JP2001525454A - 高嵩密度の原料コンパウンド - Google Patents

高嵩密度の原料コンパウンド

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Abstract

(57)【要約】 本発明の課題は、粗粒子洗剤への使用に適した粗粒子原料であって、粗粒子原料を水性液体中に再溶解した際に小粒子に崩壊するだけでなく急速に溶解するような粗粒子原料を提供することである。本発明は、嵩密度少なくとも600 g/lの原料コンパウンドを開示する。このコンパウンドは、少なくとも50重量%の各原料成分または原料群(カテゴリー)を含む。各原料成分または原料群は、45℃以上の融点または軟化点を有する室温/圧力約1 barで固体および少なくとも1つの非水性バインダーを有する。このバインダーは、アニオン性界面活性剤ではなく、45℃未満の温度/圧力約1 barで固体形態であるが、処理条件下では溶融形態であるか、または室温/圧力約1 barの非水性溶液中で膨潤性のポリマー形態である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、洗剤分野、特に洗濯洗剤分野で使用される粒状の原料コンパウンド
であって、高嵩密度にも拘らず、冷水中でも好適に改善された溶解性を示し、か
つダストや微粒子を含んでいない原料コンパウンドに関する。本発明は、またこ
のような原料コンパウンドの製造法、およびこのような原料コンパウンドを含む
洗剤に関する。
【0002】 (従来の技術) 600 g/lを越える嵩密度の粒状洗剤は知られている。これまで、嵩密度の増加 は、洗浄成分の高濃度化によってなされていたが、これは、消費者が計量分配す
る体積を減少させることができるだけでなく、1回の洗浄サイクル当たりの重量 も減少させることができる。しかし嵩密度の増加、特に洗剤中の洗剤成分の濃度
増加は、通常、消費者側の観点から見れば、洗剤の溶解速度の低下という犠牲を
払って達成されたに過ぎない。この望ましくない溶解速度低下の主な原因は、多
数の代表的なアニオン性/非イオン性界面活性剤、特にこれら界面活性の混合物
が、水に溶解する際にゲル相を形成する傾向を示す、という事実にある。このよ
うなゲル化は、界面活性剤含量が洗剤全量の10重量%ほどに少ない量、すなわち
、ごく通常の洗剤中界面活性剤レベルである場合でも、起こりうる。また経験的
に、このようなゲル相形成の傾向は、粒子構造の圧縮度の増加に伴って、増加す
ることがわかっている。
【0003】 EP-B-0 486 592には、15〜35重量%のアニオン性および/または非イオン性界
面活性剤を含みかつ600 g/lを越える嵩密度を有する粒状/押出成形洗剤が記載 されている。この洗剤は、次のように製造される。可塑剤および/または潤滑剤
を、好適には水含有界面活性剤ペーストおよび/またはポリマー水溶液の形態で
含むような、固体流動性プレミックスを、25〜200 barの高圧下に押出成形して ストランドを形成し、このストランドを、多孔付き押出成形ダイに通した後、切
断装置で切断して所定の粒径とし、次いで球形化している。プレミックスは、少
なくとも一部が固体成分からなり、所望により液体成分(例えば室温で液体の非
イオン性界面活性剤)が加えられる。前記したように、好適には、可塑剤および
/または潤滑剤として水系組成物が用いられる。もっとも、比較的沸点の高い有
機液体を、所望により水と混合して使用することもできる。しかしながら、この
特許には、水不存在下に押出成形を行うための処理条件は、何ら開示されていな
い。製造された押出物は、そのまま洗剤として使用でき、また、他の顆粒や粉末
成分と共に、コンパウンド化して洗剤を形成することができる。得られた粒子は
、その圧縮度が高く、界面活性剤含量が比較的高く、かつ消費者にとって親しみ
やすいビーズ形態(通常の顆粒と比較して、表面積がはるかに小さい形態)であ
るが、選択される界面活性剤の組み合わせによっては、前記した問題が生じうる
【0004】 すなわち、押出成形洗剤の溶解性挙動は、押出成形されるプレミックス中に導
入されるアニオン性界面活性剤の形態に、大きく依存することがわかった。WO-A
-94/04129の開示によれば、押出成形洗剤の溶解性挙動は、アニオン性界面活性
剤をプレミックス中に、単に、少なくとも50重量%の界面活性剤含量を有するよ
うな粉末/顆粒組成物を介して導入すれば、改善される。
【0005】 上記問題の別の解決法が、DE 195 19 13に開示されている。この製造法によれ
ば、600 g/lを越える嵩密度を有する粒状洗剤において、少なくとも2つの粒状成
分を使用し、そのうち、少なくとも1つの粒状成分は、押出物であり、その押出 成形済成分は、洗剤中に、洗剤の30〜85重量%の量で存在すると共に、界面活性
剤を押出成形成分の0〜15重量%の量で含有する。他方、少なくとも1つの他の 界面活性剤を含むような成分が存在し、これは、洗剤中で他の界面活性剤を付与
している。
【0006】 しかしながら、洗剤のゲル化および遅延した再溶解性についての問題は、洗剤
の最終組成に限られない。600 g/lを越える嵩密度の高濃度コンパウンドも、多 くの場合、水性洗濯液中に充分な速度では溶解しない傾向を示す。
【0007】 WO 93/04162には、界面活性剤を90重量%を越える量で含有するような、界面 活性剤顆粒が開示されている。このような顆粒は、他の改善された物性および所
定の界面活性剤(特にアニオン性界面活性剤)濃度を有するため、濃縮洗剤への
添加に非常に適している。しかしながら、対応する原料コンパウンドの溶解速度
が、改善されることが望ましい。
【0008】 WO -A-96/16149(BASF)は、少なくとも1つの両性ポリマー、特にポリエステ
ルを含むポリマーコンパウンドを開示する。このコンパウンドは、高い機械的安
定性/貯蔵安定性を示し、粘着性を示さない。コンパウンドは、10〜97重量%の
ポリマー(35℃を越える軟化点)を含むと共に、3〜90重量%の無機固体、例え ばゼオライト、ケイ酸塩、炭酸塩、硫酸塩(最大粒径500μm)などを含む。ポリ
マーおよび無機固体は、一緒にまたは別々に、軟化点を越える温度に加熱し、そ
の温度で混合する。一般に、均一な溶融体が形成され、これを、冷却表面上に噴
霧するか、または冷却空気中に噴射造粒して固化することによって顆粒化してい
る。コンパウンドは、所望により粒径50μm〜5 mmに粉砕している。しかしなが ら、この文献は、当該コンパウンドの嵩密度および溶解速度について、何ら、言
及していない。
【0009】 EP-B-0 554 366(P&G)は、(a)50〜75重量%の水含有アルミノケイ酸塩およ
び/または水含有または無水の結晶性層状ケイ酸ナトリウムと、(b)ポリマー バインダー、好適には非イオン性界面活性剤との組み合わせ(重量比=少なくと
も1:1)とを含むビルダー凝集体を開示する。好適なポリマーは、ポリエチレン
グリコールで、その平均分子量は、1,000〜20,000、特に3,000〜10,000である。
室温で固体のポリマーは、処理前に溶融される。好適な非イオン性界面活性剤は
、C9〜C16アルコールの4〜8EO付加物である。原則として、この方法は、水の不 存在下に実施することができる。しかしながら、この場合、混合物の「顆粒化特
性」を保証するには、室温で液体の非イオン性界面活性剤が多量に必要であるこ
とは、明白である。すなわち、この特許文献によれば、無水の条件下にゼオライ
トAの結合水のみを含む条件下で実施している、唯一の実施例VIIIでは、コンパ ウンドを基準に、17重量%もの非イオン性界面活性剤を含有している。凝集体は
、特別なエネルギーの入力による強力ミキサーによって製造され、その平均粒径
は、200〜800μmである。しかしながら、当該凝集体の嵩密度および溶解速度に ついての詳細は、何ら記載されていない。
【0010】 WO-A-97/02339は、ダストを含まない耐摩耗性洗剤を開示し、この洗剤は、圧 縮コアーに微粒子固体を被覆してなる。微粒子固体は、非水性バインダーを用い
てコアーに結合している。コアーは、代表的な洗剤成分の混合物を含有し、その
組成の強度に応じ、それ自体を洗剤として使用することができる。
【0011】 WO-A-97/10326(P&G)は、中間体として得られる凝集体を開示する。この凝集
体は、30〜95重量%の界面活性剤と、0.1〜50重量%の非水性バインダーと、残 部水とを含む界面活性剤ペーストを、固体と一緒に、高速ミキサーによって連続
的に混合し、得られた混合物を中速ミキサー/圧縮機によって顆粒化/圧縮化し
、次いで乾燥することによって製造される。嵩密度は、650を越える値に達する 。最終の顆粒は、数種の異なる洗剤成分を含んでなることができる。ペーストに
よって導入される界面活性剤の含量は、最大で55重量%である一方、導入される
固体は、実施例によれば、35重量%以下の用量である。
【0012】 DE 196 38 599は、600 g/lを越える嵩密度を有する、粒状洗剤、コンパウンド
またはその処理原料の無水の製造法を開示する。これらの物質は、遊離の水(結
合していない水)を含んでいる水溶液形態で存在する成分を処理して得られるよ
うな洗剤に比し、溶解速度が改善されている。接着剤機能を示す潤滑剤は、45℃
未満の温度/圧力約1 barで固体形態であって処理条件下では溶融体に変化する ような、少なくとも1つの成分を含み、この溶融体は、洗剤の水性液中への再溶
解の際に崩壊剤として作用する多機能水溶性バインダーとして有用である。この
ドイツ特許出願および対応する国際特許出願並びにこれら出願中の引用先行文献
についての開示をもって、本明細書の記載とする。処理原料は、比較的微粒子の
原料であって、これは、記載の方法によってより粗い粒子に変換される。一般に
、ダスト状部分を含む非常に微細な粒子原料も、原料として処理することができ
る。残念ながら、上記特許文献には、粒径分布の詳細は、何ら開示されないない
【0013】 WO-A-92/02608は、水の不存在下に押出成形した漂白活性剤顆粒を開示する。
その無水のバインダー相として、アニオン性界面活性剤と非イオン性界面活性剤
との混合物を用いている。好適な非イオン性界面活性剤は、エトキシル化C12〜C 18 脂肪アルコール(エトキシル化度10まで)であり、これを洗剤中に使用してい
る。特に好適な非イオン性界面活性剤は、室温または30℃までの温度で液体の3 〜5EOまたは7EOの非イオン性界面活性剤である。しかしながら、45℃未満で固体
のバインダーについては、何ら開示がない。
【0014】 本発明が解決しようとする課題は、水性液中で急速に崩壊するだけでなく、水
性液中に急速に溶解するような、粗粒子洗剤に適した比較的粗粒子形態の原料を
提供することである。本発明が解決しようとする別の課題は、このような原料を
含む比較的粗粒子形態の洗剤を提供することである。
【0015】 (発明の開示) したがって、本発明の第1の要旨によれば、本発明は、少なくとも1つの非水
性バインダーを含む洗剤分野で使用される原料コンパウンドであって、 原料コンパウンドは、少なくとも600 g/lの嵩密度を有し、また、室温/圧力 約1 barで固体の形態で存在しかつ45℃以上の融点または軟化点を有する、少な くとも50重量%の各原料成分または原料群と、少なくとも1つの非水性バインダ
ーとを含み、 この非水性バインダーは、アニオン性界面活性剤ではなく、45℃未満の温度/
圧力約1 barで固体形態であって処理条件下では溶融体に変化するような物質( または室温/圧力約1 barで非水性溶液中に膨潤性のポリマー)であり、 この溶融体(または膨潤性ポリマーの非水性溶液)は、洗剤製造の際に潤滑剤
およびバインダーとして作用し、かつこれとは対照的に洗剤の水性液中への再溶
解の際に崩壊剤として作用する多機能水溶性バインダーとして有用であること、
および 原料コンパウンドは、遊離の水を含まず、原料自体よりも良好な溶解特性を示
す ことを特徴とするコンパウンドを提供する。
【0016】 一般に融点は、物質の液相と固相が、圧力約1 bar(より正確には圧力1.013 b
ar)において熱力学的平衡状態であるような温度である。したがって、この融点
において、物質は、規則的な固体状態から非規則的な液体状態(溶融)に変化す
る。無定形物質、ポリマー、混合物、100%純粋ではない物質などのように、多 くの物質の場合、広範な融点範囲が測定される。一般に軟化点は、以上のような
物質が崩れ、部分的に溶融体を形成するような温度である。軟化点は、物質全体
が完全に液体状態に達する温度よりも、著しく低い温度となりうる。
【0017】 本明細書に用いられる「処理条件下に存在する溶融体」なる用語は、軟化点また
は軟化点を越える温度で存在するような部分的溶融体を意味する。本発明に関し
、バインダーまたはバインダー混合物は、45℃未満の温度で規則的な固体形態で
存在するが、処理条件下では少なくとも軟化するか、または部分的溶融体として
存在することが、非常に重要である。バインダーまたはバインダー混合物は、そ
の全体が完全な溶融体として存在する必要はないが、この態様が有利な態様であ
る。
【0018】 コンパウンドは、一般に少なくとも2つの成分からなる顆粒、凝集体または「
組み合わされた」集合体であると、理解される。本明細書おいて、通常存在する
、これら2つの成分は、原料自体(各原料成分)または原料群と、非水性バイン
ダーとである。
【0019】 本発明のコンパウンドは、少なくとも50重量%、好適には少なくとも65重量%
、より好適には少なくとも70重量%の、同じ原料群に属する1つまたは数個の原
料を含む。好適には、原料群には、アニオン性界面活性剤、特にスルホン酸塩型
界面活性剤および/または硫酸エステル型界面活性剤、ペルオキシ漂白剤、好適
には無機ペルオキシ漂白剤および漂白活性剤、好適には有機漂白活性剤が包含さ
れる。したがって、本発明のコンパウンドは、例えばアルキル硫酸塩およびアル
キルベンゼンスルホン酸塩を前記した最少用量で含むことができる。一群の原料
群に属する数種の原料の組み合わせとして、所定量の過ホウ酸塩一水和物および
過ホウ酸塩四水和物または過ホウ酸塩および過炭酸塩をコンパウンド中に含むこ
とができる。本明細書では、前記した原料の最少用量は、特に断らない限り、原
料の無水活性物質を基準とする。特に有利な原料コンパウンドは、少なくとも80
重量%の各原料成分または原料群を含有する。
【0020】 好適なスルホン酸塩型のアニオン性界面活性剤は、好適にはC9〜C13アルキル ベンゼンスルホン酸塩、オレフィンスルホン酸塩(即ち、アルケンスルホン酸塩
とヒドロキシアルカンスルホン酸塩との混合物)、および二スルホン酸塩であり
、これは、例えば、二重結合を内部と末端に有するC12〜C18モノオレフィンを用
い、これを三酸化硫黄ガスでスルホン化し、次いで得られたスルホン化生成物を
アルカリまたは酸加水分解して得ることができる。他の好適なスルホン酸塩型界
面活性剤は、C12〜C18アルカンを用い、これを、例えばスルホ塩素化またはスル
ホン化し、次いで加水分解または中和して得られるアルカンスルホン酸塩である
。また、α-スルホ脂肪酸のエステル(エステルスルホネート)、例えば水添ヤ シ油、パーム核油または獣脂脂肪酸のα-スルホン化メチルエステルも、好適で ある。
【0021】 好適なアルキル(アルケニル)硫酸塩は、脂肪アルコールの硫酸セミエステル
についてのアルカリ金属塩、特にナトリウム塩であり、脂肪アルコールとして、
C12〜C18脂肪アルコール、例えば、ヤシ油脂肪アルコール、獣脂脂肪アルコール
、ラウリル、ミリスチル、セチルまたはステアリルアルコールなどが例示され、
またC10〜C20オキソアルコールおよび同じ鎖長の二級アルコールが例示される。
他の好適なアルキル(アルケニル)硫酸塩は、前記した鎖長を有しかつ石油化学
製品系の合成直鎖アルキル鎖を含み油脂化学原料系の対応する化合物と同様な崩
壊挙動を示すようなものである。C12〜C16アルキル硫酸塩、C12〜C15アルキル硫
酸塩およびC14〜C15アルキル硫酸塩が、洗濯処理性能の観点から特に好適である
。他の好適なアニオン性界面活性剤は、2,3-アルキル硫酸塩で、これは、例えば
US 3,234,258またはUS 5,075,041記載の方法によって製造でき、登録商標DAN(S
hell Oil Company)として市販されている。
【0022】 過酸化水素(H2O2)を水中で生成するような漂白剤化合物のうち、過ホウ酸ナ
トリウム四水和物および過ホウ酸ナトリウム一水和物が、特に重要である。他の
有用な漂白剤は、例えば過炭酸ナトリウム、ペルオキシピロリン酸塩、クエン酸
塩過水和物および過酸化水素生成型過酸塩または過酸、例えば過安息香酸塩、ペ
ルオクソフタル酸塩、二過アゼライン酸、フタロイミノ過酸または二過ドデカン
二酸である。特に好適には、無機ペルオキシ漂白剤、特に前記したような過ホウ
酸塩および過炭酸塩である。
【0023】 好適な有機漂白活性剤は、特に過酸化水素と共に、有機過酸を形成するような
N-アシルまたはO-アシル化合物である。好適な有機漂白活性剤として、ポリアシ
ル化アルキレンジアミン、例えばN,N'-テトラアシル化ジアミン、アシル化グリ コールウリル、特にテトラアセチルグリコールウリル、N-アシルヒダトイン、ヒ
ドラジド、トリアゾール、ウラゾール、ジケトピペラジン、スルフリルアミド、
シアヌレート、カルボン酸エステル、例えばp-(アルカノイルオキシ)ベンゼン
スルホネート、特にイソノナノイルオキシベンゼンスルホネート、p-(アルケノ
イルオキシ)ベンゼンスルホネートなど、カプロラクタム誘導体、カルボン酸無
水物、特に無水フタル酸、ポリオールのエステル、例えば五酢酸グルコースなど
である。他の既知の漂白活性剤として、ソルビトールとマンニトールとのアセチ
ル化混合物、例えばEP-A-0 525 239記載の物質およびアセチル化ペンタエリトリ
トールが例示される。特に好適な漂白活性剤は、N,N,N',N'-テトラアセチルエチ
レンジアミン(TAED)、1, 5-ジアセチル-2,4-ジオキソヘキサヒドロ-1, 3, 5- トリアジン(DADHT)およびアセチル化ソルビトール-マンニトール混合物(SORM
AN)である。
【0024】 本発明によれば、漂白活性剤は、常法によって、膜形成物質で被覆処理するか
、または顆粒化または押出成形/ペレット化することができ、その後、所望によ
り本発明に従い、コンパウンド化し、粒径を、助剤、特にメチルセルロースおよ
び/またはカルボキシメチルセルロースの使用によって増大することができ、ま
た所望により、付加的な添加剤、例えば染料を含むことができる。しかしながら
、このような原料の少なくとも90重量%は、漂白活性剤から構成すべきである。
また、洗濯条件下に過酢酸を形成するような漂白活性剤も、好適に使用すること
ができる。
【0025】 本発明の原料コンパウンドは、少なくとも600 g/lの嵩密度を有するような現 代の洗剤中に使用されるため、原料コンパウンドの嵩密度は、少なくとも600 g/
l、好適には少なくとも700 g/l、より好適には750 g/lである。800 g/lまたはそ
れ以上の嵩密度も、原料コンパウンドの溶解挙動に悪影響を与えない限り、可能
である。
【0026】 本発明の好適な一具体例によれば、非水性バインダーとして、最大130℃まで の温度、好適には最大100℃までの温度、より好適には最大90℃までの温度で完 全に溶融体として存在するような物質を使用する。したがって、特定の方法およ
び処理条件に従い、非水性バインダーを選択すべきか、またはある種のバインダ
ーの使用を所望の場合、このバインダーに適した処理条件、特に処理温度を選択
すべきである。
【0027】 単独の形態または他のバインダーとの混合物の形態で使用しうる、好適なバイ
ンダーとして、ポリエチレングリコール、1,2-ポリプロピレングリコールおよび
変性ポリエチレングリコールおよびポリプロピレングリコールが例示される。変
性ポリアルキレングリコールとして、特に相対分子量600〜12,000、特に1,000〜
4,000のプロピレングリコールまたはポリプロピレングリコールのスルフェート および/またはジスルフェートが例示される。別の群のバインダーとして、相対
分子量600〜6,000、好適には1,000〜4,000のポリアルキレングリコールのモノお
よび/またはジスクシネートが例示される。変性ポリアルキレングリコールエー
テルの詳細は、WO-A-93/02176の開示に見られる。本発明によれば、ポリエチレ
ングリコールには、出発分子としてC3〜C5グリコールおよびグリセロールおよび
それらの混合物を用いて製造されるポリマーが包含される。加えて、ポリエチレ
ングリコールには、エトキシル化誘導体、例えば5〜30EO含有トリメチロールプ ロパンが包含される。
【0028】 好適に使用されるポリエチレングリコールは、直鎖または分岐鎖構造を有し、
直鎖ポリエチレングリコールが特に好適である。
【0029】 特に好適なポリエチレングリコールとして、相対分子量2,000〜12,000、有利 には約4, 000のものが例示される。相対分子量約3,500未満のポリエチレングリ コールおよび相対分子量5,000を越えるポリエチレングリコールは、相対分子量 約4, 000のポリエチレングリコールと組み合わせて使用することができる。この
ような組み合わせ混合物は、有利には、50重量%を越える量(ポリエチレングリ
コールの全量を基準)で、相対分子量3,500〜5,000のポリエチレングリコールを
含む。しかしながら、基本的に室温/圧力約1 barで液体形態のポリエチレング リコール、特に、相対分子量200、400および600のポリエチレングリコールも、 バインダーとして使用することができる。しかしながら、このような基本的に液
体形態のポリエチレングリコールは、少なくとも1つの他のバインダーとの混合
物の形態でのみ使用すべきで、この混合物も、同様に、本発明の要件、すなわち
、少なくとも45℃を越える融点または軟化点を有することを充足すべきである。
【0030】 また変性ポリエチレングリコールとして、1またはそれ以上の側鎖において末 端基キャップ付のポリエチレングリコールが例示され、この末端基は、好適には
直鎖または分岐鎖であってよいC1〜C12アルキル鎖である。特に、末端基は、C1 〜C6、特にC1〜C4アルキル鎖であり、イソプロピルおよびイソブチルまたはt-ブ
チルが、他の可能な例示である。
【0031】 1つの側鎖において末端基キャップ付のポリエチレングリコールは、式:Cx
EO)y(PO)z〔Cxは C1 20 アルキル鎖、y は、50 〜 500の数値、z は、0 〜
20の数値〕で示される。z = 0であるポリエチレングリコール誘導体は、前記し
た化合物と重複する。 しかしながら、 EO-PO ポリマー (x = 0)も、バインダーとして使用するこ
とができる。
【0032】 他の好適なバインダーは、最大30,000までの相対分子量を有する低分子量ポリ
ビニルピロリドンおよびその誘導体である。相対分子量3,000〜30,000、例えば 約10,000のものが好適である。ポリビニルピロリドンは、好適には単独のバイン
ダーとしては使用せずに、他のバインダー、特にポリエチレングリコールと組み
合わせて使用する。
【0033】 他の好適なバインダーは、基本的に洗剤特性を示すような原料、例えば少なく
とも45℃の融点を有するような非イオン性界面活性剤または非イオン性界面活性
剤と他のバインダーとの混合物である。
【0034】 好適な非イオン性界面活性剤は、アルコキシル化脂肪アルコールまたはオキソ
アルコール、特に炭素数8〜18のアルコールである。特に、アルコール1 mol当た
り平均18〜100 molのAO、特に酸化エチレン(EO)のアルコキシル化度、特にエ トキシル化度が、特に有利であることが判明した。本発明によれば、平均18〜35
EO、好適には平均20〜25EOの脂肪アルコールが、特に有利なバインダー特性を示
す。バインダー混合物は、アルコール1 mol当たり、平均して数モルのEO単位を 有するエトキシル化アルコール、例えば14EOの獣脂アルコールを含むことができ
る。しかしながら、このような比較的低いエトキシル化度のアルコールは、比較
的高いエトキシル化度のアルコールとの混合物の形態でのみ好適に使用される。
バインダーは、有利には、50重量%未満、特に40重量%未満(バインダーの全使
用量を基準)の比較的低いエトキシル化度のアルコールを含むことができる。特
に、洗剤中に代表的に使用される非イオン性界面活性剤、例えばC12〜C18アルコ
ール(平均3〜7のEO、通常室温で液体)が、好適には、バインダー混合物中に、
このような非イオン性界面活性剤が原料コンパウンド中に0〜10重量%、特に0〜
5重量%の用量で存在するような量でもに存在する。しかしながら、前記したよ うに、バインダー混合物中に、室温で液体の非イオン性界面活性剤を使用するこ
とは、決して好適ではない。したがって、特に有利な具体例によれば、この種の
非イオン性界面活性剤は、バインダーの一部を形成しない。なぜなら、この種の
非イオン性界面活性剤は、混合物の軟化点を低下させるだけでなく、目的生成物
を粘着性にさせ、水との接触によってゲル化する傾向を示し、しばしば、目的生
成物中のバインダー/隔壁が急速に溶解すべき要件を充分には充足しないからで
ある。加えて、バインダー混合物は、好適には、洗剤またはその前駆体中に通常
存在するアニオン性界面活性剤、即ちアニオン性界面活性剤の酸を含んでない。
なぜなら、これは、通常充分な結合作用を示さないからである。しかしながら、
アニオン性界面活性剤は、原料コンパウンド自体の一部を構成することができる
。これとは対照的に、C12〜C18脂肪アルコール、C16〜C18脂肪アルコールまたは
C18脂肪アルコール単独(50を越えるEO、好適には約80のEO)は、単独の形態ま たは他のバインダーとの組み合わせの形態で使用するのに、非常に適したバイン
ダーであることが、判明した。
【0035】 バインダーとして適した他の非イオン性界面活性剤は、ゲル化の傾向を示さな
いような、脂肪酸メチルエステルエトキシレート、特に平均10〜25EOの脂肪酸メ
チルエステルエトキシレート(以下に詳述)である。この種の物質に関し、特に
好適な例示は、主としてC16〜C18脂肪酸をベースとするメチルエステル、例えば
水添牛脂メチルエステル(平均12EOまたは20EO)である。 本発明のバインダーとして使用しうる別の群の物質は、エトキシル化脂肪酸(
2〜100EO)であり、その脂肪酸は直鎖または分岐鎖のいずれであってもよい。な
お、狭い同族分布および/または50℃を越える融点を有するエトキシレート(NR
E)が特に好適である。このような脂肪酸エトキシレートは、単独の形態または 他のバインダーとの組み合わせの形態として使用できる一方、非エトキシル化ナ
トリウムおよびカリウムセッケンは、やや好適ではなく、他のバインダーとの組
み合わせの形態としてのみ、使用することができる。
【0036】 しかしながらまた、バインダーとして、不飽和脂肪酸エステルのエポキシドの
開環によって得られうるヒドロキシ混合エーテル(EP-A-0 754 667、BASF)も、
特にポリエチレングリコール、前記脂肪酸メチルエステルエトキシレートまたは
脂肪酸エトキシレートとの組み合わせの形態で使用される。
【0037】 本発明の好適な一具体例によれば、バインダーとして、C12〜C18ヤシ油アルコ
ールまたは獣脂アルコール(平均20EO)とポリエチレングリコール(相対分子量
400〜4,000)との混合物を使用する。
【0038】 本発明の別の好適な一具体例によれば、バインダーとして、C16〜C18脂肪酸ベ
ースメチルエステル(平均10〜25EO)、特に水添獣脂メチルエステル(平均12〜
20EO)と、C12〜C18ヤシ油アルコールまたは獣脂アルコール(平均20EO)および
/またはポリエチレングリコール(相対分子量400〜4,000)との混合物を使用す
る。
【0039】 次のようなバインダー物質を用いることが、本発明の特に有利な具体例である
ことが判明した:ポリエチレングリコール(相対分子量約4,000)単独をベース とするバインダー、 C12〜C18ヤシ油アルコールまたは獣脂アルコール(平均20EO)と、前記した脂肪
酸メチルエステルエトキシレートの1つとの混合物をベースとするバインダー、
C12〜C18ココ脂肪アルコールまたは獣脂アルコール(平均20EO)と、前記した脂
肪酸メチルエステルエトキシレートの1つと、ポリエチレングリコール、特に相
対分子量約4,000のポリエチレングリコールとの混合物をベースとするバインダ ー。 特に好適なバインダーは、相対分子量約4,000のポリエチレングリコールと、前 記脂肪酸メチルエステルエトキシレートまたはC16〜C18脂肪アルコール(20EO)
とを、1:1またはそれ以上の重量比で含む混合物である。
【0040】 なお、他の原料、例えばトリメチロールプロピレンなど(市販品、BASF、ドイ
ツ)も、バインダー混合物の形態、特にポリエチレングリコールとの混合物の形
態で使用できるが、単独の形態では使用できない。なぜなら、このような物質は
、バインダー/接着剤機能を奏するが、崩壊剤機能を奏しないからである。
【0041】 加えて付加的なバインダーとして、式:RO(G)xで示されるアルキルグリコシ
ドを、単独の形態または他のバインダーとの組み合わせの形態で使用することが
できる。式中、Rは、一級、直鎖またはメチル分岐鎖(特に、2-メチル分岐鎖) のC8〜C22(好適にはC12〜C18)脂肪族基であり、Gは、炭素数5または6のグリコ
ース単位(好適にはグルコース単位)である。オリゴマー化度xは、モノグリコ シドおよびオリゴグリコシドの分布を示し、1〜10、好適には1.2〜1.4の数値で ある。特に、80℃を越える軟化点および140℃を越える融点を有するようなアル キルグリコシドが、好適である。また、少なくとも70重量%のアルキルグルコシ
ド、好適には少なくとも80重量%のアルキルグリコシドを含むような、高濃度コ
ンパウンドも好適である。このような高濃度コンパウンドを用い、軟化点を越え
る温度かつ融点未満の温度で、強力な剪断力によって、溶融凝集化工程、特に溶
融押出成形工程を実施することができる。アルキルグリコシドは、単独の形態で
バインダーとして使用できるが、好適にはアルキルグリコシドと他のバインダー
との混合物の形態で使用する。特に好適な混合物は、ポリエチレングリコールと
アルキルグリコシドとを、有利には重量比25:1〜1:5、より好適には10:1〜2 :1で含有する混合物である。
【0042】 他の好適なバインダー、特にポリエチレングリコールおよび/またはアルキル
グリコシドと混合物形態でのバインダーは、以下の式(I)で示されるポリヒド ロキシ脂肪酸アミドである。
【化1】 上記式中、R2COは、炭素数6〜22の脂肪族アシル基、R1は、水素、炭素数1〜4の アルキル基またはヒドロキシアルキル基、[Z]は炭素数3〜10/ヒドロキシル基
数3〜10の直鎖または分岐鎖ポリヒドロキシアルキル基である。ポリヒドロキシ 脂肪酸アミドは、好適には炭素数5または6の還元糖、特にグルコースから得られ
る。 一群のポリヒドロキシ脂肪酸アミドとして、以下の式(II)で示される化合物
が例示される。
【化2】 上記式中、R3は、炭素数7〜12の直鎖または分岐鎖アルキルまたはアルケニル基 、R4は、炭素数2〜8の直鎖、分岐鎖もしくは環式のアルキル基またはアリール基
、R5は、炭素数1〜8の直鎖、分岐鎖もしくは環式のアルキル基またはアリール基
またはヒドロキシアルキル基、好適にはC1〜C4アルキル基またはフェニル基、[
Z]は、アルキル鎖に少なくとも2個のヒドロキシル基が置換した直鎖ポリヒドロ
キシアルキル基、またはそのアルコキシル化(好適にはエトキシル化またはプロ
ポキシル化)誘導体である。この場合も同様に、[Z]は、好適には還元糖(例 えばグルコース、フルクトース、マルトース、ラクトース、ガラクトース、マン
ノースまたはキシロース)の還元的アミノ化によって得ることができる。次いで
、N-アルコキシまたはN-アリールオキシ置換化合物を、例えばWO-A-95/07331に
従い触媒としてのアルコキシドの存在下に脂肪酸メチルエステルと反応させて、
所望のポリヒドロキシ脂肪酸アミドに変換することができる。特に好適なグルカ
ミドは、95〜105℃ほどに低い温度で溶融するものである。しかしながら、アル キルグリコシドの場合と同様に、処理温度は、通常、軟化温度を越える温度であ
るが融点よりも低い温度で、本発明の方法を実施するのに充分である。
【0043】 本発明の前記溶融体に代えてバインダーとして使用しうる、無水条件下で膨潤
性のポリマーは、非水性液体中でゲル様状態に変換しうる物質である。このポリ
マーの存在下、非水性液体単独に比し、少なくとも20倍、特に300〜5,000倍高い
室温粘度を有するポリマーと非水性液体との系が特に好適である。バインダーの
粘度、すなわち、非水性液体とポリマーとの組み合わせの粘度(室温)は、好適
には200〜10,000 mPa、特に400〜6,000 mPaである(ブルックフィールド回転式 粘度計(Brookfield DV2、スピンドル2、20 r.p.m.)で測定)。バインダーの比
較的高い温度(例えば60℃)での粘度は、その室温での粘度とはごくわずかしか
異なっておらず、例えば、その60℃での粘度は、250〜2,500 mPaである。好適な
非水性液体は、室温で液体の一価、二価および三価アルコール(1 barでの沸点 =80℃を越える温度、特に120℃を越える温度)、例えば、n-プロパノール、iso
-プロパノール、n-ブタノール、sec-ブタノール、iso-ブタノール、エチレング リコール、1,2-または1,3-プロピレングリコール、グリセリン、ジ-またはトリ エチレンまたはプロピレングリコールまたはそれらの混合物、特に、グリセロー
ルおよび/またはエチレングリコール、および前記非イオン性界面活性剤のうち
室温で液体の物質である。このような非イオン性界面活性剤は、水との接触によ
ってゲル化する傾向を示すことが知られているが、本発明に従い使用されるバイ
ンダー中のポリマー用の非水性溶媒として使用すれば、最終生成物は、粘着性を
示さない。水を含まない液体中で膨潤系を形成しうる、好適なポリマーは、ポリ
ビニルピロリドン、ポリアクリル酸、アクリル酸/マレイン酸コポリマー、ポリ
ビニルアルコール、キサンタン、部分的加水分解デンプン、アルギネート、アミ
ロペクチン、メチルエーテル-、ヒドロキシエチルエーテル-、ヒドロキシプロピ
ルエーテル-および/またはヒドロキシブチルエーテル-基を有するデンプンまた
はセルロース、リン酸化デンプン、例えばデンプンジホスフェート、および無機
ポリマー、例えば層状シリケート、およびそれらの混合物が例示される。ポリビ
ニルピロリドンのうち、相対分子量が最大で30,000までのものが好適である。相
対分子量3,000〜30,000、例えば約10,000のものが特に好適である。他の好適な ポリマーは、ヒドロキシプロピルデンプンおよびデンプンジホスフェートである
。非水性液体中のポリマー濃度は、約5〜20重量%、特に約6〜12重量%である。
【0044】 本発明の特に好適な一具体例によれば、以上のような膨潤性ポリマーをバイン
ダーとして含む。
【0045】 原料コンパウンド中のバインダー含有量は、好適には、少なくとも2重量%で2
0重量%未満、より好適には15重量%未満、特に好適には3〜15重量%である。簡
略化のため、バインダー類のことを、単に、バインダーと呼ぶ。ただし、基本的
には、いくつかの異なるバインダーおよびバインダーの混合物を常に使用できる
ことは、明白である。
【0046】 所望により、原料コンパウンドは、30℃未満の温度/圧力約1 barで固体の他 の成分を少量含むことができる。これに関し特に好適には、好適な原料および原
料群に属するような、前記した種類の成分を付加的な成分として選択することが
できる。例えば、60重量%を越える量のTAEDを含む漂白活性剤顆粒は、さらに、
アニオン性界面活性剤、例えばアルキル硫酸塩および/またはアルキルベンゼン
スルホン酸塩を含むことができる。本発明によれば、コンパウンド中、ただ1つ
の高濃度原料を有することが有利のようであるため、第2の固体原料は、好適に
は最大で30重量%までの用量でコンパウンド中に存在させる。しかしながら、第
1原料および所望による第2原料の他に、洗剤中に常用されるタイプの界面活性
剤コンパウンドまたは噴霧乾燥粉末のような、プレホームコンパウンドを実際の
原料に加えて、使用することができる。しかしながら、本発明のコンパウンド中
、プレホームコンパウンドの割合は、好適には25重量%未満、より好適には20重
量%未満の用量である。加えて、他の成分、例えば微粒子アルミノケイ酸塩、例
えばゼオライトA、Xおよび/またはP、無定形または結晶性ケイ酸塩、炭酸塩お よび所望により硫酸塩も、本発明のコンパウンドを基準に、一般に5重量%以下 の少量で存在させることができる。微粒子形態のアルミノケイ酸塩は、とくに、
本発明の原料コンパウンドを「粉末化」するのに使用することができる。
【0047】 本発明の原料コンパウンドは、前記したような本発明のバインダーとして使用
される非イオン性界面活性剤または膨潤性ポリマー(最大用量約10重量%)を除
き、30℃未満の温度/圧力約1 barで液体の成分を、何ら含んでいない。
【0048】 本発明の重要な特徴によれば、本発明の原料コンパウンドは、いずれの遊離の
水をも含んでない。すなわち、本発明のコンパウンドは、ある種の化学的形態ま
たは物理的形態で固体に結合していないような、遊離の水を含んでない。これは
、原料コンパウンドの実質的に無水の製造条件(使用される固体原料中にいわゆ
る不純物として存在するような量でしか水を含んでない製造条件)によって達成
される(以下に詳述)。
【0049】 本発明の好適な一具体例によれば、原料コンパウンドは、55〜85重量%の漂白
活性剤、0〜25重量%、好適には5〜22重量%のアニオン性界面活性剤、例えばア
ルキルベンゼンスルホン酸塩および/またはアルキル硫酸塩(所望によりプレホ
ームコンパウンドの形態)、5〜12重量%の非水性バインダー、好適にはポリエ チレングリコール(3,500を越える相対分子量、特に約4,000の相対分子量)また
は膨潤性ポリマーを含む。
【0050】 本発明の別の好適な一具体例によれば、原料コンパウンドは、さらに、1〜7.5
重量%、好適には2〜6重量%の非イオン性界面活性剤(35℃未満の温度/圧力約
1 barで液体)、例えばC12〜C18脂肪アルコール(3〜7EO)を含む。
【0051】 本発明の別の好適な一具体例によれば、原料コンパウンドは、さらに、0.5〜5
重量%の微粒子、特に水不溶性成分、例えば前記したようなアルミノケイ酸塩を
含む。このような成分は、一般に粉末化剤として有用であり、その後、本発明の
原料コンパウンドに適用することができる。
【0052】 本発明の別の好適な一具体例によれば、原料コンパウンドは、60〜85重量%の
1またはそれ以上の無機ビルダー、3〜10重量%の本発明のバインダー、および20
重量%までのアニオン性および/または非イオン性界面活性剤を含む。特に好適
なビルダーコンパウンドは、50〜65重量%のゼオライトA、X、Yおよび/またはP
と、15〜30重量%の無定形ケイ酸アルカリ金属塩を含む。
【0053】 本発明の原料コンパウンドは、著しく良好な溶解特性を示す。溶解特性は、残
留物挙動の測定(Rテスト)によって調べた。この試験によれば、被験洗剤8 gを
2リットルのガラスビーカー中に撹拌しながら拡散させた(800 r.p.m.、実験用 撹拌機/プロペラ撹拌機は、ガラスビーカーの底部から1.5 cm上方で、ガラスビ
ーカーの中央)。撹拌は、30℃で1.5分間行った。試験は、硬度16°dの水を用い
て行った。次いで、洗濯液をフルイ(80μm)上に注いで、ろ過した。次いで、 ごく少量の冷水を用い、フルイ上で、ガラスビーカーを洗浄した。測定は、2回 行った。このフルイを恒量に、乾燥キャビネットによって40±2℃で乾燥し、洗 剤残留物を秤量した。残留物割合は、2つの各測定値を平均してパーセントで示
した。2つの測定値が相互に20%以上異なっている場合、通常、さらに試験を行
うものであるが、この追加の試験は、本発明には不要であった。この試験によれ
ば、例えば結晶性テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)は、その残留値が約
60%である一方、顆粒TAED(約95重量%のTAED+3.5重量%のカルボキシメチル セルロース+1.5重量%の水)は、その残留値が約54%であった。押出成形TAED (例えばRettenmaier companyから市販)は、その残留物が、約30%であり、こ の数値は、洗剤中に使用するのに必要な値をかなり上回る。残留物挙動は、TAED
を粒径分布100μm未満に粉砕することで、約22%に改善できるが、本発明の好適
な原料コンパウンドは、Rテストで20%をはるかに下回る残留値が得られるよう なものである。最大で15%の残留値を有するようなコンパウンドが、特に好適で
あり、バランスのとれた特性を得るには、12%またはそれ以下の値が特に有利で
ある。10%未満の残留値は、使用原料の粉砕後、粒径500μm未満、例えば200μm
未満、場合により100μm未満にコンパウンド化した場合に、通常達成することが
できる。
【0054】 本発明の別の好適な一具体例によれば、コンパウンドは、使用原料の粒径分布
に比し、著しくより粗い値の粒径分布に移行した粒径分布を有する。本発明の好
適な一具体例によれば、原料コンパウンドのd90値(原料コンパウンド中、少な くとも90重量%物質の粒径)は、少なくとも50重量%の量で使用される原料のd9
0値よりも、少なくとも200μm大きい。これは、次のようなことを意味する。す なわち、少なくとも400μmのd90値の原料を用いた場合、得られる原料コンパウ ンドのd90値は、少なくとも600μmである。また最大で1 mmのd90値の原料を用い
た場合、得られる原料コンパウンドのd90値は、少なくとも1.2 mmである。しか しながら一般に、原料のd90値が150μm未満である場合でも、原料コンパウンド のd90値は、好適には400μm以上である。なぜなら、本発明によれば、原料コン パウンドは、ダストを含んでいないものと想定されるからである。
【0055】 同時またはその後の成形法によって原料コンパウンド中の各成分を結合する方
法は、標準的な方法で実施することができる。この標準的な方法として、例えば
ロール圧縮または押出成形、打錠、所望により代表的な崩壊剤の存在下での打錠
、ペレット化などが例示される。プレホームコンパウンドとして、噴霧乾燥顆粒
をプレミックス中に使用できるが、本発明は、この態様に制限されない。これと
対照的に、噴霧乾燥顆粒は、好適には本発明の方法に使用しない。なぜなら、本
発明によれば、予め噴霧乾燥処理のようなプレコンパウンド化を用いることなく
、ダスト状粒子を含むような非常に微細な粒子原料を容易に処理できるからであ
る。 本発明によれば、実際の顆粒化、圧縮化、打錠、ペレット化または押出成形処
理は、少なくとも圧縮化工程では、少なくともバインダーの軟化点に相当する温
度(バインダーの融点に相当する温度が存在しない場合)で実施する。本発明の
好適な一具体例によれば、処理温度は、融点よりも実質的に高い温度またはバイ
ンダーが溶融体として存在する温度よりも高い温度である。しかしながら、本発
明の特に好適な一具体例によれば、圧縮工程の処理温度は、バインダーの溶融温
度または溶融温度範囲の上限温度よりも最大で20℃高い温度である。技術的に、
より高い温度も適用することができるが、バインダーの溶融温度または軟化温度
に対する温度差は、一般に20℃で充分であり、これよりも高い温度は、付加的な
利点が得られないことが判明した。したがって、特に好適には、とりわけエネル
ギーの観点から、バインダーの融点または好適には溶融範囲の上限温度よりも高
い温度であるが、これら融点または上限温度にできるだけ接近した温度で、圧縮
処理を実施する。このように温度を制御することによって、次のような付加的な
利点が得られる。すなわち、温度感受性の原料、例えばペルオキシ漂白剤、例え
ば過ホウ酸塩および/または過炭酸塩、および酵素を、それらの活性物質を著し
く損失せずに、積極的に処理することができる。バインダーの温度を、特に重要
な圧縮工程(即ち、プレミックスの混合/均一化工程と成形工程との間の工程)
において制御できることによって、本発明の方法を、エネルギー消費の観点から
非常に良好でかつプレミックス中の熱感受性成分に損傷を与えることなく、実施
することができる。なぜなら、プレミックスは、比較的高い温度に、ごく短時間
しか暴露されないからである。このような温度への暴露期間は、好適には10秒〜
最大で5分間、特に最大で3分間である。 本発明によれば、実質的に水不存在の条件下に本発明の方法を実施することに
よって、ペルオキシ漂白剤をいずれの活性損失を被ることなく処理できるだけで
なく、ペルオキシ漂白剤と漂白剤活性化剤とを著しい活性損失を被ることなく、
処理することができる。 本発明の好適な一具体例によれば、本発明の方法は、押出成形法(EP-B-0 486
592 B1またはWO-A-93/02176およびWO-A-09111)によって実施することができ る。この押出成形法によれば、固体のプレミックスを加圧下に押出成形して、ス
トランドを形成し、多孔押出成形ダイから吐出させた後に、ストランドを所定寸
法の顆粒に、切断装置によって切断する。固体で均一なプレミックスは、一般に
その押出成形が可能となるように、圧力適用下または特別なエネルギーの作用下
にプレミックスを軟化させうる可塑剤および/または潤滑剤を含有する。好適な
可塑剤および/または潤滑剤は、前記した非イオン性界面活性剤を除く、界面活
性剤および/またはポリマーであり、これらは、本発明によれば、プレミックス
中に固体の形態で導入しうるもので、液体形態、特に水性液体の形態ではない。
【0056】 実際の押出成形法の詳細は、前記特許文献に見られ、この開示をもって本明細
書の記載とする。本発明の好適な一具体例によれば、プレミックスは、遊星形ロ
ール押出成形機またはスクリューが同方向もしくは逆方向に回転する二軸スクリ
ュー押出成形機に対して、供給(好適には連続供給)する。これら押出成形機は
、そのバレルおよび押出成形/顆粒化ヘッドを、所定の押出成形温度に加熱する
ことができる。押出機スクリューの剪断作用下に、プレミックスは、好適には、
用いた装置に応じて、少なくとも25 barの圧力またはやや低い圧力(処理量が非
常に多い場合)の作用下に圧縮し、可塑化し、押出機ヘッドの多孔押出ダイから
押出成形して細いストランドを形成し、最後に、回転式切断ブレードによって粉
砕して、顆粒、好適には球形または円柱形の顆粒を形成する。多孔押出ダイ孔の
直径および切断ストランド長さは、選択した顆粒の粒径に適合させる。この具体
例では、顆粒は、実質的に均一で所定の粒径で製造し、このような絶対粒径は、
想定した特定の用途に適合させる。通常、粒径は、最大で0.8 cmであることが好
適である。重要な具体例によれば、 mm範囲、例えば0.5〜5 mm、特に、約0.8〜3
mmの範囲の均一な顆粒が得られる。重要な一具体例によれば、一次顆粒の長さ /粒径の比率は、約1:1〜3:1である。
【0057】 本発明の別の好適な具体例によれば、可塑状態の一次顆粒を別の成形工程に付
し、ここで、粗押出物上に存在するエッジを削り取って丸みを付け、最後には、
球形または実質的に球形の押出物顆粒を得ることができる。所望により、少量の
乾燥粉末、例えばゼオライト粉末、例えばゼオライトNaA粉末を、この工程で使 用することができる。この成形工程は、市販のスフェロナイザーで実施すること
ができる。これに関し、この成形工程では、ごく少量の微粒子しか形成されない
ことが重要である。しかしながら、本発明によれば、前記した従来技術の文献に
おいて好適な具体例として記載されている乾燥は、必要ではない。なぜなら、本
発明の方法は、実質的に水の不存在下、すなわち、遊離の非結合水を添加するこ
となく実施できるからである。
【0058】 これとは別の態様として、押出成形/圧縮工程は、低圧押出機、Kahlプレスま
たはいわゆるBextuderによって実施することができる。
【0059】 溶融体をバインダーとして用いる、本発明の特に好適な具体例によれば、押出
機スクリュー/予備配送機/押出ダイ移動セクションの温度は、少なくとも、バ
インダーの溶融温度または溶融温度範囲の上限温度に達し、好適にはこれらの温
度を越えるように、制御する。押出機の圧縮域における加熱暴露時間は、最大で
2分間、好適には30秒〜1分間である。
【0060】 本発明によれば、滞留時間が短くかつ無水の条件で実施できるため、ペルオキ
シ漂白剤、所望によりペルオキシ漂白剤と漂白活性剤を、著しい活性損失を被る
ことなく、比較的高温で押出成形することができる。
【0061】 本発明の特に有利な一具体例によれば、使用するバインダーは、75℃までの溶
融温度または溶融温度範囲を有する。この具体例では、処理温度は、バインダー
の溶融温度または溶融温度範囲の上限温度よりも最大で10℃、特に最大で5℃高 い温度であることが、特に有利であることが判明した。
【0062】 以上の処理条件下に、バインダーは、前記した機能に加えて、潤滑剤として作
用して、粘着性の堆積物が機械壁や圧縮機構成部材に形成することを、防止また
は少なくとも減少させることができる。これは、押出成形法だけでなく、例えば
、連続ミキサー/造粒機またはロールによる処理法にも、等しく当てはまる。
【0063】 本発明の好適な一具体例によれば、製造装置から吐出した直後、圧縮した材料
の温度は、好適には80℃以下、より好適には35〜75℃である。本発明によれば、
出口温度、特に押出成形工程の出口温度は、40〜70℃、例えば60℃までの温度で
あることが特に有利であることがわかった。
【0064】 押出成形法の場合と同様に、好適には、他の製造法でも、形成した一次顆粒/
圧縮物を別の成形処理工程、特に球体化工程に付し、これにより、最終的に、球
形または実質的に球形(ビーズ形)の顆粒を得ることができる。
【0065】 本発明の別の好適な一具体例によれば、その重要な特徴は、プレミックスの粒
径分布が、本発明の最終生成物/本発明に従って製造される最終生成物よりも著
しく広いことである。プレミックスは、多量の微粒子成分またはダスト状微粒子
成分を有することができ、所望により多量の比較的粗い粒子を有することができ
るが、比較的広い粒径分布を有しかつ比較的高い割合で微粒子を含むプレミック
スは、比較的狭い粒径分布を有しかつ比較的低い割合で微粒子を含む最終生成物
に好適に変換することができる。
【0066】 本発明の方法は、用いた固体原料中に「不純物」として存在する水を除き、実
質的に水不存在下に実施できるため、製造過程において、界面活性剤原料のゲル
化の危険を最小化または規制できるだけでなく、生態学的に価値ある方法が得ら
れる。なぜなら、後段での乾燥工程の必要性を排除できるため、そのためのエネ
ルギーを排除できるだけでなく、通常の乾燥処理において通常起こる物質の放出
も排除できるからである。
【0067】 本発明によれば、従来技術の洗剤とは対照的に、本発明の原料コンパウンドを
含んでなる洗剤は、その再溶解挙動が各成分の溶解挙動のみに大きく依存するこ
とが、判明した。すなわち、比較的急速に溶解する含有成分を多数にすればする
ほど、最終洗剤は、より急速に溶解する。これとは逆に、比較的ゆっくり溶解す
る含有成分を多数にすればするほど、最終洗剤の溶解速度は、より遅くなる。本
発明の方法では、例えば750 g/lを越える、特に800 g/lを越える、非常に高い密
度の洗剤を用いた場合でさえ、再溶解の間に、ゲル化などの望ましくない相互反
応が全く生じない。したがって、このようにして製造した本発明の洗剤は、最終
組成が本発明の洗剤と同じであっても本発明の原料コンパウンドを含有しないよ
うな洗剤に比し、溶解速度が著しく改善されている。
【0068】 本発明の別の要旨によれば、本発明は、本発明の原料コンパウンドを少なくと
も1つ含む粒状洗剤を提供する。 さらに、本発明の別の要旨によれば、本発明は、本発明の少なくとも1つの原
料コンパウンド、好適には50重量%を越える量のペルオキシ漂白剤または漂白活
性剤を含む原料コンパウンドを含んでなることを特徴とする、粒状洗剤、特に洗
濯物の予備洗濯用の粒状洗剤を提供する。
【0069】 (実施例) 実施例1〜3 洗剤M1〜M3は、次のような製法によって製造した。
【0070】 バインダーを含む、固体成分の固体プレミックスを、カッターヘッド粉砕装置
(チョッパー)を備えた20リットル容のバッチミキサーによって製造した。その
後、混合物を2分間ホモジナイズし、次いで二軸押出成形機に供給した。なお、 押出成形機の顆粒化ヘッドは、50〜65℃、好適には62℃に予熱しておいた。所望
成分として、45℃未満の温度/圧力約1 barで液体の非イオン性界面活性剤を、 粉末流に、噴霧ノズルを介して添加した。プレミックスを、押出成形機スクリュ
ーの剪断作用下に可塑化し、50〜100 bar、好適には約78 barの圧力下に多孔押 出成形ダイから押出成形して、直径1.4 mmの微細ストランドを形成し、押出成形
ダイから吐出させた後、切断ブレードによって切断して、実質的に球形の顆粒を
得た(長さ/直径の比率=約1、ホットブレード)。得られた温かい顆粒を、Mar
umerizer(登録商標)タイプの市販球体化装置によって1分間処理し、所望によ り微粉末を被覆した。
【0071】 製造した押出物は、その嵩密度が600 g/lを越えていた。
【0072】 本発明の洗剤M1を製造するため、次のような組成の均一プレミックスを調製し
た:65.6重量%のTAED粉砕物(粒径100μm未満)、17.3重量%のアニオン性界面
活性剤(以下に詳述)含有噴霧乾燥顆粒、および10.1重量%のポリエチレングリ
コールバインダー(相対分子量4,000)。粉末流に対し、5重量%のC12〜C18脂肪
アルコール(平均7EO)を噴霧した。次いで、プレミックスを押出成形し、その 後、2重量%の微粒子ゼオライトAで粉末化した。得られた押出物は、d90値が0.8
mmを越えるような粒径分布を有する。
【0073】 顆粒M2は、M1と同様な方法で製造した。ただし、用いた組成は、次のとおりで
ある:71.1重量%の未粉砕TAED、15重量%のアルキルベンゼンスルホン酸塩、9.
8重量%のポリエチレングリコール(相対分子量4,000)、2.1重量%のC12〜C18 脂肪アルコール(平均7EO)および2重量%のゼオライトA。得られた顆粒は、640
g/lの嵩密度を有し、そのd90値は、再度0.8 mmよりも著しく大きい。R値は、10
%である。
【0074】 顆粒M3は、M2と同じ組成を有し、M2と同じ方法で製造した。ただし、TAED粉砕
物(粒径100μm未満)を用いた。顆粒は、660 g/lの嵩密度を有し、そのd90値は
、再度0.8 mmよりも著しく大きい。ただし、R値は、わずか0.7%である。
【0075】 比較のため、次のようなR値を用いた。 結晶性TAED(d90値=0.2 mm、嵩密度560 g/l)のR値=60%、 TAED顆粒(95重量%のTAED+3.5重量%のカルボキシメチルセルロース+1.5重量
%の水;d90値=0.4 mm、嵩密度550 g/l)のR値=54%、 市販のTAED押出物(Rettenmaier、90重量%のTAED;d90値=0.8 mm、嵩密度580
g/l)のR値=30%、および TAED粉砕物(粒径100μm未満)のR値=22%。
【0076】 噴霧乾燥顆粒の組成 噴霧乾燥顆粒: 26.30重量%のC9〜C13アルキルベンゼンスルホン酸塩 1.10重量%の獣脂アルコール(平均5EO) 1.40重量%のC12〜C18脂肪酸ナトリウムセッケン 9.40重量%の炭酸ナトリウム 4.00重量%のアクリル酸/マレイン酸コポリマーのナトリウム塩 39.50重量%の無水活性物質をベースとするゼオライトA 2.80重量%の無定形二ケイ酸ナトリウム 13.60重量%の水 残部、溶液からの塩
【0077】 実施例4 18 kgの過炭酸ナトリウム(登録商標:Perkasil、Eilenburger Chemiewerke、
嵩密度650 g/l、R値=1〜2%、粒径100μm未満(d90値=64μm))を、切断装置
を備えた、50 l容のすき刃型混合機(Loedige)に導入した。ミキサーにスイッ チを入れた後、600 gのポリビニルピロリドン(Luviskol)を添加した。次いで 、切断装置にスイッチを入れ、600 gのセチルステアリルアルコール(20EO)お よび800 gのポリエチレングリコール(相対分子量4,000)を添加し、約2分間混 合した。混合物は、流動性で、非粘着性である。 得られたプレミックスを次いで、同方向回転式二軸スクリュー押出機に、処理
量10 kg/時で供給した。押出機は、温水で45℃に予熱した。
【0078】 押出機において、混合物を約55℃に加熱し、形成した溶融体(脂肪アルコール
エトキシレート/ポリエチレングリコール)によって可塑化した。可塑化したプ
レミックスを、押出機ヘッドに送り、加圧押出成形して、多孔押出成形ダイから
ストランドを形成した。押出成形ダイから吐出したストランドを、一組のブレー
ドによって切断した(長さ/直径の比率=約1:1、直径=約1 mm)。
【0079】 室温への冷却後、円筒形〜球形の粒子は、流動性を示し、750 g/lの嵩密度お よび優れた水への溶解性を有した。R値は、1%未満であり、前記と同様に出発生
成物(登録商標:Perkasil)に比し増加した。活性酸素分解の形跡は、全くない
【0080】 実施例5 13.5 gのラウリル硫酸ナトリウム(登録商標:Texapon Z、d90値=200μm、嵩
密度=100 g/l、R値=2%)およびポリエチレングリコール(相対分子量4,000)
を約60秒間プレミックスし、二軸スクリュー押出機(45〜50℃に予熱)に、処理
量8 kg/時で供給した。プレミックスを均一にし、可塑化し、加圧下に温度50〜5
5℃の押出成形ダイに供給した。押出物を回転ブレードで切断して、約1.4 mm長 さのストランド(長さ/直径の比率=約1:1)を形成した。生成物は、嵩密度62
0〜650 g/lおよび2%未満のR値を有する。
【0081】 実施例6 10 kgのゼオライトA、5 kgの無定形二ケイ酸ナトリウムおよび1.5 kgのアルキ
ルベンゼンスルホン酸塩粉末(登録商標:Ufaryl DR 85)を、トンネル型ブレー
ドを備えた、ミキサー(Loedige)に導入した。ミキサーにスイッチを入れた後 、0.75 kgのポリエチレングリコール(相対分子量4,000)を添加し、次いで1.5
kgのC12〜C18脂肪アルコール(7EO)を加え、約1分間混合した。 得られたプレミックスを次いで、実施例5記載のように押出成形し、1重量%の
ゼオライトAと共に粉末化し、スフェロナイザー(登録商標:Marumerizer)によ
って丸みをつけた。 得られた生成物は、773 g/lの嵩密度および0.4%のR値を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ノルベルト・キューネ ドイツ連邦共和国デー−42781ハーン、デ ュラーシュトラーセ63番 (72)発明者 ヴォルフガング・ザイター ドイツ連邦共和国デー−41469ノイス、ロ ルベールヴェーク7番 (72)発明者 カトレーン・パーツ ドイツ連邦共和国デー−40589デュッセル ドルフ、アム・ブロイヒグラーベン8番 (72)発明者 カトリン・シュネップ−ヘントリッヒ ドイツ連邦共和国デー−40595デュッセル ドルフ、カルロ−シュミット−シュトラー セ74番 Fターム(参考) 4H003 AB03 AB19 AC12 BA10 DA01 DA03 EA15 EA16 EA28 EB04 EB12 EB32 EB36 EB42 ED02 FA32 FA43

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの非水性バインダーを含む洗剤分野で使用さ
    れる原料コンパウンドであって、 原料コンパウンドは、少なくとも600 g/lの嵩密度を有し、また、室温/圧力 約1 barで固体の形態で存在しかつ45℃以上の融点または軟化点を有する、少な くとも50重量%の各原料成分または原料群と、少なくとも1つの非水性バインダ
    ーとを含み、 この非水性バインダーは、アニオン性界面活性剤ではなく、45℃未満の温度/
    圧力約1 barで固体形態であって処理条件下では溶融体に変化するような物質で あるか、または室温/圧力約1 barで非水性溶液中に膨潤性のポリマーであり、 この溶融体または膨潤性ポリマーの非水性溶液は、洗剤製造の際に固体原料の
    ための潤滑剤およびバインダーとして作用し、かつこれとは対照的に洗剤の水性
    液中への再溶解の際に崩壊剤として作用する多機能水溶性バインダーとして有用
    であること、および 原料コンパウンドは、遊離の水を含まず、原料自体よりも良好な溶解特性を示
    す ことを特徴とするコンパウンド。
  2. 【請求項2】 0〜10重量%、好適には0〜5重量%の用量で、温度約30℃/ 圧力約1 barで液体の非イオン性界面活性剤を含む請求項1記載のコンパウンド。
  3. 【請求項3】 上記非水性バインダーとして、相対分子量2,000〜12,000、 特に約4,000のポリエチレングリコール、脂肪酸メチルエステルエトキシレート およびエトキシル化脂肪酸(2〜100EO)を所望により他のバインダーと組み合わ
    せて含む請求項1記載のコンパウンド。
  4. 【請求項4】 上記水性バインダーは、コンパウンド中において、用量2〜2
    0重量%、好適には15重量%未満で存在する請求項1〜3記載のコンパウンド。
  5. 【請求項5】 ペルオキシ漂白剤、好適には無機ペルオキシ漂白剤、有機漂
    白活性剤および硫酸エステル型またはスルホン酸塩型アニオン性界面活性剤から
    なる群から選ばれる、1またはそれ以上の原料を含む請求項1〜4のいずれかに記 載のコンパウンド。
  6. 【請求項6】 少なくとも65重量%、好適には少なくとも70重量%、より好
    適には少なくとも80重量%の用量で、各原料成分または原料群を含む請求項1〜5
    のいずれかに記載のコンパウンド。
  7. 【請求項7】 60〜85重量%の1またはそれ以上の無機ビルダー、3〜10重量
    %のバインダーおよび20重量%までのアニオン性および/または非イオン性界面
    活性剤を含む請求項1〜4または6のいずれかに記載のコンパウンド。
  8. 【請求項8】 50〜65重量%のゼオライトA、X、Yおよび/またはP、および
    15〜30重量%の無定形ケイ酸アルカリ金属塩を含む請求項7記載のコンパウンド 。
  9. 【請求項9】 残留値(Rテストによる測定値)は、最大で15重量%、特に1
    2重量%またはそれ以下の数値である請求項1〜8のいずれかに記載のコンパウン ド。
  10. 【請求項10】 原料コンパウンドのd90値は、少なくとも50重量%の量で 使用される原料自体のd90値よりも、少なくとも200μm大きい請求項1〜9のいず れかに記載のコンパウンド。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの非水性バインダーを含む洗剤分野で使用
    される原料コンパウンドを製造する方法であって、 室温/圧力約1 barで固体として存在しかつ45℃以上の融点または軟化点を有 する各原料成分または原料群を、少なくとも50重量%用量で含有する固体プレミ
    ックスを形成し、 形成したプレミックスを、少なくとも45℃の温度で圧縮して、顆粒に変換し、
    次いで所望により、処理またはコンパウンド化すること、および 上記プレミックスは、実質的に水を含んでいないこと、 少なくとも1つの非水性バインダーは、アニオン性界面活性剤ではなく、45℃
    未満の温度/圧力約1 barで固体形態であって処理条件下では溶融体に変化する ような物質であり、この溶融体は、洗剤製造の際に固体原料のための潤滑剤およ
    びバインダーとして作用し、かつこれとは対照的に洗剤の水性液中への再溶解の
    際に崩壊剤として作用する多機能水溶性バインダーとして有用であること、所望
    によりアニオン性界面活性剤をプレミックス中に使用すること、および 嵩密度を少なくとも600 g/lに調節する ことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 原料の少なくとも50重量%を、粒径が増大するように処理
    し、これにより、原料コンパウンドのd90値は、少なくとも50重量%の量で使用 される原料のd90値よりも、少なくとも200μm増大させる請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜10のいずれかに記載の少なくとも1つの原料コ ンパウンドを含むことを特徴とする粒状洗剤。
  14. 【請求項14】 請求項1〜10のいずれかに記載の少なくとも1つの原料コ ンパウンド、好適には50重量%を越える量のペルオキシ漂白剤または漂白活性剤
    を含む原料コンパウンドを含んでなることを特徴とする、洗濯物の予備洗濯用の
    粒状洗剤。
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