JPS62233547A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JPS62233547A
JPS62233547A JP61075697A JP7569786A JPS62233547A JP S62233547 A JPS62233547 A JP S62233547A JP 61075697 A JP61075697 A JP 61075697A JP 7569786 A JP7569786 A JP 7569786A JP S62233547 A JPS62233547 A JP S62233547A
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speed
speed change
gear
hydraulic oil
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宏一 山本
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/065Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/02Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
    • F16H61/0202Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric
    • F16H61/0251Elements specially adapted for electric control units, e.g. valves for converting electrical signals to fluid signals
    • F16H2061/026On-off solenoid valve

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等に搭載されて自動車およびエンジン
の運転状態等に応じて変速段を自動的に切換える自動変
速機の制御装置に関するものである。
(従来技術) 一般に自動変速機は、エンジンの出力軸に連結されたト
ルクコンバータと、このトルクコンバータの出力軸に連
結された遊星歯車等からなる変速歯車機構と、この変速
歯車機構の動力伝達経路を切換えて変速操作するクラッ
チ、ブレーキ等からなる変速切換手段と、この変速切換
手段を操伯する油圧回路における油圧式サーボ装置と、
この油圧式サーボ装置等に対する作動油の給拮を制御す
るソレノイド弁等のバルブ手段とを備えている。
そして、このバルブ手段を自動車およびエンジンの運転
状態等に応じて作動させ、上記油圧式→ノーボ装置等を
介して変速切換手段を操伯することにより、変速歯車機
構の動力伝達経路つまり変速段を切換えるように構成さ
れている。
ところで、上記自動変速機において、キックダウン時等
の高速段から低速段への変速時に衝撃が生じるのを防止
するとともに、良好な応答性が得られるようにすること
が望ましく、そのためには上記変速タイミングをエンジ
ンの運転状態等に応じて調整する必要がある。
このため従来では、例えば特開昭59−183160号
公報に示されるように、変速歯車機構を操作する油圧式
サーボ装置にス・1する作動油の給排速疫を調整する制
御弁機構を設けることにより、エンジンの運転状態等に
応じて変速切換手段(摩擦係合装置)の切換タイミング
を制御することが行なわれている。しかしながら、上記
油圧式サーボ装置の作動速度はアプライ室の油圧の有無
によっても左右され、この点について上記従来装置では
何ら考慮がなされていないため、充分な制御効果を得る
ことができなかった。
(発明の目的) 本発明は、上記技術背景のもとになされたものであり、
簡単な構成で変速切換手段を操作する流体式サーボ装置
の作動速度を自動車およびエンジンの運転状態等に応じ
て適正に制御し、高速段から低速段への変速時等に衝撃
が生じるのを効果的に防止することができるとともに、
より良好な応答性を得ることができる自動変速機の制御
装置を提供するものである。
(発明の構成) 本発明は、エンジンの出力軸に連結されたトルクコンバ
ータと、このトルクコンバータの出力側に配置された変
速歯車機構と、この変速歯車機構の動力伝達経路を切換
えて変速操作する変速切換手段とを備え、流体のアプラ
イ室とレリーズ室とを有し上記変速切換手段を操作する
流体式サーボ装置が設けられてなる自動変速機において
、液体式サーボ装置のレリーズ室に対する作動油を制御
して達成される変速段でこの上記サーボ装置のアプライ
室をエンジンの運転状態等に応じて流体供給状態とドレ
ン状態のいずれかに切換える制御手段を設けたものであ
る。
このような構成によれば流体式サーボ装置のレリーズ室
の流体をドレンして達成される変速段、つまり変速歯車
機構が高速段から低速段に切換えられる際等に、流体式
サーボ装置のアプライ室が予め自動車およびエンジンの
運転状態等に応じて流体供給状態とドレン状態のいずれ
かに予め切換制御されているため、運転状態に応じた流
体式サーボ装置の作動速度が得られ、変速切換手段の切
換タイミングをより適正に制御することができる。
(実施例) 第1図に示すように、入力軸であるエンジンのクランク
軸1にはトルクコンバータ2および多段変速歯車装置1
0がエンジン側から順次配置されている。上記トルクコ
ンバータ2は、ポンプ3、タービン4およびステータ5
を備えており、ポンプ3はクランク軸1に固定されてい
る。ステータ5は、一方向クラッチ6を介して上記多段
変速歯車装置10のケース11と一体の固定軸7上で回
転する。上記一方向クラッチ6は、ステータ5をポンプ
3と同方向の回転は許すが、逆転は許さない作用をなす
ものである。
変速歯車機M410は、基端が上記クランク軸1に固定
され、先端が該変速歯車機構10の中央を貫通して延び
、この装置10の側壁に配置されたオイルポンプ100
を駆動する中実軸12を備えている。この中実軸12の
外方には、基端が上記トルクコンバータ2のタービン4
に連結され、先端が上記変速歯車機構10の上記側壁ま
で延び、この側壁に回転自在に支持された中空のタービ
ンシャフト13が設けられている。このタービンシャフ
ト13上には、ラビニョ型プラネタリギヤユニット14
が設けられており、このプラネタリギヤユニット14は
、小径ザンギャ15、この小径サンギヤ15のエンジン
から遠い側の側方に配置された大径ザンギャ16、ロン
グピニオンギヤ17、ショートピニオンギヤ18および
リングギヤ19からなっている。このプラネタリギヤユ
ニット14のエンジンから遠い側の側方には、第1〜第
2クラッチ装置20.21が並列に配置されている。上
記第1クラツチ装置20は、前進走行用のクラッチであ
り、第1ワンウエイクラツヂ22を介して上記小径サン
ギヤ15とタービンシャフト13の間の動力伝達を断続
するものである。
一方、上記第2クラツチ装置21は、上記小径サンギヤ
15とタービンシャフト13の間の動力伝達を断続する
ものである。上記第2クラツチ装置21の半径方向外方
には、第1ブレーキ装置23が配置されている。この第
1ブレーキ装置23は、バンドブレーキであり、上記大
径サンギヤ16に連結されたブレーキドラム23−1と
このブレーキドラムに掛けられたブレーキバンド23−
2とを有している。上記第1クラツチ装置2oの半径方
向外方であって、かつ上記第1ブレーキ装置23の側方
には、第3クラツチ装置24が配置されており、この第
3クラツチ装置24は、後進走行用のクラッチであり、
上記第1ブレーキ装置23のブレーキドラム23−1を
介して上記大径サンギヤ16とタービンシャフト13の
間の動力伝達の断続を行なうものである。
上記プラネタリギヤユニット14の半径方向外方には、
このプラネタリギヤユニット14のキャリヤ14aと変
速歯車機構10のケース10aとを係脱する第2ブレー
キ装置25が配置されている。上記第1〜第2のブレー
キ装置、23.25の間には、この第2ブレーキ装置2
5と並列で上記キャリヤ14aとケース10aとを係脱
する第2ワンウエイクラツヂ装@26が配置されている
上記プラネタリギヤユニット14のエンジン側の側方に
は、該プラネタリギヤユニットのギヤリヤ14aと上記
タービンシャフト13の間の動力伝達を断続する第4ク
ラツヂ装愉27が配置されている。この第4クラツチ装
置27のエンジン側の側方には、リングギヤ19に連結
されたアウトプットギヤ28が配置されており、このア
ウトプットギヤ28はアウトプットシャフトに取り付け
られている。またタービンシャフト13は必要に応じて
ロックアツプクラッチ2つによりトルクコンバータ2を
介さずにクランクシャフト1に直結されるように構成さ
れている。
以上説明した構造の変速歯車機構10は、それ自体で前
進4段、後進1段の変速段を有し、第1〜第4クラッチ
装置20.2.1,24.27、および第1〜第2ブレ
ーキ装置23.25を適宜作動させることにより所要の
変速段を得ることができる。以上の構成において、各変
速段とクラッチ、ブレーキの作動関係を下記第1表に示
す。
次に、上記自動変速機における油圧制御回路を第2図に
おいて説明する。この油圧制御回路は、上記クランク軸
1により駆動されるオイルポンプ100を有し、このポ
ンプ100から圧力ライン101に作動油が吐出される
。ポンプ100から圧力ライン101に吐出された作動
油はレギュレータバルブ102に導かれる。このレギュ
レータバルブ102は、ポンプ100からの上記作動油
を、スロットル圧、スロットルモジュレータ圧およびバ
ックアップ圧により調圧して、セレクト弁103のボー
トqに供給する。このセレクト弁103は、マニュアル
シフトバルブであり、手動により、P−N−D・2・ル
ンジにシフトされ、各レンジで上記ボート9から所定の
ボートに上記作動圧を供給する。上記ボートqは、セレ
クト弁103がルンジに設定されているときボートa。
d、eに連通され、セレクト弁が2レンジに設定されて
いるときボートa、c、dに連通され、セレクト弁がD
レンジに設定されているときボートa、Cに連通され、
セレクト弁がRレンジに設定されているとぎボートfに
連通される。
セレクト弁103のボートaは1−2シフト弁110に
接続されており、この1−2シフト弁110には、その
スプリング110aと対抗して作動油が作用しており、
これによってこの1−2シフト弁110は、1−2用ソ
レノイド弁110bがOFFのとき第1速、ONのとき
作動油をドレンして第2速の状態になるようになってい
る。そして、例えばセレクト弁103がDレンジに設定
されているときにこのセレクト弁103のボートaから
供給された作動油は、1−12用ソレノイド弁110b
がONとなった第1速から第2速への変速時に、第1ブ
レーキ装閥23を操作する油圧式サーボ装置23Aのア
プライ室23aに上記1−2シフト弁110を介して供
給される。なお、Dレンジにおいて上記1−2用ソレノ
イド弁11obがOFFのときには、1−2シフト弁1
10をバイパスした上記ボートaからの作動圧が第1ク
ラツチ装置20および第2クラツチ装置21に供給され
て、第1速状態を達成する。さらにこの1−2シフト弁
110は、ルンジの第2速時には、上記セレクト弁10
3のボートeからのロー減圧弁140を介して供給され
た作動油をブレーキ装置25に供給すると同時に、スロ
ットルバックアップバルブ141に信号圧を送るように
なっている。
上記セレクト弁103のボートaは2−3シフト弁12
0にも接続されて、この2−3シフト弁120のスプリ
ング120aと対抗して作動油を供給しており、これに
よってこの2−3シフト弁120は、2−3用ソレノイ
ド弁1.20 bがONのとき作動油をドレンして第2
速、OFFのとき第3速の状態になるようになっている
。なお、第2速から第3速へ変速したとぎには、セレク
ト弁103のボートCからの作動油を、サーボコントロ
ールバルブ142.2−3タイミングバルブ143を介
して最終的には第4クラツチ装置27に供給してこれを
締結させるとともに、ブレーキ操作用の油圧式サーボ装
置ff123Aのレリーズ室23bに供給して、第1ブ
レーキ装置23を解放状態とする。
上記3−4シフト弁130には、上記1−2シフト弁1
10および2−3シフト弁120と同様に、上記セレク
ト弁103のボートaからスプリング130aと対抗し
て作動油が供給されており、この3−4シフト弁130
は、3−4用ソレノイド弁130bIfiOFFのとき
第3速、ONのとき上記作動油をドレンして第4速(O
D>状態に設定されるようになっている。上記第3速状
態では、1−2シフト弁110を経た作動油がオリフィ
スを介さないでブレーキ操作用の油圧式サーボ装置23
Aのアプライ室23aに供給されるとともに、上記1−
2シフト弁110をバイパスした上記セレクト弁103
のボートaから作動油が該3−4シフト弁130および
N−Dアキュームレータ144を介して第1.第2のク
ラッチ装fffi20.21に供給されている。3−4
用ソレノイドバルブ130bがONにされて作動油がド
レンされると、第3速から第4速への変速動作が行なわ
れ、1−2シフト弁110を経た作動油が、オリフィス
とチェックバルブを備えた回路を介してブレーキ操作用
の油圧式サーボ装置23Aのアプライ室23aに供給さ
れる。これと同時に、上記油圧式サーボ装置23Aのレ
リーズ室23bがオリフィス、3−4キヤパシテイバル
ブ145を介してドレンされて第1ブレーキ装置23が
締結され、これとともに第2クラツヂ装置21に作用し
ていた作動油もドレンされて第2クラツチ装置21が解
放される。
上記ロー減圧弁140は、−1゜記セレクト弁103が
ルンジに設定されているとぎ、このセレクト弁103の
ポートeからの伯動油を受け、自己調圧によりこの作動
油を減圧して1−2シフト弁110に供給し、そして第
1速状態ではこの作動油は1−2シフト弁110を経て
第2ブレーキ装置25に供給される。このようにこのロ
ー減圧弁140は、作動油を減圧することにより変速時
の衝撃を緩和するものである。なお、このロー減圧弁1
40は、Dレンジにおいては作動せず、また上記1−2
シフト弁110を経た作動油は、スロットルバックアッ
プバルブ141に信号圧として供給されるようになって
いる。
上記スロットルバックアップバルブ141は、上記ロー
減圧弁140からの信号圧をスプリング対抗圧として受
けるようになっており、この信号圧のON、OFFによ
り、上記セレクト弁103のポートdからの作動油をレ
ギュレータバルブ102に供給し、あるいはカットする
。すなわち、上記スロットルバックアップバルブ141
は、上記セレクト弁103がルンジあるいは2レンジに
設定されているときであってかつ信号圧を受けていない
場合には、セレクト弁103のポートdらの作動油をレ
ギュレータバルブ102に供給して、その圧力を高め、
1ンジンブレーキ容量を確保する。
上記レギュレータバルブ102には、スロットルバルブ
146がスロットルモジュレータバルブ147を介して
接続されている。このスロットルバルブ146は、アク
セル開度に応答して作動し該開度に比例した油圧を発生
し、上記モジュレータバルブ147は、この油圧を適宜
減圧してレギュレータバルブ102に供給し、これによ
ってエンジントルクにマツチした圧力の作動油を得る。
上記サーボコントロールバルブ142および2−3タイ
ミングバルブ143は、第2速から第3速への変速時に
生ずる衝撃を緩和するためのものである。第2速から第
3速への変速時には、第4クラツチ装置27を締結し、
第1ブレーキ装置23を解放状態とすればよく、従って
この第4クラツヂ装置27と、ブレーキ操作用の油圧式
サーボ装置23Aのレリーズ室23bとに作動油を供給
すればよい。しかしながら、上記第4クラツヂ装置27
の締結ショックを低減するためには、オリフィスとアキ
ュームレータ148が設けられているので、単純に上記
第4クラツチ装置27と、ブレーキ操作用の油圧式サー
ボ装置23Aのレリーズ室23bに作動油を供給すると
、オリフィスと管路抵抗の作用により第4クラツチ装置
27の油圧の立上がりが遅くなり、その分ニュートラル
時間が長くなり、吹上がりが発生することが考えられる
。そこで、上記油圧式サーボ装置23Aのレリーズ室2
3bへの作動油の供給ラインに上記サーボコントロール
バルブ142を配置するとともに、このサーボコントロ
ールバルブ142に第4クラツチ装置27の作動圧を作
用させ、この第4クラツチ装置27の作動油がある程度
高圧になるまでは、上記供給ラインを断っておきレリー
ズ圧の立上がりを抑えている。また、2.−3タイミン
グバルブ143は、アクセル開度に応じて第4クラツチ
装置27の締結タイミングを制御し、上記サーボコント
ロールバルブ142ではコントロールできない変速時の
衝撃を緩和する作用を有している。つまり、特にアクセ
ル開度が小さいときにアクセルを瞬間的に低開度側に戻
したときに生じる第2速から第3速へのシフトアップで
は、上記第4クラツチ装置27が急激に締結されると衝
撃を感じ易い。このため、2−3タイミングバルブ14
3によって、アクセル開度が小のときは締結時のすべり
時間を長くし、人開度では短かくコントロールしている
第3速から第4速へのシフ1〜アップ時の衝撃を低減す
るためには、上記3−4キヤパシテイバルブ145が設
けられている。すなわち、上記3−4用ソレノイド弁1
30bのON作動により作動油がドレンされて3−4シ
フト弁130が第4速側に移動すると、第2クラツチ装
置21と、ブレーキ操作用の油圧式サーボ装置123A
のレリーズ室23bの作動油がドレンされるが、このと
きのレリーズ室23bのドレンを上記3−4キヤパシテ
イバルブ145によりコントロールして上記衝撃を低減
している。この3−4キヤパシテイバルブ145におい
ては、上記ドレンの初期には、第2クラツチ装置21の
作動圧および自己圧がスプリング力に対抗して打ち勝っ
ているため、そのスプールが図の位置にあり、従ってラ
インp1およびQ2が連通されており、ストレートにド
レンされる。ある程度ドレンされると、今度はスプリン
グ力が打ち勝ってスプールは図において左方に動かされ
、ラインρ1.ρ2の連通を断ち、この結果、ドレンは
オリフィスを通じてのみ行なわれる。
すなわち、油圧式サーボ装@23Aのレリーズ室23b
のドレン時の作動圧は、ドレン初期においては急激に下
がり、後期に43いては徐々に]・がるようになる。従
って、第1ブレーキ装回23の締結圧を上記ドレン後期
の適宜な圧力と同じ圧力に設定しておけば、すべり時間
が長くなり、締結時の衝撃が緩和される。
第3速から第2速への変速時における衝撃をスロットル
開度に応じて低減するため、3−2キヤパシテイバルブ
149と3−2タイミングバルブ150が設けられてい
る。3−2キヤパシテイバルブ149には、スプリング
力と自己圧すなわちレリーズドレン圧を加えたものに対
抗してスロワ1〜ルモジユレータ圧が作用しており、従
ってこのバルブ149は、3−4ギヤパシテイバルブ1
45と同様に、ドレン初期すなわち高圧時にはバイパス
を通し、その後はオリフィスを介してドレンする。この
3−2キヤパシテイバルブ149のドレンは、上記3−
2タイミングバルブ150を介して2−3シフト弁12
0で行なわれる。この3一2タイミングバルブ150に
おいては、スプリング力にスロットルモジュレータ圧が
対抗して作用しており、スプリング力に比べてモジュレ
ータ圧が高いときにはオリフィスを通し、低いとぎには
バイパスしてドレンする。これは、モジュレータ圧が高
いときにはスロットル開度が大でありかつエンジン回転
が高いときであるので、オリフィスを通してドレンする
ことによりブレーキ操作用の油圧式サーボ装置23Aの
レリーズ圧の抜けを遅くする。つまり、第1ブレーキ装
置23の締結を遅らせることによって、急激な締結を防
止し、衝撃を緩和するのである。
上記各ソレノイド弁11011)、 120b、 13
0bはマイクロコンピュータ碧からなる制御回路200
により自動車J3よびエンジンの運転状態等に応じて制
御されるように構成されている。すなわち上記制御回路
200は、少なくともタービンセンリからのタービン回
転数信号201およびスロットル開度センサからのスロ
ットル開度信号202、レンジ選択センリからの選択信
号203、車速センサからの車速信号204等が入力さ
れ、予め定められた変速シフトパターンに基づいて変速
を必要とする場合に上記各ソレノイド弁110b、12
0b、130bにシフ1〜アップ信号およびシフトダウ
ン信号を出力して変速制御を行なうようにしている。
また、上記油圧式サーボ装置23Aのレリーズ室23b
の流体をドレンして達成される変速機、例えば第3速か
ら第2速への変速時に生じる衝撃をより効果的に低減さ
せるとともに、切換タイミングの応答性を必要に応じて
向上させることができるようにするため、本発明では上
記変速歯車機構10が第3速段にある場合に、車速等に
応じて上記制御回路200から1−2用ソレノイド弁1
10bに制御信号を出力し、ブレーキ操作用の油圧式サ
ーボ装置23Aのアプライ室23aを自動車の運転状態
に応じて作動油が供給された状態とドレンされた状態の
いずれかに予め切換えておくようにしている。
すなわち、第3図に示すフローチャートに基づいて上記
制御動作を説明すると、まず、ステップS1において、
制御回路200から出力された制御信号に基づいて変速
歯車機構10が第3速段であるかどうかを判別する。そ
して第3速段にあることが判別された場合には、ステッ
プS2において、車速センタから入力された車速信号2
04に基づいて車速が例えば40 K m/h以上の高
速走行状態にあるかどうかを判別する。そして車速が4
0Km/h以上であることが判別された場合には、ステ
ップS4において、下記第2表の上欄に示すように、1
−2ソレノイド弁110bをONとし、2−3ソレノイ
ド弁120bおよび3−4ソレノイド弁130bをOF
Fとする第1パターンの制御信号を出力する。また、車
速か40 K m/h以上でないことが判別された場合
には、ステップS5において、各ソレノイド弁110b
、120b。
130bをOFFとする第2パターンの制御信号を出力
する。
第2表 上記のように第3速走行時において高速走行状態にある
場合には、1−2ソレノイド弁11obをONとし、1
−2シフト弁110を介してブレーキ操作用の油圧式サ
ーボ装置23Aのアプライ室23aに予め作動油を供給
しておくことにより、第2速への減速時にシフトダウン
信号が出力されて3−4ソレノイド弁130bがONと
なり、上記3−4シフト弁130を介して、上記油圧式
サーボ装置23Aのレリーズ室23bの作動油をドレン
さけて第1ブレーキ装置23を締結させる際に、このブ
レーキ装置23を速やかに締結状態に移行させることが
できる。また、第3速走行時に低速走行状態(例えば車
速か4.0Km/h未満の状態)にある場合には、1−
2ソレノイド弁110bをOFFとし、1−2シフト弁
110から上記油圧式サーボ装置N25Aのアプライ室
23aに対する作動油の供給を停止してこのアプライ室
23aを予めドレン状態に設定しておくことにより、第
2速への減速時にシフトダウン信号が出力された時点で
始めて上記アプライ室23aへの作動油の供給が開始さ
れることとなり、アプライ圧の立上がりが抑制されてブ
レーキ装置23の作動時の衝撃を緩和することができる
すなわち、上記第1ブレーキ装置23は、油圧式サーボ
装置23Aのアプライ室23aが作動油供給状態にある
かドレン状態にあるかに拘らず、レリーズ室23bに作
動油が供給されている場合には解放状態となり、上記ア
プライ室23aが作動油供給状態となるとともにレリー
ズ室23bがドレン状態となった時点で始めて締結状態
に移行するように構成されているが、この場合に上記ア
ブライ室23aが予め作動油供給状態にあるかドレン状
態にあるかによって上記締結状態に移行する速度が変化
するため、車速に応じて上記アプライ室23aに対する
作動油の給排を予め切換操作しておくことにより締結タ
イミングをより適正に制御することができる。
したがって、上記制御回路200と1−2ソレノイド弁
110bとからなる制御手段により油圧式サーボ装ff
f23Aのアプライ室23aを車速に応じて予め作動油
供給状態とドレン状態のいずれかに切換えておくことに
より、速やかな変速タイミングが必要とされる高速走行
時には優れた応答性を得ることができ、しかも緩やかな
変速タイミングが必要とされる低速走行時には変速時の
衝撃を緩和して良好な走行フィーリングを得ることがで
きる。
なお、上記車速に応じた制御に代えて、エンジンの負荷
などの運転状態に応じて下記アプライ室23aに対する
作動油の給11を切換操作することによっても締結タイ
ミングのより適正な制御が可能となる。すなわち、速や
かな変速タイミングが必要とされるエンジンの高負荷時
には上記アプライ室23aを予め作動油供給状態とし、
緩やかな変速タイミングが必要とされるエンジンの低負
荷時にはアプライ室23aを予めドレン状態としておく
ことにより、必要に応じて優れた応答性が得ることがで
きるとともに変速時の衝撃をより効果的に低減すること
ができる。また、上記サーボ装@23Aのレリーズ室2
3bに作動油を供給することにより変速操作する2速か
ら3速へのシフトアップ時等においても上記アプライ室
23aの状態を選択することにより、適正な制御が可能
となる。
なお、上記実施例ではN−Dアキュームレータ144が
第1クラツヂ装置20の作動油路に設けられており、そ
の作用は他のアキュームレータと同じであるが、そのア
キュームレータ作用によるピストンの動きを利用して、
り12クラツヂ装置21への作動油の供給タイミングを
第1クラッチ装置、 20への作動油の供給タイミング
より若干遅ら−27= せる作用が付加されている。このため、第2クラツヂ装
置21がエンジンブレーキのための容量しか確保してい
ないときに、例えばアクセルをふかした状態で、Nレン
ジからDレンジにシフトした場合に第2クラツチ装置2
1が先に締結し異常摩耗するのを防止することができる
また、ロックアツプクラッチ29の作動油路には、ロッ
クアツプコントロールバルブ151が設けられており、
このロックアツプコントロールバルブ151においては
、作動油圧が、スプリング力と第1クラツチ装置20の
作動圧を加えたものに対抗して作用している。上記作動
油を、ロックアツプ用ソレノイド151aがONの状態
でドレンすることにより、作動油の供給をレリーズ室側
からアプライ室側に切換え、レリーズ室圧をドレンして
ロックアツプをONするようになっている。
さらに、上記実施例ではフォワードクラッチである第1
クラツチ装置20の作動油路Q3を、セレクト弁103
のボートaに連通された作動油路Q4と、Dレンジのと
きドレンされ、−弛の前進走行レンジすなわちルンジお
よび2レンジにおいて油圧が立上がるボートdに連通さ
れた作動油路Q5との間で切換えるためニュートラルバ
ルブ160が設けられている。このニュートラルバルブ
160には、圧力ライン101からスプリング160a
に抗して作動油が供給されている。この作動油の供給油
路には、アイドルカット用ソレノイド弁161が設けら
れており、このアイドルカット用ソレノイド弁161が
OFFのとぎ上記作動油の作用により、そのスプール1
60bが図に示された右端位置に位置付けられて、油路
ρ3を油路ρ4に連通し、その結果ボートaからの作動
油を第1クラツヂ装置20に供給する。一方、上記アイ
ドルカット用ソレノイド弁161がONのときには、上
記スプリング160aに抗して作用している作動油がド
レンされるため、スプール160bが図において左方に
移動し、その結果、油路ρ3は油路ρ4との連通から断
たれ、今度は油路Q5と連通される。
上述のように、油路Q5が連通されているボートdは、
セレクト弁103がDレンジに設定されているときドレ
ンされるようになっているので、Dレンジでエンジン回
転数が低く、スロットル開度が零であり、しかもブレー
キが作動している場合には、第1クラツチ装置20の作
動油をドレンして、この第1クラツチ装@20を解放し
、これによって上記状態において発生するおそれがある
振動の発生を防止するとともに、セレクト弁103がD
レンジ以外の他の前進走行レンジ、例えば実施例の場合
にはルンジおよび2レンジにあるとき、上記ボートdを
作動油供給ボートであるボートQに連通さぜるようにし
、これによってボートdの油圧を立上がらせ、この油圧
を今度は油路Q5を介して油路Q3に供給し、第1クラ
ツチ装置20を締結させ、車両の前進走行を可能にして
いる。なお、この場合には、ボートdがドレン通路と遮
断状態になるように設定されている。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、変速歯車機構の動力伝達
経路を切換えるための変速手段を探信する流体のアプラ
イ室とレリーズ室とを有する流体式サーボ装置が設けら
れてなる自動変速機において、上記サーボ装置のアプラ
イ室を1ンジンの運転状態等に応じて制御手段により流
体供給状態とドレン状態のいずれかに予め切換えて33
<ようにしたため、速やかな変速タイミングが必要とさ
れる自動車の高速走行時およびエンジンの高負向運転時
等には上記アプライ室を作動油供給状態として低速段へ
のシフトダウン時鳶゛の変速時の応答性をより向上させ
ることができるとともに、緩やかな変速タイミングが必
要とされる自動車の低速走行時およびエンジンの低負荷
運転時等には上記アプライ室をドレン状態として上記変
速時の衝撃をより効果的に緩和することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る制御装置を備えた自動変速機の基
本構成を示す概略図、第2図は制御装置の実施例を示す
油圧制御回路図、第3図は制御動作を示すフローヂャー
トである。 1・・・クランク軸(出力軸)、2・・・トルクコンバ
ータ、10・・・変速歯車機構、23・・・第1ブレー
キ装置(変速切換手段)、23A・・・サーボ装置、2
3a・・・アプライ室、23b・・・レリーズ室、11
0b・・・1−2ソレノイド弁(fril制御手段)、
200・・・制御回路(制御手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、エンジンの出力軸に連結されたトルクコンバータと
    、このトルクコンバータの出力側に配設された変速歯車
    機構と、この変速歯車機構の動力伝達経路を切換えて変
    速操作する変速切換手段とを備え、流体のアプライ室と
    レリーズ室とを有し上記変速切換手段を操作する流体式
    サーボ装置が設けられてなる自動変速機において、液体
    式サーボ装置のレリーズ室に対する作動油を制御して達
    成される変速段でこの上記サーボ装置のアプライ室をエ
    ンジンの運転状態等に応じて流体供給状態とドレン状態
    のいずれかに切換える制御手段を設けたことを特徴とす
    る自動変速機の制御装置。
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