JPH09152028A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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Publication number
JPH09152028A
JPH09152028A JP8081712A JP8171296A JPH09152028A JP H09152028 A JPH09152028 A JP H09152028A JP 8081712 A JP8081712 A JP 8081712A JP 8171296 A JP8171296 A JP 8171296A JP H09152028 A JPH09152028 A JP H09152028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
characteristic
automatic transmission
shift
release
lock
Prior art date
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Pending
Application number
JP8081712A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kuriyama
実 栗山
Kazuo Sasaki
和夫 佐々木
Hajime Oyama
一 大山
Kenji Okamoto
健治 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH09152028A publication Critical patent/JPH09152028A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロックアップクラッチの締結解除と変速特にシ
フトダウンとがほぼ同時期に行われることによるショッ
クを低減する。 【解決手段】変速特性およびロックアップ特性が、それ
ぞれ例えばエンジン負荷と車速とをパラメ−タとして設
定される。ロックアップ解除特性線が、シフトダウン特
性線と離れた通常用(破線)と、シフトダウン特性線の
近くに設定された特定モ−ド用(一点鎖線)の2種類設
定される。自動変速機ATの作動油の温度が所定温度以
上の高温時には、特定モ−ドが選択される。ロックアッ
プクラッチ29の締結解除中に、シフトダウンが実行さ
れるのが抑制される。シフトダウン実行の抑制は、ロッ
クアップ解除開始から所定時間遅れてシフトダウン実行
を行うこと、ロックアップ解除完了を確認してからシフ
トダウン実行を行うこと、シフトダウンをゆっくりと行
うことがある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動変速機の制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機、特に自動車用自動変速機に
おいては、ロックアップクラッチ付きのトルクコンバ−
タと、例えば遊星歯車機構からなる多段変速歯車機構と
を有して、ブレーキ、クラッチ等の複数の摩擦締結要素
の作動状態を切換える、つまり締結と締結解除との組み
合わせを変更することにより、多段変速歯車機構の動力
伝達系路を切換えて、変速を行うようになっている(例
えば特公昭63−18053号公報参照)。そして、あ
らかじめ設定された変速特性に基づいて変速制御が行わ
れ、あらかじめ設定されたロックアップ特性に基づいて
ロックアップクラッチの締結、締結解除の制御が行われ
る。上記摩擦締結要素の作動油とトルクコンバ−タとの
作動油とは、一般に共通とされていることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自動変速機の作動油が
高温になり過ぎることは好ましくないものとなる。この
作動油が高温になり過ぎるの防止するため、ロックアッ
プクラッチを締結しておく領域を拡大すること、具体的
には、例えばエンジン負荷と車速とをパラメ−タとして
ロックアップ解除特性線が設定されている場合に、この
ロックアップ解除特性線を、低車速側および高エンジン
負荷側へと移動させる特定モ−ドにすることが考えれて
いる。
【0004】しかしがながら、上記特定モ−ドとしたと
き、ロックアップ解除特性線がシフトダウン特性線に近
付くため、ロックアップクラッチの締結解除とシフトダ
ウンとがほぼ同時におこなわれて、締結解除に起因する
ショックとシフトダウンに起因するショックとが重なっ
て、大きなショックを生じ易くなってしまう。
【0005】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その目的は、ロックアップクラッチ締結解
除によるショックとシフトダウンによるショックとが重
ならないようにして、大きなショックが発生するのを防
止あるいは低減できるようにした自動変速機の制御装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような構成としてある。すな
わち、ロックアップクラッチ付きのトルクコンバ−タ
と、摩擦締結要素の作動状態を切換えて動力伝達系路を
切換えることにより変速を行う多段変速歯車機構と、あ
らかじめ設定された変速特性に基づいて変速制御を行う
変速制御手段と、あらかじめ設定されたロックアップ特
性に基づいてロックアップクラッチの締結、締結解除の
制御を行うロックアップ制御手段と、を備えた自動変速
機において、ロックアップクラッチの締結状態から締結
解除状態への移行中に、シフトダウンの実行を抑制する
抑制手段を備えている、ような構成としてある。上記構
成を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲におけ
る請求項2以下に記載の通りである。
【0007】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、ロ
ックアップ解除とシフトダウン実行のとがずらされるの
で、大きなショックが発生するのを防止あるいは低減す
ることができる。
【0008】請求項2、請求項3、請求項5、請求項6
に記載したような構成とすることにより、抑制手段のよ
り具体的なものが提供される。
【0009】請求項4、請求項5、請求項11に記載し
たような構成とすることにより、ロックアップ解除とシ
フトダウンとが重なり易いような特定モ−ドにおいて、
請求項1に対応した効果を得ることができる。
【0010】請求項7〜請求項9に記載したような構成
とすることにより、請求項6に対応したより具体的な構
成が提供される。
【0011】請求項12に記載したような構成とするこ
とにより、大きなショックを生じ易いエンジン負荷増大
時でのショックを防止あるいは低減することができる。
【0012】請求項13に記載したような構成とするこ
とにより、ショックが問題となり易い低車速時におい
て、ショックを防止あるいは低減することができる。
【0013】請求項14に記載したような構成とするこ
とにより、作動油がトルクコンバ−タ用と摩擦締結要素
用とで共通とされている一般的な自動変速機において、
前記各効果を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図3の説明
【0015】図1において、EGはスロットル開度を調
整することによりエンジン負荷の調整が行われるエンジ
ンで、このエンジンEGの発生トルクが、自動変速機A
Tを介して駆動輪へと伝達される。
【0016】自動変速機ATは、トルクコンバ−タ2と
遊星歯車式の多段変速歯車機構10とから構成され、以
下この自動変速機ATについて、図2を参照しつつ説明
する。先ずエンジンEGのクランク軸1と同軸にトルク
コンバ−タ2および多段変速歯車装置10がエンジン側
から順次配置されている。上記トルクコンバ−タ2は、
ポンプ3、タ−ビン4およびステ−タ5を備えており、
ポンプ3は、クランク軸1に固定されている。ステ−タ
5は、一方向クラッチ6を介して上記多段変速歯車装置
10のケ−シングCと一体の固定軸7上で回転する。上
記一方向クラッチ6は、ステ−タ5をポンプ3と同方向
の回転は許すが、逆転は許さない作用をなすものであ
る。
【0017】多段変速歯車装置10は、基端が上記クラ
ンク軸1に固定され、先端が該多段変速歯車装置の中央
を貫通して延び、該装置の側壁に配置されたオイルポン
プPを駆動するため、該ポンプに連結された中央軸12
を備えている。この中央軸12の外方には、基端が上記
トルクコンバ−タ2のタ−ビン4に連結され、先端が上
記多段変速歯車装置10の上記側壁まで延び、この側壁
に回転自在に支持された中空のタ−ビンシャフト13が
設けられている。このタ−ビンシャフト13上には、ラ
ビニヨ型プラネタリギヤユニット14が設けられてお
り、このプラネタリギヤユニット14は、小径サンギヤ
15、この小径サンギヤ15のエンジンから遠い側の側
方に配置された大径サンギヤ16、ロングピニオンギヤ
17、ショ−トピニオンギヤ18およびリングギヤ19
からなっている。
【0018】プラネタリギヤユニット14のエンジンか
ら遠い側の側方には、フォワ−ドおよびコ−ストのクラ
ッチ20、21が並列して配置されている。上記フォワ
−ドクラッチ20は、前進走行用のクラッチであり、第
1のワンウェイクラッチ22を介して上記小径サンギヤ
15とタ−ビンシャフト13の間の動力伝達を断続する
ものである。上記コ−ストクラッチ21は、上記フォワ
−ドクラッチ20と並列で上記小径サンギヤ15とタ−
ビンシャフト13の間の動力伝達を断続するものであ
る。上記コ−ストクラッチ21の半径方向外方には、2
−4ブレ−キ23が配置されている。この2−4ブレ−
キ23は、バンドブレ−キであり、上記大径サンギヤ1
6に連結されたブレ−キドラム23−1とこのブレ−キ
ドラムに掛けられたブレ−キバンド23−2を有する。
上記フォワ−ドクラッチ20の半径方向外方であって、
かつ上記2−4ブレ−キ23の側方には、リバ−スクラ
ッチ24が配置されている。このリバ−スクラッチ24
は、後進走行用のクラッチであり、上記2−4ブレ−キ
23のブレ−キドラム23−1を介して上記大径サンギ
ヤ16とタ−ビンシャフト13の間の動力伝達の断続を
行うものである。
【0019】上記プラネタリギヤユニット14の半径方
向外方には、該プラネタリギヤユニット14のキャリヤ
14aと多段変速歯車装置10のケ−シングCとを係脱
するロ−・リバ−スブレ−キ25が配置されている。上
記2−4とロ−・リバ−スとのブレ−キ23および25
の間には、該ロ−・リバ−スブレ−キ25と並列で上記
キャリヤ14aとケ−ス10aとを係脱する第2のワン
ウェイクラッチ26が配置されている。上記プラネタリ
ギヤユニット14のエンジン側の側方には、該プラネタ
リギヤユニットのキャリヤ14aと上記タ−ビンシャフ
ト13の間の動力伝達を断続する3−4クラッチ27が
配置されている。この3−4クラッチ27のエンジン側
の側方には、リングギヤ19に連結されたアウトプット
ギヤ28が配置されており、このギヤ28はアウトプッ
トシャフト28aに取付けられている。なお、図中符号
29は、タ−ビンシャフト13とクランクシャフト1を
トルクコンバ−タ2を介さずに直結するためのロックア
ップクラッチを示す。
【0020】以上説明した構造の多段変速歯車装置10
は、それ自体で前進4段、後進1段の変速段を有し、摩
擦締結要素としての各クラッチ20、21、24および
27と、各ブレ−キ23および25を適宜作動させるこ
とにより所要の変速段を得ることができる。以上の構成
において、各変速段とクラッチ、ブレ−キの作動関係
が、図3に示される。なお、各クラッチ、ブレ−キのう
ち、2−4ブレ−キ23(用のアクチュエ−タ)のみ
が、後述するようにアプライ側とレリ−ズ側との2つの
油室を有して、アプライ側に油圧供給すると共にレリ−
ズ側の油圧を開放したときにのみ2−4ブレ−キ23が
締結され、その他の油圧供給態様では2−4ブレ−キ2
3が開放される。そして、残る他のクラッチ、ブレ−キ
(の各アクチュエ−タ)は、それぞれ1つの油室のみを
有して、この油室に油圧が供給されたときに締結され、
この油室の油圧が開放されたときに開放される。
【0021】再び図1において、Uはマイクロコンピュ
−タを利用して構成された制御ユニットで、CPU、R
OM、RAMを備えている。この制御ユニットUによ
り、変速制御、ロックアップ制御が行われる。制御ユニ
ットUは、車速とエンジン負荷としての例えばスロット
ル開度とをパラメ−タとして設定された変速特性を記憶
しており、この変速特性に基づいて、シフトアップ信号
あるいはシフトダウン信号を自動変速機ATの油圧回路
中に設けた変速用ソレノイドSL1に出力する。また、
制御ユニットUは、車速とエンジン負荷としての例えば
スロットル開度とをパラメ−タとして設定されたロック
アップ特性を記憶しており、このロックアップ特性に基
づいて、ロックアップ信号あるいはロックアップ解除信
号を、自動変速機ATの油圧回路中に設けたロックアッ
プ用ソレノイドSL2に出力する。なお、ロックアップ
クラッチ29は、変速時には締結解除されるようになっ
ている。
【0022】前述のように、ロックアップクラッチ29
を含むトルクコンバ−タ2と摩擦締結要素を含む多段変
速歯車機構10とは、その作動油が共通とされている。
すなわち、作動油としてのトルクコンオイルが、ロック
アップクラッチ29の締結用作動油として使用され、多
段変速歯車機構10の潤滑用とされ、摩擦締結要素とし
てブレーキ、クラッチの締結用作動油として使用される
ようになっている。
【0023】制御ユニットUには、上記制御のために、
センサS1〜S3からの信号が入力される。センサS1
は、スロットル開度を検出するもので、エンジン負荷検
出手段を構成する。センサS2は車速を検出するもので
あり、車速検出手段を構成する。センサS3はの作動油
の温度を検出するものであり、温度検出手段を構成す
る。
【0024】図4の説明
【0025】ここで、前述した変速特性およびロックア
ップ特性は、記憶手段としての制御ユニットUのROM
に記憶されているものであるが、その一例が、図4に示
される。この図4においては、各特性線のうち一部の特
性線の要部のみが示され、変速特性線については、3速
から2速へのシフトダウン特性線が示される。また、ロ
ックアップクラッチ29は、2速、3速あるいは4速の
ときを条件として締結されるものであるが、3速時にお
けるロックアップ解除特性線として、2種類設定されて
いる。すなわち、破線で示すロックアップ解除特性線は
通常用で、3速から2速へのシフトダウン特性線よりも
かなり離れて設定されている。
【0026】これに対して、一点鎖線で示すロックアッ
プ解除特性線は、特定モ−ド時に選択されるもので、3
速から2速へのシフトダウン特性線に近くなるように、
つまり3速時におけるロックアップクラッチ29の締結
領域が拡大されるように設定されている。より具体的に
は、ロックアップ解除特性線は、特定モ−ドにおいて
は、通常用に比して、低車速側および高エンジン負荷側
へ変更されている。
【0027】上記特定モ−ドでのロックアップ解除特性
線は、自動変速機ATの作動油の温度が所定温度以上の
高温となったときに選択される。また、他の変速段用の
シフトダウン線、例えば4速から3速へのものも同様に
設定されており(3速から2速の場合よりもより高車速
側に設定)、4速用のロックアップ解除線も、同様に通
常モ−ド用と特定モ−ド用とが設定されている。
【0028】図5の説明
【0029】制御ユニットUによるショック防止のため
の制御の一例が、図5のフロ−チャ−トに示される。以
下、図5のフロ−チャ−トについて説明するが、以下の
説明でRまたはQはステップを示す。
【0030】まず、R1においてエンジン負荷としての
スロットル開度と車速とが読み込まれた後、R2におい
て、前記変速特性に照合して変速判定が行われ、R3に
おいて、図4のロックアップ特性に照合して、ロックア
ップ判定が行われる。R4では、判定結果が今回ロック
アップ解除(ロックアップOFF)であるか否かが判別
される。このR4の判別でYESのときのときは、R5
において、前回の判定がロックアップONであるか否か
が判別される。
【0031】前記R6の判別でYESのときは、R6に
おいて、ロックアップOFFが完了したか否かが判別さ
れる。このR6の判別でNOのときは、R7において、
変速(シフトダウン)の実行が禁止される。R6の判別
でYESのとき、つまりロックアップ解除が完了する
と、R8に移行して、変速(シフトダウン)の実行が許
可される。前記R4の判別でNOのとき、あるいはR5
の判別でNOのときは、それぞれ、R6、R7を経るこ
となくR8へ移行する。
【0032】なお、ロックアップ解除が完了したか否か
は、例えばロックアップ解除信号の出力状態(ロックア
ップソレノイドへ出力されているデュ−ティ比)をみる
ことにより、あるいはタ−ビン回転数をみる(エンジン
回転数との差をみる)等、適宜の手法により知ることが
でき、このことは、後述する別の制御例でも同じであ
る。このように、本実施例では、ロックアップ解除が完
了した後、シフトダウンの実行が行われるので、ロック
アップ解除に起因して発生するショックとシフトダウン
実行に起因して発生するショックとが重なって生じるこ
とがなく、大きなショック発生が防止あるいは低減され
る。
【0033】図6〜図8の説明
【0034】図8は、ショック防止のための別の制御例
を示すものである。まず、Q1において、スロットル開
度と車速と自動変速機ATの作動油の温度が読み込まれ
る。次いで、Q2において、作動油の温度が所定温度以
上の高温時であるか否かが判別される。このQ2の判別
でNOのときは、Q3において、ロックアップ解除特性
線として、図4波線で示す通常用が選択される。また、
Q2の判別でYESのときは、Q4において、ロックア
ップ解除特性線として、図4一点鎖線で示す特定モ−ド
用が選択される。このQ3、Q4は、ロックアップ解除
特性線の選択手段を構成する。
【0035】Q3あるいはQ4の後は、Q5において、
変速特性に基づいて変速を行うか否かの変速判定が行わ
れ、次いでQ6において、ロックアップ特性に基づい
て、ロックアップクラッチ29を締結するか締結解除す
るかの判定が行われる。Q7においては、今回の判定結
果がロックアップクラッチ29を解除する締結解除時で
あるか否かが判別される。このQ7の判別でYESのと
きは、Q8において、前回の判定がロックアップクラッ
チ29の締結時であったか否かが判別される。このQ8
の判別でYESのときは、Q9において、所定の遅延時
間設定用タイマがT(T>0)として設定される。この
タイマ値Tは、変速段と車速とをパラメ−タとして設定
されて、車速が小さいほどTが大きい値に設定される。
【0036】Q9の後あるいはQ7の判別でNOのとき
は、それぞれQ10に移行して、現在ロックアップクラ
ッチを締結解除すべきときであるか否かが判別される。
このQ10の判別でYESのときは、Q13において、
タイマ値Tが0よりも大きいか否かが判別される。前記
Q8、Q9を経たときは、当初はQ13の判別でYES
となり、このときはQ14において、ロックアップ解除
特性線として特定モ−ドが選択されているか否かが判別
される。このQ14の判別でYESのときは、Q16に
おいて、エンジン負荷としてのスロットル開度が増大し
ているときであるか否かつまりエンジン発生トルクが増
大しているか否かが判別される。このQ16の判別でY
ESのときは、Q17において、変速を実行することが
禁止された後、Q18においてタイマがカウントダウン
される。
【0037】Q10でのロックアップ締結解除開始(ロ
ックアップ解除信号発生)から、Q8でのタイマ設定時
間Tが経過すると、Q13の判別でNOとなり、このと
きはQ12に移行して、変速が許可される。前記Q14
の判別でNOのとき、あるいはQ16の判別でNOのと
きも、それぞれQ12に移行して、変速が許可される。
前記Q10の判別でNOのときは、タイマ値が0にクリ
アされる。つまり、ロックアップクラッチ20が締結さ
れる毎に、タイマ値が0にクリアされることになる。本
実施例でも、図6に示すようなショック発生態様とな
り、大きなショックが防止あるいは低減される。
【0038】図6、図7は、ロックアップ解除特性線と
して特定モ−ドが選択されているときに、本制御例によ
る効果を図式的に示すもので、縦軸に、ショックの大き
さを示す車体前後G(加速度)を示してある。図6は、
ロックアップ締結解除の開始から所定時間Tだけシフト
ダウンを遅延させて実行した場合を示し、ロックアップ
クラッチ29の締結解除に起因して生じる引き込みによ
るショックと、シフトダウンに起因する引き込みによる
ショックとが離れた時点で生じるので、全体としてショ
ックが小さいものとなる。これに対して、図7は、上記
所定時間Tの遅延を行わないでシフトダウンを実行した
もので、ロックアップクラッチ29の締結解除とシフト
ダウンとの各引き込みによるショックが重なって、大き
なショックを生じるものとなる。なお、このようなショ
ック防止あるいは低減の様子は、前記図5の場合、ある
いは後述する他の実施例の場合も同様である。
【0039】図9の説明
【0040】図9は、ショック防止のための別の実施例
を示すものであり、特にショックが問題となる4速から
3速へのシフトダウン時のショック防止を行うようにな
っている。まず、R11において、スロットル開度、車
速、油温が読み込まれた後、R12において、油温が所
定温度以上であるか否かが判別される。このR12の判
別でNOのときは、R13において、ロックアップ特性
として通常のモ−ドが選択され、またR12の判別でY
ESのときは、R14において、ロックアップ解除線が
シフトダウン線に近付いた特定モ−ド用のロックアップ
特性が選択される。
【0041】R13、R14の後は、R15において、
4速から3速へのシフトダウン時であるか否かが判別さ
れる。このR15の判別でNOのときは、本制御は関係
ないので、R11へリタ−ンされる。R15の判別でY
ESのときは、R16において、高油温モ−ドが選択さ
れているか否かが判別される。このR16の判別でYE
Sのときは、R17において、フラグが1であるか否か
が判別されるが、当初は0にイニシャライズされている
ので、このR17の判別でYESとなって、R18移行
する。
【0042】R18では、車速に応じた所定時間Tがセ
ットされた後、R19において、フラグが1にセットさ
れる。R19の後、R20において、タイマ値Tが零以
上であるか否かが判別されるが、当初はこの判別でYE
Sとなって、R21へ移行する。R21において、車速
が所定車速以下の低車速であるか否かが判別され、この
R21の判別でYESのときは、R22においてスロッ
トル開度が増大しているときであるか否かが判別され
る。R22の判別でYESのときは、R23においてシ
フトダウンの実行が禁止された後、R24において、タ
イマTがカウントダウンされる。
【0043】所定時間経過すると、R20の判別でNO
となり、このときはR25に移行して、シフトダウンの
実行が許可される。この後、R26において、フラグが
0にリセットされる。
【0044】前記R21の判別でNOのとき、あるいは
R22の判別でNOのときは、R23でのシフトダウン
実行禁止が行われることなく、R25に移行する。ま
た、前記R16の判別でNOのときも、R25へ移行し
て、シフトダウンの実行が許可される。さらに、R17
の判別でYESのときは、タイマのセットをすでに行っ
ているときなので、このときはR18、R19を経るこ
となく、R20へ移行する。なお、R21の処理は、低
車速ほど発生するショックが大きいので、ショックが問
題とならない高車速時にはR25に移行して変速許可し
て、すみやかな変速を得るようにしてある。また、R2
2の処理は、エンジン発生トルクが増大しているときに
ショックが大きくなるので、このような問題が生じにく
いときもR25へ移行して、すみやかな変速を得るよう
にしてある。
【0045】図10〜図13の説明
【0046】図10〜図13は、ショック防止のための
さらに別の実施例を示すものであり、4速から3速への
シフトダウンが、ロック解除と重なるときに、自動変速
機ATを一旦ニュ−トラル状態にして、シフトダウンの
時間が長くなるようにしたものである。まず、4速から
3速へのシフトダウンに関連する2−4ブレーキ23の
詳細について図11を参照しつつ説明する。
【0047】2−4ブレーキ23(用の油圧アクチュエ
−タ)は、図11に示すように、ピストン81によっ
て、2つの室つまりアプライ側42とレリ−ズ側43と
に画成され、ピストン81は、スプリング82によっ
て、アプライ側42を圧縮するように設定されている。
このような2−4ブレーキ23は、アプライ側42にの
み油圧供給されたときに締結される。つまり、レリ−ズ
側43にのみ油圧供給されたときは締結解除され、しか
もアプライ側42とレリ−ズ側43との両方に油圧供給
されたときも締結解除される。
【0048】次に、2−4ブレーキ23、3−4クラッ
チ27に関連した油圧回路について図10を参照しつつ
説明する。まず、ポンプ51によってくみ上げられた油
圧は、ライン圧調整バルブ52によって所定の大きさの
ライン圧とされて、ライン53を経てマニュアルバルブ
54へ送出される。マニュアルバルブ54は、Dレンジ
位置においては、上記ライン54を、2つのライン5
5、56と連通させる。
【0049】上記ライン55は、1−2シフトバルブ5
7に連なり、1−2シフトバルブ57は、ライン59に
よって2−4ブレーキ23のアプライ側42へ連なる。
ライン59には、オリフィス60が設けられる一方、オ
リフィス60をバイパスするバイパス通路61が接続さ
れ、バイパス通路61にはタイミングバルブ62が接続
されている。1−2シフトバルブ57は、1−2ソレノ
イド58をONしたときにライン59をライン55と連
通させ、1−2ソレノイド58をOFFしたときに、ラ
イン59をドレンする。また、タイミングバルブ62
は、タイミングソレノイド63のON、OFFによって
切換られて、タイミングソレノイド63をONすること
により、バイパス通路61が開かれ、ソレノイド63を
OFFすることによって、バイパス通路61を閉じる。
【0050】前記ライン56は、2−3シフトバルブ6
4に連なり、2−3シフトバルブ64は、ライン66を
介して3−4シフトバルブ68に連なると共に、ライン
67を介して3−4クラッチ27に連なる。3−4シフ
トバルブ68は、ライン70を介して2−4ブレーキ2
3のレリ−ズ側43に連なる。このレリ−ズ側43は、
ライン71を介して前記タイミングバルブ62に連なっ
ている。
【0051】2−3シフトバルブ64は、2−3ソレノ
イド65をONしたときに、ライン56と66、67と
を遮断し、ソレノイド65をOFFしたときに56と6
6、67とを連通させる。3−4シフトバルブ68は、
3−4ソレノイドをONしたときに、ライン70つまり
レリ−ズ側23をドレンし、ソレノイド69をOFFし
たときに、ライン66と70とを連通させる。さらに、
前記タイミングバルブ62は、ソレノイド63をONし
たときにライン71をドレンし、ソレノイド63をOF
Fしたときにライン71を閉じる。
【0052】以上の油圧回路において、4速時と3速時
とでの2−4ブレーキ23と3−4クラッチ27の締結
状態、およびソレノイドの作動状態は、図12に示すと
おりである。4速から3速へのシフトダウン時は、通常
であれば、2−4ブレーキ23のレリ−ズ側43に油圧
供給して当該2−4ブレーキを締結解除するのみであ
り、このような作動は、3−4ソレノイド69をOFF
するだけで得られるものである。
【0053】本実施例では、4速から3速へのシフトダ
ウンが、ロックアップ解除と重なるようなときは、3速
への移行途中において、一旦2−4ブレーキ23のアプ
ライ側42の油圧を低下させて、ニュ−トラル状態とす
る時間を十分確保するようにしてある(中間パタ−ンの
制御)。このとき、アプライ側42の油圧開放時間制御
と、アプライ側42の油圧にスプリング82を利用した
棚圧形成のために、当初はタイミングバルブ62を利用
して急速にアプライ側42の油圧を低下させた後、タイ
ミングバルブ62を閉じてオリフィス60のみを利用し
てアプライ側42の油圧を低下させるようにしてある。
そして、このような中間パタ−ンを経た後、最終的に正
規の3速の制御態様へ移行するようにしてある(アプラ
イ側42への油圧供給とレリ−ズ側43への油圧供
給)。
【0054】上述した制御を行う一例について、図13
を参照しつつ説明する。まず、R31において、スロッ
トル開度と車速とが読み込まれた後、R32において、
4速から3速への変速時であるか否かが判別される。こ
のR32の判別でNOのときは、R31へ戻り、R32
の判別でYESのときは、R33において、ロックアッ
プ解除と重なるようなときであるか否かが判別される。
この判別は、前述した手法を利用して行うこともでき、
シフトダウン線とロックアップ解除線とが近い車速とス
ロットル開度とをあらかじめ記憶しておいて、この記憶
された車速、スロットル開度となったときに、R33の
判別でYESとなるようにすることもできる。R33の
判別でNOのときは、R45に移行して、3−4ソレノ
イド69がOFFされて、3速へのシフトダウンが通常
通りすみやかに行われる。
【0055】R33の判別でYESのときは、R34に
おいて、2つのタイマがT1、T2としてセットされる
(T1>T2)。なお、T1は、アプライ側42をドレ
ンしておく全時間であり(1−2シフトバルブ57によ
るドレン)、T2はタイミングバルブ62を利用したア
プライ側42の急速な油圧低下の時間である。
【0056】R34の後、R35において、T1が零以
上であるか否かが判別される。当初はR35の判別でY
ESとなるので、R36に移行して、1−2ソレノイド
58がOFFされる(1−2シフトバルブ57によっ
て、ライン59をドレン状態とする)。次いでR37に
おいて、T1がカウントダウンされた後、R38におい
て、T2が零以上であるか否かが判別される。当初は、
R38での判別でYESとなり、このときはR39にお
いて、タイミングソレノイド63がONされて、アプラ
イ側42が、タイミングバルブ62を介して、すみやか
にドレンされる。この後、R40においてT2がカウン
トダウンされた後、R35へ戻る。
【0057】しばらくすると、R38での判別でNOと
なり、このときは、R41において、タイミングソレノ
イド63がOFFされて、タイミングバルブ62を介し
たアプライ側42のドレンが中止されて、この後は、オ
リフィス60を介したゆっくりとしたドレンに移行され
る。
【0058】やがて、R35での判別でNOとなり、こ
のときは、R42において、1−2ソレノイド58がO
Nされて、アプライ側42に油圧供給が行われ、この後
R45において3−4ソレノイド69がOFFされてレ
リ−ズ側43に油圧供給され、3速の状態となる。
【0059】以上実施例について説明したが、本発明は
これに限らず、例えば次のような場合をも含むものであ
る。
【0060】特定モ−ドとするのは、ロックアップクラ
ッチ29を締結する領域を拡大する要請のある適宜の場
合に選択することができる。
【0061】高車速時あるいはエンジン負荷が増大しな
いときでも、シフトダウンの実行を抑制するようにして
もよい(例えば図6のQ16、図9のR21、R22の
処理なし)。
【0062】ゆっくりした変速をさせるには、例えば2
−4ブレーキ23のレリ−ズ側に対する油圧供給をゆっ
くりと行うことにより得るようにしてもよく、この場
合、供給油圧をデュ−ティ制御することにより、あるい
は通常はバイパスされるアキュムレ−タを経由して油圧
供給すればよい。
【0063】本発明の目的は、明記されたものに限ら
ず、発明の効果に対応したものあるいは利点、好ましい
とされた内容に対応した目的を暗黙的に含むものであ
る。勿論、本発明は、装置としてのみならず、制御方法
として表現することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体系統図。
【図2】自動変速機の一例を示すスケルトン図。
【図3】図2に示す自動変速機の変速段と摩擦締結要素
の作動状態との関係を示す図。
【図4】変速特性とロックアップ特性との一例を示す要
部特性線図。
【図5】本発明の第1の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図6】本発明制御によってショックが低減される様子
を図式的に示す図。
【図7】本発明制御を行なわない場合にショックが大き
くなる様子を示す図。
【図8】本発明の第2の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図9】本発明の第3の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図10】油圧回路の一例を示す図。
【図11】2−4ブレーキの油圧アクチュエ−タ部分の
一例を示す断面図。
【図12】3速と4速とでのソレノイドと摩擦締結要素
との作動状態と、シフトダウンを遅くするための中間パ
タ−ンでの作動状態とをまとめて示す図。
【図13】本発明の第4の制御例を示すフロ−チャ−
ト。
【符号の説明】
EG:エンジン AT:自動変速機 2:トルクコンバ−タ 10:多段変速歯車機構 29:ロックアップクラッチ 23:2−4ブレーキ 42:アプライ側 43:レリ−ズ側 60:オリフィス 61:バイパス通路 62:タイミングバルブ 82:スプリング SL1:変速用ソレノイド SL2:ロックアップ用ソレノイド S1:スロットル開度センサ S2:車速センサ S3:温度センサ U:制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16H 59:44 59:68 59:72 (72)発明者 岡本 健治 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロックアップクラッチ付きのトルクコンバ
    −タと、 摩擦締結要素の作動状態を切換えて動力伝達系路を切換
    えることにより変速を行う多段変速歯車機構と、 あらかじめ設定された変速特性に基づいて変速制御を行
    う変速制御手段と、 あらかじめ設定されたロックアップ特性に基づいてロッ
    クアップクラッチの締結、締結解除の制御を行うロック
    アップ制御手段と、を備えた自動変速機において、 ロックアップクラッチの締結状態から締結解除状態への
    移行中に、シフトダウンの実行を抑制する抑制手段を備
    えている、ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記抑制手段が、ロックアップ解除が完了するまでシフ
    トダウンの実行を禁止する禁止手段として構成されてい
    る、ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記抑制手段が、シフトダウン時に、前記ロックアップ
    クラッチの締結解除開始から所定時間だけシフトダウン
    の実行を禁止する禁止手段として構成されている、こと
    を特徴とする自動変速機の制御装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 あらかじめ定められた所定条件となったとき、前記ロッ
    クアップ特性に設定されたロックアップ解除特性線が前
    記変速特性に設定されたシフトダウン特性線に近づく特
    定モ−ドに変更する解除特性変更手段を備え、 前記禁止手段が、前記特定モ−ドに変更されているとき
    を条件として作動される、ことを特徴とする自動変速機
    の制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、 あらかじめ定められた所定条件となったとき、前記ロッ
    クアップ特性に設定されたロックアップ解除特性線が前
    記変速特性に設定されたシフトダウン特性線に近づく特
    定モ−ドに変更する解除特性変更手段を備え、 前記抑制手段が、前記特定モ−ドに変更されているとき
    を条件として、シフトダウンの実行を遅延させる遅延手
    段として構成されている、ことを特徴とする自動変速機
    の制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記抑制手段が、シフトダウンに要する時間が長くなる
    ように変更する変速時間延長手段として構成されてい
    る、ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記変速時間延長手段が、シフトダウン時に行われる特
    定の摩擦締結要素の締結解除までの時間を長くすること
    により、変速時間を長くするように構成されている、こ
    とを特徴とする自動変速機の制御装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前記特定の摩擦締結要素を締結解除するための油圧系路
    が、オリフィスと、該オリフィスをバイパスするバイパ
    ス通路と、該バイパス通路を開閉する制御弁とを有し、 前記変速時間延長手段が、前記制御弁を開いて油圧解放
    を行った後、前記制御弁を閉じて前記オリフィスを介し
    て油圧解放するように設定されている、ことを特徴とす
    る自動変速機の制御装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記特定の摩擦締結要素に対する油圧アクチュエ−タ
    が、アプライ側とレリ−ズ側との2つの油室を有すると
    共に、スプリングによってアプライ側が圧縮されるよう
    に構成され、しかもアプライ側のみに油圧が供給された
    ときに該特定の摩擦締結要素が締結されるように構成さ
    れ、 前記オリフィスおよびバイパス通路に連なる前記油圧系
    路が、前記アプライ側に連なる油圧系路とされている、
    ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  10. 【請求項10】請求項4または請求項5において、 前記変速特性およびロックアップ特性が、それぞれ車速
    とエンジン負荷とをパラメ−タとして設定され、 前記特定モ−ドでは、ロックアップ解除線が、低車速側
    および高エンジン負荷側へ変更される、ことを特徴とす
    る自動変速機の制御装置。
  11. 【請求項11】請求項6ないし請求項9のいずれか1項
    において、 前記変速特性およびロックアップ特性が、それぞれ車速
    とエンジン負荷とをパラメ−タとして設定され、 油温が所定温度以上の高温であるとき、前記ロックアッ
    プ特性に設定されたロックアップ解除線が、低車速側お
    よび高エンジン負荷側へ変更された特定モ−ドに変更す
    る解除特性変更手段を備えている、ことを特徴とする自
    動変速機の制御装置。るように設定されている、ことを
    特徴とする自動変速機の制御装置。
  12. 【請求項12】請求項1ないし請求項11のいずれか1
    項において、 前記抑制手段が、エンジン負荷の増大時であることを条
    件として作動するように設定されている、ことを特徴と
    する自動変速機の制御装置。
  13. 【請求項13】請求項1ないし請求項12のいずれか1
    項において、、 前記抑制手段が、車速が所定車速以下の低車速時である
    ことを条件として作動するように設定されている、こと
    を特徴とする自動変速機の制御装置。
  14. 【請求項14】請求項1ないし請求項13のいずれか1
    項において、 前記トルクコンバ−タの作動油と摩擦締結要素用の作動
    油とが共通とされている、ことを特徴とする自動変速機
    の制御装置。
JP8081712A 1995-09-29 1996-04-03 自動変速機の制御装置 Pending JPH09152028A (ja)

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JP7-253975 1995-09-29
JP25397595 1995-09-29
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000103259A (ja) * 1998-09-30 2000-04-11 Toyota Motor Corp ハイブリッド車の駆動源切換制御装置
JP2011226524A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Honda Motor Co Ltd 自動変速機の制御装置
JP2012154385A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Daihatsu Motor Co Ltd 無段変速機を備えた車両の制御装置
JP2017150571A (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 トヨタ自動車株式会社 車両用動力伝達装置の油圧制御装置

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