JP6857814B2 - マイコン式ガスメーター - Google Patents

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Description

本発明は、加速度による地震検出機能を有するマイコン式ガスメーターに関するものである。
従来、加速度を測定し地震の検知を行う感震センサーにおいて、電力を抑えた待機モードと待機モードよりも電力の大きい測定モードを遷移して動作し、加速度が所定の閾値を越えた場合に待機モードから測定モードに移行し、加速度をフィルタリングしてこのフィルタリングの結果に基づき地震か否かを判定(いわゆるノイズ判定)し、地震が発生したと判定した場合は地震の規模の指標値を計算した後、待機モードに移行し、また、地震が発生していないと判断した場合は待機モードにすぐに移行することで、加速度センサーのサンプリング回数やマイクロコンピューターの処理能力を制御して、感震センサーの消費電流を抑制する提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−015604号公報
このように、加速度センサーが検出する加速度情報は地震発生による加速度パターンだけには限らず、特にガスメーターの感震機能に応用する場合は、ガス配管への衝撃によるメーターの揺れや、屋外設置であるがゆえ自動車や列車などの通過による振動の伝搬、暴風雨などによる揺れや振動など多くのノイズ要因が存在する。
そして、ノイズ除去を目的とし、移動平均によるローパスフィルタなどによるフィルタリングが提案されているが、マイコンのプログラムロジックに頼った人為的なものであり、設置環境で生じる加速度情報を必ずしも地震か否かに判別できるとは限らない。地震か否かが判別できず、測定モードが継続すると想定以上に電流を消費するとこになる。また、その要因は設置環境に拠るところが大きく、繰り返し発生する可能性がある。
従って、限られた電池電源で検満期間(例えば、10年間)を動作しなければならないマイコン式ガスメーターの寿命に関わる課題となる。
本発明は、かかる事情を鑑みてなされたもので、予期できない揺れで生じる不具合事象を顕在化し、対処を促すようにすることを目的とする。
このような課題を解決するために、本発明のマイコン式ガスメーターは、ガスを計量するガス計量部と、ガスの遮断と供給を行うガス遮断弁と、ガスの計量や遮断を制御するメーター制御部と、電池電源を備えたマイコン式ガスメーターであって、前記メーター制御部は、加速度を測定して地震を検出する感震部を有し、前記感震部は、電力を抑えた待機モード及び待機モードよりも電力の大きい測定モードで動作し、加速度が所定の閾値を越えた場合、前記待機モードから前記測定モードに移行し、測定した加速度から地震か否かを判定するものであり、前記メーター制御部は、前記感震部が地震か否かを判定できない状況が所定時間継続または所定回数発生した場合、報知する。
これによって、感震部での地震か否かの判断の時間が継続したり、その状況が頻発したりして電力の大きい測定モードでの動作機会が増えると、メーター制御部が警報を発することが出来る。
本発明のマイコン式ガスメーターは、地震かノイズかを判断できない状況を監視し、想定外に電池消耗するような時に、外部に警報を発することができる。
本発明の実施の形態におけるマイコン式ガスメーターの構成の一例を示すブロック図 本発明の実施の形態における感震部の機能の一例を示すブロック図 (1)本発明の実施の形態における感震処理の一例を示すフローチャート、(2)本実施の形態における警報処理の一例を示すフローチャート 本発明の実施の形態で測定される加速度と閾値を示すチャート図
第1の発明は、ガスを計量するガス計量部と、ガスの遮断と供給を行うガス遮断弁と、ガスの計量や遮断を制御するメーター制御部と、電池電源を備えたマイコン式ガスメーターであって、前記メーター制御部は、加速度を測定して地震を検出する感震部を有し、前記感震部は、電力を抑えた待機モード及び待機モードよりも電力の大きい測定モードで動作し、加速度が所定の閾値を越えた場合、前記待機モードから前記測定モードに移行し、測定した加速度から地震か否かを判定するものであり、前記メーター制御部は、前記感震部が地震か否かを判定できない状況が所定時間継続または所定回数発生した場合、報知することを特徴とすることにより、電力の大きい測定モードにおいて地震か否かの判断ができない状況となった場合でも、その発生時間や発生頻度により、メーター制御器が警報を出力するので、メーターが異常な環境に設置されていることが顕在化され、メンテナンス処置により想定外の過度な電力消費を防ぐことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記メーター制御部は、前記感震部が地震か否かを判定できない状況が所定時間継続または所定回数発生した場合、前記ガス遮断弁によりガスを遮断し、前記感震部への給電を止めることを特徴とすることにより、ガスを遮断し安全確保した上で感震部の動作を止め、自律的に過度な電力消費を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は本発明の実施の形態におけるマイコン式ガスメーターの構成の一例を示すブロック図、図2は感震部の機能の一例を示すブロック図、図3は感震処理と警報処理の一例を示すフローチャート、図4は加速度と閾値を示すチャート図である。
図1において、マイコン式ガスメーターは、通過ガス中の超音波の伝搬速度により通過ガスの流速を測定しガス流量を計測するガス計量部1と、ガスを遮断または供給するガス遮断弁2と、ガスメーター機能の制御を担うメーター制御器3と、電気系統全体に給電する電池電源4と、ガス供給経路の圧力を監視する圧力センサー5を有する。
電池電源4は、リチウム一次電池を複数本並列接続して構成し、電気系統が検定満了期間(例えば10年間)に消費する電流容量に見合った分の電池容量を保有する。
ガス計量部1は、他にサーマルフローセンサー方式のものや所定容積の計量膜の動きに連動して磁石を回転させて磁界の変化を磁気スイッチで検出する方式(膜式)のものでもよい。また、ガス遮断弁2は、ステッピングモータで駆動するものやソレノイドの磁力の反発力を利用して駆動するものがある。また、圧力センサー5は、ガスメーターのガス流入側の圧力を監視するもの、およびガス流出側の圧力を監視するものがある。
メーター制御器3は、メーターマイコン30を有し、メーターマイコン30には、地震の揺れを加速度として検知する加速度センサー31と、各種情報を記憶するデータメモリ301と、ガス計量部1の信号を取込む計測回路32、ガス遮断弁2を駆動する遮断弁駆動回路33、圧力センサー5の信号を取込む圧力検知回路34、ガス遮断弁2の負荷相当に電流を流しながら電池電圧の低下を検出する電圧検出回路35、ガス漏れ警報器の信号を取込む警報器回路36、定められた信号体系の有線通信電文をバス方式でやり取りする通信回路37、計量したガス使用量の積算値などを表示する表示部38、各種操作を受付ける接点スイッチや磁気スイッチからなる操作部39が接続されている。
警報器回路36と通信回路37は外部端子6に接続され、警報器などの外部機器が接続可能な構成としてある。
ここで、感震部100は、加速度センサー31とデータメモリ301とメーターマイコン30のソフトウェアの処理の実行により実現される。
加速度センサー31の電源端子はFETなどによるスイッチ素子(図示なし)を介して電池電源4に接続されており、スイッチ素子はメーターマイコン30よりオンオフし、加速度センサー31の電源供給を制御できる構成である。
また、計測震度やSI値などの地震指標値を計算する処理は負担が大きいので、感震処理を専用に行う感震マイコン(図示なし)を設け、メーターマイコン30と端子間で信号伝達するようにして感震部を構成することもできる。しかし、メーターマイコン30により感震処理を行うことは、感震用として設けるマイコンのソフト処理負荷とは関係しない常時流れるデバイス電流を削減することができ、感震部の消費電流の抑制には有効な手段となる。
データメモリ301は、加速度や基準値を記憶するRAMや不揮発性メモリーなどで、これは、メーターマイコン30に用意したフラッシュメモリにて実現することもできる。
図2に示す感震部100のブロック図において、感震部の機能は、加速度センサー31で構成された加速度測定部101と、データメモリ301に組み込まれた加速度記憶部102と、メーターマイコン30で実現される起動判定部103、地震判定部104、オフセット調整部105、地震指標値算出部106、誤振動判定部107、遮断判定部108、出力部109とで構成される。
加速度測定部101は、設定された周期で加速度を測定する。通常、地震を待ち受ける時は、比較的低速(すなわち比較的大きな周期)で加速度の測定を繰り返す(低速サンプリングと言う)。この時、メーターマイコン30は低速動作で処理動作する。このように低速サンプリングで低速処理を行い、消費電力が抑制された状態を「待機モード」と呼ぶものとする。また、加速度測定部101は、予め設定されている閾値よりも大きな加速度を検出した場合、「待機モード」よりも高速(すなわち比較的小さな周期)で加速度の測定を繰り返す(高速サンプリングと言う)。このように高速サンプリングの時は、メーターマイコン30は低速動作または高速動作いずれかで動作する。
なお、地震判定部104、地震指標値算出部106、誤振動判定部107が後述する処理を行う時は高速動作で処理動作する。このように高速サンプリングの状態を「測定モード」と呼ぶものとする。「測定モード」は「待機モード」より加速度の検出精度は向上するが、消費電力が大きくなる。また、「待機モード」から「測定モード」への動作状態の移行を「起動」と呼ぶものとする。
加速度記憶部102は、加速度測定部101が測定した加速度の値を保持する。起動判定部103は、加速度測定部101が測定した加速度の値と、基準値記憶部(図示なし)に保持されている起動するかどうかの判定を行う値である起動閾値とを比較し。加速度の値が起動閾値を超える場合、待機モードから測定モードへ起動させる。また地震判定部104は、加速度測定部101が測定モードで測定した加速度と基準値記憶部(図示なし)に予め設定されたノイズ判定の閾値とを用いて、測定した加速度が地震を示すかノイズであるかを判定する。
地震判定部104がノイズであると判定した場合、オフセット調整部105は、加速度値に対していわゆるオフセット調整を行う。一方、地震判定部104が地震であると判定した場合、地震指標値算出部106は地震の規模を示す指標値を算出し、出力部109に出力する。例えば、指標値は計測震度やSI値を算出するものとする。また、誤振動判定部107は、加速度測定部101が測定した加速度を分析した傾向から誤振動であるか否かを判断する。
そして、遮断判定部108は、誤振動判定部107が誤振動でないと判断し、且つ地震指標値が所定値以上である場合にガス遮断弁2を遮断する信号を出力部109に出力する。出力部109は、メーターマイコン30のRAMにデータを設定することで実現できる。
なお、感震マイコン(図示なし)を設けて構成する場合は、出力部109はマイコン端子(シリアル通信端子、デジタル出力端子)に地震指標値、遮断信号、地震判定中信号を出力することで実現できる。
次に、図3のフローチャートを用いて、本実施の形態における処理を説明する。
図3(1)は、感震部の感震処理の処理フローである。まず、加速度測定部101は、待機モードで加速度を測定する(S1)。待機モードにおいては、加速度測定部101は低速サンプリングを行う。また、起動判定部103は起動する(すなわち測定モードへ移行する)か否かの判定を行う(S2)。本ステップでは、処理S1で測定された加速度が起動閾値(図4に示す閾値1であり、例えば50gal)以下の場合(S2でNO)、処理S1に遷移し待機モードを継続する。一方、処理S1で計測された加速度が起動閾値よりも大きい場合(S2でYES)、加速度測定部101は測定モードに移行し、高速サンプリングを行う(S3)。
また、地震判定部104は、地震判定(言換えればノイズ判定)を行う(S4、S5)。本ステップでは、検知した振動が地震によるものかノイズかを判定する。例えば、振動が所定時間以上続かなければノイズと判定する(S4でYES)。そしてオフセット調整を行い(S7)、地震判定が「判定中」であることをクリアする(S9)。
一方、ノイズと判定できなければ(S4でNO)、地震であるか否かの判定を行う(S5)。例えば、所定時間の振動を分析した後、加速度が起動閾値よりも大きい閾値(図4に示す閾値2であり、例えば100gal)よりも大きい値を示せば地震と判定(S5で
YES)し、地震指標値を算出し(S8)、地震判定が「判定中」であることをクリアする(S9)。地震と判定できなければ(S5でNO)、ノイズでもなく地震でもないこととなり、地震判定を「判定中」とし(S6)、測定モードのまま地震判定を継続する。即ち、ノイズとも地震とも判定できない場合は、処理S3→処理S4→処理S5→処理S6→処理S3を繰返すことになる。
図4(1)のチャート図は、加速度が起動閾値である閾値1を越え測定モードが起動し、その後、地震判定を行う閾値2を越え地震と判定される(図3(1)の処理S5でYESとなる)場合の加速度変化を示す。
図4(2)のチャート図は、加速度が起動閾値である閾値1を越え測定モードが起動した後、地震判定を行う閾値2を超える加速度が現れず、比較的小さな(50galから100galの間の)加速度変化が継続している状態の加速度変化を示す。ノイズでもなく地震でもなく(図3(1)の処理S5でNO)、地震判定部104は地震判定を継続することになる。
この状態は、ガス配管を経由してメーター筐体が微振動するような場合が想定でき、メーターの使用期間において、継続的また断続的に発生すると、比較的消費電力の大きい測定モードのまま地震判定を続けることとなり、予め想定した電池容量を超える電力を消費してしまう可能性が生じる。
マイコン式ガスメーターにおける感震部100の役割は、いつ発生するか判らない地震を待ち受け判定することであり、加速度変化があれば加速度を測定し判定を続けなければならない。例えば、地震判定の継続、即ち、図3(1)で処理S3→処理S4→処理S5→処理S6→処理S3を繰返す場合に、意図的に終了し待機モード(図3(1)の処理S1)に遷移するようにしても、図4の閾値1から閾値2の間くらいの加速度変化が生じる要因があれば、再度起動判定(図3(1)の処理S2)し、測定モード(図3(1)S3)に至ることとなる。
そこで、本実施の形態においては、図3(2)のフローチャートに示す処理により地震判定が継続する場合に警告を行うことができる。
図3(2)は、感震処理での地震判定の状況を監視する警報処理の処理フローである。地震判定が「判定中」であれば(S10でYES)、その状態が継続する時間を判定する(S11)。所定時間(例えば、1時間)が経過すれば(S11でYES)、異常警報を出力する(S12)。例えば、マイコン式ガスメーターの表示部38に警告記号を表示する。または、マイコン式ガスメーターの通信機能を使い外部端子6に接続された無線器(図示なし)にて、警報電文を管理センター(図示なし)に発信するなどができる。または、積極的に表示や発信をせずとも、異常警報データをデータメモリ301に残しておき、管理センターより要求があった時に異常警報を発信することとしても良い。
なお、処理S12で異常警報を出力する判定条件を、上記所定時間より短い時間(例えば、10分)が所定回数(例えば、10回)発生した時としても良く、メーターマイコン30のプログラムの処理手順を変更することで容易に実現できる。
更に、異常警報を出力したことを数えるカウンタを加算し(S13)、そのカウンタが所定回数に到達したかを判定する(S14)。所定回数(例えば、100回)に到達すれば(S14)、地震判定の動作が異常に長く継続した、または多くの頻度で発生したと判断でき、ガス遮断弁2を遮断し(S15)、加速度センサー31への給電を止める(S16)。
以上のように構成されたマイコン式ガスメーターおいて、継続的または断続的に微振動
を受ける環境に設置されるなど、感震部100が地震判定を継続する状況になっても、メーター制御器3が地震判定の状況を監視し、地震判定動作が所定時間に渡り継続的にまたは断続的に発生した時、表示部38や通信回路37により報知を行うことができる。
また、地震判定動作する状況が更に続き、異常警報が継続的にまた断続的に発生繰り返し発生する時、ガスを遮断し、加速度センサー31への給電を停止する。
以上のように、本実施の形態において、メーター制御器3が感震部100の電力を要する測定モードでの地震判定(ノイズ判定)動作の状況を監視することにより、地震判定が継続する時に報知を行い、電池消耗が進んでいることを顕在化でき、設置条件改善などのメンテナンスの活動につなげられる。
また、地震判定が更に継続する時、継続的な地震判定が繰り返し発生する時は、ガスを遮断し、感震部100の機能停止することで、電池消耗の進行を防ぐことができる。
以上のように、本発明にかかるマイコン式ガスメーターは、電池消耗の進行の顕在化や防止が可能となるので、水道メーターなど、加速度センサーを利用した感震装置を搭載した電池機器の用途にも適用できる。
1 ガス計量部
2 ガス遮断弁
3 メーター制御器
4 電池電源
30 メーターマイコン(感震部)
31 加速度センサー(感震部)
100 感震部
101 加速度測定部
102 加速度記憶部
103 起動判定部
104 地震判定部
301 データメモリ(感震部)

Claims (2)

  1. ガスを計量するガス計量部と、ガスの遮断と供給を行うガス遮断弁と、ガスの計量や遮断を制御するメーター制御部と、電池電源を備えたマイコン式ガスメーターであって、
    前記メーター制御部は、加速度を測定して地震を検出する感震部を有し、
    前記感震部は、電力を抑えた待機モード及び待機モードよりも電力の大きい測定モードで動作し、加速度が所定の閾値を越えた場合、前記待機モードから前記測定モードに移行し、測定した加速度から地震か否かを判定するものであり、
    前記メーター制御部は、前記感震部が地震か否かを判定できない状況が所定時間継続または所定回数発生した場合、報知することを特徴とするマイコン式ガスメーター。
  2. 前記メーター制御部は、前記感震部が地震か否かを判定できない状況が所定時間継続または所定回数発生した場合、前記ガス遮断弁によりガスを遮断し、前記感震部への給電を止めることを特徴とする請求項1に記載のマイコン式ガスメーター。
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