5で半波整流され、またフォトカプラ43のト
ランジスタ部には抵抗R13を介し電源が供給される。
交換機1の中のEは直流電源の電圧、Rは交流発生源
であり、その電圧をeとする。
上述の回路では、交換機1より交流電圧eに直流電圧
Eが重畳されたリンガ信号が送出される。
リンガ信号検出回路10Bでは、C1によりリンガ信号の
交流分のみを取り出し、この交流信号eをR1,R2で分圧
し、分圧電圧(R2/R1+R2)×eをダイオードD5により
半波整流し、フォトカプラ43に与える。
フォトカプラ43のトランジスタ部には抵抗器R13を介
して+5Vが与えられており、入力電圧(R2/R1+R2)×
eがフォトカプラ43の閾値電圧以上になると、リンガ信
号を検出し出力をオンとする。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の従来例では、交換機1よりのリンガ信号の直流
分をカットし、交流信号を分圧し、フォトカプラ43に印
加し、リンガ信号の有無を検出している。
交換機と加入者端局装置を接続する電話線と並行に電
力線を布設したときには、商用の50Hzあるいは60Hzが電
話線に雑音としてのってしまい、リンガ信号検出回路が
誤動作することがある。
このため、リンガ信号検出回路にリンガ信号以外の誘
導雑音としての周波数を除去するフイルタを使用する場
合もある。しかしフォトカプラ43によってリンガ信号の
検出を行う場合、フォトカプラに対し大きな電流を流す
ことが必要で、このためフイルタによって誘導雑音を除
去してもフォトカプラに対する大きな電流中には誘導雑
音がなお多く混在し、誤検出を生ずる結果となるばかり
ではなく、フォトカプラ自体の特性のバラツキが大で、
しかも温度変化によっても特性は大きく変動し、リンガ
信号有無の検出において誤動作を生ずるという問題があ
る。
本発明は、誘導雑音および、温度変化による特性の変
動により、誤動作を起こすことのないリンガ信号検出回
路を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は本発明により第1図に示す本発明の原理図
に示す如きリンガ信号検出回路によって達成され、かか
るリンガ信号検出回路は、入力されたリンガ信号から交
流分のみを取り出して分圧する信号入力手段20と、信号
入力手段よりのリンガ信号に重畳されている雑音を除去
する雑音除去手段30と、雑音除去手段からの出力によっ
てリンガ信号の有無を検出する電圧検出手段40とを備
え、かかる電圧検出手段40は2個のオペアンプ41,42か
ら構成され、雑音除去手段30からの出力ははオペアンプ
41のプラス入力端子とオペアンプ42のマイナス入力端子
に入力され、マイナス基準電圧はオペアンプ41のマイナ
ス端子に、プラス基準電圧はオペアンプ42のプラス端子
に与えられ、両オペアンプの合成出力としてリンガ信号
の有無検出信号が得られるように構成されている。
〔作用〕
交換機1より送出されるリンガ信号は、交流電圧eに
直流電圧Eが重畳されている信号であり、このリンガ信
号から信号入力手段20により、交流分のみを取り出し分
圧する。
信号入力手段20により、入力されたリンガ信号に重畳
している雑音を雑音除去手段30で除去し、電圧検出手段
40により、雑音を除去したリンガ信号のレベルと、電圧
検出手段40の中に設定してある基準電圧と比較すること
になるが、この電圧検出手段は2個のオペアンプから構
成され、それぞれの2入力中の1入力には閾値電圧とし
ての正確な基準電圧が与えられ、この基準電圧と雑音除
去手段からの出力とが比較される。
そしてかかる比較のためには、フォトカプラの如き大
きな入力電流を必要とする検出手段の場合とは異なり、
雑音除去手段からの出力電流は小で済み、このため雑音
除去手段によって誘導雑音を除去した後には、雑音除去
手段からの小なる値で済む出力電流中での誘導雑音は誤
検出の生ずることのない無視出来る値となっており、基
準電圧との正確な比較が可能となる。
さらにオペアンプを検出手段として使用することによ
ってその特性変化も小で、しかも内部に設けた基準電圧
と比較しているので温度変動の際も安定に動作する。
〔実施例〕
以下本発明の要旨を第2図で示す実施例により具体的
に説明する。
第2図は本発明の実施例を説明するブロック図を示
す。
第2図に示す本発明の実施例は、交換機1より送出さ
れるリンガ信号を検出するリンガ信号検出回路10Aであ
る。
かかるリンガ信号検出回路において第1図で説明した
信号入力手段20は、直流を阻止するコンデンサC1と、交
流電圧を分圧する抵抗器R1,R2とから、また雑音除去手
段30は抵抗器R3とコンデンサC2とから構成される。
一方電圧検出手段40は、入力したリンガ信号と基準電
圧とを比較するオペアンプ41,42を有し、オペアンプ41,
42にはそれぞれ抵抗器R6,R7,R8,R9によって基準電圧が
与えられ、オペアンプ41,42の入力側にはリンガ信号を
入力する抵抗器R4,R5と、オペアンプ41,42をサージ電圧
より保護するためのダイオードD1,D2とを備えている。
またオペアンプ41,42の出力端子には抵抗器R10,R11と、
オペアンプ41,42の出力を合成して出力する抵抗器R12
と、抵抗器R12に並列に接続されるダイオードD3と、抵
抗器12と抵抗器R10との接続点と大地間に接続されるダ
イオードD4と、出力端と大地との間を接続するコンデン
サC3が接続されている。
本実施例においても、交換機1より送出されるリンガ
信号は、交流電圧eに直流電圧Eを重畳したものであ
る。
上述の回路において、C1により、リンガ信号の交流分
のみを取り出し、その電圧を抵抗器R1,R2により分圧す
る。
分圧した電圧は、電圧R3とコンデンサC2よりなる雑音
除去手段に入力される。雑音が60Hzの商用電源による誘
導雑音の場合には、リンガ信号の周波数を20Hzとする
と、雑音電圧を約1/3に低減できる。
雑音を除去したリンガ信号を電圧検出手段に入力す
る。オペアンプ41側は、リンガ信号の「−」の半波の検
出回路であり、オペアンプ42側は、「+」の半波の検出
回路である。
オペアンプ41,42の基準電圧は、電源電圧+5V,−5Vを
抵抗器R6〜R9にて分圧して与えてあり、入力したリンガ
信号が基準電圧より大きくなったときに、オペアンプ4
1,42がオンとなり、この出力を抵抗器R10,R11で合成し
て出力する。
ここで、オペアンプ41,42がオンとなると、+5V,−5V
が出力されるので、−5VをダイオードD4により、0Vにク
ランプし、0〜+5Vの信号としている。
また、抵抗器R12,コンデンサC3,ダイオードD3によ
り、40Hz(20Hzが整流されるので40Hzとなる)の出力波
形を鈍らせて、パルス波形として出力している。
上述のように構成することにより、リンガ信号よりも
周波数の高い雑音電圧が、リンガ信号に重畳していると
きでも誤検出を防止することができ、また検出回路とし
てオペアンプにより、内部に設定した基準電圧と比較し
ているので、温度変動に対しても安定に動作する。
〔発明の効果〕
以上のような本発明によれば、雑音除去回路と、電圧
検出手段としてオペアンプを使用することにより、誘導
雑音に対する誤動作を防止し、かつ温度変動に対しても
安定に動作するリンガ信号検出回路を提供することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を説明するブロック図、 第2図は本発明の実施例を説明する図、 第3図は従来例を説明する図、 をそれぞれ示す。 図において、 1は交換機、 10,10A,10Bはリンガ信号検出回路、 20は信号入力手段、 30は雑音除去手段、 40は電圧検出手段、 41,42はオペアンプ、 43はフォトカプラ、 R1〜R13は抵抗器、 C1〜C3はコンデンサ、 D1〜D5はダイオード、 Rは交流発生源、 をそれぞれ示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されたリンガ信号から交流分のみを取
    り出して分圧する信号入力手段20と、信号入力手段より
    のリンガ信号に重畳されている雑音を除去する雑音除去
    手段30と、雑音除去手段からの出力によってリンガ信号
    の有無を検出する電圧検出手段40とを備えたリンガ信号
    検出回路において、 電圧検出手段40は2個のオペアンプ41,42から構成さ
    れ、雑音除去手段30からの出力は、オペアンプ41のプラ
    ス入力端子とオペアンプ42のマイナス入力端子に入力さ
    れ、マイナス基準電圧はオペアンプ41のマイナス端子
    に、プラス基準電圧はオペアンプ42のプラス端子に与え
    られ、両オペアンプの合成出力としてリンガ信号の有無
    検出信号がえられることを特徴とするリンガ信号検出回
    路。
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