JPH06340077A - インクジェットプリンタの文字高さ制御装置 - Google Patents

インクジェットプリンタの文字高さ制御装置

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JPH06340077A
JPH06340077A JP13316193A JP13316193A JPH06340077A JP H06340077 A JPH06340077 A JP H06340077A JP 13316193 A JP13316193 A JP 13316193A JP 13316193 A JP13316193 A JP 13316193A JP H06340077 A JPH06340077 A JP H06340077A
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JP
Japan
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printing
distance
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nozzle
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Pending
Application number
JP13316193A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Hirayama
雅弘 平山
Mitsuo Igari
光雄 猪狩
Hisamitsu Gomita
寿光 五味田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】インクジェットプリンタの印字品質を向上させ
ること。 【構成】加圧インクをノズルより噴出し、ノズルを一定
周波数で励振させ、インクを一定周期で粒子化せしめ、
階段波状の帯電信号を与えることにより、インク粒子に
電荷を付与し荷電粒子を偏向電界中に飛行せしむること
により、y方向に偏向し、このy方向の偏向とほぼ直角
に被印字物を相対移動させることにより、文字を形成す
るインクジェットプリンタにおいて、ノズルから被印字
物までの印字距離と印字する文字の高さから最適な帯電
信号と偏向電圧を決定するインクジェットプリンタの文
字高さ制御装置。 【効果】印字距離や文字高さに関係なく歪の少ない印字
を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯電制御方式に係るイ
ンクジェットプリンタの印字歪を軽減する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の文字高さ制御装置は、偏向電圧は
一定で、インク粒子を帯電させる帯電信号を変化させて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、ノ
ズル又は偏向電界を形成する電極直後と被印字物間の印
字距離や印字する文字の高さを変えると印字歪が発生す
る。本発明の目的は、印字距離や印字する文字の高さを
変更しても印字歪の発生を最小限に止めることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】印字距離により帯電電圧
と偏向電圧を変えて文字の高さを制御すれば、歪が少な
くなることに着目し、印字距離と印字する文字の高さか
ら最適な帯電信号と偏向電圧を制御するものである。
【0005】
【作用】インク粒子に帯電するために階段波状のデータ
を作成し記憶する。この階段波を予め歪の少なくなる様
な係数で補正しておき印字に使用する。その方法として
は、階段波状のデータを作成するときに、印字距離と印
字する文字の高さから最適な帯電信号と偏向電圧を決定
し、各々を制御することで印字歪の発生を最小限に止め
ることである。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面により説明す
る。
【0007】図1は実施例の制御ブロック図である。図
1において、1はcpu(中央処理装置)で、全体の制
御を司るものであり、rom(リード・オンリ・メモ
リ)2に記憶されたプログラム,データ等を読み取り、
解釈して、各種の処理を行う。3はram(ランダム・
アクセス・メモリ)で、プログラム進行時の一時記憶レ
ジスタ,データレジスタ等として利用される読み,書き
可能な記憶装置である。cpu1はバス6を介し各種情
報のやりとりを行う。5はファーストイン・ファースト
アウト・レジスタ(以下fifoと略す)で印字に使用
する印字ドットマトリクスデータを通すためのものであ
る。8はセレクタで、fifo5からのパラレルデータ
をシリアルデータに変換する。10はシフトレジスタ
で、セレクタ8でシリアル信号に変換されたデータをシ
フトさせるためのものである。4はpia(周辺インタ
ーフェース・アダプタ)で、パラレルの出力ポートであ
る。7はトータルドットカウンタで、(マトリクスの縦
ドット数)+(遊びドット数)をカウントする。
【0008】11は発信回路で、cpu1のクロック他
各種信号のタイミングを発生する。13はドットカウン
タで、縦方向ドットを計算するためのカウンタである。
14はビデオramで、階段波信号(出力端子d0−d
7)を格納したramである。15はコントロールra
mで、各種デバイス(fifo5,セレクタ8等)を制
御するための信号を出力する。
【0009】andゲート16は、ビデオram14か
ら出力される階段波信号をゲーティングするものであ
る。17はd/aコンバータで、デジタル値をアナログ
値に変換し、ビデオamp18はビデオ信号の増幅を行
い、帯電電極20へ帯電信号を印加する。ノズル19か
らは加圧インクが噴出しており、励振amp27で増幅
されたれ励振信号が印加される。これにより、偏向電極
21,22と高圧源23とで形成される静電界中をイン
ク粒子が飛行する間に偏向される。又、未使用粒子はガ
ター24に回収し、再使用する。28はpiaで、外部
機器とのインターフェースを行うもの、29は印字開始
センサで、インクジェットプリンタへ印字の開始指令を
与えるものである。30は入出力ターミナルで、各種デ
ータの設定に使用する。被印字物26は図示の矢印の方
向に移動している間に印字が行われる。
【0010】図2〜図5を用いて歪の例と補正の概要を
説明する。図2(a)はノズル19又は偏向電極21直
後から被印字物26までの印字距離41が短く文字高さ
42が大きい印字例、図2(b)は印字距離41が長く
文字高さ42が小さい印字例である。図2の様に印字距
離41と文字高さの組合せにより歪が異なる。その歪を
改良するには、図3〜図5に示す様に印字距離41と文
字高さ42の関係から最適な階段波と偏向電圧23を決
定することである。
【0011】次に、図1に戻り、本実施例の動作につい
て説明する。まず、あらかじめ印字内容を入出力ターミ
ナル30を使って入力しておく。この内容はpia28
を介しcpu1によりram3に記憶される。又、印字
フォーマットつまり、文字高さ42,印字の段数(1段
印字〜4段印字のいずれか),使用するマトリクスの大
きさ(5×7,12×16;横×縦),間引き等を前記
入出力ターミナル30を使用して設定し、印字内容と同
様にしてram3に記憶される。ノズル19又は偏向電
極21直後から被印字物26までの印字距離41を印字
距離測定センサ40で測定し、そのセンサ出力のアナロ
グ信号をa/dコンバータ43でデジタル信号に変換
し、その結果をcpu1はバス6を介しram3に格納
する。また、印字距離測定センサ40で印字距離41を
測定しない場合は、入出力ターミナル30で印字距離4
1を入力し、それをcpu1はpia28とバス6を介
しram3に格納する。cpu1はram3に格納して
ある印字フォーマットと印字距離41から図3〜図5を
用いて最適な階段波と偏向電圧23を設定する。階段波
はバス6を介しビデオram14に格納される。
【0012】次に印字開始センサ29より印字開始指令
が入り印字処理に入る。cpu1は先に入力済みの印字
データに基づき、所望の印字ドットマトリクスデータを
探しだし、fifo5へ印字する順番に詰め込んでい
く。本実施例の場合、fifo5のビット幅は8ビットであ
る。fifo5の中を通って出力ポートへでたデータは
セレクタ8によって順番にシリアルデータに変換され
る。fifo5の端子c0,c1,c2は8ビットのデ
ータのうちから1ビットを抜き出すためのセレクタ信号
の端子である。シフトレジスタ10は並列出力(Qa−
Qi)を持ち、このうちQcを印字用のビットとして使
用する。すなわち、シフトレジスタ10のQcが、印字
すべき印字マトリクスデータを出力するところである。
その他のQa−Qiはビデオram14のセレクタ信号
として用いる。ビデオram14には補正された階段波
データが事前に書き込まれていて、ドットカウンタ13
によって階段波の小さいステップから順番に読み出して
いく。この時、前記したシフトレジスタ10のQa,Q
b,Qd,Qeにより前後2ドットの荷電補正された階
段波が出力される。
【0013】トータルドットカウンタ7は1列分の全ド
ットをカウントするものであり、1列分の走査終了で、
ドットカウンタ13をクリアする。又、本実施例で使用
しているカウンタ類は全て、発信回路11からクロック
信号ckに同期して動作するものである。
【0014】ビデオram14は、縦方向のドットカウ
ンタ13とシフトレジスタ10のQa,Qb,Qd,Q
eからアドレス信号により該当する階段波データをan
dゲート16へ出力するものである。このようにしてa
ndゲート16から、デジタルビデオ信号が出力され、
d/aコンバータ17でアナログ信号に変換され、ビデ
オamp18で増幅され、帯電電極20へ印加され、イ
ンク粒子25を荷電させる。荷電したインク粒子25
は、偏向電極21,22で作成される静電界で偏向され
ることにより、図6に示す様に印字距離41と文字高さ
42のどのような組合せになろうとも、歪の少ない印字
を被印字物26に行うことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、ノズル又は偏向電極直
後から被印字物までの印字距離と文字高さから最適な帯
電電圧と偏向電圧を決定することにより、常に歪の少な
い印字を実現できることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の制御ブロック図である。
【図2】帯電信号のみの制御による印字例を示す図であ
る。
【図3】印字距離とセンサ出力の関係図である。
【図4】センサ出力と偏向電圧の関係図である。
【図5】文字高さと帯電電圧の関係図である。
【図6】帯電信号と偏向電圧の制御と文字高さを考慮し
た印字例を示す図である。
【符号の説明】
1…cpu、2…rom、3…ram、4…pia、1
4…ビデオram、15…コントロールram、19…
ノズル、20…帯電電極、21,22…偏向電極、23
…高圧源、25…インク粒子、26…被印字物、29…
印字開始センサ、30…入出力ターミナル、40…印字
距離測定センサ、41…印字距離、42…文字高さ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加圧インクをノズルより噴出し、該ノズル
    を一定周波数で励振させ、インクを一定周期で粒子化せ
    しめ、階段波状の帯電信号を与えることにより、前記イ
    ンク粒子に電荷を付与し該荷電粒子を偏向電界中に飛行
    せしむることにより、y方向に偏向し、このy方向の偏
    向とほぼ直角に被印字物を相対移動させることにより、
    文字を形成するインクジェットプリンタにおいて、該ノ
    ズルから被印字物までの印字距離と印字する文字の高さ
    から最適な帯電信号と偏向電圧を決定することを特徴と
    するインクジェットプリンタの文字高さ制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、該ノズルから被印字物
    までの印字距離をセンサを用いて測定したものと入出力
    ターミナルから入力した印字する文字高さから最適な帯
    電信号と偏向電圧を決定することを特徴とするインクジ
    ェットプリンタの文字高さ制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、該ノズルから被印字物
    までの印字距離と印字する文字高さを入出力ターミナル
    から入力し最適な帯電信号と偏向電圧を決定することを
    特徴とするインクジェットプリンタの文字高さ制御装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1,2又は3において、被印字物ま
    での印字距離を偏向電界を形成する電極直後から被印字
    物までの距離として最適な帯電信号と偏向電圧を決定す
    ることを特徴とするインクジェットプリンタの文字高さ
    制御装置。
JP13316193A 1993-06-03 1993-06-03 インクジェットプリンタの文字高さ制御装置 Pending JPH06340077A (ja)

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JP13316193A JPH06340077A (ja) 1993-06-03 1993-06-03 インクジェットプリンタの文字高さ制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001063063A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Keyence Corp 荷電制御型インクジェットプリンタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001063063A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Keyence Corp 荷電制御型インクジェットプリンタ
JP4515561B2 (ja) * 1999-08-27 2010-08-04 株式会社キーエンス 荷電制御型インクジェットプリンタ

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