JPH0742184Y2 - 配線器具取付け枠 - Google Patents

配線器具取付け枠

Info

Publication number
JPH0742184Y2
JPH0742184Y2 JP1989148901U JP14890189U JPH0742184Y2 JP H0742184 Y2 JPH0742184 Y2 JP H0742184Y2 JP 1989148901 U JP1989148901 U JP 1989148901U JP 14890189 U JP14890189 U JP 14890189U JP H0742184 Y2 JPH0742184 Y2 JP H0742184Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
mounting frame
wiring device
device mounting
wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989148901U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0386722U (ja
Inventor
秀樹 横山
進 中埜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1989148901U priority Critical patent/JPH0742184Y2/ja
Publication of JPH0386722U publication Critical patent/JPH0386722U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0742184Y2 publication Critical patent/JPH0742184Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、配線器具を壁面などに取付けるための配線器
具取付け枠に関するものである。
[従来の技術] 従来から配線器具取付け枠8としては第4図に示すよう
なものが知られている。第5図に示す配線器具取付け枠
本体3の両側には互いに段違いとなった切欠部15を設
け、配線器具取付け枠8を複数個横に連設する際に切欠
部15を嵌合して配線器具取付け枠8同士が段違いとなら
ないように位置決めをしていた。
また、他の従来例としては特公昭64-9810号公報に示さ
れるものが知られている。この特公昭64-9810号公報に
示されたものは、第5図に示すように取付け枠本体3の
一側部に下方に向けて突出する係合部16を設け、他側部
にこの係合部16がはまり込むことのできる上下に貫通し
た係合孔17を設け、隣り合う配線器具取付け枠8同士を
係合孔17に係合部16を上方より嵌め込むことで連設して
いた。
[考案が解決しようとする課題] 前者の従来例にあっては、配線器具取付け枠8を施工す
る際、ねじの締め付け力等により第5図の矢印方向に移
動して連設ピッチ精度が出にくいという問題があった。
また、後者の従来例にあっては、係合部16と係合孔17に
嵌合させるため工事中に作用する力による連設ピッチの
ずれは発生しないが、配線器具取付け枠8同士の連設取
付け時に、必ず、一方向からしか配線器具取付け枠8を
取付けることができず(つまり、先に取り付けた配線器
具取付け枠8の係合孔17に次の配線器具取付け枠8の係
合部16を上方から係合しなければならず、先に取付けた
配線器具取付け枠8の係合部16に後から取付ける配線器
具取付け枠8の係合孔17を係合することはできない)、
工事上の制約があるという問題があった。
本考案は上記した従来例の問題点に鑑みて考案したもの
であって、その目的とするところは、工事中の外力によ
り配線器具取付け枠の取付けピッチがずれることがな
く、また、取付けに当たって、取付け方向の制約がない
配線器具取付け枠を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本考案の配線器具取付け枠
は、配線器具取付け部1及び取付け片部2を有する平板
状の取付け枠本体3の一側部の前後に、互いに逆方向を
向いた鍵状の嵌合突片5,5を外側方に向けて突出させる
とともにこれら嵌合突片5に隣接する切り溝部9を設
け、取付け枠本体3の他側部の前後に上記両嵌合突片5,
5を夫々嵌合することができる形状及び大きさの上下及
び外側方に開口した嵌合溝6,6を設けたことに特徴を有
している。
[作用] 本考案によれば、嵌合突片と嵌合溝とを嵌合させるため
に、取付けピッチがずれたりすることがない上に、上下
方向から嵌合させるとともにこの時に方向性を持たない
ために、取付け方向の制約がなくなったものである。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
第1図、第2図には本考案の一実施例が示してある。配
線器具取付け枠8は、配線器具取付け部1及び取付け片
部2を有する取付け枠本体3の一側部の前後(つまり前
後の取付け片部2の側端部付近)に嵌合突片5を設け、
取付け枠本体3の他側部の前後に嵌合突片5を嵌合する
ことのできる嵌合溝6を形成して構成してあり、この配
線器具取付け枠8は金属やプラスチックにより形成して
ある。ここで、嵌合突片5は先端部が鍵状部4となって
いて外側方に向けて突出させてある。また、嵌合溝6は
嵌合突片5を嵌合することができる形状及び大きさの溝
奥が幅広部となったものであって、上下及び外側方に開
口している。嵌合突片5の基部付近、嵌合溝6の基部付
近にはそれぞれ切り溝部9が設けてあって嵌合突片5部
分、嵌合溝6の周囲部分にそれぞれ弾性を付与するよう
にしてある。取付け枠本体3の一側部の前後にそれぞれ
設けた嵌合突片5は前後方向の片側にのみ膨出した鍵状
になっているとともに、前後一対の嵌合突片5,5におい
て、鍵状部4,4の突出方向が逆となっており、また、取
付け枠本体3の他側部の前後に嵌合突片5を嵌合できる
形状及び大きさの嵌合溝6を設けた構成となっている。
添付図面中10は壁面などに取り付ける際の取付け孔であ
って、取付け片部2に設けてある。また11はプレート取
付け孔である。
しかして、上記のような構成の配線器具取付け枠8は壁
面などに取付けるには取付け孔10にねじを挿入して常法
により取付ける。そして、複数個例えば2個の配線器具
取付け枠8を連設して取付けるには第1図に示すように
先に取付けた配線器具取付け枠8の嵌合突片5乃至嵌合
溝6に隣りに取付ける配線器具取付け枠8の嵌合溝6乃
至嵌合突片5を嵌合するものである。これにより、互い
に隣接する配線器具取付け枠8同士は縦、横への移動が
阻止され、配線器具取付け枠8を押さえなくとも施工で
きることになる。また、この連設に当たって、先に取付
けた方の配線器具取付け枠8の嵌合突片5または嵌合溝
6のいずれの側にも隣りの配線器具取付け枠8の嵌合溝
6または嵌合突片5を嵌合できて施工の方向に制限がな
いものである。
上記第1図乃至第2図に示す実施例にあっては鍵状部4
の突出先端の外側のコーナ部分に面取り部12を形成した
実施例を示しているが、第3図に示す実施例ではこの部
分に面取り部12を形成していない実施例が示してある。
[考案の効果] 本考案にあっては、取付け枠の一側部の前後に互いに逆
方向を向いた鍵状の嵌合突片を設け、取付け枠本体の他
側部の前後に上記両嵌合突片を夫々嵌合することができ
る形状及び大きさの上下及び外側方に開口した嵌合溝を
設けているために、嵌合突片と嵌合溝との嵌合によっ
て、取付け枠同士を外力で取付けピッチがずれたりする
ことがない状態で連設することができるものであり、ま
た嵌合突片を嵌合溝に嵌合させるにあたり、嵌合突片に
切り溝部が隣接しているために、嵌合突片の長さが短く
ても嵌合突片に弾性を付与することができて、嵌合突片
と嵌合溝との嵌合をスムーズに行わせることができるも
のであり、しかも配線器具取付け枠同士を横に連設する
に当たって、先に取付けた配線器具取付け枠の嵌合溝に
後から取付ける配線器具取付け枠の嵌合突片を嵌合する
こともでき、取付け方向の制約がないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の配線器具取付け枠の一実施例の連設状
態の平面図、第2図は同上の要部拡大平面図、第3図は
同上の他の実施例の要部拡大平面図、第4図は従来例の
配線器具取付け枠の連設状態の平面図、第5図は他の従
来例の拡大断面図であって、1は配線器具取付け部、2
は取付け片部、3は取付け枠本体、4は鍵状部、5は嵌
合突片、5aは細首部、6は嵌合溝、7は開口係止縁部で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線器具取付け部及び取付け片部を有する
    平板状の取付け枠本体の一側部の前後に、互いに逆方向
    を向いた鍵状の嵌合突片を外側方に向けて突出させると
    ともにこれら嵌合突片に隣接する切り溝部を設け、取付
    け枠本体の他側部の前後に上記両嵌合突片を夫々嵌合す
    ることができる形状及び大きさの上下及び外側方に開口
    した嵌合溝を設けて成る配線器具取付け枠。
JP1989148901U 1989-12-25 1989-12-25 配線器具取付け枠 Expired - Lifetime JPH0742184Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989148901U JPH0742184Y2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 配線器具取付け枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989148901U JPH0742184Y2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 配線器具取付け枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0386722U JPH0386722U (ja) 1991-09-03
JPH0742184Y2 true JPH0742184Y2 (ja) 1995-09-27

Family

ID=31695331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989148901U Expired - Lifetime JPH0742184Y2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 配線器具取付け枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0742184Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4917015B2 (ja) 2004-03-10 2012-04-18 ドレイパー,インコーポレイテッド 枠構造用係止具
TWM589385U (zh) * 2019-10-04 2020-01-11 謝欣元 牆面插座組件

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5813615U (ja) * 1981-07-20 1983-01-28 三洋電機株式会社 スイツチ取り付け構造
JPS5899720U (ja) * 1981-12-28 1983-07-07 杉本電器株式会社 スイツチ
JPS59121122U (ja) * 1982-09-30 1984-08-15 株式会社京三製作所 スイツチ動作体とケ−スとの結合構造
JPS615851U (ja) * 1984-06-14 1986-01-14 オムロン株式会社 伝票等用紙の接続装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0386722U (ja) 1991-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5580181A (en) Cubic connector structure for connecting frame bars and method of producing same
JP2600044Y2 (ja) バッテリー・ターミナル
US4690599A (en) Self-piercing nut
US3659037A (en) Electrical outlet box
JPH0742184Y2 (ja) 配線器具取付け枠
JPS5854813Y2 (ja) ハ−ネス固着具
JPH0447274U (ja)
JP2593677Y2 (ja) 電気接続箱のナット保持機構
CN214062351U (zh) 方通扣
JP3807828B2 (ja) エレベーター用操作盤
JP3343668B2 (ja) 縦枠と横枠の連結構造
JPH0332806Y2 (ja)
JPH0622040Y2 (ja) ハンギングタイル
JPH04154056A (ja) 端子装置
JPS6233875Y2 (ja)
JPS6033203Y2 (ja) 壁パネルの連結具
JPH0633120Y2 (ja) 換気口等の成形型枠
JPS5825101Y2 (ja) 障子における戸車取付構造
JPS5821294Y2 (ja) 配線器具の取付け枠
JPS6336944Y2 (ja)
JPS631105Y2 (ja)
JPH0231827Y2 (ja)
JP2580974Y2 (ja) メタルコア基板とケースとの取付構造
KR920003134Y1 (ko) 착탈기능을 구비한 기구용 케이스
KR0136663Y1 (ko) 알루미늄 창틀 고정구

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term