JPH084762Y2 - 着信ベル信号検出回路 - Google Patents
着信ベル信号検出回路Info
- Publication number
- JPH084762Y2 JPH084762Y2 JP1988161541U JP16154188U JPH084762Y2 JP H084762 Y2 JPH084762 Y2 JP H084762Y2 JP 1988161541 U JP1988161541 U JP 1988161541U JP 16154188 U JP16154188 U JP 16154188U JP H084762 Y2 JPH084762 Y2 JP H084762Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- bell
- ringing
- detection circuit
- incoming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、着信ベル信号に基いて生成されたベル鳴動
信号がマッチングトランスを介して、受話を行うスピー
カに導かれるように構成された電話機に係り、より詳細
には、マッチングトランスを介して導かれたベル鳴動信
号の検出を行う着信ベル信号検出回路に関する。
信号がマッチングトランスを介して、受話を行うスピー
カに導かれるように構成された電話機に係り、より詳細
には、マッチングトランスを介して導かれたベル鳴動信
号の検出を行う着信ベル信号検出回路に関する。
(従来の技術) 従来の電話機においては、着信を知らせるためにベル
を鳴らす構成としたものが一般的であった。ところが最
近では、受話器とは別に設けられたスピーカにより、着
信を知らせる電話機が普及している。
を鳴らす構成としたものが一般的であった。ところが最
近では、受話器とは別に設けられたスピーカにより、着
信を知らせる電話機が普及している。
上記構成の電話機では、第4図に示すように、抵抗R
31、コンデンサC31を介して、電話回線に接続されたダ
イオードブリッジ32とコンデンサC32とを用いることに
より、数10Vの電圧を有する間欠的な交流信号である着
信ベル信号から直流電圧の再生を行うとともに、この再
生された直流電圧によって呼出音発生回路33を動作さ
せ、生成されたベル鳴動信号を、マッチングトランス34
を介してスピーカ35に導くことにより、着信を知らせる
ようになっている。
31、コンデンサC31を介して、電話回線に接続されたダ
イオードブリッジ32とコンデンサC32とを用いることに
より、数10Vの電圧を有する間欠的な交流信号である着
信ベル信号から直流電圧の再生を行うとともに、この再
生された直流電圧によって呼出音発生回路33を動作さ
せ、生成されたベル鳴動信号を、マッチングトランス34
を介してスピーカ35に導くことにより、着信を知らせる
ようになっている。
そして留守番電話等のように、着信ベル信号が送出さ
れたとき、自動で対応する必要のある機器では、呼出音
発生回路33の出力から着信ベル信号の検出を行う構成と
なっている。
れたとき、自動で対応する必要のある機器では、呼出音
発生回路33の出力から着信ベル信号の検出を行う構成と
なっている。
(考案が解決しようとする課題) 上記に説明したように、着信ベル信号の検出を行う必
要のある機器では、呼出音発生回路33の出力に基いて、
着信ベル信号の有無を示すベル検出信号を生成するので
あるが、検出を行う回路以後に接続されるブロックは、
その安全上から電話回線とは絶縁しておく必要がある。
要のある機器では、呼出音発生回路33の出力に基いて、
着信ベル信号の有無を示すベル検出信号を生成するので
あるが、検出を行う回路以後に接続されるブロックは、
その安全上から電話回線とは絶縁しておく必要がある。
そのため、呼出音発生回路33の出力から着信ベル信号
の有無を検出するに際しては、第4図に示すように、呼
出音発生回路33の出力を、フォトカプラPCを介して取り
出し、抵抗R33とコンデンサC33とからなる時定数回路
を通すことにより、ベル検出信号として次に続くブロッ
クに送出している。
の有無を検出するに際しては、第4図に示すように、呼
出音発生回路33の出力を、フォトカプラPCを介して取り
出し、抵抗R33とコンデンサC33とからなる時定数回路
を通すことにより、ベル検出信号として次に続くブロッ
クに送出している。
そのためフォトカプラPCの使用が不可欠となっている
が、回路をIC化しようとするときには、フォトカプラPC
とその他の回路とを同じチップ上に構成することは、IC
の製造上困難となるので、フォトカプラPCを別の素子と
して基板上に組み込む必要があり、製造コストが高くな
るという問題点があった。
が、回路をIC化しようとするときには、フォトカプラPC
とその他の回路とを同じチップ上に構成することは、IC
の製造上困難となるので、フォトカプラPCを別の素子と
して基板上に組み込む必要があり、製造コストが高くな
るという問題点があった。
本考案は上記課題を解決するため創案されたものであ
り、その目的は、フォトカプラを使用することなく、着
信ベル信号の有無を示すベル検出信号を電話回線から絶
縁することのできる着信ベル信号検出回路を提供するこ
とにある。
り、その目的は、フォトカプラを使用することなく、着
信ベル信号の有無を示すベル検出信号を電話回線から絶
縁することのできる着信ベル信号検出回路を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の着信ベル信号検出回路は、電話回線を通って
送られてきた着信ベル信号に基いて生成されたベル鳴動
信号が、マッチングトランスを介して、受話を行うスピ
ーカに導かれるように構成された電話機において、マッ
チングトランスを介して送出されたベル鳴動信号の検出
を行うとともに、該検出結果をベル検出信号として送出
するベル信号検出回路が設けられ、該ベル信号検出回路
は、前記ベル鳴動信号が入力されるコンデンサ及びダイ
オードからなる倍電圧整流回路と、該倍電圧整流回路か
ら出力される整流された信号が一方の入力端子に導かれ
るとともに、基準電圧が他方の入力端子に与えられたコ
ンパレータとで構成され、該コンパレータの出力が前記
ベル検出信号として送出されるものである。
送られてきた着信ベル信号に基いて生成されたベル鳴動
信号が、マッチングトランスを介して、受話を行うスピ
ーカに導かれるように構成された電話機において、マッ
チングトランスを介して送出されたベル鳴動信号の検出
を行うとともに、該検出結果をベル検出信号として送出
するベル信号検出回路が設けられ、該ベル信号検出回路
は、前記ベル鳴動信号が入力されるコンデンサ及びダイ
オードからなる倍電圧整流回路と、該倍電圧整流回路か
ら出力される整流された信号が一方の入力端子に導かれ
るとともに、基準電圧が他方の入力端子に与えられたコ
ンパレータとで構成され、該コンパレータの出力が前記
ベル検出信号として送出されるものである。
(作用) ベル鳴動信号は着信ベル信号に基き生成されるので、
マッチングトランスを介したベル鳴動信号の有無を検出
することは、着信ベル信号の有無を検出することに等し
い。そのため、ベル信号検出回路は、このマッチングト
ランスを介したベル鳴動信号の有無を検出し、その検出
結果をベル検出信号として出力する。また、ベル信号検
出回路は、ベル鳴動信号が入力されるコンデンサ及びダ
イオードからなる倍電圧整流回路と、該倍電圧整流回路
から出力される整流された信号が一方の入力端子に導か
れるとともに、基準電圧が他方の入力端子に与えられた
コンパレータとで構成されている。そのため、スピーカ
からの呼び出し音を小さな音量に設定した場合であって
も、外部ノイズによるコンパレータの誤動作を防止する
ことが可能になるとともに、ベル検出信号が導かれる外
部回路とのインターフェースが極めて容易なものとな
る。
マッチングトランスを介したベル鳴動信号の有無を検出
することは、着信ベル信号の有無を検出することに等し
い。そのため、ベル信号検出回路は、このマッチングト
ランスを介したベル鳴動信号の有無を検出し、その検出
結果をベル検出信号として出力する。また、ベル信号検
出回路は、ベル鳴動信号が入力されるコンデンサ及びダ
イオードからなる倍電圧整流回路と、該倍電圧整流回路
から出力される整流された信号が一方の入力端子に導か
れるとともに、基準電圧が他方の入力端子に与えられた
コンパレータとで構成されている。そのため、スピーカ
からの呼び出し音を小さな音量に設定した場合であって
も、外部ノイズによるコンパレータの誤動作を防止する
ことが可能になるとともに、ベル検出信号が導かれる外
部回路とのインターフェースが極めて容易なものとな
る。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例の電気的構成を示すブロッ
ク線図である。
ク線図である。
同図において、電話回線21は、ダイオードブリッジD
11の交流入力に直接導かれるとともに、抵抗R11および
コンデンサC11を介してダイオードブリッジD12の交流
入力に導かれている。
11の交流入力に直接導かれるとともに、抵抗R11および
コンデンサC11を介してダイオードブリッジD12の交流
入力に導かれている。
そしてダイオードブリッジD11の出力はスピーチネッ
トワーク11に導かれ、このスピーチネットワーク11の出
力は拡声受話増幅器16に送出されている。そしてこの拡
声受話増幅器16の出力は、コンデンサC13を介して、一
方の端子が接地されたスピーカ14の他方の端子に導かれ
ている。
トワーク11に導かれ、このスピーチネットワーク11の出
力は拡声受話増幅器16に送出されている。そしてこの拡
声受話増幅器16の出力は、コンデンサC13を介して、一
方の端子が接地されたスピーカ14の他方の端子に導かれ
ている。
ダイオードブリッジD12の出力には、整流された電流
の平滑を行うために設けられたコンデンサC12と呼出音
発生回路12とが並列に接続され、呼出音発生回路12の出
力であるベル鳴動信号12aはマッチングトランス13の一
次巻線に接続されている。そして二次巻線は、その一方
の端子が接地され、他方の端子はスピーカ14に接続され
ている。
の平滑を行うために設けられたコンデンサC12と呼出音
発生回路12とが並列に接続され、呼出音発生回路12の出
力であるベル鳴動信号12aはマッチングトランス13の一
次巻線に接続されている。そして二次巻線は、その一方
の端子が接地され、他方の端子はスピーカ14に接続され
ている。
またマッチングトランス13の二次巻線の他方の端子
は、ベル信号検出回路15を構成するコンデンサC1の一
方の端子に接続され、このコンデンサC1の他方の端子
は、アノードが接地されたダイオードD2のカソード
と、ダイオードD1のアノードに接続されている。そし
てダイオードD1のカソードは、一方の端子が接地され
たコンデンサC2の他方の端子とコンパレータ152のプラ
ス入力に導かれている。またコンパレータ152のマイナ
ス入力には、基準電圧Vccが導かれ、その出力は、ベル
検出信号15aとして外部に送出されている。
は、ベル信号検出回路15を構成するコンデンサC1の一
方の端子に接続され、このコンデンサC1の他方の端子
は、アノードが接地されたダイオードD2のカソード
と、ダイオードD1のアノードに接続されている。そし
てダイオードD1のカソードは、一方の端子が接地され
たコンデンサC2の他方の端子とコンパレータ152のプラ
ス入力に導かれている。またコンパレータ152のマイナ
ス入力には、基準電圧Vccが導かれ、その出力は、ベル
検出信号15aとして外部に送出されている。
以上の構成からなる本考案の一実施例の動作について
以下に説明する。
以下に説明する。
ダイオードブリッジD12により電圧が印加されたと
き、呼出音発生回路12はベル鳴動信号12aを送出するよ
うになっている。このため、電話回線21とダイオードブ
リッジD12との間に挿入された抵抗R11、およびコンデ
ンサC11は、電話回線21に常時印加されている直流電圧
により、呼出音発生回路12からベル鳴動信号12aが送出
されるという誤動作を禁止するとともに、その電圧が数
10V、周波数が約16Hzの信号が間欠的に現れる着信ベル
信号のみをダイオードブリッジD12に導く役割を果たし
ている。
き、呼出音発生回路12はベル鳴動信号12aを送出するよ
うになっている。このため、電話回線21とダイオードブ
リッジD12との間に挿入された抵抗R11、およびコンデ
ンサC11は、電話回線21に常時印加されている直流電圧
により、呼出音発生回路12からベル鳴動信号12aが送出
されるという誤動作を禁止するとともに、その電圧が数
10V、周波数が約16Hzの信号が間欠的に現れる着信ベル
信号のみをダイオードブリッジD12に導く役割を果たし
ている。
以上のように、呼出音発生回路12は、その動作電力源
を電話回線21から供給される関係にあるので、ベル鳴動
信号12aは電話回線21に対して非絶縁の関係にあるが、
マッチングトランス13を介したスピーカ14は、マッチン
グトランス13により直流的には絶縁された関係となって
いる。
を電話回線21から供給される関係にあるので、ベル鳴動
信号12aは電話回線21に対して非絶縁の関係にあるが、
マッチングトランス13を介したスピーカ14は、マッチン
グトランス13により直流的には絶縁された関係となって
いる。
第2図は、主要な信号の波形を示す説明図であり、以
下においては同図を必要に応じて参照しつつ説明を進め
る。
下においては同図を必要に応じて参照しつつ説明を進め
る。
電話回線21によって導かれ、ダイオードブリッジD12
に与えられる着信ベル信号21aは、期間t11にのみ交流
信号21a′(電圧は数10V、周波数は約16Hz)が現れる波
形となっており、またコンデンサC12の容量は、16Hzの
周波数に対しては平滑的に働き、交流信号21a′が現れ
ない期間t12においては放電状態となる値が採用されて
いることから、呼出音発生回路12には、期間t11にのみ
直流電圧が印加されることになる。
に与えられる着信ベル信号21aは、期間t11にのみ交流
信号21a′(電圧は数10V、周波数は約16Hz)が現れる波
形となっており、またコンデンサC12の容量は、16Hzの
周波数に対しては平滑的に働き、交流信号21a′が現れ
ない期間t12においては放電状態となる値が採用されて
いることから、呼出音発生回路12には、期間t11にのみ
直流電圧が印加されることになる。
そのため、呼出音発生回路12からは、期間t11におい
てのみ、数100Hz程度の交流波形12a′であるベル鳴動信
号12aが送出され、マッチングトランス13に導かれる。
てのみ、数100Hz程度の交流波形12a′であるベル鳴動信
号12aが送出され、マッチングトランス13に導かれる。
このベル鳴動信号12aは、マッチングトランス13を介
してスピーカ14に導かれるので、スピーカ14からは呼び
出し音が流れる。またマッチングトランス13を介したベ
ル鳴動信号12aはベル信号検出回路15にも導かれる。
してスピーカ14に導かれるので、スピーカ14からは呼び
出し音が流れる。またマッチングトランス13を介したベ
ル鳴動信号12aはベル信号検出回路15にも導かれる。
2つのコンデンサC1,C2と2つのダイオードD1,D2と
により構成されたベル信号検出回路15の入力部は、倍電
圧整流回路を構成していることから、その出力15bに
は、期間t11において、マッチングトランス13を介した
ベル鳴動信号12aを倍電圧整流した波形15b′が現れる。
により構成されたベル信号検出回路15の入力部は、倍電
圧整流回路を構成していることから、その出力15bに
は、期間t11において、マッチングトランス13を介した
ベル鳴動信号12aを倍電圧整流した波形15b′が現れる。
この波形15b′は、外部とのインターフェース用とし
ては、そのインピーダンスや電圧レベルが最適でないた
め、波形15b′の電圧V11の約半分の電圧が基準電圧V
ccとして与えられたコンパレータ152を介することによ
り、外部の回路に適合するレベルのベル検出信号15aと
して、その出力を行っている。
ては、そのインピーダンスや電圧レベルが最適でないた
め、波形15b′の電圧V11の約半分の電圧が基準電圧V
ccとして与えられたコンパレータ152を介することによ
り、外部の回路に適合するレベルのベル検出信号15aと
して、その出力を行っている。
つまりベル検出信号15aは、着信ベル信号が無いとき
には「L」レベルに留まる信号となる一方、着信ベル信
号が導かれたときには、「L」レベル15a′と「H」レ
ベル15a″とが交互に現れる信号となる。
には「L」レベルに留まる信号となる一方、着信ベル信
号が導かれたときには、「L」レベル15a′と「H」レ
ベル15a″とが交互に現れる信号となる。
ダイオードブリッジD11を介して電話回線21が接続さ
れたスピーチネットワーク11は、電話回線21を用いて送
受話を行っているとき、相手側から送出される音声信号
のみを拡声受話増幅器16に導くネットワークである。そ
のため、スピーカ14からは、相手側からの音声のみが再
生され、自らの側の音声信号はスピーカ14によっては再
生されない。
れたスピーチネットワーク11は、電話回線21を用いて送
受話を行っているとき、相手側から送出される音声信号
のみを拡声受話増幅器16に導くネットワークである。そ
のため、スピーカ14からは、相手側からの音声のみが再
生され、自らの側の音声信号はスピーカ14によっては再
生されない。
以上説明したように、本実施例におけるベル信号検出
回路15は、その入力部に倍電圧整流回路を用いるととも
に、整流された信号15bをコンパレータ152に導く構成と
しているので、スピーカ14からの呼び出し音を小さな音
量に設定した場合であっても、外部ノイズによるコンパ
レータ152の誤動作を防止することが可能になるととも
に、ベル検出信号15aが導かれる外部回路とのインター
フェースを極めて容易なものとしている。
回路15は、その入力部に倍電圧整流回路を用いるととも
に、整流された信号15bをコンパレータ152に導く構成と
しているので、スピーカ14からの呼び出し音を小さな音
量に設定した場合であっても、外部ノイズによるコンパ
レータ152の誤動作を防止することが可能になるととも
に、ベル検出信号15aが導かれる外部回路とのインター
フェースを極めて容易なものとしている。
なお、本考案は上記実施例に限定されず、ベル信号検
出回路15の入力部については、第3図に示すように、ダ
イオードD2とコンデンサC1とを省略し、ダイオードD
1とコンデンサC2とにより構成することが可能である。
出回路15の入力部については、第3図に示すように、ダ
イオードD2とコンデンサC1とを省略し、ダイオードD
1とコンデンサC2とにより構成することが可能である。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案によれば、着信のあること
を知らせるベル鳴動信号をスピーカに導くに際し、ベル
鳴動信号の生成部とスピーカとの間に挿入されるマッチ
ングトランスのスピーカ側の端子の信号に基き、ベル信
号検出回路によって、着信ベル信号の有無を示すベル検
出信号を生成しているので、フォトカプラを用いること
なく、着信ベル信号の有無を示す検出信号を電話回線か
ら絶縁することが可能になる。また、ベル信号検出回路
は、ベル鳴動信号を入力とするコンデンサ及びダイオー
ドからなる倍電圧整流回路と、この倍電圧整流回路から
出力される整流された信号を一方の入力端子に導くとと
もに、他方の入力端子に基準電圧が与えられたコンパレ
ータとで構成しているので、スピーカからの呼び出し音
を小さな音量に設定した場合であっても、外部ノイズに
よるコンパレータの誤動作を防止することが可能になる
とともに、ベル検出信号が導かれる外部回路とのインタ
ーフェースが極めて容易なものとなるという効果を奏す
る。
を知らせるベル鳴動信号をスピーカに導くに際し、ベル
鳴動信号の生成部とスピーカとの間に挿入されるマッチ
ングトランスのスピーカ側の端子の信号に基き、ベル信
号検出回路によって、着信ベル信号の有無を示すベル検
出信号を生成しているので、フォトカプラを用いること
なく、着信ベル信号の有無を示す検出信号を電話回線か
ら絶縁することが可能になる。また、ベル信号検出回路
は、ベル鳴動信号を入力とするコンデンサ及びダイオー
ドからなる倍電圧整流回路と、この倍電圧整流回路から
出力される整流された信号を一方の入力端子に導くとと
もに、他方の入力端子に基準電圧が与えられたコンパレ
ータとで構成しているので、スピーカからの呼び出し音
を小さな音量に設定した場合であっても、外部ノイズに
よるコンパレータの誤動作を防止することが可能になる
とともに、ベル検出信号が導かれる外部回路とのインタ
ーフェースが極めて容易なものとなるという効果を奏す
る。
第1図は本考案の一実施例の電気的構成を示すブロック
線図、第2図は主要な信号の波形を示す説明図、第3図
はベル信号検出回路の変形実施例の電気的接続を示す回
路図、第4図は従来の技術の電気的構成を示すブロック
線図である。 12……呼出音発生回路 13……マッチングトランス 14……スピーカ 15……ベル信号検出回路 21……電話回線 12a……ベル鳴動信号 15a……ベル検出信号 21a……着信ベル信号
線図、第2図は主要な信号の波形を示す説明図、第3図
はベル信号検出回路の変形実施例の電気的接続を示す回
路図、第4図は従来の技術の電気的構成を示すブロック
線図である。 12……呼出音発生回路 13……マッチングトランス 14……スピーカ 15……ベル信号検出回路 21……電話回線 12a……ベル鳴動信号 15a……ベル検出信号 21a……着信ベル信号
Claims (1)
- 【請求項1】電話回線を通って送られてきた着信ベル信
号に基いて生成されたベル鳴動信号が、マッチングトラ
ンスを介して、受話を行うスピーカに導かれるように構
成された電話機において、 マッチングトランスを介して送出されたベル鳴動信号の
検出を行うとともに、該検出結果をベル検出信号として
送出するベル信号検出回路が設けられ、該ベル信号検出
回路は、前記ベル鳴動信号が入力されるコンデンサ及び
ダイオードからなる倍電圧整流回路と、該倍電圧整流回
路から出力される整流された信号が一方の入力端子に導
かれるとともに、基準電圧が他方の入力端子に与えられ
たコンパレータとで構成され、該コンパレータの出力が
前記ベル検出信号として送出されることを特徴とする着
信ベル信号検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988161541U JPH084762Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | 着信ベル信号検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988161541U JPH084762Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | 着信ベル信号検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0282149U JPH0282149U (ja) | 1990-06-25 |
JPH084762Y2 true JPH084762Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=31444569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988161541U Expired - Lifetime JPH084762Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | 着信ベル信号検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084762Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0276439A (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-15 | Nec Corp | 呼出信号検出回路 |
-
1988
- 1988-12-12 JP JP1988161541U patent/JPH084762Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0282149U (ja) | 1990-06-25 |
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