JPH09152876A - 歌詞データ処理装置及び補助データ処理装置 - Google Patents

歌詞データ処理装置及び補助データ処理装置

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JPH09152876A
JPH09152876A JP7278117A JP27811795A JPH09152876A JP H09152876 A JPH09152876 A JP H09152876A JP 7278117 A JP7278117 A JP 7278117A JP 27811795 A JP27811795 A JP 27811795A JP H09152876 A JPH09152876 A JP H09152876A
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靖 鞍掛
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卓也 中田
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K15/00Acoustics not otherwise provided for
    • G10K15/04Sound-producing devices
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/36Accompaniment arrangements
    • G10H1/361Recording/reproducing of accompaniment for use with an external source, e.g. karaoke systems
    • G10H1/363Recording/reproducing of accompaniment for use with an external source, e.g. karaoke systems using optical disks, e.g. CD, CD-ROM, to store accompaniment information in digital form
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    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類のフォーマットの演奏データと対を
なす歌詞データ等を処理することができるデータ処理装
置を提供することを課題とする。 【解決手段】 第1の記憶形式または第2の記憶形式に
より演奏データおよび歌詞データ等を記憶する記憶手段
と、第1の記憶形式により記憶された歌詞データ等をサ
ーチするための第1データサーチ手段と、第2の記憶形
式により記憶された歌詞データ等をサーチするための第
2データサーチ手段と、第1データサーチ手段により歌
詞データ等をサーチし、第1の記憶形式の歌詞データ等
が見つかれば該歌詞データ等を処理し、第1の記憶形式
の歌詞データ等が見つからなければ、第2データサーチ
手段により歌詞データ等をサーチし、第2の記憶形式の
歌詞データ等が見つかれば該歌詞データ等を処理する処
理手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演奏データと対で
処理される歌詞データまたは補助データを処理するため
のデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラオケ装置等は、自動演奏データと歌
詞データを記憶している。カラオケ演奏等は、自動演奏
データを再生すると同時に、歌詞データを表示する。自
動演奏データと歌詞データを記憶する際のデータフォー
マットは複数種類存在する。データフォーマットの種類
は、外見上見分けられないため、歌詞データ処理装置
を、複数種類のデータフォーマットに対応させることは
困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また、自動演奏データ
を再生するタイミングと歌詞データを表示するタイミン
グを合わせるため、自動演奏データと歌詞データとを混
在して記憶装置に記憶させるデータフォーマットがあ
る。この方式は、記憶装置から演奏データを読み出して
再生処理すると同時に、歌詞データを読み出して表示す
る必要があるので、歌詞データのデータ量が多い曲につ
いては演奏(発音)の遅れが生じることがある。
【0004】さらに、例えば、電子楽器の自動演奏デー
タのように、世の中には、カラオケ用に作成されていな
い演奏データが多数存在する。これらの演奏データをカ
ラオケ用に流用させたいとの要求がある。しかし、これ
らの演奏データをカラオケ用に用いることは容易ではな
い。
【0005】同様に、世の中に存在している演奏データ
に対して、補助データ(例えば作曲者や作詞者、歌手名
等の演奏データの検索に用いるためのデータ)を付加し
たいとの要求がある。しかし、これらのデータに補助デ
ータを付加するために新たに演奏データを作りなおすの
は容易ではない。
【0006】本発明の目的は、複数種類のデータフォー
マットを持つ歌詞データあるいは補助データに対応する
ことができるデータ処理装置を提供することである。本
発明の他の目的は、歌詞データに依存した演奏の遅れを
防止することができるデータ処理装置を提供することで
ある。
【0007】さらに、本発明の他の目的は、独立の演奏
データに対して容易に歌詞データあるいは補助データを
付加することができるデータ処理装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の歌詞データ処理
装置は、外部から演奏データと歌詞データが混在したフ
ォーマットのデータを入力することができる入力手段
と、演奏データを記憶するための演奏データ記憶領域と
歌詞データを記憶するための歌詞データ記憶領域とを有
するメモリと、前記入力手段から入力されるデータを演
奏データと歌詞データとに分離して、それぞれ前記演奏
データ記憶領域と歌詞データ記憶領域に記録する記録手
段と、前記歌詞データ記憶領域に記憶されている歌詞デ
ータを読み出して再生する歌詞データ再生手段と、前記
歌詞データ再生手段に優先して、前記演奏データ記憶領
域に記憶されている演奏データを読み出して再生する演
奏データ再生手段とを有する。
【0009】外部から演奏データと歌詞データが混在し
たデータが供給されても、演奏データと歌詞データに分
離し、歌詞データよりも優先的に演奏データを処理する
ことにより、歌詞データのデータ量に依存し演奏データ
の再生が遅れることを防止できる。
【0010】また、本発明の歌詞データ処理装置は、演
奏データについてはあるファイル名で特定し、該演奏デ
ータと対をなす歌詞データについては該演奏データのフ
ァイル名に対応するファイル名で特定し記憶する記憶手
段と、再生したい演奏データのファイル名を指示する指
示手段と、指示手段により指示されるファイル名の演奏
データを記憶手段から読み出し再生する演奏データ再生
手段と、指示手段により指示される演奏データのファイ
ル名に対応する歌詞データのファイル名をサーチするサ
ーチ手段と、サーチ手段によりサーチされるファイル名
の歌詞データを記憶手段から読み出し再生する歌詞デー
タ再生手段とを有する。
【0011】演奏データと歌詞データが異なるファイル
に記憶されている際、操作者は演奏データのファイルを
指定するだけで、対をなす演奏データと歌詞データの再
生を行わせるができる。
【0012】さらに、本発明の歌詞データ処理装置は、
第1の記憶形式または第2の記憶形式により演奏データ
および歌詞データを記憶する記憶手段と、第1の記憶形
式により記憶された歌詞データをサーチするための第1
歌詞データサーチ手段と、第2の記憶形式により記憶さ
れた歌詞データをサーチするための第2歌詞データサー
チ手段と、第1歌詞データサーチ手段により歌詞データ
をサーチし、第1の記憶形式の歌詞データが見つかれば
該歌詞データを処理して演奏データと共に再生し、第1
の記憶形式の歌詞データが見つからなければ、第2歌詞
データサーチ手段により歌詞データをサーチし、第2の
記憶形式の歌詞データが見つかれば該歌詞データを処理
して演奏データと共に再生する再生手段とを有する。
【0013】少なくとも2つの異なる記憶形式で演奏デ
ータと歌詞データが記憶手段に記憶されている場合、第
1および第2の歌詞データサーチ手段により歌詞データ
をサーチさせることにより、いずれの記憶形式で演奏デ
ータと歌詞データが記憶されていても、再生することが
できる。
【0014】さらに、本発明の補助データ処理装置は、
演奏データについてはあるファイル名で特定し、該演奏
データと対をなす補助データについては該演奏データの
ファイル名に対応するファイル名で特定し記憶する記憶
手段と、再生したい演奏データのファイル名を指示する
指示手段と、前記指示手段により指示されるファイル名
の演奏データを前記記憶手段から読み出し再生する演奏
データ再生手段と、前記指示手段により指示される演奏
データのファイル名に対応する補助データのファイル名
をサーチするサーチ手段と、前記サーチ手段によりサー
チされるファイル名の補助データを前記記憶手段から読
み出し処理する補助データ処理手段とを有する。
【0015】演奏データと補助データが異なるファイル
に記憶されている際、操作者は演奏データのファイルを
指定するだけで、演奏データと対をなす補助データを選
択し、処理をすることができる。
【0016】さらに、本発明の補助データ処理装置は、
第1の記憶形式または第2の記憶形式により演奏データ
および補助データを記憶する記憶手段と、第1の記憶形
式により記憶された補助データをサーチするための第1
補助データサーチ手段と、第2の記憶形式により記憶さ
れた補助データをサーチするための第2補助データサー
チ手段と、第1補助データサーチ手段により補助データ
をサーチし、第1の記憶形式の補助データが見つかれば
該補助データを処理し、第1の記憶形式の補助データが
見つからなければ、第2補助データサーチ手段により補
助データをサーチし、第2の記憶形式の補助データが見
つかれば該補助データを処理する処理手段とを有する。
【0017】少なくとも2つの異なる記憶形式で演奏デ
ータと補助データが記憶手段に記憶されている場合、第
1および第2の補助データサーチ手段により補助データ
をサーチさせることにより、いずれの記憶形式で演奏デ
ータと補助データが記憶されていても、確実に処理する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例による歌
詞データ処理装置の機能を説明するための図である。
【0019】第1の曲データD1と第2の曲データD2
と第3の曲データD3は、それぞれ演奏データと歌詞デ
ータを含む。しかし、そのデータフォーマットは異な
る。例えば、演奏データと歌詞データとが混在したも
の、または演奏データと歌詞データとが完全に独立した
もの等がある。
【0020】データ変換装置1は、曲データD1,D
2,D3のいずれが入力されてきても、統一フォーマッ
トの曲データD0に変換し出力する。曲データD0は、
演奏データと歌詞データとを分離したフォーマットを有
する。統一フォーマットの曲データD0に変換すること
により、入力データのフォーマットがD1であるかD2
であるかD3であるかは関係なくなる。
【0021】再生装置2は、演奏データ処理部3と歌詞
データ処理部4を有し、曲データD0を受け取り、曲デ
ータD0の再生を行う。演奏データ処理部3は、演奏デ
ータの再生を行い発音処理を行う。歌詞データ処理部4
は、歌詞データを表示装置に表示する。
【0022】演奏データと歌詞データとを分離して、再
生することにより、歌詞データのデータ量に依存して、
演奏データの再生が遅れることはほとんどなくなる。な
お、演奏データと歌詞データとは、時間的に対応付けら
れて再生される。詳細は、後に説明する。
【0023】本実施例による歌詞データ処理装置は、異
なるフォーマットを持つ曲データD1,D2,D3のい
ずれが入力されても、再生することができる。したがっ
て、電子楽器の自動演奏データのように、演奏データの
みの曲データに歌詞データを付加しただけのもののフォ
ーマットに対応させることもできる。詳細は、後に説明
する。
【0024】図2は、本実施例による歌詞データ処理装
置のハードウェア構成を示すブロック図である。CPU
20は、バス24を介して、ROM18、RAM19、
タイマ21の他、MIDIインターフェース11、検出
回路12、表示回路14、音源回路15、ハードディス
ク装置(HDD)22、フロッピディスク装置(FD
D)23に接続される。
【0025】RAM19は、演奏イベントエリア31と
歌詞イベントエリア32を有する。演奏イベントエリア
31は、曲データの変換処理により生成される統一フォ
ーマットの演奏イベントを記憶するエリアである。歌詞
イベントエリア32は、統一フォーマットの歌詞データ
を記憶するエリアである。
【0026】RAM19は、その他、レジスタやバッフ
ァ等、CPU20のワーキングエリアを有する。ROM
18は、コンピュータプログラムや種々のパラメータを
記憶する。CPU20は、ROM18に記憶されるコン
ピュータプログラムに応じて、各種処理を行う。
【0027】CPU20は、ハードディスク装置22、
フロッピディスク装置23またはMIDIインターフェ
ース11から曲データを受け、統一フォーマットの曲デ
ータに変換する。そして、曲データ中の演奏データを、
演奏イベントエリア31に書き込み、曲データ中の歌詞
データを、歌詞イベントエリア32に書き込む。
【0028】タイマ21は、所定時間間隔でタイマ割り
込み信号をCPU20に供給する。CPU20は、タイ
マ割り込み信号を受けて、所定の割り込み処理を行う。
フロッピディスク装置23は、抜き差し可能なフロッピ
ディスクに対してデータの読み出しおよび書き込みを行
うことができる。例えば、曲データが記憶されたフロッ
ピディスクを、フロッピディスク装置23に差し込むこ
とにより、CPU20は、フロッピディスクに記憶され
ている曲データを読み出すことができる。
【0029】ハードディスク装置22は、大容量記憶装
置であり、多数の曲データを記憶することができる。C
PU20は、フロッピディスク装置23からハードディ
スク装置22に曲データをコピーすることができる。C
PU20は、ハードディスク装置22から曲データを読
み出すこともできる。
【0030】MIDIインターフェース11は、外部に
対してMIDIデータを入出力することができる。例え
ば、曲データを入出力することができる。検出回路12
には、キーボードやマウス装置等の入力装置13が接続
される。CPU20は、検出回路12を介して、入力装
置13のスイッチ状態等を検出する。操作者は、入力装
置13を操作することにより、各種の指定を行うことが
できる。例えば、再生を行いたい曲データを指定するこ
とができる。また、入力装置13は、再生を指示するた
めの再生スイッチを有する。
【0031】表示回路14は、RAM19中の歌詞イベ
ントエリア32に記憶されている歌詞データを表示す
る。その他、ハードディスク装置22に記憶されている
曲データの種類を表示することもできる。
【0032】音源回路15は、RAM19中の演奏イベ
ントエリア31に記憶されている演奏データを受けて、
楽音信号を生成する。音源回路15は、波形メモリ方式
の他、FM方式、物理モデル方式、高調波合成方式、フ
ォルマント合成方式、VCOとVCFとVCAを含むア
ナログシンセサイザ方式等、どのような方式でもよい。
【0033】D/A変換器16は、音源回路15から楽
音信号を受け、デジタル信号からアナログ信号に変換す
る。サウンドシステム17は、アンプとスピーカを有
し、D/A変換器16からアナログの楽音信号を受け
る。楽音信号は、アンプにより増幅され、スピーカから
発音される。
【0034】以上の構成は、カラオケ装置の形態に限ら
ず、電子楽器の形態でもよいし、パソコンとアプリケー
ションソフトの形態でもよい。また、音源回路15は、
専用のハードウェアを用いる他、DSPとマイクロプロ
グラムにより構成するようにしてもよいし、CPUとソ
フトウェアという構成であってもよい。また、時分割で
複数の発音チャンネルを構成するようにしてもよいし、
1つの発音チャンネルを1つの回路で構成してもよい。
【0035】なお、ハードディスク装置22、フロッピ
ディスク装置23またはMIDIインターフェース11
は、様々な種類のフォーマットの曲データをCPU20
に供給することができる。次に、スタンダードMIDI
ファイル形式のフォーマット例を3つ、図3〜図5に示
す。
【0036】図3は、第1データフォーマットを示す図
である。図3(A)は、シーケンスファイルFL1のフ
ォーマットを示す。1つの曲データは、1つのシーケン
スファイルFL1で表される。シーケンスファイルFL
1は、ハードディスク装置22等に記憶される。シーケ
ンスファイルFL1は、ヘッダチャンクHCとトラック
チャンクTCを有する。ヘッダチャンクHCは、トラッ
クチャンクのデータ形式(フォーマット0または1また
は2)やデータの時間分解能等のデータを有する。以
下、トラックチャンクTCの構成を示す。
【0037】図3(B)は、トラックチャンクTCのデ
ータ構成を示す。トラックチャンクTCは、複数のトラ
ックチャンクデータTCD1,TDC2を有する。各ト
ラックチャンクデータTCD1,TCD2は、同じデー
タ構成である。例えば、トラックチャンクデータTCD
1は、演奏データSS1と歌詞データLL1を有する。
【0038】さらに、演奏データSS1は、タイムデー
タTS1と演奏イベントデータSD1を有する。演奏イ
ベントデータSD1が実質的な演奏データである。タイ
ムデータTS1は、演奏開始から最初の演奏イベントデ
ータSD1までの時間間隔を表す。タイムデータTS2
は、演奏イベントデータSD1とその次の演奏イベント
データSD2との間の時間間隔を表す。
【0039】歌詞イベントデータLL1は、タイムデー
タTL1と歌詞イベントデータLD1を有する。歌詞イ
ベントデータLD1が実質的な歌詞データである。タイ
ムデータTL1は、演奏開始から最初の歌詞イベントデ
ータLD1までの時間間隔を表す。タイムデータTL2
は、歌詞イベントデータLD1とその次の歌詞イベント
データLD2との間の時間間隔を表す。
【0040】なお、図示はしていないが、トラックチャ
ンクTC中に曲名や作曲者名等のデータを含ませてもよ
い。図4は、第2データフォーマットを示す図である。
【0041】図4(A)は、シーケンスファイルFL1
のフォーマットを示す。1つの曲データは、1つのシー
ケンスファイルFL1で表される。シーケンスファイル
FL1は、ヘッダチャンクHCとトラックチャンクTC
と歌詞チャンクLCを有する。ヘッダチャンクHCは、
第1データフォーマットのヘッダチャンク(図3
(A))と同じ構成である。以下、トラックチャンクT
Cと歌詞チャンクの構成を示す。
【0042】図4(B)は、トラックチャンクTCのデ
ータ構成を示す。トラックチャンクTCは、複数の演奏
データSS1,SS2を有する。各演奏データSS1,
SS2は、同じデータ構成である。演奏データSS1
は、第1データフォーマットの演奏データ(図3
(B))と同じ構成であり、タイムデータTS1と演奏
イベントデータSD1を有する。
【0043】図4(C)は、歌詞チャンクLCのデータ
構成を示す。歌詞チャンクLCは、複数の歌詞データL
L1,LL2を有する。各歌詞データLL1,LL2
は、同じデータ構成である。歌詞データLL1は、第1
データフォーマットの歌詞データ(図3(B))と同じ
構成であり、タイムデータTL1と歌詞イベントデータ
LD1を有する。
【0044】図5は、第3データフォーマットを示す図
である。図5(A)は、シーケンスファイルFL1と歌
詞ファイルFL2のフォーマットを示す。1つの曲デー
タは、1つのシーケンスファイルFL1と1つの歌詞フ
ァイルFL2で表され、ハードディスク等に記憶され
る。
【0045】シーケンスファイルFL1は、例えば、従
来より使用されている電子楽器用の自動演奏データであ
る。歌詞ファイルFL2は、シーケンスファイルFL1
を、例えばカラオケ用に流用するため新たに作成したフ
ァイルである。
【0046】シーケンスファイルFL1は、ヘッダチャ
ンクHCとトラックチャンクTCを有する。ヘッダチャ
ンクHCは、第1および第2データフォーマットのヘッ
ダチャンク(図3(A)、図4(A))と同じ構成であ
る。
【0047】図5(B)は、トラックチャンクTCのデ
ータ構成を示す。トラックチャンクTCは、第2データ
フォーマットのトラックチャンク(図4(B))と同じ
構成であり、複数の演奏データSS1,SS2を有す
る。演奏データSS1は、タイムデータTS1と演奏イ
ベントデータSD1を有する。
【0048】なお、第1データフォーマット、第2デー
タフォーマット、第3データフォーマットのいずれも演
奏データの音符のタイミングとそれに対応する歌詞のタ
イミングが一致するように演奏データ、歌詞データを作
成することが好ましいことはいうまでもない。
【0049】図5(C)は、歌詞ファイルFL2のデー
タ構成を示す。歌詞ファイルFL2は、第2データフォ
ーマットの歌詞チャンク(図4(C))と同じ構成であ
り、複数の歌詞データLL1,LL2を有する。歌詞デ
ータLL1は、タイムデータTL1と歌詞イベントデー
タLD1を有する。
【0050】CPU20は、以上の様々なファイル形式
の曲データを統一フォーマットの曲データに変換し、そ
の曲データをRAM19中の演奏イベントエリア31お
よび歌詞イベントエリア32に書き込む。次に、演奏イ
ベントエリア31および歌詞イベントエリア32に書き
込まれるデータフォーマットを示す。
【0051】図6は、統一データフォーマットを示す図
である。曲データは、演奏データおよび歌詞データに分
離され、それぞれ演奏イベントエリア31と歌詞イベン
トエリア32に書き込まれる。
【0052】図6(A)は、RAM中の演奏イベントエ
リア31のデータフォーマットを示す。演奏イベントエ
リア31には、複数の演奏データSS1,SS2が記憶
される。各演奏データSS1,SS2は、同じデータ構
成である。例えば、演奏データSS1は、前述と同様、
タイムデータTS1と演奏イベントデータSD1を有す
る。
【0053】図6(B)は、RAM中の歌詞イベントエ
リア32のデータフォーマットを示す。歌詞イベントエ
リア32には、複数の歌詞データLL1’,LL2’が
記憶される。各歌詞データLL1’,LL2’は、同じ
データ構成である。例えば、歌詞データLL1’は、前
述とは異なり、タイムデータTL1’と文字列イベント
データLD1’を有する。
【0054】文字列イベントデータLD1’は、歌詞デ
ータのうちの文字列を1かたまりとして保持するデータ
である。例えば、変換前の第1〜3データフォーマット
は1文字毎の歌詞データとして表されているので、表示
回路14に、演奏の進行にしたがって文字列単独で歌詞
を表示するには、文字列への変換が必要になる。文字列
のタイムデータTL1’は、各文字のタイムデータを加
算したデータになる。次に、具体例を示す。
【0055】図7は、歌詞イベントデータから文字列イ
ベントデータへの変換例を示す。図7(A)は、第1〜
3データフォーマットの歌詞イベントデータの例を示
す。歌詞チャンクLCは、5つの歌詞データLL1〜L
L5を有する。各歌詞データのタイムデータTL1〜T
L5は、それぞれt1,t2,t3,t4,t5であ
り、歌詞イベントデータLD1〜LD5は、それぞれ
「青(あ」、「お)」、「い」、「空(そ」、「ら)
/」である。ここで、/は改行である。
【0056】図7(B)は、歌詞イベントエリア32に
記憶される文字列イベントデータの例を示す。歌詞イベ
ントエリア32には、歌詞データLL1’が記憶され
る。歌詞データLL1’のタイムデータTL1’は、1
つ前の文字列LD0’の先頭の文字からLD1’の先頭
の文字までのタイムデータの和「td+…+t1」であ
り、文字列イベントデータLD1’は、「青(あお)い
空(そら)/」である。そして次の文字列イベントデー
タLD2’とタイムデータTL2’のうち、タイムデー
タTL2’は「t2+t3+t4+t5+t6」であ
る。文字列イベントデータLD1’は、図7(A)の歌
詞イベントデータを再編成したデータであり、改行まで
の文字が1つの文字列である。
【0057】図8は、CPUが行うファイル選択処理の
フローチャートである。ステップSA1では、選択ファ
イルの指定を受け付ける。表示回路14には、ハードデ
ィスク装置22に記憶されている曲データのシーケンス
ファイル名が表示される。操作者は、キーボードまたは
マウス等の入力装置13を用いて、演奏したいファイル
の選択を行うことができる。操作者が選択するファイル
は、第1〜3データフォーマットのうちのいずれのファ
イルでもよい。
【0058】ステップSA2では、指定されたファイル
からトラックチャンクのデータを読み出す。ファイル中
には、トラックチャンクの先頭であることを示す識別コ
ードが含まれている。この識別コードを手掛かりにトラ
ックチャンクの位置を特定する。
【0059】読み出されるデータは、歌詞イベントまた
は演奏イベントのいずれかである。つまり、タイムデー
タと歌詞イベントデータを1組として、またはタイムデ
ータと演奏イベントデータを1組として読み出す。
【0060】ステップSA3では、読み出したデータが
歌詞イベントであるか演奏イベントであるかをチェック
する。歌詞イベントであれば、ステップSA4へ進み、
読み出したデータをRAM中の歌詞イベントエリア32
へ転送し、ステップSA6へ進む。
【0061】読み出したデータが演奏イベントであると
きには、ステップSA5へ進み、読み出したデータをR
AM中の演奏イベントエリア31へ転送し、ステップS
A6へ進む。なお、ステップSA4およびSA5におい
て、タイムデータが読み出された場合は、両エリアに同
じタイムデータを転送する。第1データフォーマットの
ように、演奏データと歌詞データが混在する場合、それ
らに対応するタイムデータも混在しているので、タイム
データについては全て両エリアに転送する。タイムデー
タは、演奏データと歌詞データについて共通の情報であ
る。
【0062】ステップSA6では、トラックチャンクか
ら全てのデータの読み出しが終了したか否かをチェック
する。読み出しが終了していないときには、ステップS
A2へ戻り、トラックチャンク中の次のデータについ
て、同様の処理を繰り返す。全てのデータについて処理
が終了したときには、ステップSA7へ進む。
【0063】ステップSA7では、トラックチャンクか
ら読み出したデータに歌詞イベントが含まれていたか否
かをチェックする。歌詞イベントが含まれていたときに
は、第1データフォーマットの場合であり、ステップS
A8へ進む。その場合は、歌詞イベントと演奏イベント
の両方についてのデータ転送が終了している。
【0064】ステップSA8では、歌詞イベントエリア
のデータを再編成し、処理を終了する。つまり、文字イ
ベントから文字列イベントへの再編成を行う。ステップ
SA7において、トラックチャンクから読み出したデー
タに歌詞イベントが含まれていないと判断されたときに
は、第2または第3データフォーマットの場合であるの
で、歌詞イベントの処理を行うため、ステップSA9へ
進む。
【0065】ステップSA9では、選択されたシーケン
スファイルの中から歌詞チャンクをサーチする。ファイ
ル中には、歌詞チャンクの先頭を示す識別コードが含ま
れている。この識別コードを手掛かりに歌詞チャンクの
位置を特定する。
【0066】ステップSA10では、歌詞チャンクが見
つかったか否かを判断する。歌詞チャンクが見つかった
ときには、第2データフォーマットの場合であるので、
ステップSA11へ進む。
【0067】ステップSA11では、見つけた歌詞チャ
ンクのデータをRAM中の歌詞イベントエリア32へ転
送する。ステップSA8では、前述と同様に、歌詞イベ
ントエリア32のデータを再編成し、処理を終了する。
【0068】ステップSA10において、歌詞チャンク
が見つからなかったと判断されたときには、第3データ
フォーマットの場合であるので、ステップSA12へ進
む。ステップSA12では、選択したシーケンスファイ
ルと同一ファイル名の歌詞ファイルをサーチする。第3
データフォーマットは、図5に示したように、シーケン
スファイルFL1と歌詞ファイルFL2と2つからな
る。
【0069】例えば、シーケンスファイルは“ABC
D.MID”の名称であり、歌詞ファイルは“ABC
D.LYR”の名称である。この2つは、ファイル名が
共に“ABCD”で共通し、ファイルの種類が異なる。
末尾の“MID”は、シーケンスファイルであることを
示し、“LYR”は、歌詞ファイルであることを示す。
【0070】ここで、例えば、シーケンスファイル“A
BCD.MID”が選択されているのであれば、同一フ
ァイル名の歌詞ファイル“ABCD.LYR”をサーチ
する。
【0071】ステップSA13では、歌詞ファイルが見
つかったか否かを判断する。歌詞ファイルが見つかった
のであれば、ステップSA14へ進む。ステップSA1
4では、見つけた歌詞ファイルのデータをRAM中の歌
詞イベントエリア32へ転送する。ステップSA8で
は、前述と同様に、歌詞イベントエリア32のデータを
再編成し、処理を終了する。
【0072】ステップSA13において、歌詞ファイル
が見つからなかったと判断されたときには、ステップS
A15へ進む。ステップSA15では、「歌詞データ無
し」のメッセージを表示回路14に表示し、処理を終了
する。
【0073】以上により、第1〜第3データフォーマッ
トのデータは統一フォーマットのデータに変換され、演
奏イベントエリア31および歌詞イベントエリア32に
記憶される。
【0074】図9は、演奏イベント処理と歌詞イベント
処理の優先度を示す図である。演奏イベント処理と歌詞
イベント処理は、共に割り込み処理である。割り込み処
理の優先度は、演奏イベント処理の方が歌詞イベント処
理よりも高くする。
【0075】演奏イベント処理は、演奏データの再生を
行うための処理である。歌詞イベント処理は、歌詞デー
タの表示を行うための処理である。演奏イベント処理の
優先度を高くすることにより、歌詞イベントのデータ量
が多くても、演奏の遅れを防止することができる。これ
は、演奏データと歌詞データとを分離して、別エリアに
記憶させておくことにより、可能となる。
【0076】歌詞データの表示については、多少遅れが
生じても、聴取者はそれほど気にならない。一方、演奏
の遅れについては、聴取者が敏感に反応する。したがっ
て、演奏の遅れを優先的に防止する必要がある。
【0077】次に、演奏イベント処理と歌詞イベント処
理のそれぞれについて説明する。図10は、演奏イベン
ト処理を示すフローチャートである。演奏イベント処理
は、例えば割り込み周期が10msの割り込み処理であ
る。
【0078】ステップSB1では、再生フラグRUNが
1であるか否かをチェックする。再生フラグは、初期時
には0にセットされている。その後、操作者が再生スイ
ッチを押すと1になる。停止スイッチを押すと再び0に
なる。
【0079】再生フラグRUNが0であるときには、再
生が指示されていないので、再生処理をせずに、割り込
み前の処理へ戻る。再生フラグRUNが1であるときに
は、再生処理を行うため、ステップSB2へ進む。
【0080】ステップSB2では、レジスタTIMEの
値をKだけ減じる。操作者が再生スイッチを押すと、レ
ジスタTIMEには、初期時、最初の演奏イベントのタ
イムデータが格納される。このタイムデータは、再生ス
イッチが押されてから実際に発音が開始されるまでの時
間を表す。
【0081】Kは、次式のように、演奏テンポと割り込
み周期に応じて、決まる値である。 K=(テンポ×分解能×割り込み周期)/(60×10
00) ここで、分解能とは、4分音符の分解能であり、例えば
96である。Kが大きいほど単位時間に多くのデータが
読み出され発音処理される。
【0082】例えば、テンポが120であり、割り込み
周期が10msである場合、 K=(120×96×10)/(60×1000) =1.92 になる。なお、タイムデータも4分音符の分解能(例え
ば96)を最小単位とする値で記述される。
【0083】ステップSB3では、レジスタTIMEが
0以下であるか否かをチェックする。レジスタTIME
が0以下になっていないときには、今回は演奏データの
処理を行わないで、処理を終了し、割り込み前の処理に
戻る。
【0084】10ms毎に割り込み処理を繰り返すと、
ステップSB2でレジスタTIMEが次第に減じられて
いく。ステップSB3において、レジスタTIMEが0
以下になったと判断されたときには、ステップSB4へ
進む。
【0085】ステップSB4では、RAM中の演奏イベ
ントエリアのアドレスを進めて、データを読み出す。デ
ータは、タイムデータと演奏イベントデータとが別に読
み出される。つまり、タイムデータまたは演奏イベント
データのいずれかが読み出される。
【0086】ステップSB5では、読み出したデータが
タイムデータか否かをチェックする。タイムデータでな
いときには、演奏イベントデータであるので、ステップ
SB7へ進む。
【0087】ステップSB7では、演奏イベントデータ
を音源回路15へ出力し、ステップSB4へ戻る。ステ
ップSB4以降では、次のデータについての処理を繰り
返す。音源回路15に演奏イベントデータを出力する
と、音源回路15は楽音信号を生成し、D/A変換器1
6およびサウンドシステム17を介して発音される。
【0088】ステップSB5において、読み出したデー
タがタイムデータであると判断されたときには、ステッ
プSB6へ進む。ステップSB6では、レジスタTIM
Eに読み出したタイムデータを加算する。
【0089】ステップSB6では、レジスタTIMEが
0より大きいか否かをチェックする。ステップSB2に
おいて、レジスタTIMEからKを減じた結果、レジス
タTIMEが負値になってしまい、ステップSB6にお
いてレジスタTIMEにタイムデータを加算しても、な
お負値のままであるときには、ステップSB4へ戻り、
さらに次のデータについても処理を行う。
【0090】ステップSB8において、レジスタTIM
Eが0より大きいと判断されたら、処理を終了し、割り
込み前の処理へ戻る。図11は、歌詞イベント処理を示
すフローチャートである。歌詞イベント処理は、例えば
割り込み周期が20msの割り込み処理である。歌詞イ
ベント処理を、頻繁に行う必要がないときには、演奏イ
ベント処理よりも割り込み周期を長くしてもよい。同じ
割り込み周期でもよい。
【0091】ステップSC1では、再生フラグRUNが
1であるか否かをチェックする。再生フラグRUNが0
であるときには、再生が指示されていないので、再生処
理をせずに、割り込み前の処理へ戻る。再生フラグRU
Nが1であるときには、再生処理を行うため、ステップ
SC2へ進む。
【0092】ステップSC2では、レジスタTIMEの
値をKだけ減じる。Kは、前述のように、演奏テンポと
割り込み周期に応じて、決まる値である。ステップSC
3では、レジスタTIMEが0以下であるか否かをチェ
ックする。レジスタTIMEが0以下になっていないと
きには、演奏データの処理を行わないで、処理を終了
し、割り込み前の処理に戻る。レジスタTIMEが0以
下になったと判断されたときには、ステップSC4へ進
む。
【0093】ステップSC4では、RAM中の歌詞イベ
ントエリアのアドレスを進めて、データを読み出す。タ
イムデータまたは文字列イベントデータのいずれかを読
み出す。
【0094】ステップSC5では、読み出したデータが
タイムデータか否かをチェックする。タイムデータでな
いときには、文字列イベントデータであるので、ステッ
プSC7へ進む。
【0095】ステップSC7では、文字列イベントデー
タを表示回路14へ表示し、ステップSC4へ戻る。ス
テップSC4以降では、次のデータについての処理を繰
り返す。
【0096】ステップSC5において、読み出したデー
タがタイムデータであると判断されたときには、ステッ
プSC6へ進む。ステップSC6では、レジスタTIM
Eに読み出したタイムデータを加算する。
【0097】ステップSC6では、レジスタTIMEが
0より大きいか否かをチェックする。レジスタTIME
が0以下のときには、ステップSC4へ戻り、さらに次
のデータについても処理を行う。一方、レジスタTIM
Eが0より大きいと判断されたら、処理を終了し、割り
込み前の処理へ戻る。
【0098】次に他の実施の形態について説明する。他
の実施の形態においては、前述した演奏データ、歌詞デ
ータに加え、補助データが記憶される。補助データとし
ては、この曲データの発表年月日、制作された国を示す
国情報、曲のジャンル、曲の拍子、ビート、メロディを
担当する主たる楽器種類、曲を歌う歌手の性別、曲の作
曲者、作詞者、編曲者、演奏者または歌手/グループ
名、曲データの作成者等のデータが含まれている。
【0099】なお、曲のジャンルとは音楽の種類を示す
名称であり、ロック、ポップス、ジャズ、ラテンなどが
ある。また、拍子は1小節内の拍数を示すものであり、
3拍子、4拍子などが一般的である。また、ビートと
は、1小節に何回リズムを叩くかの回数であり、4拍子
系の曲の場合には4ビート、8ビート、16ビートなど
が一般的である。また、シャッフル、スイングなどもビ
ートの一種である。メロディを担当する主たる楽器種類
は、メロディパートを演奏する楽器音色を示すデータで
ある。曲を歌う歌手の性別は、男性ソロ、女性ソロ、男
女デュエット、男性複数、女性複数、歌無しなどのデー
タである。これらの補助データは、表示回路14へと供
給されて、曲データに関する各種情報を操作者に知らせ
たり、検索条件としてこれらの補助データを指定し、合
致する曲データを操作者に知らせたりするのに用いられ
る。このような補助データの記憶フォーマットを3つ、
図12〜図14に示す。
【0100】図12は、第1データフォーマットを示す
図である。図3(A)は、シーケンスファイルFL1の
フォーマットを示す。1つの曲データは、1つのシーケ
ンスファイルFL1で表される。シーケンスファイルF
L1は、ハードディスク装置22等に記憶される。シー
ケンスファイルFL1は、ヘッダチャンクHCとトラッ
クチャンクTCを有する。ヘッダチャンクHCは、トラ
ックチャンクのデータ形式(フォーマット0または1ま
たは2)やデータの時間分解能等のデータを有する。以
下、トラックチャンクTCの構成を示す。
【0101】図12(B)は、トラックチャンクTCの
データ構成を示す。トラックチャンクTCは、複数のデ
ータ(補助データAA、演奏データSS1、歌詞データ
LL1、…)を有する。
【0102】補助データAAは、タイムデータTA1と
補助データAD1からなる。タイムデータTA1は、曲
データの先頭から補助データAD1が発生するまでの時
間間隔を表すデータであるが、通常、時間「0」が記憶
されている。すなわち、曲の開始と同時に補助データA
D1が発生することになる。補助データAD1は、前述
したような多数の補助データがメタイベント形式により
記憶される。
【0103】演奏データSS1、SS2や、歌詞データ
LL1、LL2については、図3において前述したもの
と同じ構成であるので、ここでの説明は省略する。図1
3は、第2データフォーマットを示す図である。
【0104】図13(A)は、シーケンスファイルFL
1のフォーマットを示す。1つの曲データは、1つのシ
ーケンスファイルFL1で表される。シーケンスファイ
ルFL1は、ヘッダチャンクHCとトラックチャンクT
Cと歌詞チャンクLCと補助データチャンクACを有す
る。ヘッダチャンクHCは、第1データフォーマットの
ヘッダチャンク(図12(A))と同じ構成である。ま
た、図13(B)にトラックチャンクTC、図13
(C)に歌詞チャンクLCのデータ構成を示すが、これ
らは図4において前述したものと同じ構成であるので、
ここでの説明は省略する。
【0105】補助データチャンクACは、図12におけ
る補助データAD1と同様の構成である。すなわち、補
助データAD1の内容が、1つのチャンクとして独立し
て記憶されている。
【0106】図14は、第3データフォーマットを示す
図である。図14(A)は、シーケンスファイルFL1
と歌詞ファイルFL2と補助データファイルFL3のフ
ォーマットを示す。1つの曲データは、1つのシーケン
スファイルFL1と1つの歌詞ファイルFL2と1つの
補助データファイルFL3で表され、ハードディスク装
置22等に記憶される。
【0107】シーケンスファイルFL1、歌詞ファイル
FL2は、図5において前述したものと同様の構成であ
る。補助データファイルFL3は、シーケンスファイル
FL1、歌詞ファイルFL2からなる曲データに対し
て、新たに補助データを付加するために作成したファイ
ルである。この補助データファイルFL3には、図13
において前述した補助データチャンクACの内容と同様
のものが記憶されている。
【0108】図15は、CPUが行うファイル選択処理
のフローチャートである。ステップSD1では、選択フ
ァイルの指定を受け付ける。表示回路14には、ハード
ディスク装置22に記憶されている曲データのシーケン
スファイル名が表示される。操作者は、キーボードまた
はマウス等の入力装置13を用いて演奏したいファイル
の選択を行うことができる。操作者が選択するファイル
は、第1〜第3データフォーマットの内のいずれのファ
イルでもよい。
【0109】ステップSD2では、指定されたファイル
からトラックチャンクのデータを読み出す。ファイル中
には、トラックチャンクの先頭であることを示す識別コ
ードが含まれている。この識別コードを手がかりにトラ
ックチャンクの位置を特定する。
【0110】読み出されるデータは、歌詞イベント、演
奏イベント、または補助データである。ステップSD3
では、読み出したデータが補助データであるか否かをチ
ェックする。補助データであればステップSD4へ進
み、補助データにより各種処理を行う。例えば、補助デ
ータを表示回路14へと供給し、曲データに関する各種
情報を表示する。あるいは、補助データを所定のレジス
タへと書き込み、後に実行される検索処理(補助データ
の少なくとも1つを検索条件として、該検索条件に合致
する曲データを検索する;詳細説明は省略)に備えるな
どの処理を行う。
【0111】読み出したデータが演奏イベントあるいは
歌詞イベントであったときは、直ちにステップSD5へ
進む。ステップSD5では、トラックチャンクからすべ
てのデータの読み出しが終了したか否かをチェックす
る。読み出しが終了していないときには、ステップSD
2へ戻り、トラックチャンク中の次のデータについて同
様の処理を繰り返す。全データについて処理が終了した
ときには、ステップSD6へ進む。
【0112】ステップSD6では、トラックチャンクか
ら読み出したデータに補助データが含まれていたか否か
をチェックする。補助データが含まれていたときには、
第1データフォーマットであり、このファイル選択処理
を終了する。
【0113】ステップSD6において、トラックチャン
クから読み出したデータに補助データが含まれていない
と判断されたときには、第2または第3データフォーマ
ットの場合であるので、補助データの処理を行うため、
ステップSD7へ進む。
【0114】ステップSD7では、選択されたシーケン
スファイルの中から補助データチャンクをサーチする。
第2データフォーマットならば、ファイル中には、補助
データチャンクの先頭を示す識別コードが含まれてい
る。この識別コードを手がかりに補助データチャンクの
位置を特定する。
【0115】ステップSD8では、補助データチャンク
が見つかったか否かを判断する。補助データチャンクが
見つかったときには、第2データフォーマットの場合で
あるので、ステップSD9へ進む。ステップSD9で
は、ステップSD4と同様に補助データに関する処理を
実行する。
【0116】ステップSD8において、補助データチャ
ンクが見つからなかったと判断されたときには、第3デ
ータフォーマットの場合であるので、ステップSD10
へ進む。
【0117】ステップSD10では、選択したシーケン
スファイルと同一ファイル名の補助データファイルをサ
ーチする。第3データフォーマットは、図14に示した
ように、シーケンスファイルFL1と補助データファイ
ルFL3とが独立して記憶されている。
【0118】例えば、シーケンスファイルは“ABC
D.MID”の名称であり、補助データファイルは“A
BCD.ASS”の名称である。末尾の“MID”はシ
ーケンスファイルであることを示し、“ASS”は補助
データファイルであることを示す。
【0119】ここで、例えば、シーケンスファイル“A
BCD.MID”が選択されているのであれば、同一フ
ァイル名の補助データファイル“ABCD.ASS”を
サーチする。
【0120】ステップSD11では、補助データファイ
ルが見つかったか否かを判断する。補助データファイル
が見つかったのであれば、ステップSD12へ進む。ス
テップSD12では、見つけた補助データファイルの補
助データにより、ステップSD4と同様の処理を実行す
る。
【0121】ステップSD11において、補助データフ
ァイルが見つからなかったと判断されたときには、ステ
ップSD13へ進む。ステップSD13では、「補助デ
ータ無し」のメッセージを表示回路14に表示する。
【0122】以上により、第1〜第3データフォーマッ
トのデータから補助データが読み出され、各種処理が実
行される。なお、上述した例においては、第1データフ
ォーマット、第2データフォーマット、第3データフォ
ーマットの順に優先度が与えられ、先に見つかった歌詞
データあるいは補助データが利用されるようにしたが、
これとは異なる優先度を与えるようにしてもよい。例え
ば、第3データフォーマットを最優先すれば、新たなデ
ータファイルを供給するだけで、歌詞データや補助デー
タを新しいデータに更新することができる。
【0123】また、補助データとしては、上述したよう
なデータに限らず、演奏データを補助するような種類の
データであれば何でもよい。例えば、演奏データに対し
て歌やバックコーラス等、音声を付加するためのデータ
や、演奏データに対してさらに伴奏音を付与するような
データ(例えば伴奏パターンデータ等)であっても、本
発明の補助データに含まれる。
【0124】以上のように、本実施例によれば、異なる
種類のフォーマットの曲データが供給されても、統一フ
ォーマットのデータにデータ変換し、再生することがで
きる。これにより、様々なアプリケーションにより生成
された曲データを再生することができる。
【0125】また、歌詞データに対応していない演奏デ
ータに対して、容易に歌詞データを付加することができ
る。例えば、第3データフォーマットのように、歌詞フ
ァイルを付加するだけで、電子楽器の自動演奏データを
カラオケ用に簡単に流用することができる。
【0126】また、異なる種類のフォーマットの曲デー
タが供給されても、補助データを確実に利用することが
できる。また、補助データを記憶していない演奏データ
に対して、容易に補助データを付加することができる。
従来から存在していた演奏データに、補助データを付加
することで、演奏データの検索が容易になる。また、演
奏データに関する各種情報を操作者が知ることもでき
る。
【0127】さらに、曲データをデータ変換し、演奏デ
ータと歌詞データとを分離して、別のエリアに記憶させ
ることにより、演奏データの処理と歌詞データの処理を
分離することができる。演奏データの処理を優先的に処
理させれば、歌詞データ処理の負荷が大きくても、演奏
の遅れを防止することができる。
【0128】なお、歌詞イベントエリアには、改行まで
の文字を文字列とした文字列イベントデータを格納し、
それらをまとめて表示するようにしたが、1文字ずつ表
示するようにしてもよい。
【0129】また、歌詞データを先読みしておき、演奏
データの再生に先行して歌詞を表示するようにしてもよ
い。その際、表示文字の色を変えたり、下線を引く等の
方法によって演奏位置を示すようにしてもよい。
【0130】再生のテンポを変更するには、テンポクロ
ックの周期を変更したり、テンポクロックの周期はその
ままでタイムデータの値を修正したり、1回の処理にお
いてカウントする値を変えたりすればよい。
【0131】演奏データと歌詞データのみならず、同時
に画像データを処理してもよい。その際、画像データを
別に処理してもよいし、静止画像であれば、歌詞データ
と一緒に処理してもよい。
【0132】本実施例は、通信カラオケやパソコン通信
に適用することもできる。その際、送信側で用いても、
受信側で用いてもよい。以上述べたデータフォーマット
は例である。演奏データのフォーマットは、イベントと
相対時間の組、イベントと絶対時間の組、音高と符長の
組、その他ベタ方式等でもよい。
【0133】また、それぞれのチャンネルがトラック毎
に別れているデータ形式でもよいし、複数のチャンネル
が混在したデータ形成でもよい。以上実施例に沿って本
発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるもので
はない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可
能なことは当業者に自明であろう。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
演奏データと歌詞データを分離することにより、歌詞デ
ータよりも優先的に演奏データを処理することができる
ので、歌詞データのデータ量に依存し演奏データの再生
が遅れることを防止できる。
【0135】また、演奏データと歌詞データが異なるフ
ァイルに記憶されている際、操作者は演奏データのファ
イルを指定するだけで、対をなす演奏データと歌詞デー
タの再生を行わせるができる。
【0136】さらに、少なくとも2つの異なる記憶形式
で演奏データと歌詞データが記憶手段に記憶されている
場合、いずれの記憶形式で記憶されている演奏データと
歌詞データについても、再生することができる。
【0137】また、演奏データと補助データが異なるフ
ァイルに記憶されている際、操作者は演奏データのファ
イルを指定するだけで、対をなす補助データも指定する
ことができる。
【0138】また、少なくとも2つの異なる記憶形式で
演奏データと補助データが記憶手段に記憶されている場
合、いずれかの記憶形式で記憶されている補助データに
ついても確実に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例による歌詞データ処理装置の
機能を説明するための図である。
【図2】 図2は、本実施例による歌詞データ処理装置
のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】 第1データフォーマットを示す。図3(A)
はシーケンスファイルのフォーマットを示す図であり、
図3(B)はトラックチャンクTCのデータ構成を示す
図である。
【図4】 第2データフォーマットを示す。図4(A)
はシーケンスファイルのフォーマットを示す図であり、
図4(B)はトラックチャンクのデータ構成を示す図で
あり、図4(C)は歌詞チャンクのデータ構成を示す図
である。
【図5】 第3データフォーマットを示す。図5(A)
はシーケンスファイルと歌詞ファイルのフォーマットを
示す図であり、図5(B)はトラックチャンクのデータ
構成を示す図であり、図5(C)は歌詞ファイルのデー
タ構成を示す図である。
【図6】 統一データフォーマットを示す。図6(A)
はRAM中の演奏イベントエリアのデータフォーマット
を示す図であり、図6(B)はRAM中の歌詞イベント
エリアのデータフォーマットを示す図である。
【図7】 歌詞イベントデータから文字列イベントデー
タへの変換例を示す。図7(A)は第1〜3データフォ
ーマットの歌詞イベントデータの例を示す図であり、図
7(B)は歌詞イベントエリアに記憶される文字列イベ
ントデータの例を示す図である。
【図8】 CPUが行うファイル選択処理のフローチャ
ートである。
【図9】 演奏イベント処理と歌詞イベント処理の優先
度を示す図である。
【図10】 演奏イベント処理を示すフローチャートで
ある。
【図11】 歌詞イベント処理を示すフローチャートで
ある。
【図12】 補助データを含む第1データフォーマット
を示す。図12(A)はシーケンスファイルのフォーマ
ットを示す図であり、図12(B)はトラックチャンク
のデータ構成を示す図である。
【図13】 補助データを含む第2データフォーマット
を示す。図13(A)はシーケンスファイルのフォーマ
ットを示す図であり、図13(B)はトラックチャンク
のデータ構成を示す図であり、図13(C)は歌詞チャ
ンクのデータ構成を示す図である。
【図14】 補助データを含む第3データフォーマット
を示す。図14(A)はシーケンスファイルと歌詞ファ
イルと補助データファイルのフォーマットを示す図であ
り、図14(B)はトラックチャンクのデータ構成を示
す図であり、図14(C)は歌詞ファイルのデータ構成
を示す図である。
【図15】 補助データを処理するためのファイル選択
処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 データ変換装置、 2 再生装置、 3 演奏
データ処理部3、4 歌詞データ処理部、 11 M
IDIインターフェース、 12 検出回路、 1
3 入力装置、 14 表示回路、 15 音源回
路、 16 D/A変換器、 17 サウンドシス
テム、 18 ROM、 19RAM、 20
CPU、 21 タイマ、 22 ハードディスク
装置、 23 フロッピディスク装置、 24 バ
ス、 31 演奏イベントエリア、 32 歌詞イ
ベントエリア

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から演奏データと歌詞データが混在
    したフォーマットのデータを入力することができる入力
    手段と、 演奏データを記憶するための演奏データ記憶領域と歌詞
    データを記憶するための歌詞データ記憶領域とを有する
    メモリと、 前記入力手段から入力されるデータを演奏データと歌詞
    データとに分離して、それぞれ前記演奏データ記憶領域
    と歌詞データ記憶領域に記録する記録手段と、 前記歌詞データ記憶領域に記憶されている歌詞データを
    読み出して再生する歌詞データ再生手段と、 前記歌詞データ再生手段に優先して、前記演奏データ記
    憶領域に記憶されている演奏データを読み出して再生す
    る演奏データ再生手段とを有する歌詞データ処理装置。
  2. 【請求項2】 演奏データについてはあるファイル名で
    特定し、該演奏データと対をなす歌詞データについては
    該演奏データのファイル名に対応するファイル名で特定
    し記憶する記憶手段と、 再生したい演奏データのファイル名を指示する指示手段
    と、 前記指示手段により指示されるファイル名の演奏データ
    を前記記憶手段から読み出し再生する演奏データ再生手
    段と、 前記指示手段により指示される演奏データのファイル名
    に対応する歌詞データのファイル名をサーチするサーチ
    手段と、 前記サーチ手段によりサーチされるファイル名の歌詞デ
    ータを前記記憶手段から読み出し再生する歌詞データ再
    生手段とを有する歌詞データ処理装置。
  3. 【請求項3】 第1の記憶形式または第2の記憶形式に
    より演奏データおよび歌詞データを記憶する記憶手段
    と、 第1の記憶形式により記憶された歌詞データをサーチす
    るための第1歌詞データサーチ手段と、 第2の記憶形式により記憶された歌詞データをサーチす
    るための第2歌詞データサーチ手段と、 第1歌詞データサーチ手段により歌詞データをサーチ
    し、第1の記憶形式の歌詞データが見つかれば該歌詞デ
    ータを処理して演奏データと共に再生し、第1の記憶形
    式の歌詞データが見つからなければ、第2歌詞データサ
    ーチ手段により歌詞データをサーチし、第2の記憶形式
    の歌詞データが見つかれば該歌詞データを処理して演奏
    データと共に再生する再生手段とを有する歌詞データ処
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の記憶形式は、同一
    ファイル内に演奏データと歌詞データが混在して記憶さ
    れている記憶形式、同一ファイル内に演奏データと歌詞
    データが分離して記憶されている記憶形式、異なるファ
    イルに演奏データと歌詞データが記憶されている記憶形
    式、のうちの任意の2つの組み合わせである請求項3記
    載の歌詞データ処理装置。
  5. 【請求項5】 演奏データについてはあるファイル名で
    特定し、該演奏データと対をなす補助データについては
    該演奏データのファイル名に対応するファイル名で特定
    し記憶する記憶手段と、 再生したい演奏データのファイル名を指示する指示手段
    と、 前記指示手段により指示されるファイル名の演奏データ
    を前記記憶手段から読み出し再生する演奏データ再生手
    段と、 前記指示手段により指示される演奏データのファイル名
    に対応する補助データのファイル名をサーチするサーチ
    手段と、 前記サーチ手段によりサーチされるファイル名の補助デ
    ータを前記記憶手段から読み出し処理する補助データ処
    理手段とを有する補助データ処理装置。
  6. 【請求項6】 第1の記憶形式または第2の記憶形式に
    より演奏データおよび補助データを記憶する記憶手段
    と、 第1の記憶形式により記憶された補助データをサーチす
    るための第1補助データサーチ手段と、 第2の記憶形式により記憶された補助データをサーチす
    るための第2補助データサーチ手段と、 第1補助データサーチ手段により補助データをサーチ
    し、第1の記憶形式の補助データが見つかれば該補助デ
    ータを処理し、第1の記憶形式の補助データが見つから
    なければ、第2補助データサーチ手段により補助データ
    をサーチし、第2の記憶形式の補助データが見つかれば
    該補助データを処理する処理手段とを有する補助データ
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の記憶形式は、同一
    ファイル内に演奏データと補助データが混在して記憶さ
    れている形式、同一ファイル内に演奏データと補助デー
    タが分離して記憶されている形式、異なるファイルに演
    奏データと補助データが記憶されている形式、のうちの
    任意の2つの組み合わせである請求項6記載の補助デー
    タ処理装置。
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