JPH09136420A - インクジェットプリンタの印字歪補正装置 - Google Patents

インクジェットプリンタの印字歪補正装置

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JPH09136420A
JPH09136420A JP29807695A JP29807695A JPH09136420A JP H09136420 A JPH09136420 A JP H09136420A JP 29807695 A JP29807695 A JP 29807695A JP 29807695 A JP29807695 A JP 29807695A JP H09136420 A JPH09136420 A JP H09136420A
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JP
Japan
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ink
encoder
moving speed
printed
charging signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP29807695A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Hirayama
雅弘 平山
Mitsuo Igari
光雄 猪狩
Atsushi Oyama
厚 大山
Nobuhiro Harada
信浩 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インクジェットプリンタの印字品質を向上させ
る。 【解決手段】階段波状の帯電信号を作成しビデオRAM
10に記憶させて、被印字物の移動速度検知印字を行う
場合、エンコーダ17の出力パルスを偏向一ラインの印
字を始める信号にすると共に、帯電信号を制御するのに
も使用する。それにより、エンコーダ17の出力パルス
間隔、すなわち、被印字物の移動速度に応じて帯電信号
を選択して印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は帯電制御方式に係る
インクジェットプリンタの印字歪を軽減する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、被印字物の移動速度はエ
ンコーダで検知しているが、インク粒子へ印加する帯電
信号は、特願平4−123251 号明細書の様に被印字物の移
動速度に係らず一定であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、間引き
を固定にし、被印字物の移動速度をエンコーダを用いて
検知し、その出力パルスにより偏向一ラインを印字する
場合、エンコーダの出力パルス間隔に係らず帯電信号を
制御していない。そのため、エンコーダの出力パルス間
隔が短い場合は、印字歪が少ないが、出力パルス間隔が
長い場合には、印字歪が発生してしまう。これは、偏向
一ラインの印字間隔が変わり、インク粒子相互に働く静
電反発力及び空気抵抗力が変わるため、印字歪が発生す
るものである。本発明の目的は、エンコーダの出力パル
ス間隔すなわち被印字物の移動速度に係らず、静電反発
力及び空気抵抗力を考慮した帯電信号とすることで、印
字歪を軽減させることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明はエンコーダの出力パルス間隔の短い場合と
長い場合で、インク粒子へ印加する帯電信号を別にすれ
ば、印字歪が軽減されることに着目し、エンコーダの出
力パルスを偏向一ラインの印字を始める信号に使うと共
に、帯電信号を制御するのにも使う。
【0005】インク粒子に印加させる階段波状のデータ
を作成し記憶する。この階段波は、あらかじめ補正係数
で補正しておき印字に使用する。その方法は、階段波状
のデータを作成するときに、エンコーダの出力パルス間
隔の短い,長い,その中間と分けて補正しておく。又、
印字の場合は、エンコーダの出力パルス間隔内に、イン
ク粒子を作成する周期のパルス数をカウントし、そのカ
ウント数により、先に計算しておいた階段波状のデータ
を選択し、印字するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
より説明する。
【0007】図1は実施例の制御ブロック図である。図
1において、1はCPU(中央処理装置)で、全体の制
御を司るものであり、ROM(リード・オンリ・メモ
リ)2に記憶されたプログラム,データ等を読み取り、
解釈して、各種の処理を行う。3はRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)で、プログラム進行時の一時記憶レ
ジスタ,データレジスタ等として利用される読み,書き
可能な記憶装置である。CPU1はバス31を介し各種
情報のやりとりを行う。4はファーストイン・ファース
トアウト・レジスタ(以下、FIFOと略す)で印字に
使用する印字ドットマトリクスデータを通すためのもの
である。5はセレクタで、FIFO4からのパラレルデ
ータをシリアルデータに変換する。9はシフトレジスタ
で、セレクタ5でシリアル信号に変換されたデータをシ
フトさせるためのものである。
【0008】7は発信回路で、CPU1のクロック他各
種信号のタイミングを発生する。
【0009】10はビデオRAMで、階段波信号(出力
端子D0〜D11)を格納したRAMである。6はコン
トロールRAMで、各種デバイス(FIFO4,セレク
タ5等)を制御するための信号を出力する。34はビデ
オRAM14へ階段波信号を書き込むか、出力するかを
セレクトするものである。
【0010】16はD/Aコンバータで、デジタル値を
アナログ値に変換し、ビデオAMP32はビデオ信号の増幅
を行い、帯電電極28へ帯電信号を印加する。ノズル2
9からは加圧インクが噴出しており、励振AMP8で増
幅されたれ励振信号が印加される。これにより、偏向電
極25,26と高圧源24とで形成される静電解中をイ
ンク粒子が飛行する間に偏向される。又、未使用粒子は
ガター27に回収し、再使用する。22はPIAで、外
部機器とのインターフェースを行うもの、21は印字開
始センサで、インクジェットプリンタへ印字の開始指令
を与えるものである。23は入出力ターミナルで、各種
データの設定に使用する。被印字物19,20は図示の
矢印の方向に移動している間に印字が行われる。
【0011】11,12,13は比較器であり、それぞ
れエンコーダ17のパルス間隔内で発振回路7のパルス
をカウントし、CPU1からの設定値と比較するもので
ある。又、比較器11は高頻度、比較器12は中頻度、
比較器13は低頻度の比較器であり、それぞれへCPU
1からの設定値は、比較器11<比較器12<比較器1
3となる様に設定してある。エンコーダ14は比較器1
1,12,13の比較結果を2ビットのデータに変換す
るものであり、保持器15はエンコーダ14の出力を保
持するものである。本実施例の場合、比較器11,1
2,13はエンコーダ17によりクリアされ、同時に保
持器15は保持されるものである。33は保持器15の
出力とビデオRAM14へ階段波信号を書き込むための
アドレス信号をセレクトするものである。
【0012】次に、動作について説明する。まず、あら
かじめ図2に示すような印字内容を入出力ターミナル2
3を使って入力しておく。この内容はPIA22介しCP
U1によりRAM3に記憶される。又、印字フォーマット
つまり、文字の高さ,印字の段数(1段印字〜4段印字
のいずれか),使用するマトリクスの大きさ(5×7,
12×16;横×縦),間引き等を前記入出力ターミナ
ル23を使用して設定し、印字内容と同様にしてRAM
3に記憶される。この設定を基に階段波を作成していく
とき、CPU1がROM2よりバス6を介し補正係数を
取り出し階段波の計算を行う。その補正係数は、被印字
物の移動速度検知印字の場合は、エンコーダ14の出力
パルスが高頻度,中頻度,低頻度分設定してある。その
結果をCPU1はバス6及びセレクタ34を介し、ビデ
オRAM10の図3に示す様なアドレスに書き込む。
【0013】次に印字開始センサ21より印字開始指令
が入り印字処理に入る。CPU1は先に入力済みの印字
データに基づき、所望の印字ドットマトリクスデータを
探しだし、FIFO4へ印字する順番に詰め込んでい
く。本実施例の場合、FIFO4 のビット幅は8ビットであ
る。FIFO4の中を通って出力ポートへでたデータは
セレクタ5によって順番にシリアルデータに変換され
る。FIFO4の端子C0,C1,C2は8ビットのデ
ータのうちから1ビットを抜き出すためのセレクタ信号
の端子である。シフトレジスタ9は並列出力(Qa−Q
d)を持ち、ビデオRAM10のセレクタ信号として用
いる。ビデオRAM10には補正された階段波データが
事前に書き込まれている。階段波の読み出しは、シフト
レジスタ9のQa,Qb,Qc,Qdの前後2ドットの
荷電補正とエンコーダの出力保持器15の出力Qa,Q
bと被印字物の移動速度検知印字の有無からアドレス信
号により該当する階段波データを出力するものである。
ここでエンコーダの出力保持器15の出力Qa,Qb
は、図2に示す様にエンコーダ17の出力間に発振回路
7で作成される励振周波数をカウントし、設定値すなわ
ちCPU1からバス6を介し比較器11,12,13へ
の設定値とそれぞれ比較し、その結果をエンコーダ14
へ出力する。この比較は印字を行っていない場合でも行
っている。エンコーダ14の出力Qa,Qbは、エンコ
ーダ17の出力パルスにより保持される。これにより、
直前の偏向一ラインとの間隔が判り、その間隔により帯
電信号を選択する。このようにしてデジタルビデオ信号
が出力され、セレクタ34を介しD/Aコンバータ16
でアナログ信号に変換され、ビデオAMP32で増幅さ
れ、帯電電極28へ印加され、インク粒子を荷電させ
る。荷電したインク粒子は、偏向電極25,26で作成
される静電界で偏向され、被印字物19に印字を行うこ
とができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、被印字物の移動速度を
エンコーダを用いて検知し、その出力パルスにより偏向
一ラインの印字を始める信号にすると共に、帯電信号を
制御するものにも使用することで、エンコーダ出力パル
ス間隔すなわち被印字物の移動速度に係らず高印字品質
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の制御ブロック。
【図2】タイミングチャート。
【図3】ビデオRAM構成の説明図。
【符号の説明】
1…CPU、2…ROM、3…RAM、10…ビデオR
AM、11,12,13…比較器、14…エンコーダ、
15…出力保持器、17…エンコーダ、19,20…被
印字物、21…印字開始センサ、23…入出力ターミナ
ル、24…高圧源、25,26…偏向電極、28…帯電
電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大山 厚 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 (72)発明者 原田 信浩 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加圧したインクをノズルより噴出し、前記
    ノズルを一定周波数で励振させ、前記インクを一定周期
    で粒子化し、階段波状の帯電信号を与えることにより、
    前記インクの粒子に電荷を与え荷電粒子を偏向電解中を
    飛行させることにより偏向し、その偏向とほぼ直角に被
    印字物を相対移動させることにより、文字又は図形を形
    成するインクジェットプリンタにおいて、前記被印字物
    の移動速度を検出し、その速度を考慮して前記インク粒
    子に印加する帯電信号を制御することで、印字歪を軽減
    することを特徴とするインクジェットプリンタの印字歪
    補正装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記被印字物の移動速
    度をエンコーダを用いて検出し、その出力パルスにより
    前記インク粒子に印加する帯電信号を制御することで、
    印字歪を軽減するインクジェットプリンタの印字歪補正
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記被印字物
    の移動速度をエンコーダを用いて検出し、偏向一ライン
    の印字終了後から次のエンコーダ出力パルス迄の間、前
    記インクの粒子を作成する一定周期をカウントし、その
    数により前記インクの粒子に印加する帯電信号を制御す
    ることで、印字歪を軽減するインクジェットプリンタの
    印字歪補正装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、前記被印字物
    の移動速度をエンコーダを用いて検出し、エンコーダ出
    力パルス間にインク粒子を作成する一定周期をカウント
    し、その数により前記インク粒子に印加する帯電信号を
    制御することで、印字歪を軽減するインクジェットプリ
    ンタの印字歪補正装置。
JP29807695A 1995-11-16 1995-11-16 インクジェットプリンタの印字歪補正装置 Pending JPH09136420A (ja)

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JP29807695A Pending JPH09136420A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 インクジェットプリンタの印字歪補正装置

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JP (1) JPH09136420A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008102458A1 (ja) 2007-02-23 2008-08-28 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. インクジェット記録装置

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WO2008102458A1 (ja) 2007-02-23 2008-08-28 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. インクジェット記録装置

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