JPH09156408A - ヘッドレストの高さ位置調整具 - Google Patents

ヘッドレストの高さ位置調整具

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JPH09156408A
JPH09156408A JP7344733A JP34473395A JPH09156408A JP H09156408 A JPH09156408 A JP H09156408A JP 7344733 A JP7344733 A JP 7344733A JP 34473395 A JP34473395 A JP 34473395A JP H09156408 A JPH09156408 A JP H09156408A
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slider
spring member
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support pole
headrest
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JP7344733A
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Tetsuji Ryu
哲治 劉
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Nifco Inc
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    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/806Head-rests movable or adjustable
    • B60N2/809Head-rests movable or adjustable vertically slidable
    • B60N2/812Head-rests movable or adjustable vertically slidable characterised by their locking devices
    • B60N2/818Head-rests movable or adjustable vertically slidable characterised by their locking devices with stepwise positioning
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60N2/806Head-rests movable or adjustable
    • B60N2/809Head-rests movable or adjustable vertically slidable
    • B60N2/812Head-rests movable or adjustable vertically slidable characterised by their locking devices
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    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/897Head-rests with sleeves located in the back-rest for guiding the rods of the head-rest

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要最低限の部品点数をもって、しかも、容
易かつ確実に組み立てることの可能なヘッドレストの高
さ位置調整具を提供。 【解決手段】 ヘッドレストの支持ポールPの差し入れ
穴12bを有する頭部12を備える本体10と、差し入
れ穴21を本体10の差し入れ穴12bに連通させるよ
うに頭部12に移動可能に組み付けられるスライダ20
と、支持ポールPを挟み込むように屈曲されたバネ材3
0とを備える。スライダ20には、バネ材30を収める
嵌込み凹部22と、スライダ20を移動させることによ
り、バネ材30の一端側30’aに当接してこの一端側
30’aをバネ材30の他端側に対して弾性的に引き離
す当接部24とが設けてある。本体10の頭部12とス
ライダ20との向き合う側には、スライダ20の移動方
向に沿った案内溝12cと、この案内溝12cに挿入、
係合される弾性係合片25とが設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のシート
に備えられるヘッドレストの高さ位置調整具の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】ヘッドレストを自動車のシートの着座者
の頭部の位置に合わせて、高さ調節可能に当該シートの
バックシートに組み付ける機構の典型例として、実公昭
51−24664に示される車輛用ヘッドレストがあ
る。
【0003】かかる車輛用ヘッドレストは、ヘッドレス
トの支持棒を案内する筒状をなす案内部を備えると共
に、この案内部の一端部に当該支持棒を所定の位置で保
持する係合保持部を備えている。そして、この係合保持
部を、前記支持棒の差し入れ穴を上下方向に向けて備え
たケース体と、該ケース体の差し入れ穴に連通される該
支持棒の差し入れ穴を備えると共に、このケース体内に
おいて前記支持棒の軸線に直交する向きに移動可能に収
められた係合板と、この係合板を当該支持棒に設けられ
た凹陥部に係合させる向きに付勢させるバネとから構成
している。
【0004】したがって、かかる車輛用ヘッドレストに
あっては、前記係合板を前記バネの付勢に抗して前記ケ
ース体内に押し込み操作することにより、前記支持棒の
凹陥部と当該係合板との係合を解いて、該支持棒を前記
案内部内より適宜の寸法抜き出させ、あるいはまた、該
支持棒を該案内部内に適宜の寸法差し入れて、バックシ
ートの上端部からの当該支持棒の突き出し寸法を調整す
ることできると共に、この調整後、前記係合板の押し込
みを止めることにより、前記バネの付勢により前記係合
板を再び前記支持棒の凹陥部と係合し合う位置まで移動
させて係合し直させることができ、これにより、前記バ
ックシートの上端部からのヘッドレストの高さ位置の適
宜の調整が可能となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、かかる従来
の車輛用ヘッドレストにあっては、前記係合保持部を構
成する前記ケース体に対して前記係合板を組み付けるに
あたり、当該ケース体における該係合板の差し込み奥側
にある内壁と、当該係合板の突き出し端に設けられた操
作片との間に前記バネが介装されるように、このバネを
前記ケース体内にあらかじめセッティングした後、該ケ
ース体の側方より前記係合板を差し入れることを要して
いた。このため、かかる従来の車輛用ヘッドレストにお
いては、特に、かかる係合保持部の組み付け作業をスム
ースに行い難いものであった。
【0006】また、前記実公昭51−24664公報記
載の図面に示されるように、かかる従来の車輛用ヘッド
レストにあっては、前記係合板を付勢させる前記バネを
前記支持棒の差し入れ穴を挟んだ両側に要するものであ
り、この結果、前記係合保持部の構成部品として、最低
限、前記ケース体と、前記係合板と、一対の前記バネを
要するものであった。
【0007】そこでこの発明は、必要最低限の部品点数
をもって、しかも、容易かつ確実に組み立てることの可
能なヘッドレストの高さ位置調整具を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、ヘッドレストの高さ位置
調整具が、シートSのシートバックSbに差し入れ、固
定される筒状をなす差し込み部11と、この差し込み部
11の一端に設けられると共に、該差し込み部11に連
通されるヘッドレストの支持ポールPの差し入れ穴12
bを有する頭部12とを備える本体10と、ヘッドレス
トの支持ポールPの差し入れ穴21を備え、かつ、この
差し入れ穴21を前記本体10の差し入れ穴12bに連
通させるように、該本体10の頭部12に移動可能に組
み付けられるスライダ20と、前記支持ポールPを挟み
込むように備えられた両端部30’、30’間の間隔が
前記支持ポールPの径よりも小さくなるように屈曲され
たバネ材30とを備える構成とすると共に、前記スライ
ダ20には、前記本体10の頭部12の頂面12a側に
向き合う側に、前記バネ材30の両端部30’、30’
間の空間31’と、該スライダ20及び該本体10の差
し込み穴12b、21とが連なるように、該バネ材30
を収める嵌込み凹部22と、前記バネ材30の両端部3
0’、30’間に挟み付けられるように前記スライダ2
0及び前記本体10の差し込み穴12b、21に前記支
持ポールPを差し入れた状態において、該スライダ20
を移動させることにより、該バネ材30の一端側30’
aに当接してこの一端側30’aを該支持ポールPに接
する該バネ材30の他端側に対して弾性的に引き離す当
接部24が設けてあり、さらに、前記本体10の頭部1
2と前記スライダ20との向き合う側には、スライダ2
0の移動方向に沿った案内溝12cと、この案内溝12
cに挿入、係合される弾性係合片25とが設けてある構
成のものとした。
【0009】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の発明にかかるヘッドレストの高さ位置調整具がさ
らに、スライダ20の嵌込み凹部22に、該嵌込み凹部
22にバネ材30を収めた際に、該バネ材30の両端部
30’、30’間を押し広げさせた状態で該両端部3
0’、30’間に収まる仮留め突部23を備えた構成の
ものとした。
【0010】また、請求項3記載の発明では、請求項2
記載のヘッドレストの高さ位置調整具がさらに、スライ
ダ20の嵌込み凹部22に設けられた仮留め突部23の
一側部23aを、該スライダ20を移動させることによ
り、バネ材30の一端側30’aに当接してこの一端側
30’aを支持ポールPに接する該バネ材30の他端側
に対して弾性的に引き離す当接部24とする構成のもの
とした。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図18に基づい
て、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0012】なお、ここで図1は、かかる調整具の全体
構成を理解し易いように、該調整具を構成するスライダ
20と、このスライダ20の嵌込み凹部22に嵌め付け
られるバネ材30と、本体10とを分離して、斜視の状
態で示している。
【0013】また、図2は、かかる調整具を側面から見
た状態で、また図5は、かかる調整具をシートSのシー
トバックSbに組み付けた状態を該シートバックSb及
びかかる調整具を縦断面の状態として示している。
【0014】また、図3は、前記支持ポールPに対する
前記バネ材30の係合を解除していない状態を前記調整
具の上方から見た状態で、また、図4は、当該支持ポー
ルPに対する前記バネ材30の係合を解除したスライダ
20の移動終了状態を当該調整具の上方から見た状態
で、それぞれ示している。
【0015】また、図6ないし図10は、前記スライダ
20の構成を理解し易いように、該スライダ20を前記
バネ材30の嵌込み凹部22が設けられていない側から
見た状態で(図6)、また、該スライダ20の側方から
見た状態で(図7)、また断面にした状態で(図9、図
10)、また、前記嵌込み凹部22が設けられている側
から見た状態で(図8)、それぞれ示している。
【0016】また、図11ないし図18は、前記本体1
0の構成を理解し易いように、該本体10側方から見た
状態で(図11)、また、該本体10における頭部12
の頂面12a側から見た状態で(図12)、また、該本
体10を縦断面の状態で(図13)、また、該本体10
を横断面の状態として(図15、図16、図17、図1
8)、さらには、該本体10の要部を拡大した状態で
(図14)、それぞれ示している。
【0017】この実施の形態にかかるヘッドレストの高
さ位置調整具は、シートSのシートバックSbに差し入
れ、固定される筒状をなす差し込み部11と、この差し
込み部11の一端に設けられると共に、該差し込み部1
1に連通されるヘッドレストの支持ポールPの差し入れ
穴12bを有する頭部12とを備える本体10と、ヘッ
ドレストの支持ポールPの差し入れ穴21を備え、か
つ、この差し入れ穴21を前記本体10の差し入れ穴1
2bに連通させるように、該本体10の頭部12に移動
可能に組み付けられるスライダ20と、前記支持ポール
Pを挟み込むように備えられた両端部30’、30’間
の間隔が前記支持ポールPの径よりも小さくなるように
屈曲されたバネ材30とを備える構成とすると共に、前
記スライダ20には、前記本体10の頭部12の頂面1
2a側に向き合う側に、前記バネ材30の両端部3
0’、30’間の空間と、該スライダ20及び該本体1
0の差し込み穴12b、21とが連なるように、該バネ
材30を収める嵌込み凹部22と、前記バネ材30の両
端部30’、30’間に挟み付けられるように前記スラ
イダ20及び前記本体10の差し込み穴12b、21に
前記支持ポールPを差し入れた状態において、該スライ
ダ20を移動させることにより、該バネ材30の一端側
30’aに当接してこの一端側30’aを該支持ポール
Pに接する該バネ材30の他端側に対して弾性的に引き
離す当接部24が設けてある構成を備えている。
【0018】したがって、この実施の形態にかかるヘッ
ドレストの高さ位置調整具によれば、前記スライダ20
及び本体10の差し込み穴12b、21に差し込まれた
ヘッドレストの支持ポールPを、前記バネ材30の両端
部30’、30’間で挟み付けて、該挟み付け位置より
下方に支持ポールPが移動しないように、該支持ポール
Pを前記シートバックSbに組み付けることができる。
【0019】より具体的には、前記支持ポールPの軸方
向に向けて互いに略等しい間隔を開けて設けられた複数
の位置決め凹部Ph、Ph…のいずれか一つに前記バネ
材30の一端側30’aにある端部30’を収め入れ、
係合させた状態で該バネ材30により該支持ポールPを
挟み付けることにより、該挟み付け位置より下方に支持
ポールPが移動しないように、該支持ポールPを前記シ
ートバックSbに組み付けることができる。
【0020】また、前記スライダ20を移動操作させる
ことにより、このスライダ20の前記当接部24を前記
バネ材30の一端側30’aに当接させて、このバネ材
30の一端側30’aを前記支持ポールPに接する他端
側に対して弾性的に引き離して、前記支持ポールPの位
置決め凹部と該バネ材30の一端部30’との係合を解
いて、該支持ポールPを前記本体10の差し込み部11
内より適宜の寸法抜き出させ、あるいはまた、該支持ポ
ールPを該差し込み部11内に適宜の寸法差し入れて、
シートバックSbの上端部からの当該支持ポールPの突
き出し寸法を調整することでき、この調整後、前記スラ
イダ20の移動操作を止めることにより、弾性的に引き
離された前記バネ材30の一端側30’aと他端側を再
び近接させて前記支持ポールPの位置決め凹部Phと該
バネ材30の一端部とを係合し直させることができる。
これにより、前記シートバックSbの上端部からのヘッ
ドレストの高さ位置の適宜の調整を行うことができる。
【0021】すなわち、この実施の形態にかかるヘッド
レストの高さ位置調整具によれば、前記本体10と、前
記スライダ20と、前記バネ材30との3パーツによ
り、前記シートバックSbの上端部からの高さ位置を適
宜調整可能な状態で、前記ヘッドレストを該シートバッ
クSbに組み付けることができる。
【0022】また、この実施の形態にかかるヘッドレス
トの高さ位置調整具にあっては、前記スライダ20にお
ける前記本体10の頭部12の頂面12a側に向き合う
側に、前記バネ材30の両端部30’、30’間の空間
31’と、該スライダ20及び該本体10の差し込み穴
12b、21とが連なるように、該バネ材30を収める
嵌込み凹部22を備えると共に、前記本体10の頭部1
2と前記スライダ20との向き合う側には、スライダ2
0の移動方向に沿った案内溝12cと、この案内溝12
cに挿入、係合される弾性係合片25とが設けてある構
成を備えている。
【0023】かかる構成により、この実施の形態にかか
るヘッドレストの高さ位置調整具にあっては、前記スラ
イダ20の前記嵌込み凹部22に前記バネ材30を嵌込
んだ状態で、該バネ材30の該スライダ20からの脱落
などに配慮することなく、該スライダ20と前記本体1
0の頭部12との向き合う側に設けられた前記案内溝1
2cに前記弾性係合片25を挿入して、係合させるよう
に、該スライダ20を該本体10の頭部12の頂面12
a側に対し上方より組み付けることにより、該スライダ
20が該案内溝12cの延設方向に向けて移動可能とさ
れる状態に、ワンタッチで前記本体10の頭部12に対
して前記スライダ20および前記バネ材30を組み付け
ることができる。
【0024】なお、前記案内溝12cおよび前記弾性係
合片25は、前記スライダ20と前記本体10の頭部1
2との向き合う側に設けられてあれば、例えば、該スラ
イダ20に弾性係合片25を設けると共に該本体10の
頭部12に案内溝12cを設ける構成としてあっても、
また、該スライダ20に案内溝12cを設けると共に該
本体10の頭部12に弾性係合片25を設ける構成とし
てあっても良い。
【0025】また、前記実施の形態にかかるヘッドレス
トの高さ位置調整具におけるスライダ20の嵌込み凹部
22に、該嵌込み凹部22にバネ材30を収めた際に、
該バネ材30の両端部30’、30’間を押し広げさせ
た状態で該両端部30’、30’間に収まる仮留め突部
23を備えた構成とすることが、この発明の最良の実施
の形態の一つとされる。
【0026】かかる構成によれば、前記バネ材30の両
端部30’、30’間に前記仮留め突部23が収まるよ
うに、前記嵌込み凹部22に前記バネ材30を嵌込むこ
とにより、該バネ材30の該スライダ20からの脱落な
どに配慮することなく、該スライダ20を該本体10の
頭部12の頂面12a側に対し上方より組み付けること
により、ワンタッチで前記本体10の頭部12に対して
前記スライダ20および前記バネ材30の組み付けをな
すことができる。
【0027】また、前記実施の形態にかかるヘッドレス
トの高さ位置調整具におけるスライダ20の嵌込み凹部
22に設けられた仮留め突部23の一側部23aを、該
スライダ20を移動させることにより、バネ材30の一
端側30’aに当接してこの一端側30’aを支持ポー
ルPに接する該バネ材30の他端側に対して弾性的に引
き離す当接部24とすることが、この発明の最良の実施
の形態の一つとされる。
【0028】かかる構成によれば、前記バネ材30が正
確に成形・用意されていなくとも、前記スライダ20の
移動により、かかるバネ材30の一端側30’aに、こ
のバネ材30の両端部30’、30’間に収められる前
記仮留め突部23の一側部23aを確実に当接させるこ
とができ、スライダ20の移動に伴うバネ材30の一端
部30’と前記支持ポールPの位置決め凹部Phとの係
合状態の解除を安定的に行うことができる特長を有す
る。
【0029】以下、図1ないし図18に示されるヘッド
レストの高さ位置調整具について、詳細に説明する。
【0030】この実施の形態にかかる調整具は、シート
SのシートバックSbに差し入れ、固定される筒状をな
す差し込み部11と頭部12とを備えた本体10と、こ
の本体10の頭部12に移動可能に組み付けられるスラ
イダ20と、ヘッドレストの支持ポールPを挾み込むバ
ネ材30とを主体に構成してある。
【0031】先ず、前記本体10における頭部12は、
前記筒状をなす差し込み部11の一端部に、該差し込み
部11の筒軸を巡る向きにあって、かつ、該筒軸に対し
て略直交する向きに突き出す鍔状に構成してある。
【0032】この頭部12は、その略中央部に、前記差
し込み部11の内部空間に連通されるヘッドレストの支
持ポールPの差し入れ穴12bを備えている。また、こ
の頭部12は、前記差し込み部11に接し合わない側の
面、すなわち、該頭部12の頂面12aを前記差し込み
部11の筒軸に略直交する向きの平坦面としており、こ
の頂面12aに沿って前記スライダ20を移動可能に組
み付ける構成としてある。
【0033】一方、前記スライダ20は、この実施の形
態にあっては、略中央部に、このスライダ20の移動方
向に沿った長穴状をなす前記ヘッドレストの支持ポール
Pの差し入れ穴21が透設された板状に構成してある。
【0034】このスライダ20の一面側には、前記差し
入れ穴21を巡るように、前記バネ材30の嵌込み凹部
22が設けてある。
【0035】このスライダ20の嵌込み凹部22に収め
られる前記バネ材30は、この実施の形態にあっては、
両端部30’、30’間の間隔が前記支持ポールPの径
よりも小さくなるように屈曲された金属製の棒状体とし
て構成してある。
【0036】すなわち、かかるバネ材30は、前記支持
ポールPの径よりも狭い間隔を開けて略平行に配される
一対の挾持部31、31と、この一対の挾持部31、3
1を連結すると共に、該挾持部31に対し略直交する向
きに配される連結部32とを備えるように屈曲された構
成としてある。
【0037】そして、かかるバネ材30は、前記スライ
ダ20の嵌込み凹部22に対して、前記本体10の頭部
12に組み付けられたこのスライダ20の移動方向に略
直交する向きに前記一対の挾持部31、31を位置さ
せ、かつ、この一対の挾持部31、31間の空間31’
が当該スライダ20における前記差し入れ穴に連ならせ
るように、嵌め付け、収められる。
【0038】すなわち、この実施の形態にあっては、前
記スライダ20の嵌込み凹部22におけるこの嵌込み凹
部22に収められる前記バネ材30の前記一対の挾持部
31、31の先端側が位置される箇所に、該嵌込み凹部
22の内側に向けて突き出す仮留め突部23が設けてあ
る。そして、この仮留め突部23における前記スライダ
20の移動方向に直交する向きにある両側部23a、2
3b間の寸法が、前記バネ材30の一対の挾持部31、
31間の寸法よりもやや大きく構成してあり、前記嵌込
み凹部22に当該バネ材30を収めた際に、この仮留め
突部23が該バネ材30の一対の挾持部31、31間を
押し広げさせた状態で該挾持部31、31間、すなわ
ち、該バネ材30の両端部30’、30’間に収まり、
これにより前記嵌込み凹部22に前記のように収め入れ
られたバネ材30が該嵌込み凹部22内から脱落しない
ように該嵌込み凹部22に嵌め付けられる構成としてあ
る。
【0039】また、前記スライダ20には、このスライ
ダ20の移動方向に沿った両側部に、該スライダ20の
前記嵌込み凹部22が設けられている面に対して略直交
する向きに突き出すと共に、前記移動方向に広幅側の板
面を沿わせた一対の弾性係合片25、25が設けてあ
る。この一対の弾性係合片25、25はそれぞれその先
端部に、該スライダ20の外側に向けて突き出す係合爪
25aを備えている。
【0040】一方、前記本体10の頭部12は、この頭
部12における前記ヘッドレストの支持ポールPの差し
入れ穴12bを挟んだ対向位置にある両側部に、一対の
側板部12d、12dを備えている。この一対の側板部
12d、12dは、互いに向き合う側にそれぞれ、前記
スライダ20の移動方向に沿った案内壁面12d’を備
えており、この一対の案内壁面12d’、12d’間の
間隔が前記スライダ20の移動方向に直交する側の幅寸
法に対してやや大きい寸法としてある。また、この側板
部12dの基部に位置する前記頭部12には、該側板部
12dの前記案内壁面12d’に連設する溝壁12c’
を備えると共に、前記スライダ20の移動方向に沿った
長穴状をなす案内溝12cが該頭部12の頂面12a側
から下面側に向けて透設してある。この案内溝12c
は、前記スライダ20に設けられた弾性係合片25が収
められる幅寸法に構成してあると共に、該弾性係合片2
5の該スライダ20の移動方向に沿った寸法よりも長さ
寸法を大きくするように構成してある。そして、この実
施の形態においては、前記頭部12の下面に、該頭部1
2の側端から前記案内溝12cに亘る凹部12eが、前
記側板部12dの長さ方向略中程の位置に設けてあり、
前記頭部12の頂面12a側からこの凹部12eに接す
る間の前記案内溝12cの溝壁12c’の寸法が、前記
スライダ20に設けられた弾性係合片25の基部から係
合爪25a先端までの寸法と略等しいものとしてある。
【0041】従って、この実施の形態にあっては、前記
嵌込み凹部22に前記バネ材30を前記のように嵌め付
けたスライダ20を、このスライダ20における一対の
前記弾性係合片25、25が前記本体10の頭部12に
おける一対の前記案内溝12c、12cにそれぞれ収め
られ、かつ、この案内溝12cと前記凹部12eとが接
し合う箇所にある該凹部面12e’に前記弾性係合片2
5の係合爪25aを係合させるようにして、前記本体1
0の頭部12に対しワンタッチで組み付けることができ
る。また、このように組み付けられたスライダ20は、
前記案内溝12cの延設方向に向けて移動させることが
でき、また、このように組み付けられたスライダ20の
前記差し込れ穴21および前記頭部12の差し入れ穴1
2bと、前記バネ材30の両端部30’、30’間の空
間31’とは、互いに連なった状態とされる。
【0042】かように構成される調整具は、前記本体1
0における差し込み部11の先端側を、該先端から前記
頭部12の側に向けて延びる一対の通し溝により、二つ
に区分した構成としてあると共に、この区分された先端
部に、頭部12の側に向き合った係合面11b’とこの
係合面11b’から先端縁に向けて内窄り状に傾斜した
傾斜面11b”とを備えた係合部11bを備えている。
【0043】そして、かかる調整具は、シートSのシー
トバックSbの上端部から該シートバックSb内に向け
て開設された取付穴Shに対し、この差し込み部11を
差し入れると共に、該シートバックSb内に設けられた
フレームFの係合穴Fhに対し前記先端部を差し入れる
ことにより、二つに区分したこの先端部を一旦内側に撓
み込ませると共に、この係合穴Fhを前記係合部11b
の係合面11b’が通り抜けた位置で該撓み込まされた
先端部を外方に弾性復帰させて、この係合部11bの係
合面11b’を前記係合穴Fhに対して係合させること
により、前記シートバックSbの上端部外面にある取付
穴Shの外面に前記頭部12下面を接しさせた状態で、
当該シートバックSbに組み付け可能なものとされてい
る。
【0044】このようにシートバックSbに組み付けら
れた調整具に対して、この調整具における前記スライダ
20の差し入れ穴21と、このスライダ20に嵌め付け
られた前記バネ材30の一対の挾持部31、31間の空
間31’と、前記本体10における頭部12の差し入れ
穴12bと、この差し入れ穴12bに連通される前記差
し込み部11の内部空間11aとを差し通すように、前
記ヘッドレストの支持ポールPをその先端側から差し入
れることにより、当該支持ポールPを備えたヘッドレス
トを前記シートバックSbに高さ位置調整可能に組み付
けることができる。
【0045】ここで、前記スライダ20に嵌め付けられ
ている前記バネ材30は、前記一対の挾持部31、31
間の間隔を、差し入れられる支持ポールPの径よりも小
さく構成されている。したがって、前記ヘッドレストの
組み付けは、当該ヘッドレストの支持ポールPの径より
も前記バネ材30の一対の挾持部31、31間の間隔が
大きくなるように前記スライダ20を移動させた状態で
なされる。
【0046】すなわち、この実施の形態にあっては、前
記スライダ20の嵌込み凹部22に嵌め付けられている
前記バネ材30の一対の挾持部31、31の一方側3
0’aが、その略中央部に前記支持ポールPの周面の一
部に倣った弧状に湾曲してあると共に、この一対の挾持
部31、31の他方側が直線状に構成してある。また、
前記本体10の頭部12には、前記湾曲状をなすバネ材
30の挾持部31bとこれに続く連設部との接し合う屈
曲部内側に位置して該湾曲状をなすバネ材30の挾持部
31bに接する固定突部12fが設けてあり、また、前
記スライダ20には当該固定突部12fが収められると
共に、この固定突部12fを収めた状態で当該スライダ
20を前記のように移動できるように、当該スライダ2
0の移動方向に沿った長溝状をなす凹部27が設けてあ
る。従って、この実施の形態にあっては、前記バネ材3
0の前記湾曲状をなす挾持部31bの側から前記直線状
をなす挾持部31aの側に向けて前記スライダ20を移
動させることにより、当該直線状をなす挟持部31aの
先端に前記仮留め突部23の一側部23aを当接部24
として当接させて、前記固定突部12fに接している前
記湾曲状をなす挾持部31bに対して当該直線状をなす
挾持部31aを弾性的に引き離し、このように引き離さ
れたバネ材30の一対の挾持部31、31間に前記支持
ポールPを差し入れることができる。また、このように
支持ポールPを差し入れた後、前記スライダ20の移動
操作を止めると、弾性的に引き離された前記バネ材30
の一対の挾持部31、31間の間隔は該バネ材30の弾
性により再び前記引き離し前の間隔に復帰されることか
ら、これにより該バネ材30の一対の挾持部31、31
間で前記支持ポールPを挾み付けて前記シートバックS
bに対するヘッドレストの組み付けをなすことができ
る。
【0047】より具体的には、図3に示されるように、
前記ヘッドレストの支持ポールPの長さ方向に向けて所
定の間隔を開けて刻設された複数の位置決め凹部Ph、
Ph…のいずれか一つに、前記バネ材30における直線
状をなす挾持部31aを収め入れ、係合させることによ
り、この直線状をなす挾持部31aと、この挾持部31
aの係合される前記位置決め凹部Phの側と反対の側に
接する湾曲状をなす挾持部31bとの間で、当該支持ポ
ールPを上下方向に向けて位置ズレを生じさせないよう
に、挾み込み状に支持することができる。
【0048】このように、一旦前記支持ポールPを前記
一対の挾持部31、31間に挾み込んだ前記バネ材30
は、当該支持ポールPの挾み込み前に比べやや当該一対
の挾持部31、31間の間隔を広げられ、前記仮留め突
部23の両側部23a、23bと一対の挾持部31、3
1との間にやや隙間を開けた状態とされる。
【0049】また、このように組み付けられたヘッドレ
ストの前記シートバックSbの上端部からの高さ位置を
調整するにあたっては、図4に示されるように、再び前
記スライダ20を前記バネ材30における一対の挾持部
31、31間の間隔が広げられるように前記のように移
動させることにより、当該一対の挾持部31、31間の
間隔を前記支持ポールPの径よりも大きくなるように弾
性的に広げさせて、前記位置決め凹部と前記バネ材30
の前記直線状をなす挾持部31aとの係合を解くことに
より、前記支持ポールPを調整具内から所望の寸法抜き
出させ、あるいはまた、所望の寸法差し入れた後、前記
スライダ20の移動操作を止めて前記一対の挾持部3
1、31間の間隔を再び弾性的に狭めさせて、前記複数
の位置決め凹部Ph、Ph…のいずれか一つに前記バネ
材30の直線状をなす挾持部31bを係合させることに
よりなすことができる。
【0050】なお、この実施の形態にあっては、前記本
体10における頭部12の頂面12aにおける前記バネ
材30の直線状をなす挾持部31aと該頭部12の端部
との間に突部12gが設けてあると共に、前記スライダ
20のこの頭部12に向き合う側の面にはこの突部12
gの収まる該スライダ20の移動方向に向けて前記突部
12gよりも幅広をなす長溝状の凹部26が設けてあ
り、この突部12gと凹部26との嵌り合いにより、前
記スライダ20の移動をより安定的に行なえるようにし
てある。
【0051】かかる構成によれば、前記バネ材30の両
端部30’、30’間に前記仮留め突部23が収まるよ
うに、前記嵌込み凹部22に前記バネ材30を嵌込むこ
とにより、該バネ材30の該スライダ20からの脱落な
どに配慮することなく、該スライダ20を該本体10の
頭部12の頂面12a側に対し上方より組み付けること
により、ワンタッチで前記本体10の頭部12に対して
前記スライダ20および前記バネ材30の組み付けをな
すことができる。
【0052】また、この実施の形態にあっては、前記の
ようにスライダ20の嵌込み凹部22に設けられた仮留
め突部23の一側部23aを、該スライダ20を移動さ
せることにより、バネ材30の一端側30’aに当接し
てこの一端側30’aを支持ポールPに接する該バネ材
30の他端側に対して弾性的に引き離す当接部24とし
ていることから、前記バネ材30が正確に成形・用意さ
れていなくとも、前記スライダ20の移動により、かか
るバネ材30の一端側30’aに、このバネ材30の両
端部30’、30’間に収められる前記仮留め突部23
の一側部23aを確実に当接させることができ、スライ
ダ20の移動に伴うバネ材30の一端部30’と前記支
持ポールPの位置決め凹部Phとの係合状態の解除を安
定的に行うことができる。
【0053】
【発明の効果】この発明にかかるヘッドレストの高さ位
置調整具は、シートSのシートバックSbに差し入れ、
固定される筒状をなす差し込み部11と、この差し込み
部11の一端に設けられると共に、該差し込み部11に
連通されるヘッドレストの支持ポールPの差し入れ穴1
2bを有する頭部12とを備える本体10と、ヘッドレ
ストの支持ポールPの差し入れ穴21を備え、かつ、こ
の差し入れ穴21を前記本体10の差し入れ穴12bに
連通させるように、該本体10の頭部12に移動可能に
組み付けられるスライダ20と、前記支持ポールPを挟
み込むように備えられた両端部30’、30’間の間隔
が前記支持ポールPの径よりも小さくなるように屈曲さ
れたバネ材30とを備える構成とすると共に、前記スラ
イダ20には、前記本体10の頭部12の頂面12a側
に向き合う側に、前記バネ材30の両端部30’、3
0’間の空間31’と、該スライダ20及び該本体10
の差し込み穴12b、21とが連なるように、該バネ材
30を収める嵌込み凹部22と、前記バネ材30の両端
部30’、30’間に挟み付けられるように前記スライ
ダ20及び前記本体10の差し込み穴12b、21に前
記支持ポールPを差し入れた状態において、該スライダ
20を移動させることにより、該バネ材30の一端側3
0’aに当接してこの一端側30’aを該支持ポールP
に接する該バネ材30の他端側に対して弾性的に引き離
す当接部24が設けてある構成を備えていることから、
前記本体10と、前記スライダ20と、前記バネ材30
との3パーツにより、前記シートバックSbの上端部か
らの高さ位置を適宜調整可能な状態で、前記ヘッドレス
トを該シートバックSbに組み付けることができる。
【0054】また、この発明にかかるヘッドレストの高
さ位置調整具にあっては、前記スライダ20における前
記本体10の頭部12の頂面12a側に向き合う側に、
前記バネ材30の両端部30’、30’間の空間31’
と、該スライダ20及び該本体10の差し込み穴12
b、21とが連なるように、該バネ材30を収める嵌込
み凹部22を備えると共に、前記本体10の頭部12と
前記スライダ20との向き合う側には、スライダ20の
移動方向に沿った案内溝12cと、この案内溝12cに
挿入、係合される弾性係合片25とが設けてある構成を
備えていることから、前記スライダ20の前記嵌込み凹
部22に前記バネ材30を嵌込んだ状態で、該バネ材3
0の該スライダ20からの脱落などに配慮することな
く、該スライダ20と前記本体10の頭部12との向き
合う側に設けられた前記案内溝12cに前記弾性係合片
25を挿入して、係合させるように、該スライダ20を
該本体10の頭部12の頂面12a側に対し上方より組
み付けることにより、該スライダ20が該案内溝12c
の延設方向に向けて移動可能とされる状態に、ワンタッ
チで前記本体10の頭部12に対して前記スライダ20
および前記バネ材30の組み付けをなすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】調整具の分解斜視図
【図2】調整具の側面図
【図3】調整具の平面図
【図4】調整具の平面図
【図5】図3におけるA−A線断面図
【図6】スライダ20の平面図
【図7】スライダ20の側面図
【図8】スライダ20の底面図
【図9】図6におけるB−B線断面図
【図10】図6におけるC−C線断面図
【図11】本体10の側面図
【図12】本体10の平面図
【図13】図12におけるH−H線断面図
【図14】図12におけるI−I線断面図
【図15】図11におけるD−D線断面図
【図16】図11におけるE−E線断面図
【図17】図11におけるF−F線断面図
【図18】図11におけるG−G線断面図
【符号の説明】
S シート Sb シートバック P 支持ポール 10 本体 11 差し込み部 12 頭部 12a 頂面 12b 差し入れ穴 12c 案内溝 20 スライダ 21 差し入れ穴 24 当接部 25 弾性係合片 30 バネ材 30’ 端部 31’ 空間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートのシートバックに差し入れ、固定
    される筒状をなす差し込み部と、この差し込み部の一端
    に設けられると共に、該差し込み部に連通されるヘッド
    レストの支持ポールの差し入れ穴を有する頭部とを備え
    る本体と、 ヘッドレストの支持ポールの差し入れ穴を備え、かつ、
    この差し入れ穴を前記本体の差し入れ穴に連通させるよ
    うに、該本体の頭部に移動可能に組み付けられるスライ
    ダと、 前記支持ポールを挟み込むように備えられた両端部間の
    間隔が前記支持ポールの径よりも小さくなるように屈曲
    されたバネ材とを備えており、 前記スライダには、前記本体の頭部の頂面側に向き合う
    側に、前記バネ材の両端部間の空間と、該スライダ及び
    該本体の差し込み穴とが連なるように、該バネ材を収め
    る嵌込み凹部が設けてあり、 かつ、前記スライダには、前記バネ材の両端部間に挟み
    付けられるように前記スライダ及び前記本体の差し込み
    穴に前記支持ポールを差し入れた状態において、該スラ
    イダを移動させることにより、該バネ材の一端側に当接
    してこの一端側を該支持ポールに接する該バネ材の他端
    側に対して弾性的に引き離す当接部が設けてあると共
    に、 前記本体の頭部と前記スライダとの向き合う側には、ス
    ライダの移動方向に沿った案内溝と、この案内溝に挿
    入、係合される弾性係合片とが設けてあることを特徴と
    するヘッドレストの高さ位置調整具。
  2. 【請求項2】 スライダの嵌込み凹部に、該嵌込み凹部
    にバネ材を収めた際に、該バネ材の両端部間を押し広げ
    させた状態で該両端部間に収まる仮留め突部が設けてあ
    ることを特徴とする請求項1記載のヘッドレストの高さ
    位置調整具。
  3. 【請求項3】 スライダの嵌込み凹部に設けられた仮留
    め突部の一側部が、該スライダを移動させることによ
    り、バネ材の一端側に当接してこの一端側を支持ポール
    に接する該バネ材の他端側に対して弾性的に引き離す当
    接部としてあることを特徴とする請求項2記載のヘッド
    レストの高さ位置調整具。
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