JPH0911476A - インクジェットプリンタの印字歪補正装置 - Google Patents
インクジェットプリンタの印字歪補正装置Info
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- JPH0911476A JPH0911476A JP16177195A JP16177195A JPH0911476A JP H0911476 A JPH0911476 A JP H0911476A JP 16177195 A JP16177195 A JP 16177195A JP 16177195 A JP16177195 A JP 16177195A JP H0911476 A JPH0911476 A JP H0911476A
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- particles
- charge
- signal
- ink
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Abstract
(57)【要約】
【構成】帯電信号を帯電電極に印加しインク粒子へ荷電
する際、それ以前の既荷電粒子がインク粒子を作る一定
周期の何周期前にあるかと、その帯電信号を覚えておく
ことにより帯電信号を補正する。 【効果】高速印字において、電荷量の減少を防ぐことに
より高印字品質を実現できる。
する際、それ以前の既荷電粒子がインク粒子を作る一定
周期の何周期前にあるかと、その帯電信号を覚えておく
ことにより帯電信号を補正する。 【効果】高速印字において、電荷量の減少を防ぐことに
より高印字品質を実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯電制御方式に係るイン
クジェットプリンタの印字歪を軽減する装置に関する。
クジェットプリンタの印字歪を軽減する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、特願平7−9496 号明細書
の様に既荷電粒子相互に働く静電反発力によって起きる
印字歪を軽減させる様に、荷電させようとする粒子の前
後に既荷電粒子が存在するか否かの組合せにより帯電信
号を制御していた。
の様に既荷電粒子相互に働く静電反発力によって起きる
印字歪を軽減させる様に、荷電させようとする粒子の前
後に既荷電粒子が存在するか否かの組合せにより帯電信
号を制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、静電反
発力による印字歪を軽減させることには有効な技術であ
る。しかし、高速印字になると印字粒子間の間引き粒子
が無い又は少なくなるため、既荷電粒子が今まさに荷電
しようとしている粒子の電荷量を減少させてしまい、電
荷量の減少による印字歪が発生してしまう。この電荷量
の減少を静電反発力による印字歪を軽減させる帯電信号
の制御で補うには至らなかった。
発力による印字歪を軽減させることには有効な技術であ
る。しかし、高速印字になると印字粒子間の間引き粒子
が無い又は少なくなるため、既荷電粒子が今まさに荷電
しようとしている粒子の電荷量を減少させてしまい、電
荷量の減少による印字歪が発生してしまう。この電荷量
の減少を静電反発力による印字歪を軽減させる帯電信号
の制御で補うには至らなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は既荷電粒子が今まさに荷電しようとしてい
る粒子の電荷量を減少による印字歪とインク粒子相互に
働く静電反発力及びインク粒子の飛行中に受ける空気抵
抗力による印字歪の補正方法を別々にする。
に、本発明は既荷電粒子が今まさに荷電しようとしてい
る粒子の電荷量を減少による印字歪とインク粒子相互に
働く静電反発力及びインク粒子の飛行中に受ける空気抵
抗力による印字歪の補正方法を別々にする。
【0005】
【作用】今まさに荷電しようとしている粒子の以前の既
荷電粒子がインク粒子を作る一定周期の何周期前にある
かとその帯電信号を覚えておくことにより、今まさに荷
電しようとしている粒子の電荷量を減少させる割合を判
断し、その分を考慮して帯電信号を補正する。
荷電粒子がインク粒子を作る一定周期の何周期前にある
かとその帯電信号を覚えておくことにより、今まさに荷
電しようとしている粒子の電荷量を減少させる割合を判
断し、その分を考慮して帯電信号を補正する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。
る。
【0007】図1は実施例の制御ブロック図である。図
1において、1はCPUで全体の制御を司るものであ
り、ROM2に記憶されたプログラム,データ等を読み
取り、解釈して、各種の処理を行う。3はRAMで、プ
ログラム進行時の一時記憶レジスタ,データレジスタ等
として利用される読み,書き可能な記憶装置である。C
PU1はバス4を介し各種情報のやりとりを行う。5は
ファーストイン・ファーストアウト・レジスタ(以下F
IFOと略す)で印字に使用する印字ドットマトリクス
データを通すためのものである。6はセレクタで、FI
FO5からのパラレルデータをシリアルデータに変換す
る。10はシフトレジスタで、セレクタ6でシリアル信
号に変換されたデータをシフトさせるためのものであ
る。
1において、1はCPUで全体の制御を司るものであ
り、ROM2に記憶されたプログラム,データ等を読み
取り、解釈して、各種の処理を行う。3はRAMで、プ
ログラム進行時の一時記憶レジスタ,データレジスタ等
として利用される読み,書き可能な記憶装置である。C
PU1はバス4を介し各種情報のやりとりを行う。5は
ファーストイン・ファーストアウト・レジスタ(以下F
IFOと略す)で印字に使用する印字ドットマトリクス
データを通すためのものである。6はセレクタで、FI
FO5からのパラレルデータをシリアルデータに変換す
る。10はシフトレジスタで、セレクタ6でシリアル信
号に変換されたデータをシフトさせるためのものであ
る。
【0008】8は発信回路で、CPU1のクロック他各
種信号のタイミングを発生する。11はビデオRAM
で、階段波信号(出力端子d0−d11)を格納したR
AMである。7はコントロールRAMで、各種デバイス
(FIFO5,セレクタ6等)を制御するための信号を出
力する。
種信号のタイミングを発生する。11はビデオRAM
で、階段波信号(出力端子d0−d11)を格納したR
AMである。7はコントロールRAMで、各種デバイス
(FIFO5,セレクタ6等)を制御するための信号を出
力する。
【0009】12はd/aコンバータで、デジタル値を
アナログ値に変換し、ビデオAMP13はビデオ信号の
増幅を行う。14は発振器出力信号遅延で、シフトレジ
スタ6の出力を基に発振回路8で作成する信号を遅延さ
せる。15は帯電信号保持で、発信器出力信号遅延14
の信号により帯電信号を保持する。16は増幅器で一つ
前の粒子が電荷量を減少させる分を考慮して帯電信号保
持15の出力を増幅させるものである。17はスイッチ
で、シフトレジスタ10の一つ前の粒子の出力を基に、
一つ前の粒子が既荷電粒子の場合は増幅器17の出力を
又、一つ前の粒子が未荷電粒子の場合はグラウンドを出
力するものである。18は加算器でビデオAMP13の
出力に一つ前の粒子が電荷量を減少させる分の増幅器1
7の出力を加算させ、帯電電極20へ帯電信号を印加す
る。ノズル19からは加圧インクが噴出しており、励振
AMP9で増幅されたれ励振信号が印加される。これに
より、偏向電極21,22と高圧源23とで形成される
静電解中をインク粒子が飛行する間に偏向される。又、
未使用粒子はガター24に回収し、再使用する。28は
PIAで、外部機器とのインターフェースを行うもの、
29は印字開始センサで、インクジェットプリンタへ印
字の開始指令を与えるものである。30は入出力ターミ
ナルで、各種データの設定に使用する。被印字物26は
図示の矢印の方向に移動している間に印字が行われる。
アナログ値に変換し、ビデオAMP13はビデオ信号の
増幅を行う。14は発振器出力信号遅延で、シフトレジ
スタ6の出力を基に発振回路8で作成する信号を遅延さ
せる。15は帯電信号保持で、発信器出力信号遅延14
の信号により帯電信号を保持する。16は増幅器で一つ
前の粒子が電荷量を減少させる分を考慮して帯電信号保
持15の出力を増幅させるものである。17はスイッチ
で、シフトレジスタ10の一つ前の粒子の出力を基に、
一つ前の粒子が既荷電粒子の場合は増幅器17の出力を
又、一つ前の粒子が未荷電粒子の場合はグラウンドを出
力するものである。18は加算器でビデオAMP13の
出力に一つ前の粒子が電荷量を減少させる分の増幅器1
7の出力を加算させ、帯電電極20へ帯電信号を印加す
る。ノズル19からは加圧インクが噴出しており、励振
AMP9で増幅されたれ励振信号が印加される。これに
より、偏向電極21,22と高圧源23とで形成される
静電解中をインク粒子が飛行する間に偏向される。又、
未使用粒子はガター24に回収し、再使用する。28は
PIAで、外部機器とのインターフェースを行うもの、
29は印字開始センサで、インクジェットプリンタへ印
字の開始指令を与えるものである。30は入出力ターミ
ナルで、各種データの設定に使用する。被印字物26は
図示の矢印の方向に移動している間に印字が行われる。
【0010】次に動作について説明する。あらかじめ印
字内容を入出力ターミナル30を使って入力しておく。
この内容はPIA28を介しCPU1によりRAM3に
記憶される。又、印字フォーマットつまり、文字の高
さ,印字の段数(1段印字〜4段印字のいずれか)、使
用するマトリクスの大きさ(5×7,12×16;横×
縦),間引き等を入出力ターミナル30を使用して設定
し、印字内容と同様にしてRAM3に記憶される。この
設定を基に階段波を作成していくとき、CPU1がRO
M2よりバス4を介し補正係数を取り出し階段波の計算
を行い、その結果をCPU1はバス4を介し、ビデオR
AM11に書き込む。ここでの補正係数は、インク粒子
相互に働く静電反発力及びインク粒子の飛行中に受ける
空気抵抗力による飛行速度の減少による印字歪を軽減さ
せるためのものである。
字内容を入出力ターミナル30を使って入力しておく。
この内容はPIA28を介しCPU1によりRAM3に
記憶される。又、印字フォーマットつまり、文字の高
さ,印字の段数(1段印字〜4段印字のいずれか)、使
用するマトリクスの大きさ(5×7,12×16;横×
縦),間引き等を入出力ターミナル30を使用して設定
し、印字内容と同様にしてRAM3に記憶される。この
設定を基に階段波を作成していくとき、CPU1がRO
M2よりバス4を介し補正係数を取り出し階段波の計算
を行い、その結果をCPU1はバス4を介し、ビデオR
AM11に書き込む。ここでの補正係数は、インク粒子
相互に働く静電反発力及びインク粒子の飛行中に受ける
空気抵抗力による飛行速度の減少による印字歪を軽減さ
せるためのものである。
【0011】次に印字開始センサ29より印字開始指令
が入り印字処理に入る。CPU1は先に入力済みの印字
データに基づき、所望の印字ドットマトリクスデータを
探しだし、FIFO5へ印字する順番に詰め込んでい
く。本実施例の場合、FIFO5のビット幅は8ビット
である。FIFO5の中を通って出力ポートへでたデー
タはセレクタ6によって順番にシリアルデータに変換さ
れる。FIFO5の端子C0,C1,C2は8ビットのデ
ータのうちから1ビットを抜き出すためのセレクタ信号
の端子である。シフトレジスタ10は並列出力を持ち、
ビデオRAM11のセレクタ信号として用いる。ビデオ
RAM11には補正された階段波データが事前に書き込
まれていて、階段波データを順番に読み出していく。こ
の時、前記したシフトレジスタ10のQa,Qb,Q
c,Qdにより前後2ドットの荷電補正された階段波が
出力される。
が入り印字処理に入る。CPU1は先に入力済みの印字
データに基づき、所望の印字ドットマトリクスデータを
探しだし、FIFO5へ印字する順番に詰め込んでい
く。本実施例の場合、FIFO5のビット幅は8ビット
である。FIFO5の中を通って出力ポートへでたデー
タはセレクタ6によって順番にシリアルデータに変換さ
れる。FIFO5の端子C0,C1,C2は8ビットのデ
ータのうちから1ビットを抜き出すためのセレクタ信号
の端子である。シフトレジスタ10は並列出力を持ち、
ビデオRAM11のセレクタ信号として用いる。ビデオ
RAM11には補正された階段波データが事前に書き込
まれていて、階段波データを順番に読み出していく。こ
の時、前記したシフトレジスタ10のQa,Qb,Q
c,Qdにより前後2ドットの荷電補正された階段波が
出力される。
【0012】ビデオRAM11は、シフトレジスタ10
のQa,Qb,Qc,Qdからアドレス信号により該当
する階段波データをd/aコンバータ12へデジタルビ
デオ信号として出力し、d/aコンバータ12でアナロ
グ信号に変換され、ビデオAMP13で増幅される。帯
電信号保持15は、発振器出力信号遅延14で発振回路
8の出力とシフトレジスタ6の出力により発振回路8の
遅延信号を作成し、一つ前のインク粒子への帯電信号を
保持するものであり、その出力を増幅器16で電荷量の
減少を考慮して増幅され、シフトレジスタ10のQc出
力すなわち一つ前の粒子が既荷電又は未荷電粒子かの出
力により、スイッチ17は入力信号を切替て出力する。
その出力は、加算器18によりビデオAMP13の出力
に加算され既荷電粒子による電荷量の減少を考慮した帯
電信号として帯電電極20へ印加され、インク粒子25
を荷電させる。荷電したインク粒子25は、偏向電極2
1,22で作成される静電界で偏向され、被印字物26
に印字を行うことができる。ここでは一つ前の帯電信号
により帯電信号を補正するとしたが、帯電信号保持15
と増幅器16を追加し、シフトレジスタ10の出力をQ
dとすることで二つ前の粒子による電荷量の減少を考慮
した帯電信号になる。
のQa,Qb,Qc,Qdからアドレス信号により該当
する階段波データをd/aコンバータ12へデジタルビ
デオ信号として出力し、d/aコンバータ12でアナロ
グ信号に変換され、ビデオAMP13で増幅される。帯
電信号保持15は、発振器出力信号遅延14で発振回路
8の出力とシフトレジスタ6の出力により発振回路8の
遅延信号を作成し、一つ前のインク粒子への帯電信号を
保持するものであり、その出力を増幅器16で電荷量の
減少を考慮して増幅され、シフトレジスタ10のQc出
力すなわち一つ前の粒子が既荷電又は未荷電粒子かの出
力により、スイッチ17は入力信号を切替て出力する。
その出力は、加算器18によりビデオAMP13の出力
に加算され既荷電粒子による電荷量の減少を考慮した帯
電信号として帯電電極20へ印加され、インク粒子25
を荷電させる。荷電したインク粒子25は、偏向電極2
1,22で作成される静電界で偏向され、被印字物26
に印字を行うことができる。ここでは一つ前の帯電信号
により帯電信号を補正するとしたが、帯電信号保持15
と増幅器16を追加し、シフトレジスタ10の出力をQ
dとすることで二つ前の粒子による電荷量の減少を考慮
した帯電信号になる。
【0013】次に、インク粒子への帯電について説明す
る。図2は粒子への帯電図、図3,図6は粒子番号と帯
電信号の関係、図4,図7は粒子番号と電荷量の関係、
図5,図8は印字結果を示す。インク粒子への帯電は、
図2の様に帯電電極に帯電信号を印加すると静電容量C
sを介し、数1で示す様に電荷量が得られる。
る。図2は粒子への帯電図、図3,図6は粒子番号と帯
電信号の関係、図4,図7は粒子番号と電荷量の関係、
図5,図8は印字結果を示す。インク粒子への帯電は、
図2の様に帯電電極に帯電信号を印加すると静電容量C
sを介し、数1で示す様に電荷量が得られる。
【0014】
【数1】 Q1=Cs・Vs …(数1) しかし、帯電信号が連続的に帯電電極から図3の様に印
加される場合、今まさに荷電しようとする粒子Q1の前
方に既荷電粒子Q2,Q3が存在し、粒子Q1と帯電電極
間の静電容量Csに加え、粒子Q1と前方の既荷電粒子
Q2間の静電容量C2及び粒子Q1と前方の既荷電粒子Q3
間の静電容量C3が存在し、数2で示す様に電荷量が減
少してしまい、図4に示す様にQ1,Q2の電荷量が減少
してしまい、電荷量に応じて偏向量が決まるため印字結
果は図5の様に粒子Q2,Q1は理想の位置よりずれて印
字してしまう。
加される場合、今まさに荷電しようとする粒子Q1の前
方に既荷電粒子Q2,Q3が存在し、粒子Q1と帯電電極
間の静電容量Csに加え、粒子Q1と前方の既荷電粒子
Q2間の静電容量C2及び粒子Q1と前方の既荷電粒子Q3
間の静電容量C3が存在し、数2で示す様に電荷量が減
少してしまい、図4に示す様にQ1,Q2の電荷量が減少
してしまい、電荷量に応じて偏向量が決まるため印字結
果は図5の様に粒子Q2,Q1は理想の位置よりずれて印
字してしまう。
【0015】
【数2】 Q1=Cs・Vs−k2・Cs・V2−k3・Cs・V3 …(数2) ここで、 Q1,Q2,Q3 :電荷量 Cs,C2,C3:静電容量 Vs:Q1 の帯電電圧 V2 :Q2 の帯電電圧 V3 :Q3 の帯電電圧 k2 :1つ前の粒子の与える影響係数 k3 :2つ前の粒子の与える影響係数 そのずれを軽減するために、今まさに荷電しようとする
粒子Q1 の以前の粒子Q2 ,Q3 のインクを作る周期で
Q1 より何周期前に作られたかとその帯電信号を覚えて
おくことで、今まさに荷電しようとする粒子Q1 への電
荷量を減少させる割合を判断し、その分を図3の基準の
帯電信号に加算し、図6のような帯電信号とすると、そ
れぞれの粒子への電荷量は図7の様になり、印字結果は
図8に示す様に理想の位置に印字する。
粒子Q1 の以前の粒子Q2 ,Q3 のインクを作る周期で
Q1 より何周期前に作られたかとその帯電信号を覚えて
おくことで、今まさに荷電しようとする粒子Q1 への電
荷量を減少させる割合を判断し、その分を図3の基準の
帯電信号に加算し、図6のような帯電信号とすると、そ
れぞれの粒子への電荷量は図7の様になり、印字結果は
図8に示す様に理想の位置に印字する。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、今まさに荷電しようと
する粒子が既荷電粒子による帯電電荷量の減少でおこる
印字歪と、インク粒子相互に働く静電反発力及びインク
粒子の飛行中に受ける空気抵抗力により印字歪が発生す
る。それらは帯電信号を補正して軽減させるが、前者と
後者の補正方法を別々にすることで、高速印字での木目
細かな補正を行える様にし高印字品質を実現できる。
する粒子が既荷電粒子による帯電電荷量の減少でおこる
印字歪と、インク粒子相互に働く静電反発力及びインク
粒子の飛行中に受ける空気抵抗力により印字歪が発生す
る。それらは帯電信号を補正して軽減させるが、前者と
後者の補正方法を別々にすることで、高速印字での木目
細かな補正を行える様にし高印字品質を実現できる。
【図1】実施例の制御ブロック図。
【図2】粒子への帯電の説明図。
【図3】粒子番号と帯電信号の関係の説明図。
【図4】粒子番号と電荷量の関係の説明図。
【図5】印字結果の説明図。
【図6】粒子番号と帯電信号の関係の説明図。
【図7】粒子番号と電荷量の関係の説明図。
【図8】印字結果の説明図。
1…CPU、2…ROM、3…RAM、7…コントロー
ルRAM、11…ビデオRAM、14…発振器出力信号
遅延、15…帯電信号保持、16…増幅器、17…スイ
ッチ、18…加算器、19…ノズル、20…帯電電極、
21,22…偏向電極、23…高圧源、25…インク粒
子、26…被印字物、29…印字開始センサ、30…入
出力ターミナル。
ルRAM、11…ビデオRAM、14…発振器出力信号
遅延、15…帯電信号保持、16…増幅器、17…スイ
ッチ、18…加算器、19…ノズル、20…帯電電極、
21,22…偏向電極、23…高圧源、25…インク粒
子、26…被印字物、29…印字開始センサ、30…入
出力ターミナル。
フロントページの続き (72)発明者 大山 厚 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 (72)発明者 原田 信浩 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内
Claims (3)
- 【請求項1】インクをノズルより噴出し、前記ノズルを
一定周波数で励振させ、前記インクを一定周期で粒子化
せしめ、階段波状の帯電信号を与えることにより、前記
インクの粒子に電荷を付与し荷電粒子を偏向電解中を飛
行せしむることにより、y方向に偏向し、このy方向の
偏向とほぼ直角に被印字物を相対移動させることによ
り、文字を形成するインクジェットプリンタにおいて、
電荷を付与する際、それ以前に既荷電粒子が存在するこ
とによる電荷量の減少を防止するよう帯電信号を制御す
ることにより印字歪を軽減することを特徴とするインク
ジェットプリンタの印字歪補正装置。 - 【請求項2】請求項1において、電荷を付与しようとす
る粒子と既荷電粒子までの前記ノズルを一定周期で粒子
化せしめる周期数により電荷量の減少を防止するよう帯
電信号を制御することにより印字歪を軽減するインクジ
ェットプリンタの印字歪補正装置。 - 【請求項3】請求項1または2において、インク粒子相
互間の静電反発力及びインク粒子が飛行中に受ける空気
抵抗力による印字歪を軽減させる帯電信号の補正方法を
別々にするインクジェットプリンタの印字歪補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16177195A JPH0911476A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | インクジェットプリンタの印字歪補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16177195A JPH0911476A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | インクジェットプリンタの印字歪補正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0911476A true JPH0911476A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15741596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16177195A Pending JPH0911476A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | インクジェットプリンタの印字歪補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0911476A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117913724A (zh) * | 2024-03-15 | 2024-04-19 | 三峡金沙江云川水电开发有限公司 | 一种电力传输设备无源带电监控的防触电装置 |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP16177195A patent/JPH0911476A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117913724A (zh) * | 2024-03-15 | 2024-04-19 | 三峡金沙江云川水电开发有限公司 | 一种电力传输设备无源带电监控的防触电装置 |
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