JPH09153649A - 積層型圧電素子の製造方法 - Google Patents

積層型圧電素子の製造方法

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JPH09153649A
JPH09153649A JP31442995A JP31442995A JPH09153649A JP H09153649 A JPH09153649 A JP H09153649A JP 31442995 A JP31442995 A JP 31442995A JP 31442995 A JP31442995 A JP 31442995A JP H09153649 A JPH09153649 A JP H09153649A
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laminated
forming
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Tatsuo Hisamura
達雄 久村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層型圧電素子の製造における工程数を減ら
して、製造を簡略化させる。 【解決手段】 内部電極を形成した圧電セラミックグリ
ーンシートを、端部をずらして交互に積み重ねた積層体
を形成する工程と、積層体を焼成し一体化する工程と、
一体化した積層体の両端部に絶縁体を形成する工程と、
積層体の両端部を、交互に積み重ねた内部電極の一端が
交互に現れる位置で切断する工程と、切断した面の端部
に露出した内部電極と接続する一対の外部電極を形成す
る工程とを採って積層型圧電素子を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電材料の膜を積
層してなる例えば積層型圧電アクチュエータや積層型圧
電トランス等の積層型圧電素子の製造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】積層型圧電素子の製造方法の一つとし
て、圧電セラミックグリーンシートの表面に内部電極の
層を形成し、それを多数枚積層した後に焼成して一体化
するとともに、一体化した積層体の内部電極を一層おき
に交互に接続して外部電極とする製造方法がある。
【0003】ここで、積層体の内部電極を一層おきに交
互に接続する方法として、多くの方法が考えられてい
る。例えば、最も簡便な方法として次に示すような方法
がある。
【0004】図11に圧電素子の概略断面図を示すよう
に、圧電セラミックグリーンシート101の片面に、そ
の端部に余白を残して内部電極102をパターニングし
て形成し、この圧電セラミックグリーンシート101を
面内で交互に180度回転させて積み重ね、最上層は内
部電極102が形成されない圧電セラミックグリーンシ
ートとし、これを焼成して一体化した積層体100を作
製する。このとき積層体100の両側面には一層おきに
内部電極102が露出しており、両側面100aおよび
100bでちょうど1層分ずれている。この積層体10
0の両側面100a,100bにそれぞれ露出した内部
電極102と接続する外部電極103を設けることで積
層型圧電・電歪素子110を完成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法により積層型圧電・電歪素子を作製すると、積層体
の端部に内部電極102の重合しない部分aが形成さ
れ、この部分aは圧電効果による変位が生じないため、
内部電極102が重合し圧電効果による変位を生じる部
分bとの間に大きな応力歪みを生じて素子に応力破壊が
生じる。これを防止するためには素子に加える駆動電界
強度を低く抑えなければならず、素子の圧電効果を充分
に引き出すことができない。
【0006】上述の問題点を解決する方法として、例え
ばスリットを形成して応力を分散させる方法や、内部電
極と外部電極との接続方法を工夫する方法が考えられて
いる。
【0007】前者のスリットを形成する方法は、例えば
図12に圧電素子の概略断面図を示すように、内部電極
102が端部までパターニングされた圧電セラミックグ
リーンシート101を積層一体化した後に、積層体の側
面に一層おきに、両側面に交互に機械加工によりスリッ
ト105を形成し、このスリット105に絶縁物104
を埋設した後、外部電極103を設けて積層体100内
の内部電極102と接合することにより、積層型圧電・
電歪素子110を形成するもので、切削および絶縁体埋
設の工程に多大な工程数を必要とする。
【0008】後者の方法は、例えば図13に圧電素子の
概略断面図を示すように、内部電極102が端部までパ
ターニングされた圧電セラミックグリーンシート101
を積層一体化した後に、電気泳動法の操作により積層体
の側面で一層おきに内部電極102を被覆する絶縁物1
04を設け、側面に露出する内部電極102が両側面で
異なるようにして外部電極103に接続することによ
り、積層型圧電・電歪素子110を形成するもので、こ
の場合も電気泳動法による絶縁物の形成工程に多大な工
程数を必要とする。
【0009】本発明は上述の点に鑑み、上述の従来方法
の欠点を解消し、製造を簡略化することができる積層型
圧電素子の製造方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の積層型圧電素子
の製法は、内部電極を形成した圧電セラミックグリーン
シートを、端部をずらして交互に積み重ねた積層体を形
成する工程と、積層体を焼成し一体化する工程と、一体
化した積層体の両端部に絶縁体を形成する工程と、積層
体の両端部を、交互に積み重ねた内部電極の一端が交互
に現れる位置で切断する工程と、切断した面の端部に露
出した内部電極と接続する一対の外部電極を形成する工
程とを有するものである。
【0011】また、本発明の他の積層型圧電素子の製法
は、内部電極を形成した圧電セラミックグリーンシート
を端部をずらして交互に積み重ねた一次積層素体と、圧
電セラミックグリーンシートからなる二次積層素体とを
積層してなる積層体を形成する工程と、積層体を焼成し
一体化する工程と、一体化した積層体の両端部に絶縁体
を形成する工程と、積層体の両端部を、交互に積み重ね
た内部電極の一端が交互に現れる位置で切断する工程
と、一次積層素体の切断面の端部に露出した内部電極を
接続する一対の一次外部電極を形成する工程と、二次積
層素体の切断面に、端部に露出した内部電極及び、二次
積層素体の下面に形成された導電体にそれぞれ接続する
一対の二次外部電極を形成する工程とを有するものであ
る。
【0012】上述の本発明の製造方法によれば、製造工
程の工程数を少なくして、積層型圧電素子、例えば積層
型圧電アクチュエータ、積層型圧電トランス等の製造方
法を簡略化することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る積層型圧電素子の製造方法の実施例について説明す
る。
【0014】図1は、本発明製法を適用して作製した積
層型圧電アクチュエータ素子の一例の概略断面図を示
す。この圧電アクチュエータ素子19は、図中縦方向に
積層された複数の圧電効果を示すセラミックシート3
と、各セラミックシート3の両面に配置された内部電極
6により構成され、これらの内部電極6に通電すること
で各セラミックシート3が圧電効果により厚み方向に変
位する素子である。
【0015】そして、本例の圧電アクチュエータ素子1
9は、内部電極6を有する各セラミックシート3が交互
にずれるように積層されて、その両端部のそれぞれ交互
に形成された凹部内に絶縁体14が埋め込まれ、この複
数の絶縁体14により外部電極18が内部電極6とアク
チュエータ素子19の端部において一つおきに接続され
る。また、外部電極18は圧電アクチュエータ素子19
の両端部で内部電極6と互い違いに接続される。従って
両端の外部電極18に電圧を印加することでセラミック
シート3に電界を印加することができ、これにより圧電
アクチュエータ素子19は積層方向で変位する。
【0016】次に、本発明製法によるこの圧電アクチュ
エータ素子19の製造方法について説明する。まず、チ
タン酸ジルコン酸鉛(PZT)を主成分とする圧電セラ
ミックを所望の組成に混合した後、800から850℃
の温度で仮焼成し、その後粉砕処理して微粉末とし、こ
れにバインダーと微量の可塑剤および消泡剤を添加し、
有機溶媒中に分散させてスラリーとする。このスラリー
をドクターブレード法により所定の厚さに塗布し、セラ
ミックグリーンシート2を作製する。次に、このセラミ
ックグリーンシート2の片面に内部電極6として高耐熱
性の導電ペースト例えばAg−Pdペーストをスクリー
ン印刷して、セラミックシート部材10を作製する。
【0017】このセラミックシート部材10を所定の形
状に打ち抜いた後に、図2に示すように、これを一枚お
きに端をずらして所定の枚数積層させ、最上層には内部
電極6が形成されていないセラミックグリーンシート2
を配して、これを熱間プレスにより一体化させる。さら
にこれを400〜500℃で加熱して脱脂を行った後、
1100〜1200℃で燒結を行い、ブロック状の積層
体11を作製する。図3に、この積層体11の側面図を
示す。図3は図2のSの方向から見た側面図である。
【0018】次に、図4に示すように、互い違いに積み
重ねられた積層体11の両端部に絶縁体14を形成し、
その後、交互に積み重ねた内部電極6の一端が積層体1
1の端部に露出するような位置、すなわち図中A−
A′、B−B′において切断する。
【0019】絶縁体14としては、樹脂、ガラス、ある
いはセラミックを用いることができるが、圧電セラミッ
クが変位するときに絶縁体14の周辺に過大な応力が集
中するため、この絶縁体14には変形しやすいもの、あ
るいは圧電セラミックよりも強度が弱いものが好まし
い。これにより変形に伴う応力を分散し圧電セラミック
の破壊を防止することができる。
【0020】絶縁体14の形成は、例えば粘度の低い状
態で塗布したり、ゾルゲル法やパウダービームデポジシ
ョン法、あるいは特に互い違いに積み重ねられることに
よって端部に形成される凹部が狭小である場合には真空
薄膜形成法などにより積層体11の端部の凹部に形成さ
れる。
【0021】この後、図5に示すように、切断面に導電
体を塗布して、一対の外部電極18(18a,18b)
を形成し、切断面に露出した内部電極6と接続する。こ
のとき内部電極6は一枚毎にずらして積層されているた
め、一対の外部電極18a,18bに一枚毎に交互に接
続されることになる。
【0022】さらに、一対の外部電極18a,18bに
直流電圧を印加して120℃のシリコンオイル中で、約
30分間の加熱して分極処理をすることにより、図1に
示す目的の積層型の圧電アクチュエータ素子19が完成
する。
【0023】次に本発明製法を昇圧用縦型圧電トランス
(積層型圧電トランス)の製造に適用した場合について
説明する。
【0024】図6は、本発明製法を適用して作製した昇
圧用縦型圧電トランスの一例の概略断面図を示す。図6
に示すこの圧電トランス素子29は、縦方向に積層され
た複数の圧電効果を示すセラミックシート13と各セラ
ミックシート13の両面に配置された内部電極16によ
り構成された積層素体(一次側)23と圧電セラミック
17が形成されてなる積層素体(二次側)24とが2つ
連結一体化されてなる。
【0025】一次側の積層素体23は、セラミックシー
ト13とその主面に形成された内部電極16を介して積
層され、各セラミックシート13が端部を互いにずらし
て積層されて、セラミックシート13が後退している側
の端部には絶縁体22が形成されてなる。そして、積層
素体23の両側面に外部電極28(28a,28b)
が、露出した内部電極16と接続するように絶縁体22
とセラミックシート13とに亘って形成されている。
【0026】二次側の積層素体24は、最上部の上面に
内部電極16が形成され、最上部の一方の端部に絶縁体
22が形成された圧電セラミック17からなり、さらに
外部電極30aが内部電極16に接続し、また圧電セラ
ミックの下面に形成した導電層25に接続する外部電極
30bが形成されてなる。尚、圧電セラミックの下面の
導電層25は、内部電極16で形成することもできる。
【0027】この圧電トランス素子29では、一方の積
層素体(一次側)23の内部電極16に外部電極28a
および28bを通じて交流電圧を印加することにより、
各セラミックシート13が圧電効果により厚み縦振動を
発生し、このとき印加した交流電圧の周波数が圧電トラ
ンス素子29の厚み縦振動の共振周波数の近傍の場合に
は、もう一方の積層素体(二次側)24でも比較的大き
な機械歪みが得られ、一次側とは逆に圧電効果により外
部電極30aおよび30b間に交流電圧が発生する。
【0028】この積層型圧電トランス素子29において
は、圧電トランス素子29の側面に埋め込まれた複数の
絶縁体22により、一次側の外部電極28(28a,2
8b)は素子の両端部で内部電極16と互い違いに接続
されており、したがって両端の外部電極28aおよび2
8bに交流電圧を印加することによりセラミックシート
13に交流電界を印加することができ、これにより積層
方向での機械信号を与えることができる。
【0029】次に、本発明製法による、この圧電トラン
ス素子の製造方法について説明する。まず、チタン酸ジ
ルコン酸鉛(PZT)を主成分とする圧電セラミックを
所望の組成に混合した後、800から850℃の温度で
仮焼成し、その後粉砕処理して微粉末とし、これにバイ
ンダーと微量の可塑剤および消泡剤を添加し、有機溶媒
中に分散させてスラリーとする。このスラリーをドクタ
ーブレード法により所定の厚さに塗布しセラミックグリ
ーンシート12を作製する。このセラミックグリーンシ
ート12の片面に内部電極16として高耐熱性の導電ペ
ースト、例えばAg−Pdペーストをスクリーン印刷し
て、セラミックシート部材20を作製する。
【0030】このセラミックシート部材20を所定の形
状に打ち抜いた後に、図7に示すように、このセラミッ
クシート部材20を一枚おきに端をずらして所定の枚数
積層させ、最上層には内部電極16が形成されたセラミ
ックグリーンシート12を配して、一次側積層素体23
を得る。さらに、1枚のセラミックシート部材20とそ
の下に複数のセラミックグリーンシート12とを積層
し、二次側積層素体24を得る。これら一次側積層素体
23と二次側積層素体24とを重ね合わせて、これを熱
間プレスにより連結一体化させる。さらにこれを400
〜500℃で加熱して脱脂を行った後、1100〜12
00℃で燒結を行い、ブロック状の積層体21を作製す
る。図8に、この積層体21の断面図を示す。この図8
は図7のSの方向から見た断面図である。このとき二次
側の積層素体24では、セラミックグリーンシート12
が間に内部電極16を介さずに積層されているため、燒
結により積層したセラミックグリーンシート12が一体
化して圧電セラミック17となる。
【0031】次に、図9に示すように、互い違いに積み
重ねられた積層体21の両端部に絶縁体22を形成し、
その後、交互に積み重ねた内部電極16の一端が積層体
21の端部に露出するような位置、すなわち図中A−
A′、B−B′において切断する。
【0032】絶縁体22としては、樹脂、ガラス、ある
いはセラミックを用いることができるが、圧電セラミッ
クが変位するときに絶縁体22の周辺に過大な応力が集
中するため、この絶縁体22には変形しやすいもの、あ
るいは圧電セラミックよりも強度が弱いものが好まし
く、また機械振動によりセラミックが120〜180℃
程度まで温度上昇するために耐熱性も要求される。これ
により変形に伴う応力を分散し圧電セラミックの破壊を
防止することができる。
【0033】絶縁体22の形成は、例えば粘度の低い状
態で塗布したり、ゾルゲル法やパウダービームデポジシ
ョン法、あるいは特に互い違いに積層されることによっ
て端部に形成される凹部が狭小である場合には真空薄膜
形成法などにより積層体端部の凹部に形成される。
【0034】この後、図10に示すように、切断面の一
次側積層素体23の部分に導電体を塗布して、一対の一
次側外部電極28(28a,28b)を形成し、内部電
極16と接続する。このとき内部電極16は一枚毎にず
らして積層されているため、一対の外部電極28(28
a,28b)に一枚毎に交互に接続されることになる。
さらに、切断面の二次側積層素体24の上部側面と底面
に導電体を形成し、それぞれ一対の二次側外部電極30
(30a,30b)および導電層25を形成する。
【0035】さらに、対をなす2組の外部電極28a,
28bおよび30a,30bに直流電圧を印加して12
0℃のシリコンオイル中で、約30分間の加熱して分極
処理をすることにより、図6に示す目的の積層型圧電ト
ランス素子29が完成する。
【0036】このようにして、積層型圧電アクチュエー
タや積層縦型圧電トランス等の圧電素子を容易に、簡素
な製造工程により製造することができる。
【0037】即ち、セラミックシート部材10,20を
1枚毎に互い違いとなるように積層し、その積層体1
1,21の両端部の全体に絶縁体14,22を形成した
後、両端部を内部電極6、16が露出するようにA−
A′,B−B′において切断し、その後両端部に露出す
る内部電極6,16に接続するように外部電極18(1
8a,18b),28(28a,28b)を形成するよ
うにしているので、前述した図12または図13のよう
に、複数のスリットを形成して絶縁物を埋め込んだり、
または端部に臨む内部電極を選択的に被覆するような細
かな加工工程がなく、容易、かつ精度よく製造すること
ができる。
【0038】このとき製造された圧電素子は、従来の圧
電素子において見られるように、圧電効果により変位が
生じたときに、応力歪みにより応力破壊をすることがな
い。従って、圧電素子に印加する駆動電界強度を大きく
とることができ、圧電素子の圧電効果を充分に発揮する
ことができる。
【0039】圧電素子に用いる材料は、上述のPZTに
限らず、他の誘電体材料、特に自発分極を有する強誘電
体材料を用いて構成することができ、これに本発明製法
を適用して同様の効果を得ることができる。
【0040】本発明の製法は、上述の例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様
々な構成が取り得る。
【0041】
【発明の効果】上述の本発明による圧電素子の製法によ
れば、複雑な工程を必要とすることなく、積層型圧電素
子の製造工程を簡略化し、製造コストを低減することが
できる。
【0042】また、従来の圧電素子において見られるよ
うに、圧電効果により変位が生じたときに、応力歪みに
より応力破壊をすることがなく、素子に印加する駆動電
界強度を大きくとることができ、素子の圧電効果を充分
に発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明製法を適用した積層型圧電アクチュエー
タ素子の一例の斜視図である。
【図2】図1の積層型圧電アクチュエータ素子の一製造
工程の工程図(斜視図)である。
【図3】図1の積層型圧電アクチュエータ素子の一製造
工程の工程図(斜視図)である。
【図4】図1の積層型圧電アクチュエータ素子の一製造
工程の工程図(断面図)である。
【図5】図1の積層型圧電アクチュエータ素子の一製造
工程の工程図(断面図)である。
【図6】本発明の他の製法を適用した積層型縦型圧電ト
ランス素子の一例の斜視図である。
【図7】図6の圧電トランス素子の一製造工程の工程図
(斜視図)である。
【図8】図6の圧電トランス素子の一製造工程の工程図
(斜視図)である。
【図9】図6の圧電トランス素子の一製造工程の工程図
(断面図)である。
【図10】図6の圧電トランス素子の一製造工程の工程
図(断面図)である。
【図11】従来の積層圧電素子の概略断面図である。
【図12】他の従来の積層圧電素子の概略断面図であ
る。
【図13】さらに他の従来の積層圧電素子の概略断面図
である。
【符号の説明】
2、12 セラミックグリーンシート 3、13 セラミックシート 6、16 内部電極 10、20 セラミックシート部材 11、21 積層体 14、22 絶縁体 17 圧電セラミック 18 外部電極 19 圧電アクチュエータ素子 23 一次側積層素体 24 二次側積層素体 25 導電層 28 一次側外部電極 29 圧電トランス素子 30 二次側外部電極 100 積層体 101 圧電セラミックグリーンシート 102 内部電極 103 外部電極 104 絶縁物 110 積層型圧電・電歪素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部電極を形成した圧電セラミックグリ
    ーンシートを、端部をずらして交互に積み重ねた積層体
    を形成する工程と、 上記積層体を焼成し一体化する工程と、 上記一体化した積層体の両端部に絶縁体を形成する工程
    と、 上記積層体の両端部を、交互に積み重ねた内部電極の一
    端が交互に現れる位置で切断する工程と、 上記切断した面の端部に露出した内部電極と接続する一
    対の外部電極を形成する工程とを有することを特徴とす
    る積層型圧電素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 内部電極を形成した圧電セラミックグリ
    ーンシートを端部をずらして交互に積み重ねた一次積層
    素体と、圧電セラミックグリーンシートからなる二次積
    層素体とを積層してなる積層体を形成する工程と、 上記積層体を焼成し一体化する工程と、 上記一体化した積層体の両端部に絶縁体を形成する工程
    と、 上記積層体の両端部を、交互に積み重ねた内部電極の一
    端が交互に現れる位置で切断する工程と、 上記一次積層素体の切断面の端部に露出した内部電極を
    接続する一対の一次外部電極を形成する工程と、 上記二次積層素体の切断面に、端部に露出した内部電極
    及び、二次積層素体の下面に形成された導電体にそれぞ
    れ接続する一対の二次外部電極を形成する工程とを有す
    ることを特徴とする積層型圧電素子の製造方法。
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