JPH09138049A - 冷蔵庫の運転制御装置 - Google Patents

冷蔵庫の運転制御装置

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JPH09138049A
JPH09138049A JP29673495A JP29673495A JPH09138049A JP H09138049 A JPH09138049 A JP H09138049A JP 29673495 A JP29673495 A JP 29673495A JP 29673495 A JP29673495 A JP 29673495A JP H09138049 A JPH09138049 A JP H09138049A
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Toshinori Noda
俊典 野田
Yoshitaka Kubota
吉孝 窪田
Kazunori Kurimoto
和典 栗本
Kenichi Morishita
賢一 森下
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雅隆 小田
Shinichi Kaneoka
伸一 金岡
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利夫 上辻
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却器の温度によりコンプレッサの回転数制
御をを行い、効率の良い運転制御を行うことを目的とす
る。 【構成】 冷凍室温度検出手段21で凍室温度を検出
し、冷凍室温度設定手段で設定温度を検出し、回転数演
算手段25で冷凍室温度と設定温度差によりコンプレッ
サ17の回転数を決定し、冷却器13の温度を冷却器温
度検出手段42で検出し、冷却器温度が一定値より低下
すれば、回転数補正手段41にて回転数を補正し、イン
バータ回路26でコンプレッサの回転数を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫における庫
内の冷却を効率よく行い、省エネルギーを図る冷蔵庫の
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫の制御装置は、冷蔵庫(以下冷蔵
庫と省略する)の冷凍室、冷蔵室、野菜室の各室を設定
された温度で温調するように、ダンパ、ファン、コンプ
レッサを制御するものである(例えば、特開昭60−7
1874号公報)。
【0003】以下、従来の冷蔵庫の制御装置について図
面を参照しながら、温調制御について説明する。
【0004】図3は、従来の冷蔵庫の制御装置のブロッ
ク図を示すものである。図3において、1は冷蔵庫本体
で、外箱2と内箱3と両者の空隙に形成されたウレタン
発泡断熱材4により構成され、前面開口部に3つのドア
5、6、7が配設されている。ドア5、6、7はそれぞ
れ冷蔵庫本体1の冷凍室8、冷蔵室9、野菜室10の開
口部に対応して配設されている。
【0005】冷凍室8の底板11と冷蔵室9の天板12
に囲まれた区画壁内には冷却器13とその背後にファン
14を有している。また、冷凍室8、冷蔵室9の背部に
は、冷却器13からの冷却空気を各室に導入するための
通風路15、16が形成されている。17はコンプレッ
サであり、18は電動ダンパである。
【0006】また、19は冷凍室温度センサである。2
0は冷凍室制御手段で、冷凍室温度検出手段21、冷凍
室温度設定手段23、は冷凍室温度差演算手段24、回
転数演算手段25で構成されている。
【0007】冷凍室温度検出手段21は、冷凍室温度セ
ンサ19により冷凍室内の温度を検出し、冷凍室温度設
定手段23は、冷凍室8の温度を設定するための冷凍室
温度設定スイッチ22を操作すれば設定温度を検出し、
冷凍室の設定温度を例えば−16℃、−18℃や−20
℃に設定する。
【0008】冷凍室温度差演算手段24は、冷凍室温度
検出手段21で検出した冷凍室温度と冷凍室温度設定手
段23が検出した冷凍室の設定温度の温度差を演算し、
その温度差により回転数演算手段25でコンプレッサ1
7の回転数を決定し、インバータ回路25に決定した回
転数指令を送出し、インバータ回路26は決められた回
転数でコンプレッサ17を運転する。
【0009】回転数演算手段25で決定するコンプレッ
サ17の回転数を図4に示す。図4で冷凍室温度が設定
温度より1K〜2K高いときコンプレッサ17を動作さ
せ1800回転で運転し、2K〜3K高いときは240
0回転、3K〜4K高いときは3000回転、4K以上
高いときは3600回転で運転し、1K低くなればコン
プレッサ17を停止(0回転)するように回転数演算手
段25は回転数を決定する。ここで温度差が−1Kと1
Kの間の回転数は2通りあり、一度1800回転で運転
しだすと温度差が−1Kになるまで運転を続け、一度停
止すると温度差が1Kになるまで運転を開始しない。
【0010】26は冷却ファン駆動回路で回転数演算手
段25で決定した回転数が停止以外の時動作し、ファン
14を運転し、コンプレッサ17の運転により冷却され
た冷却器13の冷気を庫内に送り庫内を冷却する。
【0011】また、28は冷蔵室温度センサである。3
0は冷蔵室制御手段で、冷蔵室温度検出手段31、冷蔵
室温度設定手段33冷蔵室温度差演算手段34で構成さ
れている。
【0012】冷蔵室温度検出手段31は、冷蔵室温度セ
ンサ28により冷蔵室内の温度を検出し、冷蔵室温度設
定手段33は、冷蔵室9の温度を設定するための冷蔵室
温度設定スイッチ32を操作すれば設定温度を検出す
る。
【0013】冷蔵室温度差演算手段34は、冷蔵室温度
検出手段31で検出した冷蔵室温度と冷蔵室温度設定手
段33が検出した冷蔵室の設定温度の温度差を演算し、
その温度差により電動ダンパ18の開閉を決定し、電動
ダンパ駆動回路35に開閉指令を送出し、電動ダンパ駆
動回路35は開閉指令に基づき電動ダンパ18を開閉す
る。
【0014】以上のように構成された冷蔵庫の運転制御
装置について、以下図3、図5を用いてその動作を説明
する。
【0015】図5(a)は、従来の冷蔵庫の冷凍室8の
温調制御を説明するためのフローチャートである。ま
ず、S1で冷凍室温度検出手段21は冷凍室温度センサ
19により冷凍室内の温度を検出し、S2で冷凍室温度
設定手段23は冷凍室温度設定スイッチ22により冷凍
室の設定温度を検出する。そしてS3で、冷凍室温度差
演算手段24は、冷凍室の温度と冷凍室の設定温度の差
を演算し、S4で回転数演算手段25は図4に示すごと
くコンプレッサ17の運転回転数を決定し、S5で決定
した回転数指令をインバータ回路26に送出する。この
時ファン駆動回路27は回転数指令が停止(0回転)か
どうかを判断し、0回転時はファン14を停止し、それ
以外はファン14を運転し冷却器14に風を送り、冷却
された冷却器13と熱交換を行い、冷風を庫内に送るこ
とにより庫内の冷却を行う。
【0016】図5(b)は、従来の冷蔵庫の冷蔵室9の
温調制御を説明するためのフローチャートである。ま
ず、S6で冷蔵室温度検出手段31は冷蔵室温度センサ
28により冷蔵室内の温度を検出し、S7で冷蔵室温度
設定手段33は冷蔵室温度設定スイッチ32により冷凍
室の設定温度を検出する。
【0017】そしてS8で、冷蔵室温度差演算手段34
は、冷蔵室の温度と冷蔵室の設定温度の差を演算し、電
動ダンパ18の開閉を決定し、S9で決定した開閉指令
を電動ダンパ駆動35に送出する。この時電動ダンパ駆
動回路35は開閉指令に基づき電動ダンパ18を開閉す
る。
【0018】以上により電動ダンパ18が開いていると
きには冷凍室8の温調制御によりコンプレッサ17が動
作しているときに送られてくる冷風が冷蔵室内に導入さ
れ、冷蔵室9にの温調を行なう。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、電動ダンパの開閉等により、冷却器の温
度が変化し、閉時には冷却器を通過する空気の流れは冷
凍室内のみとなるため冷却器を通過する空気温度が低下
し、熱交換量が少なくなるため冷却器の温度が低下す
る。この電動ダンパが閉状態では冷凍室だけを冷却すれ
ばよく冷却能力は少なくなる。また、冷却器の温度は高
いほど低圧圧力があがりシステムの効率が上昇するが冷
凍室温度と設定温度によりコンプレッサの回転数を決定
しているため冷却器の温度が低下しても同一の回転数で
コンプレッサを運転しているため効率的な運転ができな
いという問題点を有していた。
【0020】本発明は上記の問題点を解決するもので、
冷却器の温度を検出し、必要な冷却能力で運転し、効率
が良くなる温度に冷却器温度を維持するようコンプレッ
サの回転数を決定する冷蔵庫の運転制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の冷蔵庫の運転制御装置は、室内温度を検出す
る温度検出手段と、室内温度を設定する温度設定手段
と、室内温度と設定温度との差を演算する温度差演算手
段と、温度差演算手段の出力によりコンプレッサの回転
数を決定する回転数演算手段と、冷却器の温度を検出す
る冷却器温度検出手段と、回転数演算手段により決定さ
れた回転数を冷却器温度検出手段からの出力により補正
する回転数補正手段と、回転数補正手段からの回転数指
令によりコンプレッサを回転数制御するインバータ回路
とを備える。
【0022】また、の温度を検出する温度検出手段と、
室内温度を設定する温度設定手段と、室内温度と設定温
度との差を演算する温度差演算手段と、温度差演算手段
の出力によりコンプレッサの回転数を決定する回転数演
算手段と、冷却器の温度を検出する冷却器温度検出手段
と、回転数演算手段により決定された回転数を冷却器温
度検出手段と温度設定手段からの出力により補正する回
転数補正手段と、回転数補正手段からの回転数指令によ
りコンプレッサを回転数制御するインバータ回路とを備
えた構成である。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明は上記構成により、室内温
度を温度検出手段で検出し、室内設定温度を温度設定手
段で検出し、温度差演算手段により温度と設定温度の温
度差を演算し、回転数演算手段でコンプレッサの回転数
を決定し、冷却器温度検出手段で冷却器温度を検出し冷
却器温度が一定温度以下になればコンプレッサの回転数
を回転数補正手段で補正するため、適正な冷却能力で運
転でき、電動ダンパ等の動作時の冷却器温度の冷えすぎ
による運転効率の低下を防ぐことができ省エネを図るこ
とができる。
【0024】また、冷凍室の設定温度毎にコンプレッサ
の回転数を補正できるためどのような設定温度に設定さ
れたとしても設定温度毎に冷却器温度の冷えすぎによる
運転効率の低下を防ぐことができ省エネを図ることがで
きる。
【0025】(実施の形態1)以下本発明の一実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。また、図におい
て、従来例と共通のものは同一の番号を付し、説明を省
略する。
【0026】図1は本発明の第1の実施例における冷蔵
庫の冷凍室の運転制御装置の構成を示すブロック図、図
2は本発明の第1の実施例における動作を説明するため
のフローチャートである。
【0027】図1において、40は冷凍室運転制御装置
であり、冷凍室温度検出手段21(請求の範囲では温度
検出手段に相当)、冷凍室温度設定手段23(請求の範
囲では温度設定手段に相当)、冷凍室温度温度差演算手
段24(請求の範囲では温度差演算手段に相当)、回転
数演算手段25、回転数補正手段41、冷却器温度検出
手段42よりなる。
【0028】冷凍室温度検出手段21は、冷凍室温度セ
ンサ19(請求の範囲では温度センサに相当)により冷
凍室内の温度を検出し、冷凍室温度設定手段23は、冷
凍室8の温度を設定するための冷凍室温度設定スイッチ
22を操作すれば設定温度を検出し、冷凍室8の設定温
度を例えば−16℃、−18℃や−20℃に設定する。
【0029】冷凍室温度差演算手段24は、冷凍室温度
検出手段21で検出した冷凍室温度と冷凍室温度設定手
段23が検出した冷凍室8の設定温度の温度差を演算
し、その温度差により回転数演算手段25でコンプレッ
サ17の回転数を決定する。
【0030】冷却器温度検出手段42は冷却器温度セン
サ43の出力により冷却器の温度を検出し回転数補正手
段41に冷却器温度を送出する。
【0031】回転数補正手段41は冷凍室8の設定温度
により一定に保つ冷却器温度として冷凍室設定温度以下
の冷凍室を冷却でき、効率よく運転できる温度(回転数
補正温度と呼ぶ)、例えば、冷凍室設定温度を−16
℃、−18℃や−20℃に設定すれば、回転数補正温度
をそれぞれ−19℃、−21℃や−23℃に設定する。
【0032】そして冷却器温度が決定した回転数補正温
度になれば回転数演算手段で決定した回転数を回転数補
正温度となるように回転数を補正し、インバータ回路に
補正した回転数指令を送出し、インバータ回路26は決
められた回転数でコンプレッサ17を運転し、ファン駆
動回路27は回転数指令が0以外の時ファン14を運転
する。
【0033】回転数演算手段25で決定するコンプレッ
サ17の回転数は図4に示す従来と同じものである。回
転数補正手段41は冷却器温度が回転数回転数補正温度
以下になれば決定された回転数が0回転あるいは最低の
回転数(本実施例では1800回転)以外の時に図14
に示す回転数を1つ下の回転数に補正するものである。
【0034】以上のように構成された冷蔵庫の運転制御
装置について、以下図1、図2、図4を用いてその動作
を説明する。
【0035】図2は、従来の冷蔵庫の冷凍室8の温調制
御を説明するためのフローチャートである。まず、S1
で冷凍室温度検出手段21は冷凍室温度センサ19によ
り冷凍室内の庫内温度を検出し、S2で冷凍室温度設定
手段23は冷凍室温度設定スイッチ22により冷凍室8
の設定温度を検出する。
【0036】そしてS3で、冷凍室温度差演算手段24
は、冷凍室8の温度と冷凍室8の設定温度の差を演算
し、S4で回転数演算手段25は図4に示すごとくコン
プレッサ17の運転回転数を決定する。
【0037】S10で回転数補正手段41は冷凍室温度
設定手段23で検出した冷凍室設定温度により回転数補
正温度を決定し、S11で冷却器温度検出手段42から
の冷却器温度を検出する。
【0038】そしてS12で回転数補正温度と冷却器温
度を比較し、S13で冷却器温度が回転数補正温度以下
かを判断し、以下であればS14に進み、S4で決定さ
れた回転数をが0回転あるいは最低回転数でなければ1
つ下の回転数に補正し、S5で補正した回転数指令をイ
ンバータ回路26に送出する。またS13において冷却
器温度が回転数補正温度以下でなければS5に進む。こ
の時ファン駆動回路27は回転数指令が停止(0回転)
かどうかを判断し、0回転時はファン14を停止し、そ
れ以外はファン14を運転し冷却器14に風を送り、冷
却された冷却器13と熱交換を行い、冷風を庫内に送る
ことにより庫内の冷却を行う。
【0039】冷蔵室9の運転制御は図5の(b)に示す
ものと同じものである。このような動作を行う冷蔵庫の
運転制御装置において、冷凍室8及び冷蔵室9の温度が
上昇すると、冷蔵室9の庫内温度と設定温度差が大きく
なり、電動ダンパ駆動手段35は電動ダンパ18を開
く。冷凍室8も庫内温度と設定温度差が大きくなり、回
転数演算手段25は温度差に応じコンプレッサ17の回
転数を決定しインバータ回路26は決定された回転数で
コンプレッサ17を運転し、ファン駆動手段27はファ
ン14を運転し、冷却器13が冷却され、冷凍室8及び
冷蔵室9を冷却する。
【0040】次に冷凍室の温度が下がってくると温度差
が少なくなり回転数演算手段25は温度差に応じた回転
数を決定しインバータ回路26もその回転数でコンプレ
ッサ17を運転する。
【0041】そして冷蔵室9の温度が設定温度以下にな
ると電動ダンパ駆動手段35は電動ダンパ18を閉め冷
蔵室9は冷却されなくなり、冷却器温度が低下する。こ
のとき冷却器温度が回転数補正温度以下になり回転数が
0回転あるいは最低回転数以外であれば回転数補正手段
41は回転数を1つ下の回転数都市インバータ回路26
に送出し、インバータ回路26はその回転数でコンプレ
ッサ17を運転し、その結果高圧圧力が下がり冷却器温
度は上昇する。
【0042】本実施例では、補正する回転数を段階的に
補正しているが、補正する回転数を連続で補正すること
もできる。
【0043】従って、本実施例では、冷凍室温度と設定
温度の温度差によりコンプレッサの回転数を決定し、冷
凍室の設定温度により回転数補正温度を決定し、冷却器
温度が回転数補正温度以下になれば回転数を1つ下の回
転数で運転するため、適正な冷却能力で運転でき、電動
ダンパ等の動作時の冷却器温度の冷えすぎによる運転効
率の低下を防ぐことができ省エネを図ることができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明は、 温度センサに
より室内温度を検出する温度検出手段と、室内温度を設
定する温度設定手段と、室内温度と設定温度との差を演
算する温度差演算手段と、設定温度と室内温度の温度差
によりコンプレッサの回転数を決定する回転数演算手段
と、コンプレッサにより圧縮された冷媒を蒸発させ、室
内を冷却する冷却器の温度を検出する冷却器温度検出手
段と、回転数演算手段により決定された回転数を冷却器
温度検出手段からの出力により補正する回転数補正手段
と、回転数補正手段からの回転数指令によりコンプレッ
サを回転数制御するインバータ回路とを備えることによ
り、冷却器温度が一定温度以下になればコンプレッサの
回転数を回転数補正手段で補正し、適正な冷却能力で運
転でき、電動ダンパ等の動作時の冷却器温度の冷えすぎ
による運転効率の低下を防ぐことができ省エネを図るこ
とができる。
【0045】また、温度センサにより室内温度を検出す
る温度検出手段と、室内温度を設定する温度設定手段
と、室内温度と設定温度との差を演算する温度差演算手
段と、設定温度と室内温度の温度差によりコンプレッサ
の回転数を決定する回転数演算手段と、コンプレッサに
より圧縮された冷媒を蒸発させ、庫内を冷却する冷却器
の温度を検出する冷却器温度検出手段と、回転数演算手
段により決定された回転数を冷却器温度検出手段と冷凍
室温度設定手段からの出力により補正する回転数補正手
段と、回転数補正手段からの回転数指令によりコンプレ
ッサを回転数制御するインバータ回路とを備えることに
より、設定温度毎に冷却器温度の保つべき温度を設定
し、冷却器温度がそれぞれの温度以下になればコンプレ
ッサの回転数を回転数補正手段で補正することにより、
設定温度に見合った適正な冷却能力で運転でき、電動ダ
ンパ等の動作時の冷却器温度の冷えすぎによる運転効率
の低下を防ぐことができ省エネを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す冷蔵庫の冷凍室の
運転制御装置のブロック図
【図2】図1における動作を説明するためのフローチャ
ート
【図3】従来の冷蔵庫の運転制御装置のブロック図
【図4】従来の冷蔵庫の動作特性図
【図5】(a)従来例における冷凍室の動作を説明する
ためのフローチャート (b)従来例における冷蔵室の動作を説明するためのフ
ローチャート
【符号の説明】
14 ファン 17 コンプレッサ 18 電動ダンパ 19 冷凍室温度センサ (温度センサ) 21 冷凍室温度検出手段 (温度検出手段) 22 冷凍室温度設定スイッチ 23 冷凍室温度設定手段 (温度設定手段) 24 冷凍室温度差演算手段 (温度差演算手段) 25 回転数演算手段 26 インバータ回路 40 冷凍室の運転制御装置 41 回転数補正手段 42 冷却器温度検出手段 43 冷却器温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗本 和典 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 森下 賢一 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 小田 雅隆 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 金岡 伸一 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 浜野 泰樹 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 上辻 利夫 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を貯蔵する室と、この室内に設けら
    れた温度センサと、前記温度センサにより室内温度を検
    出する温度検出手段と、前記室内温度を設定する温度設
    定手段と、前記温度検出手段により検出された室内温度
    と前記温度設定手段により設定されたの設定温度との差
    を演算する温度差演算手段と、前記温度差演算手段の出
    力によりコンプレッサの回転数を決定する回転数演算手
    段と、前記コンプレッサにより圧縮された冷媒を蒸発さ
    せ、室内を冷却する冷却器と、前記冷却器にとりつけら
    れた冷却器温度センサと、前記冷却器温度センサにより
    冷却器の温度を検出する冷却器温度検出手段と、前記回
    転数演算手段により決定された回転数を冷却器温度検出
    手段からの出力により補正する回転数補正手段と、前記
    回転数補正手段からの回転数指令により前記コンプレッ
    サを回転数制御するインバータ回路とを備えたことを特
    徴とする冷蔵庫の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 食品を貯蔵する室と、室内に設けられた
    温度センサと、前記温度センサにより室内温度を検出す
    る温度検出手段と、前記室内温度を設定する温度設定手
    段と、前記温度検出手段により検出された室内温度と前
    記温度設定手段により設定されたの設定温度との差を演
    算する温度差演算手段と、前記温度差演算手段の出力に
    よりコンプレッサの回転数を決定する回転数演算手段
    と、前記コンプレッサにより圧縮された冷媒を蒸発さ
    せ、室内を冷却する冷却器と、前記冷却器にとりつけら
    れた冷却器温度センサと、前記冷却器温度センサにより
    冷却器の温度を検出する冷却器温度検出手段と、前記回
    転数演算手段により決定された回転数を冷却器温度検出
    手段前記温度設定手段からの出力により補正する回転数
    補正手段と、前記回転数補正手段からの回転数指令によ
    り前記コンプレッサを回転数制御するインバータ回路と
    を備えたことを特徴とする冷蔵庫の運転制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009168279A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫

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JP2009168279A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫

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