JPS6345705Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6345705Y2 JPS6345705Y2 JP7474682U JP7474682U JPS6345705Y2 JP S6345705 Y2 JPS6345705 Y2 JP S6345705Y2 JP 7474682 U JP7474682 U JP 7474682U JP 7474682 U JP7474682 U JP 7474682U JP S6345705 Y2 JPS6345705 Y2 JP S6345705Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter portion
- large diameter
- push button
- small diameter
- coil spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、機器本体に押し釦を取り付ける押
し釦装置に関し、押し釦を弾付勢するコイルスプ
リングの取り付けを容易にするとともに、釦取付
具への押し釦の取り付けを接着等によることなく
簡単に行なえるようにしたものである。
し釦装置に関し、押し釦を弾付勢するコイルスプ
リングの取り付けを容易にするとともに、釦取付
具への押し釦の取り付けを接着等によることなく
簡単に行なえるようにしたものである。
一般に、機器本体のシヤーシなどに押し釦を取
り付ける場合、押し釦の釦取付具にコイルスプリ
ングを装着して押し釦に弾性を付与するが、釦取
付具の前端の押し釦の取付部分の外径がコイルス
プリングより大きく、しかも、釦取付具の後部に
シヤーシからの抜け止め体が一体に形成されてい
る場合には、コイルスプリングの装着が極めて困
難である。
り付ける場合、押し釦の釦取付具にコイルスプリ
ングを装着して押し釦に弾性を付与するが、釦取
付具の前端の押し釦の取付部分の外径がコイルス
プリングより大きく、しかも、釦取付具の後部に
シヤーシからの抜け止め体が一体に形成されてい
る場合には、コイルスプリングの装着が極めて困
難である。
この考案は、前記の点に留意してなされたもの
であり、機器本体に摺動自在に支持されるととも
に前記機器本体からの抜け止め体が一体に形成さ
れた小径部と該小径部の前端に一体に設けられた
大径部とにより釦取付具を構成し、前記大径部に
該大径部の外側との間を小径にする切り込み部を
前記大径部の後部に開口して形成するとともに、
前記大径部の前記切り込み部の外側に後端に係着
部を有する弾性片を形成し、前記小径部より大き
く前記大径部より小さい径のコイルスプリングを
前記弾性片に挿通して前記切り込み部に挿入する
とともに、前記コイルスプリングを前記切り込み
部で回転させて前記小径部に挿通し、前記大径部
を外装する押し釦に前記係着部との係合部を形成
し、前記押し釦を前記大径部に嵌装し、前記係合
部を前記係着部に係止した押し釦装置である。
であり、機器本体に摺動自在に支持されるととも
に前記機器本体からの抜け止め体が一体に形成さ
れた小径部と該小径部の前端に一体に設けられた
大径部とにより釦取付具を構成し、前記大径部に
該大径部の外側との間を小径にする切り込み部を
前記大径部の後部に開口して形成するとともに、
前記大径部の前記切り込み部の外側に後端に係着
部を有する弾性片を形成し、前記小径部より大き
く前記大径部より小さい径のコイルスプリングを
前記弾性片に挿通して前記切り込み部に挿入する
とともに、前記コイルスプリングを前記切り込み
部で回転させて前記小径部に挿通し、前記大径部
を外装する押し釦に前記係着部との係合部を形成
し、前記押し釦を前記大径部に嵌装し、前記係合
部を前記係着部に係止した押し釦装置である。
したがつて、大径部の切り込み部を利用してコ
イルスプリングを小径部に挿通することができ、
コイルスプリングの装着が容易に行なえるもので
あり、しかも、切り込み部を設けたことにより弾
性片を形成でき、当該弾性片の弾性を利用して押
し釦を接着等によることなく取り付けできるもの
である。
イルスプリングを小径部に挿通することができ、
コイルスプリングの装着が容易に行なえるもので
あり、しかも、切り込み部を設けたことにより弾
性片を形成でき、当該弾性片の弾性を利用して押
し釦を接着等によることなく取り付けできるもの
である。
つぎにこの考案を、その1実施例を示した図面
とともに詳細に説明する。
とともに詳細に説明する。
図面において、1は機器本体のシヤーシ、2は
シヤーシ1の左側面の前端部に上下に向い合うL
字状の1対の案内壁3,4により形成された縦長
の前後方向の案内路、5は一方の案内壁3の上面
に左方へ突出して一体に形成されたストツパ、6
はほぼ平板状の釦取付具であり、前記案内路2に
挿入して前後に摺動自在に支持される小径部7と
該小径部7の前端に一体に設けられた大径部8と
からなり、小径部7および大径部8のそれぞれの
縦寸法をd1およびd2とすると、d1<d2である。9
は小径部7の左側面に水平板10を介して上下方
向に一体に設けられた抜け止め片であり、抜け止
め片9の縦寸法が大径部8より長く形成されてい
る。11は大径部8の下半部に大きく形成される
とともに該大径部8の後部に開口された切り込み
部であり、切り込み部11の内面と大径部8の外
側面との間の各部の寸法が小径部7の縦寸法d1以
下の長さに形成されている。12は大径部8の切
り込み部11の下側に形成された弾性片であり、
後端部に下方への係合突起13が形成されてい
る。14は大径部8の上側に後部に開口した切り
込みにより形成され後端部に上方への係合突起1
5を有する弾性片、16はコイルスプリングであ
り、その内径をd0とすると、d1<d0<d2の関係が
ある。17は前記大径部8に前面より嵌装される
押し釦であり、押し釦17の上下側後端部にはそ
れぞれ前記係合突起15,13が嵌合する係合孔
18,19が形成されている。
シヤーシ1の左側面の前端部に上下に向い合うL
字状の1対の案内壁3,4により形成された縦長
の前後方向の案内路、5は一方の案内壁3の上面
に左方へ突出して一体に形成されたストツパ、6
はほぼ平板状の釦取付具であり、前記案内路2に
挿入して前後に摺動自在に支持される小径部7と
該小径部7の前端に一体に設けられた大径部8と
からなり、小径部7および大径部8のそれぞれの
縦寸法をd1およびd2とすると、d1<d2である。9
は小径部7の左側面に水平板10を介して上下方
向に一体に設けられた抜け止め片であり、抜け止
め片9の縦寸法が大径部8より長く形成されてい
る。11は大径部8の下半部に大きく形成される
とともに該大径部8の後部に開口された切り込み
部であり、切り込み部11の内面と大径部8の外
側面との間の各部の寸法が小径部7の縦寸法d1以
下の長さに形成されている。12は大径部8の切
り込み部11の下側に形成された弾性片であり、
後端部に下方への係合突起13が形成されてい
る。14は大径部8の上側に後部に開口した切り
込みにより形成され後端部に上方への係合突起1
5を有する弾性片、16はコイルスプリングであ
り、その内径をd0とすると、d1<d0<d2の関係が
ある。17は前記大径部8に前面より嵌装される
押し釦であり、押し釦17の上下側後端部にはそ
れぞれ前記係合突起15,13が嵌合する係合孔
18,19が形成されている。
つぎに、前記実施例の組み立てについて説明す
る。
る。
まず、第4図に示すように、コイルスプリング
16の一端部を大径部18の後部の開口より挿入
して弾性片12に挿通し、コイルスプリング16
全体を弾性片12を通して切り込み部11に挿通
する。つぎに、第5図に示すように、コイルスプ
リング16の一端部の前部を上方へ持ち上げて後
方へ回転し、同図に2点鎖線矢印に示すように、
コイルスプリング16を次々と後方へ回転して小
径部7に挿通させていく。このコイルスプリング
16の装着完了時には、コイルスプリング16の
一端部が抜け止め片9に、他端部が大径部8の両
弾性片12,14の端面にそれぞれ当接し、容易
に抜けることはない。そして、第6図に示すよう
に、押し釦17を大径部8に前面から嵌装し、両
弾性片12,16のそれぞれの係合突起13,1
5をその弾性を利用して押し釦17の係合孔1
9,18に嵌合させる。
16の一端部を大径部18の後部の開口より挿入
して弾性片12に挿通し、コイルスプリング16
全体を弾性片12を通して切り込み部11に挿通
する。つぎに、第5図に示すように、コイルスプ
リング16の一端部の前部を上方へ持ち上げて後
方へ回転し、同図に2点鎖線矢印に示すように、
コイルスプリング16を次々と後方へ回転して小
径部7に挿通させていく。このコイルスプリング
16の装着完了時には、コイルスプリング16の
一端部が抜け止め片9に、他端部が大径部8の両
弾性片12,14の端面にそれぞれ当接し、容易
に抜けることはない。そして、第6図に示すよう
に、押し釦17を大径部8に前面から嵌装し、両
弾性片12,16のそれぞれの係合突起13,1
5をその弾性を利用して押し釦17の係合孔1
9,18に嵌合させる。
つぎに、コイルスプリング16および押し釦1
7が装着された釦取付具6をシヤーシ1に取り付
ける際、まず、釦取付具6の小径部7を案内路2
に前方より挿入し、両案内壁3,4の向い合う先
端間の溝に水平板10を位置させて抜け止め片9
を両案内壁3,4の左側面上を摺動させ、ここ
で、釦取付具6の押し込みにより、抜け止め片9
がストツパ5に至ると、抜け止め片9の上端をそ
の弾性により左方へわん曲させてストツパ5を乗
り越え、第1図に示すように抜け止め片9をスト
ツパ5の後方に位置させる。この取付完了時に
は、小径部7のコイルスプリング16が両案内壁
3,4の前端面と押し釦17の後端面との間に介
在し、釦取付具6に一体の押し釦17が常時前方
に弾付勢されるとともに、その抜けが、抜け止め
片9のストツパ5への当接により阻止される。
7が装着された釦取付具6をシヤーシ1に取り付
ける際、まず、釦取付具6の小径部7を案内路2
に前方より挿入し、両案内壁3,4の向い合う先
端間の溝に水平板10を位置させて抜け止め片9
を両案内壁3,4の左側面上を摺動させ、ここ
で、釦取付具6の押し込みにより、抜け止め片9
がストツパ5に至ると、抜け止め片9の上端をそ
の弾性により左方へわん曲させてストツパ5を乗
り越え、第1図に示すように抜け止め片9をスト
ツパ5の後方に位置させる。この取付完了時に
は、小径部7のコイルスプリング16が両案内壁
3,4の前端面と押し釦17の後端面との間に介
在し、釦取付具6に一体の押し釦17が常時前方
に弾付勢されるとともに、その抜けが、抜け止め
片9のストツパ5への当接により阻止される。
したがつて、前記実施例によると、大径部8よ
り小径のコイルスプリング16を、大径部8の切
り込み部11を利用して大径部8から小径部7に
挿通することができ、コイルスプリング16の装
着が容易に実現できるものであり、さらに、切り
込み部11を設けたことにより同時に弾性片12
を形成でき、弾性片12および他の弾性片14の
それぞれの弾性を利用してその係合突起13,1
5を押し釦17の係合孔19,18に嵌装するこ
とにより、押し釦17を装着等によることなく簡
単かつ確実に取り付けることができるものであ
り、実用的効果は大である。
り小径のコイルスプリング16を、大径部8の切
り込み部11を利用して大径部8から小径部7に
挿通することができ、コイルスプリング16の装
着が容易に実現できるものであり、さらに、切り
込み部11を設けたことにより同時に弾性片12
を形成でき、弾性片12および他の弾性片14の
それぞれの弾性を利用してその係合突起13,1
5を押し釦17の係合孔19,18に嵌装するこ
とにより、押し釦17を装着等によることなく簡
単かつ確実に取り付けることができるものであ
り、実用的効果は大である。
図面はこの考案の押し釦装置の1実施例を示
し、第1図は組み立て完了時の斜視図、第2図は
機器本体の一部の斜視図、第3図は釦取付具の斜
視図、第4図ないし第6図はそれぞれ組み立て過
程を示す側面図である。 1……シヤーシ、6……釦取付具、7……小径
部、8……大径部、9……抜け止め片、11……
切り込み部、12……弾性片、13……係合突
起、16……コイルスプリング、17……押し
釦、19……係合孔。
し、第1図は組み立て完了時の斜視図、第2図は
機器本体の一部の斜視図、第3図は釦取付具の斜
視図、第4図ないし第6図はそれぞれ組み立て過
程を示す側面図である。 1……シヤーシ、6……釦取付具、7……小径
部、8……大径部、9……抜け止め片、11……
切り込み部、12……弾性片、13……係合突
起、16……コイルスプリング、17……押し
釦、19……係合孔。
Claims (1)
- 機器本体に摺動自在に支持されるとともに前記
機器本体からの抜け止め体が一体に形成された小
径部と該小径部の前端に一体に設けられた大径部
とにより釦取付具を構成し、前記大径部に該大径
部の外側との間を小径にする切り込み部を前記大
径部の後部に開口して形成するとともに、前記大
径部の前記切り込み部の外側に後端に係着部を有
する弾性片を形成し、前記小径部より大きく前記
大径部より小さい径のコイルスプリングを前記弾
性片に挿通して前記切り込み部に挿入するととも
に、前記コイルスプリングを前記切り込み部で回
転させて前記小径部に挿通し、前記大径部を外装
する押し釦に前記係着部との係合部を形成し、前
記押し釦を前記大径部に嵌装し、前記係合部を前
記係着部に係止した押し釦装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7474682U JPS58176334U (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 押し釦装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7474682U JPS58176334U (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 押し釦装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58176334U JPS58176334U (ja) | 1983-11-25 |
JPS6345705Y2 true JPS6345705Y2 (ja) | 1988-11-28 |
Family
ID=30084150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7474682U Granted JPS58176334U (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 押し釦装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58176334U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH047538Y2 (ja) * | 1986-07-17 | 1992-02-27 |
-
1982
- 1982-05-20 JP JP7474682U patent/JPS58176334U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58176334U (ja) | 1983-11-25 |
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