JPH09144442A - 縦枠と横枠の連結構造 - Google Patents

縦枠と横枠の連結構造

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JPH09144442A
JPH09144442A JP31021495A JP31021495A JPH09144442A JP H09144442 A JPH09144442 A JP H09144442A JP 31021495 A JP31021495 A JP 31021495A JP 31021495 A JP31021495 A JP 31021495A JP H09144442 A JPH09144442 A JP H09144442A
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JP31021495A
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Yasuhiro Yamashita
康広 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦枠に加工せずにクサビ金具が振動等で抜け
ないようにする。 【解決手段】 縦板41に縦溝42及び、この縦溝42
に沿ったクサビ片44を設け、このクサビ片44に突起
部48を設けてクサビ金具40し、縦枠10と横枠20
を連結した状態において、このクサビ片44に設けた突
起部48と連結ビス30のビス頭部31を係合してクサ
ビ金具40の抜け出しを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出窓用枠やサッシ
用枠を構成する縦枠と横枠をクサビ金具を利用して連結
する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】縦枠と横枠をクサビ金具を利用して連結
する構造としては種々のものが知られている。例えば、
実公昭49−38348号公報に示すように、縦枠のビ
スホールにワッシャを嵌挿した連結ビスを螺入し、この
連結ビスのビス頭部とワッシャを横枠の透孔に挿通し、
そのビス頭部と横枠との間にクサビ金具を圧入して縦枠
と横枠を連結するものが知られている。
【0003】かかる連結構造であると、振動等によって
クサビ金具が抜けて縦枠と横枠の連結が弛み、縦枠、横
枠に作用する外力で縦枠と横枠が外れることがある。
【0004】このことを解消する連結構造としては、例
えば実開平5−85975号公報に示すように、クサビ
金具に係止片を形成し、その係止片を縦枠の穴に係合し
てクサビ金具が縦枠の長手方向に抜けないようにしたも
のが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の連結構造である
と、振動等によってクサビ金具が抜けることを防止でき
るが、クサビ金具の係止片が係止する穴を縦枠に形成す
ることになり、縦枠の加工が必要となる。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした縦枠と横枠の連結構造を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、縦枠の横枠取
付板に、ビス挿通部を形成し、横枠に連結ビスを螺合し
て取付け、この連結ビスのビス頭部を縦枠の横枠取付板
のビス挿通部より突出させ、縦枠の横枠取付板の内面と
連結ビスのビス頭部との間にクサビ金具を圧入して横枠
の長手方向一端面を縦枠の横枠取付板の外面に突き合せ
連結して成る縦枠と横枠の連結構造において、前記クサ
ビ金具を、縦板に縦溝を形成し、この縦溝の両側縁に沿
って一対のクサビ片を打ち出し成形したものとし、前記
クサビ片に、縦枠と横枠を連結した状態において連結ビ
スと係合する突出部を一体的に形成したことを特徴とす
る縦枠と横枠の連結構造である。
【0008】
【作 用】本発明の連結構造によれば、縦枠と横枠を連
結した状態において、クサビ金具のクサビ片に設けた突
出部と連結ビスが係合するので、振動等によってクサビ
金具が抜けることを防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示すように、縦枠10の横
枠取付板11にはビス挿通部となる一対のビス挿通孔1
2,12が幅方向に間隔を置いて形成してある。横枠2
0の横板21には一対のビスホール22が幅方向に間隔
を置いて一体形成してある。
【0010】連結ビス30はビス頭部31、ビス頭部3
1より小径の軸杆部32、軸杆部32より小径のネジ部
33より成り、そのネジ部33をビスホール22に螺入
して軸杆部32とネジ部33の段差部34をビスホール
22の開口端面22aに当接している。
【0011】クサビ金具40は縦板41に一対の縦溝4
2,42を形成すると共に、その各縦溝42の下部と連
続して大径孔43を形成してある。前記各縦溝42の両
側縁に沿ってクサビ片44がそれぞれ打出し成形してあ
る。このクサビ片44は縦板41と連続した下部傾斜片
45と、この下部傾斜片45の上部と連続した中間片4
6と、この中間片46の上部と縦板41を連続する上部
片47よりクサビ形状としてある。前記下部傾斜片45
と中間片46との境界部分には突出部48が打ち出し成
形してある。
【0012】前記縦板41には一対の成形時位置決め用
穴49が形成してある。クサビ金具40をプレス成形す
る際にこの成形時位置決め用穴49を金型のピンに嵌合
して位置決めできるようにしてある。
【0013】縦枠10と横枠20の連結について説明す
る。図2に示すように、横枠20のビスホール22に連
結ビス30のネジ部33を螺入して軸杆部32とビス頭
部31を突出する。横枠20を縦枠10に向けて横方向
に移動して連結ビス30のビス頭部31を縦枠10のビ
ス挿通孔12に挿通して縦枠10と横枠20を仮保持す
る。
【0014】クサビ金具40の大径孔43をビス頭部3
1より軸杆部32に挿入し、クサビ金具40を木ずち等
で打撃してクサビ片44を弾性変形させながら縦溝42
と軸杆部32をガイドとしてクサビ金具40を下方に移
動してビス頭部31と横枠取付板11の内面11aとの
間にクサビ金具40(クサビ片44)を圧入して横枠2
0の長手方向一端面20aを縦枠10の横枠取付板11
の外面11bに突き合せ連結する。図2において50は
シーラーである。
【0015】これにより、クサビ金具10の縦板41に
設けたクサビ片44の突出部48がビス頭部31の下部
に係合してクサビ金具40が縦枠10の長手方向に抜け
出ることを防止できる。
【0016】図3はクサビ金具の第2実施例を示し、縦
溝42の両側縁に沿って一体的に設けた一対のクサビ片
44における中間片46の対向面下部寄りに突出部51
を相対向して一体的に設けてある。
【0017】このようにすれば、クサビ金具40で縦枠
10と横枠20を連結した状態で、連結ビス30の軸杆
部32の下部が図3に仮想線で示すように一対の突出部
49に係合するから、クサビ金具40が縦枠10の長手
方向に抜け出ることを防止できる。
【0018】
【発明の効果】縦枠と横枠を連結した状態において、ク
サビ金具のクサビ片に設けた突出部と連結ビスが係合す
るので、振動等によってクサビ金具が抜けることを防止
できる。しかも、クサビ金具のクサビ片に突出部を一体
的に設けただけであり、縦枠には抜け止めのために何ら
の加工が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦枠と横枠とクサビ金具
の分解斜視図である。
【図2】連結状態の縦断面図である。
【図3】クサビ金具の他の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
10…縦枠、11…横枠取付板、12…ビス挿通孔、2
0…横枠、22…ビスホール、30…連結ビス、31…
ビス頭部、40…クサビ金具、41…縦板、42…縦
溝、44…クサビ片、48…突出部、51…突出部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦枠の横枠取付板に、ビス挿通部を形成
    し、横枠に連結ビスを螺合して取付け、 この連結ビスのビス頭部を縦枠の横枠取付板のビス挿通
    部より突出させ、縦枠の横枠取付板の内面と連結ビスの
    ビス頭部との間にクサビ金具を圧入して横枠の長手方向
    一端面を縦枠の横枠取付板の外面に突き合せ連結して成
    る縦枠と横枠の連結構造において、 前記クサビ金具を、縦板に縦溝を形成し、この縦溝の両
    側縁に沿って一対のクサビ片を打ち出し成形したものと
    し、 前記クサビ片に、縦枠と横枠を連結した状態において連
    結ビスと係合する突出部を一体的に形成したことを特徴
    とする縦枠と横枠の連結構造。
JP31021495A 1995-11-29 1995-11-29 縦枠と横枠の連結構造 Expired - Fee Related JP3343668B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100471961B1 (ko) * 2002-08-07 2005-03-10 광건티앤씨(주) 조립식 문짝
JP2017025589A (ja) * 2015-07-22 2017-02-02 三協立山株式会社 建具
DE102019100108A1 (de) * 2019-01-04 2020-07-09 Stahlmann Consulting Gmbh Eckverbinder zur Herstellung von Montagezargen für Fenster oder Türen

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JP2017025589A (ja) * 2015-07-22 2017-02-02 三協立山株式会社 建具
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