JPH09150636A - エンジンの冷却風吸入ダクト - Google Patents
エンジンの冷却風吸入ダクトInfo
- Publication number
- JPH09150636A JPH09150636A JP31127595A JP31127595A JPH09150636A JP H09150636 A JPH09150636 A JP H09150636A JP 31127595 A JP31127595 A JP 31127595A JP 31127595 A JP31127595 A JP 31127595A JP H09150636 A JPH09150636 A JP H09150636A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling air
- radiator
- baffle plate
- engine
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラジエータへ導入する冷却風中の塵埃を除去
し、ラジエータの通気孔の目詰まりを防止する。 【解決手段】 ラジエータ3及びオイルクーラ4の前面
部と、エンジンルーム1の上部に設けられた開口部7と
の空間部に冷却風吸入ダクト10を設ける。該冷却風吸
入ダクト10は、中心線Cを軸とした円筒形の内側導風
板11と、該内側導風板11と同軸であり且つ該内側導
風板11より大径の外側導風板12との二重筒構成とな
っている。また、中心線Cからずらした位置に内側導風
板11の接線方向へ吸入部13を接続する。開口部7か
ら吸入された冷却風8は、冷却風吸入ダクト10内を旋
回しながら通過し、旋回中に冷却風8に含まれている塵
埃14が遠心力で外側へ飛ばされる。従って、塵埃14
が除去された冷却風8がラジエータ3及びオイルクーラ
4へ導入される。
し、ラジエータの通気孔の目詰まりを防止する。 【解決手段】 ラジエータ3及びオイルクーラ4の前面
部と、エンジンルーム1の上部に設けられた開口部7と
の空間部に冷却風吸入ダクト10を設ける。該冷却風吸
入ダクト10は、中心線Cを軸とした円筒形の内側導風
板11と、該内側導風板11と同軸であり且つ該内側導
風板11より大径の外側導風板12との二重筒構成とな
っている。また、中心線Cからずらした位置に内側導風
板11の接線方向へ吸入部13を接続する。開口部7か
ら吸入された冷却風8は、冷却風吸入ダクト10内を旋
回しながら通過し、旋回中に冷却風8に含まれている塵
埃14が遠心力で外側へ飛ばされる。従って、塵埃14
が除去された冷却風8がラジエータ3及びオイルクーラ
4へ導入される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンの冷却風吸
入ダクトに関するものであり、特に、建設機械のラジエ
ータの前面部に設けられる冷却風吸入ダクトに関するも
のである。
入ダクトに関するものであり、特に、建設機械のラジエ
ータの前面部に設けられる冷却風吸入ダクトに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の建設機械のエンジンルーム
1を示し、エンジン2の前方にラジエータ3を設置し、
ラジエータ3の前面にオイルクーラ4を固着してある。
そして、エンジン2の動力によりクーリングファン5を
回転し、エンジンルーム1の上部に設けられた開口部7
から冷却風8を取り入れて、ラジエータ3及びオイルク
ーラ4の放熱を行っている。
1を示し、エンジン2の前方にラジエータ3を設置し、
ラジエータ3の前面にオイルクーラ4を固着してある。
そして、エンジン2の動力によりクーリングファン5を
回転し、エンジンルーム1の上部に設けられた開口部7
から冷却風8を取り入れて、ラジエータ3及びオイルク
ーラ4の放熱を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、エンジンルー
ムの開口部から吸入した冷却風をそのままラジエータ等
へ導入しているので、大気中の塵埃がラジエータ等へ付
着する。従って、該ラジエータ等の通気孔が徐々に目詰
まりしていき、冷却効率が低下する。
ムの開口部から吸入した冷却風をそのままラジエータ等
へ導入しているので、大気中の塵埃がラジエータ等へ付
着する。従って、該ラジエータ等の通気孔が徐々に目詰
まりしていき、冷却効率が低下する。
【0004】そこで、ラジエータ等へ導入する冷却風中
の塵埃を除去し、ラジエータ等の通気孔の目詰まりを防
止するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
の塵埃を除去し、ラジエータ等の通気孔の目詰まりを防
止するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、ラジエータの前面部
とエンジンルーム上部の開口部との空間に設けられたエ
ンジンの冷却風吸入ダクトであって、ラジエータの前面
中心部と直交する中心線を軸とした円筒形の内側導風板
と、該内側導風板と同軸であり且つ該内側導風板より大
径の外側導風板との二重筒構成であり、前記中心線から
ずらした位置に内側導風板の接線方向へ吸入部を接続し
たエンジンの冷却風吸入ダクトを提供するものである。
するために提案されたものであり、ラジエータの前面部
とエンジンルーム上部の開口部との空間に設けられたエ
ンジンの冷却風吸入ダクトであって、ラジエータの前面
中心部と直交する中心線を軸とした円筒形の内側導風板
と、該内側導風板と同軸であり且つ該内側導風板より大
径の外側導風板との二重筒構成であり、前記中心線から
ずらした位置に内側導風板の接線方向へ吸入部を接続し
たエンジンの冷却風吸入ダクトを提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来と同一構成
部分には同一符号を付してその説明を省略する。
に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来と同一構成
部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0007】図1及び図2に示すように、ラジエータ3
と一体に固設されたオイルクーラ4の前面部と、エンジ
ンルーム1の上部に設けられた開口部7との空間部に冷
却風吸入ダクト10を設ける。
と一体に固設されたオイルクーラ4の前面部と、エンジ
ンルーム1の上部に設けられた開口部7との空間部に冷
却風吸入ダクト10を設ける。
【0008】ラジエータ3及びオイルクーラ4の前面中
心部と直交する中心線をCとすれば、前記冷却風吸入ダ
クト10は、この中心線Cを軸とした円筒形の内側導風
板11と、該内側導風板11と同軸であり且つ該内側導
風板11より大径の外側導風板12との二重筒構成とな
っている。
心部と直交する中心線をCとすれば、前記冷却風吸入ダ
クト10は、この中心線Cを軸とした円筒形の内側導風
板11と、該内側導風板11と同軸であり且つ該内側導
風板11より大径の外側導風板12との二重筒構成とな
っている。
【0009】また、前記中心線Cからずらした位置に内
側導風板11の接線方向へ吸入部13を配設し、該吸入
部13の上端を前記エンジンルーム1の開口部7へ接続
する。
側導風板11の接線方向へ吸入部13を配設し、該吸入
部13の上端を前記エンジンルーム1の開口部7へ接続
する。
【0010】而して、前記開口部7から取り入れられた
冷却風8は、吸入部13から冷却風吸入ダクト10へ吸
入されるが、このとき、該冷却風8は内側導風板11と
外側導風板12とで形成された通路内を旋回しながらオ
イルクーラ4及びラジエータ3へ導入される。
冷却風8は、吸入部13から冷却風吸入ダクト10へ吸
入されるが、このとき、該冷却風8は内側導風板11と
外側導風板12とで形成された通路内を旋回しながらオ
イルクーラ4及びラジエータ3へ導入される。
【0011】このため、冷却風8中に含まれている塵埃
14は遠心力によって外側へ飛ばされ、外側導風板12
に衝突して冷却風吸入ダクト10の底部へ落下する。従
って、該冷却風8がオイルクーラ4及びラジエータ3へ
導入されるときには、該冷却風8中の塵埃14は殆ど除
去される。
14は遠心力によって外側へ飛ばされ、外側導風板12
に衝突して冷却風吸入ダクト10の底部へ落下する。従
って、該冷却風8がオイルクーラ4及びラジエータ3へ
導入されるときには、該冷却風8中の塵埃14は殆ど除
去される。
【0012】斯くして、オイルクーラ4及びラジエータ
3の通気孔の目詰まりを防止でき、冷却効率が著しく向
上する。尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り
種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変
されたものに及ぶことは当然である。
3の通気孔の目詰まりを防止でき、冷却効率が著しく向
上する。尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り
種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変
されたものに及ぶことは当然である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではラジエ
ータ等の前面部に二重筒構成の冷却風吸入ダクトを配設
し、エンジンルーム上部の開口部から吸入した冷却風を
旋回させながらラジエータ等へ導入するので、大気中の
塵埃は旋回中に外側へ飛ばされて除去される。
ータ等の前面部に二重筒構成の冷却風吸入ダクトを配設
し、エンジンルーム上部の開口部から吸入した冷却風を
旋回させながらラジエータ等へ導入するので、大気中の
塵埃は旋回中に外側へ飛ばされて除去される。
【0014】従って、ラジエータ等の通気孔の目詰まり
を防止でき、ラジエータ等の冷却性能の低下がなくなっ
てエンジンの冷却効率が著しく向上する。
を防止でき、ラジエータ等の冷却性能の低下がなくなっ
てエンジンの冷却効率が著しく向上する。
【図1】本発明の実施の形態を示し、建設機械のエンジ
ンルームの一部切欠側面図。
ンルームの一部切欠側面図。
【図2】冷却風吸入ダクトの縦断側面図。
【図3】従来の建設機械のエンジンルームの一部切欠側
面図。
面図。
1 エンジンルーム 2 エンジン 3 ラジエータ 4 オイルクーラ 7 開口部 8 冷却風 10 冷却風吸入ダクト 11 内側導風板 12 外側導風板 13 吸入部 14 塵埃 C 中心線
Claims (1)
- 【請求項1】 ラジエータの前面部とエンジンルーム上
部の開口部との空間に設けられたエンジンの冷却風吸入
ダクトであって、ラジエータの前面中心部と直交する中
心線を軸とした円筒形の内側導風板と、該内側導風板と
同軸であり且つ該内側導風板より大径の外側導風板との
二重筒構成であり、前記中心線からずらした位置に内側
導風板の接線方向へ吸入部を接続したことを特徴とする
エンジンの冷却風吸入ダクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31127595A JPH09150636A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | エンジンの冷却風吸入ダクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31127595A JPH09150636A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | エンジンの冷却風吸入ダクト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09150636A true JPH09150636A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18015180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31127595A Pending JPH09150636A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | エンジンの冷却風吸入ダクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09150636A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017007579A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | 株式会社神戸製鋼所 | 建設機械の吸気構造 |
WO2020158371A1 (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-06 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械 |
WO2021210361A1 (ja) * | 2020-04-16 | 2021-10-21 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP31127595A patent/JPH09150636A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017007579A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | 株式会社神戸製鋼所 | 建設機械の吸気構造 |
KR20180004793A (ko) * | 2015-06-24 | 2018-01-12 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 건설 기계 |
US10352279B2 (en) | 2015-06-24 | 2019-07-16 | Kobe Steel, Ltd. | Construction machine |
WO2020158371A1 (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-06 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械 |
JP2020121676A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械 |
CN113272169A (zh) * | 2019-01-31 | 2021-08-17 | 神钢建机株式会社 | 工程机械 |
US11808008B2 (en) | 2019-01-31 | 2023-11-07 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine |
CN113272169B (zh) * | 2019-01-31 | 2024-05-14 | 神钢建机株式会社 | 工程机械 |
WO2021210361A1 (ja) * | 2020-04-16 | 2021-10-21 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械 |
JP2021169271A (ja) * | 2020-04-16 | 2021-10-28 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100481068B1 (ko) | 급배기 장치 | |
KR20040104772A (ko) | 터보팬 및 이를 갖춘 공기조화기 | |
JPH10288371A (ja) | 排気装置 | |
CZ300907B6 (cs) | Ventilátorové zarízení a elektrický motor pro kolejovou trakci vybavený tímto zarízením | |
US5915922A (en) | Sound dampening housing for a blower in a household appliance, in particular a household clothes dryer | |
US5974623A (en) | Vacuum cleaner motor housing | |
US6561772B2 (en) | Motor cooling fan housing with muffler | |
US6503065B2 (en) | Engine blower | |
CN106901656A (zh) | 吸尘器的电机罩体和吸尘器 | |
JPH09150636A (ja) | エンジンの冷却風吸入ダクト | |
KR100453241B1 (ko) | 천장형 공기조화기 | |
JPH10238817A (ja) | 空気調和機用室外機 | |
JPH0893696A (ja) | ファンフィルタユニット | |
JP3458774B2 (ja) | トルネード型吸気・送風装置 | |
JP2000234776A (ja) | 換気装置 | |
KR100492214B1 (ko) | 엔진냉각장치용원심송풍기 | |
JPH0350331Y2 (ja) | ||
JP2004068611A (ja) | 送風機風洞部に連結するベルマウス | |
JPS6153499A (ja) | 送風機 | |
KR100971196B1 (ko) | 자동차 송풍장치용 인렛링 | |
JPH05296511A (ja) | 竜巻を利用した換気装置 | |
JP2001027434A (ja) | トルネード型吸気・送風装置 | |
JPS6136372Y2 (ja) | ||
JPS6212193Y2 (ja) | ||
KR200326212Y1 (ko) | 블로워의 구조 |