JPH0297761A - 電子制御自動変速装置 - Google Patents

電子制御自動変速装置

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JPH0297761A
JPH0297761A JP63248364A JP24836488A JPH0297761A JP H0297761 A JPH0297761 A JP H0297761A JP 63248364 A JP63248364 A JP 63248364A JP 24836488 A JP24836488 A JP 24836488A JP H0297761 A JPH0297761 A JP H0297761A
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JP
Japan
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brake
timer
time
clutch
ratio
Prior art date
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Pending
Application number
JP63248364A
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English (en)
Inventor
Yoshitami Saitou
斉藤 圭民
Nobuyuki Isono
磯野 信幸
Nobuyasu Suzumura
鈴村 延保
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/415,733 priority patent/US5058014A/en
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/68Inputs being a function of gearing status
    • F16H59/72Inputs being a function of gearing status dependent on oil characteristics, e.g. temperature, viscosity
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/061Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using electric control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16H61/0202Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric
    • F16H61/0251Elements specially adapted for electric control units, e.g. valves for converting electrical signals to fluid signals
    • F16H2061/0255Solenoid valve using PWM or duty-cycle control

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、車両に搭載される電子制御自動変速装置に関
する。
(従来の技術) 従来、車両用の自動変速装置において、変速時には今ま
で係合していたクラッチまたはブレーキを解放し、次の
変速段になるように別のクラッチまたはブレーキを係合
するために、解放側のクラッチまたはブレーキの解放タ
イミングや係合側のクラッチまたはブレーキの係合タイ
ミングのずれなどでショックが発生することがあった。
(発明が解決しようとする課題) ここで、自動変速機のクラッチやブレーキを係合する際
のショックの低減のために、変速時の車両情報2例えば
エンジン回転数の上昇速度やエンジン負荷を測定してク
ラッチやブレーキの係合。
解放のタイミングや係合速度等をフィードバックして制
御して、ショックを抑えることができるが、流体圧切換
手段(例えば油圧回路)の作動流体温度によって変化し
、自動変速機の動作に影響を与えることがある。例えば
、油を作動流体として使用した場合に、低温では粘性が
高くなり、応答性が悪くなってしまう。このため、解放
側のクラッチまたはブレーキの解放と係合側のクラッチ
またはブレーキの係合のタイミングにずれが生じて大き
なショックが発生することがあった。
そこで、本発明においては、周囲温度の変化に対しても
過大なショックを発生させないことを、その課題とする
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明において用いた技術的
手段は、 流体圧の印加により作動するクラッチおよびブレーキを
有し、該クラッチおよびブレーキの係合・非係合により
ギア比を変更する自動変速機、前記クラッチおよびブレ
ーキへの流体圧の印加を制御する流体圧切換手段、 変速時のクラッチおよびブレーキの係合または解放を行
う時間または比率を設定する時間または比率設定手段、 変速時の車両情報を検出する車両情報検出手段、該車両
情報に基づいて係合または解放の設定時間または比率を
補正する時間または比率補正手段、および、 前記設定時間または比率に基づいて前記流体圧切換手段
を駆動し、前記クラッチおよびブレーキの係合・非係合
の状態を変更する電子制御手段、を備える、電子制御自
動変速装置において、前記流体圧切換手段の作動流体の
温度を測定する温度検出手段と、 該温度検出手段の測定温度が低温を示しているとき、前
記時間または比率補正手段による設定時間または比率の
補正を停止するフィードバック停止手段と、 を備えたことである。
(作用) 上記技術的手段によれば、通常の変速時には、補正手段
によって最適な変速動作がおこなわれ、最もショックが
少ない変速ができる。ここで、作動流体の温度が低下し
たとき、温度検出手段により作動流体の温度低下が検出
され、フィードバック停止手段により補正手段による設
定時間または比率の補正が禁止される。
(実施例) 以下、本発明を用いた一実施例を図面に基づいて説明す
る。本実施例においては、自動変速機本体は従来使用さ
れている4速(オーバードライブ付)のものを使用して
いる。
第1図を参照して、この自動変速機の動作を説明する。
オーバードライブ機構607の入力軸であるタービン軸
600はトルクコンバータを介してエンジンと結合され
ている。このタービン軸600は遊星歯車装置のキャリ
ア609に連結されている。キャリア609により回転
可能に支持されたプラネタリピニオン610はODプラ
ネタリギア601を介して歯車変速機構608の人力軸
611に連結されている。またプラネタリピニオン61
0はサンギア612と噛み合っている。サンギア612
とキャリア609との間には1ウエイクラツチ606と
ODクラッチCOが設けられている。サンギア612と
ハウジング613との間にはODブレーキBOが設けら
れている。歯車変速機構608の入力軸611と中間軸
614の間にはフォワードクラッチC1が設けられてい
る。
また、入力軸611とサンギア軸615の間にはダイレ
クトクラッチC2が設けられている。サンギア軸615
とハウジング613との間にはセカンドブレーキB1が
設けられている。出力軸605に連結されたキャリア6
17により回転可能に支持されたプラネタリピニオン6
19はギアおよびキャリア61Bを介して中間軸614
と連結されている。またプラネタリピニオン619はサ
ンギア軸615と噛み合っている。プラネタリピニオン
621はキャリア617およびサンギア軸615と噛み
合っている。プラネタリピニオン621とハウジング6
13との間には1stアンドRevブレーキB2が設け
られている。またプラネタリピニオン621とハウジン
グ613との間には1ウエイクラツチ616が設けられ
ている。
この自動変速機において、クラッチco、ct。
C2およびブレーキBO,Bl、B2と変速段との関係
は下表のようになる。
0:係合 ×:非係合 第1表 このクラッチCo、CI、C2およびブレーキBO,B
1.B2は第2図の油圧回路によりその係合・解放を制
御される。
第2図を参照すると、油溜め701より油圧ポンプ70
2によって汲み上げられた作動油はライン圧制御用ソレ
ノイドバルブ48により制御される圧力調整弁703は
ライン圧油路704の油圧を調整する。ライン圧油路7
04bはライン圧油路704と圧力調整弁703を介し
て接続されているが、クラッチ02制御用ソレノイドパ
ルプ41、クラッチ02制御用ソレノイドパルプ42゜
ブレーキ81制御用ソレノイドバルブ43.ブレーキ8
1制御用ソレノイドバルブ44.ブレーキB2制御用ソ
レノイドバルブ45を介してそれぞれマニュアルバルブ
705,706,707,708.709に接続されて
いる。また、マニュアルバルブ705,706,707
,708,709には油圧ポンプ702の出力が直接接
続されている。そして、マニュアルバルブ705,70
6゜707.708の出力にはそれぞれクラッチCOク
ラッチC2,ブレーキBO,ブレーキB1が接続されて
いる。マニュアルバルブ709の出力はバルブ710を
介してプレー、キB2に接続されている。バルブ710
はロー、リバース禁止用ソレノイドバルブ46を介して
シフト弁711に接続されている。シフト弁711は、
またマニュアルバルブ706と接続されている。このシ
フト弁711は、シフトレバ−の動作に対応して移動し
、Pレンジ以外のときにその内部に油圧ポンプ702か
らの油圧がかかるようになっている。また1st、2n
d、3rdおよびOD時にはクラッチC1に油圧が加わ
るようになっている。そして、L、2レンジのときにマ
ニュアルバルブ706へ油圧を供給し、L、Rレンジの
ときにロー。
リバース禁止用ソレノイドバルブ46に油圧を供給する
この構成により、クラッチCO制御用ソレノイドパルプ
41を開けばマニュアルバルブ705の弁が移動し、油
圧ポンプ702の出力がクラッチCOに加わり、クラッ
チCOが係合される。クラッチc Ott+l1tfj
用ソレノイドバシソレノイドバルブ41ッチ゛COには
油圧が加わらず、クラッチc。
が解放される。
クラッチC1には、1st、2nd、3rdおよびOD
時に油圧が加わり係合され、その他のレンジのときには
油圧が加わらず解放される。
クラッチC2においては、クラ、フチ02制御用ソレノ
イドバルブ42を開けばマニュアルバルブ706の弁が
移動し、油圧がクラッチc2に加わり、クラッチCOが
係合される。クラッチ02制御用ソレノイドバルブ42
を閉じればクラッチC2には油圧が加わらず、クラッチ
C2が解放される。ただし、シフト弁711によりり、
2レンジのときにはマニュアルバルブ706に油圧が供
給され、クラッチ02制御用ソレノイドバルブ42の動
きに関わらずクラッチC2への油圧をカットするように
なっている。
ブレーキBOにおいては、ブレーキ81制御用ソレノイ
ドバルブ43を開けばマニュアルバルブ707の弁が移
動し、油圧がブレーキBOに加わらなくなり、ブレーキ
BOが解放される。プレー十BO制御用ソレノイドバル
ブ43を閉じればブレーキBOには油圧が加わり、ブレ
ーキBOが係合される。
ブレーキB1においては、ブレーキ81制御用ソレノイ
ドバルブ44を開けばマニュアルバルブ708の弁が移
動し、油圧がブレーキBlに加わらなくなり、ブレーキ
B1が解放される。ブレーキB1制御用ソレノイドバル
ブ44を閉じればブレーキB1には油圧が加わり、ブレ
ーキB1が係合される。
ブレーキB2においては、ブレーキB2制御用ソレノイ
ドバルブ゛45を開けばマニュアルバルブ゛709の弁
が移動し、油圧がブレーキB2に加わわらなくなり、ブ
レーキB2が解放される。ブレーキ82制御用ソレノイ
ドバルブ45を閉じればバルブ710を介してブレーキ
8.2には油圧が加わり、ブレーキB2が係合される。
ただし、RレンジおよびLレンジのときにロー、リバー
ス禁止用ソレノイドバルブ46をオンとするとバルブ7
10に油圧が加わりブレーキB2への油圧の供給をカッ
トし、ブレーキB2を解放させる。
その他の構成で、712はロックアツプコントロール弁
であり、ロックアツプ制御用ソレノイドバルブ47をオ
ンとするとエンジンの出力軸とタービン回転軸600が
直結されロックアツプ状態となる。
各ソレノイドバルブは後述する電子制御回路により駆動
され、走行条件に応じて各クラッチ・ブレーキが第1表
の関係になるように制御される。
また、各ソレノイドバルブは後述する電子制御回路によ
り比較的高周波数で0N−OFFを繰り返し、そのデユ
ーティ比を制御することで各マニュアルバルブの弁の開
度を調整できるようにしである。デユーティ比を高くす
るとマニュアルバルブが大きく開き、油圧ポンプ702
によって発生した油圧が早く各クラッチ・ブレーキに加
わるようになり各クラッチ・ブレーキの動作速度が早ま
る。
また、デユーティ比を低くするとマニュアルバルブの開
度が小さくなり、油圧ポンプ702によって発生した油
圧が各クラッチ・ブレーキに届くのに時間がかかり、各
クラッチ・ブレーキの動作速度が遅くなる。したがって
、デユーティ比を制御することにより各クラッチ・ブレ
ーキの動作速度を調整でき、各クラッチ・ブレーキの係
合時に発生するショックを低減したり、伝達効率を向上
させることができる。
第3図は油圧回路内の各ソレノイドバルブを駆動する電
子制御回路である。
車両に搭載されるバッテリ20の端子にはイグニッショ
ンスイッチ21を介して定電圧電源22の入力端が接続
されている。定電圧電源22の出力端には中央処理ユニ
ッ)CPUの電源端子VCCおよびGNDが接続されて
いる。定電圧電源22はバッテリ20の出力電圧を中央
処理ユニットCPUが動作可能な電圧に変換するための
ものである。
中央処理ユニッ)CPUの各入力端子には、エンジン回
転センサ23.タービン回転センサ24゜出力軸回転セ
ンサ25.スロットルセンサ26゜ニュートラルスター
トスイッチ27.オーバードライブカットスイッチ31
.アイドルスイッチ32、ブレーキスイッチ33.およ
び油温センサ36が接続されている。第3図では簡略の
ために各センサおよびスイッチの入力インターフェース
は省略している。
エンジン回転センサ23は、車両のエンジンの回転数を
検出するセンサである。エンジン回転センサはエンジン
の出力軸の近傍に配設され、エンジンの回転数に応じた
周波数を有するパルス信号を出力する。本実施例では、
エンジン回転センサはエンジンの出力軸に取りつけられ
たリングギアの歯に対向して設置された電磁ピックアッ
プ式の回転センサであり、リングギア1回転に対し12
0パルスを出力する。この出力は中央処理ユニッ)CP
Uに送信される。
タービン回転センサ24は、タービンの回転数を検出す
るセンサである。タービン回転センサはタービン回転軸
の近傍に配設され、タービンの回転数に応じた周波数を
有するパルス信号を出力する。本実施例では、タービン
回転センサはタービン軸600に取りつけられたギアの
歯に対向して設置された電磁ビックアンプ式の回転セン
サであり、ギア1回転に対し57バルスを出力する。こ
の出力は中央処理ユニットCPUに送信される。
出力軸回転センサ25は、自動変速機の出力軸の回転数
を検出するセンサである。出力軸回転センサは自動変速
機の出力軸の近傍に配設され、自動変速機の出力軸の回
転数に応じた周波数を有するパルス信号を出力する。本
実施例では、出力軸回転センサは出力軸に取りつけられ
たギアの歯に対向して設置された電磁ピックアップ式の
回転センサであり、ギア1回転に対し18パルスを出力
する。この出力は中央処理ユニットCPUに送信される
。なお、出力軸回転センサは、自動変速機の出力軸と車
輪の回転数の関係が明確に分かっておれば、車両の速度
を検出する他の種類の車速センサで代用してもよい。
スロットルセンサ26は、エンジンのスロットルバルブ
の開度を検出するセンサである。スロットルセンサには
、スロットルバルブの回転角度をスイッチにより検出し
スロットルバルブの開度を分割するデジタル式1機械式
のスロットルセンサと、スロットルバルブの回転角度を
電圧値に変換り、A/Dコンバータを使用してスロット
ルバルブの開度を分割するアナログ式、電気式のスロッ
トルセンサがある。本発明では、両方のスロットルセン
サを持ち合わせており、切り換えて使用しているが、通
常の装置では何方か一方だけでもかまわない。スロット
ルセンサは、スロットルバルブの開度を16分割した信
号を4本の信号ラインから出力する。全閉状態をθ0.
全開状態をθ15とする。θOとθ15の間はθl〜θ
14とする。
ニュートラルスタートスイッチ27はシフトレバ−の位
置を検出するものであり、D(ドライブ)レンジスイッ
チ、L(ロー)レンジスイッチ。
2 (セカンド)レンジスイッチ、3 (サード)レン
ジスイッチ、Nにュートラル)レンジスイッチ、R(リ
バース)レンジスイッチおよびP(パーキング)レンジ
スイッチを有し、D、L、2゜3、N、R,Pの各レン
ジを検出する。
オーバードライブカットスイッチ31は、運転者により
操作されるスイッチであり、オーバードライブの禁止・
許可を設定するスイッチである。
このオーバードライブカットスイッチの代わりに、例え
ば、定速走行装置による定速走行時の増速防止のための
オーバードライブカット信号を定速走行装置から人力す
るインターフェースを設けてもよい。
アイドルスイッチ32は、エンジンのアイドル状態を検
出するセンサであり、アイドル時(本実施例ではスロッ
トル開度1.5%以下)に接点がONになる。
ブレーキスイッチ33は、ブレーキのオン・オフを検出
する。
油温センサ36は、自動変速機の油温を検出するセンサ
である。本実施例では低油温スイッチと高油温スイッチ
を有する。高油温スイッチは120℃以上でオンとなり
、100℃以下でオフとなる。また、低油温スイッチは
一10℃以下でオンとなり、0℃以上でオフとなる。本
実施例の2個の油温センサの代わりに温度をリニアに検
出するタイプの温度センサを用いてもよい。
中央処理ユニットCPUの各出力端子には、クラッチC
O制御用ソレノイドバルブ41.クラッチ02制御用ソ
レノイドパルプ42.ブレーキB1制御用ソレノイドバ
ルブ43.ブレーキB1制御用ソレノイドバルブ44.
ブレーキB2制御用ソレノイドバルブ45.ロー・リバ
ースシフト禁止用ソレノイドバルブ46.ロックアツプ
制御用ソレノイドバルブ47およびライン圧制御用ソレ
ノイドバルブ48が接続されている。第3図では簡略の
ために各ソレノイドの出力インターフェースまたは駆動
装置は省略している。各ソレノイドバルブはそれぞれ中
央処理ユニッ)CPUにより制御される。
中央処理ユニットCPUは、内部にRAM、ROM等の
メモリー、タイマー、レジスタを有しており、イグニッ
ションスイッチがオンとなり、中央処理ユニットCPU
に電圧が供給されはじめると、第4図のメインルーチン
を実行し始める。
第4図は中央制御ユニットCPUのメインルーチン、車
速センサ割り込み、タービン回転センサ割り込み、エン
ジン回転センサ割り込みおよび定時割り込みのフローチ
ャートである。
(メインルーチン) 中央制御ユニットCPUがスタートすると、まず各入出
力ポートの入出力方向の設定、各メモリのイニシャライ
ズ、割り込みの有無の設定等が行われる(ステップ50
)。
そのあと、入出力読み込みルーチンが実行され、入力に
接続された各センサ、スイッチの状態の読み込みやノイ
ズ除去、そして各センサ、スイッチの状態に応じたデー
タの設定が行われる(ステップ51)。ここで、温度に
応じてフィードバック禁止フラグの設定が行われる。
次に、回転数演算処理ルーチンが実行され、車速、ター
ビン回転数およびエンジン回転数の演算が行われる(ス
テップ52)。
エンジン回転数NEの計算は次の式で行われる。
尚、エンジン回転センサからの出力は高周波数であるの
で、8分周してから計算している。
n E(i−1) + n Ei NE  = PCEi     a分周     60nEi=  
      X             xTEi 
    8X10−6   120ここで、 nE+:今回のパルスによるエンジン回転数、TEi:
前回パルスより10m5を越えた最初の1パルスのエツ
ジまでの時間カウント、 PCEi  :TEi中のパルス数、 axto−b:検出時間の最小単位(8μs)、である
タービン回転数NTの計算は次の弐で行われる。
尚、タービン回転センサからの出力は高周波数であるの
で、4分周してから計算している。
nT(i−1)+ nTi PCOi        1        6ONT
  = PCTi     d分周    60nTi−X  
           XTTi      sx 1
 o−’     57ここで、 nTi:今回のパルスによるタービン回転数、TTi 
:前回パルスより10m5を越えた最初の1パルスのエ
ツジまでの時間カウント、 PCTi  : TTi中のパルス数、である。
出力軸回転数NOの計算は次の式で行われる。
n 0(i−1) + n 01 No  ミ nQi−X             XTOi   
  8X10−’     1Bここで、 noi:今回のパルスによる出力軸回転数、TOi:前
回パルスより10m5を越えた最初の1パルスのエツジ
までの時間カウント、 PCOi  : TOi中のパルス数、である。
車両停止(後述する定時割り込みルーチン内で判定して
いる)後の最初の出力軸回転数NOの計算は、 144+n0i No  = とする。
出力軸と車軸のギア比および車輪の半径は予め求められ
るので、この出力軸回転数NOから車速を求めることが
できる。
車両加速度ACは、次式で求められる。
NOi≧N0(i−1)のとき NOi −No(i−1)         IAG≧
                XTOi     
    8X10−’車両停止後の最初の計算は、 N0i−1441 AG=               XTOi   
      8X10−’とする。また、Not < 
No(i−1)のとき、AGを最大値(¥FF)とする
次に、ライン圧制御・変速制御ルーチンが実行され、ラ
イン圧の設定および制御、制御モードの設定そして変速
判断が行われる(ステップ54)。
ライン圧設定値はスロットル開度とタービン回転数によ
り設定される。ライン圧ソレノイドは、この設定値に従
ってデユーティ−駆動される。
変速制御では、スロットル開度と車速と現在のシフト段
で予め作成されている変速線図に基づいて変速判断の有
無を判定している。
上記の処理が終了すると、次に、ライン圧制御・変速制
御ルーチンにおいて変速可であると判断され、かつ現在
変速中でないときには変速処理ルーチンが実行され、変
速処理が行われる。
次に、ロックアツプ判断ルーチンが実行され、ロックア
ツプの変更有りの場合にはロックアツプ処理ルーチンが
実行され、ロックアツプの処理が行われる。ここで、ロ
ックアツプの処理の一部としてエンジンブレーキ制御が
行われる。ここでは、スロットル開度全閉(アイドル接
点オン)で設定車速(15km/h)以上の時シフト段
に関わらずエンジン回転数くタービン回転数の状態の間
口ツタアップソレノイドをオンし直結することでエンジ
ンブレーキをかける。アイドル接点オフまたはエンジン
回転数〉タービン回転数である状態が、0.6sec経
過後にはその時の変速段による変速判断を行う。
次に、スコート制御ルーチンが実行され、車両停止時に
レンジがニュートラルレンジから外れたときに変速段を
一時的に3rdに上げてショックを和らげるスコート制
御が行われる(ステップ61)。
次に、フェールセーフ制御が行われ、フェールセーフ処
理が行われる(ステップ64)。
最後に、出力制御ルーチンが実行され、ソレノイド等の
出力制御が行われる(ステップ65)。
ここでは、前に設定されたフィードバック禁止フラグに
応じて、フィードバックを行っている。
トララスミッションの作動油が一定温度(0℃)以下で
はオーバドライブ段(4th)の使用を禁止し、変速時
のフィードバック制御(ソレノイド係合・解放圧の上昇
・下降に対するエンジン回転によるフィードバック)を
行わない。これにより、寒冷地における未暖気運転走行
時の油温粘性の不均等による誤った変速タイミングの設
定を防止すしている。
(割り込みルーチン) 出力軸回転センサ、タービン回転センサ、エンジン回転
センサの出力はそれぞれ中央処理ユニットCPUの割り
込み入力端子に接続されており、割り込み端子の電圧レ
ベルが変わる度に、それぞれ、出力軸回転センサ割り込
みルーチン、タービン回転センサ割り込みルーチン、エ
ンジン回転センサ割り込みルーチンが実行される。
出力軸回転センサ割り込みルーチンでは、まず割り込み
時の時刻をタイマーより読み取り、ここで、出力軸回転
数計算用の演算フラグをオンとする。次に、タービン回
転センサおよびエンジン回転センサの故障を判定する(
ステップ66〜68)。この故障判定は出力軸回転数と
タービン回転数およびエンジン回転数との比較により行
う。
タービン回転センサ割り込みルーチンでは、まず割り込
み時の時刻をタイマーより読み取り、ここで、入力パル
スを4分周するために割り込みが4回カウントされたと
きタービン回転数計算用の演算フラグをオンとする。そ
して、エンジン回転センサおよび出力軸回転センサの故
障を判定する(ステップ69〜71)。この故障判定は
タービン回転数とエンジン回転数および出力軸回転数と
の比較により行う。
尚、分周は中央制御ユニットCPUと回転センサとの間
に分周回路を設置して行なってもよい。
エンジン回転センサ割り込みルーチンでは、まず割り込
み時の時刻をタイマーより読み取り、ここで、入力パル
スを8分周するために割り込みが8回カウントされたと
きエンジン回転数計算用の演算フラグをオンとする。そ
して、出力軸回転センサおよびタービン回転センサの故
障を判定する(ステップ72〜74)。この故障判定は
エンジン回転数と出力軸回転数およびタービン回転数と
の比較により行う。
尚、分周は中央制御ユニットCPUと回転センサとの間
に分周回路を設置して行なってもよい。
中央制御ユニットCPUには、一定時間経過ごとに発生
する定時割り込みを有している。この実施例では、dm
aごとに定時割り込みルーチンが実行される。ここでは
、まず、制御に使用する各種のタイマーの減算が行われ
る(ステップ75)。
次に、車両停止の判定が行われる(ステップ76)。こ
の実施例では、車両停止速度N5top= 144rp
a+  (約3km)以下を車両停止とする。また、中
央制御ユニットCPUへの入力周波数Tstop=23
゜13m5以上パルスがないとき車両停止とする。
以下、各制御の詳細をフローチャートをもとに説明する
(入力信号読み込みルーチン) 第5図は入力信号読み込みルーチンのフローチャートで
ある。
このルーチンが実行されるとまず、スロットルセンサ2
6の出力値を読み込み、スロットル開度の計算を行う(
ステップ78.79)。この計算結果が前回のスロット
ル開度と異なっていれば、フィルター用のタイマーをス
タートさせ、スロットル開度用のバッファに計算結果を
ストアしてお(ステップ82〜84)。また、この計算
結果が前回のスロットル開度と同じであるときに、フィ
ルター用のタイマーが終了していれば、スロットル開度
用のバッファにストアしである値をスロットル開度デー
タTHRに代入する(ステップ82゜85.86)。こ
れにより、フィルター用のタイマーがスタートしてから
終了するまでの時間中にスロットルセンサからの出力値
が一定の場合だけスロットル開度データTHRが更新さ
れる。したがって、スロットルセンサからの出力にノイ
ズが乗っていても除去される。
次に、ニュートラルスタートスイッチ27の読み込み処
理を行う(ステップ87〜93)。ニュートラルスター
トスイッチからの出力値を読み込み、スロットル開度の
場合と同様にフィルター用のタイマーが終了したのちレ
ンジ入力データRNGが更新される。
次に、ブレーキスイッチ33.アイドルスイッチ32.
オーバードライブカットスイッチ31の読み込み処理を
行う(ステップ94〜99)。各スイッチからの出力値
を読み込み、スロットル開度の場合と同様にフィルター
用のタイマーが終了したのち変速スイッチデータBK、
IDLおよび0/Dが更新される。
次に油温センサの出力の読み込みが行われる。
ここでは、まず、油温センサがリニアタイプの場合には
リニアタイプの油温センサの出力値を読み込み、読み込
んだ値が所定の温度以上であれば高温スイッチをオン、
低温スイッチをオフとし、読み込んだ値が所定の温度以
下であれば高温スイッチをオフ、低温スイッチをオンと
し、それ以外は高温スイッチ、低温スイッチを共にオフ
とする(ステップ100〜106)。油温センサが高温
スイッチと低温スイッチの2つから構成される場合には
、両方のスイッチの値を読み込む(ステップ107.1
08)。次にスロットル開度の場合と同様にフィルター
用のタイマーが終了したのち高温データHTMPおよび
低温データLTMPが更新される。
そのあと、フィードバック禁止フラグがクリアされ、低
温スイッチがオンのときのみ、このフィードバック禁止
フラグがセットされる (ステップ239〜241)。
以上の処理を全て行うと、メインルーチンに復す吊する
(出力制御ルーチン) 第6図は出力制御ルーチンのフローチャートである。
変速許可フラグがオン時に、Rレンジのときおよびアッ
プシフト時かつパワーオフ(θくθ2またはアイ・ドル
スイッチオン)時にはパワーオファツブジフトフラグを
セットし、変速許可フラグをクリアし、変速中フラグを
セットする(ステップ292.295,296)。Rレ
ンジ以外でア・ノブシフト時かつパワーオン(θ≧θ、
)時にはパワーオンアップシフトフラグをセットし、変
速許可フラグをクリアし、変速中フラグをセ・ノドする
(ステップ293,295,296)。Rレンジ以外で
ダウンシフト時にはダウンシフトフラグをセットし、変
速許可フラグをクリアし、変速中フラグをセットする(
ステップ294,295,296)。
変速許可フラグがオン時または変速中フラグがオンの時
には、ダウンシフトフラグがオンであればダウンシフト
ルーチンが実行され、パワーオファツブジフトフラグオ
ンであればパワーオファツブジフトルーチンが実行され
、パワーオンアンプシフトフラグオンであればパワーオ
ンアップシフトルーチンが実行される(297〜303
)。そして各シフトルーチン内で設定される解放側ソレ
ノイドバルブのデユーティ比5DOFFがOパーセント
以下でなければ解放側ソレノイドバルブをデユーティ比
5DOFFで制御する(ステップ304305)。また
、各シフトルーチン内で設定される係合側ソレノイドバ
ルブのデユーティ比5DONが100パーセント以上で
なければ係合側ソレノイドバルブをデユーティ比5DO
Nで制御する(ステップ306.307)。係合側ソレ
ノイドバルブ、解放側ソレノイドバルブはシフト毎に設
定される。各シフト毎のソレノイドバルブは下表による
築1表 逆シフト時には係合側と解放側のソレノイドバルブが逆
になる。
この後、他のソレノイドバルブ、例えばロックアツプ制
御用ソレノイドバルブを変化させる必要があれば、その
ソレノイドバルブを駆動するように出力を出し、その後
、メインルーチンに復帰する。
(パワーオンアップシフトルーチン) 第7a図、第7b図および第7C図はパワーオンアップ
シフトルーチンのフローチャートである。
この処理の中では通常はタイマーカウンタがOから1,
2・・・5.6と順に変更され、タイマーカウンタの値
毎に処理が行われる。
このルーチンでは、まず、エンジン回転数NEをモニタ
し、エンジン回転数NEが所定値RENDになったかど
うかを判断する(ステップ452)。
RENDは変速終了後に到達するであろうエンジン回転
数であり、図示しないが変速判断時に(次の変速段)×
(車速)として求めている。したがって、変速開始時に
はNE≠RENDであるのでステップ457にすすむ。
変速過程においてNU=RE!NDとなると変速終了の
処理をステップ453〜456で行う。この変速処理の
なかでタイマーカウンタがOとされる(ステップ454
)ので、変速開始時には常にステップ458以降が最初
に実行される。
+11タイマーカウンタ=0 変速判断直後ではタイマーカウンタがOであるので、ス
テップ458〜466が実行される。まず、次の処理の
ためにタイマーカウンタが1とされ(ステップ45B)
、TONタイマーがセットされ、TONタイマーがスタ
ートする(ステップ459)。TONタイマーには、変
速判断から係合側ソレノイドバルブを100%係合させ
るまでの時間がセットされる。
次に、フィードバック禁止フラグが0のとき、T OF
Fタイマーの値が、変速条件によりマツプサーチし設定
される値V OFFに前回の変速時のエンジン回転上昇
ピーク値RTOPより求まる値ΔTOFFを加えた値に
設定される。フィードバック禁止フラグが1のときには
ΔT OFFによる補正は行われない(ステップ460
)。値V OFFは解放側のソレノイドバルブを解放す
るまでの基本時間であり、値ΔT OFFは補正値にな
る。T OFFタイマーは、設定後、定時割り込みによ
って減算されるため、この時点でスタートすることにな
る。その後、制御用のメモリであるメモリTOP、OV
C,OVL、  ΔROVおよびROVCにOをセット
する。そして、現在のエンジン回転数すなわち制御開始
時のエンジン回転数をメモリROVにセットする(ステ
ップ461〜466)。
その後、出力制御ルーチンを介してメインルーチンに復
帰する。
(2)タイマーカウンタ=1 タイマーカウンタ=0のときにタイマーカウンタが1に
セットされるので、次にパワーオンアップシフトルーチ
ンが実行されると、ステップ468〜476が実行され
る(ステップ467)。
ここでは、タイマーカウンタ=0のときにスタートした
TONタイマーが終了しているかどうかを判断し、終了
していればTONタイマーをクリアし、TOPタイマー
をスタートさせると同時にメモリ5DONを100%と
する(ステップ469〜471)。メモリ5DONの値
は前述したように出力制御中に係合側のソレノイドバル
ブのデユーティ比として扱われる。したがって、この処
理により係合側のソレノイドバルブのデユーティ比は1
00%つまり完全に係合となる。TOPタイマーには係
合側ソレノイドバルブを100%係合させ続ける時間が
セットされる。
次にTOPタイマーが終了しているかどうかを判断する
。TOPタイマーが終了していればTOPタイマーをク
リアし、マツプよりサーチした値を7glタイマーにセ
ットし、7glタイマーをスタートさせ、タイマーカウ
ントを2とした後、メモリ5DONに値5DHOLDを
代入する(ステップ473〜476)。5DROLDは
マニュアルバルブが動作を開始しない最高レベルの油圧
に相当するデユーティ比であり、このデユーティ比を加
えることによって次の動作時の応答性を良くしている。
このようにTONタイマー終了からTIPタイマー終了
までは係合側ソレノイドバルブのデユーティ比は100
%になる。TOPタイマー終了後は係合側ソレノイドバ
ルブのデユーティ比は値5DIOLDとなる。7glタ
イマーには変速時にエンジン回転の上昇がない場合の係
合側ソレノイドバルブのデユーティ比を値5DIIOL
Dに固定する時間のリミット時間が設定される。
(3)タイマーカウンタ=2 TOPタイマー終了時にタイマーカウンタが2にセット
されるので、次にパワーオンアップシフトルーチンが実
行されると、ステップ478〜483が実行される(ス
テップ477)。
ここでは、タイマーカウンタ=Oのときにスタートした
T OFFタイマーが終了しているかどうかを判断し、
終了していれば、T OFFタイマーをクリアし、メモ
リ5DOFFに0%をセットし、メモリROVに現在の
エンジン回転数をセントし、タイマーカウンタを3とし
、フラグFRLISI+をオフにする(ステップ478
〜483)。これにより、TOFFタイマーの実行中は
解放側のソレノイドバルブは変速判断前のデユーティ比
を保持し、T OFFタイマーの終了後は0%つまり完
全に解放される。
(4)タイマーカウンタ=3 T OFFタイマー終了時にタイマーカウンタが3にセ
ットされるので、次にパワーオンアップシフトルーチン
が実行されると、ステップ485以降が実行される(ス
テップ484)。
まず、エンジン回転数が値ROνに対し変化があったか
どうかをチエツクする(ステップ485)。
タイマーカウンタ=3の開始時には値ROVはTOPF
タイマー終了時即ち解放側ソレノイドバルブの解放時の
エンジン回転数となっている。本実施例では、エンジン
回転の入力を8分周しているので、メインルーチンが1
周する間にエンジン回転数NEO値が変化しないことが
ある。このときにはステップ485により処理の大半が
スキップされる。
エンジン回転数に変化があった場合には、値ROVに対
し現在のエンジン回転数が増加方向か減少方向かを調べ
る(ステップ486)。変化が増加方向であればメモリ
0vcO値を1だけ増加し、メモリOVLをOとし、値
ΔROVに現在のエンジン回転数から値ROVを引いた
値を加え、値ROVを現在のエンジン回転数に更新する
(ステップ487〜490)。値ΔROVは、エンジン
回転が変化する前のエンジン回転数と現在のエンジン回
転数の差となっている。また、メモリOvCには値ΔR
Ovを更新した回数がカウントされる。
次に、フラグFRUS11がオンがどうかを判定する(
ステップ491)。タイマーカウンタ=2のときにフラ
グF RUSHはオフとなっているので、ΔROvが2
Qrpmより上かどうかをみる。これはΔROVが2O
rpmより上になり、ステップ495でフラグF RU
SHがオンとされるまで続けられる。
ΔROVが2Qrpmより上になると、値AGLRUS
HニΔROV10VCを代入し、値A G L RUS
llからΔTOFF 、VDl、AGL 1を算出する
(ステップ493〜494)、VDIおよびAGLIは
係合側ソレノイドバルブの制御時間および制御量を表す
値である。値A G L RUSllはエンジン回転が
変化する前のエンジン回転数と現在のエンジン回転数の
差を、値ΔROVを更新した回数つまりエンジン回転が
変化する前の時間と現在の時間との差に対応する値で割
ったものであるので、エンジン回転の上昇速度に相当す
る値である。解放側ソレノイドバルブ、係合側ソレノイ
ドバルブを共に解放(係合側ソレノイドバルブのデユー
ティは5DIIOLDになっている。これは最高非動作
圧に相当するデユーティ比であるので係合側ソレノイド
パルプは解放とみなしてよい)であるとき、車両の負荷
が大きいとエンジン回転の上昇速度が速く、車両の負荷
が小さいとエンジン回転の上昇速度が遅くなる。したが
って、A G L RUSllの大きさから車両の負荷
を推測できる。この車両の負荷相当の値により変速に使
用する値ΔTOFF 、 VD 1. AGLlを変更
するため、車両の負荷に合った変速ができる。
この後、フラグFRUSIIをオンとし、メモリ5DO
Nに値5DSTを代入する(ステップ495〜496)
ステップ486でエンジ、ン回転数が減少方向に移動し
たとき、メモリovcを0とし、OVLを1だけ増加さ
せる。
次にメモリOVLの値が2でないときにはステップ51
3に跳び、その後メインルーチンへと復帰する。メモリ
0VLO値が2であったならば、つまりエンジン回転数
が2回つづいて減少方向であるならば、前に設定された
値ROVをエンジン回転数の最大値RTOPとしくステ
ップ5o3)、タイマーT DRPに20m5をいれ、
タイマーT DRPをスタートさせる(ステップ505
)。尚、エンジン回転の計算には1回約10m5使用す
るので、エンジン回転が下降し始めてからメモリOVL
の値が2になるのに約20m5かかる。そして、エンジ
ン回転数の最大値RTOPから値SDIを算出し、係合
側ソレノイドバルブのデユーティを値SDIにする(ス
テップ506.507)。また、エンジン回転数の最大
値RTOPからΔTDIおよびΔAGLIを算出する(
ステップ508)。次に、値vD1を走行状態に応じて
マツプから読み取る(ステップ509)。そして、フィ
ードバック禁止フラグが0のときには、VDIにΔTD
Iを加算した値をタイマーTDIにセットし、タイマー
TDIをスタートさせ、かつAGL 1にΔAGL1を
加算し補正する。また、フィードバック禁止フラグが1
の場合にはVDIをそのままタイマーTDIにセントし
、タイマーTDIをスタートさせる(ステップ509〜
511)。このあと、タイマーカウンタを4とする(ス
テップ510〜512)。
タイマーカウント=3のときに、エンジン回転数が解放
側ソレノイドバルブの解放時の回転数より20rpm以
上上昇しないうちに7glタイマーが終了すると、7g
2タイマーをスタートさせ、タイマーカウントを9とす
る(ステップ497〜499)。通常はアップシフトの
場合解放側ソレノイドバルブと係合側のソレノイドパル
プをともに解放するとエンジンには負荷がかからなくな
るのでエンジン回転が上昇する。しかし、ここでエンジ
ン回転数が所定時間内に2orpm以上上昇しないとき
にはタイマーカウント−9の例外処理が行われる。
(5)タイマーカウンタ;4 エンジン回転数が下降しはじめるとタイマーカウンタが
4にセットされるので、次にパワーオンアップシフトル
ーチンが実行されると、ステップ515以降が実行され
る(ステップ514)。
TDIタイマーが終了していないときには、タイマーカ
ウンタ=4の処理毎に、係合側ソレノイドバルブのデユ
ーティ比は値AGLIに基づいた値ΔSD (AGLI
)だけ加算される(ステップ520)。
この後、TDRPタイマーが終了すると、メモリROV
Cの値が1だけ増加させられて、エンジン回転数の最大
値RTOPから現在のエンジン回転数を引いた値がΔR
OVに格納される。そして、メモリROVCの値が4に
なっていなければT DRPタイマーに40m5を代入
し再びスタートさせ、ΔTD3およびΔAGL3をクリ
アする(ステップ524゜528.529)、/−1−
リROVC(7)値が4になる、即ち4回T DRPタ
イマーが走り終えた時(エンジン回転数が下降しはじめ
てから最初のTDRPタイマーが走り始めるまでに約2
0肥、最初のT DI?Pタイマーが20記で後の3回
が40肥であるので合わセテ160 ms経過)、ΔR
OVを16で割り、割った値でΔROVを更新しくこれ
によりΔROVは10ma間のエンジン回転数の平均ど
れだけ下降したかを示す) 、TDRPタイマーをクリ
アし、ΔROvの値からΔTD3とΔAGL3を算出す
る(ステ・ンブ524〜527)。
タイマーカウンタが4のときに、TDIタイマーが終了
すると、TD1タイマーがクリアされ、TD2タイマー
がスタートし、AGL2が求められ、タイマーカウンタ
が5となる(ステップ515〜520)。
(6)タイマーカウンタ=5 TDIタイマーが終了するとタイマーカウンタが5にセ
ントされるので、次にパワーオンアップシフトルーチン
が実行されると、ステップ531以降が実行される(ス
テップ530)。
TD2タイマーが終了していないときには、タイマーカ
ウンタ=5の処理毎に、係合側ソレノイドバルブのデユ
ーティ比は値AGL2に基づいた値ΔSD (AGL2
)だけ加算される(ステップ536)、このあと、タイ
マーカウンタ=4のステップ521へ跳び、同様の処理
を行う。つまり、エンジン回転数が下降しはじめてから
TD2タイマーが終了するまでに4回T DRPタイマ
ーが走り終える(エンジン回転数が下降しはじめてから
160−経過)とΔTD3およびΔAGL3が算出され
る。
TD2タイマーが終了すると、TD2タイマーがクリア
され、タイマーカウンタが6とされる(ステップ532
.533)。次に、その時の走行状態に応じて値VD3
がマツプよりサーチされる。そしてフィードバック禁止
フラグがOのとき値VD3にΔTD3を加えた値がタイ
マーTD3にセットされ、タイマーTD3がスタートす
る。また、フィードバック禁止フラグが1のときには値
VD3がそのままタイマーTD3にセットされる(ステ
ップ534〜535)。ΔTD3の値はエンジン回転数
が下降しはじめてから160m5以内のときはOであり
160間を経過すると、160m3間の平均下降数ΔR
QVから求めた値になる。
(7)タイマーカウンタ=6 TD2タイマーが終了するとタイマーカウンタが6にセ
ットされるので、次にパワーオンアップシフトルーチン
が実行されると、ステップ538以降が実行される(ス
テップ537)。
TD3タイマーが終了していないときには、タイマーカ
ウンタ=6の処理毎に、係合側ソレノイドバルブのデユ
ーティ比は値AGL3に基づいた値ΔSD (AGL3
)たけ力■算される(ステップ542)。
TD3タイマーが終了すると、TD3タイマーがクリア
され、タイマーカウンタが7となりAGL4の値が算出
される(ステップ538〜541)。
(8)タイマーカウンタ=7 TD3タイマーが終了するとタイマーカウンタが7にセ
ットされるので、次にパワーオンアップシフトルーチン
が実行されると、ステップ548が実行される。ここで
は、係合側ソレノイドバルブのデユーティ比は値AGL
4に基づいた値ΔSD (AGL4)だけ加算される。
(9)タイマーカウンター9 タイマーカウンタが3のときにエンジン回転数が所定時
間内に2orpm以上上昇しないときにはタイマーカウ
ント−9の例外処理が行われる。
ここでは7g2タイマーが終了するまで係合側ソレノイ
ドパルプのデユーティ比に値AGL3に基づいた値ΔS
D (AGL3 )だけ加算し、7g2タイマーが終了
すると7g2タイマーをクリアし、係合側ソレノイドバ
ルブのデエーティを100%とし、係合側ソレノイドバ
ルブは完全に係合させる。
Qlパワーオンアップシフト終了 以上述べた処理の途中でエンジン回転数が変速終了後に
到達するであろうエンジン回転数RENDとなると、変
速中フラグがクリアされ、タイマーカウンタがOとなり
、係合側ソレノイドバルブのデユーティを100%とし
、Tg2タイマーをクリアして、パワーオンアップシフ
トの制御を終了する。
以上述べた処理の流れを第10図にタイムチャートとし
て示す。係合側ソレノイドバルブのデユーティは変速判
断からTON秒後に100%となり、その後TOP秒経
過すると5DIOLD%になる。そしてエンジン回転数
が2Orpm以上上昇すると5DST%となりエンジン
回転数が最高値に達するとSDI%となる。その後、T
DI秒間は傾きAGLIで上昇し、続いてTD2秒間は
傾きAGL2で上昇し、TD3秒間は傾きAGL3で上
昇し、最後に傾きAGL4で上昇する。この間にエンジ
ン回転数がRENDに達すると係合側ソレノイドバルブ
のデユーティを100%とし制御を終了する。
解放側ソレノイドバルブは変速判断からTOFF後に0
%となる。
(パワーオファツブジフトルーチン) 第8a図、第8b図および第8c図はパワーオファツブ
ジフトルーチンのフローチャートである。
この中の処理もパワーオンアップシフトルーチンと同様
にタイマーカウンタの値ごとに行われる。
(11タイマーカウンターO どの変速終了時にもタイマーカウンタはOにセットされ
るので、変速判断時にはタイマーカウンタ=Oである。
ここでは、タイマーカウンタの値を1に書き換えた後、
TOPタイマーをセットする(ステップ377.378
)。次に、走行状態に応じて値vopFをマツプよりサ
ーチする。そして、フィードバック禁止フラグがOのと
きにはV OFFにΔT OFFを加算した値をタイマ
ーTOFFにセントし、タイマーT OFFをスタート
させる。フィードバック禁止フラグが1のときにはV 
OFFをそのままタイマーTOFFにセットする(ステ
ップ379)。またTgdタイマーをスタートさせ、係
合側ソレノイドバルブのデユーティを100%にし、メ
モリ0■CおよびOVLを2とし、メモリROVCおよ
びΔROνを0とする(ステップ380〜385)。
(2)タイマーカウンタ=1 タイマーカウンタ=0のときにタイマーカウンタ=1に
セットされるので次にはステップ38フ以降が実行され
る(ステップ386)。
まず、TOPタイマーが終了しているかどうかをみて、
終了していればTOPタイマーをクリアし、係合側ソレ
ノイドバルブのデユーティを5DIOLDにする(ステ
ップ387〜389)。
また、TUFFタイマーが終了しているかどうかをみて
、終了していればTOFFタイマーをクリアし、解放側
ソレノイドバルブのデユーティを0%にし、タイマーカ
ウンタを2として、ROVにエンジン回転数を代入する
(ステップ390〜394)。
(3)タイマーカウンター2 T OFFタイマーが終了するとタイマーカウンタ=2
となる。
まず、エンジン回転数の演算時の更新がなされていない
ときにはステップ413まで跳ぶ。エンジン回転数が上
昇すると、OVLに2を代入し、OVCの値を1減算す
る(ステップ407.408)。このOvCの値がOに
なると解放側ソレノイドバルブのデユーティ比を100
%とし解放側を再び係合する。そしてTOVタイマーの
値をマツプより読みだしTOVタイマーをスタートさせ
、またΔT OFFをマツプより読み出す(ステップ4
09〜412)。
エンジン回転数が上昇せずに落ちており、かつ下降が速
くなければROVにエンジン回転数を代入する(ステッ
プ405)。
エンジン回転の下降が速いとOVLが2であるかどうか
をみて、OVLが2であればOVLを1とし、ROVに
エンジン回転数を代入する(ステップ401.402)
。OVLが2でなければ、マツプよりΔT OFFの値
をサーチし、その値にマイナスをつけたものをΔT O
FFとする(ステップ403)。そして0VLO値を1
減算する(ステップ404)。このときはOvCが2と
される。尚、ステップ404の減算によりOVLが負に
なってしまった場合にはステップ298にてステップ3
99からステップ406がスキップされる。
次に、TOVタイマーが終了していればTOVタイマー
をクリアし、解放側ソレノイドバルブのデユーティ比を
0%とする(ステップ413〜415)。
そして、Tgdタイマーが終了したがどうかをみて、終
了していればTgdタイマーをクリアし、40ffI!
IのT ROVタイマーおよび走行状態に応じて設定さ
れたTDIタイマーをスタートさせ、AGLlの値を読
みだし、ROVにエンジン回転数を代入し、タイマーカ
ウンタを3とする(ステップ416〜422)。
この処理によって、解放側ソレノイドバルブを解放した
あと、エンジン回転が吹き上がれば、再び解放側ソレノ
イドバルブをTOV時間だけ係合すると同時に、次回の
変速時のT OFF時間を延ばす処理をする。また、解
放側ソレノイドバルブを解放したあと、2回続けてエン
ジン回転の落ち込みが激しいと、次回の変速時のT O
FF時間を短くする処理をする。
(4)タイマーカウンタ;3 Tgdタイマーが終了するとタイマーカウンタが3とな
る。
ここでは、TDIタイマーが終了したがどうかをみて、
終了していればタイマーカウンタを4とLTDIタイマ
ーをクリアし、走行状態に応じて設定されたTD2タイ
マーをスタートさせ、AGL2を設定する(ステップ4
24〜428)。また、タイマーカウンタ=3の処理毎
に係合側ソレノイドバルブのデユーティ比に値AGLI
に基づいた値Δ5DON(AGLI)を加算する(ステ
ップ429)。
このあと、TI?OVタイマーが終了したかをみて、終
了していればΔROVに(ROV−エンジン回転数)を
加算する(ステップ431)。そして、ROVにエンジ
ン回転数を代入し、ROVCに1を加算する(ステップ
432.433)、、:のROVCが4になるまではT
 ROVCタイマーに40mをセットする(ステップ4
34.435)、ROVCが4であればΔROvにΔR
OV/16を代入し、このΔROVからΔTD3.  
ΔAGL3を求める(ステップ436.437)、ΔR
OVはTgdタイマー終了から160m5後にTgdタ
イマー終了時のエンジン回転数からの下降値を16で割
ったものであるため、10m5間の平均下降値つまり平
均下降速度となる。
(5)タイマーカウンタ;4 TDIタイマーが終了するとタイマーカウンタが4とな
る。ここではTD2タイマーが終了するまでΔ5DON
(AGL2)ずつ係合側ソレノイドバルブのデユーティ
比を増加させる(ステ・ノブ439.4°44)。
TD2タイマーが終了するとTD2タイマーをクリアし
、タイマーカウンタを5とする(ステップ440,44
1)、次に、走行状態に応じて値VD3とAGL3をマ
ツプよりサーチする。そして、フィードバック禁止フラ
グが0のときにはVD3にΔTD3を加算した値をタイ
マーTD3にセットし、タイマーTD3をスタートさせ
る。また、AGL3にΔAGL3を加え補正する。フィ
ードバック禁止フラグが1のときにはVD3をそのまま
タイマーTD3にセットする(ステップ442、 44
3)  。
(6)タイマーカウンタ=5 TD2タイマーが終了するとタイマーカウンタが5とな
る。ここでの処理はパワーオンアップシフトのタイマー
カウンタ=6の処理と同じであり、TD3タイマーが終
了するまでΔ5DON(AGL3)ずつ係合側ソレノイ
ドバルブのデユーティ比を増加させる。
(7)タイマーカウンタ=6 TD3タイマーが終了するとタイマーカウンタが6とな
る。ここでの処理はパワーオンアップシフトのタイマー
カウンタ=7の処理と同じであり、Δ5DON(AGL
4)ずつ係合側ソレノイドバルブのデユーティ比を増加
させる。
(8)パワーオファツブジフト終了 以上述べた処理の途中でエンジン回転数が変速終了後に
達するであろうエンジン回転数RENDになると、変速
フラグがクリアされ、TD3タイマーがクリアされ、係
合側ソレノイドパルプのデユーティ比を100%とする
(ステップ386〜370)、そして、タイマーカウン
タをOとし、OVC,OVLに2を代入し、ROVC,
ΔROVニOを代入して、パワーオファツブジフトの制
御を終了する。
以上述べた処理の流れを第11図にタイムチャートとし
て示す。解放側のソレノイドバルブのデユーティ比はT
 OFF秒後に0%とされる。但し、T OFF秒後に
エンジン回転が吹き上がる場合には再びTOV秒間デユ
ーティ比が100%になる。係合側ソレノイドバルブの
デユーティ比は変速判断からTUP秒間100%に固定
され、その後変速判断からTgd秒後まで5DROLD
%になる。その後のTDI秒間は傾きAGLIで上昇し
、同様にその後の702秒間は傾きAGL2で上昇、T
D3秒間は傾きAGL3で上昇する。そしてその後は傾
きAGL4で上昇しつづける。エンジン回転数がREN
Dに達するとデユーティ比が100%に固定され制御を
終了する。
(ダウンシフトルーチン) 第9a図および第9b図はダウンシフトルーチンのフロ
ーチャートである。
この中の処理もパワーオンアップシフトルーチンと同様
にタイマーカウンタの値ごとに行われる。
(1)タイマーカウンタ=O どの変速終了時にもタイマーカウンタは0にセットされ
るので、変速判断時にはタイマーカウンタ=Oである。
ここでは、タイマーカウンタの値を1に書き換えた後、
TtlPタイマーをセットする(ステップ315.31
6)。次に、走行状態に応じて値vopFをマツプより
サーチする。そして、フィードバック禁止フラグがOの
ときにはV OFFにΔT OFFを加算した値をタイ
マーT OFFにセットし、タイマーT OFFをスタ
ートさせる。フィードバック禁止フラグが1のときには
V OFFをそのままタイマー TQFFにセットする
(ステップ317)。次に、R0VTOPにエンジン回
転数を代入し、ROVをメモリーから読みだし、更にR
OVにエンジン回転数を加えた値でROVを更新する(
ステップ318)。
またTgdタイマーをスタートさせ、係合側ソレノイド
バルブのデユーティを100%にして、ovCを0にセ
ットする(ステップ319〜320)。
(2)タイマーカウンター1 タイマーカウンタ=0のときにタイマーカウンタ=1に
セットされるので次にはステップ322以降が実行され
る(ステップ321)。
まず、TtlPタイマーが終了しているかどうかをみて
、終了していればTIPタイマーをクリアし、係合側ソ
レノイドバルブのデユーティを5DROLDにする(ス
テップ322〜324)。
また、T OFFタイマーが終了しているかどうかをみ
て、終了していればT OFFタイマーをクリアし、解
放側ソレノイドバルブのデユーティを0%とする(ステ
ップ325〜327)。
次に、エンジン回転数が値ROVよりも太き(なったか
どうかをみて、大きければ現在時刻を時刻メモリAに記
憶し、OVCに2を代入し、係合側ソレノイドバルブの
デユーティ比を5DSTとする(ステップ329〜33
2)、次にOvCが0かどうかをみる。OVCが0でな
いとき、エンジン回転数と値ROνTOPとを比較し、
エンジン回転数がR0VTOPよりも大き(なればR0
VTOPにエンジン回転数を代入し、0■cを2とする
(ステップ334.339.340)、 エンジン回転
数カROVTOPよりも小さければOVCの値を1だけ
減算する(ステップ335)。そして、oVcの値がO
になれば現在の時刻から時刻メモリAに記憶した時刻を
引いた値をΔTOFFとし、係合側ソレノイドバルブの
デユーティ比を5DIIOLDとする。(ステップ33
6〜338)。
そして、Tgdタイマーが終了すれば、Tgdタイマー
をクリアし、また、TDIタイマーをスタートさせ、A
GL 1をサーチしたのちタイマーカウントを2とする
(ステップ341〜345)。
メモリovCは変速開始時に0にセットされており、エ
ンジン回転数が変速開始時よりも所定値以上上昇したと
き2となる。このメモリovcO値はエンジン回転が上
昇中のときには2のままであり、エンジン回転がピーク
に達し、上昇しなくなると1ずつ減算される。そして2
回連続して工ンジン回転が上昇しなくなると0になる。
この、エンジン回転数が変速開始時よりも所定値以上上
昇してから2回連続してエンジン回転が上昇しなくなる
までの間、係合側ソレノイドパルプのデユーティ比は5
O3T%に変更される。また、エンジン回転数が変速開
始時よりも所定値以上上昇してから2回連続してエンジ
ン回転が上昇しなくなるまでの時間がΔT OFFに格
納される。このΔTOPFは次回の変速時に解放側ソレ
ノイドバルブを解放するまでの時間に加算されるので、
次回の変速時にはエンジン回転数の急な上昇は起こりに
くくなる。
(3)タイマーカウンタ=2 Tgdタイマーが終了するとタイマーカウンタ=2とな
る。
ここでは、TDIタイマーが終了したかどうかをみて、
終了していればTDIタイマーをクリアし、TD2タイ
マーをスタートさせ、AGL2を設定し、タイマーカウ
ンタを3とする(ステップ347〜351)。また、タ
イマーカウンタ=2の処理毎に係合側ソレノイドバルブ
のデユーティ比に値AGI、1に基づいた値Δ5DON
(AGLI)を加算する(ステップ352)。
(4)タイマーカウンター=3 TDIタイマーが終了するとタイマーカウンタが3とな
る。ここではTD2タイマーが終了するまでΔ5DON
(AGL2)ずつ係合側ソレノイドバルブのデユーティ
比を増加させる。(ステップ359)。
また、TD2タイマーが終了したらTD2タイマーをク
リアし、走行状態に応じて設定したTD3タイマーをス
タートさせる。また、走行状態に応じて値AGL3をマ
ツプよりサーチし、タイマーカウントを4とする(ステ
ップ355〜358)。
(5)タイマーカウンタ=4 TD2タイマーが終了するとタイマーカウンタが4とな
る。ここでの処理はパワーオンアップシフトのタイマー
カウンター6の処理と同じであり、TD3タイマーが終
了するまでΔ5DON(AGL3)ずつ係合側ソレノイ
ドバルブのデユーティ比を増加させる。
(6)タイマーカウンタ=5 TD3タイマーが終了するとタイマーカウンタが5とな
る。ここでの処理はパワーオンアップシフトのタイマー
カウンタ=7の処理と同じであり、Δ5DON(AGL
4)ずつ係合側ソレノイドバルブのデユーティ比を増加
させる。
(7)ダウンシフト終了 以上述べた処理の途中でエンジン回転数が変速終了後に
達するであろうエンジン回転数RENDになると、変速
フラグがクリアされ、TDaタイマ1がクリアされ、係
合側ソレノイドバルブのデユーティ比を100%とする
(ステップ310〜312)。そして、タイマーカウン
タをOとし、ダウンシフトの制御を終了する。
以上述べたダウンシフトの処理の流れを第12図にタイ
ムチャートとして示す。解放側のソレノイドバルブのデ
ユーティ比はT OFF秒後に0%とされる。係合側ソ
レノイドバルブのデユーティ比は変速判断からTOP秒
間100%に固定され、その後変速判断からTgd秒後
まで5DIIOLD%になる。
但し、エンジン回転数が所定値以上上昇したときにはエ
ンジン回転数がピークに達するまでの間係合側ソレノイ
ドバルブのデユーティ比を5DST%に上昇させる。そ
の後のTDI秒間は傾きAGLlで上昇し、同様にその
後のTD2秒間は傾きAGL2で上昇、TD3秒間は傾
きAGL3で上昇する。そしてその後は傾きAGL4で
上昇しつづける。エンジン回転数がRENDに達すると
デユーティ比が100%に固定され制御を終了する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明においては、流体圧の印加
により作動するクラッチおよびブレーキを有し、該クラ
ッチおよびブレーキの係合・非係合によりギア比を変更
する自動変速機、前記クラッチおよびブレーキへの流体
圧の印加を制御する流体圧切換手段(油圧回路)、変速
時のクラッチおよびブレーキの係合または解放を行う時
間または比率を設定する時間設定手段(ステップ460
a、  509. 534. 379a、  442.
 317a)または比率設定手段(ステップ494,5
34.442)、変速時の車両情報を検出する車両情報
検出手段(23)、該車両情報に基づいて係合または解
放の設定時間または比率を補正する時間補正手段(ステ
ップ494,508,527゜403.412,437
,337)または比率補正手段(ステップ508,52
7,437)、および、前記設定時間または比率に基づ
いて前記流体圧切換手段を駆動し、前記クラッチおよび
ブレーキの係合・非係合の状態を変更する電子制御手段
(CPU)、を備える、電子制御自動変速装置において
、前記流体圧切換手段の作動流体の温度を測定する温度
検出手段(36)と、該温度検出手段の測定温度が低温
を示しているとき、前記時間または比率補正手段による
設定時間または比率の補正を停止するフィードバック停
止手段(ステップ239〜241.460b、501,
535a、  379 b、  443 a、  31
7 b)と、を備えている。
したがって、温度が低下し、作動流体の粘性が太き(な
ると、フィードバックによる制御が停止され、当初予定
しである平均的な定数で時間や比率が定められる。
作動流体の粘性が高くなり、電子制御手段の指示から実
際のクラッチまたはブレーキの解放、係合動作までの時
間は長くなる。このため、フィードバック制御をしても
、ショック低減には全く効果がない場合がある。例えば
、エンジン負荷の状態を検出して、係合側のクラッチま
たはブレーキと解放側のクラッチまたはブレーキの2重
係合の状態をうまく制御し、ショックを低減させている
場合に、係合・解放の指示から実際の係合・解放までの
時間が長いと、逆にバランスが崩れてショックを増大さ
せてしまうことになる。
本発明では、フィードバックの実施自体を停止している
ので、低温時にはフィードバックを制御していない装置
のショックと同じだけのショックを発生するが、フィー
ドバック制御の逆効果によるショックの増大は防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である電子制御自動変速装置
の自動変速機を示す。 第2図は第1図の自動変速機を駆動する油圧回路を示す
。 第3図は第2図の油圧回路を制御する電子制御回路を示
す。 第4図は第3図の電子制御回路のcpuのメインルーチ
ン、車速センサ割り込み、タービン回転センサ割り込み
、エンジン回転センサ割り込みおよび定時割り込みのフ
ローチャートである。 第5図は第3図の電子制御回路のcpuの入力信号読み
込みルーチンのフローチャートである。 第6図は第3図の電子制御回路のcpuの出力制御ルー
チンのフローチャートである。 第7a図、第7b図および第7c図は第6図の出力制御
ルーチン内のパワーオンアップシフトルーチンのフロー
チャートである。 第8a図、第8b図および第8c図は第6図の出力制御
ルーチン内のパワーオファツブジフトルーチンのフロー
チャートである。 第9a図および第9b図は第6図の出力制御ルーチン内
のダウンシフトルーチンのフローチャートである。 第10図、第11図および第12図は本発明の実施例に
おけるパワーオンアンプシフトパワーオフアップシフト
およびダウンシフト時のタイムチャートである。 cpu・・・中央処理ユニット、 20・ ・ ・バッテリ、 21・・・イグニッションスイッチ、 22・・・定電圧電源、 23・・・エンジン回転センサ 24・・・タービン回転センサ 25・・・出力軸回転センサ 26・・・スロットルセンサ 27・・・ニュートラルスタートスイッチ、31・・・
オーバードライブカフトスイノチ、32・ ・・アイド
ルスイッチ、 33・・・ブレーキスイッチ、 36・・・油温センサ、 41・・・クラッチ02制御用ソレノイドバルブ、42
・・・クラッチ02制御用ソレノイドバルブ、43・・
・ブレーキBO$IfI用ソレノイドバルブ、44・・
・ブレーキB1制御用ソレノイドバルブ、45・・・ブ
レーキ82制御用ソレノイドバルブ、46・・・ロー、
リバース禁止用ソレノイドバルブ、 47・・・ロックアツプ制御用ソレノイドバルブ、48
・・・ライン圧制御用ソレノイドパルプ、B2・・・I
StアンドRevブレーキ、C2・・・ダイレクトクラ
ッチ、 B1・・・セカンドブレーキ、 CO・・・ODクラッチ、 BO・・・ODブレーキ、 CI・・・フォワードクラッチ、 600・・・タービン軸、 601・・・ODプラネタリギア、 605・・・出力軸、 606.616・・・1ウエイクラツチ、607・・・
オーバードライブ機構、 608・・・歯車変速機構、 609.617.618・・・キャリア、610.61
9.621・・・プラネタリビニオン、 611・・・入力軸、 612・・・サンギア、 613・・・ハウジング、 614・・・中間軸、 615・・・サンギア軸、 701・・・油溜め、 702・・・油圧ポンプ、 703・・・圧力調整弁、 704・・・ライン圧油路、 705.706,707,708,709−・・マニュ
アルパルプ、 710・・・パルプ、 711・・・シフト弁、 712・・・ロックアツプコントロール弁。 第4図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流体圧の印加により作動するクラッチおよびブレ
    ーキを有し、該クラッチおよびブレーキの係合・非係合
    によりギア比を変更する自動変速機、前記クラッチおよ
    びブレーキへの流体圧の印加を制御する流体圧切換手段
    、 変速時のクラッチおよびブレーキの係合または解放を行
    う時間を設定する時間設定手段、変速時の車両情報を検
    出する車両情報検出手段、該車両情報に基づいて係合ま
    たは解放の設定時間を補正する時間補正手段、および、 前記設定時間に基づいて前記流体圧切換手段を駆動し、
    前記クラッチおよびブレーキの係合・非係合の状態を変
    更する電子制御手段、 を備える、電子制御自動変速装置において、前記流体圧
    切換手段の作動流体の温度を測定する温度検出手段と、 該温度検出手段の測定温度が低温を示しているとき、前
    記時間補正手段による設定時間の補正を停止するフィー
    ドバック停止手段と、 を備える電子制御自動変速装置。
  2. (2)請求項(1)において、補正時間は、変速判断か
    ら解放側のクラッチまたはブレーキの解放を指示するま
    での時間である、請求項(1)記載の電子制御自動変速
    装置。
  3. (3)請求項(1)において、電子制御手段は、係合側
    のクラッチまたはブレーキの係合を徐々に係合指示する
    ものであり、前記補正時間は、係合側のクラッチまたは
    ブレーキの係合時の係合時間を定める時間である、請求
    項(1)記載の電子制御自動変速装置。
  4. (4)流体圧の印加により作動するクラッチおよびブレ
    ーキを有し、該クラッチおよびブレーキの係合・非係合
    によりギア比を変更する自動変速機、前記クラッチおよ
    びブレーキへの流体圧の印加を制御する流体圧切換手段
    、 変速時のクラッチおよびブレーキの係合または解放の比
    率を設定する比率設定手段、 変速時の車両情報を検出する車両情報検出手段、該車両
    情報に基づいて係合または解放の設定比率を補正する比
    率補正手段、および、 前記設定比率に基づいて前記流体圧切換手段を駆動し、
    前記クラッチおよびブレーキの係合・非係合の状態を変
    更する電子制御手段、 を備える、電子制御自動変速装置において、前記流体圧
    切換手段の作動流体の温度を測定する温度検出手段と、 該温度検出手段の測定温度が低温を示しているとき、前
    記比率補正手段による設定比率の補正を停止するフィー
    ドバック停止手段と、 を備える電子制御自動変速装置。
  5. (5)請求項(4)において、電子制御手段は、係合側
    のクラッチまたはブレーキの係合を徐々に係合指示する
    ものであり、前記補正比率は、係合側のクラッチまたは
    ブレーキの係合時の係合速度を定める比率である、請求
    項(4)記載の電子制御自動変速装置。
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