JPH09145444A - ガスメータ並びにその衝撃検出方法及びその制御方法 - Google Patents

ガスメータ並びにその衝撃検出方法及びその制御方法

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JPH09145444A
JPH09145444A JP30118195A JP30118195A JPH09145444A JP H09145444 A JPH09145444 A JP H09145444A JP 30118195 A JP30118195 A JP 30118195A JP 30118195 A JP30118195 A JP 30118195A JP H09145444 A JPH09145444 A JP H09145444A
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喜実 栗田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスメータが受けた震動や衝撃の大きさを遮
断弁の遮断後に容易に確認でき、原因解析を容易にする
ことができるとともに、誤動作を抑制する。 【解決手段】 加速度センサ2は、ガスメータに加わっ
た衝撃に基づく加速度を検出して加速度検出信号1を変
換手段4に出力し、変換手段4は、加速度検出信号1の
電圧をガスメータに加えられた衝撃に対応する衝撃値デ
ータ3に変換して記憶手段5に出力し、記憶手段5は、
衝撃値データ3を記憶するので、ガスメータが受けた地
震による衝撃を含む衝撃値を後から確認することがで
き、遮断原因の解析等において有効に利用することがで
きる。また、衝撃値データ3に対応する衝撃値が所定衝
撃値範囲に含まれるとともに、その継続時間が所定継続
時間範囲内に含まれるか否かを判別することにより、落
下、震動等の影響をより確実に低減して地震の有無に基
づく衝撃値データ(地震発生履歴データ)を収集するこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスメータ並びにガ
スメータの衝撃検出方法並びにガスメータの制御方法に
係り、特に地震検出機能を有するマイクロコンピュータ
制御のガスメータ並びにガスメータの衝撃検出方法並び
にガスメータの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に地震センサを内蔵した従来の膜式
ガスメータの制御系の概要構成ブロック図を示す。膜式
ガスメータの制御系50は、所定の震度(の下限側)に
相当する震動を検出して閉状態となる図示しないスイッ
チを有し、所定の震度に相当する震動を検出すると検出
信号(オン/オフ信号)SDTを出力する地震センサ51
と、検出信号SDTがオン状態(震動検出時)の場合に後
述の遮断弁53を遮断するための遮断制御信号SVCを出
力するマイクロコンピュータ制御部(マイコン部)52
と、遮断制御信号SVCに基づいて閉状態となる遮断弁5
3と、を備えて構成されている。
【0003】次に動作を説明する。この場合において、
地震センサ51は、震度5の下限側に相当する地動の加
速度(=80〜150[Gal ])を検出することにより
検出信号SDTをオン状態として出力するものとする。
【0004】地震センサ51は、例えば、地震が発生し
て、100[Gal ]の地動の加速度を検出すると、検出
信号SDTをオン状態とする。マイクロコンピュータ制御
部52は、検出信号SDTを常時監視しており、検出信号
SDTがオン状態となと、震度5程度の地震が検出された
として、遮断弁53を遮断すべく遮断制御信号SVCを遮
断弁53に出力する。
【0005】この結果、遮断弁53は、ガスを遮断する
こととなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の膜式ガスメ
ータの制御系50によれば、検出信号SDTは、オン/オ
フ信号であるため、地震若しくは衝撃の有無を判別する
ことはできるが、地動の加速度の大きさについては把握
することができない。
【0007】従って、地震センサ51の検出信号SDTが
オン状態となることにより遮断弁が遮断された場合に、
その旨をマイクロコンピュータ制御部52に記憶させた
としても、ガスメータが受けた震動や衝撃の大きさを遮
断弁53の遮断後に確認することはできず、地震センサ
51と連動してガスが遮断された場合の原因解析を行な
う場合には不都合であった。
【0008】また、上記従来の地震センサ51は、地震
による震動と単なる衝撃とを区別することはできないた
め、単なる衝撃を検出した場合であっても、動作してし
まうという不都合があった。そこで、本発明の目的は、
ガスメータが受けた震動や衝撃の大きさを遮断弁の遮断
後に容易に確認でき、原因解析を容易にすることができ
るとともに、誤動作を抑制することができるガスメータ
並びにガスメータの衝撃検出方法並びにガスメータの制
御方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、図1(a)の基本構成図に
示すように、ガスメータに加わった衝撃に基づく加速度
を検出して加速度検出信号1を出力する加速度センサ2
と、加速度検出信号1の電圧を前記ガスメータに加えら
れた衝撃に対応する衝撃値データ3に変換する変換手段
4と、衝撃値データ3を記憶する記憶手段5と、を備え
て構成する。
【0010】請求項1記載の発明によれば、加速度セン
サ2は、ガスメータに加わった衝撃に基づく加速度を検
出して加速度検出信号1を変換手段4に出力する。変換
手段4は、加速度検出信号1の電圧をガスメータに加え
られた衝撃に対応する衝撃値データ3に変換して記憶手
段5に出力する。
【0011】これらにより記憶手段5は、衝撃値データ
3を記憶する。請求項2記載の発明は、請求項1記載の
発明において、衝撃値データ3に基づいて当該衝撃値デ
ータ3に対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれるか
否かを判別する衝撃値範囲判別手段6と、前記衝撃値デ
ータに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれる場合
に地震を検出した旨を表す地震検出信号7を出力する地
震検出信号生成手段8と、を備えて構成する。
【0012】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の作用に加えて、衝撃値範囲判別手段6は、衝
撃値データ3に基づいて当該衝撃値データ3に対応する
衝撃値が所定衝撃値範囲(例えば、震度5相当の衝撃値
範囲)に含まれるか否かを判別し、地震検出信号生成手
段8は、前記衝撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃
値範囲に含まれる場合に地震を検出した旨を表す地震検
出信号7を出力する。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明において、遮断制御信号9に基づいてガ
スを遮断する遮断弁10と、衝撃値データ3に対応する
衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれる場合に遮断弁10を
遮断すべく遮断制御信号9を出力する遮断制御手段11
と、を備えて構成する。
【0014】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は請求項2記載の発明の作用に加えて、遮断制御手段1
1は、衝撃値データ3に対応する衝撃値が所定衝撃値範
囲に含まれる場合に遮断弁10を遮断すべく遮断制御信
号9を出力し、遮断弁10は遮断制御信号9に基づいて
ガスを遮断する。
【0015】請求項4記載の発明は、図1(b)の基本
構成図に示すように、請求項1記載の発明において、衝
撃値データ3に対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含ま
れるとともに、その継続時間が所定継続時間範囲内に含
まれるか否かを判別する範囲判別手段12と、前記衝撃
値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれ、
かつ、その継続時間が所定継続時間範囲内に含まれる場
合に地震を検出した旨を表す地震検出信号13を出力す
る地震検出信号生成手段14と、を備えて構成する。
【0016】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の作用に加えて、範囲判別手段12は、衝撃値
データ3に対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれる
とともに、その継続時間が所定継続時間範囲内に含まれ
るか否かを判別し、地震検出信号生成手段14は、前記
衝撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含ま
れ、かつ、その継続時間が所定継続時間範囲内に含まれ
る場合に地震を検出した旨を表す地震検出信号13を出
力する。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1又は請求
項4記載の発明において、遮断制御信号15に基づいて
ガスを遮断する遮断弁16と、衝撃値データ3に対応す
る衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれ、かつ、その継続時
間が所定継続時間範囲内に含まれる場合に遮断弁16を
遮断すべく遮断制御信号15を出力する遮断制御手段1
7と、を備えて構成する。
【0018】請求項5記載の発明によれば、請求項1又
は請求項4記載の発明の作用に加えて、遮断制御手段1
7は、衝撃値データ3に対応する衝撃値が所定衝撃値範
囲に含まれ、かつ、その継続時間が所定継続時間範囲内
に含まれる場合に遮断弁16を遮断すべく遮断制御信号
15を出力し、遮断弁16は、遮断制御信号15に基づ
いてガスを遮断する。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項2乃至請求
項5のいずれかに記載の発明において、前記所定衝撃値
範囲は、80[Gal ]〜250[Gal ]であるように構
成する。請求項6記載の発明によれば、請求項2乃至請
求項5のいずれかに記載の発明の作用に加えて、前記所
定衝撃値範囲は、80[Gal ]〜250[Gal ]、すな
わち、震度5相当の衝撃値範囲のうちの下方側の衝撃値
範囲とする。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項4乃至請求
項6のいずれかに記載の発明において、所定継続時間範
囲は、5[秒]〜30[秒]であるように構成する。請
求項7記載の発明によれば、請求項4乃至請求項6のい
ずれかに記載の発明の作用に加えて、所定継続時間範囲
は、5[秒]〜30[秒]、すなわち、地震波による衝
撃の典型的継続時間とする。
【0021】請求項8記載の発明は、ガスメータに加わ
った衝撃に基づく加速度を検出する加速度センサから出
力された加速度検出信号の電圧に基づいて加えられた衝
撃に対応する衝撃値データに変換する変換工程と、前記
衝撃値データを記憶する記憶工程と、を備えて構成す
る。
【0022】請求項8記載の発明によれば、変換工程
は、ガスメータに加わった衝撃に基づく加速度を検出す
る加速度センサから出力された加速度検出信号の電圧に
基づいて加えられた衝撃に対応する衝撃値データに変換
し、記憶工程は、前記衝撃値データを記憶する。
【0023】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、前記衝撃値データに対応する衝撃値が所定
衝撃値範囲に含まれるか否かを判別し、前記衝撃値デー
タに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれる場合に
地震を検出したと判別する地震有無判別工程を備えて構
成する。
【0024】請求項9記載の発明によれば、請求項8記
載の発明の作用に加えて、地震有無判別工程は、前記衝
撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれ
るか否かを判別し、前記衝撃値データに対応する衝撃値
が所定衝撃値範囲に含まれる場合に地震を検出したと判
別する。
【0025】請求項10記載の発明は、請求項8記載の
発明において、前記衝撃値データに対応する衝撃値が所
定衝撃値範囲に含まれるとともに、その継続時間が所定
継続時間範囲内に含まれるか否かを判別し、前記衝撃値
データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれ、か
つ、その継続時間が所定継続時間範囲内に含まれる場合
に地震を検出したと判別する地震有無判別工程を備えて
構成する。
【0026】請求項10記載の発明によれば、請求項8
記載の発明の作用に加えて、地震有無判別工程前記衝撃
値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれる
とともに、その継続時間が所定継続時間範囲内に含まれ
るか否かを判別し、前記衝撃値データに対応する衝撃値
が所定衝撃値範囲に含まれ、かつ、その継続時間が所定
継続時間範囲内に含まれる場合に地震を検出したと判別
する。
【0027】請求項11記載の発明は、請求項8乃至請
求項10のいずれかに記載の発明において、前記所定衝
撃値範囲は、80[Gal ]〜250[Gal ]であるよう
に構成する。請求項11記載の発明によれば、請求項8
乃至請求項10のいずれかに記載の発明の作用に加え
て、前記所定衝撃値範囲は、80[Gal ]〜250[Ga
l ]、すなわち、震度5相当の衝撃値範囲のうちの下方
側の衝撃値範囲とする。
【0028】請求項12記載の発明は、請求項10又は
請求項11のいずれかに記載の発明において、前記所定
継続時間範囲は、5[秒]〜30[秒]であるように構
成する。請求項12記載の発明によれば、請求項10又
は請求項11のいずれかに記載の発明の作用に加えて、
前記所定継続時間範囲は、5[秒]〜30[秒]、すな
わち、地震波による衝撃の典型的継続時間とする。であ
るように構成する。
【0029】請求項13記載の発明は、請求項8又は請
求項9記載のガスメータにおける衝撃検出方法を用いた
発明において、前記ガスメータは遮断制御信号に基づい
てガスを遮断する遮断弁を有し、前記衝撃値データに対
応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれる場合に前記遮
断弁を遮断すべく前記遮断制御信号を出力する遮断制御
工程を備えて構成する。
【0030】請求項13記載の発明によれば、請求項8
又は請求項9記載のガスメータにおける衝撃検出方法を
用いた発明の作用に加えて、遮断制御工程は、前記衝撃
値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれる
場合にガスメータの遮断弁を遮断すべく遮断制御信号を
出力する。
【0031】請求項14記載の発明は、請求項10乃至
請求項12記載のガスメータにおける衝撃検出方法を用
いた発明において、前記ガスメータは遮断制御信号に基
づいてガスを遮断する遮断弁を有し、前記衝撃値データ
に対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれ、かつ、そ
の継続時間が所定継続時間範囲内に含まれる場合に前記
遮断弁を遮断すべく前記遮断制御信号を出力する遮断制
御工程を備えて構成する。
【0032】請求項14記載の発明によれば、請求項1
0乃至請求項12記載のガスメータにおける衝撃検出方
法を用いた発明の作用に加えて、遮断制御工程は、前記
衝撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含ま
れ、かつ、その継続時間が所定継続時間範囲内に含まれ
る場合にガスメータの遮断弁を遮断すべく遮断制御信号
を出力する。
【0033】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の好適
な実施形態を説明する。第1実施形態 図2に本第1実施形態のガスメータの主要部の概要構成
ブロック図を示す。
【0034】ガスメータ20は、所定の震度(の下限
側)に相当する地動の加速度を検出して加速度検出信号
SACCを出力する加速度センサ21と、加速度検出信号
SACCの電圧に基づいて所定震度の地震の有無を判別し
て地震信号SEQを出力するとともに、加速度検出信号S
ACC をそのまま出力する電圧判定回路22と、電圧判定
回路22から出力される加速度検出信号SACC を衝撃値
データDIMP に変換して出力する衝撃値変換回路23
と、内部時計24を有し、地震信号SEQが入力された日
付に相当する日付データ及び入力された時刻に相当する
時刻データを地震履歴データとして不揮発性RAM(N
VRAM)25に記憶させ、衝撃値データDIMP を当該
衝撃値データDIMP が入力された日付に相当する日付デ
ータ及び入力された時刻に相当する時刻データを併せて
衝撃値履歴データとして不揮発性RAM25に記憶させ
るとともに、地震発生検出時及び所定の衝撃検出時に後
述の遮断弁を遮断するための遮断弁制御信号SVCを出力
するマイクロコンピュータ制御部(マイコン部)26
と、遮断弁制御信号SVCに基づいてガスを遮断する遮断
弁27と、各種データを表示する表示部28と、各種操
作を行なうための操作入力部29と、を備えて構成され
ている。
【0035】なお、表示部28及び操作入力部29は、
必ずしもガスメータ20に設けられている必要はなく、
マイクロコンピュータ制御部26の図示しない制御用端
子を介して着脱自在にあるいは定常的に接続される外部
装置側が備えていればよい。例えば、外部装置として
は、マイクロコンピュータ制御部26に各種データを設
定するためのデータ設定器(着脱可能)や電話回線を介
して自動通報を行なう自動通報コントローラ(定常接
続)等が考えられる。
【0036】次に動作を図3及び図4を参照して説明す
る。図3に加速度検出信号SACC と衝撃値との関係を示
す。図3に示すように、衝撃値が80〜250[Gal ]
(震度5の地動加速度下限側相当)の範囲内においては
地震波が存在すると判別するものとし、衝撃値=80
[Gal ]を下限判別値THL とし、衝撃値=250[Ga
l ]を上限判別値THH とする。
【0037】図4に第1実施形態の動作処理フローチャ
ートを示す。加速度センサ21から加速度検出信号SAC
C が出力されると電圧判定回路22は、加速度検出信号
SACC の電圧が所定電圧(ノイズ除去用閾値電圧)以上
の電圧となっているか否かを判別する(ステップS
1)。
【0038】加速度検出信号SACC の電圧が所定電圧未
満の場合には(ステップS1;No)、単なるノイズと
見做して待機状態となる。加速度検出信号SACC の電圧
が所定電圧以上の場合には、加速度検出信号SACC の電
圧が所定範囲内にあるか否かを判別する(ステップS
2)。
【0039】より具体的には、加速度検出信号SACC の
電圧が下限判別値THL に対応する電圧である下限判別
電圧VTHL 以上、かつ、上限判別値THH に対応する電
圧である上限判別電圧VTHH 以下であるか否かを判別す
る。この結果、加速度検出信号SACC の電圧が所定範囲
外である場合には(ステップS2;No)、電圧判定回
路22は、ガスメータ20に加えられた衝撃の原因は地
震ではないと判別して、加速度検出信号SACC をそのま
ま衝撃値変換回路23に出力する。
【0040】衝撃値変換回路23は、入力された加速度
検出信号SACC に基づいて衝撃値データDIMP を算出し
(ステップS3)、マイクロコンピュータ制御部26に
出力する。マイクロコンピュータ制御部26は、衝撃値
データDIMP が入力されると、当該衝撃値データDIMP
を当該衝撃値データDIMP が入力された日付に相当する
日付データ及び入力された時刻に相当する時刻データを
併せて衝撃値履歴データとして不揮発性RAM25に記
憶させて(ステップS4)、処理を終了する。
【0041】この結果、メンテナンス者が操作入力部2
9を操作することにより、不揮発性RAM25に記憶さ
れた衝撃値データDIMP 、衝撃値データDIMP が入力さ
れた日付に相当する日付データ及び入力された時刻に相
当する時刻データを含む衝撃値履歴データを、ディスプ
レイ28に容易に表示させることができ、様々な解析に
用いることが可能となる。なお、必要に応じて、不揮発
性RAM25の記憶データを外部からデータ出力用のイ
ンターフェース部を設けて読出可能な構成とすれば、容
易に統計処理等の複雑なデータ処理を行なうことも可能
となる。
【0042】一方、加速度検出信号SACC の電圧が所定
範囲内である場合には(ステップS2;Yes)、電圧
判定回路22は、ガスメータ20に加えられた衝撃の原
因は地震であると判別して、加速度検出信号SACC をそ
のまま衝撃値変換回路23に出力するとともに、地震信
号SEQを“H”レベル(地震有り相当)としてマイクロ
コンピュータ制御部26に出力する(ステップS5)。
【0043】この結果、衝撃値変換回路23は、入力さ
れた加速度検出信号SACC に基づいて衝撃値データDIM
P を算出し(ステップS7)、マイクロコンピュータ制
御部26に出力する。マイクロコンピュータ制御部26
は、衝撃値データDIMP が入力されると、地震発生検出
の旨、衝撃値データDIMP 、当該衝撃値データDIMP が
入力された日付に相当する日付データ及び入力された時
刻に相当する時刻データを衝撃値履歴データ(地震検出
履歴データ)として不揮発性RAM25に記憶させると
ともに(ステップS8)、遮断弁27を遮断するための
遮断弁制御信号SVCを遮断弁27に出力する。
【0044】遮断弁制御信号SVCが入力されると、遮断
弁27はガスを遮断し(ステップS6)、処理を終了す
る。この結果、メンテナンス者が操作入力部29を操作
することにより、不揮発性RAM25に記憶された地震
発生検出の旨、衝撃値データDIMP 、衝撃値データDIM
P が入力された日付に相当する日付データ及び入力され
た時刻に相当する時刻データを含む衝撃値履歴データ
を、ディスプレイ28に容易に表示させることができ、
地震発生時における様々な解析に用いることが可能とな
る。第2実施形態 上記第1実施形態においては、衝撃値が所定範囲内に含
まれれば、常に地震が発生したと見做していたため、地
震波の範囲の衝撃値であれば、地震が発生していない場
合であっても、地震検出履歴データとして記憶されるこ
ととなってしまい、場合によっては、解析時に不具合が
生じるという可能性がある。
【0045】そこで、本第2実施形態は、衝撃値が所定
範囲内にあっても、さらにその衝撃値の継続時間に基づ
いて地震発生の有無を判別し、より正確な地震検出履歴
データを生成するものである。なお、装置構成について
は、第1実施形態とほぼ同様であるが、電圧判定回路を
設けず、直接、加速度センサ21が、図2に破線で示す
ように、加速度検出信号SACC を衝撃値変換回路23に
出力するように構成する。
【0046】図5に第2実施形態の動作処理フローチャ
ートを示す。加速度センサ21から加速度検出信号SAC
C が出力されると衝撃値変換回路23は、加速度検出信
号SACC の電圧が所定電圧(ノイズ除去用閾値電圧)以
上の電圧となっているか否かを判別する(ステップS1
1)。
【0047】加速度検出信号SACC の電圧が所定電圧未
満の場合には(ステップS11;No)、単なるノイズ
と見做して待機状態となる。加速度検出信号SACC の電
圧が所定電圧以上の場合には、衝撃値変換回路23は、
入力された加速度検出信号SACC に基づいて衝撃値デー
タDIMP を算出し(ステップS12)、マイクロコンピ
ュータ制御部26に出力する。
【0048】次にマイクロコンピュータ制御部26は、
衝撃値データDIMP に相当する衝撃値が下限判別値TH
L 未満であるか否かを判別する(ステップS13)。衝
撃値データDIMP に相当する衝撃値が下限判別値THL
未満である場合には(ステップS13;Yes)、衝撃
値データDIMP を当該衝撃値データDIMP が入力された
日付に相当する日付データ及び入力された時刻に相当す
る時刻データを併せて衝撃値履歴データとして不揮発性
RAM25に記憶させて(ステップS14)、処理を終
了する。
【0049】衝撃値データDIMP に相当する衝撃値が下
限判別値THL 未満ではない場合には(ステップS1
3;No)、マイクロコンピュータ制御部26は、衝撃
値データDIMP に相当する衝撃値が上限判別値THH よ
り大であるか否かを判別する(ステップS15)。
【0050】衝撃値データDIMP に相当する衝撃値が上
限判別値THH より大である場合には(ステップS1
5;Yes)、衝撃値データDIMP を当該衝撃値データ
DIMPが入力された日付に相当する日付データ及び入力
された時刻に相当する時刻データを併せて衝撃値履歴デ
ータとして不揮発性RAM25に記憶させて(ステップ
S14)、処理を終了する。
【0051】衝撃値データDIMP に相当する衝撃値が上
限判別値THH より大ではない場合には(ステップS1
5;No)、マイクロコンピュータ制御部26は、下限
判別値THL より大、かつ、上限判別値THH 未満の衝
撃の継続時間が5[sec]未満、すなわち、地震波に
よる衝撃の典型的継続時間の下限値未満か否かを判別す
る(ステップS16)。
【0052】下限判別値THL より大、かつ、上限判別
値THH 未満の衝撃の継続時間が5[sec]未満であ
る場合には、マイクロコンピュータ制御部26は、落下
あるいは震動等の地震以外の原因で発生した衝撃である
と判断し(ステップS17)、その旨、及び衝撃値デー
タDIMP 、当該衝撃値データDIMP が入力された日付に
相当する日付データ及び入力された時刻に相当する時刻
データを衝撃値履歴データとして不揮発性RAM25に
記憶させて(ステップS14)、処理を終了する。
【0053】下限判別値THL より大、かつ、上限判別
値THH 未満の衝撃の継続時間が5[sec]以上であ
る場合には、マイクロコンピュータ制御部26は、下限
判別値THL より大、かつ、上限判別値THH 未満の衝
撃の継続時間が30[sec]未満、すなわち、地震波
による衝撃の典型的継続時間の上限値未満か否かを判別
する(ステップS18)。
【0054】下限判別値THL より大、かつ、上限判別
値THH 未満の衝撃の継続時間が30[sec]未満で
ある場合には、マイクロコンピュータ制御部26は、ガ
スメータ20に加えられた衝撃の原因は地震であると判
別して、地震発生検出の旨、衝撃値データDIMP が入力
された日付に相当する日付データ及び入力された時刻に
相当する時刻データを衝撃値履歴データ(地震検出履歴
データ)として不揮発性RAM25に記憶させるととも
に(ステップS19)、遮断弁27を遮断するための遮
断弁制御信号SVCを遮断弁27に出力する。
【0055】遮断弁制御信号SVCが入力されると、遮断
弁27はガスを遮断し(ステップS20)、衝撃値デー
タDIMP を地震検出履歴データに付加すべく不揮発性R
AM25に記憶させて(ステップS14)、処理を終了
する。以上の説明のように本第2実施形態によれば、地
震の発生をより的確に判別することができるので、メン
テナンス者が操作入力部29を操作して不揮発性RAM
25に記憶された地震発生検出の旨、衝撃値データDIM
P 、衝撃値データDIMP が入力された日付に相当する日
付データ及び入力された時刻に相当する時刻データを含
む衝撃値履歴データを、ディスプレイ28に容易に表示
させるような場合に地震発生時における衝撃値データの
信頼性が向上し、様々な解析の信頼性が向上することと
なる。
【0056】以上の各実施形態の説明は、実際にガスメ
ータ20が使用可能に設置されている場合のものであっ
たが、衝撃値データDIMP の記憶は、工場で組立られた
時点から可能なように構成することにより、輸送中の落
下等の衝撃の大きさを確認できるようにすることも可能
である。
【0057】この結果、据付け時における初期不良の原
因解析に用いることが可能となる。この場合において、
地震検出は行なわないものとし、設置後に出荷モード
(衝撃値データDIMP の収集のみの処理)を解除するよ
うに構成することが望ましい。
【0058】また、不揮発性RAM25の容量等の観点
から下限判別値THL 未満の衝撃値データDIMP は記憶
しないように構成する等、記憶データに制限を設けるこ
とも可能である。以上の説明のように、各実施形態によ
れば、ガスメータ20に内蔵した加速度センサ21によ
り、ガスメータ20が受けた地震による衝撃を含む衝撃
値を後から確認することができ、遮断原因の解析等にお
いて有用となる。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、加速度セ
ンサは、ガスメータに加わった衝撃に基づく加速度を検
出して加速度検出信号を変換手段に出力し、変換手段
は、加速度検出信号の電圧をガスメータに加えられた衝
撃に対応する衝撃値データに変換して記憶手段に出力
し、記憶手段は、衝撃値データを記憶するので、ガスメ
ータが受けた地震による衝撃を含む衝撃値を後から確認
することができ、遮断原因の解析等において有効に利用
することができる。
【0060】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、衝撃値範囲判別手段は、衝撃
値データに基づいて当該衝撃値データに対応する衝撃値
が所定衝撃値範囲(例えば、震度5相当の衝撃値範囲)
に含まれるか否かを判別し、地震検出信号生成手段は、
前記衝撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に
含まれる場合に地震を検出した旨を表す地震検出信号を
出力するので、落下、震動等の影響を低減して地震の有
無に基づく衝撃値データ(地震発生履歴データ)を収集
することが可能となる。
【0061】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は請求項2記載の発明の効果に加えて、遮断制御手段
は、衝撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に
含まれる場合に遮断弁を遮断すべく遮断制御信号を出力
し、遮断弁は遮断制御信号に基づいてガスを遮断するの
で、落下、震動等の影響による誤動作を低減して地震発
生時には確実にガスを遮断することができる。
【0062】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、範囲判別手段は、衝撃値デー
タに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれるととも
に、その継続時間が所定継続時間範囲内に含まれるか否
かを判別し、地震検出信号生成手段は、前記衝撃値デー
タに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれ、かつ、
その継続時間が所定継続時間範囲内に含まれる場合に地
震を検出した旨を表す地震検出信号を出力するので、落
下、震動等の影響をより確実に低減して地震の有無に基
づく衝撃値データ(地震発生履歴データ)を収集するこ
とが可能となる。
【0063】請求項5記載の発明によれば、請求項1又
は請求項4記載の発明の効果に加えて、遮断制御手段
は、衝撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に
含まれ、かつ、その継続時間が所定継続時間範囲内に含
まれる場合に遮断弁を遮断すべく遮断制御信号を出力
し、遮断弁は、遮断制御信号に基づいてガスを遮断する
ので、より確実に落下、震動等の影響による誤動作を防
止し、地震発生時には確実にガスを遮断することができ
る。
【0064】請求項6記載の発明によれば、請求項2乃
至請求項5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、前
記所定衝撃値範囲は、80[Gal ]〜250[Gal ]、
すなわち、震度5相当の衝撃値範囲のうちの下方側の衝
撃値範囲とするので、誤動作を抑制するとともに、震度
5相当の地震発生を確実に認識して、データ収集及びガ
ス遮断を行なえる。
【0065】請求項7記載の発明によれば、請求項4乃
至請求項6のいずれかに記載の発明の効果に加えて、所
定継続時間範囲は、5[秒]〜30[秒]、すなわち、
地震波による衝撃の典型的継続時間とするので、より確
実に誤動作を抑制するとともに、震度5相当の地震発生
を確実に認識して、データ収集及びガス遮断を行なえ
る。
【0066】請求項8記載の発明によれば、変換工程
は、ガスメータに加わった衝撃に基づく加速度を検出す
る加速度センサから出力された加速度検出信号の電圧に
基づいて加えられた衝撃に対応する衝撃値データに変換
し、記憶工程は、前記衝撃値データを記憶するので、ガ
スメータが受けた地震による衝撃を含む衝撃値を後から
確認することができ、遮断原因の解析等において有効に
利用することができる。
【0067】請求項9記載の発明によれば、請求項8記
載の発明の効果に加えて、地震有無判別工程は、前記衝
撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれ
るか否かを判別し、前記衝撃値データに対応する衝撃値
が所定衝撃値範囲に含まれる場合に地震を検出したと判
別するので、落下、震動等の影響を低減して地震の有無
に基づく衝撃値データ(地震発生履歴データ)を確実に
収集することが可能となる。
【0068】請求項10記載の発明によれば、請求項8
記載の発明の効果に加えて、地震有無判別工程前記衝撃
値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれる
とともに、その継続時間が所定継続時間範囲内に含まれ
るか否かを判別し、前記衝撃値データに対応する衝撃値
が所定衝撃値範囲に含まれ、かつ、その継続時間が所定
継続時間範囲内に含まれる場合に地震を検出したと判別
するので、落下、震動等の影響をより低減して地震の有
無に基づく衝撃値データ(地震発生履歴データ)をより
確実に収集することが可能となる。
【0069】請求項11記載の発明によれば、請求項8
乃至請求項10のいずれかに記載の発明の効果に加え
て、前記所定衝撃値範囲は、80[Gal ]〜250[Ga
l ]、すなわち、震度5相当の衝撃値範囲のうちの下方
側の衝撃値範囲とするので、誤動作を抑制するととも
に、震度5相当の地震発生を確実に認識して、データ収
集及びガス遮断を行なえる。
【0070】請求項12記載の発明によれば、請求項1
0又は請求項11のいずれかに記載の発明の効果に加え
て、前記所定継続時間範囲は、5[秒]〜30[秒]、
すなわち、地震波による衝撃の典型的継続時間とするの
で、より確実に誤動作を抑制するとともに、震度5相当
の地震発生を確実に認識して、データ収集及びガス遮断
を行なえる。
【0071】請求項13記載の発明によれば、請求項8
又は請求項9記載のガスメータにおける衝撃検出方法を
用いた発明の効果に加えて、遮断制御工程は、前記衝撃
値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれる
場合にガスメータの遮断弁を遮断すべく遮断制御信号を
出力するので、落下、震動等の影響による誤動作を低減
して地震発生時には確実にガスを遮断することができ
る。
【0072】請求項14記載の発明によれば、請求項1
0乃至請求項12記載のガスメータにおける衝撃検出方
法を用いた発明の効果に加えて、遮断制御工程は、前記
衝撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に含ま
れ、かつ、その継続時間が所定継続時間範囲内に含まれ
る場合にガスメータの遮断弁を遮断すべく遮断制御信号
を出力するので、落下、震動等の影響による誤動作をよ
り確実に低減して地震発生時にはより確実にガスを遮断
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】実施形態のガスメータの概要構成ブロック図で
ある。
【図3】加速度検出信号SACC の電圧と衝撃値の関係説
明図である。
【図4】第1実施形態の動作処理フローチャートであ
る。
【図5】第2実施形態の動作処理フローチャートであ
る。
【図6】従来のガスメータの制御系の概要構成ブロック
図である。
【符号の説明】
1 加速度検出信号 2 加速度センサ 3 衝撃値データ 4 変換手段 5 記憶手段 6 衝撃値範囲判別手段 7 地震検出信号 8 地震検出信号生成手段 9 遮断制御信号 10 遮断弁 11 遮断制御手段 12 範囲判別手段 13 地震検出信号 14 地震検出信号生成手段 15 遮断制御信号 16 遮断弁 17 遮断制御手段 20 ガスメータ 21 加速度センサ 22 電圧判定回路 23 衝撃値変換回路 24 内部時計 25 不揮発性RAM 26 マイクロコンピュータ制御部 27 遮断弁 28 表示部 29 操作入力部 SACC 加速度検出信号 SEQ 地震信号 DIMP 衝撃値データ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスメータに加わった衝撃に基づく加速
    度を検出して加速度検出信号を出力する加速度センサ
    と、 前記加速度検出信号の電圧を前記ガスメータに加えられ
    た衝撃に対応する衝撃値データに変換する変換手段と、 前記衝撃値データを記憶する記憶手段と、 を備えたことを特徴とするガスメータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のガスメータにおいて、 前記衝撃値データに基づいて当該衝撃値データに対応す
    る衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれるか否かを判別する
    衝撃値範囲判別手段と、 前記衝撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に
    含まれる場合に地震を検出した旨を表す地震検出信号を
    出力する地震検出信号生成手段と、 を備えたことを特徴とするガスメータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のガスメータ
    において、 遮断制御信号に基づいてガスを遮断する遮断弁と、 前記衝撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に
    含まれる場合に前記遮断弁を遮断すべく前記遮断制御信
    号を出力する遮断制御手段と、 を備えたことを特徴とするガスメータ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のガスメータにおいて、 前記衝撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に
    含まれるとともに、その継続時間が所定継続時間範囲内
    に含まれるか否かを判別する範囲判別手段と、 前記衝撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に
    含まれ、かつ、その継続時間が所定継続時間範囲内に含
    まれる場合に地震を検出した旨を表す地震検出信号を出
    力する地震検出信号生成手段と、 を備えたことを特徴とするガスメータ。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項4記載のガスメータ
    において、 遮断制御信号に基づいてガスを遮断する遮断弁と、 前記衝撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に
    含まれ、かつ、その継続時間が所定継続時間範囲内に含
    まれる場合に前記遮断弁を遮断すべく前記遮断制御信号
    を出力する遮断制御手段と、 を備えたことを特徴とするガスメータ。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至請求項5のいずれかに記載
    のガスメータにおいて、 前記所定衝撃値範囲は、80[Gal ]〜250[Gal ]
    であることを特徴とするガスメータ。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至請求項6のいずれかに記載
    のガスメータにおいて、 所定継続時間範囲は、5[秒]〜30[秒]であること
    を特徴とするガスメータ。
  8. 【請求項8】 ガスメータに加わった衝撃に基づく加速
    度を検出する加速度センサから出力された加速度検出信
    号の電圧に基づいて加えられた衝撃に対応する衝撃値デ
    ータに変換する変換工程と、 前記衝撃値データを記憶する記憶工程と、 を備えたことを特徴とするガスメータにおける衝撃検出
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のガスメータにおける衝撃
    検出方法において、 前記衝撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に
    含まれるか否かを判別し、前記衝撃値データに対応する
    衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれる場合に地震を検出し
    たと判別する地震有無判別工程を備えたことを特徴とす
    るガスメータにおける衝撃検出方法。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のガスメータの衝撃検出
    方法において、 前記衝撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に
    含まれるとともに、その継続時間が所定継続時間範囲内
    に含まれるか否かを判別し、前記衝撃値データに対応す
    る衝撃値が所定衝撃値範囲に含まれ、かつ、その継続時
    間が所定継続時間範囲内に含まれる場合に地震を検出し
    たと判別する地震有無判別工程を備えたことを特徴とす
    るガスメータの衝撃検出方法。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至請求項10のいずれかに
    記載のガスメータの衝撃検出方法において、 前記所定衝撃値範囲は、80[Gal ]〜250[Gal ]
    であることを特徴とするガスメータの衝撃検出方法。
  12. 【請求項12】 請求項10又は請求項11のいずれか
    に記載のガスメータの衝撃検出方法において、 前記所定継続時間範囲は、5[秒]〜30[秒]である
    ことを特徴とするガスメータの衝撃検出方法。
  13. 【請求項13】 請求項8又は請求項9記載のガスメー
    タにおける衝撃検出方法を用いたガスメータの制御方法
    において、 前記ガスメータは遮断制御信号に基づいてガスを遮断す
    る遮断弁を有し、 前記衝撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に
    含まれる場合に前記遮断弁を遮断すべく前記遮断制御信
    号を出力する遮断制御工程を備えたことを特徴とするガ
    スメータの制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項10乃至請求項12記載のガス
    メータにおける衝撃検出方法を用いたガスメータの制御
    方法において、 前記ガスメータは遮断制御信号に基づいてガスを遮断す
    る遮断弁を有し、 前記衝撃値データに対応する衝撃値が所定衝撃値範囲に
    含まれ、かつ、その継続時間が所定継続時間範囲内に含
    まれる場合に前記遮断弁を遮断すべく前記遮断制御信号
    を出力する遮断制御工程を備えたことを特徴とするガス
    メータの制御方法。
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