JPH09132297A - 樽生ビール販売機および樽内の圧力制御方法 - Google Patents

樽生ビール販売機および樽内の圧力制御方法

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JPH09132297A
JPH09132297A JP23240496A JP23240496A JPH09132297A JP H09132297 A JPH09132297 A JP H09132297A JP 23240496 A JP23240496 A JP 23240496A JP 23240496 A JP23240496 A JP 23240496A JP H09132297 A JPH09132297 A JP H09132297A
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正美 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷却が充分でない生ビール樽からビールを販売
してもビール樽内圧をビール温度に適合する平衡圧に制
御することにより、泡が常に略同じになり、販売量のバ
ラツキを少くなくする。 【解決手段】ガス分配器4の手前の配管経路に、ガス圧
を制御する自動ガス圧調整器9と、生ビール樽7a、7
bにガスを送・停するガスバルブ5a,5bから生ビー
ル樽7a,7bに至る配管経路の途中から分岐した配管
に放圧バルブ10a,10bとを設けて、樽内圧をビー
ル温度に対応する平衡圧に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生ビール樽を冷
蔵庫で冷却して保存し、販売時に冷却コイルで更に冷却
してカップに供給して販売に供する樽生ビール販売機お
よび樽内の圧力制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来例の構成図を示す。この図6
において、1は炭酸ガスボンベ、2は炭酸ガスボンベ1
の出側圧力を一定値に制御するガスレギュレータ、3は
ガスレギュレータ2の出側の圧力を監視する圧力セン
サ、4はガス配管を複数個に分岐するガス分配器、5
a,5bはガスの吸気と停止をするガスバルブ、6a,
6bは逆止弁、7a、7bは生ビール樽、8はビール温
度を測る温度センサである。
【0003】この図6において、生ビール樽7a、7b
は機内の冷蔵庫内で冷却されて保存されており、販売時
に、ガスレギュレータ2と圧力センサ3とにより一定圧
力に制御された炭酸ガスボンベ1からの炭酸ガスをガス
分配器4を通して、ガスバルブ5a,5bのいずれかを
開いて、生ビール樽7a、7bのいずれかの樽に供給し
て、そのガス圧でビールを押し出して、生ビール樽7
a、7bの出側に配管接続された冷却コイル(図示せ
ず)で冷却してからカップに供給して販売に供する。ガ
スバルブ5a,5bと生ビール樽7a、7bの配管途中
に挿入された逆止弁6a,6bは生ビール樽7a、7b
からビールが逆流するのを防止する役目をする。
【0004】ビールの温度は、冷蔵庫に入れる前は25
℃以下で保存されることが望ましいが、冷蔵庫内では1
0〜12℃に冷却されており、冷却コイル出口では、た
とえ25℃のビールが供給されても1〜5℃に冷却され
てカップに注がれる。生ビール樽7a、7bの出口の温
度センサ8は生ビール樽7a、7b内のビール温度を監
視しており、この温度が10〜12℃の範囲を外れてい
る場合は、その温度に適合するガス圧力で押し出すよう
にガスレギュレータの圧力を手動で調整する。
【0005】樽生ビールは、樽に詰められた状態では、
可能な限りビール温度に適合する内圧で加圧し、ビール
に対する炭酸ガスの溶解速度と解離速度が等しい、言い
換えれば、見掛け上、ビールにそれ以上の炭酸ガスが溶
解もしないければ、ビールから分離もしないちょうど釣
り合いのとれた平衡圧に保つことが望ましい。この平衡
圧はビール温度が上がるほど高い圧力が必要になる。こ
の平衡圧に対して、樽内圧が低すぎると泡の立たないガ
ス抜けビールになり、逆に樽内圧が高すぎると泡だらけ
で刺激的な味になる。
【0006】また、常温保管も25℃以下での保管が望
ましく、30℃を越えると香味の劣化が進む。この平衡
圧は、例えばビール温度が25℃前後の場合3〜4kg
/cm2 であり、ビール温度が低い(10℃以下)場合
は、1〜2kg/cm2 である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】保管温度が25℃以下
に管理された生ビール樽が樽生ビール販売機の冷蔵庫に
供給され、冷却が不充分な状態で販売されると、泡抜け
ビールが販売されるし、この泡抜けを防止するためにガ
スレギュレータ2の圧力を調整してビール樽内圧を上げ
ると、ビール樽内温度が冷蔵庫で充分に冷却された後は
ビール樽内圧がその時のビール温度に対応する平衡圧に
対して高すぎることになるのでビール樽内圧を減圧しな
ければならない。しかし、従来の樽生ビール販売機で
は、ビール樽7a、7bの入り側の配管経路に逆止弁6
a,6bがあり減圧はできない。また、ビール温度に対
応する平衡圧に対して高すぎる圧力で販売すると泡が多
いためにカップへの注出量にバラツキが生じる。従っ
て、冷却が不充分な状態で販売する場合は、ビール樽内
圧は加圧しないで泡抜けビールを販売するか、ビール樽
が充分に冷却されるまで、売り切れにして、販売を中止
するかのいずれかである。
【0008】前者の場合は、品質の悪いビールを販売す
ることになり、後者の場合は販売チャンスを失う問題が
ある。この発明は上記課題を解決するためになされたも
ので、その目的とするところは、冷却が充分でない生ビ
ール樽からビールを販売する際にはビール樽内圧をビー
ル温度に適合する平衡圧に制御することにより、泡が常
に略同じになり、販売量のバラツキが少ない樽生ビール
販売機及び樽内の圧力制御方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、圧縮された炭酸ガスを、機内の冷蔵庫で冷却された
生ビール樽に供給して、ビールを押し出し、冷却コイル
で販売温度にまで冷却して、カップに供給して販売に供
する樽生ビール販売機において、圧縮ガスの配管経路
に、ガス圧を制御する自動ガス圧調整器と、配管経路の
途中から分岐した配管に放圧バルブとを設けた樽生ビー
ル販売機とする。
【0010】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
樽生ビール販売機において、定期的に生ビール樽の出側
配管に設けた温度センサでビール温度を検出し、ビール
温度が12℃以上であれば検出温度に適合する炭酸ガス
圧力を求めて、その圧力に自動ガス圧調整器の出側の圧
力を制御し、検出温度の現在値と前回値を比較し、検出
温度の現在値が前回値より高ければ放圧バルブは開かな
いで、現在値が前回値より低い値であれば放圧バルブを
一定時間開いて放圧した後、配管経路のガスを送・停す
るガスバルブを開いて樽内を自動ガス圧調整器の出側の
圧力にし、生ビール樽内をビール温度に適合した圧力に
制御する生ビール樽内の圧力制御方法とする。
【0011】ビール内に炭酸ガスが溶け込みもしない
し、ビールから炭酸ガスが抜けもしない樽内圧を平衡圧
と呼ぶ。請求項1および請求項2の構成により、予めビ
ール温度に適合する平衡圧を制御装置内にメモリーして
おき、ビール樽の温度を定期的に検出して、その温度に
適合する平衡圧を求め、その圧力になる電気信号を自動
ガス圧調整器に与えて、自動ガス圧調整器以降の圧力が
前記平衡圧になるように制御する。一方、ビールの前回
検出温度をメモリーしておき、現在検出温度と比較し
て、現在検出温度が高い場合は放圧弁を開けないで、現
在検出温度が低い場合は放圧弁を開けてビール樽内圧を
放圧してからガスバルブを開けて前記平衡圧をビール樽
に加圧する。放圧弁の開放は時間で制御し、樽内圧が充
分に放圧する時間に設定する。これらの制御はビール温
度が10〜12℃で安定するまで行う。これらにより、
ビール樽内圧をビール温度に適合する平衡圧に制御する
ことが可能になり、販売時に泡が常に略同じになり、販
売量のバラツキを少なくすることが可能になる。
【0012】請求項3の発明によれば、ビール樽からビ
ールを販売する樽生ビール販売機であって、炭酸ガスの
ガスボンベと、炭酸ガスの二次圧を調節するガスレギュ
レータと、ガスレギュレータとビール樽を接続し、分岐
管を有するガス配管と、ガス配管に挿入されたガスバル
ブと、ビール樽内のビール温度を監視する温度センサ
と、ビール樽内の減圧用に前記分岐管に挿入された放圧
弁と、圧力制御器と、を備え、この圧力制御器は、ビー
ルの保冷用に適した所定の温度と、この所定温度を対応
する炭酸ガスの平衡圧に変換する変換表とを記憶する第
一の記憶手段、温度センサが前回検出したビール温度の
前回値を記憶する第二の記憶手段、温度センサが検出し
たビール温度の現在値と所定温度とを比較する第一の比
較手段、ビール温度の現在値が所定温度より高ければ二
次ガス圧をビール温度の現在値に対応する平衡圧に調節
するための信号をガスレギュレータへ送信する手段、ビ
ール温度の現在値と前回値を比較する第二の比較手段、
ビール温度の現在値が前回値より低いけば、ビール樽内
を減圧するべく一定時間放圧弁を開くための信号を放圧
弁へ発信する発信手段およびビール温度の現在値に対応
する平衡圧でビール樽内を加圧するべくガスバルブを開
く信号をガスバルブへ発信する発信手段を備え、前記平
衡圧は、当該ビール温度においてビールに対する炭酸ガ
スの溶解速度と解離速度とが等しくなる圧力である樽生
ビール販売機とする。
【0013】請求項4の発明によれば、圧縮炭酸ガスの
ガスボンベと、炭酸ガスの二次圧を調節するガスレギュ
レータと、前記ガスレギュレータと前記ビール樽を接続
し分岐管を有するガス配管と、前記ガス配管に挿入され
たガスバルブと、前記ビール樽内の前記ビール温度を監
視する温度センサと、前記分岐管に挿入され、前記ビー
ル樽内を減圧する放圧弁とを備え、ビール樽からビール
を販売する樽生ビール販売機の樽内の圧力制御方法であ
って、定期的にビールの温度を監視し、前記ビール温度
とビールの保冷用に適した所定の温度とを比較し、前記
ビール温度が前記所定温度より高ければ前記二次ガス圧
を前記の求めた平衡圧に調節し、ビール温度の現在値と
前回値を比較し、ビール温度の現在値が前回値より低け
れば、一定時間前記放圧弁を開いて前記ビール樽内を減
圧し、次いで、前記ビール温度に対応する平衡圧で前記
ビール樽内を加圧し、前記平衡圧は、当該ビール温度に
おいてビールに対する炭酸ガスの溶解速度と解離速度と
が等しくなる圧力である、ことを特徴とする樽内の圧力
制御方法とする。
【0014】請求項3および請求項4の構成により、予
めビール温度に適合する平衡圧を圧力制御器内にメモリ
ーしておき、ビール樽の温度を定期的に検出して、その
温度に適合する平衡圧を求め、その平衡圧になるように
炭酸ガスの二次圧を調整する。一方、前回検出したビー
ル温度を記憶しておき、今回検出した現在値と比較し
て、ビール温度の現在値が前回値より高ければ、ガスバ
ルブを開けて前記平衡圧をビール樽に加圧する。ビール
温度の現在値が前回値より低ければ、まず放圧弁を一定
時間開いてビール樽内を減圧してから、ガスバルブを開
けて前記平衡圧をビール樽に加圧する。ビール樽の減圧
は放圧弁の開放時間によって制御し、この開放時間を樽
内圧が充分に放圧する時間に設定しておく。この制御は
ビール温度が10〜12℃で安定するまで行う。これら
により、ビール樽内圧をビール温度に適合する平衡圧に
制御することが可能になり、販売時に泡が常に略同じに
なり、販売量のバラツキを少なくすることが可能にな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態の主
要部の構成図を示す。なお、本図を含め以下の図面にお
いて、従来例の構成要素と類似のものには類似の参照符
号を付してあるのでその説明は省略する。この図1にお
いて、1は炭酸ガスボンベ、2は炭酸ガスボンベ1の出
側圧力を一定値に制御するガスレギュレータ、3はガス
レギュレータ2の出側の圧力を監視する圧力センサ、4
はガス配管を複数個に分岐するガス分配器、5a,5b
はガスの供給と停止をするガスバルブ、7a、7bは生
ビール樽、8はビール温度を測る温度センサ、9はガス
レギュレータ2の後の配管経路に設けられた自動ガス圧
調整器(電空ガスレギュレータ)、10a,10bは放
圧弁を示す。この図1において、生ビール樽7a、7b
は機内の冷蔵庫内で冷却されて保存されており、販売時
に、ガスレギュレータ2と圧力センサ3とにより一定圧
力に制御された炭酸ガスボンベ1からの炭酸ガスを、さ
らに自動ガス圧調整器9で所定の圧力に制御し、ガス分
配器4を通して、ガスバルブ5a,5bのいずれかを開
いて、生ビール樽7a、7bのいずれかの樽に供給し
て、そのガス圧でビールを押し出して、生ビール樽7
a、7bの出側に配管接続された冷却コイル(図示せ
ず)で冷却してからカップ(図示せず)に供給して販売
に供する。
【0016】生ビール樽7a、7bのいずれかが空にな
ると、常温で保管されている生ビール樽と交換されると
ともに、一方の生ビール樽に切り換えて販売が続行され
る。その際に、切り換えられた生ビール樽が充分に冷却
されていない場合は、ビール温度を温度センサ8で検出
した現在検出値が前回検出値(切り換えられる前に販売
されていた樽のビール温度)より高いので、現在検出値
に適合する平衡圧になるように自動ガス圧調整器9を制
御して、ガスバルブ5を開いて、生ビール樽内を加圧す
る。次の一定時間後のビール温度の検出値は、生ビール
樽が冷蔵庫で冷却されているので、前回検出値より低い
筈である。このようにビール温度の検出値(現在検出
値)が前回検出値より低い場合は、現在検出値に適合す
る平衡圧になるように自動ガス圧調整器9を制御すると
ともに放圧弁10a,10bのいずれか販売に供されて
いるビール樽側の放圧弁を開けて生ビール樽内を放圧し
て,開放した放圧弁(10a,10bのいずれか)を閉
じてからガスバルブ5a,5bのいずれかを開けて生ビ
ール樽内を平衡圧に加圧する。
【0017】図2は生ビール樽内を平衡圧にする制御方
法のフローチャート図を示す。この図2において、定期
的に検出されたビール温度は所定温度(冷蔵庫内温度1
0〜12℃)と比較され、ビール温度が所定温度以下で
あれば生ビール樽内は平衡圧になっている筈であるから
圧力制御はしないで、前回検出値のメモリをビール温度
検出値(現在検出値)に書き換えて、次のビール温度の
検出まで待機する。ビール温度が所定温度以上であれば
その温度に対応する平衡圧を求めて、自動ガス圧調整器
9を調整して自動ガス圧調整器9以降が前記平衡圧にな
るようにする。次に、現在検出値と前回検出値とを比較
して、現在検出値が前回検出値より高いか、等しい場合
は生ビール樽内圧は現在検出値に対応する平衡圧より低
い圧力になっているので、ガスバルブ5を開けて先に自
動ガス圧調整器9で調整した平衡圧になるようにする。
【0018】一方、現在検出値が前回検出値より低い場
合は、生ビール樽内圧は現在検出値に対応する平衡圧よ
り高い圧力になっているので、放圧弁10を一定時間開
けて放圧した後、ガスバルブ5を開けて先に自動ガス圧
調整器9で調整した平衡圧になるようにする。次に、前
回検出値のメモリをビール温度検出値(現在検出値)に
書き換えて、次のビール温度の検出まで待機する。
【0019】図3はこの発明の他の実施の形態の主要部
の構成図を示す。この図3において、ボンベ1には炭酸
ガスが入っている。ガスレギュレータ21は炭酸ガスの
二次側圧力を一定値に調節するために設けられている。
圧力センサ31はガスレギュレータ21の二次側の炭酸
ガス圧を監視するために設けられている。ガスレギュレ
ータ21を介して供給された炭酸ガスはガス分配器41
を介してビール樽7a, 7bへ送られる。ガス分配器4
1とビール樽7a,7bの間のガス配管には、炭酸ガス
の供給と停止を行うガスバルブ51a,51bが挿入さ
れている。ビール樽7a,7b内のビールの温度を監視
する温度センサ81が設けられている。
【0020】ガス分配器41とビール樽7a,7bの間
のガス配管は枝別れし、この分岐管に放圧弁10a,1
0bが挿入されている。本発明のビール販売機は炭酸ガ
スの二次圧を制御する自動圧力制御器90を備えてお
り、この自動圧力制御器90はガスレギュレータ21、
圧力センサ31、ガス分配器41、ガスバルブ5151
a,51b、温度センサ81および放圧弁10a,10
bと接続されている。
【0021】ガスレギュレータ21はその弁開度を操作
するアクチュエータ(図示せず)を備えている。圧力セ
ンサ31は、検出した二次ガス圧を制御器90へ送信す
る送信機(図示せず)を備えている。ガス分配器41は
ガス配管"a" と"b" の切り換えを制御器90へ伝える送
信機(図示せず)を備えている。ガスバルブ51a,5
1bは、その弁の開閉を行うアクチュエータ(図示せ
ず)を備えている。温度センサ81は制御器90からの
指令信号を受信して最新のビール温度を制御器90へ送
信する送受信機(図示せず)を備えている。更に、放圧
弁10a,10bはその弁の開閉を行うアクチュエータ
(図示せず)を備えている。
【0022】ビール樽7a,7bは機内の図示しない冷
蔵庫内に貯蔵されて冷却されてる。販売時に、ガスバル
ブ51aまたは51bを開き、炭酸ガスをガスレギュレ
ータ21で調節され圧力センサ31で監視された一定圧
力で、ガス分配器41を介してビール樽7a,7bへ供
給する。そのガス圧でビールを押し出して、ビール樽7
a,7bの二次側に接続された冷却コイル(図示せず)
を通じて冷却し、カップ(図示せず)へ供給し販売す
る。
【0023】ビール樽の何れか、例えば7bが空になる
と、常温で保管されていた満杯のビール樽と交換される
とともに、他方の満杯のビール樽7aへとガス配管を切
り換えて販売を続ける。切り換えられたビール樽7aが
充分に冷やされていない場合、温度センサ81が検出し
たビール樽7aのビールの現在温度は、前回値(切り換
え前の樽7bのビール温度)よりも高い。そこで、制御
器90は、ガスバルブ51aを開き、ビール樽7a内を
加圧する。次の一定時間後のビールの現在温度は、ビー
ル樽7aが冷蔵庫内で冷却されているので、前回温度よ
りも低い筈である。ビールの現在温度が前回温度よりも
低い場合には、制御器90はガスレギュレータ21を介
して炭酸ガスの二次圧をビールの現在温度に適合する平
衡圧に制御し、放圧弁10aを開いてビール樽7a内を
減圧してから放圧弁10aを閉じ、次いでガスバルブ5
1aを開いてビール樽7a内をビールの現在温度に適合
する平衡圧に加圧する。
【0024】図4は図3の自動圧力制御器のブロック図
である。この図4において、自動圧力制御器90は、C
PU91、第一のメモリ92、第二のメモリ93、第一
の比較器94、第二の比較器95、第三の比較器96、
第一の送信機97、第二の送信機98、送受信機99お
よび受信機112を備えている。図4の矢印は、指令信
号やデータ信号の流れを示す。CPU91は制御器90
の動作を制御する。第一のメモリ92は機内の冷蔵庫内
における望ましいビールの保冷温度TR (例えば12
℃)と、ビール温度とそのビールの現在温度に適合する
平衡圧の値を関係付けた変換表と、を記憶している。第
二のメモリ93はビール温度の前回値を一時記憶してい
る。第一の比較器94は温度センサ81で検出したビー
ル温度の現在値と第一のメモリ92に記憶されている望
ましいビールの保冷温度TR とを比較する。第二の比較
器95はビール温度の現在値と第二のメモリ93に記憶
されているビール温度の前回値とを比較する。第三の比
較器96はビールの現在温度に適合する平衡圧の値とガ
ス圧計31から送られてくる二次ガス圧値を比較して、
圧力差を示す参照信号をガスレギュレータ21のアクチ
ュエータへ送信する。第三の比較器96、ガスレギュレ
ータ21およびガス圧計31によって、炭酸ガスの二次
圧を制御する制御ループが形成される。受信機112
は、ガス分配器41の送信機からガス配管の"a" 系統
か"b" 系統のいずれが使われているかを示す信号を受信
する。第一の送信機97はガスバルブ51aまたは51
bのアクチュエータへガスバルブ51aまたは51bの
弁の開閉を指示する指令信号を送信する。第二の送信機
98は放圧弁10aまたは10bのアクチュエータへ放
圧弁10aまたは10bの弁の開閉を指示する指令信号
を送信する。送受信機99は温度センサ81へ指令信号
を送信して、この指令信号に応じて温度センサ81から
送信されてくる最新のビール温度(ビール温度の現在
値)を受信する。
【0025】図5は生ビール樽内を平衡圧にする制御方
法のフローチャート図である。CPU91は送受信機9
9を介して温度センサ81の現在のビール温度を定期的
に検出する(S1参照)。第一の比較器94において、
ビール温度の現在値Tn+1 と第一のメモリ92に記憶し
ておいた所定温度TR (保冷温度:10〜12℃)とを
比較する(S2参照)。ビール温度の現在値Tn+1 が所
定温度TR 以下であれば、ビール樽内は平衡圧になって
いる筈であるから、CPU91は第二のメモリ93に記
憶しておいたビール温度の前回値Tn を現在値Tn+1
書き直して、次のビール温度の検出まで待機する(S8
参照)。
【0026】ビール温度の現在値Tn+1 が所定温度TR
以上であれば、CPU91は第一のメモリ92に記憶さ
れている変換表から現在のビール温度に適合した平衡圧
を求める(S3参照)。次に、第三の比較器96におい
て、求めた平衡ガス圧とガス圧計31から送られてきた
炭酸ガスの二次圧を比較し、圧力差を示す参照信号をガ
スレギュレータ21へ送り、ガスレギュレータ21は炭
酸ガスの二次圧を平衡圧になるように調節する(S4参
照)。この間、圧力センサ31の二次ガス圧を監視し
て、その値を第三の比較器96へ送信する。次に、第二
の比較器95においてビール温度の現在値Tn+1 と第二
メモリ93に記憶されていたビール温度の前回値Tn
を比較する(S5参照)。ビール温度の現在値Tn+1
ビール温度の前回値Tn に等しいか以上であれば、ビー
ル樽の内圧はビール温度の現在値に対応する平衡圧より
低い圧力になっているので、CPU91は指令信号を第
一の送信機97を介してガスバルブ51aまたは51b
へ送る。この指令信号に応動して、ガスバルブ51aま
たは51bが開き、ステップ4においてガスレギュレー
タ21により調節された平衡圧になるようにビール樽7
aまたは7b内を加圧する(S7参照)。
【0027】ビール温度の現在値Tn+1 がビール温度の
前回値Tn 以下であれば、ビール樽の内圧はビール温度
の現在値に対応する平衡圧より高い圧力になっているの
で、CPU91は指令信号を第二の送信機98を介して
放圧弁10aまたは10bへ送る。この指令信号に応動
して、放圧弁10aまたは10bが所定時間開き、ビー
ル樽7aまたは7b内を減圧する(S6参照)。次に、
CPU91は指令信号を第一の送信機97を介してガス
バルブ51aまたは51bへ送る。この指令信号に応動
してガスバルブ51aまたは51bが開き、ステップ4
においてガスレギュレータ21により調節された平衡圧
になるようにビール樽7aまたは7b内を加圧する(S
7参照)。
【0028】最後に、CPU91は第二のメモリ93に
記憶しておいたビール温度の前回値Tn を現在値Tn+1
に書き直して、次のビール温度の検出まで待機する(S
8参照)。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、生ビール樽が常温で
保管されている生ビール樽と交換され充分に冷却される
前にその樽からビールを販売する場合も泡の発生が略一
定で、販売量にバラツキの少ないビールが販売できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の主要部分の構成図
【図2】図1に示された発明の実施の形態における生ビ
ール樽内を平衡圧にする制御方法を示すフローチャート
【図3】この発明の他の実施の形態の主要部分の構成図
【図4】図3の自動圧力制御器のブロック図
【図5】図3に示された発明の実施の形態における生ビ
ール樽内を平衡圧にする制御方法を示すフローチャート
【図6】従来例の構成図
【符号の説明】
1 炭酸ガスボンベ 2,21 ガスレギュレータ 3,31 圧力計 4,41 ガス分配器 5a,5b ガスバルブ 7a、7b 生ビール樽 8,81 温度センサ 9 自動ガス圧調整器(電空ガスレギュレ
ータ) 10a,10b 放圧弁 51a,51b ガスバルブ 90 自動圧力制御器 91 CPU 92、93 メモリ 94、95、96 比較器 97、98 送信機 99 送受信機 112 受信機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮された炭酸ガスを、機内の冷蔵庫で冷
    却された生ビール樽に供給して、ビールを押し出し、冷
    却コイルで販売温度にまで冷却して、カップに供給して
    販売に供する樽生ビール販売機において、圧縮ガスの配
    管経路にガス圧を制御する自動ガス圧調整器と、配管経
    路の途中から分岐した配管に放圧バルブとを設けたこと
    を特徴とする樽生ビール販売機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の樽生ビール販売機におい
    て、定期的に生ビール樽の出側配管に設けた温度センサ
    でビール温度を検出し、ビール温度が12℃以上であれ
    ば検出温度に適合する炭酸ガス圧力を求めて、その圧力
    に自動ガス圧調整器の出側の圧力を制御し、検出温度の
    現在値と前回値を比較し、検出温度の現在値が前回値よ
    り高ければ放圧バルブは開かないで、現在値が前回値よ
    り低い値であれば放圧バルブを一定時間開いて放圧した
    後、配管経路のガスを送・停するガスバルブを開いて樽
    内を自動ガス圧調整器の出側の圧力にし、生ビール樽内
    をビール温度に適合した圧力に制御することを特徴とす
    る樽内の圧力制御方法。
  3. 【請求項3】ビール樽からビールを販売する樽生ビール
    販売機であって、 炭酸ガスのガスボンベと、 炭酸ガスの二次圧を調節するガスレギュレータと、 ガスレギュレータとビール樽を接続し、分岐管を有する
    ガス配管と、 ガス配管に挿入されたガスバルブと、 ビール樽内のビール温度を監視する温度センサと、 ビール樽内の減圧用に前記分岐管に挿入された放圧弁
    と、 圧力制御器と、を備え、 この圧力制御器は、ビールの保冷用に適した所定の温度
    と、この所定温度を対応する炭酸ガスの平衡圧に変換す
    る変換表とを記憶する第一の記憶手段、温度センサが前
    回検出したビール温度の前回値を記憶する第二の記憶手
    段、温度センサが検出したビール温度の現在値と所定温
    度とを比較する第一の比較手段、ビール温度の現在値が
    所定温度より高ければ二次ガス圧をビール温度の現在値
    に対応する平衡圧に調節するための信号をガスレギュレ
    ータへ送信する手段、ビール温度の現在値と前回値を比
    較する第二の比較手段、ビール温度の現在値が前回値よ
    り低いけば、ビール樽内を減圧するべく一定時間放圧弁
    を開くための信号を放圧弁へ発信する発信手段およびビ
    ール温度の現在値に対応する平衡圧でビール樽内を加圧
    するべくガスバルブを開く信号をガスバルブへ発信する
    発信手段を備え、 前記平衡圧は、当該ビール温度においてビールに対する
    炭酸ガスの溶解速度と解離速度とが等しくなる圧力であ
    る、ことを特徴とする樽生ビール販売機。
  4. 【請求項4】圧縮炭酸ガスのガスボンベと、炭酸ガスの
    二次圧を調節するガスレギュレータと、前記ガスレギュ
    レータと前記ビール樽を接続し分岐管を有するガス配管
    と、前記ガス配管に挿入されたガスバルブと、前記ビー
    ル樽内の前記ビール温度を監視する温度センサと、前記
    分岐管に挿入され、前記ビール樽内を減圧する放圧弁と
    を備え、ビール樽からビールを販売する樽生ビール販売
    機の樽内の圧力制御方法であって、 定期的にビールの温度を監視し、 前記ビール温度とビールの保冷用に適した所定の温度と
    を比較し、 前記ビール温度が前記所定温度より高ければ前記二次ガ
    ス圧を前記の求めた平衡圧に調節し、 ビール温度の現在値と前回値を比較し、 ビール温度の現在値が前回値より低ければ、一定時間前
    記放圧弁を開いて前記ビール樽内を減圧し、 次いで、前記ビール温度に対応する平衡圧で前記ビール
    樽内を加圧し、 前記平衡圧は、当該ビール温度においてビールに対する
    炭酸ガスの溶解速度と解離速度とが等しくなる圧力であ
    ることを特徴とする樽内の圧力制御方法。
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