JP2592057Y2 - 車載用機器の取付装置 - Google Patents

車載用機器の取付装置

Info

Publication number
JP2592057Y2
JP2592057Y2 JP1992034738U JP3473892U JP2592057Y2 JP 2592057 Y2 JP2592057 Y2 JP 2592057Y2 JP 1992034738 U JP1992034738 U JP 1992034738U JP 3473892 U JP3473892 U JP 3473892U JP 2592057 Y2 JP2592057 Y2 JP 2592057Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
lever
mounting
rail
mounting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992034738U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0594007U (ja
Inventor
孝明 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP1992034738U priority Critical patent/JP2592057Y2/ja
Publication of JPH0594007U publication Critical patent/JPH0594007U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2592057Y2 publication Critical patent/JP2592057Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は車載用機器の取付装置
に係り、特に、車載用機器の着脱を簡易にするのに好適
な車載用機器の取付装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来の車載用機器の取付装置としては、図
4乃至図6に示すような構造のものが提供されていた。
図において、5は車載用機器、6はガイド溝、6aは固定
部溝、6bは溝挿入部、7は取付装置本体、7aはガイドダ
ボ、7bはタップ孔付舌片、7cはネジガイド舌片、7dはス
ライドレール、8は取付ネジ、8aは取付金具移動凸部、
9は取付金具、9aはガイド孔、9bは固定レール、9cは前
部ネジフリー孔、9dは後部ネジフリー孔である。
【0003】取付装置の構造としてはコ字状に曲げられ
た取付装置本体7の両側面には図6に示す取付金具9が
取付装置本体7に開けられた対面する2個所の孔に内側
より差込まれ、取付ネジ8を取付金具9の前部ネジフリ
ー孔9cに挿入し取付装置本体7に設けられたタップ孔付
舌片7bにネジ込み、更にネジガイド舌片7c及び取付金具
9の後部ネジフリー孔9dを介して差込み、取付ネジ8の
先端には取付金具移動凸部8aが取付けられた構造になっ
ている。
【0004】尚、取付金具9には取付装置7の内側に入
る部分に斜めに傾斜したガイド穴9aが設けられていて、
また前部ネジフリー孔9c側はスプリング効果を持たせる
ためにU字形に曲げられた形状になっていて、中央部下
部は取付装置本体7の内側に直角に曲げられたスライド
レール7dと同様に直角に曲げられた固定レール9bが設け
られている。
【0005】また、車載用機器5の両側面に設けられた
ガイド溝6の構成は車載用機器5後部に八字状に開口し
た溝挿入部6bがまた、中央部にはガイド溝6の下側が一
段下がった凹字状の固定部溝6aが設けられている。
【0006】更に、取付装置本体7の側面に設けられた
前記した取付金具9を差込む対面した2個所の孔の中間
部には側面内側に出張ったガイドダボ7aが設けられ取付
金具9のガイド孔9aに差込まれるようになっている。
【0007】上記のように構成された車載用機器5と取
付装置本体7との固定構造について説明すると、車載用
機器5の後部側即ち溝挿入部6bを取付金具9の付けられ
た状態で取付装置本体7のスライドレール7dに合わせガ
イド溝6にスライドレール7dを挿入させガイド溝6の終
端にスライドレール7dが突当たるようにする。
【0008】次に、取付金具9を支えている取付ネジ8
を締めて行くと図5に示すように取付金具9に設けられ
ているガイド孔9aには取付装置本体7に付けられている
ガイドダボ7aが嵌っているので、取付金具9が取付ネジ
8の頭部で押され傾斜したガイド孔9aに沿って下に下る
ことになり、固定レール9bが車載用機器5の凹字状の固
定部溝6aに入り込むようになる。
【0009】また、取付ネジ8を緩めていくと取付ネジ
8の先端に取付けた取付金具移動凸部8aによって取付金
具9が押されガイド孔9aとガイドダボ7aによって取付金
具9が上に上がるので固定レール9bが固定部溝6aより外
れ車載用機器5を前に滑らせることで取付装置本体7よ
り取外すことができる。
【0010】従って、固定部溝6aと固定レール9bとが噛
み合うことで車載用機器5と取付装置本体7の前後方向
へのズレは固定され、ガイド溝6とスライドレール7dの
噛合いにより車載用機器5と取付装置本体7の上下方向
の移動は固定されることになる。
【0011】このように車載用機器5と取付装置本体7
との取付けは取付ネジ8による取付金具9の固定によっ
ていた。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の車載用機器の取付装置においては、図4乃至図6に示
すように取付装置本体7に取付ネジ8によって取付けら
れた取付金具9を車載用機器5側側面に設けられたガイ
ド溝6の固定部溝6aに嵌込んで車載用機器5と取付装置
本体7とを固定するようになっていたので、車載用機器
5の取付装置への着脱には取付ネジ8を使用せねばなら
ず労力が必要であり、取付ネジ8には特殊ネジを必要と
するのでコストも上昇してしまう欠点があった。
【0013】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、部品点数も少なく構造も簡易で着脱も容易な車載用
機器の取付装置を提供するところにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この考案の車載用機器の
取付装置は、車載用機器の両側面に設けた溝に嵌込んだ
取付金具を介し、車載用機器を取付装置本体に固定して
車両内に取付ける車載用機器の取付装置において、前記
取付金具を車載用機器の両側面に設けられたガイド溝に
差込まれる板状のレール部を有したレバーと、該レバー
に弾力を与えるコイルバネとで構成し、前記取付装置本
体に、前記車載用機器の両側面に設けられたガイド溝に
差込まれる板状のスライドレールと、前記レバーのレー
ル部を挿入させる略コ字状の孔と、コイルバネの片側を
止めるための舌片と、レバーの動きを制限するストッパ
と、取付装置本体に車載用機器を装着したとき前後のガ
タを吸収する切り欠き部と、後部ストツパ舌片とを形成
し、前記レバーの操作によってのみ前記レール部とスラ
イドレールとが前記車載用機器に設けられたガイド溝を
通過することを可能とし、車載用機器の着脱を可能に構
成したものである。
【0015】
【作用】この考案によれば、車載用機器の両側面に設け
た溝に嵌込んだ取付金具を介し、車載用機器を取付装置
本体に固定して車両内に取付ける車載用機器の取付装置
において、前記取付金具を車載用機器の両側面に設けら
れたガイド溝に差込まれる板状のレール部を有したレバ
ーと、該レバーに弾力を与えるコイルバネとで構成し、
取付装置本体側には前記レバーのレール部を挿入させる
略コ字状の孔と、コイルバネの片側を止めるための舌片
と、レバーの動きを制限するストッパと、取付装置本体
に車載用機器を装着したとき前後のガタを吸収する切り
欠き部と、後部舌片とを設けて構成したので、レバーの
操作のみによって車載用機器の着脱を容易に行えるよう
にすることができる。
【0016】
【実施例】この考案に係る車載用機器の取付装置の実施
例を図1乃至図3に基づき説明する。図1はこの考案の
実施例を示す車載用機器を外した状態の斜視図、図2は
この考案の取付装置の構造を示す分解斜視図、図3はこ
の考案のレバーの動作を示す側面図である。図におい
て、1は車載用機器、1aは固定部溝、1bは溝挿入部、1c
はガイド溝、2は取付装置本体、2aはスライドレール、2
bはスプリング止め舌片、2cはレバーストッパ舌片、2d
は変形孔、2eは切り欠き部、2fは後部ストッパ舌片、3
はレバー、3aはレバーツマミ部、3bはレバー支点部、3c
はレバー引掛部、3dはレバーバネ軸、4はコイルバネで
ある。
【0017】取付装置の構造は取付装置本体2両側面に
は後述するレバー3を差し込める略矩形上の変形孔2dと
レバーバネ軸3dを嵌め込みコイルバネの一端を止めるた
めの四角の孔を有したスプリング止め舌片2bが取付装置
本体2と直角に外側に曲げられて付けられている。
【0018】また、“コ”の字状をした取付装置本体2
の開口側の両端には前部に外側に直角に曲げられたレバ
ーストッパ舌片2cとレバーストッパ舌片2cに隣合って段
違いに下がった位置には内側に直角に曲げられたスライ
ドレール2aが前記した変形孔2dが設けられた側面を挟ん
で付けられ、更に、取付装置本体2後部側面より後部開
口面を閉じるようにして後部ストッパ舌片2fがまた、前
記したスライドレール2aの後端の側面には切り欠き部2e
が設けられている。
【0019】また、一方の車載用機器1側の側面には後
部にテーパ状に開いた溝挿入部1bとこれに続くガイド溝
1cと前部がつぼまるように上下がテーパ状になった固定
部溝1aが更にその前部にはガイド溝1cが連続に連なって
設けられている。
【0020】取付装置本体2の側面の変形孔2dに差し込
まれるレバー3の構造はレバー3を操作するレバーツマ
ミ部3aとレバー3を車載用機器1の固定部溝1aに嵌め込
むためのレバー引掛部3cとコイルバネ4を掛けて取付装
置本体2のスプリング止め舌片2bの孔に差込まれるレバ
ーバネ軸3dとからなっていて、レバーバネ軸3dの付根付
近より角度を持って前方に板金が引出されてレバーツマ
ミ部3aと結ばれている。そして、レバーツマミ部3aとレ
バーバネ軸3dとを結ぶ上記板金には取付装置本体2のレ
バーストッパ舌片2cと対向した位置に半円形のレバー支
点部3bが設けられている。
【0021】上記したような構造の取付装置に車載用機
器1を固定するには、レバー3のレバーバネ軸3dにコイ
ルバネ4を挿入した状態でレバー引掛部3cを取付装置本
体2の変形孔2dの上部より挿入すると同時にコイルバネ
4を挿入したレバーバネ軸3dをスプリング止め舌片2bの
孔に差し込みレバー3を取付装置本体2に取付ける。
【0022】上記のようにレバー3の取付けられた取付
装置本体2のレバーツマミ部3a側方向より車載用機器1
の後部の溝挿入部1bにレバーストッパ舌片2cの後部にあ
るスライドレール2aを挿入し、この時にレバーツマミ部
2cを下に押すことでレバー3のレバー引掛部3cがレバー
支点部3bを支点にして上に上がりレバーツマミ部3aがレ
バーストッパ舌片2cに当たる位置でレバー引掛部3cの位
置がスライドレール2aと同位置の高さになる。
【0023】従って、レバー引掛部3cは車載用機器1の
ガイド溝1cに入り車載用機器1を更に押すことで前部に
あるスライドレール2aがガイド溝1cの終端に突当たり、
更に車載用機器1の溝挿入部1bの部分に取付装置本体2
の後部の後部ストッパ舌片2fが当たって車載用機器1は
停止する。この状態においてレバーツマミ部3aの押し下
げを止めるとレバー引掛部3cはバネ4の弾力によって下
に下げられ車載用機器1の固定溝1aに嵌り込み車載用機
器1と取付装置本体2との前後の移動は固定され、ま
た、上下の動きはガイド溝1cに嵌っているスライドレー
ル2aで固定されることになって車載用機器1の取付装置
本体2への取付けが完了する。
【0024】尚、取付装置本体2の後部に設けられた切
り欠き部2eのバネ効果と後部ストッパ舌片2fの働きによ
って取付装置本体2に取付けられた車載用機器1の前後
のガタは吸収されるようになっている。
【0025】また、車載用機器1の両側面に同形状の溝
が設けられていることで車載用機器1を反転して取付け
ることも可能である。
【0026】上記した実施例では車載用機器1の固定部
溝1aを1ケ所しか設けていないが固定部溝1aの位置を前
後に複数設けることで車載用機器1の取付位置を前後に
可変可能にすることもできる。
【0027】
【考案の効果】この考案に係る車載用機器の取付装置に
よれば、上述のように構成したので、以下のような効果
を奏する。車載用機器の着脱がレバーツマミ部の操作の
みなので簡単に行うことができる効果がある。また、取
付装置の構造もレバーとコイルバネのみなので組立も容
易でありコストも安価で実施できる。しかも、取付けら
れる側の車載用機器にも大幅な改良もなく実施できその
取付状態にガタも生じ難くできるなど優れた特長を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す車載用機器を外した状
態の斜視図である。
【図2】この考案の取付装置の構造を示す分解斜視図で
ある。
【図3】この考案のレバーの動作を示す側面図である。
【図4】従来例の車載用機器を外した状態の斜視図であ
る。
【図5】従来例の車載用機器を固定する構造を示す部分
側面図である。
【図6】従来例の車載用機器を固定する取付金具の形状
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車載用機器 1a 固定部溝 1b 溝挿入部 1c ガイド溝 2 取付装置本体 2a スライドレール 2b スプリング止め舌片 2c レバーストッパ舌片 2d 変形孔 2e 切り欠き部 2f 後部ストッパ舌片 3 レバー 3a レバーツマミ部 3b レバー支点部 3c レバー引掛部 3d レバーバネ軸 4 コイルバネ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載用機器の両側面に設けた溝に嵌込ん
    だ取付金具を介し、車載用機器を取付装置本体に固定し
    て車両内に取付ける車載用機器の取付装置において、前
    記取付金具を車載用機器の両側面に設けられたガイド溝
    に差込まれる板状のレール部を有したレバーと、該レバ
    ーに弾力を与えるコイルバネとで構成し、前記取付装置
    本体に、前記車載用機器の両側面に設けられたガイド溝
    に差込まれる板状のスライドレールと、前記レバーのレ
    ール部を挿入させる略コ字状の孔と、コイルバネの片側
    を止めるための舌片と、レバーの動きを制限するストッ
    パと、取付装置本体に車載用機器を装着したとき前後の
    ガタを吸収する切り欠き部と、後部ストッパ舌片とを形
    成し、前記レバーの操作によってのみ前記レール部とス
    ライドレールとが前記車載用機器に設けられたガイド溝
    を通過することを可能とし、車載用機器の着脱を可能に
    構成したことを特徴とする車載用機器の取付装置。
JP1992034738U 1992-05-25 1992-05-25 車載用機器の取付装置 Expired - Lifetime JP2592057Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992034738U JP2592057Y2 (ja) 1992-05-25 1992-05-25 車載用機器の取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992034738U JP2592057Y2 (ja) 1992-05-25 1992-05-25 車載用機器の取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0594007U JPH0594007U (ja) 1993-12-21
JP2592057Y2 true JP2592057Y2 (ja) 1999-03-17

Family

ID=12422664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992034738U Expired - Lifetime JP2592057Y2 (ja) 1992-05-25 1992-05-25 車載用機器の取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2592057Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0231812Y2 (ja) * 1985-05-13 1990-08-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0594007U (ja) 1993-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2592057Y2 (ja) 車載用機器の取付装置
JPS6323827Y2 (ja)
JPS6012798B2 (ja) 電子機器の取付構造
JP3946801B2 (ja) 調整ストライク
JPS6114723Y2 (ja)
JPH0329609Y2 (ja)
JP2573790Y2 (ja) カップホルダの取付構造
JP3310462B2 (ja) 受体の取付装置
JPS6331421Y2 (ja)
JPS6345705Y2 (ja)
JPH018039Y2 (ja)
JP2797601B2 (ja) 引出し装置
JPS635271Y2 (ja)
JPH0110947Y2 (ja)
JP2574890Y2 (ja) スピーカボックス取付装置
JPH0635506Y2 (ja) 車載用電子機器の取付構造
JPS58131686U (ja) 車載用機器の取付装置
JPS5818312Y2 (ja) フレ−ム部材の引出、回転、係止装置
JPS6039921Y2 (ja) コネクタ取付構造
JPS635267Y2 (ja)
JP2000095149A (ja) フードラッチレリースケーブルの取付構造
JPS5927639Y2 (ja) 無線機などの機器とその取付装置
JP2003144624A (ja) 部品の取付構造、及びそれを備えた遊技機
JPH0230853Y2 (ja)
JPS6210794Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080108

Year of fee payment: 9