JPH0350331Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0350331Y2
JPH0350331Y2 JP13761087U JP13761087U JPH0350331Y2 JP H0350331 Y2 JPH0350331 Y2 JP H0350331Y2 JP 13761087 U JP13761087 U JP 13761087U JP 13761087 U JP13761087 U JP 13761087U JP H0350331 Y2 JPH0350331 Y2 JP H0350331Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
nozzle
duct
air
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13761087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6445230U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13761087U priority Critical patent/JPH0350331Y2/ja
Publication of JPS6445230U publication Critical patent/JPS6445230U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0350331Y2 publication Critical patent/JPH0350331Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建造物内に配設した排気ダクトの外壁
面に開口する端部に装着されるベントキヤツプに
係るものである。
(従来の技術) 室内の汚れた空気をダクトa及び同ダクトa内
に配設されたフアンbによつて外部に排出する
際、外部の風の影響を少なくするため、前記ダク
トaの外壁bに開口する端部に、後方に整流板d
を有し、上面が弧面に形成され、前部に排風部を
有するベントキヤツプが装着される。(第3図参
照) (考案が解決しようとする問題点) 前記従来のベントキヤツプにあつては、風のな
い日、または風速が小さい場合は第3図の矢印A
に示すようにベントキヤツプeからダクトa内の
排気は円滑に排出される。
しかしながら風速が強くなると、第4図の矢印
Bで示すように風が進入しようとする力がダクト
a内に加わる。
この風圧に打克つて排気を排出するにはフアン
bの容量を大きくしなければならず、また風の強
い日にはフアンbの使用ができなくなるという問
題点がある。
なお図中fはチヤツキダンパーである。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたもので、前面中心部に設けた空気吸入用
開口の後端部に、先端が外周縁に開口する複数の
空気誘導路が放射状に連設された誘導ノズルの背
面に、外壁面に設けた排気ダクトの端部開口部に
嵌着される取付座が支脚を介して連結され、同取
付座の背面と前記誘導ノズルとの間に排気誘導路
が形成されてなることを特徴とする壁面取付用ベ
ントキヤツプに係るものである。
(作用) 本考案に係るベントキヤツプは前記したように
構成されているので、風は外壁面より前方に突出
する誘導ノズルの前面中心部に設けた空気吸入用
開口に進入し、同開口の後端部に連通する複数の
空気誘導路を経て誘導ノズルの外周縁より放射状
に吹出される。
この際の吹出空気の風速によつて排気ダクト内
の排気が吸引され、前記誘導ノズル背面と、同ノ
ズルに支脚を介して連結された前記排気ダクトの
端部開口部に嵌着された取付座の前面との間に形
成された排気誘導路を通つて排出される。
なお排気ダクト内の排気の吸引力は風速が増大
するとともに増加するものである。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
Aはベントキヤツプで、誘導ノズル1と、同ノ
ズル1の背面に支脚2を介して連結され、且つ排
気ダクト3における外壁4面に開口する外側端部
に嵌着される取付座5とより構成されている。
前記誘導ノズル1の前面中心部には環状の空気
吸入用開口1aが設けられ、同開口1aの後端部
に複数の空気誘導路1bが放射状に連設され、同
各空気誘導路1bは先端に至るに伴つて内径が漸
減され、同先端部は誘導ノズル1の外周縁に開口
している。また同誘導ノズル1の前部外周面は斜
後方外側に指向して延びる流線形状に形成されて
いる。
更に前記誘導ノズル1の背面と前記ダクト3の
開口端部に隣る外壁4の前面に接する取付座5の
前面との間に、外側に至るに伴つて内径が緩徐に
減少する排気誘導路6が形成されている。
図中7は前記開口1a内に配設された整流板、
8は同整流板の支持桿である。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、風は矢印Pに示すように誘導ノズル1の開
口1a内に進入して、同開口1aの外端に連通す
る空気誘導路1bを経て、風速を増して誘導ノズ
ル1の外周縁より放射状に吹出されるとともに、
風の一部は前記誘導ノズル1の外周面に沿つて放
射状に流れる。
かくして誘導ノズル1の外周縁から吹出される
空気の風速によつて、ダクト3内の排気が吸引さ
れ、前記排気路6を経て大気中に放出される。
このように前記実施例によれば、外壁4面に設
けた排気ダクト3の端部開口部に装着されたベン
トキヤツプAにおける誘導ノズル1に設けた空気
誘導路1bからの吹出空気の風速によつて排気ダ
クト3内の排気が誘引されて排出され、同ダクト
3に装着される送風フアンの静圧を小さくするも
のである。また風速が大きくなると排気の誘引力
が増大するので、風の強い日にも送風フアンの使
用が可能となる。
(考案の効果) このように本考案によれば、前面中心部に設け
た空気吸入用開口の後端に、先端が外周縁に開口
する複数の空気誘導路が放射状に連接された誘導
ノズルと、同誘導ノズルの背面に支脚を介して連
結され、且つ同誘導ノズルとの間に排気路が形成
された取付座とによつて壁面取付用ベントキヤツ
プを構成し、外部風圧を利用してダクトの排気を
効果的に吸引、排出し、従来装置にみられる外部
風圧の影響による排気ダクトの逆流現象をなく
し、同ダクト内の送風フアンの静圧の低減を図る
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る壁面取付用ベントキヤツ
プの使用状態を示す縦断側面図、第2図はその正
面図、第3図及び第4図は夫々従来のベントキヤ
ツプの使用状態を示す縦断側面図、第3図は無
風、若しくは風速の小さい場合を、第4図は強風
時の状態を示す。 A……ベントキヤツプ、1……誘導ノズル、1
a……空気吸入用開口、1b……空気誘導路、2
……支脚、3……ダクト、4……外壁、5……取
付座、6……排気誘導路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面中心部に設けた空気吸入用開口の後端部
    に、先端が外周縁に開口する複数の空気誘導路が
    放射状に連設された誘導ノズルの背面に、外壁面
    に設けた排気ダクトの端部開口部に嵌着される取
    付座が支脚を介して連結され、同取付座の背面と
    前記誘導ノズルとの間に排気誘導路が形成されて
    なることを特徴とする壁面取付用ベントキヤツ
    プ。
JP13761087U 1987-09-10 1987-09-10 Expired JPH0350331Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13761087U JPH0350331Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13761087U JPH0350331Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6445230U JPS6445230U (ja) 1989-03-17
JPH0350331Y2 true JPH0350331Y2 (ja) 1991-10-28

Family

ID=31399189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13761087U Expired JPH0350331Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0350331Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4525952B2 (ja) * 2000-02-09 2010-08-18 株式会社フジタ 給気口
KR102067038B1 (ko) * 2018-04-27 2020-02-11 박태업 무동력 환기구

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6445230U (ja) 1989-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0350331Y2 (ja)
JPS60185100U (ja) 送風機
JPS5910505Y2 (ja) 換気口
JPS6231225U (ja)
JPS6218720Y2 (ja)
JPS63100697U (ja)
JPH0478450U (ja)
JPH01108398U (ja)
JPS5939547Y2 (ja) 換気扇
JPH0262327U (ja)
JPS61203224U (ja)
JPH01125890U (ja)
JPS6360886U (ja)
JPH02131100U (ja)
JPS6396300U (ja)
JPS59120835U (ja) 強制同時吸排換気扇
JPH03118442U (ja)
JPS6295223U (ja)
JPS63149255U (ja)
JPS6331296U (ja)
JPS61184898U (ja)
JPS59130098U (ja) 送風装置
JPS6180398U (ja)
JPS62162531U (ja)
JPS60156335U (ja) 換気扇