JP2017025589A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】枠体もしくは障子の四隅に使用する補強板を共通の部材により構成することで部品管理を容易とできるとともに、補強板を設置する際に補強板の上下表裏を間違えずに、正確な状態に配置することができ、施工を容易にする。
【解決手段】
縦部材及び横部材のうちの一方の部材に対して、他方の部材を突き合わせて四周に組んでなる枠体もしくは障子と、一方の部材における他方の部材の突き合わせ部位の裏面に配置される補強板とを備え、
補強板は、形状及びビス孔が共通の板状部材からなる少なくとも四枚の組からなり、
四枚の補強板には、窓枠もしくは障子において補強板が配置される位置の表示が、その両面において正常状態及び逆さ状態でそれぞれ一組ずつ示されており、位置の表示は、四枚の補強板において共通するものであって、かつ、補強板が窓枠もしくは障子において正しく配置された状態で読みとり可能となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、窓枠もしくは障子を構成する縦部材と横部材とを、補強板を利用して接続してなる建具に関する。
従来、縦枠に対して横枠端面を当接して四周に組んでなる窓枠を形成することは、周知であるが、その際、強度等を向上させるために、縦枠の横枠が当接する裏面に補強板を配置してなるサッシが公知であった(特許文献1)。
:特許第3772109号
上記先行技術文献に示す建具のように、縦枠の横枠が当接する部分の裏面に補強材を配置することは、それにより接続部の強度を向上させることができるので好ましく、窓枠の四隅において補強材による補強を行うことが考えられる。
このような窓枠もしくは障子の四隅に配置する補強板は、同一形状の補強板によって、四隅のいずれの位置においても使用でき、さらに複数種の窓枠もしくは障子に兼用できることが部品管理の点から好ましく、そのため、補強板には多数のネジ孔が開けられていた。
そうすると、補強板を窓枠もしくは障子の四隅に配置する際に、補強板をどのように配置しても縦枠及び横枠に設けられているネジ孔に近接したネジ孔が存在するので、補強板の上下や表裏が正しく配置されているのかわかりにくく、施工に手間がかかっていたし、最悪の場合には無理にネジを螺合してしまって縦枠のネジ孔等を破損してしまう危険性があった。
本発明は、上記の事情を鑑み、窓枠もしくは障子の四隅に配置する補強板について、補強板を同一形状の部材とすることにより部品管理を容易としながら、補強材を的確な位置に簡単に配置できる建具を提供することを目的とする。
本発明は、縦部材及び横部材のうちの一方の部材に対して、他方の部材を突き合わせて四周に組んでなる窓枠もしくは障子と、一方の部材における他方の部材の突き合わせ部位の裏面に配置される補強板とを備え、補強板は、形状及びビス孔が共通の板状部材からなる少なくとも四枚の組からなり、四枚の補強板には、窓枠もしくは障子において補強板が配置される位置表示が、その両面において正常状態及び逆さ状態でそれぞれ一組ずつ示されており、位置表示は、四枚の補強板において共通するものであって、かつ、補強板が窓枠もしくは障子において正しく配置された状態で読みとり可能となることを特徴とする。
窓枠もしくは障子の四隅に使用する補強板を共通の部材により構成することで部品管理を容易にできるとともに、補強板を設置する際に補強板の上下表裏を間違えずに、正確な状態に配置することができ、施工を容易にすることができる。
本発明の実施形態に係る建具の組み立て状態における斜視図である。 本発明の実施形態に係る建具に使用される補強板の表面及び裏面の図である。 本発明の実施形態に係る建具の下枠と補強板との関係を説明するための図であり、(a)は建具がFix窓である場合の側面図、(b)は建具がかまちドアである場合の側面図、(c)は建具が揺動窓である場合の側面図である。 本発明の実施形態に係る建具の補強板を四隅に配置する方法を説明する図であり、(a)は上枠左側の側面図、(b)は上枠右側の側面図、(c)は下枠左側の側面図、(d)は下枠右側の側面図である。
(全体の構成)
本発明の実施形態に係る建具について図面を用いて説明する。
本発明の実施形態に係る建具は、図1に示されるように、左右の縦枠13,14の見込み面131,141の内周側に上枠11及び下枠12の左右両端面を当接し、見込み面131,141の外周側よりネジ止めして接続し四周に組んでなる窓枠1を有するものである。
以下、左右の縦枠13,14の見込み面131,141の内周側への上枠11及び下枠12端面の接続について、上枠11と左縦枠13との接続を用いて説明する。
上枠11は、例えばアルミ合金等の材料を押出成形してなり、中空構造の上枠本体部111と、上枠本体部111の室外側内周部に形成されるガラス間口溝112を有しており、上枠本体部111の中空構造部の2箇所にはネジホール111a,111bが形成されている。
一方、左縦枠13は、枠体1の内周面となる見込み面131を有し、見込み面131の上方所定位置、具体的には上枠11を接続する際に上枠11に形成されたネジホール111a,111bが対向する位置に、ネジ孔131a,131bが形成されている。
そして、左縦枠13の見込み面131の内周面上端位置に上枠11の端面を当接させるとともに、上枠11の端面が当接された見込み面131の外周面に対して、ネジ孔131a,131bに対応するネジ孔5a,5bが形成された補強板5を配置してネジ止めすることにより、上枠11と左縦枠13とを補強板5により補強しながら強固に接続している。上枠11と右縦枠14及び下枠12と左右の縦枠13,14の接続部についても、基本的な構成については同じである。
(補強板の構成)
上記上枠11と左縦枠13との接続を補強する補強板5は、図2に示すように、平面視略矩形の板状部材からなり、補強板5を貫通するネジ孔が形成されている。補強板5に形成されるネジ孔は、仮に補強板5を、図1に示す建具の上枠11と左右の縦枠13,14の接続専用の補強板5とするのであれば、上枠11のネジホール111a,111bに対応したネジ孔5a,5bのみを形成すればよいが、通常、補強板5は部材管理の点から、様々な建具において、また、上下枠において兼用できるように形成されている。
従って、補強板5には、ネジ孔5a,5bに加えて、例えば、図3(a)に示すFix窓の下枠12Aに用いる際に必要となるネジ孔5c,5dや、図3(b)に示すかまちドア等の下枠12Bに用いる際に必要となるネジ孔5e,5fや、図3(c)に示すスイング系建具の下枠12Cに用いる際に必要となるネジ孔5d(図5aと同じ位置),5gといった、補強板5により補強する対象となる建具に応じてその位置が異なった複数のネジ孔5a,5b,・・・が形成されている。
さらに、図3においては、各種建具の下枠との接続部位に配置される状態についてのみ説明しているが、補強板5には、各種建具の上枠との接続部位に配置される状態において上枠11のネジホール111a,111bに対応した位置にもネジ孔が必要であり、即ち、補強板5により接続を補強する横部材と縦部材の種類に応じた多数のネジ孔が必要となる。
このように、補強板5には多数のネジ孔が必要となるが、特に建具においては、その種類によってネジホールの位置が大きく異なるものではないことから、補強板5の所定位置にネジ孔が集中してしまいネジ孔による安定した固定ができずに補強板5として機能しなくなることがある。
本発明の実施形態の建具の補強板5においては、上枠11の接続を補強する場合と下枠12を補強する場合で補強板5を上下反対に設定することにより、すなわち、下枠12の接続を補強する際には、どのような建具であっても補強板5の一方の辺(上辺)51を上方に配置した状態で下枠12のネジホール121a,121bに対応するネジ孔が形成され、上枠11の接続を補強する際には、補強板5の他方の辺(下辺)52を上方に配置した状態で上枠11のネジホール111a,111bに対応するネジ孔が形成されることで、上枠11用と下枠12用のネジ孔を分散させて密集を抑制している。
このように、補強板5を上下反対に設定することによりネジ孔の密集をある程度抑制することはできるが、依然として、横部材と縦部材との接続を補強する補強板5には、多数のネジ孔5a,5b,・・・が形成されており、位置が微妙に異なるだけのネジ孔同士が連続して一体となるなど一見してその差が判別しにくい。そして、補強板5を配置する際にその上下の向きを考慮する必要があることから、例えば左縦枠13の見込み面131の外周に配置する際に補強板の向き(上下、表裏)について注意しなくてはならず、作業が煩雑となっていた。さらに、補強板5の上下方向や表裏を誤って配置したとしても、補強板5の左縦枠13の見込み面131に形成されたネジ孔131a,131bに近接する位置にもネジ孔が存在することがあり、誤ったままネジ止めしてしまう危険性もあった。
そこで、本発明の実施形態に係る補強板5には、その表裏面に、補強板5を正しく配置するための表示がなされている。
具体的には、図2(a)に示すように、補強板5の上辺51を上方に配置し、左辺53を左側に配置したときの一方の面(表面)には「下左」の正常状態の表示と「上右」の逆さ状態の表示とが組となった第1の表示71が示されており、図2(b)に示すように、同じく補強板5の上辺51を上方に配置し、右辺54を左側に配置したときの補強板5の他方の面(裏面)には「下右」の正常状態の表示と「上左」の逆さ状態の表示とが組となった第2の表示72が示されている。これにより、補強板5の両面には、四隅を表す位置表示である「上左」、「上右」、「下左」、「下右」のすべてが補強板5のいずれかの面に、かつ、いずれか一つの位置表示が正常状態、すなわち判読可能に記載されている。
そして、上記補強板5を使用するに際しては、例えば図4(a)に示すように、補強板5により枠体1の左上部分(上枠11と左縦枠13との接続部)についての補強を行うときには、補強板5の両面に表示された「上左」の位置表示が正しく読めるように、すなわち「上左」の位置表示が正常状態に表示されるように補強材5の向きを設定することにより、枠体1の左上部分に対して補強板5が正しい向きで配置される。
その後、ネジにより左縦枠13に形成されたネジ孔131a,131b(図示はない)と一致したネジ孔5x,5y(図示はない)を使用してネジ止め固定することで上枠11と左縦枠13とを正確にかつ簡単に接続することができる。
その他の接続部についても、同様に、その接続部を示す位置表示が正しく読めるように配置することで、補強板5を自然と正しい向きに配置することができる。
以上のように、特に、建具に用いる補強板は、そのネジ孔の密集を防止するために、上枠と下枠とを補強する場合で補強板の上下を換えてネジ孔の位置を設定することが有効であるが、そのために作業が繁雑になったり、補強材の種類が増加して管理が煩雑になったりするという問題が生じるところ、本発明の実施形態の建具においては、全くおなじ補強板でありながら、その設置位置に応じて補強板の設置状態を正確に把握することができるので、補強板を用いた接続作業を簡単明瞭にしながら、部品管理を煩雑にすることを防止できる。
なお、本発明の建具において補強板により補強される枠体は、建物開口部に取り付けられる窓枠に限定されるものではなく、サッシやドア等の障子であってもよく、その種類は限定されるものではない。
1 :窓枠
11 :上枠
111 :上枠本体部
111a :ネジホール
111b :ネジホール
112 :ガラス間口溝
12 :下枠
121a :ネジホール
121b :ネジホール
13 :左縦枠
131 :見込み面
131a :ネジ孔
131b :ネジ孔
14 :右縦枠
141 :見込み面
5 :補強板
51 :上辺
71 :第1の表示
72 :第2の表示

Claims (1)

  1. 縦部材及び横部材のうちの一方の部材に対して、他方の部材を突き合わせて四周に組んでなる枠体もしくは障子と、一方の部材における他方の部材の突き合わせ部位の裏面に配置される補強板とを備え、
    補強板は、形状及びビス孔が共通の板状部材からなる少なくとも四枚の組からなり、
    四枚の補強板には、窓枠もしくは障子において補強板が配置される位置表示が、その両面において正常状態及び逆さ状態でそれぞれ一組ずつ示されており、位置表示は、四枚の補強板において共通するものであって、かつ、補強板が窓枠もしくは障子において正しく配置された状態で読みとり可能となる
    ことを特徴とする建具。

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