JP3038938B2 - ガス遮断システム - Google Patents
ガス遮断システムInfo
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- JP3038938B2 JP3038938B2 JP3016376A JP1637691A JP3038938B2 JP 3038938 B2 JP3038938 B2 JP 3038938B2 JP 3016376 A JP3016376 A JP 3016376A JP 1637691 A JP1637691 A JP 1637691A JP 3038938 B2 JP3038938 B2 JP 3038938B2
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- Japan
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の震度以上の地震
発生時に作動してガスを遮断するガス遮断装置を複数用
いてなるガス遮断システムに係り、詳しくは、地震以外
の振動による誤動作を軽減したガス遮断システムに関す
る。
発生時に作動してガスを遮断するガス遮断装置を複数用
いてなるガス遮断システムに係り、詳しくは、地震以外
の振動による誤動作を軽減したガス遮断システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のガス遮断装置として、地震を感
知する感震器と、この感震器出力に応答する制御部と、
制御部出力に応答してガス器具のコックの開閉制御、つ
まりガス路の開放・遮断をするガス遮断部とからなるも
のがある。
知する感震器と、この感震器出力に応答する制御部と、
制御部出力に応答してガス器具のコックの開閉制御、つ
まりガス路の開放・遮断をするガス遮断部とからなるも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなガス遮断装
置においては、当該感震器が配備されている場所で地震
の有無を判定するために、例えば地震でないのにこれに
類似した振動に感震器が作動してガス器具コックが締ま
るという誤動作をすることがある。
置においては、当該感震器が配備されている場所で地震
の有無を判定するために、例えば地震でないのにこれに
類似した振動に感震器が作動してガス器具コックが締ま
るという誤動作をすることがある。
【0004】したがって、本発明においては、複数のガ
ス遮断装置を相互に通信ラインで接続するとともに、自
己のガス遮断装置による地震の有無判定と、通信ライン
を介して与えられる他のガス遮断装置からの地震の有無
判定とで、総合的な地震の有無判定を行うようにし、そ
の誤動作を軽減できるようにすることを目的としてい
る。
ス遮断装置を相互に通信ラインで接続するとともに、自
己のガス遮断装置による地震の有無判定と、通信ライン
を介して与えられる他のガス遮断装置からの地震の有無
判定とで、総合的な地震の有無判定を行うようにし、そ
の誤動作を軽減できるようにすることを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のガス遮断システムにおいては、複数
のガス遮断装置を通信ラインで相互に接続してなり、各
ガス遮断装置は、それぞれ、感震器と、制御部とを少な
くとも有しており、各感震器は、地震等の振動を感知出
力するものであり、各制御部は、感震器出力から所定以
上の震度の地震の有無を判定し、その判定に係る信号を
通信ラインを介して他のガス遮断装置に送信するととも
に、該通信ラインを介する他のガス遮断装置からの地震
の有無の判定に係る信号を受信する一方、両判定信号に
基づいて地震の有無の総合判定を行うものであり、か
つ、地震であると総合判定したときにガス遮断のための
制御信号を出力するものであることを特徴としている。
るために、本発明のガス遮断システムにおいては、複数
のガス遮断装置を通信ラインで相互に接続してなり、各
ガス遮断装置は、それぞれ、感震器と、制御部とを少な
くとも有しており、各感震器は、地震等の振動を感知出
力するものであり、各制御部は、感震器出力から所定以
上の震度の地震の有無を判定し、その判定に係る信号を
通信ラインを介して他のガス遮断装置に送信するととも
に、該通信ラインを介する他のガス遮断装置からの地震
の有無の判定に係る信号を受信する一方、両判定信号に
基づいて地震の有無の総合判定を行うものであり、か
つ、地震であると総合判定したときにガス遮断のための
制御信号を出力するものであることを特徴としている。
【0006】
【作用】当該ガス遮断装置内の制御部は、自己の感震器
出力から所定以上の震度の地震の判定を行い、その判定
に係る信号を通信ラインを介して他のガス遮断装置に送
信するとともに、該通信ラインを介する他のガス遮断装
置からの地震の有無に係る信号を受信する一方、両判定
信号に基づいて地震の有無の総合判定を行なう。
出力から所定以上の震度の地震の判定を行い、その判定
に係る信号を通信ラインを介して他のガス遮断装置に送
信するとともに、該通信ラインを介する他のガス遮断装
置からの地震の有無に係る信号を受信する一方、両判定
信号に基づいて地震の有無の総合判定を行なう。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
【0008】図1は、本発明の実施例に係るガス遮断シ
ステムを示す図であり、同図において、10,20はそ
れぞれガス遮断装置である。各ガス遮断装置10,20
はそれぞれ、通信ライン30で相互に接続されている。
各ガス遮断装置10,20は、それぞれ、同じ構成の感
震器101,201と、制御部102,202と、ガス
遮断部103,203とを有している。
ステムを示す図であり、同図において、10,20はそ
れぞれガス遮断装置である。各ガス遮断装置10,20
はそれぞれ、通信ライン30で相互に接続されている。
各ガス遮断装置10,20は、それぞれ、同じ構成の感
震器101,201と、制御部102,202と、ガス
遮断部103,203とを有している。
【0009】ここで、両ガス遮断装置10,20は同じ
内部構成であるから、一方のガス遮断装置10の内部構
成について説明し、他方のガス遮断装置20の内部構成
の説明は省略する。
内部構成であるから、一方のガス遮断装置10の内部構
成について説明し、他方のガス遮断装置20の内部構成
の説明は省略する。
【0010】感震器101は、地震に応答して振動して
オンオフするスイッチと、このスイッチのオンオフに対
応した長さの電気的なパルスを生成出力する回路とを備
えている。制御部102は、感震器101から所定長の
パルスが例えば数回程度出力されてきたときには所定以
上の震度の地震であると個別判定する個別判定部と、そ
の判定に係る信号を通信ライン30を介して他のガス遮
断装置20の制御部202に送信する送信部と、該通信
ライン30を介する他のガス遮断装置20の制御部20
2からの地震の有無の判定に係る信号を受信する受信部
と、両判定信号に基づいて地震の有無の総合判定を行う
とともに、その総合判定結果に対応したガス遮断信号を
総合判定部とを有している。ガス遮断部103は、制御
部102の総合判定部からの総合判定信号に応答動作
し、ガスコックを開閉駆動するようになっている。
オンオフするスイッチと、このスイッチのオンオフに対
応した長さの電気的なパルスを生成出力する回路とを備
えている。制御部102は、感震器101から所定長の
パルスが例えば数回程度出力されてきたときには所定以
上の震度の地震であると個別判定する個別判定部と、そ
の判定に係る信号を通信ライン30を介して他のガス遮
断装置20の制御部202に送信する送信部と、該通信
ライン30を介する他のガス遮断装置20の制御部20
2からの地震の有無の判定に係る信号を受信する受信部
と、両判定信号に基づいて地震の有無の総合判定を行う
とともに、その総合判定結果に対応したガス遮断信号を
総合判定部とを有している。ガス遮断部103は、制御
部102の総合判定部からの総合判定信号に応答動作
し、ガスコックを開閉駆動するようになっている。
【0011】図3のフローチャートを参照してガス遮断
装置10の動作を説明する。
装置10の動作を説明する。
【0012】スタートしてステップn1で、制御部10
2は感震器101出力を入力する。ステップn2におい
て、制御部102は、個別判定部で感震器101出力か
ら地震の有無の個別判定を行なってステップn3に移行
する。ステップn3において、地震有りと判定したとき
はステップn4に移行する。ステップn4においては、
その個別判定結果をそれの送信部でもって通信ライン3
0を介して他のガス遮断装置20に送信する。
2は感震器101出力を入力する。ステップn2におい
て、制御部102は、個別判定部で感震器101出力か
ら地震の有無の個別判定を行なってステップn3に移行
する。ステップn3において、地震有りと判定したとき
はステップn4に移行する。ステップn4においては、
その個別判定結果をそれの送信部でもって通信ライン3
0を介して他のガス遮断装置20に送信する。
【0013】一方、ステップn5においては受信部で当
該他のガス遮断装置20からの個別判定結果を受信し、
ステップn6においては、総合判定部で両判定結果から
地震の有無の総合判定を行い、ステップn7で地震有り
のときはステップn8でガス路を遮断する。
該他のガス遮断装置20からの個別判定結果を受信し、
ステップn6においては、総合判定部で両判定結果から
地震の有無の総合判定を行い、ステップn7で地震有り
のときはステップn8でガス路を遮断する。
【0014】なお、この総合判定においてガス遮断装置
10は、少なくとも一方の判定結果が地震無しのとき
は、地震無しと判定し、両判定結果が共に地震有りのと
きは地震有りと総合判定する。この総合判定に従うと、
例えば地震ではない他の原因による振動によって、当該
ガス遮断装置10では地震有りと誤判定しても、他のガ
ス遮断装置20では地震無しと判定することで地震でな
いのに地震有りとする誤判定を防止することができる。
10は、少なくとも一方の判定結果が地震無しのとき
は、地震無しと判定し、両判定結果が共に地震有りのと
きは地震有りと総合判定する。この総合判定に従うと、
例えば地震ではない他の原因による振動によって、当該
ガス遮断装置10では地震有りと誤判定しても、他のガ
ス遮断装置20では地震無しと判定することで地震でな
いのに地震有りとする誤判定を防止することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数のガ
ス遮断装置を相互に通信ラインで接続するとともに、自
己のガス遮断装置による地震の有無判定と、通信ライン
を介して与えられる他のガス遮断装置からの地震の有無
判定とで、総合的な地震の有無判定を行うようにしたか
ら、単独のガス遮断装置で地震の有無の判定を行う場合
にくらべて誤動作を軽減できる。
ス遮断装置を相互に通信ラインで接続するとともに、自
己のガス遮断装置による地震の有無判定と、通信ライン
を介して与えられる他のガス遮断装置からの地震の有無
判定とで、総合的な地震の有無判定を行うようにしたか
ら、単独のガス遮断装置で地震の有無の判定を行う場合
にくらべて誤動作を軽減できる。
【図1】本発明の実施例に係るガス遮断システムを示す
図である。
図である。
【図2】本実施例のガス遮断システムを集合住宅に適用
した場合を示す図である。
した場合を示す図である。
【図3】実施例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
る。
10,20 ガス遮断装置 101,201 感震器 102,202 制御部 103,203 ガス遮断部 30 通信ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−62301(JP,A) 特開 昭59−85199(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/24 111 F17D 1/02 F23N 5/26 G08B 21/00 H04Q 9/00 301
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のガス遮断装置(10,20)を通
信ライン(30)で相互に接続してなり、 各ガス遮断装置(10,20)は、それぞれ、感震器
(101,201)と、制御部(102,202)とを
有しており、 各感震器(101,201)は、地震等の振動を感知出
力するものであり、 各制御部(102,202)は、感震器(101,20
1)出力から所定以上の震度の地震の有無を判定し、そ
の判定に係る信号を通信ライン(30)を介して他のガ
ス遮断装置に送信するとともに、該通信ライン(30)
を介する他のガス遮断装置からの地震の有無の判定に係
る信号を受信する一方、両判定信号に基づいて地震の有
無の総合判定を行うものであることを特徴とするガス遮
断システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3016376A JP3038938B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | ガス遮断システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3016376A JP3038938B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | ガス遮断システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0650535A JPH0650535A (ja) | 1994-02-22 |
JP3038938B2 true JP3038938B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=11914572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3016376A Expired - Fee Related JP3038938B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | ガス遮断システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3038938B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4626011B2 (ja) * | 2000-05-15 | 2011-02-02 | パナソニック株式会社 | ガス保安システム |
JP4830786B2 (ja) * | 2006-10-24 | 2011-12-07 | パナソニック株式会社 | ガス制御装置 |
JP5095987B2 (ja) * | 2006-12-05 | 2012-12-12 | 東光東芝メーターシステムズ株式会社 | ガスメータとその制御方法 |
US8391563B2 (en) * | 2010-05-25 | 2013-03-05 | Sony Corporation | Using computer video camera to detect earthquake |
KR101362239B1 (ko) * | 2012-04-30 | 2014-02-13 | 린나이코리아 주식회사 | 복수의 마이컴을 구비한 보일러에서 마이컴 상호 감시를 통한 가스안전 차단방법 |
JP6738669B2 (ja) * | 2016-06-23 | 2020-08-12 | リンナイ株式会社 | 加熱装置 |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP3016376A patent/JP3038938B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0650535A (ja) | 1994-02-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |