JPH09147240A - Posシステム - Google Patents

Posシステム

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JPH09147240A
JPH09147240A JP29997195A JP29997195A JPH09147240A JP H09147240 A JPH09147240 A JP H09147240A JP 29997195 A JP29997195 A JP 29997195A JP 29997195 A JP29997195 A JP 29997195A JP H09147240 A JPH09147240 A JP H09147240A
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JP
Japan
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group
sales information
sales
terminal
information
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JP29997195A
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Tomotaka Murakami
知隆 村上
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Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 POSターミナルを用いて所属グループの正
確な売上情報を把握できるようにする。 【解決手段】 POSターミナルは、グループ売上取得
要求伝文をストアプロセッサに送信し、応じてグループ
売上情報を受信すると印字等で出力する。ストアプロセ
ッサから売上収集要求伝文を受信すると売上情報ファイ
ル内のターミナル売上情報をストアプロセッサに送信す
る。ストアプロセッサは、POSターミナルからグルー
プ売上取得要求伝文を受信すると要求元のPOSターミ
ナルが所属するグループを認識し、このグループに所属
する全てのPOSターミナルを抽出する。そして、抽出
した全てのPOSターミナルに売上収集要求伝文を送信
してターミナル売上情報を収集し、合算してグループ売
上情報を算出する。そして、このグループ売上情報を要
求元のPOSターミナルへ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2以上のグループ
に区分けされた複数台のPOS(販売時点情報管理)タ
ーミナルとホストコンピュータ等で構成されるストアプ
ロセッサとを通信手段により接続し、各POSターミナ
ルをストアプロセッサで集中制御するようにしたPOS
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、POSシステムは、商品登録手
段により販売登録された各商品の販売情報を売上情報フ
ァイルに登録処理してターミナル売上情報を記憶する複
数台のPOSターミナルと、各POSターミナルを集中
制御するストアプロセッサとを、通信手段により接続し
て構成される。このようなPOSシステムは、ストアプ
ロセッサが各POSターミナルのターミナル売上情報を
収集し合算することにより、システム全体の正確な売上
情報を容易に求めることができるので、スーパーマーケ
ット,百貨店,ショッピングセンター,チェーンストア
等の小売店で利用されていた。
【0003】ところで、例えばスーパーマーケットや百
貨店では、店全体の売上情報のみならず、食料品売場,
衣料品売場,日用品売場等の売場毎に売上情報を管理す
ることが求められている。また、ショッピングセンター
やチェーンストア等においても、全体の売上情報だけで
なく、店舗毎の売上情報を管理する必要がある。
【0004】このように、システム(スーパーマーケッ
ト,百貨店,ショッピングセンター,チェーンストア)
全体の売上情報を管理するとともに、システム内を区分
する2以上のグループ(売場,店舗)のグループ別売上
情報を管理する場合には、グループ内にPOSターミナ
ルが1台しか存在しなければ前述した簡易なPOSシス
テムで対応できる。すなわち、各POSターミナルによ
って各グループの売上情報を管理でき、ストアプロセッ
サによってシステム全体の売上情報を管理できる。とこ
ろが、グループ内にPOSターミナルが複数台設置され
ている場合には、同一グループ内の各POSターミナル
にて管理される売上情報を人為的に集計しなければグル
ープ別売上情報を管理できない面倒があった。
【0005】そこで、グループ内にPOSターミナルが
複数台設置されている場合には、各グループに対してそ
れぞれストアプロセッサを1台ずつ配置し、この各スト
アプロセッサに、それぞれ同一グループ内のPOSター
ミナルを通信回線で接続する。また、各ストアプロセッ
サを通信回線を介して上位コンピュータに接続し、各ス
トアプロセッサがそれぞれ対応するPOSターミナルか
ら収集し合算した売上情報を上位コンピュータに伝送
し、上位コンピュータでさらに合算する。このような構
成により、各ストアプロセッサによってグループ毎の正
確な売上情報を管理でき、上位コンピュータによってシ
ステム全体の売上情報を管理できる。
【0006】しかしながら、この場合にはグループ毎に
ストアプロセッサが必要となる上、さらに上位のコンピ
ュータが必要となる。このため、システム規模が大型化
し、設備費,維持費等のコストが著しく高くならざるを
得なかった。また一般に、ストアプロセッサは、各PO
Sターミナルを設置する売場とは離れた事務所等に設置
している。このため、POSターミナルの設置場所にて
グループ別売上情報を把握しようとした場合には、スト
アプロセッサが設置されている事務所等に出向かなけれ
ばならない面倒もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、シス
テム全体の売上情報を管理するとともに、システム内を
区分する2以上のグループのグループ別売上情報を管理
する場合において、グループ内に複数台のPOSターミ
ナルが存在する場合には、システム規模の大きいPOS
システムで対応しないと、各POSターミナルの売上情
報を人為的に集計する等の面倒な作業が必要となり、コ
ストの増加が避けられなかった。また、グループ別売上
情報を取得するためにはPOSターミナルの設置場所を
離れなければならず、売場や店舗の責任者がPOSター
ミナルのオペレータとして従事している場合には、容易
にグループ別売上情報を取得できない問題もあった。
【0008】そこで本発明は、2以上のグループに区分
けした複数台のPOSターミナルを1台のストアプロセ
ッサに通信手段を介して接続してなる簡易なシステム
で、POSターミナルを用いて所望するグループの正確
な売上情報を簡単に把握できるPOSシステムを提供し
ようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る発明
は、各POSターミナルに、グループ売上情報の取得要
求指令を発する指令発生手段を設ける。そして各POS
ターミナルは、指令発生手段によりグループ売上情報の
取得要求指令が発せられると、ストアプロセッサにグル
ープ売上情報の取得を要求し、この要求に対してストア
プロセッサからグループ売上情報を受信すると、その受
信したグループ売上情報を出力するようにし、ストアプ
ロセッサは、いずれか1台のPOSターミナルからグル
ープ売上情報の取得要求を受けると、取得要求元のPO
Sターミナルと同一グループに所属する全POSターミ
ナルを抽出してターミナル売上情報の収集を要求し、収
集したターミナル売上情報を合算してグループ売上情報
を求め、このグループ売上情報を取得要求元のPOSタ
ーミナルへ送信するようにしたものである。
【0010】本願請求項2に係る発明は、各POSター
ミナルに、グループ売上情報の取得要求指令を発する指
令発生手段と、この指令発生手段によりグループ売上情
報の取得要求指令が発せられると所定のグループ売上取
得要求伝文をストアプロセッサに送信する売上取得要求
伝文送信手段と、売上取得要求伝文を送信後、ストアプ
ロセッサからグループ売上情報を受信するとこのグルー
プ売上情報を出力する情報出力手段と、ストアプロセッ
サから売上収集要求伝文を受信したことに応じて売上情
報ファイル内のターミナル売上情報をストアプロセッサ
に送信するターミナル売上情報送信手段とを設け、スト
アプロセッサに、各POSターミナルがそれぞれ所属す
るグループ情報を記憶するグループ情報記憶手段と、い
ずれか1台のPOSターミナルからグループ売上取得要
求伝文を受信するとこのグループ売上取得要求伝文送信
元のPOSターミナルが所属するグループを認識する所
属グループ認識手段と、この所属グループ認識手段によ
り認識したグループに所属する全てのPOSターミナル
をグループ情報記憶手段の記憶情報に基づいて抽出する
所属ターミナル抽出手段と、この所属ターミナル抽出手
段により抽出した全てのPOSターミナルに対して売上
収集要求伝文を送信する売上収集要求伝文送信手段と、
売上収集要求伝文を送信した全POSターミナルから収
集したターミナル売上情報を合算してグループ売上情報
を算出するグループ売上情報算出手段と、このグループ
売上情報算出手段により算出したグループ売上情報をグ
ループ売上取得要求伝文送信元のPOSターミナルへ送
信するグループ売上情報送信手段とを設けたものであ
る。
【0011】本願請求項3に係る発明は、各POSター
ミナルに、売上情報を取得するグループを指定するグル
ープ指定手段と、グループ売上情報の取得要求指令を発
する指令発生手段とを設ける。そして各POSターミナ
ルは、グループ売上情報の取得要求指令が発せられると
ともに売上情報を取得するグループが指定されると、ス
トアプロセッサにその指定グループのグループ売上情報
の取得を要求し、この要求に対してストアプロセッサか
らグループ売上情報を受信すると、そのグループ売上情
報を出力するようにし、ストアプロセッサは、いずれか
1台のPOSターミナルから指定グループのグループ売
上情報の取得要求を受けると、その指定グループに所属
する全POSターミナルを抽出してターミナル売上情報
の収集を要求し、収集したターミナル売上情報を合算し
てグループ売上情報を求め、このグループ売上情報を取
得要求元のPOSターミナルへ送信するようにしたもの
である。
【0012】本願請求項4に係る発明は、各POSター
ミナルに、売上情報を取得するグループを指定するグル
ープ指定手段と、グループ売上情報の取得要求指令を発
する指令発生手段と、この指令発生手段によりグループ
売上情報の取得要求指令が発せられるとともにグループ
指定手段により売上情報を取得するグループが指定され
るとその指定グループ情報を含むグループ売上取得要求
伝文をストアプロセッサに送信する売上取得要求伝文送
信手段と、売上取得要求伝文を送信後、ストアプロセッ
サからグループ売上情報を受信するとこのグループ売上
情報を出力する情報出力手段と、ストアプロセッサから
売上収集要求伝文を受信したことに応じて売上情報ファ
イル内のターミナル売上情報をストアプロセッサに送信
するターミナル売上情報送信手段とを設け、ストアプロ
セッサに、各POSターミナルがそれぞれ所属するグル
ープ情報を記憶するグループ情報記憶手段と、いずれか
1台のPOSターミナルからグループ売上取得要求伝文
を受信するとこの伝文に含まれるグループ情報から指定
グループを認識する指定グループ認識手段と、この指定
グループ認識手段により認識したグループに所属する全
てのPOSターミナルをグループ情報記憶手段の記憶情
報に基づいて抽出する所属ターミナル抽出手段と、この
所属ターミナル抽出手段により抽出した全てのPOSタ
ーミナルに対して売上収集要求伝文を送信する売上収集
要求伝文送信手段と、売上収集要求伝文を送信した全P
OSターミナルから収集したターミナル売上情報を合算
してグループ売上情報を算出するグループ売上情報算出
手段と、このグループ売上情報算出手段により算出した
グループ売上情報をグループ売上取得要求伝文送信元の
POSターミナルへ送信するグループ売上情報送信手段
とを設けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。なお、この実施形態では、3つの売
場にそれぞれ設置した6台のPOSターミナル10-1,
102 ,10-3,10-4,10-5,10-6をそれぞれ売
場別に3つのグループA,B,Cに区分けした販売店に
適用する場合について説明する。
【0014】図1はこの実施形態のPOSシステムの概
要を示しており、6台のPOSターミナル10-1,10
2 ,10-3,10-4,10-5,10-6と、1台のファイ
ルプロセッサ(FP)20とを、第1の通信回線30に
より閉ループ状に接続している。また、上記ファイルプ
ロセッサ20と、各POSターミナル10-1〜10-6を
集中制御するストアプロセッサ40とを、第2の通信回
線50により接続している。上記ファイルプロセッサ2
0は、各POSターミナル10-1〜10-6とストアプロ
セッサ40との間の通信のパススルー機能を制御する。
【0015】因みに、ストアプロセッサ40にはSP番
号#0を通信IDコードとして設定し、各POSターミ
ナル10-1〜10-6にはそれぞれPOS番号#1,#
2,#3,#4,#5,#6を通信IDコードとして設
定している。また、POSターミナル10-1はグループ
番号「10」のグループAに所属し、POSターミナル
10-2,POSターミナル10-3及びPOSターミナル
10-4の3台はグループ番号「20」のグループBに所
属し、POSターミナル10-5及びPOSターミナル1
0-6の2台はグループ番号「30」のグループCに所属
するように、各POSターミナル10-1〜10-6を2以
上のグループに区分している。
【0016】図2は各POSターミナル10-1〜10-6
の要部構成を示すブロック図であり、各POSターミナ
ル10-1〜10-6は同一構成である。すなわち各POS
ターミナル10-1〜10-6は、制御部本体としてCPU
(中央処理装置)101を搭載し、このCPU101が
制御する主記憶部としてROM(リード・オンリ・メモ
リ)102及びRAM(ランダム・アクセス・メモリ)
103を搭載している。
【0017】上記ROM102には、CPU101が各
部を制御するためのプログラム等の固定的データを予め
格納している。また、上記RAM103には、図3に示
すように、自己のPOS番号#nを記憶するPOS番号
エリアM1や、現金取引,掛売取引,信用取引,商品券
取引の取引種別に、売上回数及び売上金額のターミナル
売上情報を記憶する売上情報ファイルM2等の各種メモ
リエリアを形成している。なお、RAM103は、バッ
テリBTによって電源をバックアップしている。
【0018】また、各POSターミナル10-1〜10-6
は、日時を計時する時計回路104、前記第1の通信回
線30を介して行う通信を制御する通信インタフェース
105、モードスイッチ106からの信号を入力すると
ともに、ドロワ(不図示)を自動開放させるドロワ開放
装置107に駆動信号を出力するI/Oポート108、
キーボード109,表示器110,レシート/ジャーナ
ルプリンタ111、バーコードスキャナ112等の各種
入出力機器をそれぞれ制御する各コントローラ113,
114,115,116等を搭載している。そして、前
記CPU101と、ROM102,RAM103,時計
回路104,通信インタフェース105,I/Oポート
108及び各コントローラ113〜116を、アドレス
バス,データバス等のバスライン117で接続すること
により、制御回路を構成している。
【0019】ここで、前記キーボード109は、置数キ
ー,部門キー,金額キー等の商品登録用キーの他、小計
キー,現計キー,掛計キー,信計キー,商品券キー,ク
リアキー等の各種ファンクションキーを配設したPOS
ターミナル専用のキーボードである。そして、特に、グ
ループ売上情報の取得要求指令を発する指令発生手段と
しての要求指令キーK1と、売上情報を取得するグルー
プを指定するグループ指定手段としてのグループ番号キ
ーK2を設けている。
【0020】前記モードスイッチ106は、「登録」,
「点検」,「精算」等の各種業務モードを選択的に切換
えるスイッチである。ここで、「登録」とは、前記商品
登録用キーのキー入力やバーコードスキャナ112の商
品バーコード入力により販売登録された各商品の販売点
数及び販売金額を、現計キー,掛計キー,信計キー及び
商品券キーの締めキーによって指定された取引種別に前
記売上情報ファイルM2に登録処理する業務のモードで
ある。また、「点検」とは、前記売上情報ファイルM2
に記憶した取引種別売上回数及び取引種別売上金額をタ
ーミナル売上情報としてレシート/ジャーナルプリンタ
111によりレシート用紙等に印字出力する業務のモー
ドであり、「精算」とは、「点検」と同様に前記売上情
報ファイルM2の内容をターミナル売上情報としてレシ
ート用紙等に印字出力した後、この売上情報ファイルM
2の取引種別売上回数及び取引種別売上金額を“0”に
クリアする業務のモードである。
【0021】また、各POSターミナル10-1〜10-6
は、「点検」業務モードにおいて、前記CPU101が
特に図5の流れ図に示す処理を実行するようにプログラ
ムを構成している。すなわち、CPU101は、モード
スイッチ106により「点検」業務モードが選択されて
いる状態において、ST(ステップ)1として前記要求
指令キーK1のキー入力を検知すると、グループ売上情
報の取得要求指令が発せられたので、ST2として前記
グループ番号キーK2によりグループ番号が指定入力さ
れているか否かを判断する。
【0022】ここで、グループ番号が指定入力されてい
ない場合には、当該POSターミナルが所属するグルー
プの売上情報取得要求が指令されたので、ST3として
図6に示す伝文フォーマットで所定の所属グループ売上
取得要求伝文を作成し、この要求伝文を通信インタフェ
ース105を介してストアプロセッサ40に送信する
(売上取得要求伝文送信手段)。
【0023】なお、図6において、符号61は送信先通
信IDコードであって、ストアプロセッサ40のSP番
号#0をセットし、符号62は送信元通信IDコードで
あって、当該POSターミナルのPOS番号#nをセッ
トし、符号63は伝文種別コードであって、グループ売
上取得要求伝文を示すコードをセットし、符号64は伝
文データであって、所属グループを示すデータ「00」
をセットする。
【0024】上記所属グループ売上取得要求伝文を送信
後、CPU101は、ST4としてストアプロセッサ4
0から許諾応答伝文を受信するのを待機する。そして、
所定時間内に許諾応答伝文を受信したならば、ST5と
してストアプロセッサ40から売上収集要求伝文を受信
するのを待機する。そして、上記売上収集要求伝文を受
信したならば、ST6として前記売上情報ファイルM2
に記憶した取引種別の売上情報をターミナル売上情報と
して、通信インタフェース105を介してストアプロセ
ッサ40に送信する(ターミナル売上情報送信手段)。
【0025】しかる後、ST7としてストアプロセッサ
40からグループ売上情報を受信するのを待機する。そ
して、グループ売上情報を受信したならば、このグルー
プ売上情報を表示器110に表示させるとともに、レシ
ート/ジャーナルプリンタ111によりレシート用紙に
印字させて(情報出力手段)、この処理を終了する。
【0026】一方、ST2にてグループ番号キーK2に
よりいずれか1つのグループA,B,またはCのグルー
プ番号「10」,「20」または「30」が指定入力さ
れていた場合には、その指定グループの売上情報取得要
求が指令されたので、ST9として図6に示す伝文フォ
ーマットで指定グループ売上取得要求伝文を作成し、こ
の要求伝文を通信インタフェース105を介してストア
プロセッサ40に送信する(売上取得要求伝文送信手
段)。
【0027】なお、図6において、送信先IDコード6
1,送信元IDコード62及び伝文種別コード63は前
記所属グループ売上取得要求伝文と同様のデータをセッ
トする。また、伝文データ64は、指定されたグループ
のグループ番号「10」,「20」または「30」をセ
ットする。
【0028】上記指定グループ売上取得要求伝文を送信
後、CPU101は、ST10としてストアプロセッサ
40から許諾応答伝文を受信するのを待機する。そし
て、所定時間内に許諾応答伝文を受信したならば前記S
T7に進み、ストアプロセッサ40からグループ売上情
報を受信するのを待機する。そして、グループ売上情報
を受信したならば、このグループ売上情報を表示器11
0に表示させるとともに、レシート/ジャーナルプリン
タ111によりレシート用紙に印字させて(情報出力手
段)、この処理を終了する。
【0029】なお、ST4及びST10において、予め
設定されている時間内にストアプロセッサ40から許諾
応答伝文を受信できなかった場合には、ストアプロセッ
サ40のビジィ状態や通信エラーが発生しているので、
表示器110にエラーメッセージを表示させる等のエラ
ー処理に入る。また、ST5及びST7の情報待機中
に、クリアキーの入力を検知した場合には、この時点で
処理を終了する。
【0030】また、各POSターミナル10-1〜10-6
は、図7に示すように、CPU101がストアプロセッ
サ40から売上収集要求伝文を通信インタフェース10
5を介して受信したことに応じて、前記売上情報ファイ
ルM2に記憶した取引種別の売上情報をターミナル売上
情報として、前記通信インタフェース105を介してス
トアプロセッサ40に送信するように構成している(タ
ーミナル売上情報送信手段)。
【0031】図8は前記ストアプロセッサ40の要部構
成を示すブロック図である。すなわちストアプロセッサ
40は、制御部本体としてCPU401を搭載し、この
CPU401が制御する主記憶部としてROM402及
びRAM403を搭載している。また、日時を計時する
時計回路404、前記第2の通信回線50を介して行う
通信を制御する通信インタフェース405、HDD(ハ
ードディスク装置)406,FDD(フロッピーディス
ク装置)407,キーボード408,表示器409,プ
リンタ410等の各種入出力機器をそれぞれ制御する各
コントローラ411,412,413,414,415
等を搭載している。そして、前記CPU401と、RO
M402,RAM403,時計回路404,通信インタ
フェース405及び各コントローラ411〜415を、
アドレスバス,データバス等のバスライン416で接続
することにより、制御回路を構成している。
【0032】ここで、RAM403には、図9に示すよ
うに、各POSターミナル10-1〜10-6のPOS番号
#1〜#6別に、自己が所属するグループA,B,Cの
グループ番号「10」,「20」,「30」と、未指定
状態“0”,指定状態“1”及び収集済状態“2”の3
状態を識別する2ビットのステータスデータを記憶する
グループ情報記憶手段としてのPOS情報テーブルM3
と、グループ売上情報の取得要求元POSターミナルの
POS番号を記憶する要求元POS番号エリアM4と、
現金取引,掛売取引,信用取引,商品券取引の取引種別
に、グループ売上集計回数及びグループ売上集計金額の
グループ売上情報を記憶する売上集計テーブルM5等の
各種メモリエリアを形成している。
【0033】しかして、前記ストアプロセッサ40は、
各POSターミナル10-1〜10-6のいずれか1台から
グループ売上取得要求伝文を受信すると、CPU401
が図10の流れ図に示す処理を実行するようにプログラ
ムを構成している。すなわち、CPU401は、ST1
1として通信インタフェース405を介して受信した伝
文が、その伝文中の伝文種別63により図6の伝文フォ
ーマットからなるグループ売上取得要求伝文であること
を確認すると、ST12として要求元のPOSターミナ
ル、つまりは伝文中の送信元IDコード62をPOS番
号とするPOSターミナルへ所定の許諾応答伝文を送信
する。このとき、送信元IDコード62に相当するPO
S番号を要求元POS番号エリアM4に格納する。
【0034】次に、CPU401は、ST13として受
信伝文が所属グループ売上取得要求伝文なのか指定グル
ープ売上取得要求伝文なのかを、伝文中のデータ64に
より判別する。そして、データ64が「00」、すなわ
ち所属グループ売上取得要求伝文の場合には、ST14
として要求元POS番号エリアM4内のPOS番号でP
OS情報テーブルM3を検索して、要求元POSターミ
ナルが所属するグループ番号を認識する(所属グループ
認識手段)。
【0035】これに対し、データ64が「00」以外、
すなわち指定グループ売上取得要求伝文の場合には、S
T15としてその伝文中のデータ64を要求元POSタ
ーミナルが指定するグループ番号として認識する(指定
グループ認識手段)。
【0036】次に、CPU401は、ST16として前
記POS情報テーブルM3を検索して、ST14及びS
T15のいずれか一方の処理により認識したグループ番
号を設定した全てのPOS番号を抽出し、この抽出した
POS番号に対応するステータスデータを“1”とし、
他のPOS番号に対応するステータスデータを“0”と
する(所属ターミナル抽出手段)。
【0037】しかる後、ST17として売上集計テーブ
ルM5の集計回数エリア及び集計金額エリアを“0”ク
リアするとともに、ST18として通信インタフェース
405を制御し、ステータスデータが“1”のPOS番
号を通信IDコードとする全てのPOSターミナルに所
定の売上収集要求伝文を送信する(売上収集要求伝文送
信手段)。
【0038】その後、CPU401は、ST19として
売上収集要求を行った全POSターミナルからターミナ
ル売上情報が送信されてくるのを待機する。そして、上
記ターミナル売上情報を受信する毎に、ST20として
その売上情報を売上集計テーブルM5に取引項目別に加
算する(グループ売上情報算出手段)。また、ターミナ
ル売上情報送信元のPOSターミナルのPOS番号に対
応するステータスデータを“1”から“2”に変更す
る。
【0039】こうして、ST21としてPOS情報テー
ブルM3のステータスデータを“1”に設定した全ての
POSターミナルからターミナル売上情報を受信し、当
該ステータスデータを“1”から“2”に変更したこと
を確認すると、売上収集要求先の全てのPOSターミナ
ルからターミナル売上情報を収集したので、ST22と
して上記売上集計テーブルM5の取引別売上集計情報を
取得要求があったグループの売上情報として、要求元P
OS番号エリアM4内のPOS番号を設定したPOSタ
ーミナルに送信して、この処理を終了する(グループ売
上情報送信手段)。
【0040】一方、ST19にて売上収集要求を行った
全POSターミナルからのターミナル売上情報待機中
に、ST23として売上収集要求伝文の送信開始からの
経過時間が一定時間を経過したことを確認すると、ステ
ータスデータが“1”のままのPOSターミナルからは
ターミナル売上情報を収集できなかったので、ST24
としてこのステータスデータが“1”のままのPOSタ
ーミナルのPOS番号を収集不可のPOSターミナルの
POS番号とする。そして、この収集不可のPOSター
ミナルのPOS番号とともに、前記売上集計テーブルM
5の取引別売上集計情報を要求元POS番号エリアM4
内のPOS番号を設定したPOSターミナルに送信した
ならば、この処理を終了する。
【0041】このように構成された本実施形態のPOS
システムを構築した販売店においては、各売場にそれぞ
れ設置されているPOSターミナル10-1〜10-6を用
いてその売場の現在までの合計売上情報を容易に取得す
ることができる。また、他の売場の現在までの合計売上
情報も容易に取得することができる。
【0042】今、グループBに指定された売場に設置さ
れているPOSターミナル10-2を用いてこのグループ
Bの売場の合計売上情報を取得するものとすると、オペ
レータは当該POSターミナル10-2のモードスイッチ
106を「点検」モードに切換えた後、要求指令キーK
1を単独でキー入力する。
【0043】そうすると、このPOSターミナル10-2
からストアプロセッサ40にデータ「00」の所属グル
ープ売上取得要求伝文が送信される。これにより、スト
アプロセッサ40においては、POS情報テーブルM3
の情報に基づいて要求元のPOSターミナル10-2が所
属するグループBのグループ番号「20」を認識し、さ
らにこのグループBに所属する全てのPOSターミナル
10-2,10-3,10-4を抽出して、この抽出した全P
OSターミナル10-2,10-3,10-4に売上収集要求
伝文を送信する。そして、上記売上収集要求伝文を受信
した各POSターミナル10-2,10-3,10-4からそ
れぞれターミナル売上情報を収集すると、これを合算
し、グループBの売上情報として、取得要求元のPOS
ターミナル10-2に送信する。
【0044】この結果、当該POSターミナル10-2の
表示器110に上記グループBの売上情報が表示される
とともに、レシート/ジャーナルプリンタ111により
上記グループBの売上情報がレシート用紙に印字され、
図4に示すようなグループ売上情報レシート70として
排出される。したがって、オペレータは、グループBの
売場に居ながらにして、表示内容やグループ売上情報レ
シート70の印字内容からグループBの現在までの売上
情報を容易に取得することができる。
【0045】なお、図4において符号71は店名等のロ
ゴデータ、72は時計回路104にて計時されている現
日付データ、73はレシート番号、74は当該POSタ
ーミナル10-2が所属するグループBのグループ番号、
75はグループBに所属する全POSターミナル10-
2,10-3,10-4のPOS番号、76は売上情報収集
不可のPOSターミナルのPOS番号、77はグループ
Bの売上情報、78は当該POSターミナル10-2のP
OS番号、79は時計回路104にて計時されている現
時刻データである。
【0046】また、グループAに指定された売場に設置
されているPOSターミナル10-1を用いてグループB
の売場の合計売上情報を取得するものとすると、オペレ
ータは当該POSターミナル10-1のモードスイッチ1
06を「点検」モードに切換えた後、グループ番号キー
K2によりグループBのグループ番号「20」を指定入
力するとともに要求指令キーK1をキー入力する。
【0047】そうすると、このPOSターミナル10-1
からストアプロセッサ40にデータ「20」の指定グル
ープ売上取得要求伝文が送信される。これにより、スト
アプロセッサ40においては、上記伝文中のデータ「2
0」から要求元のPOSターミナル10-1が指定するグ
ループBのグループ番号「20」を認識し、さらにPO
S情報テーブルM3の情報に基づいてこのグループBに
所属する全てのPOSターミナル10-2,10-3,10
-4を抽出して、この抽出した全POSターミナル10-
2,10-3,10-4に売上収集要求伝文を送信する。そ
して、上記売上収集要求伝文を受信した各POSターミ
ナル10-2,10-3,10-4からそれぞれターミナル売
上情報を収集すると、これを合算し、グループBの売上
情報として、取得要求元のPOSターミナル10-1に送
信する。
【0048】この結果、当該POSターミナル10-1の
表示器110に上記グループBの売上情報が表示される
とともに、レシート/ジャーナルプリンタ111により
上記グループBの売上情報がレシート用紙に印字され、
グループ売上情報レシート70として排出される。した
がって、オペレータは、グループAの売場に居ながらに
して、表示内容やグループ売上情報レシート70の印字
内容からグループBの現在までの売上情報を容易に取得
することができる。
【0049】因みに、グループBに指定された売場に設
置されているPOSターミナル10-2のモードスイッチ
106を「点検」モードに切換えた後、グループ番号キ
ーK2によりグループBのグループ番号「20」を指定
入力するとともに要求指令キーK1をキー入力した場合
も、上記と同様に作用し、グループBの売場に居ながら
にして、グループBの現在までの売上情報を取得できる
のはいうまでもないことである。
【0050】なお、この実施の形態では、3つの売場に
それぞれ設置した6台のPOSターミナル10-1,10
2 ,10-3,10-4,10-5,10-6をそれぞれ売場別
に3つのグループA,B,Cに区分けした販売店に適用
する場合について説明したが、本発明はこの実施の形態
に限定されるものではない。例えば、複数台のPOSタ
ーミナルをそれぞれ有する複数の店舗からなるショッピ
ングセンターにも本発明は適用することができる。この
場合、各店舗にそれぞれ設置された各POSターミナル
と、センター本部に設置された1台のストアプロセッサ
とを通信回線により接続する。そして、店舗毎にPOS
ターミナルのグループ分けを行い、ストアプロセッサ4
0のPOS情報テーブルM3を作成する。こうすること
により、各POSターミナルとストアプロセッサとを通
信回線により接続しただけの簡易なPOSシステムで、
各店舗の現時点における売上情報を、その店舗に設置さ
れたPOSターミナルを用いて容易に取得することがで
きる。
【0051】なお、ショッピングセンターに本発明を適
用する場合において、他の店舗の売上情報を取得できて
しまうのは実用上問題がある。そこで、この場合には、
POSターミナルからグループ指定手段を排除し、指定
グループ売上要求伝文を送信できないように構成するこ
とが望ましい。
【0052】また、この実施の形態では、ストアプロセ
ッサ40が所属グループ売上取得要求伝文を受信する
と、この伝文送信元のPOSターミナルに対しても売上
収集要求伝文を送信してターミナル売上情報を収集して
いたが、POSターミナル10-1〜10-6が所属グルー
プ売上取得要求伝文に自己のターミナル売上情報を予め
組み込んで送信するように改良することで、伝文送信元
のPOSターミナルへの売上収集要求を省略することが
できる。こうすることにより、ストアプロセッサ40が
売上集計に要する処理時間を短縮することができる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1乃至
2に係る各発明によれば、2以上のグループに区分けし
た複数台のPOSターミナルを1台のストアプロセッサ
に通信手段を介して接続してなる簡易なシステムで、P
OSターミナルを用いて自己が所属するグループの正確
な売上情報を簡単に把握できるPOSシステムを提供で
きる。
【0054】また、本願請求項3乃至4に係る各発明に
よれば、2以上のグループに区分けした複数台のPOS
ターミナルを1台のストアプロセッサに通信手段を介し
て接続してなる簡易なシステムで、POSターミナルを
用いて所望するグループの正確な売上情報を簡単に把握
できるPOSシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態であるPOSシステムの
概要図。
【図2】 同実施形態におけるPOSターミナルの要部
構成を示すブロック図。
【図3】 前記POSターミナルのRAMに形成される
主要なメモリエリアを示す図。
【図4】 前記POSターミナルにおいて印字発行され
るグループ売上情報レシートの一例を示す図。
【図5】 前記POSターミナルのCPUが実行する
「点検」業務モード選択時の要求指令キーK1の入力処
理を示す流れ図。
【図6】 同実施形態におけるグループ売上取得要求伝
文のフォーマットを示す図。
【図7】 前記POSターミナルのCPUが実行する売
上収集要求伝文受信処理を示す流れ図。
【図8】 同実施形態におけるストアプロセッサの要部
構成を示すブロック図。
【図9】 前記ストアプロセッサのRAMに形成される
主要なメモリエリアを示す図。
【図10】前記ストアプロセッサのCPUが実行するグ
ループ売上取得要求伝文受信処理を示す流れ図。
【符号の説明】
10-1〜10-6…POSターミナル 40…ストアプロセッサ 101…CPU 103…RAM M2…売上情報ファイル 109…キーボード K1…要求指令キー K2…グループ番号キー 110…表示器 111…レシート/ジャーナルプリンタ 401…CPU 403…RAM M3…POS情報テーブル M5…売上集計テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品登録手段により販売登録された各商
    品の販売情報を売上情報ファイルに登録処理してターミ
    ナル売上情報を記憶する複数台のPOSターミナルと、
    各POSターミナルを集中制御するストアプロセッサと
    を、通信手段により接続し、各POSターミナルを2以
    上のグループに区分けしてなるPOSシステムにおい
    て、 前記各POSターミナルは、グループ売上情報の取得要
    求指令を発する指令発生手段を備え、この指令発生手段
    により前記グループ売上情報の取得要求指令が発せられ
    ると、前記ストアプロセッサにグループ売上情報の取得
    を要求し、この要求に対して前記ストアプロセッサから
    グループ売上情報を受信すると、その受信したグループ
    売上情報を出力する機能を有し、 前記ストアプロセッサは、いずれか1台のPOSターミ
    ナルからグループ売上情報の取得要求を受けると、取得
    要求元のPOSターミナルと同一グループに所属する全
    POSターミナルを抽出してターミナル売上情報の収集
    を要求し、収集したターミナル売上情報を合算してグル
    ープ売上情報を求め、このグループ売上情報を前記取得
    要求元のPOSターミナルへ送信する機能を有すること
    を特徴とするPOSシステム。
  2. 【請求項2】 商品登録手段により販売登録された各商
    品の販売情報を売上情報ファイルに登録処理してターミ
    ナル売上情報を記憶する複数台のPOSターミナルと、
    各POSターミナルを集中制御するストアプロセッサと
    を、通信手段により接続し、各POSターミナルを2以
    上のグループに区分けしてなるPOSシステムにおい
    て、 前記各POSターミナルは、グループ売上情報の取得要
    求指令を発する指令発生手段と、この指令発生手段によ
    りグループ売上情報の取得要求指令が発せられると所定
    のグループ売上取得要求伝文を前記ストアプロセッサに
    送信する売上取得要求伝文送信手段と、前記売上取得要
    求伝文を送信後、前記ストアプロセッサからグループ売
    上情報を受信するとこのグループ売上情報を出力する情
    報出力手段と、前記ストアプロセッサから売上収集要求
    伝文を受信したことに応じて前記売上情報ファイル内の
    ターミナル売上情報を前記ストアプロセッサに送信する
    ターミナル売上情報送信手段とを具備し、 前記ストアプロセッサは、前記各POSターミナルがそ
    れぞれ所属するグループ情報を記憶するグループ情報記
    憶手段と、いずれか1台のPOSターミナルから前記グ
    ループ売上取得要求伝文を受信するとこのグループ売上
    取得要求伝文送信元のPOSターミナルが所属するグル
    ープを認識する所属グループ認識手段と、この所属グル
    ープ認識手段により認識したグループに所属する全ての
    POSターミナルを前記グループ情報記憶手段の記憶情
    報に基づいて抽出する所属ターミナル抽出手段と、この
    所属ターミナル抽出手段により抽出した全てのPOSタ
    ーミナルに対して前記売上収集要求伝文を送信する売上
    収集要求伝文送信手段と、前記売上収集要求伝文を送信
    した全POSターミナルから収集したターミナル売上情
    報を合算してグループ売上情報を算出するグループ売上
    情報算出手段と、このグループ売上情報算出手段により
    算出したグループ売上情報を前記グループ売上取得要求
    伝文送信元のPOSターミナルへ送信するグループ売上
    情報送信手段とを具備したことを特徴とするPOSシス
    テム。
  3. 【請求項3】 商品登録手段により販売登録された各商
    品の販売情報を売上情報ファイルに登録処理してターミ
    ナル売上情報を記憶する複数台のPOSターミナルと、
    各POSターミナルを集中制御するストアプロセッサと
    を、通信手段により接続し、各POSターミナルを2以
    上のグループに区分けしてなるPOSシステムにおい
    て、 前記各POSターミナルは、売上情報を取得するグルー
    プを指定するグループ指定手段と、グループ売上情報の
    取得要求指令を発する指令発生手段とを備え、グループ
    売上情報の取得要求指令が発せられるとともに売上情報
    を取得するグループが指定されると、ストアプロセッサ
    にその指定グループのグループ売上情報の取得を要求
    し、この要求に対して前記ストアプロセッサからグルー
    プ売上情報を受信すると、そのグループ売上情報を出力
    する機能を有し、 前記ストアプロセッサは、いずれか1台のPOSターミ
    ナルから指定グループのグループ売上情報の取得要求を
    受けると、その指定グループに所属する全POSターミ
    ナルを抽出してターミナル売上情報の収集を要求し、収
    集したターミナル売上情報を合算してグループ売上情報
    を求め、このグループ売上情報を取得要求元のPOSタ
    ーミナルへ送信する機能を有することを特徴とするPO
    Sシステム。
  4. 【請求項4】 商品登録手段により販売登録された各商
    品の販売情報を売上情報ファイルに登録処理してターミ
    ナル売上情報を記憶する複数台のPOSターミナルと、
    各POSターミナルを集中制御するストアプロセッサと
    を、通信手段により接続し、各POSターミナルを2以
    上のグループに区分けしてなるPOSシステムにおい
    て、 前記各POSターミナルは、売上情報を取得するグルー
    プを指定するグループ指定手段と、グループ売上情報の
    取得要求指令を発する指令発生手段と、この指令発生手
    段によりグループ売上情報の取得要求指令が発せられる
    とともに前記グループ指定手段により売上情報を取得す
    るグループが指定されるとその指定グループ情報を含む
    グループ売上取得要求伝文を前記ストアプロセッサに送
    信する売上取得要求伝文送信手段と、前記売上取得要求
    伝文を送信後、前記ストアプロセッサからグループ売上
    情報を受信するとこのグループ売上情報を出力する情報
    出力手段と、前記ストアプロセッサから売上収集要求伝
    文を受信したことに応じて前記売上情報ファイル内のタ
    ーミナル売上情報を前記ストアプロセッサに送信するタ
    ーミナル売上情報送信手段とを具備し、 前記ストアプロセッサは、前記各POSターミナルがそ
    れぞれ所属するグループ情報を記憶するグループ情報記
    憶手段と、いずれか1台のPOSターミナルから前記グ
    ループ売上取得要求伝文を受信するとこの伝文に含まれ
    るグループ情報から指定グループを認識する指定グルー
    プ認識手段と、この指定グループ認識手段により認識し
    たグループに所属する全てのPOSターミナルを前記グ
    ループ情報記憶手段の記憶情報に基づいて抽出する所属
    ターミナル抽出手段と、この所属ターミナル抽出手段に
    より抽出した全てのPOSターミナルに対して前記売上
    収集要求伝文を送信する売上収集要求伝文送信手段と、
    前記売上収集要求伝文を送信した全POSターミナルか
    ら収集したターミナル売上情報を合算してグループ売上
    情報を算出するグループ売上情報算出手段と、このグル
    ープ売上情報算出手段により算出したグループ売上情報
    を前記グループ売上取得要求伝文送信元のPOSターミ
    ナルへ送信するグループ売上情報送信手段とを具備した
    ことを特徴とするPOSシステム。
JP29997195A 1995-11-17 1995-11-17 Posシステム Pending JPH09147240A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003132295A (ja) * 2002-08-16 2003-05-09 Yamato Transport Co Ltd 決済仲介方法
JP2008123551A (ja) * 2008-02-05 2008-05-29 Casio Comput Co Ltd 売上データ処理装置及びプログラム

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JP2003132295A (ja) * 2002-08-16 2003-05-09 Yamato Transport Co Ltd 決済仲介方法
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