JPH09141550A - 薄板状基板の研磨方法及びそのための研磨装置 - Google Patents

薄板状基板の研磨方法及びそのための研磨装置

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JPH09141550A
JPH09141550A JP30484995A JP30484995A JPH09141550A JP H09141550 A JPH09141550 A JP H09141550A JP 30484995 A JP30484995 A JP 30484995A JP 30484995 A JP30484995 A JP 30484995A JP H09141550 A JPH09141550 A JP H09141550A
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polishing
substrate
polished
thin plate
rotary
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JP30484995A
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Hiroshi Sato
弘 佐藤
Yasunori Okubo
大久保安教
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Sony Corp
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ウエハの研磨に当たって研磨ムラを無
くし、被研磨面が研磨基準となる表面基準研磨ができ、
均一な平面に研磨できる研磨装置及び研磨方法を得るこ
と。 【構成】 本発明の半導体ウエハの研磨装置及びこれを
用いた研磨方法は、回転研磨定盤2の表面に装着された
研磨パッド3により半導体ウエハSの被研磨面Saを研
磨するに当たり、基板保持盤70の半導体ウエハSを保
持する面側に加圧室23が形成されるように粘着シート
21を貼着し、この加圧室23に空気を供給して半導体
ウエハSの被研磨面Saと異なる面全面を均一に加圧
し、その被研磨面Saを前記研磨パッドに押圧しながら
回転研磨するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ、L
CD用ガラス板のような薄板状基板の被研磨面積の広い
被研磨面を出来るだけ理想的な表面基準に近い状態で面
内均一性良く研磨できる薄板状基板の研磨方法及びその
ための研磨装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、図3及び図4を参照しながら、従
来技術の薄板状基板の研磨装置及びこれを用いた研磨方
法を説明する。図3は従来技術の薄板状基板の研磨装置
の一部を模式図で示した断面図であり、図4は図3に示
した薄板状基板の研磨装置の研磨しようとする薄板状基
板の被研磨面から回転基板保持盤側を見た平面図であ
る。
【0003】薄板状基板、例えば、半導体ウエハ(以
下、研磨しようとする薄板状基板として「半導体ウエ
ハ」を例示して説明する)を研磨する場合には、図3に
示した構成の研磨装置10を用いて研磨を行っている。
この研磨装置10は、大別して、研磨定盤2、基板保持
盤7、ノズル9とから構成されている。
【0004】前記研磨定盤2は、例えば、半導体ウエハ
Sの直径の2倍以上の直径からなる面積の平面を備え、
その平面には、例えば、ポリエステル樹脂製の不織布な
どの研磨パッド3が接着剤などで貼着されていて、回転
軸4を中心に、例えば、30rpmで矢印Raの方向に
回転するように構成されている。
【0005】前記基板保持盤7はこの研磨定盤2の上方
に位置し、そして研磨定盤2の回転軸4から外れた、例
えば、研磨定盤2の半径の中央部に回転中心があり、自
在継手8Aを介し、その上下に回転中心が整えられた上
下可変軸8B、8Cからなる回転軸8を中心にして、例
えば、前記研磨定盤2の回転数と同数の30rpmで、
かつ同様の回転方向(矢印Rb)で回転し、その下面に
半導体ウエハSを保持するためのバッキングパッド5が
固定されている。更にバッキングパッド5の外周面に半
導体ウエハSの飛び出しを防止するための内径が半導体
ウエハSの外径より僅かに大きい寸法のエポキシ樹脂製
飛び出し防止リング6が固定されている。また、前記ノ
ズル9は研磨液供給装置であって、前記研磨定盤2の回
転中心部付近で研磨パッド3と半導体ウエハSとの間に
研磨液Lを供給する。なお、図3には、便宜上、研磨定
盤2の右半分のみを示した。
【0006】半導体ウエハSを研磨するに当たっては、
研磨しようとする半導体ウエハSを、その被研磨面を外
側、即ち、下側にしてバッキングパッド5を介し、基板
保持盤7で保持し、その保持状態で基板保持盤7を下降
させて、前記回転軸8、自在継手8Aを介して研磨定盤
2の研磨パッド3面に所定の押圧力で押圧し、研磨定盤
2を前記回転数で矢印Raの方向に回転させ、そして研
磨パッド3の表面にノズル9から研磨液Lを供給し、ま
た、前記半導体ウエハSを保持した基板保持盤7を前記
回転数で矢印Rbの方向に回転させながら、半導体ウエ
ハSの被研磨面を研磨パッド3と研磨液Lとでケミカル
メカニカルポリッシュ(以下、単に「研磨」と略記す
る)するようにしている。研磨中、半導体ウエハSは基
板保持盤7及び研磨定盤2の回転により研磨面から飛び
出そうとするが、前記飛び出し防止リング6の存在によ
り研磨中の半導体ウエハSの飛び出しを防止することが
できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記バッキ
ングパッド5の材料として、一般的に厚さが1.5mm
程度のポリウレタンまたはポリエステル樹脂製のシート
が用いられているが、その厚みに、通常、5〜10μm
の静的な厚みムラが存在し、そしてこの静的厚みムラ
は、研磨中、前記押圧力により実効的に1〜2μm程度
の厚みムラとなる。前記基板保持盤7の保持面は極めて
精度良く均一な平面に仕上げられており、そして半導体
ウエハSの厚みムラも、通常、0.5μm程度に止まる
ように仕上げられているものであるが、研磨中、前記バ
ッキングパッド5の厚みムラの影響が直接研磨圧力のム
ラとなり、半導体ウエハSの被研磨面Saが均一に研磨
されず、例えば、1〜2μm程度の厚みムラが生じると
いう問題点がある。
【0008】これは半導体ウエハSの被研磨面Saが研
磨基準となる、所謂表面基準研磨となっていないため
で、バッキングパッド5の厚みムラに依存する、所謂裏
面基準研磨となっているためである。それ故、本発明で
は、半導体ウエハの研磨に当たって前記のような厚みム
ラ、即ち、研磨ムラを無くし、被研磨面が研磨基準とな
る表面基準研磨ができ、均一な平面に研磨できる研磨方
法及びそのための研磨装置を得ることを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】従って、本発明では、回
転研磨定盤の表面に装着された研磨パッドにより半導体
ウエハの被研磨面を研磨するに当たり、その半導体ウエ
ハの前記被研磨面と異なる面全面に流体を供給して均一
に加圧し、その半導体ウエハの被研磨面を研磨パッドに
押圧しながら回転研磨する半導体ウエハの研磨方法を採
って、前記課題を解決した。
【0010】また、前記半導体ウエハの研磨方法を実現
する半導体ウエハの研磨装置としては、回転基板保持盤
と、その回転基板保持盤に対向して平行に配設した回転
研磨定盤とからなる研磨装置の前記回転基板保持盤の研
磨しようとする半導体ウエハを保持する基板保持面側に
所定の間隔を開けてフィルム状シートを緊張架張して、
そのフィルム状シートと前記回転基板保持盤の基板保持
面側表面との間に形成した加圧室と、この加圧室に流体
を供給するために接続した流体供給源とから構成されて
いる。
【0011】従って、本発明の半導体ウエハの研磨方法
及びそのための研磨装置によれば、半導体ウエハ、前記
の例では半導体ウエハがフィルム状シートを介するだけ
で、その裏面全体が流体により直接的に、かつ均一に加
圧されるので、表面基準研磨ができ、半導体ウエハの被
研磨面に前記厚みむらに起因する研磨むらの発生を防止
することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、図1及び図2を参照しなが
ら、本発明の半導体ウエハの研磨装置の実施例及びこの
研磨装置を用いた本発明の研磨方法を説明する。図1は
本発明の半導体ウエハの研磨装置の一部を模式図で示し
た断面図であり、そして図2は図1に示した半導体ウエ
ハの研磨装置の研磨しようとする半導体ウエハの被研磨
面から回転基板保持盤側を見た平面図である。なお、図
3に示した従来技術の研磨装置の構成部分と同一の構成
部分には同一の符号を付して説明する。
【0013】図1において、符号1は本発明の研磨装置
を指す。この研磨装置1の研磨定盤2部分の構成は従来
技術のそれと同一の構成であるので、この部分の説明を
省略する。本発明の研磨装置1における基板保持盤70
は、その半導体ウエハSを保持する保持面側に、その外
周縁に窪んだ状態で形成された環状のクランプ受け71
と、このクランプ受け71の内周に隣接して形成された
環状突起72と、この環状突起72の内周に隣接し、保
持面の中央部にわたって、環状突起72の最先端から1
〜5mm程度窪んだ円形の平坦面73とが形成された構
造になっている。なお、前記環状突起72は、その内周
直径が研磨しようとする半導体ウエハSの直径よりも一
回り大きい寸法で形成されている。
【0014】そしてこの基板保持盤70の中心部に、そ
の厚さ方向に貫通した貫通孔74が形成されており、そ
してこの基板保持盤70の上面中心部に、前記貫通孔7
4に連通する貫通孔80aが開けられた自在継手80A
と、その上下に回転中心が整えられ、それぞれ貫通孔8
0b、80cが形成された上下可変軸80B、80Cか
らなる回転軸80が接続されている。この回転軸80
は、図示していないが、その上端部にパルスモータの回
転軸とボールネジの送りに連結されていて、精密に上下
動、回転駆動、停止ができるような機構を伴っている。
そしてまた、前記一連の貫通孔74、80a、80b、
80cを気密に接続することにより流体供給管20が形
成されている。そしてこの流体供給管20の一端は、例
えば、空気、水、油などのような流体供給源(不図示)
に接続されている。この流体供給管20の他端は前記平
坦面73に開口している。
【0015】また、前記基板保持盤70の環状突起72
には、一面に、或いは両面に接着剤が塗布された粘着シ
ート21が弛まないように張った状態、即ち、緊張架張
された状態で装着されており、その粘着シート21の前
記クランプ受け71まで延長されている外周部を環状の
クランプ22で前記クランプ受け71に固定されてい
る。このように粘着シート21を環状突起72に緊張架
張することにより、その粘着シート21と前記基板保持
盤70の平坦面73との間に加圧室23が形成される。
【0016】また、前記クランプ22に120°の等角
間隔を開けて形成された貫通孔内で、その上下方向に微
細に可動するガイド24が装着されている。これらのガ
イド24は、基板保持盤70を降下させて、それに保持
されている半導体ウエハSの被研磨面Saが研磨定盤2
の研磨パッド3表面に対して平行に保持されるように、
その平行度を調整する役割を果たすものであって、その
調整手段としては、例えば、前記各貫通孔に対応して基
板保持盤70の周辺部に形成された貫通孔に内挿されて
いるカム・シャフト機構26を用い、ノブ25を回動し
て微細に上下動させることにより前記平行度を出すよう
にすることができる。
【0017】本発明の研磨装置1は以上説明した構造の
基板保持盤70と、前記研磨定盤2と、ノズル9などか
ら構成されている。
【0018】次に、この研磨装置1を用いて半導体ウエ
ハSの被研磨面Sa(図2)を研磨する研磨方法を説明
する。先ず、研磨しようとする半導体ウエハSを、その
裏面を前記粘着シート21の接着面に接着し、基板保持
盤70に装着する。この半導体ウエハSの粘着シート2
1への接着に当たっては、前記流体供給管20を通じて
流体供給源から流体、例えば、空気を前記加圧室23に
供給し、僅かに加圧して粘着シート21を僅かに凸球面
状に膨出させ、この膨出した状態の粘着シート21の接
着面に、その中央部から半導体ウエハSの中央部を張り
付け、そしてその中央部から外周に向かって同心円状に
張り付ける。
【0019】このような手順で半導体ウエハSを膨出し
た粘着シート21に張り付けると、粘着シート21と半
導体ウエハSとの間に存在した空気が順次外周部へ排出
され、両者間に空気が残留せず、従って、気泡が存在し
ない状態で貼着、保持することができる。もし、気泡が
存在すると、研磨後の半導体ウエハSの研磨表面にその
気泡による研磨ムラが発生するものであるが、気泡が存
在しない状態で研磨すると、研磨後の半導体ウエハSの
研磨表面には気泡による研磨ムラが発生することがな
い。
【0020】半導体ウエハSを貼り終えると、空気の供
給を絶ち、前記加圧室23を大気圧の状態に戻す。そし
て前記3個のガイド24の下端面が貼着された半導体ウ
エハSの被研磨面Saの高さ位置と一致する高さ位置に
調整する。
【0021】次に、前記研磨定盤2を回転させ、そのほ
ぼ中心部から表面の研磨パッド3へ研磨液供給装置であ
るノズル9により研磨液Lを供給する。このような状態
の研磨定盤2の研磨パッド3面に、前記のように調整さ
れ、半導体ウエハSが貼着、保持された基板保持盤70
を降下させる。そうすると、先ず、前記3個のガイド2
4が研磨パッド3の表面に接触し、研磨パッド3の表面
に平行になって停止する。次に、この基板保持盤70を
この状態の高さ位置でクランプし、そして研磨中はガイ
ド24を研磨パッド3の表面に接触させないようにする
ために、前記ノブ25を回動してこれらのガイド24を
僅かに、例えば、0.1〜0.5mm程度後退させて固
定する。
【0022】この状態で、前記流体供給源から流体供給
管20を通じて加圧室23に、例えば、10gr/cm
2 〜500gr/cm2 の圧力の元で空気を供給し、半
導体ウエハSを加圧する。このような圧力で空気を供給
すると、加圧室23の存在により、研磨中の半導体ウエ
ハSには、その裏面全面に粘着シート21を介して等圧
力が加えられるので、ほぼ理想的な表面研磨基準にな
る。このように半導体ウエハSの表面が均一に加圧され
た状態で、初めて基板保持盤70を矢示Rbの方向に回
転させ、その被研磨面Saを研磨パッド3で回転、研磨
する。
【0023】前記のように、粘着シート21は環状突起
72に緊張架張されており、そして環状突起72の直径
が研磨しようとする半導体ウエハSの直径よりも一回り
大きく形成されているので、研磨中、半導体ウエハSへ
の加圧によって捩れが生じても、半導体ウエハSの周縁
と環状突起72の内周面との間に存在する柔軟な粘着シ
ート21の存在により、前記捩れに十分に追従すること
ができる。このように、本発明の研磨装置1及びこれを
用いた研磨方法を用いると、半導体ウエハSの被研磨面
Saを表面研磨基準とする研磨で前記被研磨面Saを均
一に研磨することができる。
【0024】前記の実施例においては、半導体ウエハS
の被研磨面Saを研磨パッド3表面に対して平行に保持
し、クランプする手段としてガイド24及びカム・シャ
フト機構26などを用い、平行度、高さ位置の調整を行
うようにしているが、この機械的、手動的調整手段に代
え、コンピュータを用いて位置制御を行わせることがで
きる。即ち、前記ガイド24、ノブ25、カム・シャフ
ト機構26を無くし、コンピュータで研磨パッド3の研
磨表面に対する半導体ウエハSの前記平行度、高さ位置
を制御し、基板保持盤70をクランプさせるように構成
してもよい。
【0025】前記粘着シート21の環状突起72への緊
張架張手段としては、クランプ22を基板保持盤70の
クランプ受け71に複数のネジを用いてネジ止めする方
法の他、クランプ22のみ、または基板保持盤70のク
ランプ22上部を共にリング状の磁石で構成することに
より、その吸着力のみで容易にクランプすることができ
る。
【0026】また、粘着シート21の構造は、半導体ウ
エハSの貼り合わせ面側のみを糊面とする片面粘着シー
トが好適であるが、両面粘着シートを用いることができ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体ウ
エハの研磨装置は極めて単純で安価な構造で構成でき、
また、本発明の薄板状基板の研磨方法及びそのための研
磨装置によれば、薄板状基板、前記の例では半導体ウエ
ハが粘着シートを介するだけで、その裏面全体が流体に
より直接的に、かつ均一に加圧できるので、半導体ウエ
ハの被研磨面に前記厚みむらに起因する研磨むらの発生
を防止することができ、被研磨面内の研磨レートが一定
となり、研磨面内の均一性を改善することができる。し
かもこの研磨装置を用いて研磨する場合に粘着シートを
加圧して凸球面状に膨出させて半導体ウエハを貼着して
いるので、粘着シートと半導体ウエハとの間に気泡を発
生させることなく半導体ウエハを基板保持盤に装着する
ことができる。また、前記半導体ウエハへの研磨圧力
は、加圧室への流体圧力の調整で可変することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体ウエハの研磨装置の一部を模
式図で示した断面図である。
【図2】 図1に示した半導体ウエハの研磨装置の研磨
しようとする半導体ウエハの被研磨面から回転基板保持
盤側を見た平面図である。
【図3】 従来技術の薄板状基板の研磨装置の一部を模
式図で示した断面図である。
【図4】 図3に示した薄板状基板の研磨装置の研磨し
ようとする薄板状基板の被研磨面から回転基板保持盤側
を見た平面図である。
【符号の説明】
1 本発明の薄板状基板の研磨装置 2 研磨定盤 3 研磨パッド 9 ノズル 20 流体供給管 21 粘着シート 22 クランプ 23 加圧室 24 ガイド 70 基板保持盤 71 クランプ受け 72 環状突起 73 平坦面 80A 自在継手 80B 上下可変軸 80C 上下可変軸 S 半導体ウエハ Sa 半導体ウエハSの被研磨面 L 研磨液

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転研磨定盤の表面に装着された研磨パ
    ッドにより薄板状基板の被研磨面を研磨するに当たり、
    該薄板状基板の前記被研磨面と異なる面全面に流体を供
    給して均一に加圧し、その薄板状基板の前記被研磨面を
    前記研磨パッドに押圧しながら回転研磨することを特徴
    とする薄板状基板の研磨方法。
  2. 【請求項2】 回転基板保持盤と、該回転基板保持盤に
    対向して平行に配設された回転研磨定盤とからなる研磨
    装置において、該回転基板保持盤は、その研磨しようと
    する薄板状基板の基板保持面側に所定の間隔を開けてフ
    ィルム状シートが緊張架張されて、該フィルム状シート
    と前記回転基板保持盤の基板保持面側表面との間に加圧
    室が形成され、そして該加圧室に流体を供給する流体供
    給源が接続されて構成されていることを特徴とする薄板
    状基板の研磨装置。
  3. 【請求項3】 回転基板保持盤の研磨しようとする薄板
    状基板の基板保持面側に所定の間隔を開けてフィルム状
    シートが緊張架張されており、該フィルム状シートと前
    記基板保持面側表面との間に加圧室が形成され、そして
    該加圧室に流体を供給する流体供給源が接続されている
    回転基板保持盤と、該回転基板保持盤とに対向して平行
    に配設され、その表面に研磨パッドが装着された回転研
    磨定盤とからなる研磨装置を用いて薄板状基板の表面を
    研磨する薄板状基板の研磨方法において、 研磨しようとする薄板状基板を前記回転基板保持盤に装
    着するに当たり、前記流体供給源から前記加圧室に流体
    を供給して前記フィルム状シートを膨出させ、該膨出し
    たフィルム状シートの中央部から周辺部を、前記薄板状
    基板の裏面中央部から外周部へと貼着して装着すること
    を特徴とする薄板状基板の研磨方法。
  4. 【請求項4】 回転基板保持盤の研磨しようとする薄板
    状基板の基板保持面側に所定の間隔を開けてフィルム状
    シートが緊張架張されており、該フィルム状シートと前
    記基板保持面側表面との間に加圧室が形成され、そして
    該加圧室に流体を供給する流体供給源が接続されている
    回転基板保持盤と、該回転基板保持盤に対向して平行に
    配設され、その表面に研磨パッドが装着された回転研磨
    定盤と、研磨液を供給する研磨液供給装置とからなる研
    磨装置を用いて薄板状基板の表面を研磨する薄板状基板
    の研磨方法において、 先ず、前記流体供給源から前記加圧室に供給された流体
    の加圧により膨出した前記フィルム状シートの表面に研
    磨しようとする薄板状基板を、その被研磨面を外側にし
    て装着し、そして装置後の加圧室は大気圧に戻し、次
    に、前記研磨液供給装置から前記回転研磨定盤の研磨パ
    ッドの表面に研磨液を供給しながら、前記装着状態の薄
    板状基板を保持している前記回転基板保持盤を前記回転
    研磨定盤の方に下降させて前記薄板状基板の被研磨面が
    前記研磨パッドの表面に接触する状態の高さ位置にその
    回転基板保持盤をクランプし、そして次に、前記流体供
    給源から前記加圧室に流体を供給して、前記フィルム状
    シートを介して前記薄板状基板の裏面に所定の圧力を加
    え、その薄板状基板の被研磨面を前記研磨パッドの表面
    に所定の圧力を以て押圧するようにし、その被研磨面を
    回転研磨することを特徴とする薄板状基板の研磨方法。
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