JPH0913089A - 着色漂白活性化剤造粒物の製造方法 - Google Patents

着色漂白活性化剤造粒物の製造方法

Info

Publication number
JPH0913089A
JPH0913089A JP7165395A JP16539595A JPH0913089A JP H0913089 A JPH0913089 A JP H0913089A JP 7165395 A JP7165395 A JP 7165395A JP 16539595 A JP16539595 A JP 16539595A JP H0913089 A JPH0913089 A JP H0913089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
binder
dye
activator
bleach activator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7165395A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiko Shinjiyou
佳子 新條
Satoyuki Ishikawa
聡之 石川
Shinichi Fukutome
信一 福留
Seiji Abe
誠治 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP7165395A priority Critical patent/JPH0913089A/ja
Publication of JPH0913089A publication Critical patent/JPH0913089A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保存安定性、流動性及び外観に優れた着色し
た漂白活性化剤造粒物の製造方法を提供すること。 【構成】 漂白活性化剤、結合剤、色素及び/又は顔料
からなる造粒物を無水条件下で製造するにあたり、液体
状態の結合剤の存在下に、色素及び/又は顔料を漂白活
性化剤間に分散させ、造粒物内部に分散含有させる工程
を含む着色漂白活性化剤造粒物の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、過炭酸塩などの過酸化
物漂白剤を活性化するための漂白活性化剤の着色した造
粒物の製造方法に関するものである。
【従来の技術】有機過酸発生型の漂白活性化剤は、洗剤
中のアルカリ成分と水の存在により加水分解を起こして
その機能が失われることが知られている。このような分
解を防ぐ方法の1つとして、各種結合剤を用いて漂白活
性化剤を造粒することが行われている。例えば、特開昭
50−57978号公報には、結合剤を固体のまま漂白
活性化剤と混合し、次いで加圧成形して造粒する方法が
開示されている、又特開昭58−11597号公報に
は、漂白活性化剤を液状エトキシ化非イオン界面活性剤
と混合して砕けやすい塊とした後、スクリューにより機
械的に押し出して細長い押出物を形成する方法が記載さ
れている。これらの方法で製造される漂白活性化剤造粒
物には色素及び/又は顔料が含有されておらず、着色し
た漂白活性化剤造粒物の製造方法については開示されて
いない。これに対して、特開平2−258872号公報
には、色素又は顔料を含む水溶液を造粒物表面にスプレ
ーすることにより漂白活性化剤造粒物を着色する方法が
開示されている。しかしながら、この方法では、色素又
は顔料を含む水溶液を使用しているので、スプレー時に
水が漂白活性化剤造粒物に施され、漂白活性化剤の安定
性に問題が生じ、かつ得られた造粒物は流動性が悪く、
又造粒物に色むらが生じ、外観が低下するとの問題があ
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、保存安定
性、流動性及び外観に優れた着色した漂白活性化剤造粒
物の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明は、無水条件下で
造粒、着色するにあたり、液体状態の結合剤の存在下
に、色素及び/又は顔料を漂白活性化剤粒子間に分散さ
せて造粒物内部に分散含有させると、上記課題を有効に
解決できるとの知見に基づいてなされたのである。すな
わち、本発明は、漂白活性化剤、結合剤、色素及び/又
は顔料からなる造粒物を無水条件下で製造するにあた
り、液体状態の結合剤の存在下に、色素及び/又は顔料
を漂白活性化剤間に分散させ、造粒物内部に分散含有さ
せることを特徴とする着色漂白活性化剤造粒物の製造方
法を提供する。本発明で用いる漂白活性化剤としては、
下記一般式(I)又は(II)で表されるものが好まし
い。
【0003】
【化1】
【0004】(式中、R1 及びR2 は、それぞれ独立に
炭素数7以上の直鎖状アルキル基、Mは塩形成カチオン
又は水素である。) 式中、R1 としては炭素数10〜18の直鎖状アルキル
基が好ましく、より好ましくは炭素数11〜17の直鎖
状アルキル基、R2 としては炭素数9〜18の直鎖状ア
ルキル基が好ましく、より好ましくは炭素数11〜17
の直鎖状アルキル基である。又、Mとしては、ナトリウ
ム、カリウムなどのアルカリ金属、アンモニウム、アル
カノールアミンなどのアミン類があげられる。このうち
アルカリ金属が好ましい。式中、SO3 M基やCOOM
基は、オルト、メタ又はパラ位をとることができるが、
パラ位が好ましい。
【0005】本発明ではこれらの漂白活性化剤を一種又
は二種以上の混合物として用いることができる。これら
の漂白活性化剤は、通常の製造方法により約1000μ
m〜100μmの板状晶で得られるので、場合によつて
は常法により平均粒径が300μmより小さくなるよう
に、好ましくは200〜100μm程度となるように粉
砕する。しかしながら、漂白活性化剤の製造方法により
平均粒径が300μより小さいものとして、好ましくは
200〜100μm程度のものとして得られる場合に
は、そのまま使用することができる。尚、本発明では、
原料漂白活性化剤として平均粒径が300μmよりも大
きいものを用いてもよい。
【0006】本発明では、結合剤として、液体状態で使
用できるかぎり有機結合剤及び無機結合剤のいずれをも
使用することができる。このうち、常温で固体であり熱
を加えることにより溶融する水溶性のものが好ましく、
より好ましくは融点が25〜100℃、さらに好ましく
は25〜80℃の有機バインダーである。このような要
件を満たす限り種々のものを使用することができるが、
これらのうち本発明では、特に平均分子量が400〜3
0000のポリエチレングリコールを使用するのが好ま
しく、より好ましくは1000〜20000、最も好ま
しくは4000〜20000のポリエチレングリコール
である。又、ポリエチレングリコール付加型非イオン界
面活性剤を使用するのも好ましく、具体的には、炭素数
8〜20(好ましくは10〜18)の脂肪族アルコール
1モル当たりエチレングリコールを3〜80モル、好ま
しくは10〜50モル付加したものが好ましい。
【0007】特に数あるバインダーのうちから、ポリエ
チレングリコール及び/又はポリエチレングリコール付
加型非イオン界面活性剤を使用すると、得られる漂白活
性化剤造粒物の溶解性を向上させることができる。本発
明では、漂白活性化剤、バインダーとの使用比率を任意
とすることができるが、造粒物中の漂白活性化剤の含有
量を50重量%以上、好ましくは60〜90重量%、よ
り好ましくは65〜80重量%、残部が有機結合剤と色
素及び/又は顔料とするのがよい。
【0008】本発明では、漂白活性化剤造粒物を着色で
きる限り任意の色素及び/又は顔料を用いることができ
るが、漂白活性化剤に悪影響を与えることなく、かつ水
溶性のものが好ましい。このような好ましい色素及び/
又は顔料としては、トリアリールメタン色素、合成ター
ル色素およびそのアルミニウムレーキ、天然色素などの
一種又は二種以上を使用することができる。色素及び/
又は顔料の量は任意とすることができるが、造粒物全体
に対して、0.001〜1重量%程度、好ましくは0.00
3〜0.5重量%とするのがよい。本発明では、液体状態
の結合剤の存在下に、色素及び/又は顔料を漂白活性化
剤間に分散させることができる限り任意の造粒方法で漂
白活性化剤造粒物を製造することができる。例えば、漂
白活性化剤及び色素及び/又は顔料を結合剤(バインダ
ー)とともに造粒機に供給し、結合剤が溶融して液状と
なる条件下で造粒すること、又は素及び/又は顔料を結
合剤に溶解または分散させた後に漂白活性化剤と造粒す
ることがあげられる。
【0009】具体的には、漂白活性化剤と色素や顔料
を、縦方向に回転する攪拌羽根を内部に有する横型チャ
ンバー内に導入し、これに溶融したバインダーを施して
平均粒径を300μ以上に造粒することができる。具体
的には、漂白活性化剤と色素や顔料を先ず縦方向に回転
する攪拌羽根を内部に有する横型チャンバー内に導入す
る。ここで、攪拌羽根は横型チャンバーの水平軸に対し
て垂直方向に回転する。攪拌羽根が120〜360r.p.
m.程度の回転が得られるものがよい。攪拌羽根として
は、種々のものを使用することができるが、スキ型ショ
ベル羽根などが好ましい。又、3000〜6000r.p.
m.で回転するチョッパー羽根を併用するのがよい。この
ような攪拌羽根を備えた横型チャンバーを有する攪拌機
としては、レディーゲミキサー、リボンミキサー、スパ
ルタンミキサー、パグミキサー、タービュライザー、太
平洋機工株式会社製のプローシェアーミキサ等があげら
れる。この他、パグミキサーやスパルタンリュザー(不
二パウダル株式会社製)なども用いることもできる。本
発明では、該チャンバーの任意の位置に漂白活性化剤と
色素や顔料を導入することができるが、チャンバーの上
部に設けられた投入口からチャンバーに導入するのがよ
い。ついで、溶融したバインダーを漂白活性化剤、色素
や顔料と同時に、又は漂白活性化剤、色素や顔料より後
でチャンバーに導入する。
【0010】漂白活性化剤、色素や顔料やバインダーを
導入する部分のチャンバー内の温度を、例えば50〜8
5℃に保持しておき、チャンバーの造粒物排出口に近づ
くに従って温度が低くなるように温度設定するのが好ま
しい。特に造粒物の粒径が所望の粒径に達したところ以
降の造粒物の温度がバインダーの融点以下の温度となる
ように、チャンバーを冷却するのが好ましい。上記造粒
方法におけるチャンバーへの漂白活性化剤、色素や顔料
の導入方法、使用する攪拌羽の形状などは、特願平6−
303434号明細書に記載のものを使用することがで
き、該明細書の記載内容は、本明細書の記載に含まれる
ものとする。
【0011】本発明では、又、漂白活性化剤、色素や顔
料を、水平方向に回転する攪拌羽根を内部に有する縦型
チャンバー内に導入し、これに溶融した有機結合剤を施
して平均粒径を300μ以上に造粒することができる。
具体的には、漂白活性化剤と色素や顔料を先ず水平方向
に回転する攪拌羽根を内部に有する縦型チャンバー内に
導入する。ここで、攪拌羽根は縦型チャンバーの垂直軸
に対してほぼ直角方向(水平方向)に回転する。特に、
攪拌羽根の周速度が5〜10m/秒のスピードミキサー
を使用するのが好ましい。攪拌羽根としては、種々のも
のを使用することができるが、プロペラ型アジテーター
羽根などが好ましい。このアジテーター羽根に加えて、
カッター羽根、ディゾルバー羽根や造粒羽根などのチョ
ッパー羽根を併用するのが好ましい。上記攪拌羽根は、
縦型チャンバーの上部から下方に設けてもよいが、縦型
チャンバーの底から回転軸を突き出して取付け、これに
攪拌羽根を固定したものが好ましい。このような攪拌羽
根を備えた縦型チャンバーを有する攪拌機としては、ハ
イスピードミキサーやヘンシェルミキサー、ニューグラ
マシンなどがあげられる。上記造粒方法におけるチャン
バーへの漂白活性化剤、色素や顔料の導入方法、温度条
件などは、特願平6−303435号明細書に記載のも
のを使用することができ、該明細書の記載内容は、本明
細書の記載に含まれるものとする。
【0012】本発明では、又、漂白活性化剤、色素や顔
料と有機結合剤との混合物を有機結合剤が溶融する温度
下で圧密化処理した後、得られた圧密化物に高速回転ナ
イフカッターにより衝撃と剪断力とを与えて解砕して平
均粒径300μm以上の造粒物を得ることができる。本
発明では、この造粒方法を採用するのが好ましい。具体
的には、漂白活性化剤、色素や顔料とバインダーとを、
密閉式の圧密化処理装置、好ましくは横型連続式のニー
ダーに導入し、ニーダー内で両者を混合した後若しくは
混合しながらバインダーを溶融させ剪断力を加えて25
〜100℃、好ましくは40〜80℃で圧密化処理を行
う。このような圧密化処理は、ニーダーのほかに、一軸
又は二軸スクリュー押出機などを用いて行うこともでき
る。ここで使用する圧密化処理装置として、具体的に
は、株式会社栗本鐵工所製のKRCニーダなどがあげら
れる。このような圧密化処理により嵩密度が0.3〜0.9
g/mlの圧密化物を得るのが好ましい。
【0013】又、上記圧密化処理により任意の形状の圧
密化物を得ることができるが、該圧密化物を直径0.5〜
30mm、好ましくは0.7〜20mm、より好ましくは
1〜20mm程度の円筒形、角柱、三角柱などのストラ
ンドやヌードル状造粒物として押し出す。押し出す方法
としては、圧密化装置排出口に穴のあいたメツシュ板を
取り付け、ここを通して造粒物を得ても良い。この場合
使用する処理装置として具体的には、ホソカワミクロン
株式会社製エクストルードオーミックスが挙げられる。
また圧密化処理物に対し押し出し機を用いても良い。押
し出し機としては、ペレッターダブル(不二パウダル株
式会社)、ツインドームグラン(不二パウダル株式会
社)等が挙げられる。得られた該造粒物は次いで高速回
転ナイフカッターにより衝撃と剪断力を与えて平均粒径
を与えて平均粒径を300μm以上の造粒物に解砕す
る。ここで、高速回転ナイフカッターとしては、回転数
が周速30〜100m/sであるのが好ましい。高速回
転ナイフカッターにより被解砕物に衝撃と剪断力とを与
える解砕機は破砕造粒機ともいわれ、例えば、コミニュ
ーター(不二パウダル株式会社)、フィッツミル(ホソ
カワミクロン株式会社)等があげられる。上記造粒方法
における解砕の温度や粉砕時の粉砕助剤などは、特願平
7−68138号明細書に記載のものを使用することが
でき、該明細書の記載内容は、本明細書の記載に含まれ
るものとする。
【0014】本発明では、上記製造方法により任意の大
きさの造粒物を製造することができるが、直径0.5〜3
0mm、好ましくは0.7〜20mm、より好ましくは1
〜20mm程度の円筒形、角柱、三角柱などのストラン
ドや球状、板状もしくはヌードル状造粒物とするのがよ
い。本発明の造粒物の製造方法においては、上記漂白活
性化剤、有機結合剤及び色素や顔料を必須成分として使
用するが、他の成分を添加することもできる。本発明の
造粒物は、過炭酸塩などの過酸化物漂白剤の活性化剤と
して、衣料用漂白剤、住居用漂白剤、食器用漂白剤、パ
ルプ用漂白剤など過酸化物漂白剤を使用することができ
る用途に幅広く使用することができる。又、各種洗浄剤
にも過酸化物漂白剤とともに使用することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、保存安定性、流動性及
び外観に優れた着色した漂白活性化剤造粒物の製造方法
を提供することができる。本発明の方法により製造した
着色漂白活性化剤造粒物では、色素や顔料が造粒物の表
面だけではなく、内部に均一に分散しており、色むらの
ない優れた外観を有する。従って、本発明の方法により
製造した漂白活性化剤造粒物を、漂白剤や洗剤に配合す
るとカラフルな漂白剤や洗剤とすることができる。次ぎ
に本発明を実施例により説明する。
【実施例】
実施例1 株式会社栗本鐵工所製KRCニーダーS-2 型に漂白活性
化剤と結合剤と色素(FD&Cブルー色素#1)を投入
し、混練した。尚、ニーダーは、結合剤が溶融して液状
になる温度以上の温度である80℃に加熱しておき、か
つ混練中その加熱温度を維持した。得られた混練物を不
二パウダル株式会社製ペレッターダブルEXDS-60 型を用
いて押し出しすることにより径が0.8mm φの着色された
ヌードル状の押し出し品を得た。この押し出し品を、ホ
ソカワミクロン社製フィッツミルDKA−3型により粉
砕し造粒物を得た(本発明品1〜6)。表−1に使用し
た漂白活性化剤、表−2に結合剤の種類を、また表−3
に組成及び製品性能を示す。また、この造粒物を漂白剤
に配合したところ特に問題はなかった。
【0016】実施例2 ホソカワミクロン(社)製エクストルード・オーミック
スEM-6型に漂白活性化剤とあらかじめ色素(FD&Cブ
ルー色素#1)を溶解しておいた結合剤を投入し、混練
押し出しすることにより径が0.8mm φの着色されたヌー
ドル状の押し出し品を得た。この押し出し品を、ホソカ
ワミクロン社製フィッツミルDKA−3型により粉砕し
造粒物を得た(本発明品6〜12)。表−1に使用した
漂白活性化剤、表−2に結合剤の種類を、また表−3に
組成及び製品性能を示す。 比較例1 漂白活性化剤NoAを用い、有機結合剤(PEG6000 )を用
い、結合剤に色素を溶解しないこと以外は実施例1と同
様の方法で造粒物を得た。この造粒物に色素2.5重量%
水溶液を造粒物に対して色素が0.1重量%となるように
スプレーして着色造粒物を得た。表−2に結合剤の種類
を、表−3に組成及び製品性能を示す。 比較例2 比較例1と同様の方法で造粒物を得た。この造粒物に色
素2.5wt%及び硫酸ナトリウム20重量%を溶解した水
溶液を製品に対して色素が0.1重量%となるようにスプ
レーして着色造粒物を得た。表−2に結合剤の種類を、
表−3に組成及び製品性能を示す。
【0017】
【表1】 表−1 漂白活性化剤 漂白活性化剤No. R X A C1123 SO3 Na B C1327 SO3 Na C C1531 SO3 Na D C1735 SO3 Na E C1123 COONa F C1327 COONa G C1531 COONa H C9 19 COONa I C7 15 SO3 Na J C7 15 COOH K C9 19 COOHL C1123 COOH 表中の漂白活性化剤は下記に式(III) で表されるもので
ある。
【0018】
【化2】
【0019】
【表2】 表−2
【0020】表中の結合剤は次の通りである。 有機結合剤No. 1:PEG6000 有機結合剤No. 2:PEG20000 有機結合剤No. 3:ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル(エチレンオキシド平均付加モル数50) 尚、得られた造粒物の粉砕品流動性と溶解性と以下のよ
うにして評価した。粉砕品流動性 流出口径15mmで(流出口にシャッターのついた)、角
度60°に開いたステンレス製の円錐形ホッパーに造粒物
を投入し、シャッターをはずして1リットルあたりの造
粒物の流れ落ちる時間を測定し、以下の基準で評価し
た。 ○:20秒以下 △:20〜25秒 ×:30秒以上
【0021】保存安定性 造粒物を40℃の恒温槽で1ヶ月保存後、高速液体クロ
マトグラフにて活性化剤の残存率を測定し、以下の基準
で評価した。 ○:95%以上 △:90%以上 ×:80%以下製品外観 着色の均一度について目視にて、以下の基準で評価し
た。 ○:均一に着色 △:色ムラ(着色の濃淡)がある ×:粒子表面に着色されていない部分がある 結果をまとめて表−3に示す。
【0022】
【表3】 表−3 本発明品 1 2 3 4 5 6 7 漂白活性化剤(wt%) 75 75 75 75 75 70 70 結合剤 (wt%) 24.9 24.9 24.9 24.8 24.8 29.9 29.9 色素 (wt%) 0.1 0.1 0.1 0.2 0.2 0.1 0.1 造粒品流動性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 保存安定性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 製品外観 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
【0023】
【表4】 表−3 (続き) 本 発 明 品 比較例 8 9 10 11 12 1 2 漂白活性化剤(wt%) 60 60 65 80 80 75 75 結合剤 (wt%) 39.8 39.8 34.9 19.9 19.9 21 21 色素 (wt%) 0.2 0.2 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 造粒品流動性 ○〜△ ○〜△ ○ ○ ○ × △ 保存安定性 ○ ○ ○ ○ ○ × △〜× 製品外観 ○ ○ ○ ○ ○ △〜× △〜×
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 誠治 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 漂白活性化剤、結合剤、色素及び/又は
    顔料からなる造粒物を無水条件下で製造するにあたり、
    液体状態の結合剤の存在下に、色素及び/又は顔料を漂
    白活性化剤間に分散させ、造粒物内部に分散含有させる
    ことを特徴とする着色漂白活性化剤造粒物の製造方法。
  2. 【請求項2】 色素及び/又は顔料を結合剤に溶解また
    は分散させた後に漂白活性化剤と造粒する請求項1記載
    の製造方法。
JP7165395A 1995-06-30 1995-06-30 着色漂白活性化剤造粒物の製造方法 Pending JPH0913089A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7165395A JPH0913089A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 着色漂白活性化剤造粒物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7165395A JPH0913089A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 着色漂白活性化剤造粒物の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0913089A true JPH0913089A (ja) 1997-01-14

Family

ID=15811594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7165395A Pending JPH0913089A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 着色漂白活性化剤造粒物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0913089A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6469301B1 (en) 1999-05-14 2002-10-22 Nikon Corporation Radiation detectors including thermal-type displaceable element with increased responsiveness

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6469301B1 (en) 1999-05-14 2002-10-22 Nikon Corporation Radiation detectors including thermal-type displaceable element with increased responsiveness

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1991015567A2 (de) Verfahren zur herstellung von wasch- und reinigungsmitteln
JPH05509119A (ja) 顆粒状の漂白活性化剤
WO1999032599A1 (en) Method of manufacturing particles
DE19638599A1 (de) Verfahren zur Herstellung eines teilchenförmigen Wasch- oder Reinigungsmittels
CN100513543C (zh) 阴离子型表面活性剂粉末
JP3510387B2 (ja) 漂白活性化剤造粒物の製造方法、該漂白活性化剤造粒物を含有する漂白剤又は洗剤の製造方法
JPH0913089A (ja) 着色漂白活性化剤造粒物の製造方法
JP2005068413A (ja) 粒状アニオン界面活性剤の製造法
JP4080323B2 (ja) アニオン性界面活性剤粉体
JPH0913091A (ja) 漂白活性化剤造粒物の製造方法
JPH04348198A (ja) 高嵩密度洗剤組成物の製造方法
JPH0978097A (ja) 漂白活性化剤造粒物の製造方法
JPH0913088A (ja) 漂白活性化剤造粒物の製造方法
JPH0978096A (ja) 漂白活性化剤造粒物の製造方法
JP2001525454A (ja) 高嵩密度の原料コンパウンド
JPH0913097A (ja) 高嵩密度漂白洗剤の製造方法
JPH0913092A (ja) 漂白活性化剤造粒物の製造方法
JP2659698B2 (ja) 流動性に優れた高密度粉末洗剤の連続的製造方法
JPH0931499A (ja) 高嵩密度漂白洗剤の製造方法
JPH09279188A (ja) 漂白活性化剤造粒物の製造方法
JP3510386B2 (ja) 漂白活性化剤造粒物の製造方法、該漂白活性化剤造粒物を含有する漂白剤又は洗剤の製造方法
JPH0913086A (ja) 漂白活性化剤造粒物の製造方法
JPH09217089A (ja) 漂白活性化剤造粒物の製造方法
JPH08209195A (ja) 漂白活性化剤造粒物の製造方法
JPH11246900A (ja) カビ取り剤組成物