JP2001162807A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2001162807A
JP2001162807A JP35273799A JP35273799A JP2001162807A JP 2001162807 A JP2001162807 A JP 2001162807A JP 35273799 A JP35273799 A JP 35273799A JP 35273799 A JP35273799 A JP 35273799A JP 2001162807 A JP2001162807 A JP 2001162807A
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Takeshi Kato
健 加藤
Yuko Nojiri
雄幸 野尻
Kiyoshi Sano
佐野  清
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被印字物への印字タイミングに同期して発生す
る外乱ノイズ(振動ノイズ、電気的ノイズ等)による印
字最適位相の誤検出防止を図り、印字乱れのない良好な
印字が得られるインクジェット記録装置の提供。 【解決手段】インクジェット記録装置において、インク
粒子作成手段の粒子作成周期に対する帯電手段の粒子帯
電位相を、粒子作成周期の1/N相毎にずらす手段、前
記インク粒子の帯電量を検出する手段、および1/N相
毎にずらした前記粒子帯電位相の各位相における粒子の
帯電量を検出する手段を設け、1/N相毎にずらした前
記粒子帯電位相の各位相毎の粒子の帯電量を検出する検
出タイミングを可変とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置に係り、さらに詳細には、被印字物への印字タイミ
ングに同期して発生する外乱ノイズ(振動ノイズ、電気
的ノイズ等)による印字最適位相の誤検出を防止するイ
ンクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置においては、ノ
ズルの中に電気的振動を機械的振動に変換する素子(圧
電素子)を内蔵して外部から励振電圧を加え、インク粒
子を規則的(粒子の大きさ、粒子化する周期)に発生さ
せ、規則的に粒子化したインク粒子に対し、印字する文
字信号に応じた帯電電圧を印加して帯電電荷を与える。
インク粒子は偏向電極の電界により個々の帯電電荷量に
応じて偏向するので、帯電電圧を制御することにより、
偏向方向の被記録面へのインク粒子到達位置を制御す
る。さらに被記録物をコンベア等により移動することに
より、文字や図形等を印字する。
【0003】正規の帯電電荷量をインク粒子に与えるた
めには、インク粒子化のタイミングと帯電信号の印加タ
イミングを最適化する必要がある(図2)。図2(b)
に示すようにタイミングがずれると正規の帯電量をイン
ク粒子に与えることができず、所定量偏向できない現象
が発生する(印字乱れ:印字がつぶれる)。
【0004】最適な帯電電圧印加タイミングを検出する
ためには、印字を行っていない状態(印字と印字のイン
ターバル等)において、粒子化の基準となる励振信号に
対し帯電位相をずらしてガターを飛び越えない程度の帯
電電圧を印加し、各位相での帯電電荷量を検出する。
【0005】図3に帯電電圧印加タイミングを検出する
例として、粒子化の基準となる励振信号を16分割し、
各位相から始まる半周期分の帯電信号を印加する場合の
各位相における帯電波形を示す。また図4に励振信号に
対して10/16相の位置で粒子化している場合におけ
る各位相で帯電電圧を印加した場合のインク粒子の帯電
電荷量を示す。粒子化タイミングに対する帯電電圧の印
加時間に比例して帯電電荷量は増加し、帯電電圧を印加
していない状態では逆に電荷量は減少する。
【0006】インクが粒子化するタイミングはインクの
粘度やノズルからの噴出圧力等の要因により経時的に変
化するため、印字のインターバルにおいて常に前記最適
帯電電圧印加タイミングの検出処理を行っている。従来
は一定の検出周期を設け、その周期ごとに前記位相を1
相ずつずらし、各位相における帯電電荷量を検出し、最
大の電荷量を検出する位相を印字時の帯電位相としてい
る。
【0007】図5に従来例における帯電電荷量検出タイ
ミングを示す。図5では位相の検出周期を10msとし
ている。通常、検出基準値を設定し、得られた各位相毎
の帯電電荷量と基準値を比較して検出基準を超えた位相
を基に最適印字位相を求める。図5においては検出基準
を超えた位相に3相加えた位相を最適印字位相としてい
る。実際に印字を行う際はその最適位相で帯電を行って
いる。また、帯電電荷量が少ない位相において帯電電荷
量を検出する際に外乱ノイズ(振動ノイズ、電気的ノイ
ズ等)が発生してそのノイズにより印字最適位相の誤検
出が発生することを防止するため、1〜16相までの各
位相での帯電電荷量の検出を1ブロックとして複数ブロ
ックの検出を行い、各ブロックで検出した最適位相が規
定回以上(図5では2回)一致した場合にその位相を印
字位相として用いるように処理している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、次
のような問題がある。
【0009】被印字物を搬送する際の振動ノイズや印字
状態を確認する印字検査装置のストロボ等印字タイミン
グに同期して外乱ノイズ(振動ノイズ、電気的ノイズ
等)が発生する場合がある。
【0010】従来技術においては、外乱ノイズによる印
字最適位相の誤検出を防止するため、前記のように帯電
電荷量の検出を複数ブロック行い、規定回以上一致した
場合にその位相を印字位相として用いるように処理して
いるが、被印字物への印字の間隔が前記1〜16相まで
の各位相での帯電電荷量の検出を行う周期(前記例では
10ms×16相=160ms)と一致した場合、帯電
量検出の同一位相にノイズが発生するためにノイズをキ
ャンセルすることができず、誤った位相を検出する可能
性がある。
【0011】本発明の課題は、被印字物への印字タイミ
ングに同期して発生する外乱ノイズ(振動ノイズ、電気
的ノイズ等)による印字最適位相の誤検出防止が図れ、
印字乱れのない良好な印字が得られるインクジェット記
録装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題は、ノズルより
インクを噴出し、インク粒子を作成する手段と、印字情
報に基づいた信号を発生する手段と、前記インク粒子に
帯電する手段と、前記インク粒子を偏向させる手段を有
し、ドットマトリクスにより文字を形成するインクジェ
ット記録装置において、前記インク粒子作成手段の粒子
作成周期に対する前記帯電手段の粒子帯電位相を、粒子
作成周期の1/N相毎にずらす手段、前記インク粒子の
帯電量を検出する手段、および1/N相毎にずらした前
記粒子帯電位相の各位相における粒子の帯電量を検出す
る手段を設け、1/N相毎にずらした前記粒子帯電位相
の各位相毎の粒子の帯電量を検出する検出タイミングを
可変とすることによって達成される。
【0013】具体的には、各位相毎の検出処理の周期を
可変とする、粒子作成周期に相当するN回の検出処理毎
の検出処理周期を可変とする、被印字物への印字を行っ
た後に再度各位相毎の検出処理を開始するまでの時間を
可変とする、被印字物への印字を開始した際にその開始
以前の規定時間内に行った帯電量検出処理を無効とする
ことにより達成される。
【0014】前記、各位相毎の検出処理の周期を可変と
する、または粒子作成周期に相当するN回の検出処理毎
の検出処理周期を可変とすることにより、印字の間隔と
前記各位相での帯電電荷量の検出を行う周期とをずらす
ことができる。
【0015】さらに、被印字物への印字タイミングに同
期して常に外乱ノイズが発生する場合に、被印字物への
印字を行った後に再度各位相毎の検出処理を開始するま
での時間を可変とする、または被印字物への印字を開始
した際にその開始以前の規定時間内に行った帯電量検出
処理を無効とすることにより、そのノイズが発生するタ
イミングでの位相検出処理を行わないまたは無効とする
ことができ、最適位相検出を確実に行うことができる。
【0016】以上の構成により、被印字物への印字タイ
ミングに同期して発生する外乱ノイズ(振動ノイズ、電
気的ノイズ等)による印字最適位相の誤検出防止が図
れ、印字乱れのない良好な印字を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1によ
り説明する。
【0018】まず、全体の構成について述べる。
【0019】図1において、破線で囲まれた20がイン
クジェット印字装置(以下IJPと記す)であり、以下
の各部により構成される。
【0020】1はIJP20全体を制御するMPU(マ
イクロプロセッシングユニット)、2はインクジェット
印字装置20内で一時的にデータを記憶しておくRAM
(ランダムアクセスメモリー)、3は制御用ソフトウェ
アおよびデータを記憶する不揮発性メモリ、4は入力さ
れたデータおよび印字内容等を表示する表示装置、5は
パネルインターフェース、6は文字高さ等の設定値を入
力する操作パネル、7はインクの種類、ノズルヘッドケ
ーブル長さ、使用環境、稼働状況等の制御プログラムや
制御データ、印字情報、帯電量検出タイミング等を格納
する書換え可能な不揮発性の記憶装置(HDD、フラッ
シュメモリ、バッテリーバックアップされたRAM
等)、8はIJP20の印字に関する全般的な制御を行
う印字制御回路、9は被印字物検出回路、10は印字内
容を文字信号に変換する文字信号発生回路、11はイン
クを噴出するノズル、12はノズルより噴出したインク
が粒子になり、そのインク粒子に電荷を加える帯電電
極、13は帯電したインク粒子を偏向する偏向電極、1
4は印字に使用しないインクを回収するガター、15は
ガターより回収されたインクを再びノズルへ供給するポ
ンプ、16は被印字物を検出するセンサ、17は印字の
対象となる被印字物、18は被印字物17を搬送するコ
ンベア、19はデータ等を送るバスライン、21はホス
トとのインターフェース部、23はホスト、22は外部
制御装置と入出力する制御信号の入出力回路部、25は
ガター部以降のインク回収経路に設けた帯電電荷量検出
用センサ、26は粒子の帯電電荷量検知回路である。
【0021】図7に、粒子帯電電荷量検出回路26のブ
ロック図を示す。
【0022】印字制御回路8内の励振信号発生回路はイ
ンク粒子を規則的に発生させるための励振電圧を発生
し、ノズル11内の圧電素子は励振電圧により規則的に
振動し、インクを粒子化する。印字制御回路8内の位相
整合回路は、励振信号発生回路の励振電圧周期に対し、
制御回路より設定された位相分ずらした帯電電圧発生タ
イミングを文字信号発生回路10に出力する。文字信号
発生回路10は、位相整合回路より入力されたタイミン
グで帯電電圧を発生し、帯電電極12に印加してインク
粒子に帯電電荷を与える。帯電電荷量の検出は、印字と
印字のインターバル等印字を行っていない状態で行うた
め、印加されている偏向電界でガター部を飛び越えない
ように設定した帯電電荷量測定用の帯電電圧を印加する
ように制御する。帯電電極12部分で帯電電荷量測定用
の帯電電圧によりインク粒子に帯電電荷を与え、本実施
例ではインクの帯電電荷量をガター部以降のインク回収
経路に設けた帯電電荷量検出用センサ25を用いて検出
する。帯電電荷量検出用センサ25の出力を帯電電荷量
検知回路26で増幅、基準信号と増幅後の帯電電荷量信
号を比較する(2値化)。
【0023】図8に1から16相までの各位相における
帯電電荷量測定のフローチャートを示す。
【0024】検出位相(A=1相)を位相整合回路へ指
示する。位相整合回路は励振信号に対して(A/16)
位相ずらした帯電位相を文字信号発生回路へ出力する。
文字信号発生回路は位相整合回路より入力された位相で
帯電電荷量測定用の帯電電圧波形を出力する(図3参
照)。帯電電圧により帯電されたインク粒子がガター部
で回収される際に帯電電荷量検出用センサによりインク
粒子に帯電された電荷量を測定する。帯電電荷量検知回
路は得られた帯電量が基準値より大きい場合は“1”、
小さい場合は“0”を制御回路に出力する。次の位相検
出までの規定時間(T1)待機の後、次の位相を位相整
合回路に指示する。16相まで繰り返した後、帯電電荷
量検知回路の出力が“0”→“1”となった位相を基に
最大電荷量の位相を求める。以上の1相から16相まで
の検出を1ブロックとして、印字と印字のインターバル
時に常に最適位相検出を行っている。
【0025】図9,図10に本実施例による帯電量検出
タイミングを示す。
【0026】図9(a)は印字終了後に再度帯電量の検
出を開始する際に、一定時間遅らせた場合のタイミング
を示す。開始時間の遅延時間は、前記操作パネル6より
直接時間を入力する方式、前記ホスト23よりインター
フェース部21を介して入力する方式等がある。また、
被印字物に応じてコンベア等の被印字物搬送装置の送り
速度や送り動作を変更する場合にその送り速度や送り動
作に同期して発生するノイズの発生タイミングも変化す
るため、前記開始時間の遅延時間は印字情報毎に保持可
能としている。このように処理することにより、印字終
了後に発生するノイズの発生タイミングにおいては前記
帯電量の検出を中断することができ、発生ノイズによる
帯電量誤検出を防ぐことができる。
【0027】図9(b)は印字と印字の間隔で行った帯
電量の検出処理のうち、印字開始前のあらかじめ設定し
た時間内に行った処理結果を無視して、印字終了後に再
開する帯電量の検出処理を、その無視した分から行う場
合のタイミングを示す。図9(a)と同様に処理を無視
する時間は前記操作パネル6、ホスト23より入力する
方式があり、また印字情報毎に保持可能としている。こ
のように処理することにより、印字開始前に発生するノ
イズの発生タイミングにおいて検出した前記帯電量の検
出を無視することができ、発生ノイズによる帯電量誤検
出を防ぐことができる。図9(a),(b)はそれぞれ
印字開始前後に検出処理をマスクする場合を示している
が、その両方を同時に行うこともある。
【0028】図10(a)は各位相の検出を行う周期を
変更する場合のタイミングを示す。
【0029】検出を行う周期は、前記操作パネル6より
直接時間を入力する方式、前記ホスト23よりインター
フェース部21を介して入力する方式、操作パネル6ま
たはホスト23より入力した印字周期と印字内容を基に
印字間隔を計算し、帯電量の検出処理を非同期とするよ
うにIJP内で自動的に算出する方式等がある。このよ
うに処理することにより、印字間隔と帯電量の検出処理
を非同期とすることができ、印字に同期して発生するノ
イズが帯電量の検出処理の同一位相に発生することを防
止でき、発生ノイズによる帯電量誤検出を防ぐことがで
きる。
【0030】前記印字周期と印字内容を基に印字間隔を
計算し、帯電量の検出処理を非同期とするようにIJP
内で自動的に算出する一方式について詳細に説明する。
【0031】印字周期(時間)を(P)、印字内容を基
に印字に実際に使用するインク粒子数を(M)、インク
の粒子化周期(時間)を(F)とすると、印字と印字の
間隔(T)はT=P−M×Fとなる。
【0032】(1)Tを初期に設定した一相毎の帯電量
検出周期(C:図6の例では10ms)で割る(T/
C)。
【0033】(2)(T/C)が帯電量検出位相数
(N:本実施例では16相)の±1と比較(本実施例で
は15<T/C<17)。
【0034】(3)15<T/C<17の場合に一相毎
の帯電量検出周期(C)を(+1ms)して再度(1〜
2)を行う。
【0035】(4) (T/C)<(N−1)となった
時点でその時点のCを帯電量検出周期とする。
【0036】図10(b)は帯電量検出のブロック(本
実施例では1〜16相における帯電量の検出を1ブロッ
クとしている)の間隔を変更する場合のタイミングを示
す。
【0037】ブロックの間隔は、前記操作パネル6より
直接時間を入力する方式、前記ホスト23よりインター
フェース部21を介して入力する方式、パネル6または
ホスト23より入力した印字周期と印字内容を基に印字
間隔を計算し、帯電量の検出処理を非同期とするように
IJP内で自動的に算出する方式等がある。図10
(a)は各位相毎の検出周期を変更、図10(b)は帯
電検出のブロックの間隔を変更する場合を示している
が、その両方を同時に行うこともある。このように処理
することにより、印字間隔と帯電量の検出処理を非同期
とすることができ、印字に同期して発生するノイズが帯
電量の検出処理の同一位相に発生することを防止でき、
発生ノイズによる帯電量誤検出を防ぐことができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、被印字物への印字タイ
ミングに同期して外乱ノイズ(振動ノイズ、電気的ノイ
ズ等)が発生する場合に、そのノイズが発生するタイミ
ングでの位相検出処理を行わないまたは無効とすること
ができ、外乱ノイズによる印字最適位相の誤検出防止が
図れ、印字乱れのない良好な印字を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェット記録装置の一実施
例を示す全体ブロック図である。
【図2】インク粒子化のタイミングと帯電信号の印加タ
イミングによるインク粒子飛行状態を示す図である。
【図3】励振信号と位相分割した各位相における帯電波
形を示す図である。
【図4】励振信号に対して10/16相の位置で粒子化
している場合における各位相の帯電電荷量を示す図であ
る。
【図5】従来例における帯電電荷量検出タイミングを示
す図である。
【図6】(a)は従来例における帯電電荷量検出タイミ
ングのうち、印字間隔が帯電量検出ブロックと一致した
場合の帯電電荷量検出タイミングを示す図、(b)は印
字間隔が帯電量検出ブロックと一致した場合のノイズ発
生時の帯電電荷量検出タイミングを示す図である。
【図7】粒子帯電電荷量検出回路のブロック図である。
【図8】帯電電荷量測定のフローチャートである。
【図9】(a)は本実施例における帯電電荷量検出タイ
ミングのうち、印字終了後の帯電電荷量の検出再開を一
定時間遅らせた場合の検出タイミングを示す図、(b)
は印字開始前の一定時間に行った帯電量検出処理を無視
した場合の検出タイミングを示す図である。
【図10】(a)は本実施例における帯電電荷量検出タ
イミングのうち、各位相の検出を行う周期を変更する場
合のタイミングを示す図、(b)は帯電量検出のブロッ
クの間隔を変更する場合のタイミングを示す図である。
【符号の説明】
1…MPU、2…ROM、3…フラッシュメモリ、4…
表示装置、5…パネルインターフェース回路、6…操作
パネル、7…記憶装置、8…印字制御回路、9…被印字
物検知回路、10…文字信号発生回路、11…ノズル、
12…帯電電極、13…偏向電極、14…ガター、15
…ポンプ、16…被印字物センサ、17…被印字物、1
8…コンベア、19…バスライン、20…インクジェッ
ト印字装置、21…ホストインターフェース、22…制
御信号入出力回路、23…ホスト、24…制御信号(印
字情報切替信号)、25…帯電電荷量検出用センサ、2
6…粒子帯電電荷量検知回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 清 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 Fターム(参考) 2C057 DA10 DB02 DB09 DC03 DC10 DD04 DE07 EA02 EB03 EB08 EC03 EC06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルよりインクを噴出し、インク粒子
    を作成する手段と、印字情報に基づいた信号を発生する
    手段と、前記インク粒子に帯電する手段と、前記インク
    粒子を偏向させる手段を有し、ドットマトリクスにより
    文字を形成するインクジェット記録装置において、 前記インク粒子作成手段の粒子作成周期に対する前記帯
    電手段の粒子帯電位相を、粒子作成周期の1/N相毎に
    ずらす手段と、前記1/N相毎にずらした前記粒子帯電
    位相の各位相における粒子の帯電量を検出する手段を設
    け、 この帯電量検出手段の検出タイミングを可変とすること
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 粒子帯電位相を1/N相毎にずらし、各位相毎の粒子の
    帯電量を検出する検出タイミングを可変とする手段は、 各位相毎の検出処理の周期を可変とすることを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 粒子帯電位相を1/N相毎にずらし、各位相毎の粒子の
    帯電量を検出する検出タイミングを可変とする手段は、 粒子作成周期に相当するN回の検出処理毎の検出処理周
    期を可変とすることを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 粒子帯電位相を1/N相毎にずらし、各位相毎の粒子の
    帯電量を検出する検出タイミングを可変とする手段は、 各位相毎の検出処理の周期および粒子作成周期に相当す
    るN回の検出処理毎の検出処理周期を可変とすることを
    特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 粒子帯電位相を1/N相毎にずらし、各位相毎の粒子の
    帯電量を検出する検出タイミングを可変とする手段は、 被印字物への印字を行った後に再度各位相毎の検出処理
    を開始するまでの時間を可変とすることを特徴とするイ
    ンクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 粒子帯電位相を1/N相毎にずらし、各位相毎の粒子の
    帯電量を検出する検出タイミングを可変とする手段は、 被印字物への印字を開始した際にその開始以前の規定時
    間内に行った帯電量検出処理を無効とし、その規定時間
    を可変とすることを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 粒子帯電位相を1/N相毎にずらし、各位相毎の粒子の
    帯電量を検出する検出タイミングを可変とする手段は、 被印字物への印字を行った後に再度各位相毎の検出処理
    を開始するまでの時間を可変とする、および被印字物へ
    の印字を開始した際にその開始以前の規定時間内に行っ
    た帯電量検出処理を無効とし、その規定時間を可変とす
    ることを特徴とするインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項において、 粒子帯電位相を1/N相毎にずらし、各位相毎の粒子の
    帯電量を検出する検出タイミングを可変とする手段は、 操作パネルから入力した検出タイミングとすることを特
    徴とするインクジェット記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれか1項において、 粒子帯電位相を1/N相毎にずらし、各位相毎の粒子の
    帯電量を検出する検出タイミングを可変とする手段は、 操作パネルから入力した被印字物の印字周期または印字
    間隔に基づき検出処理を行う検出タイミングとすること
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜7のいずれか1項におい
    て、 粒子帯電位相を1/N相毎にずらし、各位相毎の粒子の
    帯電量を検出する検出タイミングを可変とする手段は、 外部通信から入力した検出タイミングとすることを特徴
    とするインクジェット記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜7のいずれか1項におい
    て、 粒子帯電位相を1/N相毎にずらし、各位相毎の粒子の
    帯電量を検出する検出タイミングを可変とする手段は、 外部通信から入力した被印字物の印字周期または印字間
    隔に基づき検出処理を行う検出タイミングとすることを
    特徴とするインクジェット記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010532725A (ja) * 2007-07-09 2010-10-14 マンローラント・アーゲー インクジェット印刷装置の動作方法
JP2011046139A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd インクジェット記録装置
JP2019171650A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 株式会社日立産機システム インクジェット記録装置

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