JPH09142058A - 通帳処理装置 - Google Patents

通帳処理装置

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JPH09142058A
JPH09142058A JP30901995A JP30901995A JPH09142058A JP H09142058 A JPH09142058 A JP H09142058A JP 30901995 A JP30901995 A JP 30901995A JP 30901995 A JP30901995 A JP 30901995A JP H09142058 A JPH09142058 A JP H09142058A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は通帳処理装置に関し、従来の装置に簡
単な通帳回転機構を追加するだけで、縦型通帳と横型通
帳の改頁処理が自動的に行えるようにして、顧客操作の
簡略化、処理時間の短縮化を達成する。 【解決手段】横型通帳と縦型通帳とを媒体とし、通帳に
印字を行う印字機構25と、いずれか一方の通帳の改頁
処理が可能な改頁機構23と、改頁機構23で改頁でき
ない他方の通帳に対し、通帳の向きを90°回転させて
一方の通帳と頁捲り方向を同じにする通帳回転機構29
を備え、改頁機構23で前記他方の通帳の改頁を可能に
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行、その他の金
融機関等の店舗に設置され、顧客の操作に基づき入出金
等の取引を行うATM(Autmatic Tellers Machine)、
出金取引を行うCD(Cash Dispencer)、或いは自動記
帳機等に利用される通帳処理装置に関するものであり、
特に、顧客の取引通帳に取引情報を印字するための通帳
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図13〜図15に基づいて従来例
を説明する。従来、銀行等の金融機関等の店舗に設置さ
れ、顧客の操作に基づき入出金等の取引を行うATM、
出金取引を行うCD、或いは自動記帳機等においては、
顧客の取引通帳(以下、単に「通帳」と記す)に取引情
報を印字するための通帳プリンタが使用されていた。以
下、前記通帳と、該通帳に印字するための通帳プリンタ
について説明する。
【0003】§1:通帳の説明・・・図13参照 図13は従来の通帳の説明図であり、A図は縦型通帳、
B図は横型通帳を示す。従来、顧客取引に使用する通帳
には、印字方向に対し直角方向に頁を捲る横型通帳2
と、印字方向に頁を捲る縦型通帳1との2種類の通帳が
知られていた。なお、前記横型通帳は2000号タイプ
通帳とも呼ばれている。
【0004】前記通帳を通帳プリンタで印字処理する場
合は、各通帳とも印字方向に対し直角方向に搬送し、所
定の印字位置で印字機構により印字していた。すなわ
ち、A図に示した縦型通帳1は、印字方向と直角方向の
図示矢印方向に搬送し、B図に示した横型通帳2は印字
方向と直角方向の図示矢印方向に搬送し、それぞれ所定
の印字位置で印字機構により印字していた。
【0005】前記印字処理を行う場合改頁が必要になる
と、縦型通帳1では印字方向に頁捲りすることで改頁を
行い、横型通帳2では印字方向と直角方向に頁捲りする
ことで改頁を行う。
【0006】§2:通帳プリンタの説明 従来、通帳プリンタには、縦型通帳1のみを媒体とした
縦型通帳専用の通帳プリンタ、横型通帳(2000号タ
イプ通帳)2のみを媒体とした横型通帳専用の通帳プリ
ンタ、或いは縦型通帳1と横型通帳2の両方を媒体とし
た兼用型の通帳プリンタが知られていた。
【0007】しかし、前記兼用型の通帳プリンタでは、
改頁機構は縦型通帳専用の機構か、又は横型通帳専用の
機構になっている。このため、例えば、改頁機構が縦型
通帳専用の機構になっている装置では、横型通帳を使用
して改頁処理を行う場合、一度通帳を顧客に戻し手作業
で改頁してもらい、再度通帳挿入口より通帳を挿入して
もらうことで改頁処理を行っていた。
【0008】また、改頁機構が横型通帳専用の機構にな
っている装置では、縦型通帳を使用して改頁処理を行う
場合、一度通帳を顧客に戻し手作業で改頁してもらい、
再度通帳挿入口より通帳を挿入してもらうことで改頁処
理を行っていた。更に最近では、縦型通帳と横型通帳の
自動改頁機構を備えた装置も提案されている(公開昭6
1−57393号公報参照)。以下、前記提案された自
動改頁機構について説明する。
【0009】§3:自動改頁機構の説明・・・・・・図
14、図15参照 図14は従来の自動改頁機構の説明図(その1)、図1
5は従来の自動改頁機構の説明図(その2)である。以
下、図14、図15に基づいて自動改頁機構による自動
改頁処理を説明する。なお、図示の〜は改頁処理の
順序を示す。
【0010】は固定ガイド7に沿って送りローラ5、
及び5′により通帳12が図面の後方から前方に向けて
送られてきた状態を示す。この場合、通帳12が縦型通
帳であれば、ターニングローラ3(回転軸に所定間隔で
2個設けてある)の回転軸は90°回転して通帳12の
搬送される方向と並行になり、且つ、固定ガイド7から
通帳12が入れるように引き離されている。
【0011】送りローラ5は、固定ガイド7に取り付け
られ、送りローラ5′は可変ガイド9及び10にそれぞ
れ送りローラ5に対向して設けられている。また、ター
ニングローラ3には金属部分3a、すなわち、摩擦係数
の小さな領域が設けられ、挿入された通帳12に対向す
る位置にある。
【0012】は、ターニングローラ3が図示矢印の方
向に移動して頁捲り開始位置に移動した状態を示す。こ
の場合、ターニングローラ3は金属部分3aにより、通
帳12の中用紙を押圧しつつ右方向に移動し、ターニン
グローラ3の移動に連動するレバー(図示省略)によ
り、可変ガイド10は送りローラ5′と共に開かれて通
帳12の一方の片面が露出する。この時、通帳12は可
変ガイド9の送りローラ5′と固定ガイド7の送りロー
ラ5により固定されている。
【0013】はターニングローラ3が回転し、中用紙
が翻転する状態を示す。頁捲り位置に移動したターニン
グローラ3は図示矢印のように回転し、摩擦係数の大き
い部分で中用紙11をアーチ状に湾曲させ、11′のよ
うにターニングローラ3の反対側に翻転させる。
【0014】は頁捲り中の状態を示す。中用紙11が
翻転するとターニングローラ3は翻転を停止し、金属部
分3aを残りの中用紙に押圧したまま図の左方向に移動
する。ターニングローラ3が通帳12の中央付近に達す
ると、可変ガイド10は閉じ、可変ガイド10の送りロ
ーラ5′と対向して通帳12を固定する。ターニングロ
ーラ3により押される中用紙11は反転し通帳12の反
対側に倒れていく。
【0015】は頁捲り完了の状態を示す。ターニング
ローラ3は開いた可変ガイド9により、中用紙11を露
出した通帳12の他方の片面に完全に押しつけ頁捲りは
完了する。
【0016】はターニングローラ3が元の位置に戻る
状態を示す。ターニングローラ3が右方向に戻り始める
と可変ガイド9は閉じ始め、中用紙11が基に戻らない
ように抑える。ターニングローラ3が通帳12の中央の
位置に戻ると、通帳12の中用紙から引き離されるの
状態に戻る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) :通帳プリンタで処理する通帳には縦型通帳と横型
通帳とが知られているが、縦型通帳専用の通帳プリンタ
では横型通帳が使えない。また横型通帳専用の通帳プリ
ンタでは縦型通帳が使えない。このため、縦型通帳と横
型通帳の両方が使える兼用型の通帳プリンタが知られて
いるが、この兼用型の通帳プリンタでは改頁機構は縦型
通帳専用の機構か、又は横型通帳専用の機構になってい
る。
【0018】このため、改頁機構が縦型通帳専用の機構
になっている装置では、横型通帳を使用して改頁処理を
行う場合、一度通帳を顧客に戻し手作業で改頁してもら
い、再度通帳挿入口より通帳を挿入してもらうことで改
頁処理を行っていた。
【0019】また、改頁機構が横型通帳専用の機構にな
っている装置では、縦型通帳を使用して改頁処理を行う
場合、一度通帳を顧客に戻し手作業で改頁してもらい、
再度通帳挿入口より通帳を挿入してもらうことで改頁処
理を行っていた(ATM、CD等の通帳プリンタの場
合)。従って、顧客の手間が余分にかかり、操作が面倒
であると共に、処理時間も長くなっていた。
【0020】(2) :前記縦型通帳と横型通帳の自動改頁
機構を備えた装置では、縦型通帳と横型通帳に対し改頁
処理を行うことができるが、改頁機構にターニングロー
ラとその制御機構を設け、ターニングローラを90°回
転させる必要がある。従って、縦型通帳専用、或いは横
型通帳専用の改頁機構に比べて、改頁機構が複雑で大型
になる。
【0021】本発明は、このような従来の課題を解決
し、横型通帳専用、又は縦型通帳専用の改頁機構を備え
た従来の装置に簡単な通帳回転機構を追加するだけで、
縦型通帳と横型通帳の改頁処理が自動的に行えるように
して、顧客操作の簡略化、処理時間の短縮化を達成する
ことを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は前記の目的を達成するため、次のよ
うに構成した。 (1) :通帳処理装置には挿入口21が設けてあり、この
挿入口21から通帳を挿入できるようになっている。ま
た、挿入口21の周辺部にはセットセンサが設けてあ
り、挿入口21から挿入された通帳が所定の位置にセッ
トされたことを検出できるようになっている。
【0023】挿入口21に続いて通帳の搬送路が設けて
あり、この搬送路のローラ46を回転駆動することによ
り、挿入された通帳を内部に吸引して搬送するようにな
っている。また挿入口21に続く搬送路には、縦型通帳
を識別するための縦型通帳センサと横型通帳を識別する
ための横型通帳センサが設けてあり、これらのセンサに
より挿入口21から挿入された通帳の種類を識別可能に
している。
【0024】更に、前記搬送路に沿ってMS処理機構2
6、モータ53を備えた搬送機構52、ゲート機構5
0、51、改頁機構23、イメージセンサ24、印字機
構25、通帳回転機構29等が設けてある。また、通帳
処理装置を次のように構成した。
【0025】(2) :印字方向に対し直角方向に頁を捲る
横型通帳と、印字方向に頁を捲る縦型通帳とを媒体と
し、前記通帳を印字方向と直角方向に搬送する搬送路
と、通帳に印字を行う印字機構25と、前記いずれか一
方の通帳の改頁処理が可能な改頁機構23と、前記改頁
機構23で改頁できない他方の通帳に対し、通帳の向き
を90°回転させて前記一方の通帳と頁捲り方向を同じ
にする通帳回転機構29を備え、前記改頁機構23で前
記他方の通帳の改頁を可能にした。
【0026】(3) :前記通帳処理装置において、一方の
通帳が横型通帳であり、前記改頁機構23は横型通帳の
改頁が可能である。 (4) :前記通帳処理装置において、通帳回転機構29
は、前記印字機構25に対し、通帳の搬送路方向で通帳
の挿入口21と反対側に設置されている。
【0027】(5) :前記通帳処理装置において、通帳回
転機構29は、1軸のシャフトを2分割し、この2分割
したシャフトにそれぞれ1個のローラを固定し、各々の
シャフトにはそれぞれ回転駆動力を伝達する動力伝達手
段を連結すると共に、前記片側のシャフトにはギヤを介
して前記動力伝達手段を連結し、前記ギヤは回転方向切
り替え手段(例えば、マグネット)により回転方向を切
り替え可能にした。
【0028】(6) :前記通帳処理装置において、通帳回
転機構29は、前記回転方向切り替え手段と連動し、通
帳の回転中心を押さえる支点レバーを備えている。 (7) :前記通帳処理装置において、通帳回転機構29
は、通帳の回転終了、及び回転戻し状態を検出可能な1
つの回転検知センサを備えている。
【0029】(8) :前記通帳処理装置において、通帳回
転機構29は、通帳のセット位置を検知する通帳セット
位置センサを備え、前記通帳セット位置センサからの情
報を基に通帳の回転中心位置を変化させ、通帳の回転終
了後の停止位置を可変できるようにした。
【0030】(9) :前記通帳処理装置において、通帳の
頁や印字位置を検出するイメージセンサを備え、通帳の
頁数の違いによる左右の厚さの違いを考慮して、前記イ
メージセンサからの通帳の頁情報と、前記通帳セット位
置センサからのセット位置情報を基に回転後の通帳のセ
ット位置を変更可能にした。
【0031】(作用)前記構成に基づく本発明の作用
を、図1に基づいて説明する。なお、以下の説明では改
頁機構23は横型通帳専用の改頁機構になっているもの
とする。
【0032】(1) :横型通帳(2000号タイプ通帳)
の場合、改頁機構23は横型通帳の規格に合わせてある
から、通帳回転機構29を使用しないで改頁を行うこと
ができる。従って、横型通帳の場合、挿入口21より吸
入された通帳は搬送路のローラ46により搬送され印字
機構25の印字位置で停止し、印字機構25により印字
データが印字される。
【0033】そして、通帳の印字頁の最終行まで印字し
てもまだ残りの印字データがある場合は、ゲート機構5
0により搬送路を切り替えて改頁機構23まで通帳を搬
送し、通帳の次頁に改頁する。その後、改頁機構23か
ら通帳を排出しイメージセンサ24の位置まで搬送し、
イメージセンサ24により通帳の情報を読み取ることに
より、頁数を確認し、更に通帳を印字位置まで搬送し
て、印字機構25により、通帳に残りの印字データを印
字する。そして、MS処理機構26の位置まで通帳を搬
送し、MS処理機構26により通帳に磁気ストライプの
磁気データを更新する。その後、前記通帳を挿入口21
まで搬送して排出し顧客に通帳を返却する。
【0034】(2) :縦型通帳の場合、改頁機構23は横
型通帳(2000号タイプ通帳)の規格に合わせてある
から、改頁が必要な場合は通帳回転機構29により通帳
を90°回転した後改頁機構23により改頁する。その
後、再び通帳回転機構29により通帳を90°回転戻し
して元の位置に復元してから残りの印字データを印字す
る必要がある。
【0035】先ず、縦型通帳の場合、挿入口21より吸
入された通帳は搬送路のローラ46により搬送され印字
機構25の印字位置で停止し、印字機構25により印字
データが印字される。
【0036】そして、通帳の印字頁の最終行まで印字し
てもまだ残りの印字データがある場合は、通帳を通帳回
転機構29まで搬送して90°回転させ、その後、ゲー
ト機構50により搬送路を切り替えて改頁機構23まで
通帳を搬送し、通帳の次頁に改頁する。
【0037】その後、改頁機構23から通帳を排出し再
び通帳回転機構29まで通帳を搬送し、通帳を90°回
転させて元の位置まで戻した後、イメージセンサ24の
読み取り位置まで搬送し、イメージセンサ24により通
帳の情報を読み取ることにより、頁数を確認し、更に通
帳を印字位置まで搬送して、印字機構25により、通帳
に残りの印字データを印字する。
【0038】そして、MS処理機構26の位置まで通帳
を搬送し、MS処理機構26により通帳の磁気ストライ
プの磁気データを更新する。その後、通帳を挿入口21
まで搬送して排出し顧客に通帳を返却する。
【0039】(3) :前記通帳処理において、通帳回転機
構29では、2分割したシャフトをそれぞれ動力伝達手
段により回転駆動し、各シャフトに固定したローラによ
り通帳を回転させる。この場合、前記回転方向切り替え
手段によりギヤの回転方向を切り替えて前記一方のシャ
フトに固定されたローラのみ回転方向を逆方向にして通
帳を90°回転させる。
【0040】なお、前記通帳の回転を行う場合、前記支
点レバーで通帳の回転中心を押さえることにより、確実
に通帳を回転させることができる。また、通帳回転機構
29は、通帳の回転終了、及び回転戻し状態を検出可能
な1つの回転検知センサを備えているので、通帳の回転
を確実に検知することが可能になる。
【0041】更に、通帳セット位置センサからの情報を
基に通帳の回転中心位置を変化させ通帳の回転終了後の
停止位置を可変できるようにしており、通帳の回転後の
位置を補正することが可能になる。
【0042】また、前記イメージセンサからの通帳の頁
情報と、前記通帳セット位置センサからのセット位置情
報を基に回転後の通帳のセット位置を変更可能にしたの
で、通帳の頁数の違いによる左右の厚さの違いにより9
0°回転後のセット位置が変化しても、常に最適な位置
にセットすることが可能になる。
【0043】以上のように、横型通帳専用、又は縦型通
帳専用の改頁機構を備えた従来の装置に簡単な通帳回転
機構を追加するだけで、縦型通帳と横型通帳の改頁処理
が自動的に行える。また、縦型通帳の改頁と横型通帳の
改頁処理が自動的に行えるから、顧客操作の簡略化、処
理時間の短縮化が達成可能である。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2〜図12は本発明の実施の形
態を示した図であり、図2〜図12中、図1、図13〜
図15と同じものは、同一符号で示してある。
【0045】§1:通帳プリンタの概略機構と制御系の
説明・・・図2、図3参照 図2は通帳プリンタの機構概略図、図3は通帳プリンタ
の制御系ブロック図である。以下、図2、図3に基づい
て通帳プリンタの概略機構と制御系について説明する。
【0046】図示のように、通帳プリンタ20には挿入
口21が設けてあり、その内部には、改頁機構23、イ
メージセンサ24、印字機構25、磁気ストライプ処理
機構(以下、「MS処理機構」と記す)26、プラテン
27、通帳回転機構29、取り込み機構28、搬送機構
52、ゲート機構G(複数のゲート機構)、センサS
(複数のセンサ)等が設けてある。
【0047】また、通帳プリンタ20の制御系には、電
源部30、主制御部31、印字機構制御部32、MS処
理機構制御部33、イメージセンサ制御部34、搬送機
構制御部35、通帳回転機構制御部36、改頁機構制御
部37、センサ制御部38、ゲート機構制御部39等が
設けてあり、前記通帳プリンタの各機構部を制御するよ
うに構成されている。前記各部の機能等は次の通りであ
る。
【0048】(1) :挿入口21は通帳を挿入するための
機構である。 (2) :改頁機構23は、横型通帳(2000号タイプ通
帳)の規格に合わせた横型通帳専用の改頁機構である。
なお、改頁機構自体は従来から使用されているものなの
で詳細な構成の説明は省略する。
【0049】(3) :イメージセンサ24は、通帳の頁や
印字位置を検出するためのものである。 (4) :印字機構25は、通帳に取引情報等の印字を行う
ものである。
【0050】(5) :MS処理機構26は、磁気読み取り
機構と磁気書き込み機構を備え、通帳の磁気ストライプ
(MS)から情報を読み取ったり、前記磁気ストライプ
に取引情報を書き込んだりするものである。
【0051】(6) :プラテン27は前記印字機構の一部
を構成するものであり、通帳に印字を行う際はこのプラ
テン27上で行う。 (7) :通帳回転機構29は、縦型通帳の方向を水平方向
に90°回転させるための機構である。なお、改頁機構
23は横型通帳の規格に合わせたものなので、横型通帳
の改頁を行う場合、印字機構25から直接改頁機構23
へ搬送され、この通帳回転機構29で方向を回転させる
必要はない。従って、通帳回転機構29では縦型通帳の
みを水平方向に90°回転させ、通帳の頁捲り方向を横
型通帳に合わせる。
【0052】(8) :取り込み機構28は、顧客の取り忘
れ通帳を取り込むための機構である。なお、前記取り忘
れ通帳を取り込む場合は、ゲート機構により搬送路を切
り替えて顧客の取り忘れ通帳を取り込む。
【0053】(9) :搬送機構52は、モータ、ローラ、
動力伝達手段(ギヤ、ベルト等)等を備え、通帳等の媒
体を搬送するものである。 (10):ゲート機構G(複数のゲート機構)は、搬送路の
切り替えを行うものである。
【0054】(11):センサSは通帳プリンタ内の各部に
設けて媒体等の検出を行うものである。例えば、セット
センサは、挿入口21の周辺部に設けたセンサであり、
挿入口21から通帳が挿入されて所定の位置にセットさ
れたことを検出するものである。なお、前記センサS
は、例えば、レーザーダイオード等の発光部と、前記発
光部からの光を受光する受光部とを備えた光学センサで
構成する。
【0055】(12):電源部30は、通帳プリンタ内の各
部に電源を供給するものである。 (13):主制御部31は通帳プリンタ内の各種制御を行う
ものである。 (14):印字機構制御部32は、主制御部31からの指示
に基づき印字機構の制御を行うものである。
【0056】(15):MS処理機構制御部33は、主制御
部31からの指示に基づきMS処理機構の制御を行うも
のである。 (16):イメージセンサ制御部34は、主制御部31から
の指示に基づきイメージセンサ24で通帳の情報を読み
取る場合の制御を行うものである。
【0057】(17):搬送機構制御部35は、主制御部3
1からの指示に基づき搬送機構52の制御を行うもので
ある。 (18):通帳回転機構制御部36は、主制御部31からの
指示に基づき通帳回転機構29で縦型通帳を回転させる
場合の各種制御を行うものである。
【0058】(19):改頁機構制御部37は、主制御部3
1からの指示に基づき改頁機構23で改頁処理を行う際
の各種制御を行うものである。 (20):センサ制御部38はセンサSの制御(例えば、光
学センサの場合、発光部の制御や、受光部からの出力信
号の制御等)を行うものである。
【0059】(21):ゲート機構制御部39はゲート機構
Gの制御(搬送路の切り替え制御)を行うものである。 §2:通帳プリンタ機構の説明・・・図4、図5参照 図4は通帳プリンタの機構部平面図、図5は通帳プリン
タの機構部断面図である。以下、図4、図5に基づいて
通帳プリンタ機構部を説明する。
【0060】図示のように、通帳プリンタ20には通帳
を挿入するための挿入口21が設けてあり、この挿入口
21から通帳を挿入できるようになっている。また、前
記挿入口21の周辺部にはセットセンサ(図示省略)が
設けてあり、挿入口21から挿入された通帳が所定の位
置にセットされたことを検出できるようになっている。
【0061】前記挿入口21に続いて通帳の搬送路が設
けてあり、この搬送路は上パスウェイ48(上ガイド)
と、下パスウェイ49(下ガイド)で構成されている。
そして、前記上パスウェイ48、及び下パスウェイ49
に沿って複数のシャフト45に取り付けられた複数のロ
ーラ46(ガイドローラ)が設けてあり、前記複数のロ
ーラ46を回転駆動することにより、挿入された通帳を
内部に吸引して搬送するようになっている。
【0062】この場合、複数のシャフト45は搬送機構
52のモータ53によりベルト等を介して回転駆動さ
れ、このシャフト45の回転駆動により各シャフト45
に取り付けられたローラ46が回転駆動されるようにな
っている。また、前記搬送路には、横型通帳(2000
号タイプ通帳)ガイド43が設けてあり、横型通帳をガ
イドするようになっている。
【0063】更に挿入口21に続く搬送路には縦型通帳
を識別するための縦型通帳センサ40と横型通帳を識別
するための横型通帳センサ42が設けてあり、これらの
センサにより挿入口21から挿入された通帳の種類(縦
型通帳/横型通帳)を識別可能にしている。
【0064】また、前記搬送路に沿って、MS処理機構
26、モータ53を備えた搬送機構52、ゲート機構5
0、51、改頁機構23(横型通帳専用)、イメージセ
ンサ24、印字機構25、デフレクタ機構41、通帳回
転機構29、取り込み機構28等が設けてある。
【0065】前記通帳プリンタの動作概要は次の通りで
ある。 (1) :横型通帳(2000号タイプ通帳)の場合、改頁
機構23は横型通帳の規格に合わせてあるから、通帳回
転機構29は使用しないで改頁を行うことができる。従
って横型通帳の場合、挿入口21より吸入された通帳は
上パスウェイ48と下パスウェイ49の間を搬送路のロ
ーラ46により搬送され印字位置で停止し、印字機構2
5により印字データが印字される。
【0066】そして、通帳の印字頁の最終行まで印字し
てもまだ残りの印字データがある場合は、ゲート機構5
0により搬送路を切り替えて改頁機構23まで通帳を搬
送し、改頁機構23で通帳の次頁に改頁する。
【0067】その後、改頁機構23から通帳を排出し、
イメージセンサ24の読み取り位置まで搬送し、イメー
ジセンサ24により通帳の情報を読み取ることで頁数を
確認し、更に通帳を印字位置まで搬送して、印字機構2
5により通帳に残りの印字データを印字する。
【0068】そして、MS処理機構26の位置まで通帳
を搬送し、MS処理機構26により通帳の磁気ストライ
プ(MS)の磁気データを更新する。その後、通帳を挿
入口21まで搬送して排出し顧客に通帳を返却する。
【0069】(2) :縦型通帳の場合、改頁機構23は横
型通帳(2000号タイプ通帳)の規格に合わせてある
から、改頁が必要な場合は通帳回転機構29により通帳
を水平方向に90°回転した後、改頁機構23で次頁に
改頁する。その後、再び通帳回転機構29で通帳を90
°回転戻しして元の位置に戻してから、更に通帳を印字
位置まで搬送し印字機構25で残りの印字データを印字
する必要がある。
【0070】先ず、縦型通帳の場合、挿入口21より吸
入された通帳は上パスウェイ48と下パスウェイ49の
間を搬送路のローラ46により搬送して印字位置で停止
させ、印字機構25により印字データを通帳に印字す
る。
【0071】そして、通帳の印字頁の最終行まで印字し
てもまだ残りの印字データがある場合は、通帳を通帳回
転機構29まで搬送して水平方向に90°回転させ、横
型通帳と頁捲り方向を同じにする。その後、ゲート機構
50により搬送路を切り替えて改頁機構23まで通帳を
搬送し、改頁機構23で通帳を次頁に改頁する。
【0072】次に、改頁機構23から通帳を排出し、再
び通帳回転機構29まで通帳を搬送して所定位置で停止
させる。そして、通帳回転機構29により通帳を水平方
向に90°回転させて元の位置まで戻した後、通帳をイ
メージセンサ24の読み取り位置まで搬送し、イメージ
センサ24により通帳の情報を読み取ることにより、頁
数を確認する。その後、更に通帳を印字位置まで搬送し
て、印字位置で停止させ、印字位置にセットした通帳に
残りの印字データを印字する。
【0073】次に、通帳をMS処理機構26の位置まで
搬送し、MS処理機構26により通帳に磁気ストライプ
(MS)の磁気データを更新する。その後、通帳を挿入
口21まで搬送して排出し顧客に通帳を返却する。
【0074】§3:通帳回転機構の説明・・・図6〜図
9参照 図6は通帳回転機構の説明図(その1)、図7は通帳回
転機構の説明図(その2)、図8は通帳回転機構の説明
図(その3)であり、A図は一部側面図、B図は側面図
である。また、図9は通帳回転機構の説明図(その4)
である。以下、図6〜図9に基づいて通帳回転機構を説
明する。
【0075】(1) :通帳回転機構29では、1軸のシャ
フト(ローラ軸)をシャフト61a、61bに2分割
し、そのシャフト61a、61bにそれぞれ1個のロー
ラ62a、62bが固定されている。この場合、ローラ
62a、62bの下側には図示しない回転可能なピンチ
ローラが圧接している。
【0076】シャフト61a、61bは図示しないフレ
ームに取り付けられ、それぞれ動力伝達手段により回転
駆動されるようになっている。そして、一方のシャフト
61aにはプレート64が回転自在に取り付けられてい
る。また、シャフト61aにはギヤ63が固定されてい
る。
【0077】プレート64にはアイドルギヤ65a、6
5b、65cが回転可能に支持され、ギヤ63とアイド
ルギヤ65a、65bが噛み合い、また、アイドルギヤ
65b、65cも噛み合っている。プレート64はマグ
ネット66とリンク67により連結され、凸部67aと
プレート部64aのバネ性を持つ部分が接合される。
【0078】プレート64は、スプリング68により、
通常図示イ方向に力が加わり軸69、ギヤ69aとプレ
ート64のアイドルギヤ65aが噛み合う。また、ギヤ
69aと一体のプーリ69bには動力を伝達するベルト
70が掛かり、ギヤ69aと噛み合うアイドルギヤ65
a、ギヤ63を介して動力がローラ62aに伝達され
る。
【0079】一方、ローラ62bはシャフト61bに固
定されたプーリ71にベルト72が掛かりモータからの
駆動力が伝達される。これによりローラ62bと62a
は同方向に回転できる。マグネット66の励磁によりプ
レート64は図示ロ方向に回転し、ギヤ69aとアイド
ルギヤ65cが噛み合わされ、ローラ62aはローラ6
2bと回転方向が逆転する。この機構によりローラ62
に搬送されてきた縦型通帳はマグネット66の励磁によ
りその場で回転が可能になる。
【0080】(2) :前記通帳回転機構29には、縦型通
帳1の回転を安定させるために、回転中心を押さえる支
点レバー73を持っている。前記支点レバー73は図示
しないフレームに回転可能に保持され、そのシャフト端
面をバネ74により固定されている。
【0081】また、バネ74は、リンク67の凸部67
bと接合されている。マグネット66の励磁により、通
常は搬送路より退避している支点レバー73が通帳回転
の中心を押し、回転方向以外への通帳の動きを規制す
る。なお、前記支点レバー73は通帳を一点で押さえる
ことができれば、材質、形状は任意である。
【0082】(3) :前記通帳回転機構29には、縦型通
帳1の回転状態を検知できる回転検知センサ75を持
ち、縦型通帳1がローラ62a、62bにより回転し回
転検知センサ75が遮蔽→透過→遮蔽の状態に変化す
る。この透過から遮蔽の変化点を基準に一定ステップ後
停止することで通帳の90°回転を可能にしている。
【0083】また、通帳の90°回転状態から初期状態
に戻す場合も同様に、回転検知センサ75が遮蔽→透過
→遮蔽の状態に変化する。この透過から遮蔽の変化点を
基準に一定ステップ後停止することで通帳が初期状態に
戻る。
【0084】前記のように、1つの回転検知センサから
の情報に基づいて通帳を回転停止させるため、回転角度
の誤差が少ない。また、回転開始から回転終了までを一
定ステップで動かす場合、途中のロス分が回転角度に影
響を与えない。
【0085】(4) :前記通帳回転機構29には、通帳回
転機構29への通帳セット位置を検知するための通帳セ
ット位置センサ76を持ち、通帳の停止位置を可変する
ことで通帳に対する回転中心が変化し、通帳の回転後の
位置を変えられるようにしてある。
【0086】更に、前記通帳セット位置をイメージセン
サ24の通帳頁情報と組み合わせ、頁数の違いによる通
帳の左右の段差を考慮し、通帳の90°回転後の位置が
最適になるように通帳セット位置を選択できるようにし
てある。
【0087】このように、前記通帳セット位置センサ7
6からの情報を基に通帳の回転中心位置を変化させ通帳
の回転終了後の停止位置を可変できるようにしたので、
通帳の回転後の位置調整が容易にできる。
【0088】また、イメージセンサ24からの通帳の頁
情報と、前記通帳セット位置センサ76からのセット位
置情報を基に回転後の通帳のセット位置を変更可能にし
たので、通帳の左右の厚さの違いによる段差等を考慮
し、常に安定した通帳の90°回転が可能になる。
【0089】なお、前記回転検知センサ75及び通帳セ
ット位置センサ76は、発光部と受光部からなるセンサ
で構成され、発光部からの光を受光部で受光して電気信
号に変換するセンサである。
【0090】そして、発光部と受光部の間に通帳が挿入
されない場合は、発光部からの光が受光部まで達する
(前記透過の状態)が、発光部と受光部の間に通帳が挿
入されると、発光部からの光は通帳で遮蔽され(前記遮
蔽の状態)受光部に達しないようになっている。
【0091】§4:通帳プリンタの動作説明 以下、通帳プリンタの動作を説明する。 (1) :横型通帳(2000号タイプ通帳)の場合、改頁
機構23は横型通帳の規格に合わせてあるから、通帳回
転機構29は使用しないで改頁を行うことができる。従
って、横型通帳の場合、挿入口21より吸入された通帳
は上パスウェイ48と下パスウェイ49の間を搬送路の
ローラ46により吸引され搬送されて印字位置で停止す
る。そして、通帳は前記停止位置で印字機構25により
印字データが印字される。
【0092】前記印字処理において、通帳の印字頁の最
終行まで印字してもまだ残りの印字データがある場合
は、ゲート機構50により搬送路を切り替えて改頁機構
23まで通帳を搬送し、改頁機構23で通帳の次頁に改
頁する。
【0093】その後、改頁機構23から通帳を排出しイ
メージセンサ24の読み取り位置まで搬送する。そし
て、イメージセンサ24により通帳の情報を読み取るこ
とにより、頁数を確認し、更に通帳を印字位置まで搬送
して、印字機構25により印字位置にセットした通帳に
残りの印字データを印字する。次に、MS処理機構26
の位置まで通帳を搬送し、MS処理機構26により通帳
に磁気ストライプの磁気データを更新する。その後、通
帳を挿入口21まで搬送して排出し顧客に通帳を返却す
る。
【0094】(2) :縦型通帳の場合、前記と同様にして
挿入口21より吸入された通帳は、搬送路上を搬送され
印字位置で停止する。そして、印字機構25により通帳
に印字データを印字する。前記印字処理において、印字
頁の最終行まで印字が終了してもまだ残りの印字データ
がある場合、更に通帳を印字機構25の後方へ吸入して
搬送し、通帳回転機構29の通帳セット位置センサ76
が通帳の上端を検知した後、一定ステップ吸入し、通帳
を回転位置にセットする。
【0095】次に、マグネット66を励磁すると連結さ
れたリンク67の凸部67aとプレート64のプレート
部64aとの当接により、プレート64が図示ロ方向に
回転する。これによりギヤ69aとアイドルギヤ65c
が噛み合い、ローラ62aの回転方向がローラ62bと
逆方向になる。
【0096】前記マグネット66の励磁により、リンク
67の凸部67bと支点レバー73のシャフト端にある
バネ74を介し、支点レバー73が通帳を押さえる。こ
の動作は、ローラの動力切り替え(プレート64の動
き)と同時に行われる。
【0097】次に、図示しないモータを排出方向に回転
すると、ローラ62a、62bの回転方向の違いにより
通帳は、前記支点レバー73を中心に回転する。通帳の
回転状態は、回転検知センサ75からの信号が遮蔽→透
過→遮蔽と変化することで判断できる。
【0098】この透過から遮蔽の変化点を基準に一定ス
テップ後モータを停止することで、通帳の90°回転が
正確に行える。回転終了後、マグネット66の励磁を切
ることで、リンク67を介しプレート64がスプリング
68により図示イ方向に回転し、ギヤ69aとアイドル
ギヤ65aが噛み合いギヤ63を介し、ローラ62aは
ローラ62bと回転方向が同じになる。
【0099】次にゲート機構50により搬送路を切り替
える。そしてこの状態で通帳を排出方向に搬送して改頁
機構23まで搬送し、改頁機構23により次頁に改頁す
る。改頁後、再度通帳を吸入し、再び通帳回転機構29
まで搬送する。
【0100】そして、通帳回転機構29内で、通帳セッ
ト位置センサ76からの情報を基に通帳を通帳回転戻し
位置にセットし、前記マグネット66の励磁によりロー
ラ62の回転方向を切り替え後、モータを排出方向に回
転させる。この時、支点レバー73は、前記同様マグネ
ット66に連動し通帳を押さえている。
【0101】通帳の回転戻し終了は、回転検知センサ7
5からの信号が遮蔽→透過→遮蔽と変化する。この透過
から遮蔽の変化点を基準に一定ステップ後、モータを停
止することで、通帳が初期状態に戻る。この後、通帳を
排出しイメージセンサ24で頁数確認を行い、更に印字
位置にセットし、印字機構25で残りの印字データを通
帳に印字し、更に、MS処理機構26で通帳の磁気デー
タの更新を行い、顧客に通帳を返却し処理を終了する。
【0102】§5:フローチャートによる通帳プリンタ
の処理説明・・・図10〜図12参照 図10は通帳プリンタの処理フローチャート(その
1)、図11は通帳プリンタの処理フローチャート(そ
の2)、図12は通帳プリンタの処理フローチャート
(その3)である。なお、S1〜S44は各処理ステッ
プを示す。
【0103】先ず、通帳を挿入口21に挿入して(S
1)、セットセンサがオンになると(S2)、この状態
をセンサ制御部38が検出する。そして、センサ制御部
38からの信号を基に、主制御部31は通帳が所定位置
にセットされたことを認識する。その後、縦型通帳セン
サ40、及び横型通帳(2000号タイプ通帳)センサ
42からの信号をセンサ制御部38が検出し、センサ制
御部38からの信号を基に、主制御部31が通帳の種類
を識別する。
【0104】この場合、主制御部31は縦型通帳センサ
40がオフで(S3)、かつ、横型通帳センサ(200
0号タイプ通帳センサ)42がオフであれば(S4)、
規定外媒体であると認識する(S5)。また、縦型通帳
センサ40がオフで(S3)、かつ、横型通帳センサ4
2がオンであれば(S4)、横型通帳(2000号タイ
プ通帳)幅であると認識する(S6)。更に、縦型通帳
センサ40がオンであれば(S3)、縦型通帳幅と認識
する(S7)。なお、規定外媒体と認識した場合、その
媒体を外部に排出する。
【0105】主制御部31は、前記のようにして横型通
帳(2000号タイプ通帳)幅と認識した場合、各制御
部へ指示を出し、通帳を印字位置まで搬送して印字機構
25により印字する。そして、通帳の印字頁の最終行ま
で印字してもまだ残りの印字データがある場合は、ゲー
ト機構50により搬送路を切り替えて改頁機構23まで
通帳を搬送し、改頁機構23で通帳の次頁に改頁する。
【0106】その後、改頁機構23から通帳を排出し、
イメージセンサ24の読み取り位置まで搬送し、イメー
ジセンサ24により通帳の情報を読み取ることで頁数を
確認し、更に通帳を印字位置まで搬送して、印字機構2
5により通帳に残りの印字データを印字する。
【0107】そして、MS処理機構26の位置まで通帳
を搬送し、MS処理機構26により通帳の磁気ストライ
プ(MS)の磁気データを更新する。その後、通帳を挿
入口21まで搬送して排出し顧客に通帳を返却する。
【0108】一方、主制御部31は、前記のようにして
縦型通帳幅と認識した場合、搬送機構制御部35に指示
を出して搬送機構制御部35が搬送機構52を制御し、
ローラ46を回転させ、前記通帳を内部へ吸入する(S
8)。この搬送の途中で、主制御部31は、搬送路上の
センサからの信号を基に通帳の長さをチェックする(S
9)。その結果、規定の長さに該当しない場合は、規定
外媒体として外部へ排出する(S10)。
【0109】しかし、前記長さチェックで通帳の長さが
規定の長さであれば、前記通帳をMS処理機構26の所
定位置にセットする(S11)。そして、主制御部31
はMS処理機構制御部33に指示を出し、MS処理機構
制御部33がMS処理機構26を制御して通帳のMSデ
ータの読み取り処理を行い(S12)、磁気データがあ
るか否かを判断する(S13)。
【0110】その結果、主制御部31は、磁気データが
なければ通帳ではなく、単票と認識する(S14)。こ
の場合にも単票と認識した媒体を外部に排出する。しか
し、磁気データがあった場合は縦型通帳と認識し(S1
5)、前記通帳を内部へ吸入し(S16)、イメージセ
ンサ24の読み取り位置で停止させる。その後、イメー
ジセンサ24により通帳の残り行数を読み取り、主制御
部31が前記残り行数を認識する(S17)。その後、
通帳を印字機構25の印字位置にセットする(S1
8)。
【0111】その後、主制御部31の指示により印字機
構制御部32が印字機構25を制御して通帳に印字処理
を行う(S19)。そして、主制御部31は、残りの印
字データがあるか否かを判断し(S20)、印字データ
があれば、最終行か否かを判断し(S24)、通帳の最
終行になるまで印字処理を行う。
【0112】このようにして印字を行い、印字データが
なくなると、再び通帳をMS処理機構26の所定位置に
セットし(S21)、通帳にMSデータのライト(書き
込み)処理を行い(S22)、通帳を挿入口21から排
出する(S23)。
【0113】しかし、残りの印字データがある状態で通
帳の最終行になった場合は(S24)、通帳の改頁処理
を行う。このため、通帳を通帳回転機構29まで吸入し
て搬送する(S25)。そして、通帳セット位置センサ
76で通帳を検知後、固定ステップ吸入して停止させる
(S26)。次に、通帳回転機構制御部36は、マグネ
ット66を励磁し(S27)、通帳の排出方向にモータ
を回転させる(S28)。
【0114】そして、通帳回転機構制御部36は、回転
検知センサ75からの信号が、透過から遮蔽に変化した
か否かを判断し(S29)、透過から遮蔽に変化した
ら、一定ステップ後、モータを停止する(S30)。そ
の後、通帳回転機構制御部36はマグネット66の励磁
を解除し(S31)、更に、ゲート機構制御部39の制
御によりゲート機構50(頁捲りゲート)を改頁機構2
3側に切り替える(S32)。
【0115】次に、搬送機構制御部35により搬送機構
52を制御して通帳を通帳回転機構29から排出し(S
33)、更にゲート機構50を通り改頁機構23まで搬
送する。そして、通帳を改頁機構23内の頁捲り位置に
セットし(S34)、改頁処理(頁捲り処理)を行う
(S35)。その後、再び搬送機構制御部35の制御に
より通帳を吸入して搬送し(S36)、通帳回転機構2
9内の通帳セット位置センサ76で通帳を検知した後、
固定ステップだけ吸入し停止させる(S37)。
【0116】次に、主制御部31の指示に基づきゲート
機構制御部39は、ゲート機構50を元の位置に戻し
(S38)、通帳回転機構制御部36はマグネット66
を励磁し(S39)、通帳の吸入方向にモータを回転さ
せ(S40)、回転検知センサ75が透過から遮蔽に変
化したか否かを判断する(S41)。この処理で通帳を
90°回転戻しすることで初期位置に戻す。
【0117】そして、回転検知センサ75からの信号が
透過から遮蔽に変化したら、主制御部31の指示に基づ
き通帳回転機構制御部36は一定ステップ後、モータを
停止させ(S42)、マグネット66の励磁を解除する
(S43)。そして、搬送機構制御部35の制御によ
り、搬送機構52を駆動して通帳を通帳回転機構29か
ら排出し(S44)、前記S18の処理から繰り返す。
【0118】(他の実施の形態)以上実施の形態例につ
いて説明したが、本発明は次のようにしても実施可能で
ある。
【0119】(1) :改頁機構を縦型通帳専用の機構にし
ておき、通帳回転機構で横型通帳を水平方向に90°回
転させるようにしても実施可能である。 (2) :ATM、CD、記帳機以外の他の同様な装置に適
用可能である。
【0120】(3) :通帳は金融機関等で使用する取引通
帳に限らず、他の同様な通帳にも適用可能である。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) :横型通帳専用、又は縦型通帳専用の改頁機構を備
えた従来の装置に簡単な通帳回転機構を追加するだけ
で、縦型通帳と横型通帳の改頁処理が自動的に行える。
従って、顧客操作の簡略化、処理時間の短縮化、装置の
小型化を達成できる。
【0122】(2) :横型通帳専用の改頁機構を使用した
場合、簡単な通帳回転機構により縦型通帳を90°水平
方向に回転させることで、横型通帳(2000号タイプ
通帳)の改頁機構を使い、自動的に改頁処理を行うこと
が可能になる。このため改頁機構を共通化でき、改頁機
構の小型化が可能になる。また、縦型通帳の90°水平
方向の回転が簡単な機構で容易に、かつ正確に行える。
【0123】前記効果の外、各請求項に対応して次のよ
うな効果がある。 (3) :請求項1では、横型通帳と縦型通帳とを媒体と
し、通帳を印字方向と直角方向に搬送する搬送路と、通
帳に印字を行う印字機構と、いずれか一方の通帳の改頁
処理が可能な改頁機構と、改頁機構で改頁できない他方
の通帳に対し、通帳の向きを90°回転させて一方の通
帳と頁捲り方向を同じにする通帳回転機構を備え、前記
改頁機構で前記他方の通帳の改頁を可能にした。
【0124】従って、横型通帳専用、又は縦型通帳専用
の改頁機構を備えた従来の装置に簡単な通帳回転機構を
追加するだけで、縦型通帳と横型通帳の改頁処理が自動
的に行える。従って、顧客操作の簡略化、処理時間の短
縮化を達成できる。
【0125】(4) :請求項2では、前記一方の通帳が横
型通帳であり、前記改頁機構は横型通帳の改頁が可能で
ある。従って、簡単な通帳回転機構により縦型通帳を9
0°水平方向に回転させることで、横型通帳(2000
号タイプ通帳)の改頁機構を使い、自動的に改頁処理を
行うことが可能になる。
【0126】このため改頁機構を共通化でき、改頁機構
の小型化が可能になる。また、縦型通帳の90°水平方
向の回転が簡単な機構で容易に、かつ正確に行える。 (5) :請求項3では、前記通帳回転機構は、前記印字機
構に対し、通帳の搬送路方向で通帳の挿入口と反対側に
設置されている。すなわち、通帳回転機構を印字機構の
直ぐ後方(搬送方向の後方)に設置できるから、通帳の
残り行数がなく改頁が必要になった時に、印字機構の直
ぐ後方に通帳を吸引するだけで簡単に90°回転をさせ
ることができる。
【0127】従って、通帳の回転を行う場合に通帳の搬
送距離が短く、処理時間も短くて済むため、効率的に通
帳の回転処理を行うことが可能になる。 (6) :請求項4では、前記通帳回転機構は、1軸のシャ
フトを2分割し、この2分割したシャフトにそれぞれ1
個のローラを固定し、各々のシャフトにはそれぞれ回転
駆動力を伝達する動力伝達手段を連結すると共に、前記
片側のシャフトにはギヤを介して前記動力伝達手段を連
結し、前記ギヤは回転方向切り替え手段により回転方向
を切り替え可能にした。従って、ローラを逆転させるだ
けで簡単に通帳の90°回転を行うことができる。
【0128】(7) :請求項5では、前記通帳回転機構
は、前記回転方向切り替え手段と連動し、通帳の回転中
心を押さえる支点レバーを備えている。通帳回転機構で
は2つのローラを逆転させることで通帳の90°回転を
行うが、この場合、通帳の左右頁の段差等により正確な
回転後の位置が出し難い。そして、通帳の段差をローラ
が乗り上げた時に、スリップ等のずれが発生する。
【0129】しかし、本発明では、前記のような支点レ
バーを備え、通帳の回転中心を押さえることができるの
で、通帳がずれることを防止し安定した回転が得られ
る。 (8) :請求項6では、前記通帳回転機構は、通帳の回転
終了、及び回転戻し状態を検出可能な1つの回転検知セ
ンサを備えている。従って、前記1つの回転検知センサ
からの情報に基づいて回転停止をするため、回転角度の
誤差が少ない。また、回転開始から回転終了までを一定
ステップで動かす場合、途中のロス分が回転角度に影響
を与えない。
【0130】(9) :請求項7では、前記通帳回転機構2
9は、通帳のセット位置を検知する通帳セット位置セン
サを備え、前記通帳セット位置センサからの情報を基に
通帳の回転中心位置を変化させ、通帳の回転終了後の停
止位置を可変できるようにした。従って、通帳の回転後
の位置調整が容易にできる。
【0131】(10):請求項8では、通帳の頁や印字位置
を検出するイメージセンサを備え、通帳の頁数の違いに
よる左右の厚さの違いを考慮して、前記イメージセンサ
からの通帳の頁情報と、前記通帳セット位置センサから
のセット位置情報を基に回転後の通帳のセット位置を変
更可能にした。従って、通帳の左右の厚さの違いによる
段差等を考慮し、常に安定した通帳の90°回転が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施の形態における通帳プリンタの機構概略図
である。
【図3】実施の形態における通帳プリンタの制御系ブロ
ック図である。
【図4】実施の形態における通帳プリンタの機構部平面
図である。
【図5】実施の形態における通帳プリンタの機構部断面
図である。
【図6】実施の形態における通帳回転機構の説明図(そ
の1)である。
【図7】実施の形態における通帳回転機構の説明図(そ
の2)である。
【図8】実施の形態における通帳回転機構の説明図(そ
の3)である。
【図9】実施の形態における通帳回転機構の説明図(そ
の4)である。
【図10】実施の形態における通帳プリンタの処理フロ
ーチャート(その1)である。
【図11】実施の形態における通帳プリンタの処理フロ
ーチャート(その2)である。
【図12】実施の形態における通帳プリンタの処理フロ
ーチャート(その3)である。
【図13】従来の通帳の説明図である。
【図14】従来の自動改頁機構の説明図(その1)であ
る。
【図15】従来の自動改頁機構の説明図(その2)であ
る。
【符号の説明】
20 通帳プリンタ 21 挿入口 23 改頁機構 24 イメージセンサ 25 印字機構 26 MS処理機構 29 通帳回転機構 31 主制御部 32 印字機構制御部 33 MS処理機構制御部 36 通帳回転機構制御部 37 改頁機構制御部 40 縦型通帳センサ 42 横型通帳センサ 61a、61b シャフト 62a、62b ローラ 63 ギヤ 65a、65b、65c アイドルギヤ 66 マグネット 67 リンク 69 軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07D 9/00 436 G06F 15/30 Q

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字方向に対し直角方向に頁を捲る横型通
    帳と、印字方向に頁を捲る縦型通帳とを媒体とし、前記
    通帳を印字方向と直角方向に搬送する搬送路と、通帳に
    印字を行う印字機構と、前記いずれか一方の通帳の改頁
    処理が可能な改頁機構と、前記改頁機構で改頁できない
    他方の通帳に対し、通帳の向きを90°回転させて前記
    一方の通帳と頁捲り方向を同じにする通帳回転機構を備
    え、前記改頁機構で前記他方の通帳の改頁を可能にした
    ことを特徴とする通帳処理装置。
  2. 【請求項2】前記一方の通帳が横型通帳であり、前記改
    頁機構は横型通帳の改頁が可能であることを特徴とした
    請求項1記載の通帳処理装置。
  3. 【請求項3】前記通帳回転機構は、前記印字機構に対
    し、通帳の搬送路方向で通帳の挿入口と反対側に設置さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の通帳処理装
    置。
  4. 【請求項4】前記通帳回転機構は、1軸のシャフトを2
    分割し、この2分割したシャフトにそれぞれ1個のロー
    ラを固定し、各々のシャフトにはそれぞれ回転駆動力を
    伝達する動力伝達手段を連結すると共に、 前記片側のシャフトにはギヤを介して前記動力伝達手段
    を連結し、前記ギヤは回転方向切り替え手段により回転
    方向を切り替え可能にしたことを特徴とする請求項1記
    載の通帳処理装置。
  5. 【請求項5】前記通帳回転機構は、前記回転方向切り替
    え手段と連動し、通帳の回転中心を押さえる支点レバー
    を備えていることを特徴とした請求項4記載の通帳処理
    装置。
  6. 【請求項6】前記通帳回転機構は、通帳の回転終了、及
    び回転戻し状態を検出可能な1つの回転検知センサを備
    えていることを特徴とした請求項4記載の通帳処理装
    置。
  7. 【請求項7】前記通帳回転機構は、通帳のセット位置を
    検知する通帳セット位置センサを備え、前記通帳セット
    位置センサからの情報を基に通帳の回転中心位置を変化
    させ、通帳の回転終了後の停止位置を可変できるように
    したことを特徴とする請求項4記載の通帳処理装置。
  8. 【請求項8】通帳の頁や印字位置を検出するイメージセ
    ンサを備え、通帳の頁数の違いによる左右の厚さの違い
    を考慮して、前記イメージセンサからの通帳の頁情報
    と、前記通帳セット位置センサからのセット位置情報を
    基に回転後の通帳のセット位置を変更可能にしたことを
    特徴とする請求項4記載の通帳処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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