JP2818491B2 - 雑音観測装置 - Google Patents

雑音観測装置

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JP2818491B2
JP2818491B2 JP3964491A JP3964491A JP2818491B2 JP 2818491 B2 JP2818491 B2 JP 2818491B2 JP 3964491 A JP3964491 A JP 3964491A JP 3964491 A JP3964491 A JP 3964491A JP 2818491 B2 JP2818491 B2 JP 2818491B2
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義彦 水上
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は雑音観測装置に関し、特
に、交換機の加入者回路における雑音観測装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種の雑音観測装置の一例が
図4に示される。図4において、観測用端子51および
52は、それぞれ加入者回路のTIP線およびRING
線に接続される。従って、TIP線とRING線との間
には、回線インピーダンス1に対応して、回線をアクテ
ィブにするためのループ電流を流すループ電流制御器2
と、雑音測定用の雑音測定器9が並列に接続されてお
り、この雑音測定器9により雑音観測が行われている。
【0003】また、従来の雑音観測装置の他の例が図5
に示される。図5においては、TIP線とRING線と
の間には、回線インピーダンス1に対応して、ループ電
流制御器2と定電圧発生器3との直列回路が接続されて
おり、また、定電圧発生器3に対しては、音声帯域フィ
ルタ4、比較器5およびタイマー6が並列に接続されて
構成される雑音検出回路7が並列に接続されている。
【0004】図5において、ループ電流制御器2による
ループ電流を介して、定電圧発生器3からは所定の定電
圧が生成され、この定電圧は、音声帯域フィルタ4、比
較器5およびタイマー6に供給される。音声帯域フィル
タ4においては、TIP線とRING線との間に生起す
る雑音に対して、ソホメトリック、Cメッセージまたは
3kHzフラット等を含む帯域制限および重み付けが行
われる。比較器5においては、音声帯域フィルタ4の雑
音出力が、予め定められている雑音量の規格値と比較照
合され、当該雑音出力が前記規格値以上のレベルである
場合には、その雑音信号が出力される。タイマー6にお
いては、比較器5から出力される雑音信号が、外乱等に
よる瞬間的な雑音か、または加入者回路から発生された
雑音であるかを区別するための所要時間が測定される。
例えば、1秒以上雑音が継続して出力される場合には、
加入者回路からの雑音であるものと判定され、当該雑音
信号は信号端子53より外部に出力される。この信号端
子53の雑音出力は、例えば、LEDを点灯させたり、
観測用として、フォトカプラ等により処理系に送出され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、交換機の加入
者回路における雑音評価としては、同時に多数の加入者
回路に対応して、24時間または168時間等の比較的
に長期間にわたる雑音観測を行う稼働運用を必要とする
場合が多い。これに対して、従来の雑音観測装置におい
ては、例えば、図4に示されるように、それぞれの加入
者回路のTIP線51およびRING線52に接続され
る雑音測定器9により、対応する加入者回路の雑音観測
が行われており、このために、それぞれの加入者回路ご
とに雑音測定機9を備えることが必要条件となってい
る。しかしながら、この雑音測定器には、一般に外形構
造形態が大きく高価であり、且つ所要電源を別途に必要
とすることなどを含む使用上の問題が存在している。従
って、雑音観測対象の加入者回路の数量が多い交換機の
場合には、これらの数多くの加入者回路に対応して、そ
れぞれに上記の問題のある雑音測定機を設け、同時に加
入者回路の雑音を観測するということには運用上の限界
があり、このために、雑音観測装置自体の構成内容に起
因して、交換機の加入者回路数が制約されるという欠点
がある。
【0006】また、長期間に亘る雑音観測中に雑音が発
生した場合には、その際における雑音発生の加入者回路
番号および発生時刻を含むデータが、その後の雑音観測
の解析に対して非常に重要となる。このために、図5に
示される従来の雑音観測装置の場合には、加入者回路ご
とに、当該データに対する確認処理手段を別途設定する
ことが必要となる。しかしながら、このために、当該デ
ータの処理が非常に煩雑となり、この煩雑さに起因し
て、対応する加入者回路数が制約されるという欠点があ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の雑音観測装置
は、交換機の加入者回路における雑音発生状況を観測す
る手段として、所定の観測端子間に発生する雑音を観測
する雑音観測装置において、前記交換機の加入者回路に
対するループ電流を設定するループ電流制御器と、前記
ループ電流制御器と直列に接続され、前記ループ電流を
介して所定の定電圧を生成して出力する定電圧発生器
と、前記定電圧発生器から出力される定電圧の供給を受
けて稼働し、前記観測端子間において発生する規定レベ
ル以上の雑音を検出して、所定の雑音検出信号を出力す
る雑音検出回路と、を備え、前記雑音検出信号により、
前記ループ電流制御器におけるループ電流を切断して、
この切断状態を保持する機能を有することを特徴として
構成される。
【0008】また、本発明の雑音観測装置は、交換機の
加入者回路における雑音発生状況を観測する手段とし
て、所定の観測端子間に発生する雑音を観測する雑音観
測装置において、前記交換機の加入者回路に対するルー
プ電流を設定するループ電流制御器と、前記ループ電流
制御器と直列に接続され、前記ループ電流を介して所定
の定電圧を生成して出力する定電圧発生器と、前記定電
圧発生器から出力される定電圧の供給を受けて稼働し、
前記観測端子間において発生する規定レベル以上の雑音
を検出して、所定の雑音検出信号を出力する雑音検出回
路と、を備え、前記雑音検出信号により、前記ループ電
流制御器におけるループ電流を切断するとともに、当該
ループ電流切断後の所定時間後において、当該ループ電
流を復旧させる機能を有することを特徴として構成して
もよい。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図である。図1に示されるように、本実施例は、観測
用端子51および52と、回線インピーダンス1とに対
応して、ループ電流制御器2と、定電圧発生器3と、音
声帯域フィルタ4、比較器5およびタイマー6を含む雑
音検出回路7とを備えて構成される。
【0011】図1において、ループ電流制御器2、定電
圧発生器3、音声帯域フィルタ4、比較器5およびタイ
マー6等の各構成要素の動作については、前述の図5に
示される従来例の場合と同様である。タイマー6から出
力される雑音信号は、ループ電流制御器2に入力される
が、当該雑音信号が加入者回路において発生された雑音
信号である場合には、この雑音信号により制御されてル
ープ電流制御器2におけるループ電流が切断され、その
状態が保持される。このループ電流の切断を検出するこ
とは、交換機の側より見ると、本来のループ電流検出の
機能により検出可能となる機能であり、従って、加入者
回路における雑音発生をループ電流検出機能を介して検
出し、回線番号および時刻等を極めて容易に処理するこ
とが可能となる。
【0012】この第1の実施例の詳細を示す回路図が図
3に示される。図3に示されるように、回線インピーダ
ンス1は、等価的に抵抗およびコンデンサ12の直列回
路として表わされ、ループ電流制御器2は、抵抗13
と、トランジスタ14および15と、可変抵抗16と、
ツェナー・ダイオード17とにより形成され、定電圧発
生器3は、ツェナー・ダイオード18と19とにより形
成され、音声帯域フィルタ4は、コンデンサ20、2
2、25および27と、抵抗21、23、26および2
8と、演算増幅器24および29とにより形成され、比
較器5は、可変抵抗30と演算増幅器31とにより形成
され、タイマー6は、ダイオード32と、抵抗33およ
び34と、コンデンサ35と、可変抵抗36と、演算増
幅器37とにより形成されている。
【0013】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。図2に示されるのは、本発明の第2の実施例のブロ
ック図である。図2に示されるように、本実施例は、観
測用端子51および52と、回線インピーダンス1とに
対応して、ループ電流制御器2と、定電圧発生器3と、
音声帯域フィルタ4、比較器5およびタイマー6を含む
雑音検出回路7と、時定数回路8とを備えて構成され
る。
【0014】図2において、ループ電流制御器2、定電
圧発生器3、音声帯域フィルタ4、比較器5およびタイ
マー6等の各構成要素の動作については、前述の従来例
および第1の実施例の場合と同様である。
【0015】図2において、タイマー6から出力される
雑音信号は、抵抗およびコンデンサ等の受動回路素子を
含んで構成される時定数回路8に入力される。時定数回
路8には、加入者回路において雑音信号が発生し、ルー
プ電流が切断された時点以降の或る一定の時間後におい
て、当該ループ電流を復旧させる機能が付与されてい
る。即ち、交換機の側より見ると、本来のループ検出機
能により、雑音発生の回線番号および時刻に加え、雑音
発生の回数等をも含めて、殆どの状況に対応することの
できる雑音検出処理が可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、加入者
回路における雑音の発生時に、ループ電流を切断するこ
とにより、特別の処理装置を必要とすることなく、ま
た、加入者回路数の如何に制約されることなく、極めて
容易に、雑音発生の加入者番号および時刻等を観測する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例の詳細を示す回路図であ
る。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【図5】従来例の他の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 回線インピーダンス 2 ループ電流制御器 3 定電圧発生器 4 音声帯域フィルタ 5 比較器 6 タイマー 7 雑音検出回路 8 時定数回路 9 雑音測定器 11,13,21,23,26,28,33,34
抵抗 12,20,22,25,27,35 コンデンサ 14,15 トランジスタ 16,30,36 可変抵抗 17〜19 ツェナー・ダイオード 24,29,31,37 演算増幅器 32 ダイオード

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機の加入者回路における雑音発生状
    況を観測する手段として、所定の観測端子間に発生する
    雑音を観測する雑音観測装置において、前記交換機の加
    入者回路に対するループ電流を設定するループ電流制御
    器と、前記ループ電流制御器と直列に接続され、前記ル
    ープ電流を介して所定の定電圧を生成して出力する定電
    圧発生器と、前記定電圧発生器から出力される定電圧の
    供給を受けて稼働し、前記観測端子間において発生する
    規定レベル以上の雑音を検出して、所定の雑音検出信号
    を出力する雑音検出回路と、を備え、前記雑音検出信号
    により、前記ループ電流制御器におけるループ電流を切
    断して、この切断状態を保持する機能を有することを特
    徴とする雑音観測装置。
  2. 【請求項2】 交換機の加入者回路における雑音発生状
    況を観測する手段として、所定の観測端子間に発生する
    雑音を観測する雑音観測装置において、前記交換機の加
    入者回路に対するループ電流を設定するループ電流制御
    器と、前記ループ電流制御器と直列に接続され、前記ル
    ープ電流を介して所定の定電圧を生成して出力する定電
    圧発生器と、前記定電圧発生器から出力される定電圧の
    供給を受けて稼働し、前記観測端子間において発生する
    規定レベル以上の雑音を検出して、所定の雑音検出信号
    を出力する雑音検出回路と、を備え、前記雑音検出信号
    により、前記ループ電流制御器におけるループ電流を切
    断するとともに、当該ループ電流切断後の所定時間後に
    おいて、当該ループ電流を復旧させる機能を有すること
    を特徴とする雑音観測装置。
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