JPH09132325A - 搬送起こし機 - Google Patents

搬送起こし機

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JPH09132325A
JPH09132325A JP31590995A JP31590995A JPH09132325A JP H09132325 A JPH09132325 A JP H09132325A JP 31590995 A JP31590995 A JP 31590995A JP 31590995 A JP31590995 A JP 31590995A JP H09132325 A JPH09132325 A JP H09132325A
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Shunji Kobayashi
俊二 小林
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KOBAYASHI KIKAI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の木材を順次、起こして木材載置部に設置
する作業を機械化することは難しく、基本的には人力に
頼らざる得ないのが現状である。 【解決手段】回転プレート43が時計回りの方向に回転
し、コロ49が同心円弧部53上を転がり、搬送プレー
ト45の載置部46の姿勢が水平となると、載置部46
が木材Mの下面に当接する。そして搬送プレート45は
除々に起き上がり、載置部46が垂直の姿勢となると、
木材Mは90゜回転して起き上がり、コロ49が偏心円
弧部55上を転がると、搬送プレート45は載置部46
が垂直となる姿勢を保ったまま、水平に移動し、載置部
46により木材Mを押す。そして、コロ49が偏心円弧
部55を外れると、搬送プレート45はピン47を支点
として反時計回りの方向へ回動して、木材Mに対する押
圧が解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は搬送起こし機にかか
り、例えば木材を起こして搬送する搬送起こし機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】幅ハギ機は、接着剤を塗布した複数の平
板を合わせて加圧し、角柱状となるように貼り合わせた
り、複数の角柱状の木材を合わせて加圧し、平板状とな
るように貼り合わせる装置である。幅ハギ機の近傍に
は、複数の木材を搬送する供給コンベアが備えられてお
り、この供給コンベア上に接着剤が塗布された木材が送
られる。この木材を90度起こした状態で幅ハギ機の木
材載置部に載せ、接着剤が塗布された塗布面を、既に設
置された木材に重ね合わせる。この作業を繰り返し行
い、複数の木材を木材載置部に設置する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
木材を順次、起こして木材載置部に設置する作業を機械
化することは難しく、基本的には人力に頼らざる得ない
のが現状である。本発明は上記従来の問題点に着目して
なされたものであり、複数の木材を確実に木材載置部に
設置することができる搬送起こし機を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、回転
体と、前記回転体の側方に配置されるカムと、前記カム
に形成され前記回転体の回転中心を中心とする円の外周
の一部よりなる輪郭をもつ同心円弧部と、前記同心円弧
部に連続して形成され、前記回転体の回転中心と異なる
中心をもち、しかも同心円弧部の輪郭を外周の一部によ
って構成している円よりも径の大きい円の外周の一部よ
りなる輪郭をもつ偏心円弧部と、前記回転体に回動自在
に備えられ、前記回転体が回転すると前記カム上を転が
る回転支持体を備える搬送体と、前記回転支持体が前記
カムの同心円弧部上を転がる位置で、前記搬送体によっ
て押されて搬送されるワークが載置される第1設置台
と、前記回転支持体が前記カムの偏心円弧部を転がる位
置で、ワークが載せられる第2設置台とから成り、前記
搬送体は前記回転支持体が前記カムの前記偏心円弧部か
ら外れると、前記回転体の回転方向と逆の方向へ回動す
る重心に設定されていることを特徴とする搬送起こし機
である。ワークとは、具体的に木材、鋼材等である。
【0005】請求項2の発明は、請求項1において、搬
送体の姿勢は、前記搬送体が第1設置台に載せられたワ
ークを押す位置で水平となり、前記搬送体が搬送された
ワークを、第2設置台載に載せる位置で垂直となるよう
に設定されていることを特徴とする搬送起こし機であ
る。
【0006】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
において、第2設置台に対し最初に載せられたワークの
背面に当接し、前記第2設置台に載せられたワークに押
され、ワークの押圧力に対し抵抗しながらワークととも
に移動する移動当接部材と、前記搬送体によって搬送さ
れるワークに押し上げられ、前記第2設置台にワークが
載せられ、ワークによる押圧が解除されると、前記第2
設置台に最も後に載せられたワークの前面に当接し、前
記移動当接部材とともに第2設置台に載せられたワーク
を挾持する揺動当接部材とを具備することを特徴とする
搬送起こし機である。
【0007】
【発明の実施の形態】図1から図7によって、本発明の
実施の形態にかかる搬送起こし機1を説明する。図1に
示すように、搬送起こし機1は木材供給装置2に搭載さ
れる。この木材供給装置2は、幅ハギ機の木材載置部1
05にワークとしての木材Mを供給する装置である。以
下、木材供給装置2について順次説明する。待機コンベ
ア3の構造について説明する。基台5には、複数のロー
ラユニット7が間隔をあけて配置されている。ローラユ
ニット7には、回転駆動する複数のローラ11が備えら
れ、待機コンベア3の先端に位置するローラユニット7
にはストッパ13が設けられている。ローラユニット7
の間にはチェーンコンベア9が備えられている。
【0008】第1設置台としてのチェーンコンベア9の
構造について説明する。コラム部材15の両端には一対
のスプロケット17が回転自在に設けられ、一対のスプ
ロケット17には搬送チェーン19が掛け渡されてい
る。コラム部材15の前側のスプロケット17にはシャ
フト21が挿通され固定されている。シャフト21は図
示しないモータによって回転駆動される。またチェーン
コンベア9は図示しない昇降装置により昇降動作でき
る。
【0009】搬送起こし機1の構造について説明する。
フレーム本体25の前端部にはベース27が固定されて
おり、図3に詳細に示すようにベース27には複数のピ
ローブロック28が間隔をあけて取り付けられている。
複数のピローブロック28には搬送シャフト29が挿通
されており、この搬送シャフト29は回転自在に取り付
けられている。搬送シャフト29には、4つの回転体と
しての回転プレート43が間隔をあけて固定されてお
り、この回転プレート43は円盤状に形成されている。
回転プレート43の近傍にはチェーンコンベア9の終端
が位置している。図4に詳細に示すように、回転プレー
ト43には、ほぼ三角形状の搬送体としての搬送プレー
ト45がピン47によって支持されており、この搬送プ
レート45はピン47を支点として揺動することができ
る。搬送プレート45の一端には回転支持体としてのコ
ロ49が回転自在に取り付けられている。
【0010】符号51はほぼ扇型状のカムを示し、この
カム51はベース27に固定され、回転プレート43に
重なる位置に配置されている。またカム51には搬送シ
ャフト29が回転自在に挿通されている。カム51の外
周面には、回転プレート43の回転中心と同じ中心をも
つ円の外周の一部よりなる輪郭をもつ同心円弧部53が
形成されている。図4に詳細に示すように、同心円弧部
53の回転プレート43の回転中心を中心とする広がり
角θは、ほぼ150゜に設定されている。さらにカム5
1の外周面には、同心円弧部53に連続して、回転プレ
ート43の回転中心と、中心を異にする円の一部よりな
る輪郭をもつ偏心円弧部55が形成されている。この偏
心円弧部55の輪郭を外周の一部によって構成している
円の径は、同心円弧部53の輪郭を外周の一部によって
構成している円の径より大きい。図4に詳細に示すよう
に、偏心円弧部55の回転プレート43の回転中心を中
心とする広がり角αは、ほぼ30゜に設定されている。
【0011】ベース27には搬送モータ35が取り付け
られており、この搬送モータ35の駆動力はスプロケッ
ト、チェーン等を介して搬送シャフト29に伝達され、
搬送シャフト29が図4において時計回りの方向へ回転
する。ベース27にはコロガイド57が取り付けられて
おり、このコロガイド57にはガイド円弧部58が形成
されている。ベース27には複数の設置台31が取り付
けられており、この設置台31には第2設置台としての
設置プレート33が設けられている。設置プレート33
の先端部は斜め下方へ僅かに曲げられている。設置プレ
ート33の先端部は、回転プレート43の直ぐ上方で、
しかも搬送シャフト29の軸心に対応する位置に備えら
れている。
【0012】リフト装置59の構造について説明する。
リフト装置59には、リフトフレーム63が設けられて
おり、このリフトフレーム63は間隔をおいて4つ配置
されている。このリフトフレーム63の後端には当接ス
トッパ65が取り付けられている。リフトフレーム63
は、設置プレート33とともに第2設置台を構成してい
る。リフトフレーム63は、フレーム本体25に昇降動
作自在に支持されている。リフトフレーム63には昇降
チェーン67が連結されており、この昇降チェーン67
には、昇降モータ75の駆動力が、スプロケット等を介
して伝達され、リフトフレーム63が昇降動作する。
【0013】仮加圧装置89の構造について説明する。
フレーム本体25には、仮加圧フレーム91が固定され
ており、この仮加圧フレーム91はリフトフレーム63
の上方に位置している。仮加圧フレーム91にはレール
93が設けられている。レール93には移動当接部材9
5及び仮加圧部材97がレール93が延びる方向(A−
B方向)へ摺動自在に取り付けられている。仮加圧フレ
ーム91の後端には、当接ストッパ99が取り付けられ
ており、この当接ストッパ99は移動当接部材95に対
向している。移動当接部材95は一定値以上の負荷がか
からないとB方向へ動作しないようになっている。
【0014】仮加圧部材97と移動当接部材95には、
仮加圧チェーン133が連結されており、この仮加圧チ
ェーン133には、仮加圧モータ135の駆動力が、ス
プロケット等を介して伝達される。また仮加圧フレーム
91には揺動当接部材101がピン103によって取り
付けられており、この揺動当接部材101はピン103
を支点として揺動することができる。図3に示すよう
に、平生、揺動当接部材101はその先端が移動当接部
材95に対向した姿勢となっている。ローラコンベア6
1の構造について説明する。ローラコンベア61は幅ハ
ギ機の木材載置部105に隣接して配置されており、ロ
ーラコンベア61には複数のローラ107が間隔をあけ
て回転自在に設けられている。ローラ107はリフトフ
レーム63に対して互い違いになっている。
【0015】搬送起こし機1が搭載された木材供給装置
2の動作について説明する。木材Mの上面に接着剤を塗
布した複数の木材Mの先端部を、待機コンベア3に載
せ、ローラ11が駆動して、木材Mを待機コンベア3上
に送る。そして複数の木材Mの先端部をストッパ13に
当接させて揃える。次いでチェーンコンベア9が上昇し
て、木材Mが搬送チェーン19に載せられる。そして搬
送チェーン19が駆動して、木材MがB方向に搬送さ
れ、図2に示すように回転プレート43に当接させられ
る。
【0016】搬送起こし機1の搬送モータ35が作動し
て、搬送シャフト29が回転駆動し、図4に詳細に示す
ように回転プレート43が同図において時計回りの方向
へ回転する。回転プレート43の回転に伴い、搬送プレ
ート45はポジションP1の位置からポジションP7の
位置に移動する。この搬送プレート45は、ポジション
P1において、平生時の姿勢となっており、釣り合った
状態となっている。搬送プレート45は、ポジションP
2からポジションP5において、コロ49が同心円弧部
53および偏心円弧部55上を転がり、コロ49を介し
てカム51に支持されている。搬送プレート45は、ポ
ジションP6からポジションP7において、ガイド円弧
部58上を転がり、コロ49を介してコロガイド57に
支持されている。
【0017】回転プレート43の回転に伴い、搬送プレ
ート45に取り付けられたコロ49が、カム51の同心
円弧部53に当接し、同心円弧部53上を転がり、搬送
プレート45がポジションP2の位置まで移動すると、
実線で示すように搬送プレート45の載置部46の姿勢
が水平となり、載置部46が木材Mの下面に当接する。
回転プレート43が、さらに回転すると、コロ49が
同心円弧部53上を転がり、これに伴い搬送プレート4
5は除々に起き上がり、搬送プレート45がポジション
P3の位置で、載置部46に押された木材Mは揺動当接
部材101を押し上げながら、設置プレート33の先端
部に向かって移動する。
【0018】そして、搬送プレート45がポジションP
4の位置まで移動すると、搬送プレート45の載置部4
6が垂直となり、木材Mは90゜回転して起き上がる。
このときコロ49は同心円弧部53の終端に位置してい
る。このように、搬送プレート45は、ポジションP2
の位置で、載置部46の姿勢が水平となり、ポジション
P4の位置で、載置部46の姿勢が垂直となるように設
定されているので、木材Mを90゜起こして搬送するこ
とが可能となり、木材Mの接着剤が塗布された塗布面N
が、既に設置プレート45に設置された木材Mの前面Q
と確実に、重なり合うことができる。コロ49が偏心円
弧部55上を転がると、搬送プレート45は載置部46
が垂直となる姿勢を保ったまま、水平に移動し、載置部
46により木材Mを押して、搬送プレート45がポジシ
ョンP5の位置に移動するまで、木材Mが設置プレート
33上をB方向へ進行する。
【0019】木材Mが設置プレート33上をB方向へ進
行すると、木材Mの押圧力に抵抗しながら移動当接部材
95がB方向へ移動する。また木材Mが設置プレート3
3上をB方向へ進行すると、揺動当接部材101に対す
る木材Mの押圧が解除され、揺動当接部材101は、も
との姿勢に戻り、木材Mは揺動当接部材101の先端部
と移動当接部材95とにより挾持される。このように設
置プレート33に最初に載せられた木材Mの背面は移動
当接部材95に当接し、設置プレート33に順次載せら
れていく木材Mの最も後に載せられたものの前面に揺動
当接部材101が当接する。したがって設置プレート3
3及びリフトフレーム63に載せられた木材Mは、揺動
当接部材101と移動当接部材95とによって挾持され
ることになり、木材Mの厚さ寸法が小さくても、木材M
が倒れるのを確実に防止することができる。
【0020】コロ49が偏心円弧部55を外れると、搬
送プレート45はピン47を支点として図4で反時計回
りの方向へ回動し、搬送プレート45がポジションP6
の位置まで移動し、コロ49はコロガイド57のガイド
円弧部58に当接する。搬送プレート45が図4で反時
計回りの方向へ回動すると、搬送プレート45の木材M
に対する押圧が解除される。さらにコロ49がガイド円
弧部58上を転がり、搬送プレート45がポジションP
7の位置まで移動する。搬送プレート45は、木材Mを
設置プレート33へ載せて送った後、載置部46が木材
Mから離間する方向へ回動するので、搬送プレート45
の木材Mに対する食い込み等のトラブルの発生を完全に
防止することができる。
【0021】そしてコロ49がガイド円弧部58から外
れると、搬送プレート45はピン47を支点として反時
計回りの方向へ回動し、搬送プレート45がポジション
P1の位置まで移動して、コロ49が右斜め上方を向
く。上記動作を繰り返し、チェーンコンベア9に載せら
れた複数の木材Mを順次、90゜回転させて、設置プレ
ート33に設置する。木材Mが順次設置プレート33に
載せられていくと、設置プレート33上の木材Mが順次
押されて、移動当接部材95がB方向に移動し、リフト
フレーム63上に移動する。
【0022】チェーンコンベア9に載せられた複数の木
材Mの全てが、設置プレート45及びリフトフレーム6
3に載せられると、仮加圧モータ135が駆動して、仮
加圧部材97がB方向へ動作し、木材Mを押圧し、複数
の木材Mと移動当接部材95とを移動させる。そして移
動当接部材95が当接ストッパ65、99に当接し、複
数の木材Mは、リフトフレーム63上にて仮加圧部材9
7と移動当接部材95に挟まれて仮加圧され、複数の木
材Mは仮固定されて一体化する。
【0023】次いで仮加圧モータ135が駆動して、仮
加圧部材97がA方向へ動作して、仮加圧が解除され
る。そして昇降モータ75が作動して、リフトフレーム
63が下降し、ローラコンベア61の複数のローラ10
7の間に入り込み、図6に示すように、仮固定された木
材Mがローラコンベア61に載置される。そして図示し
ない搬送装置により、ローラコンベア61に載せられた
木材Mを幅ハギ機の木材載置部105に載置する。
【0024】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。上記の実施
の形態に示したようにワークを水平に置かれた状態から
垂直に立てるだけでなく、傾いた姿勢に置かれたワーク
に搬送体が当接するようにして、傾いた姿勢からワーク
を搬送する構成としてもよい。さらに搬送体の回転支持
体が偏心円弧部を外れる際の搬送体の角度を変えること
によって、ワークを傾いた姿勢で第2設置台に載る構成
とすることも可能である。
【0025】上記実施の形態では回転プレート43、搬
送プレート45をそれぞれ4つ設けているが、本発明は
これに限定されるものではなく、それぞれ1つ以上であ
ればよく、ワークを安定した状態で搬送するためには、
それぞれ2つ以上設けることが望ましい。また上記実施
の形態では、同心円弧部53の広がり角θをほぼ150
°としているが、これに限定されるものではなく、搬送
プレート45の載置部46がワークに当接する位置及び
設置プレート33の位置によって適宜変更することが可
能である。ただし、上記実施の形態に示したように、ワ
ークを水平な姿勢から垂直な姿勢に立てるためには、拡
がり角θを少なくとも90°とする必要がある。偏心円
弧部55の広がり角αも、ほぼ30°に限定されるもの
ではなく、ワークを水平方向へ移動させる距離によっ
て、適宜変更することが可能である。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、人力によ
らずワークを順次搬送して起こすことができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる搬送起こし機が搭
載される供給装置の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる搬送起こし機が搭
載される供給装置の動作を説明するための側面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態にかかる搬送起こし機の斜
視図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる搬送起こし機の動
作を説明するための拡大断面図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかる搬送起こし機の動
作を説明するための拡大断面図である。
【図6】本発明の実施の形態にかかる搬送起こし機が搭
載される供給装置の動作を説明するための側面図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態にかかる搬送起こし機が搭
載される供給装置の動作を説明するための側面図であ
る。
【符号の説明】
1 搬送起こし機 2 木材供給装置 3 待機コンベア 5 基台 7 ローラユニット 9 チェーンコンベア 11、107 ローラ 13 ストッパ 15 コラム部材 17 スプロケット 19 搬送チェーン 21 シャフト 25 フレーム本体 27 ベース 28 ピローブロック 29 搬送シャフト 31 設置台 33 設置プレート 35 搬送モータ 43 回転プレート 45 搬送プレート 46 載置部 47、103 ピン 49 コロ 51 カム 53 同心円弧部 55 偏心円弧部 57 コロガイド 58 ガイド円弧部 59 リフト装置 61 ローラコンベア 63 リフトフレーム 65、99 当接ストッパ 67 昇降チェーン 75 昇降モータ 89 仮加圧装置 91 仮加圧フレーム 93 レール 95 移動当接部材 97 仮加圧部材 101 揺動当接部材 105 木材載置部 133 仮加圧チェーン 135 仮加圧モータ M 木材 N 木材Mの接着剤の塗布面 Q 木材Mの前面 P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7 搬送プレ
ートのポジション

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体と、前記回転体の側方に配置される
    カムと、前記カムに形成され前記回転体の回転中心を中
    心とする円の外周の一部よりなる輪郭をもつ同心円弧部
    と、前記同心円弧部に連続して形成され、前記回転体の
    回転中心と異なる中心をもち、しかも同心円弧部の輪郭
    を外周の一部によって構成している円よりも径の大きい
    円の外周の一部よりなる輪郭をもつ偏心円弧部と、前記
    回転体に回動自在に備えられ、前記回転体が回転すると
    前記カム上を転がる回転支持体を備える搬送体と、前記
    回転支持体が前記カムの同心円弧部上を転がる位置で、
    前記搬送体によって押されて搬送されるワークが載置さ
    れる第1設置台と、前記回転支持体が前記カムの偏心円
    弧部を転がる位置で、ワークが載せられる第2設置台と
    から成り、前記搬送体は前記回転支持体が前記カムの前
    記偏心円弧部から外れると、前記回転体の回転方向と逆
    の方向へ回動する重心に設定されていることを特徴とす
    る搬送起こし機。
  2. 【請求項2】請求項1において、搬送体の姿勢は、前記
    搬送体が第1設置台に載せられたワークを押す位置で水
    平となり、前記搬送体が搬送されたワークを、第2設置
    台載に載せる位置で垂直となるように設定されているこ
    とを特徴とする搬送起こし機。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2において、第2設置
    台に対し最初に載せられたワークの背面に当接し、前記
    第2設置台に載せられたワークに押され、ワークの押圧
    力に対し抵抗しながらワークとともに移動する移動当接
    部材と、前記搬送体によって搬送されるワークに押し上
    げられ、前記第2設置台にワークが載せられ、ワークに
    よる押圧が解除されると、前記第2設置台に最も後に載
    せられたワークの前面に当接し、前記移動当接部材とと
    もに第2設置台に載せられたワークを挾持する揺動当接
    部材とを具備することを特徴とする搬送起こし機。
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