JPH06115077A - インクジェットプリンタの印字歪補正装置 - Google Patents

インクジェットプリンタの印字歪補正装置

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JPH06115077A
JPH06115077A JP26995892A JP26995892A JPH06115077A JP H06115077 A JPH06115077 A JP H06115077A JP 26995892 A JP26995892 A JP 26995892A JP 26995892 A JP26995892 A JP 26995892A JP H06115077 A JPH06115077 A JP H06115077A
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JP
Japan
Prior art keywords
correction
thinned
distortion
out data
correction factor
Prior art date
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Pending
Application number
JP26995892A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Hirayama
雅弘 平山
Mitsuo Igari
光雄 猪狩
Hisamitsu Gomita
寿光 五味田
Hideyuki Omori
秀行 大森
Nobuhiro Harada
信浩 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06115077A publication Critical patent/JPH06115077A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】インクジェットプリンタの印字品質を向上させ
ること。 【構成】印字の縦方向のドット位置毎に補正係数を定め
たものを複数の間引きに設定しておき、その間引きの補
正係数、又は、近傍の間引きの補正係数より補間し、そ
の補正係数が分解能不足か判断し、分解能不足の場合は
分解能を上げた最適な補正係数に置き換えて、又、分解
能が不足していない場合はそのままの補正係数で、最適
な補正係数に置き換えたもので補正した階段波データ
を、ビデオram14に記憶しておき、印字のとき必要な
階段波データを読み出し印字する。 【効果】補正係数データを増やさずに、木目細かな補正
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯電制御方式に係るイン
クジェットプリンタの印字歪を軽減する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、特願平4−123251 号に記
載した様に補正係数の分解能は全て同じである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、縦
ドット全ての補正係数について分解能を上げると膨大な
データが必要となる。本発明の目的は最小限のデータで
尚かつ木目細かい補正が出きるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】補正係数の分解能を上げ
れば歪は少なくなることに着目し、全ての補正係数の分
解能を上げるのではなく、分解能を上げるものとそうで
ないものに分けることである。
【0005】
【作用】インク粒子に帯電するために階段波状のデータ
を作成し記憶する。この階段波をあらかじめ補正係数で
補正しておき印字に使用する。その方法としては、階段
波状のデータを作成するときに、間引き無しと間引き最
大の間を複数に分割し、分割点以外の間引きの補正係数
は近傍する分割点の補正係数より補間し、その補正係数
が分解能不足か判断し、分解能不足の場合は分解能を上
げた最適な補正係数に置き換えて、又、分解能が不足し
ていない場合はそのままの補正係数で、それぞれ補正す
ることである。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面により説明す
る。
【0007】図1は実施例の制御ブロック図である。図
1において、1はcpu(中央処理装置)で、全体の制
御を司るものであり、rom(リード・オンリ・メモ
リ)2に記憶されたプログラム,データ等を読み取り、
解釈して、各種の処理をおこなう。3はram(ランダ
ム・アクセス・メモリ)で、プログラム進行時の一時記
憶レジスタ,データレジスタ等として利用される読み,
書き可能な記憶装置である。cpu1はバス6を介し各
種情報のやりとりをおこなう。5はファーストイン・フ
ァーストアウト・レジスタ(以下fifoと略す)で印
字に使用する印字ドットマトリクスデータを通すための
ものである。8はセレクタで、fifo5からのパラレ
ルデータをシリアルデータに変換する。10はシフトレ
ジスタで、セレクタ8でシリアル信号に変換されたデー
タをシフトさせるためのものである。4はpia(周辺
インターフェース・アダプタ)で、パラレルの出力ポー
トである。7はトータルドットカウンタで、(マトリク
スの縦ドット数)+(遊びドット数)をカウントする。
【0008】11は発信回路で、cpu1のクロック他
各種信号のタイミングを発生する。13はドットカウン
タで、縦方向ドットを計算するためのカウンタである。
14はビデオramで、階段波信号(出力端子d0−d
7)を格納したramである。15はコントロールra
mで、各種デバイス(fifo5,セレクタ8等)を制
御するための信号を出力する。
【0009】andゲート16は、ビデオram14か
ら出力される階段波信号をゲーティングするものであ
る。17はd/aコンバータで、デジタル値をアナログ
値に変換し、ビデオamp18はビデオ信号の増幅を行
い、帯電電極20へ帯電信号を印加する。ノズル19か
らは加圧インクが噴出しており、励振amp27で増幅
されたれ励振信号が印加される。これにより、偏向電極
21,22と高圧源23とで形成される静電解中をイン
ク粒子が飛行する間に偏向される。又、未使用粒子はガ
ター24に回収し、再使用する。28はpiaで、外部
機器とのインターフェースをおこなうもの、29は印字
開始センサで、インクジェットプリンタへ印字の開始指
令を与えるものである。30は入出力ターミナルで、各
種データの設定に使用する。被印字物26は図示の矢印
の方向に移動している間に印字がおこなわれる。
【0010】図2〜図8を用いて歪の例と補正の概要を
説明する。図2(a)は歪の無い理想の文字形状、図2
(b)は通常よく見受けられる歪を示す。図2(b)の
歪を縦ドットの位置で分類すると、条件1−条件8に分
類できる。図3は、各条件において考慮すべき前後のド
ットを示す。aは前の前,bは前,cは後,dは後の後
に関する粒子であることを示す。図4は条件1から条件
8における補正係数の一覧を示す。図5に補正係数と間
引きの一例、図6に階段波の計算方法、図7は図6のA
部詳細図、図8は階段は作成PADを示す。補正係数
は、間引き無しと間引き最大の間を複数に分割し、間引
き無しと間引き最大と分割点の間引きの補正係数のみを
rom2に記憶しておく。階段波を作成する時にROM
2に記憶してある補正係数又は、図5に示すように補間
で求めた補正係数が図6の又はのどちらに該当する
かを図8に示すように比較をおこない、の部分に該当
する場合はそのままの8ビットの補正係数を使い、又、
それに該当しない場合は8ビットの補正係数を16ビッ
トに置き換えて図6に計算式により計算する。
【0011】次に、図1に戻り、本実施例の動作につい
て説明する。まず、あらかじめ印字内容を入出力ターミ
ナル30を使って入力しておく。この内容はpia28
介しcpu1によりram3に記憶される。又、印字フ
ォーマットつまり、文字の高さ、印字の段数(1段印字
〜4段印字のいずれか)、使用するマトリクスの大きさ
(5×7,12×16;横×縦)、間引き等を前記入出力
ターミナル30を使用して設定し、印字内容と同様にし
てram3に記憶される。この設定を基に階段波を作成
していくとき、ram3に記憶された間引きがrom2
内の補正係数の間引きに該当する場合は、cpu1が該
当する間引きの補正係数をrom2よりバス6を介し、
その補正係数が図6のの部分に該当するか順次図8の
様に比較をおこない、それに該当する場合は8ビットで
ある補正係数を16ビットに置き換えて、又、それに該
当しない場合は8ビットのままの補正係数を使い、各々
図6の計算式により階段波の計算をおこなう。又、ra
m3の間引きがrom2内の補正係数の間引きに該当し
ない場合は、ram3の間引きに近傍する両方の補正係
数をrom2よりバス6を介し、図5に示す様にcpu
1内でram3の間引きに相当する様に補間し、その補
正係数が図6のの部分に該当するか順次図8の様に比
較をおこない、それに該当する場合は8ビットである補
正係数を16ビットに置き換えて、又、それに該当しな
い場合は8ビットのままの補正係数を使い、各々図6の
計算式により階段波の計算をおこなう。その結果をcp
u1はバス6を介し、ビデオram14に書き込む。
【0012】次に印字開始センサ29より印字開始指令
が入り印字処理に入る。cpu1は先に入力済みの印字
データに基づき、所望の印字ドットマトリクスデータを
探しだし、fifo5へ印字する順番に詰め込んでい
く。本実施例の場合、fifo5のビット幅は8ビット
である。fifo5の中を通って出力ポートへでたデー
タはセレクタ8によって順番にシリアルデータに変換さ
れる。fifo5の端子c0,c1,c2は8ビットの
データのうちから1ビットを抜き出すためのセレクタ信
号の端子である。シフトレジスタ10は並列出力(Qa
−Qi)を持ち、このうちQcを印字用のビットとして
使用する。すなわち、シフトレジスタ10のQcが、印
字すべき印字マトリクスデータを出力するところであ
る。その他のQa−Qiはビデオram14のセレクタ
信号として用いる。ビデオram14には補正された階
段波データが事前に書き込まれていて、ドットカウンタ
13によって階段波の小さいステップから順番に読み出
していく。この時、前記したシフトレジスタ10のQ
a,Qb,Qd,Qeにより前後2ドットの荷電補正さ
れた階段波が出力される。
【0013】トータルドットカウンタ7は1列分の全ド
ットをカウントするものであり、1列分の走査終了で、
ドットカウンタ13をクリアする。又、本実施例で使用
しているカウンタ類は全て、発信回路11からクロック
信号ckに同期して動作するものである。
【0014】ビデオram14は、縦方向のドットカウ
ンタ13とシフトレジスタ10のQa,Qb,Qd,Q
eからアドレス信号により該当する階段波データをan
dゲート16へ出力するものである。このようにしてa
ndゲート16から、デジタルビデオ信号が出力され、
d/aコンバータ17でアナログ信号に変換され、ビデ
オamp18で増幅され、帯電電極20へ印加され、イ
ンク粒子25を荷電させる。荷電したインク粒子25
は、偏向電極21,22で作成される静電界で偏向さ
れ、被印字物26に印字をおこなうことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、複数の間引きに補正係
数を設定し、設定以外の間引きの補正係数は、設定済み
の間引きより補間し、その補正係数が分解能不足か判断
し、分解能不足の場合は分解能を上げた最適な補正係数
に置き換えて、又、分解能が不足していない場合はその
ままの補正係数で、荷電量を補正する構成としたことに
より、最も少ない補正係数データで最適な補正をおこな
い、印字歪を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の制御ブロック図。
【図2】2段印字で歪の無い場合と有る場合。
【図3】各条件において考慮すべき前後のドット。
【図4】条件1から条件8における補正係数の一覧。
【図5】補正係数と間引きの関係。
【図6】階段波の計算方法。
【図7】図6のA部詳細。
【図8】階段波作成PAD。
【符号の説明】
1…cpu、2…rom、3…ram、4…pia、1
4…ビデオram、15…コントロールram、19…
ノズル、20…帯電電極、21,22…偏向電極、23
…高圧源、25…インク粒子、26…被印字物、29…
印字開始センサ、30…入出力ターミナル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8703−2C B41J 3/12 M (72)発明者 大森 秀行 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所リビング機器事業部内 (72)発明者 原田 信浩 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所リビング機器事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加圧インクをノズルより噴出し、該ノズル
    を一定周波数で励振させ、インクを一定周期で粒子化せ
    しめ、階段波状の帯電信号を与えることにより、前記イ
    ンク粒子に電荷を付与し該荷電粒子を偏向電解中を飛行
    せしむることにより、y方向に偏向し、このy方向の偏
    向とほぼ直角に被印字物を相対移動させることにより、
    文字等を形成するインクジェットプリンタにおいて、印
    字の縦方向のドット位置毎に歪の発生傾向を分類し、歪
    のでる傾向が類似している場合は、その係数を統合整理
    し、複数の間引きに補正係数を設定し、設定していない
    間引きは近傍する設定済みの補正係数より補間し、その
    補正係数を分解能を上げるものとそうでないものに分け
    たことで、補正係数の種類を最小限に押さえたことを特
    徴とするインクジェットプリンタの印字歪補正装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、1本のノズルで複数行
    の印字を行うインクジェットプリンタにおいて、ドット
    位置の認識を行内の各ドット毎におこない、印字の縦方
    向のドット位置毎に歪の発生傾向を分類し、歪のでる傾
    向が類似している場合は、その係数を統合整理し、複数
    の間引きに補正係数を設定し、設定していない間引きは
    近傍する設定済みの補正係数より補間し、その補正係数
    を分解能を上げるものとそうでないものに分けたこと
    で、補正係数の種類を最小限に押さえたことを特徴とす
    るインクジェットプリンタの印字歪補正装置。
JP26995892A 1992-10-08 1992-10-08 インクジェットプリンタの印字歪補正装置 Pending JPH06115077A (ja)

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