JPH09156244A - 熱転写シート - Google Patents

熱転写シート

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JPH09156244A
JPH09156244A JP7346191A JP34619195A JPH09156244A JP H09156244 A JPH09156244 A JP H09156244A JP 7346191 A JP7346191 A JP 7346191A JP 34619195 A JP34619195 A JP 34619195A JP H09156244 A JPH09156244 A JP H09156244A
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JP
Japan
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layer
heat
resin
thermal transfer
weight
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Pending
Application number
JP7346191A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Harada
信行 原田
Shigeki Nakajo
茂樹 中條
Junichi Hiroi
順一 広井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基材と耐熱滑性層及び/または基材と熱転写
性色材層との間に、−NR3 + - 基〔式中、RはHま
たはアルキル基、M- はHSO3 - 、CH3 CH2 SO
3 - 、CH3 (C6 5 )SO3 - 〕を有するアクリル
系またはメタクリル系樹脂からなる層を設けることによ
り帯電防止効果が得られ、さらに基材と耐熱滑性層また
は基材と熱転写性色材層との接着性も良好な熱転写シー
トを提供する。 【解決手段】 基材の一方の面に熱転写性色材層を有
し、他方の面には耐熱滑性層が形成されている熱転写シ
ートにおいて、基材と耐熱滑性層及び/または、基材と
熱転写性色材層との間に、−NR3 + - 基〔式中、R
はHまたはアルキル基、M- はHSO3 - 、CH3 CH
2 SO3 - 、CH3 (C6 5 )SO3 - 〕を有するア
クリル系またはメタクリル系樹脂からなる帯電防止層が
少なくとも1つ設けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱転写シートに関
し、詳しくは基材と耐熱滑性層及び/または、基材と熱
転写性色材層との間にハロゲンイオンやアルカリ金属イ
オンを含まない−NR3 + - 基〔式中、RはHまたは
アルキル基、M- はHSO3 - 、CH3 CH2
3 - 、CH3 (C6 5 )SO3 - 〕を有するアクリ
ル系またはメタクリル系樹脂からなる層を設けることに
より、帯電防止効果を付与した熱転写シートに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の熱転写シートは基材にポリエステ
ルフィルムなどのプラスチックフィルムを使用し、基材
の一方の面に昇華性染料とバインダー樹脂からなる色材
層を設けた熱昇華型(熱拡散型)転写シートと、染料層
のかわりに着色剤と熱溶融性組成物からなる色材層を設
けた熱溶融型転写シートがある。これらの熱転写シート
は、耐熱滑性層側からサーマルヘッドによって画像状に
加熱して、色材層を被転写材に転写させて画像を形成し
ている。しかし、従来の熱転写シートでは帯電防止処理
が行われているものは少なく、そのため印画走行時に発
生する静電気により熱転写シートが、プリンター内のプ
ラテンドラムに巻付いて走行不良を起こしたり、また被
転写材に貼付き、給紙あるいは排紙の不良を起こした
り、サーマルヘッドの発熱体部分の放電破壊が発生する
等があった。さらに、これまで帯電防止効果を有する樹
脂にはハロゲンイオンやアルカリ金属イオンなどが含ま
れており、印画時にサーマルヘッドのドット不良(サー
マルヘッドの発熱体部分の放電破壊が発生すること)を
起こす原因にもなっていた。このような問題点を解決す
るために、基材と耐熱滑性層との間にハロゲンイオンや
アルカリ金属イオンなどを含まない帯電防止層を設ける
ことが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】帯電防止層として従来
の導電性を有するとされるポリマーを用いた場合、帯電
防止層は帯電防止効果を与える反面、基材や耐熱滑性層
との接着が十分でないため、ポリマーの構造を変更する
ことにより、接着性改良の検討が行われてきたが、接着
性を向上させる構造にすることにより帯電防止効果が失
われたり、帯電防止層と基材、または帯電防止層と耐熱
滑性層との間に接着層を設けた多層構成になる等の不都
合が生じていた。また、耐熱滑性層として樹脂に帯電防
止剤を添加することも行われているが、滑り性や耐熱性
の低下、染料による汚染、基材や耐熱滑性層との接着不
良等の問題が生じた。本発明は、上記の課題を解決する
ためになされたものであり、基材と耐熱滑性層及び/ま
たは基材と熱転写性色材層との間に、−NR3 + -
〔式中、RはHまたはアルキル基、M- はHSO3 -
CH3 CH2 SO3 - 、CH3 (C65 )SO3 -
を有するアクリル系またはメタクリル系樹脂からなる層
を設けることにより帯電防止効果が得られ、さらに基材
と耐熱滑性層または基材と熱転写性色材層との接着性も
良好な熱転写シートを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】これらの問題を解決する
ために、本発明は、基材の一方の面に熱転写性色材層を
有し、他方の面には耐熱滑性層が形成されている熱転写
シートにおいて、基材と耐熱滑性層及び/または、基材
と熱転写性色材層との間に、−NR3 + - 基〔式中、
RはHまたはアルキル基、M- はHSO3 - 、CH3
2 SO3 - 、CH3 (C6 5 )SO3 - 〕を有する
アクリル系またはメタクリル系樹脂からなる帯電防止層
が少なくとも1つ設けられていることを特徴とする。ま
た、前記の帯電防止層にエポキシ化合物及び/または水
溶性ポリエステル樹脂が含有されていることを特徴とす
る。さらに、前記の熱転写性色材層が昇華性染料層また
は熱溶融性インキ層であることを特徴とする。
【0005】
【作用】基材と耐熱滑性層及び/または基材と熱転写性
色材層との間に、−NR3 + - 基〔式中、RはHまた
はアルキル基、M- はHSO3 - 、CH3 CH2 SO3
- 、CH3 (C6 5 )SO3 - 〕を有するアクリル系
またはメタクリル系樹脂からなる帯電防止層を設けるこ
とによって帯電防止効果が得られ、かつ基材と耐熱滑性
層または基材と熱転写性色材層との接着不良も生じな
い。さらに、金属腐食性の高いハロゲンイオンやアルカ
リ金属イオンを含まないので、サーマルヘッドのドット
不良を未然に防ぐことができる。
【0006】
【発明の実施の態様】次に、発明の実施の態様をあげて
本発明をさらに詳しく説明する。本発明の熱転写シート
を構成する基材としては、従来より公知の耐熱性や強度
を有するものであれば使用可能であり、特に限定される
ものではない。例えば、0.5〜50μm、好ましくは
3〜10μm程度の厚さをもつ紙および各種加工紙、ポ
リエステルフィルム、1,4−ポリシクロヘキシレンジ
メチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタ
レートフィルム、ポリフェニレンサルファイドフィル
ム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、
ポリサルホンフィルム、アラミドフィルム、ポリカーボ
ネートフィルム、セロハン、ポリビニルアルコールフィ
ルム、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリスチ
レンフィルム、ポリ塩化ビニル、ナイロン、ポリイミ
ド、アイオノマー等の樹脂であり、それらの中でも特に
好ましいものは、ポリエチレンテレフタレートフィルム
(ポリエステルフィルム)であり、また、これらの樹脂
とコンデンサー紙、パラフィン紙等の紙類、不織布等と
の複合体であってもよい。これらの基材は枚葉式でも巻
き取りで供給される連続シートであってもよく、用途に
応じた材料を選択することができる。
【0007】耐熱滑性層を形成するバインダー樹脂は熱
可塑性樹脂と熱硬化性樹脂またはその架橋体である。好
ましい熱可塑性樹脂としては、公知の樹脂が使用でき、
例えばポリエステル系樹脂、ポリアクリル酸エステル系
樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ス
チレンアクリレート系樹脂、ポリアクリレート系樹脂、
ポリアクリルアミド系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエ
ーテル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹
脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポ
リ塩化ビニル樹脂やポリビニルアルコール樹脂等のビニ
ル系樹脂、セルロース樹脂やヒドロキシエチルセルロー
ス樹脂、酢酸セルロース樹脂等のセルロース系樹脂、ポ
リビニルアセトアセタール樹脂やポリビニルブチラール
樹脂等のポリビニルアセタール系樹脂、シリコーン変性
樹脂、長鎖アルキル変性樹脂等があげられ、本発明で特
に好ましい樹脂は、ポリビニルアセトアセタール樹脂や
ポリビニルブチラール樹脂等のポリビニルアセタール系
樹脂である。
【0008】また、耐熱滑性層の耐熱性や塗膜強度及び
基材との密着性を向上させるために、樹脂中に反応基を
有する熱可塑性樹脂とポリイソシアネートとの反応硬化
物や不飽和結合を有するモノマー、オリゴマーとの反応
生成物を用いるのが望ましく、硬化方法は加熱したり、
電離放射線の照射など手段は特に限定されない。イソシ
アネート硬化剤としては、従来、種々のものが知られて
いるが、その中でも芳香族系イソシアネートのアダクト
体を使用することが望ましく、タケネート(武田薬品工
業株式会社製)、バーノック(大日本インキ化学工業株
式会社製)、コロネート(日本ポリウレタン工業株式会
社製)、ジュラネート(旭化成工業株式会社製)、ディ
スモデュール(バイエル社製)などの商品名で入手し、
本発明で使用することができる。ポリイソシアネートの
添加量は、耐熱滑性層を構成するバインダー樹脂が10
0重量部に対して、5〜200重量部の範囲が適当であ
る。−NCO/−OH比では0.6〜2.0の範囲が好
ましい。なお、ポリイソシアネートの添加量が少ないと
架橋密度が低くなり、耐熱性が不十分となる。一方、ポ
リイソシアネートの添加量が多いと形成される塗膜の収
縮を制御できず、硬化時間の長期化、未反応−NCO基
が耐熱滑性層中に残存し、大気中の水分と反応してしま
うなど不具合を生じることがある。また、上記ポリイソ
シアネートの代わりにあるいは併用して、耐熱滑性層に
耐熱性や塗膜性および基材との密着性を付与させる目的
で不飽和結合を有するモノマーやオリゴマーを併用する
ことができる。不飽和結合を有するモノマーやオリゴマ
ーなどを架橋剤として用いる場合、その硬化方法は電子
線またはUV照射硬化のどちらでもよいが、フィラー添
加量が多い場合には電子線照射による硬化が好ましい。
不飽和結合を有するモノマーやオリゴマーとして、テト
ラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、{(メ
タ)アクリレートとはアクリレートとメタクリレートの
双方を意味する。以下同じ。}、ジビニルベンゼン、ジ
アリルフタレート、などの2官能単量体、トリアリルイ
ソシアヌレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)
アクリレート、などの3官能単量体、テトラメチロール
メタンテトラ(メタ)アクリレート、トリメトキシエト
キシビニルシランや5官能以上の単量体およびこれらの
単量体からなるオリゴマーやマクロマーなどがあげられ
る。
【0009】本発明で使用する熱離型剤は、リン酸エス
テル系界面活性剤、ジメチルポリシロキサン、メチルフ
ェニルポリシロキサン、ポリエチレンワックス、モンタ
ンワックス、脂肪酸アミド、脂肪酸エステル、長鎖脂肪
族化合物、低分子量ポリプロピレン、酸化エチレンと酸
化プロピレンとのブロック共重合体、高級脂肪酸金属塩
類、ポリエーテル化合物との縮合物、パーフルオロアル
キルエチレンオキシド付加物、長鎖アルキルスルホン酸
金属塩、ソルビタン酸エステル系、高級アルコールおよ
び/または高級アミンとイソシアネート類との反応物等
の非イオン性界面活性剤の中で1種もしくは2種以上を
使用する。熱離型剤の添加量はバインダー樹脂100重
量部に対して、1〜100重量部であり、望ましくは2
〜50重量部である。熱離型剤の添加量が少ない場合、
サーマルヘッドに対する熱離型性が十分に得られず、印
画シワやヘッドかす、スティッキングの原因となり、一
方、添加量が多い場合には熱転写シートを巻取りで保存
する際、対応する熱転写性色材層の染料が耐熱滑性層に
移行したり、逆に耐熱滑性層の熱離型剤が熱転写性色材
層に移行するために、十分な熱離型性が得られず、印画
シワやヘッドかす等が生じたり、印画物の色再現性にま
で影響を及ぼしたりする。なお、熱離型剤にリン酸エス
テル系界面活性剤を用いる場合、特に酸性を有するもの
については水酸化マグネシウムや酸化マグネシウム等の
無機系中和剤やトリエタノールアミン等の有機系中和剤
を併用することが望ましい。
【0010】本発明で使用される充填剤(無機/有機フ
ィラー)は滑性および離型性に優れ、サーマルヘッド走
行性が良好であり、スティッキングやシワ、破損が発生
せず、サーマルヘッドの磨耗が少ない良好な耐熱滑性層
を与えるのに必要十分なものであることが望ましい。そ
のため、適度な硬度を有するフィラーを選択する必要が
ある。例えば、無機フィラーとしては、タルク、カオリ
ン、クレー、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウム、沈降性硫酸バリウム、ハイドロタルサ
イト等があげられるが、好ましくはタルク、カオリン、
クレー等のへきかい性を有し、適度な硬度をもつものが
よい。有機フィラーとしては、アクリル樹脂フィラー、
シリコーン樹脂フィラー、フッ素系フィラーあどがあげ
られる。また、無機/無機、無機/有機、有機/有機の
複合微粒子でも良い。なお、これらのフィラーの平均粒
径は、0.01〜10μm、好ましくは0.1〜5μm
程度であり、上記フィラーを含有することにより塗膜表
面を粗面化し、また、サーマルヘッドとの接点を少なく
することにより摩擦係数を低減し、滑性を付与すること
ができる。さらに、塗膜表面の粗面化により巻き取り時
のシワの低減など加工適性を向上させることができる。
【0011】帯電防止層を形成する樹脂は、−NR3 +
- 基〔式中、RはHまたはアルキル基、M- はHSO
3 - 、CH3 CH2 SO3 - 、CH3 (C6 5 )SO
3 -〕を有するアクリル系またはメタクリル系樹脂で構
成され、さらに、帯電防止層にエポキシ化合物及び/ま
たは水溶性ポリエステル樹脂を含有することが好まし
い。−NR3 + - 基を有するアクリル系またはメタク
リル系樹脂は、PS−814改1、FW−816、FW
−817−1、FW−817−2、FW−817−3
(日本化工塗料製)などの商品名で入手し、本発明で使
用することができる。また、エポキシ化合物は、エポキ
シ樹脂として、日本化薬株式会社製のGAN、GOT、
AK−601、EOCNシリーズ、EPPNシリーズ、
REシリーズ、PGE−H等や、大日本インキ化学工業
株式会社製のエピクロンシリーズ、油化シェル株式会社
製のエピコートシリーズがあげられるが、中でも、イオ
ン含有量が低いグレードである日本化薬株式会社製のR
Eシリーズ、PGE−Hが好ましい。また、併用可能な
エポキシ硬化剤または硬化促進剤としては、日本化薬株
式会社製のカヤハードAシリーズ、油化シェル株式会社
製のエポメートシリーズやエピキュアシリーズのような
アミン系硬化剤、日本化薬株式会社製のカヤハードC
D、MCD、CLAや油化シェル株式会社製のエピキュ
ア134A、YH−306、YH−307、YH−30
8等の酸無水物等があげられる。なお、上記にあげたエ
ポキシ樹脂とエポキシ硬化剤または硬化促進剤の商品名
の詳細を下記の表1に示す。 (以下余白)
【0012】
【表1】
【0013】また、ポリエステル樹脂はWR−961、
WR−950、WR−930、XWR−961(日本合
成化学工業株式会社製)などの商品名で入手して、本発
明で使用することができる。また、帯電防止層には必要
に応じて各種添加物を加えることが可能であり、帯電防
止性を向上させるためには無機/有機の導電性フィラー
を添加し、接着性を向上させるためにはアミン系の触媒
を添加するのが好ましい。帯電防止層を形成する方法と
しては、上記の材料を塗工適性に合うように選択したメ
チルエチルケトン、酢酸エチル、メタノール、変性エタ
ノール、IPA、蒸留水などの溶剤に溶解あるいは分散
させて塗工液を作成し、この塗工液をグラビアコータ
ー、ロールコーター、ワイヤーバーなどの慣用の塗工手
段で塗布、乾燥、固化、エージング(加熱、熟成処理)
することによって形成される。その塗工量、すなわち帯
電防止層の厚さは、固形分基準で1.0g/m2 未満が
良く、好ましくは0.1〜0.5g/m2 の厚さで十分
な帯電防止効果が得られる。
【0014】次に、耐熱滑性層を形成する方法として
は、上記の材料を塗工適性に合うように選択したアセト
ン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、トルエン、キシ
レン等の溶剤に溶解、あるいは分散させて塗工液を作成
し、この塗工液をグラビアコーター、ロールコーター、
ワイヤーバーなどの慣用の塗工手段で塗布、乾燥、固化
することによって形成される。その塗工量、すなわち耐
熱滑性層の厚さは、固形分基準で2.0g/m2 未満が
良く、好ましくは0.1〜1.0g/m2 の厚さで十分
な性能をもつ耐熱滑性層が形成できる。なお、ポリイソ
シアネートと用いる場合、耐熱滑性層を塗布し、乾燥後
は未反応のイソシアネート基がその層中に残存している
ことが多いので、反応を完結させるために加熱、熟成処
理を施すのが好ましい。
【0015】一方、基材の他方の面に形成する熱転写性
色材層は、昇華型の熱転写シートである場合には昇華性
染料を含む層を形成し、熱溶融型の熱転写シートである
場合には顔料などで着色した熱溶融性インキで層を形成
する。以下、昇華型の熱転写シートを代表例として詳述
するが、本発明は昇華型の熱転写シートのみに限定され
るものではない。昇華型の熱転写性色材層に用いられる
染料としては、従来、公知の熱転写シートに使用されて
いる染料は、いずれも本発明に使用可能であり、特に限
定されない。これらの染料としてはジアリールメタン
系、トリアリールメタン系、チアゾール系、メロシアニ
ン等のメチン系、インドアニリン系、アセトフェノンア
ゾメチン,ピラゾロアゾメチン,イミダゾルアゾメチ
ン,ピリドンアゾメチン等のアゾメチン系、キサンテン
系、オキサジン系、ジシアノスチレン,トリシアノスチ
レンに代表されるシアノメチレン系、チアジン系、アジ
ン系、アクリジン系、ベンゼンアゾ系、そしてピリドン
アゾ,チオフェンアゾ,イソチアゾールアゾ,ピロール
アゾ,ピラゾールアゾ,イミダゾールアゾ,チアジアゾ
ールアゾ,トリアゾールアゾ,ジスアゾ等のアゾ系、ス
ピロピラン系、インドリノスピロピラン系、フルオラン
系、ローダミンラクタム系、ナフトキノン系、アントラ
キノン系、キノフタロン系等があげられる。具体的には
次のような染料が用いられる。
【0016】C.I.(Color Index)ディ
スパースイエロー51,3,54,79,60,23,
7,141,201,231 C.I.ディスパースブルー24,56,14,30
1,334,165,19,72,87,287,15
4,26,354 C.I.ディスパースレッド135,146,59,
1,73,60,167C.I.ディスパースオレンジ
149 C.I.ディスパースバイオレット4,13,26,3
6,56,31 C.I.ソルベントイエロー56,14,16,29 C.I.ソルベントブルー70,35,63,36,5
0,49,111,105,97,11 C.I.ソルベントレッド135,81,18,25,
19,23,24,143,146,182 C.I.ソルベントバイオレット13 C.I.ソルベントブラック3 C.I.ソルベントグリーン3 例えばイエロー染料としてフォロンブリリアントイエロ
ーS−6GL(サンド社製、ディスパースイエロー23
1)、マクロレックスイエロー6G(バイエル社製、デ
ィスパースイエロー201)、マゼンタ染料としてMS
−RED−G(三井東圧化学株式会社製、ディスパース
レッド60)、マクロレックスレッドバイオレットR
(バイエル社製、ディスパースバイオレット26)、シ
アン染料はカヤセットブルー714(日本化薬株式会社
製、ソルベントブルー63)、フォロンブリリアントブ
ルーS−R(サンド社製、ディスパースブルー35
4)、ワクソリンブルーAP−FW(ICI社製、ソル
ベントブルー36)等があげられる。
【0017】次に、上記の染料を担持するためのバイン
ダー樹脂としては、エチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチル
セルロース,酢酸セルロース、酢酸・酪酸セルロース等
のセルロース樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセトアセタ
ール、ポリビニルピロリドン等のビニル系樹脂、ポリ
(メタ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリルアミド等
のアクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系
樹脂、ポリエステル系樹脂等があげられるが、これらの
中ではセルロース系、ポリウレタン系、ビニル系、アク
リル系およびポリエステル系の樹脂が耐熱性、染料移行
性などの点で好ましく用いられる。
【0018】染料層は前記基材の一方の面に、これらの
染料及びバインダー樹脂、必要に応じて添加剤(例え
ば、離型剤など)やフィラー等を加えて、トルエン、メ
チルエチルケトン、エタノール、イソプロピルアルコー
ル、シクロヘキサノン、DMF等の適当な有機溶剤に溶
解したり、あるいは有機溶剤や水等に分散させて、例え
ば、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、リバースロー
ルコーティング印刷法等の手段により塗工および乾燥し
て塗膜を形成することができる。このようにして形成す
る染料層は、0.2〜5.0μm好ましくは0.4〜
2.0μm程度の厚さであり、また染料層中の昇華性染
料は、染料層の重量の5〜90重量%好ましくは10〜
70重量%の量で存在するのがよい。希望する熱転写性
色材層の画像がモノカラーである場合は、前記染料の中
から1種を選んで形成し、またフルカラー画像である場
合には適当なイエロー、マゼンタ、およびシアン(必要
に応じて、ブラックも追加する)を選んで形成する。
【0019】以上の如き熱転写シートを用いて画像を形
成するために使用する被転写材は熱溶融型の熱転写シー
トの場合、被転写材は特に限定されず、普通紙やプラス
チックフィルムであってもよい。昇華型の熱転写シート
の場合、その記録面が前記の染料に対して染料受容性を
有するものであればいかなるものでもよく、また、染料
受容性を有しない紙、金属、ガラス、合成樹脂である場
合には少なくともその一方の面に染料受容層を形成して
おけばよい。上記の熱転写シートおよび上記の被転写材
を使用して熱転写を行う際に使用するプリンターとして
は、公知の熱転写プリンターがそのまま使用可能であ
り、特に限定されない。
【0020】
【実施例】実施例および比較例をあげて、本発明をさら
に具体的に説明する。なお、文中に記す、部または%は
特に断りのない限り重量基準である。 (実施例1)基材として6.0μmのPET(ポリエテ
レンテレフタレート)フィルムに下記の帯電防止層兼プ
ライマー層用組成液Aを約0.3g/m2 の塗布量にな
るように塗布および乾燥し、その上層に耐熱滑性層用組
成液Aを乾燥時約1.0g/m2 の塗布量になるように
塗布および乾燥し、さらに加熱熟成して硬化処理を行
い、耐熱滑性層を形成した。その裏面には下記の熱転写
性色材層用インキAを乾燥時約1.0g/m2 の塗布量
になるように塗布および乾燥して熱転写性色材層を形成
することにより本発明の熱転写シートを得た。 <耐熱滑性層用組成液A> ポリビニルブチラール樹脂 1.60重量部 (エスレックBX−1、積水化学工業株式会社製) ポリイソシアネート 8.46重量部 (バーノックD750−45、大日本インキ化学工業株式会社製) リン酸エステル系界面活性剤 1.36重量部 (プライサーフA208S、第一工業製薬株式会社製) タルク 0.32重量部 (ミクロエースL−1、日本タルク製) メチルエチルケトン 38.43重量部 トルエン 38.43重量部 <帯電防止層兼プライマー層用組成液A> 帯電防止樹脂 2.00重量部 (FW−817−1、日本化工塗料製) 水溶性ポリエステル樹脂 2.00重量部 (XWR−961,日本合成化学株式会社製) IPA 20.00重量部 蒸留水 20.00重量部 <熱転写性色材層用インキA> MS−RED−G 2.00重量部 (ディスパースレッド60、三井東圧化学株式会社製) マクロレックスレッドバイオレットR 1.50重量部 (ディスパースバイオレット26、バイエル社製) ポリビニルアセトアセタール樹脂 3.50重量部 (エスレックKS−5,積水化学工業株式会社製) メチルエチルケトン 46.50重量部 トルエン 46.50重量部
【0021】(実施例2)基材として6.0μmのPE
Tフィルムに下記の帯電防止層兼プライマー層用組成液
Bを約0.3g/m2 の塗布量になるように塗布および
乾燥し、その上層に上記の耐熱滑性層用組成液Aを乾燥
時約1.0g/m2 の塗布量になるように塗布および乾
燥し、さらに加熱熟成して硬化処理を行い、耐熱滑性層
を形成した。その裏面には上記の熱転写性色材層用イン
キAを乾燥時約1.0g/m2 の塗布量になるように塗
布および乾燥して熱転写性色材層を形成することにより
本発明の熱転写シートを得た。 <帯電防止層兼プライマー層用組成液B> 帯電防止樹脂 2.00重量部 (FW−817−2、日本化工塗料製) 水溶性ポリエステル樹脂 2.00重量部 (XWR−961,日本合成化学製株式会社) IPA 20.00重量部 蒸留水 20.00重量部
【0022】(実施例3)基材として6.0μmのPE
Tフィルムに上記の帯電防止層兼プライマー層用組成液
Cを約0.3g/m2 の塗布量になるように塗布および
乾燥し、その上層に上記の耐熱滑性層用組成液Aを乾燥
時約1.0g/m2 の塗布量になるように塗布および乾
燥し、さらに加熱熟成して硬化処理を行い、耐熱滑性層
を形成した。その裏面には上記の熱転写性色材層用イン
キAを乾燥時約1.0g/m2 の塗布量になるように塗
布および乾燥して熱転写性色材層を形成することにより
本発明の熱転写シートを得た。 <帯電防止層兼プライマー層用組成液C> 帯電防止樹脂 2.00重量部 (FW−817−3、日本化工塗料製) エポキシ化合物 重量部 (エピコート DX−255、油化シェル株式会社製) アミン触媒 重量部 (カヤハード A−A、日本化薬株式会社製) IPA 20.00重量部 蒸留水 20.00重量部
【0023】(実施例4)基材として6.0μmのPE
Tフィルムに上記の帯電防止層兼プライマー層用組成液
Aを約0.3g/m2 の塗布量になるように塗布および
乾燥し、その上層に耐熱滑性層用組成液Bを乾燥時約
0.9g/m2 の塗布量になるように塗布および乾燥
し、加速電圧175keV、3Mradの条件で電子線
を照射して架橋硬化処理を行い、耐熱滑性層を形成し
た。その裏面には上記の熱転写性色材層用インキAを乾
燥時約1.0g/m2 の塗布量になるように塗布および
乾燥して熱転写性色材層を形成することにより本発明の
熱転写シートを得た。 <耐熱滑性層用組成液B> ポリビニルブチラール樹脂 1.60重量部 (エスレックBX−1、積水化学工業株式会社製) 多官能性単量体(カヤラッドDPHA、日本化薬株式会社製)0.30重量部 リン酸エステル系界面活性剤 0.13重量部 (プライサーフA208S、第一工業製薬株式会社製) タルク(ミクロエースL−1、日本タルク製) 0.32重量部 メチルエチルケトン 13.51重量部 トルエン 13.51重量部
【0024】(実施例5)基材として6.0μmのPE
Tフィルムに上記の帯電防止層兼プライマー層用組成液
Aを約0.3g/m2 の塗布量になるように塗布および
乾燥し、その上層に耐熱滑性層用組成液Cを乾燥時約
0.8g/m2 の塗布量になるように塗布および乾燥
し、耐熱滑性層を形成した。その裏面には上記の熱転写
性色材層用インキAを乾燥時約1.0g/m2 の塗布量
になるように塗布および乾燥して熱転写性色材層を形成
することにより本発明の熱転写シートを得た。 <耐熱滑性層用組成液C> シリコーン−ウレタン共重合体 27.05重量部 (SP−2105、大日精化工業株式会社製) リン酸エステル系界面活性剤 1.36重量部 (プライサーフA208S、第一工業製薬株式会社製) タルク(ミクロエースL−1、日本タルク製) 0.32重量部 メチルエチルケトン 29.90重量部 トルエン 29.90重量部
【0025】(比較例1)基材として6.0μmのPE
Tフィルムに下記のプライマー層用組成液Aを約0.3
g/m2 の塗布量になるように塗布および乾燥し、その
上層に上記の耐熱滑性層用組成液Aを乾燥時約1.0g
/m2 の塗布量になるように塗布および乾燥し、さらに
加熱熟成して硬化処理を行い、耐熱滑性層を形成した。
その裏面には上記の熱転写性色材層用インキAを乾燥時
約1.0g/m2 の塗布量になるように塗布および乾燥
して熱転写性色材層を形成することにより熱転写シート
を得た。 <プライマー層用組成液A> 水溶性ポリエステル樹脂 2.00重量部 (XWR−961、日本合成化学工業株式会社製) 蒸留水 5.00重量部 メタノール 15.00重量部
【0026】(比較例2)基材として6.0μmのPE
Tフィルムに下記の帯電防止層用組成液Bを約0.3g
/m2 の塗布量になるように塗布および乾燥し、その上
層に上記の耐熱滑性層用組成液Aを乾燥時約1.0g/
2 の塗布量になるように塗布および乾燥し、さらに加
熱熟成して硬化処理を行い、耐熱滑性層を形成した。そ
の裏面には上記の熱転写性色材層用インキAを乾燥時約
1.0g/m2 の塗布量になるように塗布および乾燥し
て熱転写性色材層を形成することにより熱転写シートを
得た。 <帯電防止層用組成液B> 帯電防止樹脂 2.00重量部 (FW−816、日本化工塗料製) 蒸留水 5.00重量部 メタノール 15.00重量部
【0027】(比較例3)基材として6.0μmのPE
Tフィルムに下記の帯電防止層用組成液Cを約0.3g
/m2 の塗布量になるように塗布および乾燥し、その上
層に上記の耐熱滑性層用組成液Aを乾燥時約1.0g/
2 の塗布量になるように塗布および乾燥し、さらに加
熱熟成して硬化処理を行い、耐熱滑性層を形成した。そ
の裏面には上記の熱転写性色材層用インキAを乾燥時約
1.0g/m2 の塗布量になるように塗布および乾燥し
て熱転写性色材層を形成することにより熱転写シートを
得た。 <帯電防止層用組成液C> 帯電防止樹脂(PS−814、日本化工塗料製) 2.00重量部 水溶性ポリエステル樹脂 2.00重量部 (XWR−961、日本合成化学工業株式会社製) 蒸留水 5.00重量部 メタノール 15.00重量部
【0028】(評価方法1) (接着性)基材に帯電防止層、耐熱滑性層を塗布および
乾燥し、60℃で加熱硬化処理後、表面にメンディング
テープ(住友スリーエム(株)製、Scotch810
11mm幅)またはセロハンテープ(ニチバン(株)
製、エレパックLP−12)を親指で3往復擦りつけ
て、剥がしたときの帯電防止層、あるいは、耐熱滑性層
の剥離状態を評価した。 ○:剥離なし ×:剥離あり (評価方法2) (帯電減衰)STATIC HONESTMETER
(H−0110:SHISIDOERECTROSTA
TIC、LTD.)を用いて25℃、40%RHの環境
下でフィルム表面に10kVの加電圧をかけ、3kVを
飽和として1.5kVまで減衰するのに要する時間(半
減期)を測定した。 (評価方法3) (表面抵抗率)高抵抗率計(MCP−HT250:Hi
resra IP、三菱化学株式会社製)を用いて、2
5℃、30%RHの環境下で単位面積当たりの表面抵抗
値を測定した。 (評価方法4) (サーマルヘッドのドット不良)市販の熱転写プリンタ
ーを用いて35℃、90%RHの環境下で100枚連続
印画を行い、サーマルヘッドの発熱体部分に放電破壊の
有無、すなわちドット不良の有無を調べた。 ○:ドット不良なし ×:ドット不良あり
【0029】(評価結果)上記の実施例及び比較例の評
価結果を表2に示す。 (以下余白)
【0030】
【表2】
【0031】上記のように、実施例1〜5については、
基材と耐熱滑性層との接着性が強く、適度な帯電減衰性
と表面抵抗率をもち、すなわち、優れた帯電防止性をも
ち、また、サーマルヘッドの発熱体部分に放電破壊を生
じさせない耐熱滑性層を有する熱転写シートである。そ
れに対し、比較例1と比較例3については、基材と耐熱
滑性層との接着性は強いが、比較例1は帯電減衰性に劣
り、すなわち、帯電後に非常に放電しづらく帯電除去さ
れにくく、比較例3はサーマルヘッドの発熱体部分に放
電破壊を生じるものである。また、比較例2について
は、基材と耐熱滑性層との接着性が弱いものである。
【0032】
【発明の効果】基材と耐熱滑性層及び/または基材と熱
転写性色材層との間にハロゲンイオンやアルカリ金属イ
オンを含まない−NR3 + - 基〔式中、RはHまたは
アルキル基、M- はHSO3 - 、CH3 CH2
3 - 、CH3 (C6 5 )SO3 -〕を有するアクリ
ル系またはメタクリル系樹脂からなる層を設け、さらに
その層にエポキシ化合物及び/または水溶性ポリエステ
ル樹脂を含有させることにより、帯電防止効果が得ら
れ、基材と耐熱滑性層及び/または基材と熱転写性色材
層との接着不良が生じないだけでなく、サーマルヘッド
のドット不良を起こさない熱転写シートを提供できる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の一方の面に熱転写性色材層を有
    し、他方の面には耐熱滑性層が形成されている熱転写シ
    ートにおいて、基材と耐熱滑性層及び/または、基材と
    熱転写性色材層との間に、−NR3 + - 基〔式中、R
    はHまたはアルキル基、M- はHSO3 - 、CH3 CH
    2 SO3 - 、CH3 (C6 5 )SO3 -〕を有するア
    クリル系またはメタクリル系樹脂からなる帯電防止層が
    少なくとも1つ設けられていることを特徴とする熱転写
    シート。
  2. 【請求項2】 前記の帯電防止層にエポキシ化合物及び
    /または水溶性ポリエステル樹脂が含有されていること
    を特徴とする上記の請求項1に記載する熱転写シート。
  3. 【請求項3】 前記の熱転写性色材層が昇華性染料層ま
    たは熱溶融性インキ層であることを特徴とする上記の請
    求項1に記載する熱転写シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216390A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Fujicopian Co Ltd 帯電防止層転写シート

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