JP3330342B2 - ドットプリンタおよびドットプリンタの制御方法 - Google Patents

ドットプリンタおよびドットプリンタの制御方法

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JP3330342B2
JP3330342B2 JP2329999A JP2329999A JP3330342B2 JP 3330342 B2 JP3330342 B2 JP 3330342B2 JP 2329999 A JP2329999 A JP 2329999A JP 2329999 A JP2329999 A JP 2329999A JP 3330342 B2 JP3330342 B2 JP 3330342B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリントヘッドと
プリント媒体との間のギャップに起因する、ドット形成
要素の駆動位置と、当該駆動によりプリント媒体上に形
成されるドット位置との主走査方向へのずれを補正でき
るプリンタおよびその制御方法に関し、特に、プリント
媒体厚に依存することなく高品質のプリントができる前
記プリンタおよび制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時の、インクジェット式プリンタやド
ットインパクト式プリンタでは、いわゆるBiD(バイ
ディー)駆動による主走査が行われる。すなわち、プリ
ント媒体にイメージをプリントするに際し、キャリッジ
の往路および復路において、それぞれプリントヘッドに
形成したドット形成要素(インクジェット式プリンタの
場合にはノズル、ドットインパクト式プリンタの場合に
はピン)を駆動している。
【0003】インクジェット式プリンタやドットインパ
クト式プリンタでは、プリントヘッドに形成した各ドッ
ト形成要素と、プリント媒体との間にギャップ(以下、
「ペーパギャップ」と言う)があり、かつドット形成要
素は移動しつつ駆動される。このため、当該ドット形成
要素により形成されるドットの位置は、当該ドット形成
要素の駆動位置と同一ではなく、実際のドット位置はド
ット形成要素の駆動位置よりもキャリッジの移動方向に
ずれる。
【0004】UniD(ユニディー)駆動によるプリン
ト、すなわちキャリッジの往路においてのみドット形成
要素を駆動するプリントでは、このようなずれが生じて
も、すべてのドットが同一距離だけキャリッジの移動方
向にずれるので、当該ずれによりプリントアウトされた
イメージが劣化することはない。
【0005】しかし、BiD駆動による場合には、キャ
リッジの往路移動と復路移動の両方においてドット形成
要素が駆動されるため、上記ずれに対する手当てをしな
いと、プリントイメージが劣化する。すなわち。本来、
位置的に一致しなくてはならない、前記キャリッジの往
路移動において前記プリント媒体にプリントされたイメ
ージ(以下、「往路イメージ」と言う)と、前記キャリ
ッジの復路移動において前記プリント媒体にプリントさ
れたイメージ(以下、「復路イメージ」と言う)との間
に位置ずれが生じ、プリントイメージが不鮮明になる。
【0006】このため、BiD駆動によるプリンタで
は、図4の部分説明図に示すように、復路イメージをプ
リント媒体200にプリントする場合には、往路イメー
ジをプリントするときのタイミングに対して、ドット形
成要素の駆動位置P1と実際のドット位置P2との距離
Lの2倍(すなわち2L)ずらしたタイミングで、ドッ
ト形成要素908を駆動する。
【0007】プリントヘッド903の位置検出(すなわ
ち、キャリッジ904の位置検出)は、スリットが等間
隔で形成されたリニヤスケール910と、通過スリット
数を光学的に検出する光学検出部909とからなるリニ
ヤエンコーダユニットにより行われる。また、キャリッ
ジ904は、図示しないパルスモータにより往復移動さ
れるが、このパルスモータに与えられるパルスと、光学
検出部909からの出力パルスとはタイミング的に一定
の関係を有している。したがって、リニヤエンコーダユ
ニットを用いて、ドット形成要素に与えられるタイミン
グ信号を時間的に変化させて(本明細書では、この時間
的な変化量を「オフセット時間」と言う)を、〔リニヤ
エンコーダの位置精度〕×N/〔キャリッジ速度〕(た
だし、Nは2以上の正の整数)の精度で設定することが
できる。
【0008】図5は、図4に示したプリンタの全体説明
図である。図5に示されるように、プリント媒体200
は、媒体搬送制御部901により制御される媒体搬送用
のパルスモータ902により、所定ピッチで副走査方向
に間歇的に搬送される。この搬送が停止している間に、
プリントヘッド903が搭載されたキャリッジ904
は、キャリッジ駆動制御部905からの信号により動作
するキャリッジ移動用のパルスモータ906により、主
走査方向に往復移動する。プリントヘッド制御部907
は、プリントヘッド903の各ドット形成要素908
(図5では1つのみが示されている)に、リニヤエンコ
ーダユニット(光学検出部909とリニヤアスケール9
10からなる)からの位置信号に基づきタイミング信号
を送出する。プリントヘッド制御部907は、キャリッ
ジ904の往路移動においては、タイミング信号に変更
を加えることなく各ドット形成要素908を駆動して往
路イメージをプリント媒体200にプリントするが、キ
ャリッジ905の復路移動においては、タイミング信号
を所定のオフセット時間ずらしてドット形成要素908
を駆動し、復路イメージをプリント媒体200にプリン
トする。なお、上記のオフセット時間についての情報
は、記憶装置(ここでは、EEPROM911)に格納
されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4,図5
に示した従来のプリンタでは、プリント媒体の厚みの違
い(すなわち、ペーパギャップの違い)による、ドット
形成要素の駆動位置と、当該駆動によりプリント媒体上
に形成されるドット位置との距離の変動は、考慮されて
いない。
【0010】すなわち、従来のプリンタでは、設定され
るプリント媒体厚よりも薄いプリント媒体をプリントす
る場合、あるいは厚いプリント媒体をプリントする場合
には、往路イメージと復路イメージとがずれ、プリント
イメージが劣化してしまうという不都合がある。
【0011】この不都合をなくすために、プリント媒体
厚が異なっても、ペーパギャップが常に一定となるよう
な機械構成を採用することも可能であるが、このような
機械構成は概して複雑であるため、製造コストが増大す
るし、部品点数の増加により故障要因が増えるという問
題がある。
【0012】本発明は、上記のような問題を解決するた
めに提案されたものであって、プリント媒体の厚みが違
う場合であっても、ペーパギャップを変更することな
く、往路イメージと復路イメージとの位置ずれをなくす
ことができるドットプリンタおよびその制御方法を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者は、厚みが異な
る複数のプリント媒体について、往路イメージと、復路
イメージとの位置ずれを常になくすためには、キャリッ
ジの駆動パルスのタイミングを変更すれば、機械構成の
改変・追加を伴わず、かつプリント媒体の多数の厚みに
対応できるとの確信のもと本発明をなすに至った。
【0014】すなわち、本発明のドットプリンタは、ド
ット形成要素が形成され、プリント媒体との間にギャッ
プを持たせて配置されるプリントヘッド、前記プリント
ヘッドが搭載されたキャリッジ、および前記キャリッジ
の往復移動中に前記ドット形成要素を駆動するプリント
ヘッド駆動制御部を含み、前記プリントヘッド駆動制御
部は、往路イメージと、復路イメージとの位置ずれが生
じないように、往路移動および/または復路移動に際し
て、前記ドット形成要素に与えるタイミング信号に時間
的な変更を加える、インクジェット式プリンタ,ドット
インパクト式プリンタ等の、ペーパギャップを持つプリ
ンタに適用される。ここで、ドット形成要素は、インク
ジェット式プリンタではノズルであり、ドットインパク
ト式プリンタではピンである。
【0015】本発明のドットプリンタは、上記の構成に
加えて、さらに、複数のプリント媒体厚についての、前
記タイミング信号の変更情報を内蔵した記憶装置を含む
ことを特徴とする。
【0016】前記プリントヘッド駆動制御部は、具体的
には、タイミング信号生成回路と、当該回路が生成する
信号のタイミングに、所定オフセット時間の変更を加え
るタイミング変更手段を含むことができる。ここで、タ
イミング信号生成回路が生成する信号は、ドット形成要
素とプリント媒体とのギャップ(すなわち、ペーパギャ
ップ)がゼロであると仮定した場合の、ドット形成要素
を駆動するためのタイミング信号であり、オフセット時
間とは、当該タイミング信号に加えられる変更時間であ
る。
【0017】また、前記ドット形成要素は、インクジェ
ット式プリンタの場合には、ノズル(インク滴をプリン
ト媒体に向けて発射する機構)であり、ドットインパク
ト式プリンタの場合には、ピン機構(ピン先端をプリン
ト媒体に向けて突出させる機構)である。
【0018】本発明では、たとえば同一ドット列(「ド
ット列」とは副走査方向の一直線上に形成されたドット
の並びを言う)にキャリッジが往路と復路で交互にドッ
トを形成するような場合には、前記プリントヘッド駆動
制御部は、前記キャリッジの往路移動における前記イン
ク滴または前記ピン先端の前記ギャップ中での軌跡と、
前記キャリッジの復路移動における前記インク滴または
前記ピン先端の前記ギャップ中での軌跡との交点が、ほ
ぼプリント媒体面上に結実されるように、前記ドット形
成要素を制御する。このような制御により、往路イメー
ジと復路イメージとのずれは生じないので、高品質のイ
メージをプリントすることができる。
【0019】ここで、前記タイミング信号の変更情報と
して、前記ドット形成要素の駆動位置と、当該駆動によ
りプリント媒体上に形成されるドット位置との距離、ま
たは、前記ドット形成要素が駆動されてから、当該駆動
によりプリント媒体上にドットが形成されるまでの時間
を用いることができる。
【0020】前記プリントヘッド駆動制御部は、プリン
ト媒体へのプリントに際して、プリント媒体厚に対応す
る前記タイミング信号の変更情報を前記記憶装置から読
み出し、タイミング信号生成回路が生成する信号のタイ
ミングに、所定オフセット時間の変更を加えることがで
きる。
【0021】なお、前記タイミング信号の変更情報は、
プリンタメーカにより出荷前に前記記憶装置に書き込む
ことができ、この場合には、当該記憶装置として、PR
OM,EPROM,EEPROMのメモリを使用するこ
とができる。また、前記タイミング信号の変更情報は、
ユーザが前記記憶装置に書き込むことができ、この場合
には、当該記憶装置としてEEPROM等の再書き込み
可能なメモリが使用される。
【0022】さらに、本発明のドットプリンタは、プリ
ント媒体厚測定手段を含んでもよい。前記プリントヘッ
ド駆動制御部は、前記プリント媒体厚測定手段により測
定されたプリント媒体厚に対応する前記タイミング信号
の変更情報を前記記憶装置から読み出し、当該タイミン
グ信号の変更情報に基づきタイミング信号生成回路が生
成するタイミング信号に時間的な変更を加え、これをド
ット形成要素に与えることができる。
【0023】本発明のドットプリンタの制御方法は、プ
リントヘッドが搭載されたキャリッジをプリント媒体と
の間にギャップを持たせて往復移動させつつ、前記キャ
リッジの往路移動において前記プリントヘッドに形成さ
れたドット形成要素により前記プリント媒体にプリント
されるイメージと、前記キャリッジの復路移動において
前記ドット形成要素により前記プリント媒体にプリント
されるイメージとの位置ずれが生じないように、往路移
動および/または復路移動に際して、前記ドット形成要
素に与えるタイミング信号に時間的な変更を加えること
で、前記プリント媒体にイメージをプリントする方法に
適用されるもので、複数のプリント媒体厚について、前
記タイミング信号の変更情報を求めるステップ、前記各
プリント媒体厚について求めた、前記タイミング信号の
変更情報をプリンタに搭載した記憶装置に格納するステ
ップ、プリント媒体へのプリントに際して、プリント媒
体厚に適合した前記タイミング信号の変更情報を前記記
憶装置から読み出し、当該タイミング信号の変更情報に
基づき、前記タイミング信号に変更を加えて、前記ドッ
ト形成要素を駆動するステップ、を含むことを特徴とす
る。
【0024】本発明の制御方法では、前述した本発明の
プリンタと同様、タイミング信号に、所定オフセット時
間の変更を加えて、前記ドット形成要素を制御すること
ができる。
【0025】また、本発明の制御方法では、前述した本
発明のプリンタと同様、前記キャリッジの往路移動にお
ける前記インク滴または前記ピン先端の前記ギャップ中
での軌跡と、前記キャリッジの復路移動における前記イ
ンク滴または前記ピン先端の前記ギャップ中での軌跡と
の交点が、ほぼプリント媒体上に結実されるように前記
ドット形成要素を制御することができる。
【0026】さらに、本発明の制御方法では、前述した
本発明のプリンタと同様、前記タイミング信号の変更情
報として、前記ドット形成要素の駆動位置と、当該駆動
によりプリント媒体上に形成されるドット位置との距離
を採用することができ、また前記ドット形成要素が駆動
されてから、当該駆動によりプリント媒体上にドットが
形成されるまでの時間を採用することもできる。また、
キャリッジの駆動に際して、初期設定またはユーザ設定
により指定されたプリント媒体厚に対応する前記タイミ
ング信号の変更情報を前記記憶装置から読み出すステッ
プを含むこともできるし、さらに、本発明の制御方法
は、前記キャリッジの駆動に際して、前記プリント媒体
厚を実測し、プリント媒体厚に対応する前記タイミング
信号の変更情報を前記記憶装置から読み出すステップを
含むことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明をインクジェットプ
リンタに適用した実施例を説明する。
【0028】図1は、インクジェットプリンタを示す説
明図である。図1において、プリンタ1は、プリントヘ
ッド2が搭載されたキャリッジ3、プリント媒体200
の副走査方向への搬送を間歇的に行う媒体搬送機構41
およびこれを制御する搬送制御部42、キャリッジ3を
主走査方向に往復移動させるキャリッジ駆動機構51お
よびこれを制御するキャリッジ駆動制御部52を含み、
また、プリントヘッド2に形成されたノズル21(本発
明におけるドット形成要素)を駆動するプリントヘッド
駆動制御部6、RAM71とEEPROM72とを持つ
記憶装置7、リニヤスケール81と光学検出部82とか
らなるエンコーダユニット8、および処理装置9を含
む。さらに、プリントヘッド2の下方にはプラテン10
が形成され、プリンタ筐体(図示せず)にはユーザイン
タフェース11が設けられている。
【0029】なお、本発明に直接関係しない、上記以外
のプリンタの構成要素については説明を省略する。もち
ろん、この省略により本実施例の理解が妨げられること
はない。
【0030】媒体搬送機構41は、パルスモータ41
1、搬送ローラ412等を含み、搬送制御部42は媒体
搬送機構41のパルスモータ411に、搬送パルスMT
Pを送出してプリント媒体200を間歇的に副走査方向
に搬送する。
【0031】キャリッジ駆動機構51は、パルスモータ
511、タイミングベルト512等を含む。キャリッジ
駆動制御部52はキャリッジ駆動機構51のパルスモー
タ511にキャリッジ駆動パルスCDPを送出して、プ
リント媒体200の搬送が停止している間に、キャリッ
ジ3をプリント領域において等速で往復移動させる。
【0032】プリントヘッド駆動制御部6は、タイミン
グ信号生成回路61と、タイミング変更手段62を含
む。RAM71に格納されたプリントデータPDは、タ
イミング信号生成回路61に送出され、当該回路は、ノ
ズル21を駆動するためのタイミング信号TSを生成す
る。タイミング信号生成回路61が生成する信号には、
タイミング変更手段62により時間的な変更が加えられ
ている。タイミング信号生成回路61は、エンコーダユ
ニット8の光学検出部82が出力する信号の1周期を細
分した精度のタイミング信号を出力することができる。
タイミング変更手段62は、当該精度で、タイミング信
号生成回路61が生成するタイミング信号TSを変更す
る(すなわち、オフセット時間を設定する)ことができ
る。
【0033】本実施例では、EEPROM72には、3
種のプリント媒体厚T1,T2,T3についてタイミン
グ信号の変更情報TIM_CNG_1,TM_CNG_
2,TM_CNG_3が格納されており、タイミング変
更手段62は、これらのタイミング変更情報のうちの何
れかを読み出す。
【0034】以下、図1のプリンタ1の動作を説明す
る。ユーザインタフェース11は、ディスプレイ111
およびプリント媒体厚選択ボタン112を備えており、
ユーザはプリント媒体の「厚み」を選択することができ
る。ユーザは、プリンタ1を使用するに際して、プリン
ト媒体200が、いわゆる普通紙である場合には、プリ
ント媒体200の「厚み」を選択する必要はなく、タイ
ミング変更手段62は、オフセット時間を「デフォル
ト」に設定する。また、プリント媒体200が、官製は
がき等の「厚紙」である場合や、トレーシングペーパ等
の「薄紙」である場合には、タイミング変更手段62
は、オフセット時間を、ユーザにより選択された(この
選択は、プリント媒体厚選択ボタン112を用いて行わ
れる)プリント媒体厚に基づく値に設定する。ここで
は、タイミング信号の変更情報は、「デフォルト」の場
合にはTM_CNG_2、「薄紙」の場合にはTM_C
NG_1,「厚紙」の場合にはTM_CNG_3であ
り、タイミング変更手段62は、プリントに先立って、
これらの何れかをEEPROM72から読み出す。
【0035】媒体搬送機構41は、パルスモータ411
を駆動して、プリント媒体200をプリント開始位置ま
で搬送する。パルスモータ411によるプリント媒体2
00の搬送が停止している間に、キャリッジ駆動機構5
1が、パルスモータ511を駆動してキャリッジ3を往
路移動させ、キャリッジ3は、プリント領域を通過した
所定の位置で停止する。キャリッジ3が往路を移動する
ときには、タイミング変更手段62は、ノズル21を駆
動するためのタイミング信号TSとして、オフセット時
間が付加されていない信号を生成する。
【0036】この後、媒体搬送機構41が、パルスモー
タ411を駆動してプリント媒体200の1ピッチ(所
定距離)分の搬送を行う。そして、パルスモータ411
によるプリント媒体200の搬送が停止している間に、
キャリッジ駆動機構51が、パルスモータ511を駆動
してキャリッジ3を復路移動させ、キャリッジ3は、プ
リント領域を通過した所定の位置で停止する。キャリッ
ジ3が復路を移動するときには、タイミング変更部回路
62は、ノズル21を駆動するためのタイミング信号T
Sとして、ペーパギャップが最大となった場合、すなわ
ち、プラテン10上にプリント媒体が載置されていない
とした場合を基準とするタイミングに、オフセット時間
offが付加された信号、すなわちオフセット時間Toff
だけ遅れたタイミング信号TSを生成する。
【0037】以下同様にして、往路、復路について上記
と同じ処理が行われる。
【0038】本実施例では、プリントヘッド駆動制御部
6の機能を説明するうえで、タイミング信号生成回路6
1と、タイミング変更手段62とは別回路として示した
が、これらは単一回路として構成することもできる。な
お、タイミング変更手段62の機能はソフトウェア的に
実現することもできる。
【0039】次に、図2および図3を参照して図1のプ
リンタの動作をさらに詳しく説明する。本実施例では、
リニヤスケール81に形成したスリットの間隔は1/1
80〔インチ〕(すなわち、約0.014mm)であ
り、光学検出部82からは、キャリッジ3の移動速度に
対応したパルスLDPが、駆動機構制御部52に送出さ
れる。
【0040】ここでは、キャリッジ3の移動速度v0
700〔mm/s〕であるので、パルスLDPの周期は
約0.2〔μs〕である。また、タイミング信号生成回
路61は、パルスLDPの8倍の周波数のクロックパル
スclkを入力している。タイミング信号生成回路61
が生成するタイミング信号TSは、0.025μsの精
度で設定可能であり、タイミング変更手段62は、上記
精度でタイミング信号TSに時間的な変更を加えること
ができる。すなわち、距離換算では、1/1440〔イ
ンチ〕の分解能でキャリッジ3を制御することができる
ので、360dpiでイメージをプリントする場合に
は、ドット間隔の1/4の精度で、往路イメージと復路
イメージとの位置ずれを解消することができる。
【0041】図2は、3種のプリント媒体厚について
の、往路移動におけるあるドットを形成した場合の、ド
ット形成点P11,P12,P13とキャリッジ3の主
走査方向の位置(ノズル21の主走査方向の位置)P2
1,P22,P23との関係、および復路移動における
上記と同一のドット列に属する点(P11,P12,P
13で示す)にドットを形成する場合の、当該点とキャ
リッジ3の主走査方向の位置(ノズル21の主走査方向
の位置)P31,P32,P33との関係を示す図であ
る。
【0042】プリント媒体200が「薄紙」、「普通
紙」、「厚紙」である場合に、ノズル21の駆動位置P
21,P22,P23と、ドット位置P11,P12,
P13との距離L1,L2,L3の2倍の距離について
の情報、またはこれらの距離に相当する時間T1,T
2,T3についての情報を、TM_CNG_1、TM_
CNG_2,TM_CNG_3としてEEPROM72
に記憶させておく。なお、EEPROM72に記憶させ
た情報は、タイミング変更手段62が読み出した際に、
時間換算量に(すなわち、オフセット時間Toffに)変
換される。タイミング信号生成回路61は、キャリッジ
3が往路移動するときに、このオフセット時間Toff
け、タイミング信号TSに時間的な変更を加えること
で、ペーパギャップ中での、キャリッジ3の往路移動に
おけるノズル21からのインク滴の軌跡と、キャリッジ
3の復路移動におけるノズル21からのインク滴の軌跡
と交点が、ほぼプリント媒体200の面上に結実され
る。
【0043】なお、キャリッジ3の往路と復路とで、同
一パターンを同一のプリント媒体にプリントすること
で、厚みが既知のプリント媒体200から、タイミング
信号TSの変更情報を導出することができる。たとえ
ば、オフセット時間Toffをゼロから順次大きくして、
プリント媒体200の異なる位置に縦罫線をプリントす
るプログラムを用意しておき、図3に示すように、複数
段階(図3では(1)〜(10)の10段階)のオフセッ
ト時間T01〜T10で、縦罫線をプリントする。そして、
往路罫線(図中破線で示す)と復路罫線(図中実線で示
す)とが重なったときに設定したオフセット時間(図3
では、(6)の縦罫線をプリントした際のオフセット時
間)を、そのプリント媒体200についての、適正なオ
フセット時間ToffとしてEEPROM72に記憶す
る。
【0044】たとえば、プリンタメーカやユーザは、通
常使用されると予想される、厚さが異なる複数のプリン
ト媒体について、上記のタイミング変更情報の導出を行
い、適正なオフセット時間Toffについての情報をEE
PROM72に格納しておくことができる。
【0045】図1には図示しなかったが、本発明ではプ
リント媒体厚測定手段(機械的装置であるか光学的装置
であるか等、測定原理を問わない)をプリンタに設ける
ことができる。この場合には、EEPROM72には、
プリンタメーカにより予め作成された、プリント媒体厚
とタイミング信号TSの変更情報とを関連付けるテーブ
ルが格納される。そして、タイミング変更手段62は、
測定されたプリント媒体厚に対応するタイミング信号T
Sの変更情報を読み出し、これに基づきオフセット時間
offを設定することができる。
【0046】また、上記実施例では、ユーザインタフェ
ース11をプリンタ1に設けた場合を説明したが、プリ
ンタに接続されたコンピュータ側のユーザインタフェー
ス(たとえば、プリント設定画面)から、「薄紙」、
「普通紙」、「厚紙」等の設定を行うようにもできる。
【0047】さらに、プリンタによっては、キャリッジ
3の速度モードが複数存在するものあるが、このような
場合には、各速度モードに応じたタイミング信号TSの
変更情報の組をEEPROM72に設けることもでき
る。
【0048】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、プ
リント媒体の厚みが違う場合であっても、ペーパギャッ
プを変更することなく、ドット形成要素の駆動位置と当
該駆動によりプリント媒体上に形成されるドット位置と
の距離を、キャリッジの往路移動と復路移動とで等しく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すインクジェットプリン
タの説明図である。
【図2】3種のプリント媒体厚についての、ドット形成
点と、キャリッジの主走査方向の位置との関係を示す図
である。
【図3】厚みが既知のプリント媒体から、タイミング信
号の変更情報を導出する方法を示す説明図である。
【図4】単一厚のプリント媒体について、ドット形成要
素の駆動位置と当該駆動によりプリント媒体上に形成さ
れるドット位置との距離を同一にすることができる、従
来のプリンタの部分説明図である。
【図5】単一厚のプリント媒体について、ドット形成要
素の駆動位置と当該駆動によりプリント媒体上に形成さ
れるドット位置との距離を同一にすることができる、従
来のプリンタの全体説明図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 プリントヘッド 3 キャリッジ 6 プリントヘッド駆動制御部 7 記憶装置 8 エンコーダユニット 9 処理装置 10 プラテン 11 ユーザインタフェース 41 媒体搬送機構 42 搬送制御部 51 キャリッジ駆動機構 52 キャリッジ駆動制御部 61 タイミング信号生成回路 62 タイミング変更手段 71 RAM 72 EEPROM 81 リニヤスケール 82 光学検出部 111 ディスプレイ 112 プリント媒体厚選択ボタン 200 プリント媒体 411 パルスモータ 412 搬送ローラ 511 パルスモータ 512 タイミングベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 小沢 和英 審判官 後藤 時男 審判官 番場 得造 (56)参考文献 特開 平11−48468(JP,A) 特開 平6−143724(JP,A) 特開 平10−315560(JP,A) 特開 平7−205487(JP,A) 特開 平3−114861(JP,A) 特開 昭63−185641(JP,A) 特開 平2−243373(JP,A) 特開 平1−218850(JP,A) 特公 平6−98769(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 19/18 B41J 2/13 B41J 2/51

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドット形成要素が形成され、プリント媒
    体との間にギャップを持たせて配置されるプリントヘッ
    ド、 前記プリントヘッドが搭載されたキャリッジおよび、前記キャリッジを往復移動させるパルスモータと、 スリットが等間隔で形成されたリニヤスケールと、透過
    スリット数を光学的に検出する光学検出部により前記キ
    ャリッジの位置を検出するリニヤエンコーダユニット
    と、 前記キャリッジの往復移動中に前記ドット形成要素を駆
    動するプリントヘッド駆動制御部、 を含み、 前記プリントヘッド駆動制御部は、前記キャリッジの往
    路移動と復路移動の一方の移動に際してはプリント媒体
    厚の違いに関係しない基本駆動信号のタイミングで前記
    ドット形成要素を駆動し、他方の移動に際してはプリン
    ト媒体厚の違いに基づいて前記基本駆動信号のタイミン
    グに時間的な変更を加え、該時間的な変更を加えること
    により、前記キャリッジの往路移動において前記プリン
    ト媒体にプリントされるイメージと、前記キャリッジの
    復路移動において前記プリント媒体にプリントされるイ
    メージとの位置ずれが生じないように構成されたドット
    プリンタであって、前記基本駆動信号のタイミングは、前記ドット形成要素
    とプリント媒体とのギャップがゼロであると仮定した場
    合のタイミング信号として設定され、前記時間的な変更
    は、当該タイミング信号に加えられる変更時間として設
    定され、 さらに、複数のプリント媒体厚についての、前記の変更
    情報を内蔵した記憶装置を含み、 官製はがき等の「厚紙」とトレーシングペーパー等の
    「薄紙」との間の厚さになる「普通紙」にプリントする
    場合の前記変更時間がデフォルトに設定されている 、 ことを特徴とするドットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記プリントヘッド駆動制御部は、タイ
    ミング信号生成回路と、当該回路が生成する信号のタイ
    ミングに、所定オフセット時間の変更を加えるタイミン
    グ変更手段を含む、 ことを特徴とする請求項1に記載のドットプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記ドット形成要素が、インク滴をプリ
    ント媒体に向けて発射しまたはピン先端をプリント媒体
    に向けて突出させる機構を有し、 前記プリントヘッド駆動制御部が、前記キャリッジの往
    路移動における前記インク滴または前記ピン先端の前記
    ギャップ中での軌跡と、前記キャリッジの復路移動にお
    ける前記インク滴または前記ピン先端の前記ギャップ中
    での軌跡との交点が、ほぼプリント媒体面上に結実され
    るように、前記ドット形成要素を制御する、 ことを特徴とする請求項1または2に記載のドットプリ
    ンタ。
  4. 【請求項4】 前記タイミング信号の変更情報が、前記
    ドット形成要素の駆動位置と、当該駆動によりプリント
    媒体上に形成されるドット位置との距離、または、 前記ドット形成要素が駆動されてから、当該駆動により
    プリント媒体上にドットが形成されるまでの時間、 を示す情報である、 ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のドット
    プリンタ。
  5. 【請求項5】 前記プリントヘッド駆動制御部は、プリ
    ント媒体へのプリントに際して、プリント媒体の厚みに
    対応する前記タイミング信号の変更情報を前記記憶装置
    から読み出す、 ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のドット
    プリンタ。
  6. 【請求項6】 さらにプリント媒体厚測定手段を有し、 前記プリントヘッド駆動制御部は、前記プリント媒体厚
    測定手段により測定されたプリント媒体厚に対応する前
    記タイミング信号の変更情報を前記記憶装置から読み出
    す、 ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のドット
    プリンタ。
  7. 【請求項7】 ドット形成要素が形成され、プリント媒
    体との間にギャップを持たせて配置されるプリントヘッ
    ド、 前記プリントヘッドが搭載されたキャリッジおよび、 前記キャリッジを往復移動させるパルスモータと、 スリットが等間隔で形成されたリニヤスケールと、透過
    スリット数を光学的に検出する光学検出部により前記キ
    ャリッジの位置を検出するリニヤエンコーダユニット
    と、 前記キャリッジの往復移動中に前記ドット形成要素を駆
    動するプリントヘッド駆動制御部、 を含み、 前記プリントヘッド駆動制御部は、前記キャリッジの往
    路移動と復路移動の一方の移動に際してはプリント媒体
    厚の違いに関係しない基本駆動信号のタイミングで前記
    ドット形成要素を駆動し、他方の移動に際してはプリン
    ト媒体厚の違いに基づいて前記基本駆動信号のタイミン
    グに時間的な変更を加え、該時間的な変更を加えること
    により、前記キャリッジの往路移動において前記プリン
    ト媒体にプリントされるイメージと、前記キャリッジの
    復路移動において前記プリント媒体にプリントされるイ
    メージとの位置ずれが生じないように構成され、 前記基本駆動信号のタイミングは、前記ドット形成要素
    とプリント媒体とのギャップがゼロであると仮定した場
    合のタイミング信号として設定され、前記時間的な変更
    は、当該タイミング信号に加えられる変更時間として設
    定され、 さらに、複数のプリント媒体厚についての、前記の変更
    情報を内蔵した記憶装置を含み、 官製はがき等の「厚紙」とトレーシングペーパー等の
    「薄紙」との間の厚さになる「普通紙」にプリントする
    場合の前記変更時間がデフォルトに設定されている、ド
    ットプリンタの制御方法であって 、 複数のプリント媒体厚について、前記タイミング信号の
    変更情報を求めるステップ、 前記各プリント媒体厚について求めた、前記タイミング
    信号の変更情報をプリンタに搭載した記憶装置に格納す
    るステップ、 プリント媒体へのプリントに際して、プリント媒体厚に
    適合した前記タイミング信号の変更情報を前記記憶装置
    から読み出し、当該タイミング信号の変更情報に基づ
    き、前記タイミング信号に変更を加えて、前記ドット形
    成要素を駆動するステップ、 を含むことを特徴とするドットプリンタの制御方法。
  8. 【請求項8】 基本駆動信号のタイミングに、所定オフ
    セット時間の変更を加えて、前記ドット形成要素を制御
    する、 ことを特徴とする請求項7に記載のドットプリンタの制
    御方法。
  9. 【請求項9】 前記ドット形成要素が、インク滴をプリ
    ント媒体に向けて発射しまたはピン先端をプリント媒体
    に向けて突出させる機構を有する、ドットプリンタの制
    御方法であり、 前記キャリッジの往路移動における前記インク滴または
    前記ピン先端の前記ギャップ中での軌跡と、前記キャリ
    ッジの復路移動における前記インク滴または前記ピン先
    端の前記ギャップ中での軌跡との交点が、ほぼプリント
    媒体上に結実されるように前記ドット形成要素を制御す
    る、 ことを特徴とする請求項7または8に記載のドットプリ
    ンタの制御方法。
  10. 【請求項10】 前記タイミング信号の変更情報が、 前記ドット形成要素の駆動位置と、当該駆動によりプリ
    ント媒体上に形成されるドット位置との距離、または、 前記ドット形成要素が駆動されてから、当該駆動により
    プリント媒体上にドットが形成されるまでの時間、 を示す情報である、 ことを特徴とする請求項7〜9の何れかに記載のドット
    プリンタの制御方法。
  11. 【請求項11】 前記キャリッジの駆動に際して、初期
    設定またはユーザ設定により指定されたプリント媒体厚
    に対応する前記タイミング信号の変更情報を前記記憶装
    置から読み出すステップを含む、 ことを特徴とする請求項7〜10の何れかに記載のドッ
    トプリンタの制御方法。
  12. 【請求項12】 前記キャリッジの駆動に際して、前記
    プリント媒体厚を実測し、プリント媒体厚に対応する前
    記タイミング信号の変更情報を前記記憶装置から読み出
    して、これをオフセット時間とするステップを含む、 ことを特徴とする請求項8〜10の何れかに記載のドッ
    トプリンタの制御方法。
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