JP3343668B2 - 縦枠と横枠の連結構造 - Google Patents

縦枠と横枠の連結構造

Info

Publication number
JP3343668B2
JP3343668B2 JP31021495A JP31021495A JP3343668B2 JP 3343668 B2 JP3343668 B2 JP 3343668B2 JP 31021495 A JP31021495 A JP 31021495A JP 31021495 A JP31021495 A JP 31021495A JP 3343668 B2 JP3343668 B2 JP 3343668B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical
frame
horizontal frame
wedge
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31021495A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09144442A (ja
Inventor
康広 山下
Original Assignee
ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社 filed Critical ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
Priority to JP31021495A priority Critical patent/JP3343668B2/ja
Publication of JPH09144442A publication Critical patent/JPH09144442A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3343668B2 publication Critical patent/JP3343668B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出窓用枠やサッシ
用枠を構成する縦枠と横枠をクサビ金具を利用して連結
する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】縦枠と横枠をクサビ金具を利用して連結
する構造としては種々のものが知られている。例えば、
実公昭49−38348号公報に示すように、縦枠のビ
スホールにワッシャを嵌挿した連結ビスを螺入し、この
連結ビスのビス頭部とワッシャを横枠の透孔に挿通し、
そのビス頭部と横枠との間にクサビ金具を圧入して縦枠
と横枠を連結するものが知られている。
【0003】かかる連結構造であると、振動等によって
クサビ金具が抜けて縦枠と横枠の連結が弛み、縦枠、横
枠に作用する外力で縦枠と横枠が外れることがある。
【0004】このことを解消する連結構造としては、例
えば実開平5−85975号公報に示すように、クサビ
金具に係止片を形成し、その係止片を縦枠の穴に係合し
てクサビ金具が縦枠の長手方向に抜けないようにしたも
のが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の連結構造である
と、振動等によってクサビ金具が抜けることを防止でき
るが、クサビ金具の係止片が係止する穴を縦枠に形成す
ることになり、縦枠の加工が必要となる。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした縦枠と横枠の連結構造を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、縦枠の横枠取
付板に、ビス挿通部を形成し、横枠に連結ビスを螺合し
て取付け、この連結ビスのビス頭部を縦枠の横枠取付板
のビス挿通部より突出させ、縦枠の横枠取付板の内面と
連結ビスのビス頭部との間にクサビ金具を圧入して横枠
の長手方向一端面を縦枠の横枠取付板の外面に突き合せ
連結して成る縦枠と横枠の連結構造において、前記クサ
ビ金具を、縦板に縦溝を形成し、この縦溝の両側縁に沿
って一対のクサビ片を打ち出し成形したものとし、該ク
サビ片は、縦板と連続した下部傾斜片と、この下部傾斜
片の上部と連続した中間片と、この中間片の上部と縦板
を連結する上部片でクサビ形状で、その下部傾斜片と中
間片との境界部分に縦枠と横枠を連結した状態において
連結ビスのビス頭部と係合する突出部が打ち出し成形し
てあることを特徴とする縦枠と横枠の連結構造である。
【0008】
【作 用】本発明の連結構造によれば、縦枠と横枠を連
結した状態において、クサビ金具のクサビ片における下
部傾斜片と中間片との境界部分に打ち出し成形した突出
部と連結ビスのビス頭部が係合するので、振動等によっ
てクサビ金具が抜けることを防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示すように、縦枠10の横
枠取付板11にはビス挿通部となる一対のビス挿通孔1
2,12が幅方向に間隔を置いて形成してある。横枠2
0の横板21には一対のビスホール22が幅方向に間隔
を置いて一体形成してある。
【0010】連結ビス30はビス頭部31、ビス頭部3
1より小径の軸杆部32、軸杆部32より小径のネジ部
33より成り、そのネジ部33をビスホール22に螺入
して軸杆部32とネジ部33の段差部34をビスホール
22の開口端面22aに当接している。
【0011】クサビ金具40は縦板41に一対の縦溝4
2,42を形成すると共に、その各縦溝42の下部と連
続して大径孔43を形成してある。前記各縦溝42の両
側縁に沿ってクサビ片44がそれぞれ打出し成形してあ
る。このクサビ片44は縦板41と連続した下部傾斜片
45と、この下部傾斜片45の上部と連続した中間片4
6と、この中間片46の上部と縦板41を連続する上部
片47よりクサビ形状としてある。前記下部傾斜片45
と中間片46との境界部分には突出部48が打ち出し成
形してある。
【0012】前記縦板41には一対の成形時位置決め用
穴49が形成してある。クサビ金具40をプレス成形す
る際にこの成形時位置決め用穴49を金型のピンに嵌合
して位置決めできるようにしてある。
【0013】縦枠10と横枠20の連結について説明す
る。図2に示すように、横枠20のビスホール22に連
結ビス30のネジ部33を螺入して軸杆部32とビス頭
部31を突出する。横枠20を縦枠10に向けて横方向
に移動して連結ビス30のビス頭部31を縦枠10のビ
ス挿通孔12に挿通して縦枠10と横枠20を仮保持す
る。
【0014】クサビ金具40の大径孔43をビス頭部3
1より軸杆部32に挿入し、クサビ金具40を木ずち等
で打撃してクサビ片44を弾性変形させながら縦溝42
と軸杆部32をガイドとしてクサビ金具40を下方に移
動してビス頭部31と横枠取付板11の内面11aとの
間にクサビ金具40(クサビ片44)を圧入して横枠2
0の長手方向一端面20aを縦枠10の横枠取付板11
の外面11bに突き合せ連結する。図2において50は
シーラーである。
【0015】これにより、クサビ金具10の縦板41に
設けたクサビ片44の突出部48がビス頭部31の下部
に係合してクサビ金具40が縦枠10の長手方向に抜け
出ることを防止できる。
【0016】図3はクサビ金具の第2実施例を示し、縦
溝42の両側縁に沿って一体的に設けた一対のクサビ片
44における中間片46の対向面下部寄りに突出部51
を相対向して一体的に設けてある。
【0017】このようにすれば、クサビ金具40で縦枠
10と横枠20を連結した状態で、連結ビス30の軸杆
部32の下部が図3に仮想線で示すように一対の突出部
49に係合するから、クサビ金具40が縦枠10の長手
方向に抜け出ることを防止できる。
【0018】
【発明の効果】縦枠と横枠を連結した状態において、ク
サビ金具のクサビ片における下部傾斜片と中間片との境
界部分に打ち出し成形した突出部と連結ビスが係合する
ので、振動等によってクサビ金具が抜けることを防止で
きる。しかも、クサビ金具のクサビ片ににおける下部傾
斜片と中間片との境界部分に突出部を打ち出し成形し
だけであり、縦枠には抜け止めのために何らの加工が不
要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦枠と横枠とクサビ金具
の分解斜視図である。
【図2】連結状態の縦断面図である。
【図3】クサビ金具の他の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
10…縦枠、11…横枠取付板、12…ビス挿通孔、2
0…横枠、22…ビスホール、30…連結ビス、31…
ビス頭部、40…クサビ金具、41…縦板、42…縦
溝、44…クサビ片、48…突出部、51…突出部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 1/12 E06B 3/96 - 3/98 E04B 1/38 - 1/60 E04B 2/72 - 2/82

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦枠の横枠取付板に、ビス挿通部を形成
    し、横枠に連結ビスを螺合して取付け、 この連結ビスのビス頭部を縦枠の横枠取付板のビス挿通
    部より突出させ、縦枠の横枠取付板の内面と連結ビスの
    ビス頭部との間にクサビ金具を圧入して横枠の長手方向
    一端面を縦枠の横枠取付板の外面に突き合せ連結して成
    る縦枠と横枠の連結構造において、 前記クサビ金具を、縦板に縦溝を形成し、この縦溝の両
    側縁に沿って一対のクサビ片を打ち出し成形したものと
    し、 該クサビ片は、縦板と連続した下部傾斜片と、この下部
    傾斜片の上部と連続した中間片と、この中間片の上部と
    縦板を連結する上部片でクサビ形状で、その下部傾斜片
    と中間片との境界部分に縦枠と横枠を連結した状態にお
    いて連結ビスのビス頭部と係合する突出部が打ち出し成
    形してあることを特徴とする縦枠と横枠の連結構造。
JP31021495A 1995-11-29 1995-11-29 縦枠と横枠の連結構造 Expired - Fee Related JP3343668B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31021495A JP3343668B2 (ja) 1995-11-29 1995-11-29 縦枠と横枠の連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31021495A JP3343668B2 (ja) 1995-11-29 1995-11-29 縦枠と横枠の連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09144442A JPH09144442A (ja) 1997-06-03
JP3343668B2 true JP3343668B2 (ja) 2002-11-11

Family

ID=18002575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31021495A Expired - Fee Related JP3343668B2 (ja) 1995-11-29 1995-11-29 縦枠と横枠の連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3343668B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100471961B1 (ko) * 2002-08-07 2005-03-10 광건티앤씨(주) 조립식 문짝
JP6444827B2 (ja) * 2015-07-22 2018-12-26 三協立山株式会社 建具
DE102019100108A1 (de) * 2019-01-04 2020-07-09 Stahlmann Consulting Gmbh Eckverbinder zur Herstellung von Montagezargen für Fenster oder Türen

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09144442A (ja) 1997-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3343668B2 (ja) 縦枠と横枠の連結構造
JP4045206B2 (ja) コネクタの支持構造
JP4802685B2 (ja) エレベータの乗場装置
KR102093486B1 (ko) 도어의 가로프레임과 세로프레임의 결합구조
JP2704832B2 (ja) 障子ストッパーの取付構造
JP2001032500A (ja) サイディング外壁板留め付け金具
JPH07233805A (ja) ユニット取付構造
JP3308834B2 (ja) 戸 枠
JP3316586B2 (ja) 金属製建具の枠組み付け構造
JP2542060Y2 (ja) 縦枠と横枠の連結構造
JPH0742184Y2 (ja) 配線器具取付け枠
JP2542062Y2 (ja) 縦枠と横枠の連結構造
JP5064987B2 (ja) 壁用パネル状材の取付金具およびその製造方法
JP2542059Y2 (ja) 縦枠と横枠の連結構造
JPH08128279A (ja) 建具枠の縦枠と横枠の連結構造
JPH019913Y2 (ja)
JP3245075B2 (ja) 引戸構造およびそれに用いるストッパー
JP3409257B2 (ja) 門扉、フェンス等の面体の格子組み構造
JPH0645023Y2 (ja) 商品陳列ケース等のガラス戸用ヒンジ
KR200183394Y1 (ko) 끼움홈이 형성된 프레임과 브라켓트의 상호 체결구조
JPH11141096A (ja) パネル設置用桟材及びそれを用いたパネル装置
JP2542061Y2 (ja) 縦枠と横枠の連結構造
JPH10184216A (ja) 部屋の開口枠構成部材
JPH05198329A (ja) 端子構造
JP2565732Y2 (ja) 開口パネル固定構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070830

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080830

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090830

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100830

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees