JPH09143176A - エポキシシクロペンチル=ベンジルエーテル類 - Google Patents

エポキシシクロペンチル=ベンジルエーテル類

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JPH09143176A
JPH09143176A JP33104995A JP33104995A JPH09143176A JP H09143176 A JPH09143176 A JP H09143176A JP 33104995 A JP33104995 A JP 33104995A JP 33104995 A JP33104995 A JP 33104995A JP H09143176 A JPH09143176 A JP H09143176A
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carbon atoms
methyl
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Shigeru Tamogami
繁 田母神
Osamu Kodama
治 児玉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】新規の除草活性を持つ化合物の提供 【解決手段】式I 【化1】 (式中、R1 は水素原子又は直鎖又は分枝鎖の炭素原子
数1ないし8のアルキル基を表し;R2 は、未置換の又
は直鎖又は分枝鎖の炭素原子数1ないし6のアルキル
基、直鎖又は分枝鎖の炭素原子数1ないし6のアルコキ
シ基、炭素原子数1ないし4のハロゲン化アルキル基及
び/又はハロゲン原子の1ないし5個により置換された
フェニル基を表し、Xは未置換の又はメチル基で置換さ
れたメチレン基又は−CO−を表す。)で表わされる化
合物、その製造法及びその化合物を含有する除草剤。式
Iの化合物は優れた除草効果を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除草活性を有する
2,3−エポキシ−シクロペンタン−1−イル=ベンジ
ルエーテルと安息香酸の2,3−エポキシ−シクロペン
タン−1−イル・エステル、その製造法及びそれを含有
する除草剤、並びにそれを製造するための中間体に関す
る。
【0002】
【従来の技術と課題を解決するための手段】】従来、高
い除草活性を示す2,3−エポキシ−シクロペンタン−
1−イル=ベンジルエーテル類と安息香酸の2,3−エ
ポキシ−シクロペンタン−1−イル・エステル類は開示
されていない。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者は、式I
【化5】 (式中、R1 は水素原子又は直鎖又は分枝鎖の炭素原子
数1ないし8のアルキル基を表し;R2 は、未置換の又
は直鎖又は分枝鎖の炭素原子数1ないし6のアルキル
基、直鎖又は分枝鎖の炭素原子数1ないし6のアルコキ
シ基、炭素原子数1ないし4のハロゲン化アルキル基及
び/又はハロゲン原子の1ないし5個により置換された
フェニル基を表し、Xは未置換の又はメチル基で置換さ
れたメチレン基又は−CO−を表す。)で表わされる
2,3−エポキシ−シクロペンチル=ベンジルエーテル
と安息香酸=2,3−エポキシ−シクロペンチルが優れ
た除草活性を示すことを見出し本発明を完成した。
【0004】
【発明の実施の形態】上述の式I中の各置換基について
説明する。炭素原子数1ないし8のアルキル基としての
1 は、直鎖又は分枝鎖のアルキル基であって、例え
ば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、イソブチル
基、tert−ブチル基、n−ペンチル基とその異性体
基、n−ヘキシル基とその異性体基、n−ヘプチル基と
その異性体基及びn−オクチル基とその異性体基であ
る。ハロゲン原子としてのフェニル基の置換基は、フッ
素塩素原子、臭素原子又は塩素原子である。炭素原子数
1ないし6のアルキル基としてのフェニル基の置換基
は、直鎖又は分枝鎖のアルキル基であって、例えば上述
の炭素原子数1ないし8のアルキル基としてのR1 の炭
素原子数1ないし6のアルキル基の例の他に、ネオペン
チル基、イソペンチル基又はイソヘキシル基もある。炭
素原子数1ないし4のハロゲン化アルキル基としてのフ
ェニル基の置換基としては、モノフルオロメチル基、ジ
フルオロメチル基、トリフルオロメチル基、モノクロロ
メチル基、ジクロロメチル基又はトリクロロメチル基が
ある。本願発明の化合物は、上記式Iの化合物のいずれ
もの絶対配置異性体例えばステレオアイソマーそして光
学異性体を対象とする。
【0005】式Iの化合物は、式II
【化6】 (式中、R1 は直鎖又は分枝鎖の炭素原子数1ないし8
のアルキル基を表す。)により表される化合物の塩に、
又は式IIの化合物に塩基の存在下、式III : YXR2 (III) (式中、R2 は未置換又は直鎖又は分枝鎖の炭素原子数
1ないし6のアルキル基、炭素原子数1ないし6のアル
コキシ基、炭素原子数1ないし4のハロゲン化アルキル
基及び/又はハロゲン原子の1ないし5個により置換さ
れたフェニル基を表し、Xは未置換又はメチル基で置換
されたメチレン基又は−CO−を表し、Yは臭素原子又
は塩素原子を表す。)で表される化合物を反応させるこ
とにより製造される。
【0006】式IIの化合物(以下、化合物IIと言う)の
塩とは、化合物IIを適当な塩基性化合物例えば水素化ナ
トリウムと反応させて化合物IIの塩例えばナトリウムア
ルコラートにしたものである。通常は、下記に挙げる溶
媒の存在下又は不存在下、化合物IIに塩基性化合物を添
加、反応させて、化合物IIの塩とし、化合物IIの塩含有
物に式III の化合物(以下、化合物III という)を添加
する方法により、化合物Iを製造する。
【0007】この反応に使用される塩基性化合物は、化
合物III がベンジルハライド系化合物である場合は、化
合物IIのアルコール基と容易に塩を形成し得る化合物、
例えばアルカリ金属水素化物又はアルカリ土類金属水素
化物例えば水素化ナトリウムである。そして化合物IIの
塩として、ナトリウムアルコラートを生成せしめる。
【0008】化合物III のXが−CO−である場合は、
化合物IIの塩(例えばナトリウムアルコラート)を生成
せしめて反応させる以外に、塩基性化合物として第3級
アミン例えばトリアルキルアミン例えばトリエチルアミ
ン、N,N−ジアルキルアニリン例えばジメチルアニリ
ン又はピリジン類例えばピリジン、メチルエチルピリジ
ンも使用することができる。この場合、これら第3級ア
ミン類は、脱ハロゲン化水素剤として機能する。
【0009】この反応に使用される溶媒は、これら化合
物II、塩基性化合物、化合物III そして化合物IIの塩に
不活性である溶媒であって、好ましくは、化合物II、塩
基性化合物、化合物III そして化合物IIの塩を溶解せし
めることのできる溶媒であればよい。
【0010】化合物III がベンジルハライド系化合物で
ある場合の反応溶媒は、好ましくは化合物IIの塩を少な
くとも微量溶解せしめることのできる極性溶媒であり、
例えばエーテル系溶媒、例えばテトラヒドロフラン、ジ
メキシエタン、ジエトキシエタン、ビス(メトキシエチ
ル)エーテル;N,N−ジアルキルアミド例えばジメチ
ルホルムアミド;又はこれらの混合溶媒である。
【0011】化合物III のXが−CO−である場合の反
応溶媒は、上述の溶媒の他にベンゼン、トルエン、クロ
ロホルム、塩化メチレン、ジエチルエーテルのような極
性の比較的低い溶媒も使用することができる。又、化合
物II又はIII 又は塩基(例えばピリジン)そのものを溶
媒又は溶媒の一部分として使用することもできる。
【0012】原料として使用される化合物II:化合物II
I のモル比は、0.5ないし2.0であり、好ましくは
化合物II:化合物III =1:1.0ないし1:1.1、
特に好ましくは1:1.0ないし1:1.05である。
【0013】原料として使用される塩基は、化合物IIに
対して1.0ないし1.5当量倍である。化合物IIの塩
は、上記溶媒中で、無水条件下、通常−10ないし12
0℃、好ましくは0ないし70℃の温度範囲で合成され
る。得られた化合物IIの塩の溶液又は懸濁液に、通常
は、溶媒に溶解されていない又は化合物IIの溶液又は懸
濁液の溶媒と同じ溶媒に溶解した化合物III を添加、好
ましくは分割添加又は滴下添加して、反応を実施する。
反応温度は、0ないしないし使用される溶媒の沸点であ
るが、通常は0〜40℃で化合物III を滴下して反応を
行い、熟成反応はそれより高い温度、例えば還流温度で
実施される。
【0014】反応終了後の反応液の後処理は、常法に従
う。反応に水溶性の溶媒を使用した場合は、そのまま又
は溶媒を一部ないし全部留去した後、水と水に難溶性の
有機溶媒を添加して常法により(中性及び/又は酸性水
による)水洗をした後、有機溶媒を留去する。得られた
粗生成物を必要に応じて蒸留、クロマトグラフィー及び
/又は再結晶により精製する。反応に水に難溶性の溶媒
を使用した場合は、上述の水洗からの処理をする。
【0015】化合物IIは、下記の反応スキーム中の式IV
の化合物(以下、化合物IVという)
【化7】 (式中、R1 は式I中の定義と同意味である。)のカル
ボニル基を、適当な溶媒中、選択的に還元してアルコー
ル基にする適当な還元剤で還元することにより製造でき
る〔例えば、J.Org.Chem.,27,4141
(1962)を参照〕。適当な還元剤としては、例えば
水素化ホウ素ナトリウム、水素化シアノホウ素ナトリウ
ム等の水素化ホウ素系の還元剤が挙げられる。適当な溶
媒としては、例えばメタノール、エタノール、プロパノ
ール等が挙げられる。化合物IVと還元剤のモル比は、
1.0ないし10.0であり、好ましくは、化合物IV:
還元剤=1:1ないし1:4である。反応温度は通常1
5℃から30℃の範囲内である。
【0016】上記のスキーム中の化合物IVは、同スキー
ム中の化合物Vの二重結合の常法によるエポキシ化によ
り製造できる(例えば、Organic Synthe
sis,collective volume 4,5
52頁(1963)を参照)。このエポキシ化反応は、
化合物Vの二重結合に対して3当量又はそれ以上の過酸
化水素を、0.1〜1.0当量の適当なアルカリの存在
下、適当な溶媒中で反応させることにより製造される。
このエポキシ化反応に使用されるアルカリの例は、無機
アルカリ例えば水酸化アルカリ金属、例えば水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等である。エポキシ化反応に使
用でき溶媒としては、メタノール、エタノール、プロパ
ノール等の低級アルコールがある。反応温度は、通常1
5〜30℃の範囲内である。
【0017】化合物Vは、市販品として購入(例えば、
東京化成工業(株)から)できるか、又は既知の方法、
例えば下記のスキーム
【化8】 (式中、R3 については、R3 CH2 が対応する化合物
VのR1 を表す関係になっている。)に記載した方法に
従って合成できる。即ち、、シクロペンタノンをアルデ
ヒドと反応させて得られた化合物を脱水、そして生成し
た化合物の二重結合(C=C)を転移することにより得
られる(参照:高橋、増田編、植物ホルモンハンドブッ
ク、286頁、培風館(1994))。
【0018】本発明の一般式Iの化合物の代表例を第1
表に示す。第 1 表
【化9】
【表1】 合成実 施例No. R1 2 X ──────────── ─────────── ────── 1−1 n-ペンチル フェニル -CH2- 1−2 n-ペンチル 2-メチルフェニル -CH2- 1−3 n-ペンチル 4-クロロフェニル -CH2- 1−4 n-ペンチル 3,4-ジメチルフェニル -CH2- 1−5 メチル フェニル -CH2- 1−6 メチル 2-メチルフェニル -CH2- 1−7 メチル 2-クロロフェニル -CH2- -- n-ペンチル 2-クロロフェニル -CH2- -- n-ペンチル 2-フルオロフェニル -CH2- -- n-ペンチル 3-クロロフェニル -CH2- -- n-ペンチル 2,6-ジクロロフェニル -CH2- -- メチル 2-フルオロフェニル -CH2- -- メチル 2,6-ジクロロフェニル -CH2- -- エチル フェニル -CH2- -- エチル 2-メチルフェニル -CH2- -- エチル 2-クロロフェニル -CH2- -- エチル 2-フルオロフェニル -CH2- 2−1 n-ペンチル フェニル -CO- 2−2 n-ペンチル 3-メチルフェニル -CO- -- n-ペンチル 2-クロロフェニル -CO- -- n-ペンチル 2-フルオロフェニル -CO- -- n-ペンチル 2-メチルフェニル -CO- -- メチル フェニル -CO- -- メチル 2-クロロフェニル -CO- -- メチル 2-フルオロフェニル -CO- -- メチル 2-メチルフェニル -CO- -- エチル フェニル -CO- -- エチル 2-クロロフェニル -CO- -- エチル 2-フルオロフェニル -CO- ────────────────────────────────
【0019】好ましい式Iの化合物は、式中、R1 がメ
チル基又はn−ペンチル基を表し、R2 がフェニル基;
メチル基、n−プロピル基及び/又は塩素原子の1又は
2個により置換されたフェニル基を表し、そしてXがメ
チレン基を表す化合物である。
【0020】更に好ましい式Iの化合物は、式中、R1
がメチル基又はn−ペンチル基を表し、R2 がフェニル
基、2−メチルフェニル基、2−クロロフェニル基、4
−クロロフェニル基、2,6−ジクロロフェニル基又は
3,4−ジメチルフェニル基を表し、そしてXがメチレ
ン基を表すそれらである。これらの化合物は、比較的高
い除草活性を示すからである。
【0021】そして特に好ましい化合物は、Xがメチレ
ン基を表し、そしてR1 とR2 が下記の関係にある式I
の化合物である:R1 がn−ペンチル基を表し、R2
2−メチルフェニル基を表す;R1 がメチル基を表し、
2 がフェニル基を表す;R1 がメチル基を表し、R2
が2−メチルフェニル基を表す;これらの化合物はいず
れも除草作用が特に高いからである。更に特に好ましい
のは、Xがメチレン基を表し、そしてR1 とR2 が下記
の関係にある式Iの化合物である:R1 がn−ペンチル
基を表しそしてR2 がフェニル基を表す;R1 がメチル
基を表しそしてR2 が2−クロロフェニル基を表す;こ
れらの化合物の活性が更に特に高いからである。
【0022】本願の発明は、上述のように、化合物Iが
除草剤(又は選択除草剤)として優れた活性を示すこと
を見出したことに基づいている。化合物Iをそのまま又
は適当な製剤の形にして、除草生育区域に散布すると、
いろいろのイネ科雑草、例えばタイヌビエ、イヌビエ、
ノビエ、エノコログサ、メヒシバ、スズメノカタビラ及
び/又はカラスムギ等、特にノビエの生育を阻害するか
又はそれを枯死させることができる。
【0023】化合物I又はそれを含有する製剤は、上記
の雑草に対して発芽前又は発芽後の処理、例えば灌注散
布、土壌散布又は茎葉散布でも効果がある。化合物Iを
含有する製剤は、化合物Iを活性成分として、固形担
体、液体担体、界面活性剤及び/又はその他の助剤と常
法により混合することにより製造できる。そして、製剤
の使用場面に合わせて、所望の形態の製剤、例えば乳
剤、水和剤、液剤、フロアブル剤、粉剤、粒剤又は錠剤
に製剤化できる。更に、化合物Iの農耕地への放出を制
御した、所謂リリースコントロール剤、例えば高分子に
カプセル化した型にも製剤化できる。
【0024】上記の製剤化に使用される固形担体、液体
担体の例を下記する。 固形担体:例えば鉱物質粉末(ベントナイト、クレー、
タルク、炭酸カルシウム等)、合成高分子化合物(ポリ
ビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース等)、
天然高分子化合物(キサンタンガム、ロジン、ミツロ
ウ、デンプン等)、多孔性化合物(活性炭、フヨーライ
ト等)。
【0025】液体担体:例えば、水、アルコール類(メ
タノール、エタノール、エチレングリコール等)、芳香
族炭化水素類(トルエン、キシレン、メチルナフタレン
など)、エーテル類(エチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、
シクロヘキサノン等)、エステル類(酢酸エチル等)、
酸アミド類(ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリ
ドン等)、ニトリル類(アセトニトリル)、スルホキシ
ド類(ジメチルスルホキシド等)、アルコールエーテル
類(エチレングリコールモノエチルエーテルなど)、脂
肪族炭化水素類(ヘキサン、リグロイン等)、脂環式炭
化水素類(シクロヘキサン等)。
【0026】上記の各種の製剤型について、いろいろの
界面活性剤や助剤を製剤品における有効成分の乳化、分
散、安定化、可溶化の向上を目的として、或いは、製剤
の散布調製液の安定性、展開性、雑草への付着向上を目
的として添加できる。
【0027】界面活性剤として、非イオン型(ポリオキ
シエチレン類、アルキルエーテルなど)、陰イオン型
(アルキルベンゼンスルホネート例えばナトリウム塩、
アルキルベンゼンサクシネート例えばナトリウム等)、
陽イオン型(アルキルアミン等)などが挙げられる。
【0028】助剤としては、アルギン酸ナトリウム、ゼ
ラチン、グリセリンのトリ脂肪酸エステル、吸水性高分
子、パラフィン、ワックス等があり、製剤の安定性向上
や有効成分のコントロールされたリリースを達成するた
とができる。
【0029】本発明の除草剤製剤に含有される化合物I
の含有量は、0.01〜70重量%の範囲内にあり、こ
の含有量の範囲は下記のように剤形により変動する:粒
剤では0.01〜30重量%、水和剤、乳剤、フロアブ
ル剤では1〜70重量%。又、本発明の除草剤製剤に含
有される化合物Iの他に、他の有効成分、例えば本発明
の化合物Iとは異なる除草剤、殺菌剤、殺虫剤及び/又
は植物生長調節剤を追加して含有することもでき、これ
により、本発明の除草剤の適用性を拡大することが可能
になる。
【0030】
【実施例】以下、実施例、製剤例、試験例等により本発
明を更に具体的に説明するが、この記載は本発明の範囲
の限定を意図するものではない。中間体合成参考例1: 2,3−エポキシ−2−ペンチル
シクロペンタン−1−オンの合成 2−ペンチル−2−シクロペンテン−1−オン 14.
2gを、30%過酸化水素水32gとメタノール50m
lの混合溶液に添加した。この混合溶液に3mlの水に
溶解した1.80gの水酸化ナトリウムを、その溶液の
温度を20〜25℃に保ちながら、ゆっくり添加した。
添加終了後、更に2時間、20℃にて反応させた。反応
混合物に飽和食塩水300mlを添加した後、酢酸エチ
ル50mlで3回抽出した。抽出した酢酸エチル層を合
わせ、水、飽和食塩水の順で洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、ロータリエバポレータで減圧濃縮し、生成
物を12.6g得た(収率:80%)。1 H−NMR(500MHz、CDCl3 ), δppm :
0.90(3H,t),1.40〜2.40(12H,
m),3.80(1H,s).
【0031】中間体合成参考例2:2,3−エポキシ−
2−メチルシクロペンタン−1−オンの合成 2−メチル−2−シクロペンテン−1−オン 15.0
gを30%過酸化水素水53gとメタノール100ml
に溶解した。中間体合成参考例1と同様にして3.12
gの水酸化ナトリウムと反応させ、後処理を行い、1
2.5gの生成物を得た(収率70%)。1 H−NMR(500MHz、CDCl3 ), δppm :
1.42(3H,s),1.95〜2.40(4H,
m),3.79(1H,s). IR(液体):2935,2865,1740cm-1
【0032】中間体合成実施例1:2,3−エポキシ−
2−ペンチルシクロペンタン−1−オールの合成 中間体合成参考例1で製造した2,3−エポキシ−2−
ペンチルシクロペンタン−1−オン 12.0gを80
%メタノール90mlに溶解した。この溶液を氷水で冷
し、約20〜25℃で水素化ホウ素ナトリウム2.73
gの粉末を除々に添加した。添加終了後、更に20〜2
5℃で3時間反応させて還元反応を終了させた。次い
で、0.1N塩酸水で中和し、飽和食塩水200mlを
加えた後、酢酸エチル100mlで3回抽出した。抽出
した酢酸エチル層を合わせ、水、飽和食塩水の順で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、ロータリエバポレー
タで減圧乾燥し表記の目的物の粗生成物12.0gを得
た。この粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(展
開溶媒、n−ヘキサン:酢酸エチル=1:4(v/v))で
精製し、8.8gの精製生成物を得た(収率72%)。1 H−NMR(500MHz、CDCl3 ), δppm :
0.90(3H,t),1.20〜2.00(12H,
m),3.30(1H,broad s),4.10
(1H,broad t).
【0033】中間体合成実施例2:2,3−エポキシ−
2−メチルシクロペンタン−1−オールの合成 中間体合成参考例2で合成した2,3−エポキシ−2−
メチル−2−シクロペンテン−1−オン 8.5gを8
0%メタノール50mlに溶解した。20〜25℃で水
素化ナトリウム2.8gの粉末を徐々に加えた。添加後
さらに20〜25℃で3時間反応させ、中間体合成実施
例1と同様に後処理を行い、5.62gの生成物を得た
(収率65%)。1 H−NMR(500MHz、CDCl3 ), δppm :
1.20〜2.0(4H,m),1.48(3H,
s),3.30(1H,s),4.02(1H,m). IR(液体):3320,2933,1450,107
0cm-1
【0034】合成実施例1−1:2,3−エポキシ−2
−ペンチルシクロペンタン−1−イル=ベンジルエーテ
ル(化合物No. 1−1)の合成 中間体合成実施例1で合成した2,3−エポキシ−2−
ペンチルシクロペンタノール−1 3.0gを乾燥テト
ラヒドロフラン30mlに溶解し、氷水浴中で冷しなが
ら、水素化ナトリウム(含有率60%)を1.01gを
少しづつ添加した。次いで、氷水浴を油浴に換えて、還
流するまで加熱した。この混合物に、乾燥テトラヒドロ
フラン15mlに溶解したベンジルブロマイド3.62
gを少しづつ添加し、3時間還流して反応を終了した。
その後、得られた反応液を30mlの氷水に注入し、次
いで飽和食塩水50mlを添加し、酢酸エチル50ml
で3回抽出した。合わせた酢酸エチル抽出層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、ロータリエバポレータで減圧濃縮
し、粗生成物5.4gを得た。得られた粗生成物をシリ
カゲルクロマトグラフィー(展開溶媒、酢酸エチル:ヘ
キサン=1:4(v/v)) で精製し、4.5gの精製生成
物を得た(収率98%)。1 H−NMR(500MHz、CDCl3 ),δppm :
0.90(3H,t),1.20〜2.00(12H,
m),3.20(1H,s),3.90(1H,t),
4.43(1H,d),4.62(1H,d),7.3
0(5H,m). IR(液体);2932、2860、1650,110
2cm-1. MS;(括弧中、Mは分子イオンピークを示す)260
(M),259(M−1),189(M−71),16
9(M−91),153(M−107),152(M−
108)。
【0035】合成実施例1−2〜7:2,3−エポキシ
−2−ペンチルシクロペンタノールを使用するか又は相
当する2ーアルキル−2,3−エポキシシクロペンタノ
ールに換え、そしてベンジルブロマイドを使用するか又
は相当する置換ベンジルハライドに換える以外は、合成
実施例1の反応条件と後処理を同様にして、目的の化合
物を合成した。各目的化合物の収率を第2表に示す。
【0036】
【表2】 第 2 表 ─────────────────────────────────── 実施例No. 化合物I 化合物III 収率 のR1 (ベンジルハライド:X=-CH2-) (%) ──────────── ───────────────── ──── 1−2 n-ペンチル 2-メチルベンジルクロライド 70 1−3 n-ペンチル 4-クロロベンジルクロライド 75 1−4 n-ペンチル 3,4-ジメチルベンジルクロライド 70 1−5 メチル ベンジルブロマイド 76 1−6 メチル 2-メチルベンジルクロライド 70 1−7 メチル 2-クロロフェニルクロライド 73 ───────────────────────────────────
【0037】得られた各化合物(合成実施例No. )の 1
H−NMRとIRの測定結果を次に示す。化合物1−2(合成実施例1−2から): 1 H−NMR(500MHz、CDCl3 ),δppm :
0.90(3H,t),1.20〜2.00(12H,
m),2.40(3H,s),3.20(1H,s),
3.90(1H,t),4.42(1H,d),4.6
1(1H,d),7.30(4H,m). IR(液体):2934,2864,1516,146
4,1249,1098cm-1
【0038】化合物1−3(合成実施例1−3から): 1 H−NMR(500MHz、CDCl3 )、δppm :
0.90(3H,t),1.20〜2.00(12H,
m),3.22(1H,s),3.90(1H,t),
4.42(1H,d),4.60(1H,d),7.3
0(4H,m). IR(液体):2934,2864,1493,109
3,1017,891,808cm-1
【0039】化合物1−4(合成実施例1−4から): 1 H−NMR(500MHz、CDCl3 )、δppm :
0.90(3H,t),1.20〜2.00(12H,
m),2.12(3H,s),2.13(3H,s),
3.20(1H,s),3.90(1H,t),4.4
2(1H,d),4.63(1H,d),7.10(3
H,m). IR(液体):2932,2862,1458,124
3,1100,891cm-1
【0040】化合物1−5(合成実施例1−5から): 1 H−NMR(500MHz、CDCl3 )、δppm :
1.43(1H,m),1.48(3H,s),1.5
8(1H,m),1.80(1H,m),2.00(1
H,m),3.20(1H,s),3.92(1H,
t),4.50(1H,d),4.63(1H,d),
7.30(5H,m). IR(液体):2934,2864,1497,111
6,870,739,698cm-1
【0041】化合物1−6(合成実施例1−6から): 1 H−NMR(500MHz、CDCl3 )、δppm :
1.43(1H,m),1.48(3H,s),1.5
8(1H,m),1.81(1H,m),2.10(1
H,m),2.18(3H,s),3.20(1H,
s),3.81(1H,t),4.48(1H,d),
4.63(1H,d),7.20〜7.35(4H,
m). IR(液体):2934,2868,1452,137
7,1243,1098,1042,868,746cm
-1
【0042】化合物1−7(合成実施例1−7から):1 H−NMR(500MHz、CDCl3 )、δppm :
1.52(3H,s),1.45〜1.64(2H,
m),1.90(1H,m),2.04(1H,m),
3.20(1H,s),3.95(1H,t),4.6
2(1H,d),4.66(1H,d),7.20〜
7.60(4H,m). IR(液体):2934,2858,1446,111
4,1052,1036,754.
【0043】合成実施例2−1:安息香酸=2,3−エ
ポキシ−2−ペンチルシクロペンタン−1−イルの合成 中間体合成実施例1で合成した2,3−エポキシ−2−
ペンチルシクロペンタン−1−オール 0.5gをピリ
ジン3mlに溶解した。これに塩化ベンゾイル0.5g
を滴下し、室温で2時間反応させた。反応後、反応混合
物を20mlの氷水に注ぎ、次いで酢酸エチル25ml
で3回抽出した。合わせた酢酸エチル層を、水、希塩
酸、水、飽和食塩水の順で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、ロータリエバポレータで濃縮し、粗生成物を
得た。これをシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶
媒、ヘキサン:酢酸エチル=4:1(v/v) )により精製
し、0.73gの目的物を得た(収率90%)。
【0044】合成実施例2−2:3−メチル安息香酸=
2,3−エポキシ−2−ペンチルシクロペンタン−1−
イルの合成 中間体合成実施例1で合成した2,3−エポキシ−2−
ペンチル−シクロペンタン−1−オール 0.5gをピ
リジン3mlに溶解した。これに塩化3−メチルベンゾ
イル0.55gを滴下し、室温で2時間反応させた。反
応後、反応混合物を20mlの氷水に注ぎ、次いで酢酸
エチル25mlで3回抽出した。合わせた酢酸エチル層
を、水、希塩酸、水、飽和食塩水の順で洗浄し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、ロータリエバポレータで濃縮
し、粗生成物を得た。これをシリカゲルクロマトグラフ
ィー(展開溶媒、ヘキサン:酢酸エチル=4:1(v/v)
)により精製し、0.72gの目的物を得た(収率8
8%)。
【0045】得られた各化合物(合成実施例No. )の 1
H−NMRとIRの測定結果を次に示す。化合物2−1(合成実施例2−1から): 1 H−NMR(500MHz、CDCl3 ),δppm :
0.83(3H,t),1.20〜2.20(12H,
m),2.40(3H,s),3.38(1H,s),
5.40(1H,t),7.40〜8.10(4H,
m). IR(液体):2960,2936,2864,172
1,1454,1317,1274,1116,714
cm-1
【0046】化合物2−2(合成実施例2−2から): 1 H−NMR(500MHz、CDCl3 ),δppm :
0.83(3H,t),1.20〜2.20(12H,
m),2.40(3H,s),3.38(1H,s),
5.40(1H,t),7.40〜8.10(4H,
m). IR(液体):2960,2934,1719,131
1,1278,1201,1110,746cm-1
【0047】製剤例1:本発明の化合物No. 1−1を1
0部(部は重量部を表す。以下、同様)、ベントナイト
68部、炭酸カルシウム20部、リグニンスルホン酸カ
ルシウム1部、ラウリルサルフェート1部を均一に混合
した。混合物に水15部を加え、混練機で練り上げた。
目開き1.5mmのスクリーンを取り付けた造粒機によ
り造粒し、60℃において2時間乾燥させた。約2mm
の長さに切断し、目開き0.5mmの篩で微粉を取り除
き、活性成分10%を含む粒剤を得た。
【0048】製剤例2:本発明の化合物No. 1−5を3
0部、ソルポール700H(東邦化学工業(株)製)2
0部、キシレン45部、メチルナフタレン5部を均一に
混合して、活性成分30%を含む乳剤を得た。
【0049】製剤例3:本発明の化合物No. 1−5の2
0部を炭酸カルシウム20部、ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテル3部、クレー57部に加え、ハンマ
ーミルで均一に粉砕混合し、活性成分20%を含む水和
剤を得た。
【0050】試験例1:直径7cmのシャーレに直径
5.5cmのろ紙を敷き、所定濃度の本発明化合物を含
むアセトン溶液を一定量ろ紙に滲み込ませた。アセトン
を完全に蒸散させてから、3mlの蒸留水を加え、前日
に蒸留水に浸しておいたノビエの種子を1シャーレ当た
り3個置いた。有効成分の濃度が、10、5、1、0.
5又は0.25ppm になるように調製した。対照区とし
ては、有効成分を含まないアセトンのみを使用し、同様
に行った。比較化合物として、ジャスモン酸を同様に処
理した。25℃恒温のインキュベータに7日間静置し、
ノビエの生育状況を観察した。ノビエに対する殺草効果
は、第3表に示す殺草指数により評価した。殺草効果を
第4表に示した。
【0051】
【表3】第 3 表 ───────────────────── 殺草指数 殺草率 ───────────────────── 5 枯死 4 80%〜100未満% 3 60%〜80未満% 2 40%〜60未満% 1 20%〜40未満% 0 20未満% ─────────────────────
【0052】
【表4】 第 4 表 ────────────────────────────────── 有効成分の濃度 化合物No. 10ppm 5ppm 1ppm 0.5ppm 0.25ppm (殺草指数) ────────────────────────────────── (実施例) 1−1 5 5 5 5 4.5 1−2 5 5 5 4.5 4.0 1−3 3 3 3 − − 1−4 3 3 3 − − 1−5 5 5 5 4.5 4.0 1−6 5 5 5 4.5 4.0 1−7 5 5 5 5 5 2−1 3 2 − − − 2−2 3 2 − − − なし 0 0 0 0 0 ──────────────────────────────────
【0053】
【発明の効果】本発明の式Iの化合物及びそれを含有す
る製剤は、優れた除草活性を示した。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式I: 【化1】 (式中、R1 は水素原子又は直鎖又は分枝鎖の炭素原子
    数1ないし8のアルキル基を表し;R2 は、未置換の又
    は直鎖又は分枝鎖の炭素原子数1ないし6のアルキル
    基、直鎖又は分枝鎖の炭素原子数1ないし6のアルコキ
    シ基、炭素原子数1ないし4のハロゲン化アルキル基及
    び/又はハロゲン原子の1ないし5個により置換された
    フェニル基を表し、 Xは未置換の又はメチル基で置換されたメチレン基又は
    −CO−を表す。)で表わされる化合物。
  2. 【請求項2】R1 がメチル基又はn−ペンチル基を表
    し、R2 がフェニル基; メチル基、n−プロピル基及び
    /又は塩素原子の1ないし2個により置換されたフェニ
    ル基を表し、Xがメチレン基を表す請求項1記載の化合
    物。
  3. 【請求項3】R2 がフェニル基、2−メチルフェニル
    基、2−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、
    2,6−ジクロロフェニル基又は3,4−ジメチルフェ
    ニル基である請求項2記載の化合物。
  4. 【請求項4】R1 がメチル基を表しそしてR2 が2−ク
    ロロフェニル基を表すか、又はR1 がn−プロピル基を
    表しそしてR2 がフェニル基を表す請求項2記載の化合
    物。
  5. 【請求項5】式II: 【化2】 (式中、R1 は水素原子又は直鎖又は分枝鎖の炭素原子
    数1ないし8のアルキル基を表す。)により表される化
    合物の塩に、又は式IIの化合物に塩基の存在下、式III
    : YXR2 (III) (式中、R2 は未置換の又は直鎖又は分枝鎖の炭素原子
    数1ないし6のアルキル基、直鎖又は分枝鎖の炭素原子
    数1ないし6のアルコキシ基、炭素原子数1ないし4の
    ハロゲン化アルキル基及び/又はハロゲン原子の1ない
    し5個により置換されたフェニル基を表し、 Xは未置換の又はメチル基で置換されたメチレン基又は
    −CO−を表し、 Yは臭素原子又は塩素原子を表す。)で表される化合物
    を反応させることによる式I: 【化3】 (式中のR1 、R2 とXの定義は、上述の式IIと式III
    中の定義と同じである。)の化合物の製造法。
  6. 【請求項6】式II: 【化4】 (式中、R1 は水素原子又は直鎖又は分枝鎖の炭素原子
    数1ないし8のアルキル基を表す。)で表される化合
    物。
  7. 【請求項7】請求項1ないし4のいずれかに記載の化合
    物を含有する除草剤。
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EP0976707A1 (en) * 1997-04-07 2000-02-02 Nissan Chemical Industries, Ltd. Cycloalkyl benzyl ether compounds

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0976707A1 (en) * 1997-04-07 2000-02-02 Nissan Chemical Industries, Ltd. Cycloalkyl benzyl ether compounds
EP0976707A4 (en) * 1997-04-07 2001-06-13 Nissan Chemical Ind Ltd CYCLOALKYL-BENZYL ETHER DERIVATIVES

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