JP2002086807A - ドットマトリクスプリンタ - Google Patents

ドットマトリクスプリンタ

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JP2002086807A
JP2002086807A JP2000284807A JP2000284807A JP2002086807A JP 2002086807 A JP2002086807 A JP 2002086807A JP 2000284807 A JP2000284807 A JP 2000284807A JP 2000284807 A JP2000284807 A JP 2000284807A JP 2002086807 A JP2002086807 A JP 2002086807A
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Masayoshi Hashimoto
正芳 橋本
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Kishu Giken Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成であるにも拘わらず、汎用性に富
み、印字品質の高いドットマトリクスプリンタの提供を
目的とする。 【解決手段】 ドットマトリクスプリンタ1は、パルス
信号を出力するエンコーダ4と、一定周期で基本クロッ
ク信号を出力する基本クロック出力手段14と、エンコ
ーダ4からのパルス信号における所定期間内に基本クロ
ック信号の出力数を計数する基本クロック計数手段15
と、任意の逓倍数を設定入力するための設定入力手段1
1と、計数された基本クロック信号の出力数を設定入力
手段11からの逓倍数で除して、前記所定期間内におけ
る被印刷物と印字ヘッド2の相対移動量に応じたパルス
長の信号を生成する信号生成手段18と、生成された信
号を適宜のパルス長に分周することにより印字データ信
号を生成し印字ヘッドに出力する印字データ信号出力手
段19とを少なくとも備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば文字や図形
などのフォントをドットで印刷するドットマトリクスプ
リンタに関するものである
【0002】
【従来の技術】一般的なドットマトリクスプリンタの印
字ヘッド、信号出力状態、および印刷ドット状態を図4
に、制御系統を図5に、各種信号の出力状態を図6にそ
れぞれ示す。かかるドットマトリクスプリンタ(例え
ば、インクジェットプリンタ)において、被印刷物に印
刷する印字ヘッド2はインク噴射用として例えば32個
の噴射ノズル9,9,9,・・・が縦並びに設けられて
いる。この印字ヘッド2は被印刷物の搬送方向(矢印C
方向)に角度θ傾けて使用されることが多い。図4中符
号のHは傾けられた印字ヘッド2における最下端(N
o.1)の噴射ノズル9から最上端(No.32)の噴
射ノズル9までの高さ、WhはNo.1の噴射ノズル9
からNo.32の噴射ノズル9までの横幅、xは隣合っ
た噴射ノズル9,9から順次印刷されるドットの印字周
期をそれぞれ表している。すなわち、印字ヘッド2の傾
斜角度θにより印字の最大高さや最大文字幅が決まる。
【0003】かかる従来のドットマトリクスプリンタで
は、被印刷物搬送用のコンベアに接して回転するプーリ
をエンコーダに接続しておき、印字ヘッド2に対する被
印刷物の搬送速度をエンコーダで検出するようになって
いる。この場合、印字ヘッド2の傾斜角度θデータを制
御装置に予め設定入力しておけば、エンコーダで検出し
た搬送速度データと前記の傾斜角度θデータに基づい
て、制御装置内で最適な印字タイミングの印字データ信
号を演算して印字ヘッド2へ出力し、例えば図4に示す
ような一連のドットで縦線を表した印字Pを被印刷物の
表面に印刷するようになっている。
【0004】すなわち、印字ヘッド2に対し被印刷物が
相対移動すると、エンコーダ4は、印字ヘッド2に対す
る被印刷物の移動量に応じたパルス長のA相パルス信号
(図中、A相信号)と、A相パルス信号に対し90度位
相差を有するB相パルス信号(図中、B相信号)を4逓
倍回路50へ出力する。そこで、4逓倍回路50は、プ
ーリの円周Xe(例えば、Xe=234mm/回転)
を、エンコーダ4の出力パルス数Pe(例えば、Pe=
5000パルス/回転)の4倍値で除して4逓倍信号
(Xe/(Pe×4))を生成し、解像度を4倍高くす
る。尚、前記した4逓倍信号(Xe/(Pe×4))の
周波数は、ドットマトリクスプリンタの基本制御に用い
られる基本クロック信号の周波数よりも小さい。
【0005】続いて、カウントICなどに代表される分
周回路51が、4逓倍回路50からの4逓倍信号(Xe
/(Pe×4))を分周数nの逆数(1/n)で除して
分周することにより、解像度を戻した印字データ信号
(図4の信号出力)を生成する。このように生成された
印字データ信号は印字データ出力回路52により印字ヘ
ッド2に出力される。印字ヘッド2では、No.1の噴
射ノズル9からインクを噴出して被印刷物の表面にドッ
トを印刷する。No.1の噴射ノズル9の印字出力から
印字周期x後にNo.2の噴射ノズル9からインクが噴
出され、No.1による印刷位置の上方にドットを印刷
する。以下同様にして、時間tの経過とともに、印刷ド
ットを積み上げていき、最終的に印字Pを得るようにな
っている。
【0006】上記の印字周期xは次式で表される。 x(mm)=Wh/((N−1)×p) (式中、pは印字の文字幅(横倍角)を表すピッチであ
り大きな数値が設定されるほど文字幅が狭くなる。Nは
噴射ノズル9の総数(N=32)である。) この場合、分周回路51で分周数nにより生成される印
字データ信号は、 (Xe×n)/(Pe×4)=(234×n)/(50
00×4) なので、印字周期xが次式を満たすように、 円周Xeのプーリおよび出力パルス数Peのエンコーダ
4を選定する必要がある。すなわち、分周回路51にお
いて常に分周数nが整数となるような、プーリの円周X
eとエンコーダ出力パルス数Peを予め設定しておかな
ければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最適に選定
した標準プーリを用いる場合は、印字仕様が限定される
という不具合がある。この場合、所望する文字高さ、文
字幅ピッチ、重ね打ち濃度などの設定条件が変わると、
分周回路51における最適な分周数nが実数(例えば
3.5)となることがある。しかしながら、実際に分周
回路51で使用できる分周数nは整数(例えば4.0)
であるため、出力された印字データ信号の印字周期xが
適正でなくなって、印刷された印字Pが傾いたり歪んだ
りする。そのため、プーリの円周Xeとエンコーダ出力
パルス数Peが適正範囲外の場合は、プーリやエンコー
ダ4を適正なものに交換しなければならず、汎用性に乏
しかった。
【0008】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、簡単な構成であるにも拘わら
ず、汎用性に富み、印字品質の高いドットマトリクスプ
リンタの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るドットマトリクスプリンタは、被印刷
物との間で相対移動する印字ヘッドに、文字や図形など
のフォントを構成するドットに係る印字データ信号を出
力して被印刷物にフォントを印刷するドットマトリクス
プリンタにおいて、被印刷物と印字ヘッドの相対移動量
に応じたパルス長のA相パルス信号と、A相パルス信号
に対し90度位相差を有するB相パルス信号を出力する
エンコーダと、一定周期で基本クロック信号を出力する
基本クロック出力手段と、エンコーダからのA相パルス
信号、エンコーダからのB相パルス信号、または、前記
A相パルス信号および前記B相パルス信号から生成され
た生成信号における、或るパルス立上り時点またはパル
ス立下がり時点から、以後のパルス立上り時点またはパ
ルス立下がり時点までの所定期間内に基本クロック出力
手段から出力された基本クロック信号の出力数を計数す
る基本クロック計数手段と、任意の逓倍数を設定入力す
るための逓倍数設定入力手段と、基本クロック計数手段
により計数された基本クロック信号の出力数を、逓倍数
設定入力手段から設定入力された逓倍数で除して、前記
所定期間内における被印刷物と印字ヘッドの相対移動量
に応じたパルス長の信号を生成する信号生成手段と、信
号生成手段により生成された信号を適宜のパルス長に分
周することにより印字データ信号を生成し印字ヘッドに
出力する印字データ信号出力手段とを備えた構成にして
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明の一実施形態に係るドット
マトリクスプリンタおよび搬送中の被印刷物を示す外観
図である。図において、この実施形態に係るドットマト
リクスプリンタ1は、走行するコンベア6の搬送経路の
側方に支柱7などで固定配置される印字ヘッド2と、コ
ンベア6に接して回転するプーリ5と連結されて被印刷
物Dの移動量に対応したパルス信号を出力するエンコー
ダ4と、印字ヘッド2による被印刷物Dへの印刷動作を
制御する制御装置3とから主に構成されている。コンベ
ア6はダンボール箱などの被印刷物Dを載置して矢印C
方向に搬送するようになっている。
【0011】次に、ドットマトリクスプリンタ1の制御
系統を図2に示す。前記の制御装置3は汎用のCPU、
データバス、入出力ポートなどからなる制御手段10を
中心として構成されている。制御手段10は、エンコー
ダ4から入力されたパルス信号の状態を検知するパルス
信号検知手段13と、一定周期で基本クロック信号CL
を出力する基本クロック出力手段14と、基本クロック
出力手段14から出力された基本クロック信号CLの出
力数CLiを計数する基本クロック計数手段15と、計
数された基本クロック信号CLの出力数CLiに基づい
て被印刷物Dと印字ヘッド2の相対移動量に応じたパル
ス長の信号PDを生成する信号生成手段18と、信号生
成手段18からの信号に基づいて印字データ信号を生成
し印字ヘッド2に出力する印字データ信号出力手段19
とを備えている。
【0012】制御手段10の信号入力側には、コンベア
6の走行位置や走行速度に関連した信号を出力するエン
コーダ4、文字や図形などのフォントを構成するドット
データを記憶しているフォントメモリ12、任意の逓倍
数mを外部から設定入力するために用いられるキーボー
ドやマウスなどの設定入力手段(逓倍数設定入力手段の
例)11がそれぞれデータ通信可能に接続されている。
制御手段10の信号出力側には、基本クロック計数手段
15により計数された基本クロック信号CLの出力数C
Liを一時記憶しておく基本クロック記憶手段16と、
外部から設定入力された逓倍数mを記憶しておく逓倍数
記憶手段17と、被印刷物D(図1参照)へ印字する印
字ヘッド2とが接続されている。
【0013】この場合、フォントメモリ12、基本クロ
ック記憶手段16、逓倍数記憶手段17は、信号生成手
段18の信号入力側にデータ通信可能に接続されてい
る。基本クロック記憶手段16は基本クロック計数手段
15の信号出力側とデータ通信可能に接続されている。
また、印字ヘッド2はインク噴射用として例えば32個
の噴射ノズル9,9,9,・・・が縦並びに設けられて
いる。各噴射ノズル9には噴射駆動源となるピエゾ素子
などのドライバ(図示省略)がそれぞれ並設されてい
る。
【0014】引続き、上記構成によるドットマトリクス
プリンタ1の動作を図1〜図3を用いて説明する。ここ
では、コンベア6により搬送中の被印刷物(図1参照、
例えばダンボール箱)Dの外側面に縦線「|」を印刷す
る例を示す。印刷に先立って、操作者により設定入力手
段11から任意の逓倍数m(整数値であり、例えばm=
1000)が予め設定入力され、逓倍数記憶手段17に
記憶されている。また、コンベア6の搬送路の側方位置
であって噴射インクによる印刷可能な位置に、印字ヘッ
ド2が搬送方向(矢印C方向)に沿って角度θ(図4参
照)傾けて設置されている。
【0015】そこで、コンベア6が走行駆動すると、プ
ーリ5が回転しエンコーダ4を作動させる。これによ
り、エンコーダ4は、印字ヘッド2に対する被印刷物D
の移動量に応じたパルス長のA相パルス信号と、A相パ
ルス信号に対し90度位相差のB相パルス信号を出力す
る。尚、エンコーダ4からの入力パルス信号EPとして
は、例えば、A相パルス信号、B相パルス信号、また
は、A相パルス信号およびB相パルス信号から生成され
た4逓倍信号(生成信号の例)などが挙げられるが、こ
の実施形態では、例えばA相パルス信号を入力パルス信
号EPとする。入力パルス信号EPが制御手段10のパ
ルス信号検知手段13に出力されると、パルス信号検知
手段13は入力パルス信号EPにおけるパルス立上り時
点BUおよびパルス立下がり時点BDを検知して基本ク
ロック計数手段15へ出力する。
【0016】続いて、基本クロック計数手段15は、入
力パルス信号EPのパルス立上り時点BU〜パルス立下
がり時点BD間の所定期間T1内において基本クロック
出力手段14から出力された基本クロック信号CLの出
力数CLiを計数する。このように計数された基本クロ
ック信号CLの出力数CLiはいったん基本クロック記
憶手段16に記憶される。前記の出力数CLiは所定期
間T1内における被印刷物Dの移動量の関数となる。そ
して、信号生成手段18は、フォントメモリ12に記憶
されているフォント(例えば、縦線「|」)を構成する
ドットデータと、基本クロック記憶手段16に記憶され
ている基本クロック信号CLの出力数CLiと、逓倍数
記憶手段17に記憶されている逓倍数m(=1000)と
を読み出し、基本クロック信号CLの出力数CLiを逓
倍数mで除して解像度を大幅に高め、所定期間T1内に
おける被印刷物Dと印字ヘッド2の相対移動量に応じた
最適なパルス長S1の信号PDを生成する。このとき、
信号PDのパルス長S1は次式で表される。 S1=直前期間T1のCLi/m
【0017】次に、印字データ信号出力手段19は、信
号生成手段18からの信号PDを分周数n(整数値であ
り、例えばn=1001)により適宜のパルス長に分周
することにより解像度を戻して、印字周期xの印字デー
タ信号を生成する。このように生成された印字データ信
号は印字データ信号出力手段19により印字ヘッド2に
出力されてフォントの印刷に供される。
【0018】続いて、入力パルス信号EPのパルス立下
がり時点BD〜パルス立上り時点BU間の所定期間T2
内に計数された基本クロック信号CLの出力数CLi
も、所定期間T1内のときと同様に処理される。例え
ば、パルス長S2(S2=直前期間T2のCLi/m)
の信号PDが生成され、更に分周数nで分周された印字
データ信号が印字ヘッド2に出力されるようになってい
る。上記の印字データ信号における適宜のパルス長と
は、角度θ傾いた印字ヘッド2の横幅Whの範囲内(3
1回の間隔)でドットを打ち分けられる好適なパルス長
S1,S2であり、かかるパルス長S1,S2により適
正な印字タイミングの印字データ信号が得られ、印字P
に歪みや傾きが生じることを防止できる。
【0019】上記のように、本実施形態のドットマトリ
クスプリンタ1は、直近に計数された基本クロック信号
の出力数CLiを用い、大きな値の逓倍数(任意の逓倍
数)mで逓倍して相対移動量に応じたパルス長の信号P
Dを算出し、この信号PDを大きな値の分周数nで分周
して大まかな印字周期xの印字データ信号を算出するよ
うにしてあるので、移動距離Xeに関係する項の値と比
べ、エンコーダ出力パルス数Peに関係する項の値が充
分に大きくなる。従って、印字データ信号出力手段19
において使用したい最適な分周数が例えば1000.5
である場合に、実際に用い得る分周数nは1001とな
るため、これらの誤差は0.05%と極めて低い。
【0020】すなわち、印字データ信号出力手段19で
分周する際の分周数nが大きくなるため、実際に分周し
たい分周数(実数)と、現実の分周に用いる分周数n
(整数)とに大きな差がでない。従って、被印刷物D表
面の印字Pに歪みや傾きを生じさせない。因みに、前述
した従来装置では、最適な分周数が3.5であっても、
使用する分周数nを4.0にせざるを得ず、誤差は14
%と高い。そのため、3.5と4.0の誤差が印字周期
xに現れて印字Pに乱れを引き起こしていた。また、こ
のドットマトリクスプリンタ1は、キーボードやマウス
などの設定入力手段11を、大きな値の逓倍数mを外部
から設定入力するための逓倍数設定入力手段として共用
し、基本クロック計数手段15と印字データ信号出力手
段19の間に、信号生成手段18を設けた簡単な構成で
あり、使い勝手がよい。
【0021】ところで、本実施形態の制御手段10は高
精度の位置制御に使えないが、大局的で瞬間的な相対移
動速度の検出には実用上の支障を生じることなく使用で
きる。すなわち、プリンタの場合、相対移動速度の変化
はほとんどないので、或る程度大まかな相対移動速度さ
え把握していれば差し支えがないから、この制御手段1
0を好適に使用することができる。
【0022】尚、上記の実施形態ではインクジェット式
のドットマトリクスプリンタを例示したが、本発明はそ
れに限定されるものでなく、例えばレーザマーキング式
やワイヤドット式のものにも適用可能であるのは言うま
でもない。また、上記では印字ヘッドを静置させて被印
刷物を移動させるタイプのドットマトリクスプリンタを
例示したが、本発明は、被印刷物を静置させて印字ヘッ
ドを移動させるタイプのドットマトリクスプリンタにも
適用可能である。また、基本クロック信号の出力数を計
数する所定期間は、入力パルス信号におけるパルス立上
り時点からパルス立上り時点の間、またはパルス立下が
り時点からパルス立下がり時点の間としても構わない。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るドッ
トマトリクスプリンタによれば、直近に計数された基本
クロック信号の出力数と、設定入力された逓倍数を用い
て得た信号を分周するにあたり、印字データ信号出力手
段で使用したい最適な分周数と、実際に用い得る分周数
はいずれも、従来と比べて大きな値を使用できるので、
分周数の誤差が極めて小さくなる。従って、被印刷物に
印刷された印字に歪みや傾きを生じにくく、高い印字品
質を提供することができる。また、印字品質を決定する
逓倍数は逓倍数設定入力手段により任意の値を設定入力
できるため、使い勝手がよく汎用性に富んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るドットマトリクスプ
リンタおよび搬送中の被印刷物を示す外観図である。
【図2】前記ドットマトリクスプリンタの制御系統を示
すブロック図である。
【図3】前記ドットマトリクスプリンタにおける各種の
信号状態を示すタイムチャートである。
【図4】一般的なドットマトリクスプリンタの印字ヘッ
ド、信号出力状態、および印刷ドット状態を示す説明図
である。
【図5】従来のドットマトリクスプリンタの制御系統を
示すブロック図である。
【図6】従来のドットマトリクスプリンタにおける各種
の信号状態を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 ドットマトリクスプリンタ 2 印字ヘッド 4 エンコーダ 5 プーリ 6 コンベア 10 制御手段 11 設定入力手段(逓倍数設定入力手段) 14 基本クロック出力手段 15 基本クロック計数手段 18 信号生成手段 19 印字データ信号出力手段 BU パルス立上り時点 BD パルス立下がり時点 CL 基本クロック信号 CLi 出力数 D 被印刷物 EP 入力パルス信号 m 逓倍数 n 分周数 P 印字 PD 信号 T1 所定期間 T2 所定期間 S1 パルス長 S2 パルス長

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印刷物との間で相対移動する印字ヘッ
    ドに、文字や図形などのフォントを構成するドットに係
    る印字データ信号を出力して被印刷物にフォントを印刷
    するドットマトリクスプリンタにおいて、 被印刷物と印字ヘッドの相対移動量に応じたパルス長の
    A相パルス信号と、A相パルス信号に対し90度位相差
    を有するB相パルス信号を出力するエンコーダと、 一定周期で基本クロック信号を出力する基本クロック出
    力手段と、 エンコーダからのA相パルス信号、エンコーダからのB
    相パルス信号、または、前記A相パルス信号および前記
    B相パルス信号から生成された生成信号における、或る
    パルス立上り時点またはパルス立下がり時点から、以後
    のパルス立上り時点またはパルス立下がり時点までの所
    定期間内に基本クロック出力手段から出力された基本ク
    ロック信号の出力数を計数する基本クロック計数手段
    と、 任意の逓倍数を設定入力するための逓倍数設定入力手段
    と、 基本クロック計数手段により計数された基本クロック信
    号の出力数を、逓倍数設定入力手段から設定入力された
    逓倍数で除して、前記所定期間内における被印刷物と印
    字ヘッドの相対移動量に応じたパルス長の信号を生成す
    る信号生成手段と、 信号生成手段により生成された信号を適宜のパルス長に
    分周することにより印字データ信号を生成し印字ヘッド
    に出力する印字データ信号出力手段とを備えていること
    を特徴とするドットマトリクスプリンタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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