JPH0741236Y2 - 呼出し信号検出回路 - Google Patents

呼出し信号検出回路

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JPH0741236Y2
JPH0741236Y2 JP5619287U JP5619287U JPH0741236Y2 JP H0741236 Y2 JPH0741236 Y2 JP H0741236Y2 JP 5619287 U JP5619287 U JP 5619287U JP 5619287 U JP5619287 U JP 5619287U JP H0741236 Y2 JPH0741236 Y2 JP H0741236Y2
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JP
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signal
voltage
resistor
comparator
output
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雄一 大澤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は電話装置に設けられ呼出し者より電話回線を介
して送信してくる呼出し信号の検出動作を行なう呼出し
信号検出回路に関する。
(ロ)従来の技術 一般に電話局からの呼出し信号は日本においては16Hzの
交流信号で連続する信号送出時間が1秒、信号休止時間
が2秒の繰り返しで継続的に送出されている。斯かる呼
出し信号を検出する呼出し信号検出回路で、例えば留守
番電話装置に設けられているものでは、実開昭59−1405
72号公報に開示されているように、電話回線に接続した
トランスを介し、2次側に加わった呼出し信号を検出す
ることにより電話装置に対して呼出し信号が着信したこ
とを伝え、該呼出し信号を送って来た呼出し者に対して
の応答動作が行なえるようにしているものが多くある。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 上記のように留守番電話装置に用いられている呼出し信
号検出回路は、一般に留守番電話としての動作を行なう
回路に直接出力信号を加えるようにしていると共に動作
電源を商用電源より受けて動作するようにしているた
め、電話回線に対して商用電源が干渉し、電話局側で交
換機が誤動作を起こさないようにする目的でトランスを
介して呼出し信号の検出を行なうようにしていた。その
ため、該呼出し信号検出回路はトランスを介して呼出し
信号を検出するが、該呼出し信号がトランスの1次側に
加わり、2次側に電磁誘導によって導びかれる過程にお
いて、該トランスの特性により誘導される呼出し信号に
ばらつきが生じてしまうことがあるため、正確に呼出し
信号としての電圧及び周波数を検出することができず、
該呼出し信号回路自体が他の信号を検出して出力信号を
出してしまい呼出し信号の誤検出を行なうことがたまに
生じ問題になっていた。本考案では斯かる問題を解決す
るため、トランスを用いずして電気的な干渉問題が生じ
ないようにした呼出し信号検出回路を提供するものであ
る。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案の呼出し信号検出回路は電話回線を介し、送られ
てくる信号より交流信号を取り出すコンデンサーと該交
流信号を受けて交流電圧を生じる抵抗と、該抵抗に接続
し生じた交流電圧と第1基準電圧との比較動作を行なう
第1コンパレーターと前記抵抗に接続し、生じた交流電
圧と第2基準電圧との比較動作を行なう第2コンパレー
ターと、該第1コンパレーターと第2コンパレーターの
出力部に接続し、該両出力部に生じる電位に対応し発光
動作を行なうフォトダイオードと該フォトダイオードの
発光動作に対応して出力信号を出すフォトトランジスタ
と該フォトトランジスタの出力にて制御され、識別信号
を出力するフリップフロップ回路と該フリップフロップ
回路よりの識別信号を識別し、呼出し信号の着信を検出
する識別回路とより構成されている。
(ホ)作用 本考案の呼出し信号検出回路は、電話回線より送信され
てくる呼出し信号の直流分をコンデンサーにより取り除
き、交流分のみ抵抗に加え、該抵抗にて生じる交流電圧
を第1,第2コンパレーターに加えて、第1基準電圧、第
2基準電圧と比較し、該第1、第2コンパレーターの出
力をフォトダイオード及びフォトトランジスタを介しフ
リップフロップ回路に加え、該フリップフロップ回路の
出力を識別回路により該呼出し信号に対応したものであ
るかどうかを識別し、出力を出すようにしたものであ
る。
(ヘ)実施例 本考案の呼出し信号検出回路の一実施例を用いた電話装
置について第1図、第2図を用いて説明する。(1)は
電話回線に接続する接続端子、(2)はライントラン
ス、(3),(4),(5)を該ライントランス(2)
と接続端子(1)間に設け、電話回線間電圧の分圧を行
なう第1抵抗、第2抵抗、第3抵抗である。(6)は前
記第2抵抗(4)と第3抵抗(5)の間に直列に設け、
直流成分除去を行なうコンデンサー、(7)は第2抵抗
(4)とコンデンサー(6)に対し並列に接続する第1
フックスイッチ、(8)は第1フックスイッチ(7)に
連動して動く、第3抵抗(5)に並列に接続した第2フ
ックスイッチ、(9)は前記ライントランス(2)の2
次側に接続した電話装置回路で本実施例では後記する識
別回路の出力を受け動作状態になり留守番電話装置とし
ての働きをするようにしている。(10)は過大電流が供
給されるのを防止するダイオード、(11)は前記第3抵
抗(5)に現れる交流電圧を受け、あらかじめ設定して
おいた第1基準電圧との比較を行ない、該交流電圧が第
1基準電圧より低い電圧値である時のみ「H」電位を出
力部に表わす。第1コンパレーター(12)は前記第1コ
ンパレーター(11)と同様、前記第3抵抗(5)に現れ
る交流電圧を受け、あらかじめ設定しておいた第2基準
電圧との比較を行ない、該交流電圧が第2基準電圧より
高い電圧値である時のみ「H」電位を出力部に表わす第
2コンパレーター、(13),(14)は前記第1コンパレ
ーター(11)の第1基準電圧も設定するために設けた第
1基準抵抗、第2基準抵抗で第1基準抵抗(13)と第2
基準抵抗(14)とを直列に接続し両抵抗の抵抗値による
分率にて基準電圧を設定している。(15),(16)は前
記第2コンパレーター(12)の第2基準電圧も設定する
ために設けた第3基準抵抗、第4基準抵抗で第3基準抵
抗(15)と第4基準抵抗(16)とを直列に接続し、両抵
抗の抵抗値による分率にて基準電圧を設定している。
(17)は前記第1基準抵抗(13)の一端に正電圧を加え
る第1端子(17a)と第4基準抵抗(16)の一端に負電
圧を加える第2端子(17b)と第2基準抵抗(14)及び
第3基準抵抗(15)の一端を接地させる第3端子(17
c)とを備える両極電源回路、(18)は前記第1コンパ
レーター(11)と第2コンパレーター(12)の出力部に
表われる電位を入力とするAND条件において出力が
「L」電位になる時のみ発光するフォトダイオード(1
9)と該発光ダイオード(19)の発光に応じ出力を出す
フォトトランジスタ(20)とによりなるフォトカプラ、
(21)は該フォトカプラ(18)のフォトトランジスタ
(20)の出力により制御され、識別可能な信号を出力す
るフリップフロップ回路、(22)は該フリップフロップ
回路(21)の出力を受け、呼出し信号に対応した出力で
あるかないかを識別する識別回路で呼出し信号に対応し
た出力を受けた時のみ出力信号を出すようにしている。
(23)は前記識別回路(22)の出力信号を受け動作する
フックスイッチリレーで前記第1フックスイッチ(7)
及び第2フックスイッチ(8)を閉結状態にし、電話回
線をオフフック状態にする。なお本考案ではフォトカプ
ラ(18)により電源供給ラインと分離されていると共に
第1、第2コンパレーター(11),(12)の接続関係で
前記両極電源回路(17)より出される電圧は電話回線を
干渉しないようにしてある。
以上の構成による呼出し信号検出回路の動作について説
明する。第1図に示された状態はオンフック状態で、斯
かる状態において電話回線より、第2図(a)のような
連続信号を有する呼出し信号(16Hz)が電話回線のオン
フック電圧48Vに重畳されて接続端子(1)に加わって
くるとコンデンサー(6)により直流成分は除かれ、交
流成分、いわゆる第2図(a)の信号のみが第1抵抗
(3)、ライントランス(2)、第2抵抗(4)、第3
抵抗(5)に加わり、各インピーダンスに対応した交流
電圧を生じる。斯かる状態において、第3抵抗(5)に
生じた交流電圧は正電圧、負電圧を交互に繰り返す入力
信号で第1コンパレーター(11)、第2コンパレーター
(12)に加わる。該第1コンパレーター(11)は両極電
源回路(17)の第1端子(17a)より出力される正の電
圧が第1基準抵抗(13)、第2基準抵抗(14)に加わ
り、分率によって設定された第1基準電圧と入力して来
た交流電圧とを比較し、該交流電圧が前記第1基準電圧
より低い電圧の時のみ出力部に「H」電位を表わし、ま
た該第2コンパレーター(12)は両極電源回路(17)の
第2端子(17b)より出力される負の電圧が第3基準抵
抗(15)、第4基準抵抗(16)に加わり、分率によって
設定された第2基準電圧と、入力して来た交流電圧とを
比較し、該交流電圧が前記第2基準電圧より高い電圧の
時のみ「H」電位を表わすようにしている。斯かる状態
において第1コンパレーター(11)、第2コンパレータ
ー(12)の出力部に表われ、AND条件においてフォトカ
プラ(18)のフォトダイオード(19)に印加する信号は
第2図(b)に示すような交流電圧の周波数の倍の周波
数を有する方形波信号となり、該方形波信号のLレベル
の信号を受けた時のみフォトダイオード(19)は発光す
るようになっている。よって該フォトダイオード(19)
の発光動作を受けたフォトトランジスタ(20)は、該フ
ォトダイオード(19)の発光に対応してオン状態にな
り、フリップフロップ回路(21)に対して「L」電位の
信号に加えるようにし、前記フォトダイオード(19)に
印加した方形波信号に対応する信号を加えている。それ
によりフリップフロップ回路(21)は第2図(c)に示
すように前記第2図のBの立上がり時に変化を生じ、入
力信号としての交流電圧の周波数と同じ周波数の方形波
の信号を識別回路(22)に対し出力する。該識別回路
(22)ではフリップフロップ回路(21)よりの出力を受
け、該出力の周波数を検出し、設定された呼出し信号の
周波数と比較し、識別を行なうと該出力の周波数は設定
した呼出し信号の周波数に一致してしまい出力信号を出
す。該出力信号はフックスイッチリレー(23)に加わ
り、該フックスイッチリレー(23)を起動させて、第
1、第2フックスイッチ(7),(8)を閉結にさせる
と共に電話装置回路(9)を動作状態にし呼出し者に対
し、応答用メッセージを送出する。そして以下は留守番
電話動作が行なわれる。
(ト)考案の効果 本考案の呼出し信号検出回路は呼出し信号の着信に対応
して、電話回線に設けた抵抗より発光する交流電圧を第
1、第2コンパレーターに加えて伝送信号に変換し該信
号をフォトカプラにてフリップフロップ回路に伝送し、
該フリップフロップ回路にて識別信号に変換され、該変
換された識別信号も識別回路に加え、識別回路にて識別
信号を検出することにより呼出し信号の着信が検出でき
るにしたため、前記電話回線に直接接続しての呼出し信
号の検出ができ、該呼出し信号が多少ばらついたとして
も呼出し信号の着信の有無は確実に検出することができ
るようになった。さらにフォトカプラを用いて伝送信号
をフリップフロップ回路に伝送するようにしたため、フ
リップフロップ回路等の動作を行なう動作電源で前記電
話回線に対し干渉するのを防止できるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の呼出し信号検出回路の一実施例を示す
回路図、第2図は第1図における任意の回路の出力信号
を示す波形図である。 主な図番の説明 (5)……第3抵抗、(6)……コンデンサー、(11)
……第1コンパレーター、(12)……第2コンパレータ
ー、(19)……フォトダイオード、(20)……フォトト
ランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線を介し、送られてくる信号より交
    流信号を取り出すコンデンサーと、該交流信号を受けて
    交流電圧を生じる抵抗と、該抵抗に接続し、生じた交流
    電圧と第1基準電圧との比較動作を行なう第1コンパレ
    ーターと、前記抵抗に接続し、生じた交流電圧と第2基
    準電圧との比較動作を行なう第2コンパレーターと、該
    第1コンパレーターと第2コンパレーターの出力部に接
    続し、該両出力部に生じる電位に対応し発光動作を行な
    うフォトダイオードと、該フォトダイオードの発光動作
    に対応して出力信号を出すフォトトランジスタと、該フ
    ォトトランジスタの出力信号にて制御され、識別信号を
    出力するフリップフロップ回路と、該フリップフロップ
    回路よりの識別信号を識別し、呼出し信号の着信を検出
    する識別回路とを備えたことを特徴とする呼出し信号検
    出回路。
JP5619287U 1987-04-14 1987-04-14 呼出し信号検出回路 Expired - Lifetime JPH0741236Y2 (ja)

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