JP2571147Y2 - フレーム固定構造 - Google Patents

フレーム固定構造

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JP2571147Y2
JP2571147Y2 JP2492592U JP2492592U JP2571147Y2 JP 2571147 Y2 JP2571147 Y2 JP 2571147Y2 JP 2492592 U JP2492592 U JP 2492592U JP 2492592 U JP2492592 U JP 2492592U JP 2571147 Y2 JP2571147 Y2 JP 2571147Y2
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frame
absorbing
projection
engaging
elongated hole
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JP2492592U
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JPH0578556U (ja
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超 伊藤
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はフレーム同士の固定構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板金よりなるフレーム同士を組み
立てるには、ネジで固定又はかしめで固定している。な
お、この種のフレーム固定構造として、例えば実開昭5
9−110660号公報,実開昭61−196052号
公報等が挙げられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術は、ネジ
止め固定又はかしめ固定であるので、この作業に多大の
時間を要するという問題点があった。
【0004】本考案の目的は、短時間に組立が行えるフ
レーム固定構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の構成は、一方のフレームには、長穴と左右方
向がた吸収用突起とが形成され、他方のフレームには、
前記長穴に挿入され長穴に沿ってスライドさせることに
より長穴の端面に係合する係合部を有する係合突起と、
この係合突起を前記長穴に挿入することにより前記一方
のフレームの上面に弾性力で圧接する上下方向がた吸収
用プラスチック体と、前記係合突起の係合部を前記長穴
の端面に係合させることにより係合部が係合する長穴の
端面と逆方向の前記左右方向がた吸収用突起の側面に弾
性力で圧接する左右方向がた吸収用プラスチック体とが
形成されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】1方のフレームの長穴に他方のフレームの係合
突起を合わせて上方より挿入し、他方のフレームをスラ
イドさせると、係合部が長穴の端面部に係合し、他方の
フレームの上方への抜けが防止される。この場合、左右
方向がた吸収用プラスチック体は、係合部が係合する長
穴の端面と逆方向の左右方向がた吸収用突起の側面に弾
性力で圧接する。これにより、組立方向と逆方向に対し
ては左右方向がた吸収用プラスチック体がストッパとな
り、左右方向のがたが吸収される。また上下方向がた吸
収用プラスチック体が一方のフレームに弾性力によって
圧接するので、上下方向のがたが吸収される。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1乃至図4によ
り説明する。一方の板金よりなるサイドフレーム10の
下端には、他方の板金よりなるベースフレーム20に係
合させる係合突起11、12が形成され、この係合突起
11、12の左側側面に係合部13、14が形成されて
いる。前記ベースフレーム20には前記係合突起11、
12が挿入できる長さを持った長穴21、22が形成さ
れている。またベースフレーム20にはサイドフレーム
10の倒れ防止用突起23がサイドフレーム10の両側
(図には一方側のみ図示)に切り起こして形成されてい
る。そこで、サイドフレーム10を倒れ防止用突起23
間に挿入し、またベースフレーム20の長穴21、22
にサイドフレーム10の係合突起11、12を合わせて
上方より挿入し、サイドフレーム10を矢印A方向(左
側方向)にスライドさせると、係合部13、14が長穴
21、22の端面部に係合し、サイドフレーム10の上
方への抜けが防止される。また倒れ防止用突起23によ
ってサイドフレーム10の倒れが防止される。しかし上
記構造においては、上下方向(矢印B方向)のがた及び
左右方向(矢印C方向)のがたの存在により、サイドフ
レーム10は安定しない。
【0008】サイドフレーム10には、上下方向(矢印
B方向)のがたを吸収する2個の上下方向がた吸収用プ
ラスチック体30、31及び左右方向(矢印C方向)の
がたを吸収する左右方向がた吸収用プラスチック体40
がアウトサートモールドで一体に設けられている。上下
方向がた吸収用プラスチック体30、31は、上方から
下方斜めに伸びて形成され、上端部がサイドフレーム1
0に一体に固定された固定部32とフリーバネ部33と
からなり、フリーバネ部33の先端はベースフレーム2
0に圧接するようになっている。プリンタにおいては対
称形のサイドフレーム10を2枚使用し、互いに連結固
定するので、吸収用プラスチック体30、31はサイド
フレーム10の一方の面に設ければよいが、サイドフレ
ーム10が1枚の場合には一方に倒れるので、これを防
ぐために吸収用プラスチック体30、31はサイドフレ
ーム10の両面に設けるとよい。左右方向がた吸収用プ
ラスチック体40は、水平に伸びて形成され、左端部が
サイドフレーム10に一体に固定された固定部41とフ
リーバネ部42とからなり、フリーバネ部42の先端は
ベースフレーム20の左右方向がた吸収用突起24の左
面に圧接するようになっている。
【0009】次にサイドフレーム10とベースフレーム
20との組立について説明する。前記したように、サイ
ドフレーム10を倒れ防止用突起23間に挿入し、また
ベースフレーム20の長穴21、22にサイドフレーム
10の係合突起11、12を合わせて上方より挿入し、
サイドフレーム10を矢印A方向(左側方向)にスライ
ドさせると、係合部13、14が長穴21、22の端面
部に係合し、サイドフレーム10の上方への抜けが防止
される。この場合、左右方向がた吸収用プラスチック体
40のフリーバネ部42の先端は左右方向がた吸収用突
起24によって上方に撓みながら左右方向がた吸収用突
起24を乗り越え、フリーバネ部42の弾性力によって
左右方向がた吸収用突起24の左側面に圧接する。これ
により、組立方向Aと逆方向に対しては左右方向がた吸
収用プラスチック体40がストッパとなり、左右方向
(矢印C方向)のがたが吸収される。また上下方向がた
吸収用プラスチック体30、31のフリーバネ部33の
先端部分がベースフレーム20に弾性力によって圧接す
るので、上下方向(矢印B方向)のがたが吸収される。
【0010】このように、係合突起11、12を長穴2
1、22に挿入してスライドさせるのみでサイドフレー
ム10はベースフレーム20に組立られるので、短時間
に組立が行える。また本実施例をプリンタに用いた場
合、プリンタにおいては、サイドフレーム10にヘッド
ギャップのクリック調整部50、プラテンの軸受部5
1、取付け用突起部52等がプラスチック体によってア
ウトサートモールドで一体に設けられている。このよう
に、アウトサートモールドで機能部品50乃至52等が
設けられているサイドフレーム10においては、上下方
向がた吸収用プラスチック体30、31及び左右方向が
た吸収用プラスチック体40は前記した機能部品50乃
至52等と同時に設けることができ、従来のようなネジ
止め又はかしめ固定に比べ、前記した効果の他に、工数
削減、部品単価の低減が図れ、組立コストが一層図れ
る。
【0011】
【考案の効果】本考案によれば、フレーム同士を短時間
に組立ることができる。アウトサートモールドでフレー
ムに一体に設けられた機能部品を有するものにおいて
は、該機能部品と同時に上下方向がた吸収用プラスチッ
ク体及び左右方向がた吸収用プラスチック体を設けるこ
とができるので、工数削減、部品単価の低減が図わ、組
立コスト低減が一層図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になるフレーム固定構造の一実施例を示
す一部断面正面図である。
【図2】要部のみを表した斜視図である。
【図3】図1のD−D線断面図である。
【図4】図1のE−E線断面図である。
【符号の説明】
10 サイドフレーム 11、12 係合突起 13、14 係合部 20 ベースフレーム 21、22 長穴 24 左右方向がた吸収用突起 30、31 上下方向がた吸収用プラスチック体 33 フリーバネ部 40 左右方向がた吸収用プラスチック体 42 フリーバネ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のフレームには、長穴と左右方向が
    た吸収用突起とが形成され、他方のフレームには、前記
    長穴に挿入され長穴に沿ってスライドさせることにより
    長穴の端面に係合する係合部を有する係合突起と、この
    係合突起を前記長穴に挿入することにより前記一方のフ
    レームの上面に弾性力で圧接する上下方向がた吸収用プ
    ラスチック体と、前記係合突起の係合部を前記長穴の端
    面に係合させることにより係合部が係合する長穴の端面
    と逆方向の前記左右方向がた吸収用突起の側面に弾性力
    で圧接する左右方向がた吸収用プラスチック体とが形成
    されていることを特徴とするフレーム固定構造。
JP2492592U 1992-03-26 1992-03-26 フレーム固定構造 Expired - Lifetime JP2571147Y2 (ja)

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JP2492592U JP2571147Y2 (ja) 1992-03-26 1992-03-26 フレーム固定構造

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JP2492592U JP2571147Y2 (ja) 1992-03-26 1992-03-26 フレーム固定構造

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Publication Number Publication Date
JPH0578556U JPH0578556U (ja) 1993-10-26
JP2571147Y2 true JP2571147Y2 (ja) 1998-05-13

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