JPH0915077A - 配管継手の液漏れ検知機構 - Google Patents

配管継手の液漏れ検知機構

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JPH0915077A
JPH0915077A JP16389895A JP16389895A JPH0915077A JP H0915077 A JPH0915077 A JP H0915077A JP 16389895 A JP16389895 A JP 16389895A JP 16389895 A JP16389895 A JP 16389895A JP H0915077 A JPH0915077 A JP H0915077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
detection cable
pipe joint
cable
flange
Prior art date
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Pending
Application number
JP16389895A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Fujinoya
勉 藤野屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0915077A publication Critical patent/JPH0915077A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】配管継手の液漏れ検知機構において、僅かな液
漏れでも確実に検知するとともに安価で検知ケーブルの
交換が容易になるようにする。 【構成】フランジ継手13のシール面の間の隙間を塞ぐ
ように検知ケーブル1を巻き付け、検知ケーブルの両端
部を保持する取付具3を設け、この取付具3における検
知ケーブル1を保持する押さえ部の着脱の簡易化および
検知ケーブルの着脱接続用のコネクタ2の追加してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬液を送液する配管の
フランジ継手における該薬液の漏れを検出する配管継手
の液漏れ検知機構に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の液漏れ検知機構は、火災を引起
す薬液や有毒ガスを発生させる薬液など危険な液の漏れ
を検出のに用いられていた。特に、半導体装置の製造に
使用される処理装置には、種々の危険な薬液を圧送しな
ければならず配管から漏れる薬液の監視をする必要があ
った。
【0003】図3は従来の一例を示す配管継手の液漏れ
検知機構の部分破断図である。この配管継手の液漏れ検
知機構は、図3に示すように、フランジ13a,13b
どうしをつき合せパッキング16を介して配管14a,
14bを接続するフランジ継手の周囲を包む二つ割りの
箱11と、配線ケーブル15と接続し箱11内に導入さ
れ箱11の底部に置かれる検知ケーブル12とを備えて
いる。
【0004】この検知ケーブル12は、フッ素樹脂製の
導電性のケーブルであって、箱11の底にこぼれ落ちた
薬液と接触すると、検知ケーブル12の電気抵抗が例え
ば3倍以上急増する。そして、この配管継手の液漏れ検
知機構は、この現象を利用して配管継手の液漏れを検知
していた。また、箱11は、フランジ継手から漏れた有
害な薬液が外部に漏れないように設けられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の配管継
手の液漏れ検知機構では、箱の底に検知ケーブルを這わ
してあるだけで、継手から漏れる薬液が必らずしも検知
ケーブルの上のパッキング部分とは限らず、他の部分か
ら漏れる薬液が検知ケーブル上に落ち込まず箱の他の場
所に落ちる場合がある。かかる場合は液漏れを検知でき
ないことになる。また、このような場合は、接触するま
でにはある程度箱の底に溜らない限り検知できず、その
間に溜った薬液が、検知ケーブルの際に箱を開けたと
き、人体に付着したりして人身事故を引起す恐れがあ
る。
【0006】一方、張巡らされた配管を接続する配管継
手の姿勢は垂直あるは斜めなど多様であり、その姿勢に
応じて箱を設計製作しなければならず標準化できないと
いう欠点がある。また、製作するにしても箱自体が高価
なものとなりトータルコストの低減が図れないという欠
点がある。
【0007】また、検知ケーブルを交換する際に、この
二つ割の箱を開けてから交換しなければならず、大きい
ものであると重量があり、一人では開けることが困難で
ある。さらに、検知ケーブル自身を交換するのに時間が
かかるという欠点がある。
【0008】従って、本発明の目的は、僅かな液漏れで
も確実に検知するとともに安価で検知ケーブルの交換が
容易な配管継手の液漏れ検知機構を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、薬液を
送液する配管のフランジ継手における該薬液の漏れを検
出する配管継手の液漏れ検知機構において、前記フラン
ジ継手のパッキングを介して互に向き合うシール面の隙
間を塞ぐように覆い該フランジ継手の全周囲に巻き付け
られるとともに前記薬液を外部から内部に拡散し電気特
性の変化で前記薬液の漏れを検知する検知ケーブルと、
この液漏れ検知ケーブルの両端部を保持する押さえ部を
具備し前記フランジ継手のフランジに固定される取付具
とを備える配管継手の液漏れ検知機構である。
【0010】また、配線ケーブルと前記液漏れ検知セン
サとの接続および切離しを着脱で行なうコネクタを備え
ることが望ましい。さらに、前記取付具は前記押さえ部
が旋回し得る回転自在ピンを備えることが望ましい。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1(a)および(b)は本発明の配管継
手の液漏れ検知機構の一実施例を示す側面図および部分
拡大斜視図である。この配管継手の液漏れ検知機構は、
図1に示すように、それぞれの配管のフランジ13aと
13bとの間の隙間を覆うように挿入されフランジ継手
13の全周囲に巻き付けられるとともに薬液を外皮から
内部に拡散し電気特性の変化で薬液の漏れを検知する検
知ケーブル1と、検知ケーブル1のフランジ継手13か
ら出る部分を保持する押さえ部5a,5bを有しフラン
ジ13a,13bを締付けるボルト17とナット18に
よりフランジ13bに取付けられるブラケット6とを備
えている。
【0013】このように、フランジ継手13のシール面
の隙間が塞がるように検知ケーブル1で被せ巻き付けれ
ば、パッキングから滲み出るような僅かな薬液の漏れで
も検知することができる。また、漏れ出した薬液も検知
ケーブル1とシール面との空間部に溜るので、フランジ
継手13の外部には零れない。すなわち、この検知ケー
ブル1があたかも従来例で示した箱の役目をこなしてい
る。
【0014】なお、薬液が外部から内部に拡散し使えな
くなった検知ケーブルを新しいものに代える場合、短時
間で交換できるように検知ケーブル1と配線ケーブルと
が簡単に着脱接続できるようにコネクタ2を設けること
が望ましい。
【0015】図2は本発明の配管継手の液漏れ検知機構
の他の実施例における検知ケーブルを保持するブラケッ
トを示す斜視図である。この配管継手の液漏れ検知機構
におけるブラケット6aは、図2に示すように、図示さ
れていない検知ケーブルを保持する押さえ部7a,7b
が矢印に示すように回転できるようにブラケット6a上
に回転自在ピン8aを設けたことである。それ以外は、
例えば、フランジの取付ボルトで共締めされるための切
欠き穴9など前述の実施例と同じようにブラケット6a
に設けられている。
【0016】このように、押さえ部7a,7bが旋回で
きるようにしておけば、検知ケーブルの交換をより早く
できる利点がある。すなわち、検知ケーブルの交換のと
き、この押さえ部7a,7bを旋回しブラケット6aと
直角の状態にすれば、検知ケーブルはフランジの隙間か
ら外れ交換し易くなる。また、交換後、押さえ部7a,
7bを旋回し元の位置に戻せば、検知ケーブルは必然的
にフランジ継手の全周を巻き付く状態になり、その後
は、へらなどを用いて検知ケーブルをシール面の隙間に
押し込むようにすればよい。さらに、図示していない回
転自在ピン8a,8bの外径ねじと噛み合うロックナッ
トを回転し押さえ部7a,7bが回らないようにブラケ
ット6aの面に固定する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フランジ
継手のシール面の間の隙間を塞ぐように検知ケーブルを
巻き付け、検知ケーブルの両端部を保持する金具を設け
ることによって、シール面に挟まれるパッキングのいず
れの場所から漏れる薬液を確実に検知できるという効果
がある。また、検知ケーブルで隙間が塞がれているの
で、薬液がパッキングから漏れても、検知ケーブルとシ
ール面の隙間とでなる空間部に溜めることができるの
で、従来、液溜め用の箱が不用となりその分価格が安く
なるという効果がある。さらに、この箱が無くなること
と検知ケーブルを保持する金具への着脱の簡易化および
検知ケーブルの着脱接続用のコネクタの追加などにより
検知ケーブルの交換が短時間で容易にできるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管継手の液漏れ検知機構の一実施例
を示す側面図および部分拡大斜視図である。
【図2】本発明の配管継手の液漏れ検知機構の他の実施
例における検知ケーブルを保持するブラケットを示す斜
視図である。
【図3】従来の一例を示す配管継手の液漏れ検知機構の
部分破断図である。
【符号の説明】
1,12 検知ケーブル 2 コネクタ 3 取付具 5a,5b,7a,7b 押さえ部 6,6a ブラケット 8a,8b 回転自在ピン 9 切欠き穴 11 箱 13 フランジ継手 13a,13b フランジ 14a,14b 配管 15 配線ケーブル 16 パッキング 17 ボルト 18 ナット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液を送液する配管のフランジ継手にお
    ける該薬液の漏れを検出する配管継手の液漏れ検知機構
    において、前記フランジ継手のパッキングを介して互に
    向き合うシール面の隙間を塞ぐように覆い該フランジ継
    手の全周囲に巻き付けられるとともに前記薬液を外部か
    ら内部に拡散し電気特性の変化で前記薬液の漏れを検知
    する検知ケーブルと、この液漏れ検知ケーブルの両端部
    を保持する押さえ部を具備し前記フランジ継手のフラン
    ジに固定される取付具とを備えることを特徴とする配管
    継手の液漏れ検知機構。
  2. 【請求項2】 配線ケーブルと前記液漏れ検知センサと
    の接続および切離しを着脱で行なうコネクタを備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の配管継手の液漏れ検知機
    構。
  3. 【請求項3】 前記取付具は前記押さえ部が旋回し得る
    回転自在ピンを備えることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の配管継手の液漏れ検知機構。
JP16389895A 1995-06-29 1995-06-29 配管継手の液漏れ検知機構 Pending JPH0915077A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980113