JPH09126315A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JPH09126315A
JPH09126315A JP7283878A JP28387895A JPH09126315A JP H09126315 A JPH09126315 A JP H09126315A JP 7283878 A JP7283878 A JP 7283878A JP 28387895 A JP28387895 A JP 28387895A JP H09126315 A JPH09126315 A JP H09126315A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】排気ブレーキ使用時にダウンシフト若しくはア
クセルのオフが行われた場合、ロックアップクラッチの
係合が容易に行われ、エンシンブレーキが確実に効くよ
うにする。 【解決手段】ロックアップクラッチ3を解放したアクセ
ル踏込みによる加速が解除されたことによるアクセルオ
フを検出し、かつ、排気ブレーキが作動中と判断したと
きはその作動を解除若しくは一時的に解除させる指令を
排気ブレーキ装置21に発するコントローラ19を設
け、ロックアップクラッチ3が係合していない加速時に
急にアクセルオフした場合、コントローラ19により排
気ブレーキを一時解除してトルクコンバータ1での速度
比が大きくる現象を防止することで、ロックアップクラ
ッチ3の係合動作が容易に行われ、確実にエンジンブレ
ーキが効くようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロックアップクラ
ッチを備えた自動変速機において、排気ブレーキ使用時
のエンジンブレーキが有効に作用するように改善した自
動変速機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トルクコンバータは、エンジンからの動
力をエンジンの出力軸に直結されたポンプが回転するこ
とによって流体の運動エネルギーに変換し、その流れが
タービンを回転させて出力軸に動力を伝達するものであ
るから、トルクコンバータにはスリップによる動力損失
が生じる。この損失を防ぐため、オートマチック変速車
(A/T車)には、トルクコンバータの入力側と出力側
を機械的に直結するロックアップクラッチを設けてい
る。
【0003】ロックアップクラッチは、1速の比較的低
速走行時には解放され、例えば2速、3速又は4速走行
時において、あるスロットル開度に対して所定の速度以
上になると係合されたり、走行条件(ギヤ位置、速度
等)に適応して係合され、変速時に直結によるショック
を回避するため一時的に解放されたりする。上記ロック
アップクラッチを有した自動変速機によれば、上記変速
時に一時的にロックアップクラッチを解放したりするこ
とに起因して以下のような問題が生じる。
【0004】即ち、走行中、排気ブレーキを作動させた
場合、さらにブレーキ効果が上がるように、手動若しく
は自動によりダウンシフト(自動の場合は予め定められ
た変速線によって変速)が行われると、ロックアップク
ラッチが一時的に解放され、変速終了後から有効なエン
ジンブレーキを得るためにロックアップクラッチを係合
しようとして実際にロックアップ指令信号が出力されて
も、ロックアップクラッチ解放期間にエンジン回転数が
減少して、トルクコンバータで速度比(タービン回転数
がインペラ回転数より上回る状態でのタービンランナと
ポンプインペラの回転数の割合)が大きな状態になって
おり、同クラッチの係合がしにくく、運転者の意図と反
し有効なエンジンブレーキが得られない。
【0005】また、ロックアップクラッチが係合してい
ないアクセルオン(加速)状態、若しくは定常状態(ア
クセル踏角一定状態)において運転者が急にアクセルオ
フ(アクセルの踏込みを解除)した場合、コントローラ
の判断によりロックアップ動作領域に入っても、排気ブ
レーキが作動していると、変速中のエンジン回転数の減
少が大きく、トルクコンバータで速度比が大きな状態に
なる。このため、上記ダウンシフト時と同様に、ロック
アップクラッチが係合しずらく、有効なエンジンブレー
キが得られないことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点に鑑みてなされたもので、排気ブレーキ使用
時に自動変速機のダウンシフト若しくはアクセルのオフ
が行われた場合、排気ブレーキを解除若しくは一時的に
解除することにより、ロックアップクラッチの係合が容
易に行われるようにして、排気ブレーキ使用時における
変速終了後のエンシンブレーキ作用が確実に効くように
することを解決すべき課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した請求
項1の発明の要旨は、(a)ロックアップクラッチを解
放したアクセル踏込みによる加速が解除されたことによ
るアクセルオフを検出し、かつ、排気ブレーキが作動中
と判断したときはその作動を解除若しくは一時的に解除
させる指令を排気ブレーキ装置に発する排気ブレーキ解
除指令手段と、(b)該排気ブレーキ解除指令手段によ
り上記排気ブレーキ装置の作動が解除した後、上記ロッ
クアップクラッチを係合させるロックアップクラッチ駆
動手段とを設けたことにある。
【0008】請求項2の発明の要旨は、シフトポジショ
ンがダウンシフトされたことを判断し、かつ排気ブレー
キが作動中と判断したときはその作動を解除若しくは一
時的に解除させる指令を排気ブレーキ装置に発する排気
ブレーキ解除指令手段と、(b)該排気ブレーキ解除指
令手段により上記排気ブレーキ装置の作動が解除した
後、上記ロックアップクラッチを係合させるロックアッ
プクラッチ駆動手段とを設けたことにある。
【0009】請求項3の発明の要旨は、上記ロックアッ
プクラッチ駆動手段が、トルクコンバータの入力側と出
力側を直結する上記係合の作用力が段階的に増加するよ
うな駆動信号で上記ロックアップクラッチを作動させる
ようにしたことにある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る自動変速
機の制御装置において、自動変速機は図1に示すよう
に、図外のエンジンの動力をトルクコンバータ1を介し
て歯車変速機構2に伝達するようになっており、トルク
コンバータ1には入力側と出力側を直結するロックアッ
プクラッチ3が内蔵されている。トルクコンバータ1は
そのフロントカバー4に入力軸5を連結し、回転軸線X
−Xの回りに回転駆動させられる構成であり、上記フロ
ントカバー4と一体化したポンプインペラ6に対してタ
ービンランナ7を対向配置するとともに、これらの間に
ステータ8を配置し、タービンランナ7に出力軸9を連
結する一方、ステータ8を一方向クラッチ10を介して
固定支持部11に支持した構成となっている。
【0011】しかして、上記ロックアップクラッチ3
は、ロックアップコントロールバルブ12の出力ポート
12aに接続された管路13から一方の作動油が供給さ
れ、他方の作動油がトルクコンバータ1のオイルクーラ
側の管路14(管路14は後述するロックアップコント
ロールバルブ12を介してオイルクーラ側出力管路17
と接続される)を介して供給されている。
【0012】上記ロックアップコントロールバルブ12
の一方の入力ポート12bにはロックアップソレノイド
15を介した管路16からモジュレータ油圧を保持した
作動油が供給可能に構成されるとともに、他方の入力ポ
ート12cにはプライマリレギュレータバルブ及びセカ
ンダリレギュレータバルブ(図示略)側からのセカンダ
リ油圧を保持した作動油が管路18を介して供給されて
いる。
【0013】一方、本発明の各手段を具体化する自動変
速機の制御装置は、マイクロコンピュータ等による電子
制御装置(以下、コントローラという)19を主体に構
成され、該コントローラ19は変速機制御のための各種
出力信号と各種入力信号の授受を行っているが、ここで
は本発明に関係する出力信号として、上記ロックアップ
ソレノイド15に対するソレノイド駆動信号20と、排
気ブレーキ装置21に対する一時解除要求信号22とを
導出する一方、入力信号として、アクセルペダルの踏角
を検出するアクセル開度センサ23の検出信号と、マニ
ュアルバルブ若しくはシフトレバーの位置を検出するシ
フトポジションスイッチ24の検出信号と、上記排気ブ
レーキ装置21の実際の動作状態を示す実作動信号21
aを入力していることを示す。ここで、排気ブレーキ装
置21はマニュアル操作される排気ブレーキスイッチ2
5を有し、該排気ブレーキスイッチ25により排気管内
のバルブを作動可能としている。また、ソレノイド駆動
信号20はドライバ26を介してロックアップソレノイ
ド15に送出される。
【0014】以上のように構成された自動変速機の制御
装置は、図2のフローチャートに示す第1実施形態のよ
うに動作し、図2(A)に示すスロットル開度がある一
定値をとるアクセル踏込中の比較的低速度状態において
(このときロックアップクラッチ3は図3(C)に示す
ように解除状態にあるとする)、時刻T-0にアクセルが
解除されると、S1〔アクセルオフ?〕の判断が“YE
S”となり、有効なエンジンブレーキを得るためにロッ
クアップクラッチ3の係合を必要とするため、コントロ
ーラ19は、S2〔ロックアップオン?〕の判断を“Y
ES”(ロックアップクラッチ係合領域)として駆動信
号20をロックアップソレノイド15に送出しS3に進
む。
【0015】S3〔排気ブレーキ作動?〕では、排気ブ
レーキ装置21のスイッチ25の状態により排気ブレー
キONの操作がなされたか否かを判断する。S3で“Y
ES”と判断すると、図3に示す変速判断時T0 を決定
(S4)して内蔵タイマー(ここではタイマー1)をス
タートさせる。タイマー1は図3(D)に示すように排
気ブレーキの作動を遅らせる期間を定める。この期間を
S5〔タイマー終了?〕で判断し、スタート(S)から
(図3(D)参照)タイムアップ(E)までの間はS6
〔排気ブレーキ一時解除要求〕を行う。
【0016】上記S6では、図3(F)に示すように、
タイマー1のスタート(S)の後、一時解除要求信号2
2を排気ブレーキ装置21に送出し、図3(E)に示す
ようにスイッチ25の状態にかかわらず排気ブレーキを
OFFさせる。これにより、排気ブレーキがOFFして
いる間に図3(B)に示すようにロックアップクラッチ
3を実係合(ON)させる。この制御には、図3(B)
に示すように、歯車変速機構2の例えば3速から4速へ
の変速を伴ってもよい。
【0017】なお、上記アクセルオフ(S1)、ロック
アップオン(S2)及び排気ブレーキ作動(S3)の実
行過程で、それぞれアクセルが踏み続けられたり、アク
セルがオフされてもロックアップクラッチの係合が不要
であると判断したり、排気ブレーキが操作されないとき
は、コントローラ19はS7(通常制御)を行う。ま
た、タイマー1の動作中もS7を行う。
【0018】このように本実施形態では、ロックアップ
クラッチ3が係合していない加速状態、若しくは定常状
態において運転者が急にアクセルをオフした場合、コン
トローラ19によりロックアップクラッチ3の係合領域
と判断したときは、排気ブレーキに起因してトルクコン
バータ1での速度比が大きくなる現象を排気ブレーキを
一時解除して防止しているので、ロックアップクラッチ
3の係合動作が容易に行われ、確実にエンジンブレーキ
が効くようにすることができる。
【0019】ただし、上記実施形態では、排気ブレーキ
を一時解除し、ロックアップクラッチ3が係合した後
は、排気ブレーキを再度有効としているが、排気ブレー
キを作動させることなく、ロックアップクラッチが係合
したエンジンブレーキだけでも運転者の意図した減速効
果はあるので、排気ブレーキを一時的に解除するものに
限定せず、排気ブレーキは解除した状態を維持してもよ
い。
【0020】次に図1に示す自動変速機の制御装置で
は、以下の第2実施形態の動作も可能である。この実施
形態は、図4(A)に示すように、オーバードライブレ
ンジでコースト状態で走行中、例えば3速にダウンシフ
トし、そのとき排気ブレーキを作動させた場合にロック
アップクラッチを係合しやすくしたものである。
【0021】この場合のフローチャートは図5に示さ
れ、S11〔ダウンシフト?〕を判断しない間はS18
の通常制御を行い、S11でダウンシフトを判断すると
(図4T0 ′参照)、ロックアップクラッチ3を係合し
ようとしてS12〔ロックアップオン?〕の判断と、続
くS13〔排気ブレーキ作動〕で実作動信号21aによ
り排気ブレーキが作動しているとの判断を行った後、S
13a〔タイマスタート〕に進む。S13aでは図4
(C)及び(D)に示す内蔵タイマー2及び3をスター
トさせるものである。
【0022】上記S14のタイマ2は、上記シフトダウ
ンによる変速ショックを緩和するために、ロックアップ
ソレノイド15に送出されている駆動信号20のデュー
ティ比を段階的に変化させる期間(電流制御の場合は電
流値を段階的に変化させる期間)を定めている。即ち、
一般に変速時にはロックアップクラッチ3の係合を一時
解放して変速ショックを排除しているが、この第2実施
形態では上記変速ショックの排除と有効なエンジンブレ
ーキを得るという二つの作用を同時に達成するために、
ロックアップクラッチ3の係合を完全に一時解放するの
ではなく、一瞬だけロックアップクラッチ3の係合を解
放し、その後直ちにロックアップソレノイド15からロ
ックアップ油圧としてのモジュレータ油圧が段階的にロ
ックアップクラッチ3にかかるように調圧しているので
ある。このロックアップ油圧を段階的に調圧する期間を
タイマ2は定める。この場合、駆動信号20がPWM信
号である場合は、図4(B)においてデューティ比を徐
々に増加させる手段を採用することができる。実際にデ
ューティ比を可変する処理は、後のS17〔ロックアッ
プ圧制御〕で行っている。
【0023】次にS15〔排気ブレーキ一時解除要求〕
では、上記駆動信号20のデューティ比を段階的に大き
くする動作を、排気ブレーキを解除している期間に行
う。即ち、ロックアップクラッチ3の係合動作が容易に
行われ、確実にエンジンブレーキが効くようにするため
に、図4(F)に示す一時解除要求信号を出力して、図
4(E)に示すように排気ブレーキ装置21の作動を一
時的に解除させるものである。この一時解除要求信号の
発生期間は、S16〔タイマ3終了?〕で設定される。
【0024】このように上記第2実施形態では、排気ブ
レーキ作動時のダウンシフトにおける変速ショックの排
除と、ロックアップクラッチの係合を容易して有効なエ
ンジンブレーキを作用させることの二つを同時に達成し
ている。ところで、本発明の第3実施形態として、駆動
信号20のデューティ比を減少させてから段階的に大き
くすることなく、タイマ2の期間に駆動信号20を完全
に遮断した後、タイマ2の終了時に駆動信号20を出力
しても変速ショックは若干残るが、ロックアップクラッ
チを容易に係合させることはできる。
【0025】なお、この第2実施形態でも、排気ブレー
キを一時的に解除するものに限定せず、排気ブレーキは
解除した状態を維持してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明の請求項1によ
れば、ロックアップクラッチを解放したアクセル踏込み
による加速が解除されたことによるアクセルオフを検出
し、かつ、排気ブレーキが作動中と判断したとき、排気
ブレーキ作動を解除若しくは一時的に解除させ、その間
にロックアップクラッチを係合させるようにしたので、
ロックアップクラッチの係合動作が容易に行われ、確実
にエンジンブレーキを効かせることができる。
【0027】請求項2によれば、ロックアップクラッチ
が係合中における排気ブレーキが作動されたシフトダウ
ン時に、排気ブレーキ作動を解除若しくは一時的に解除
させ、その間にロックアップクラッチを係合させるよう
にしたので、ロックアップクラッチの係合動作が容易に
行われ、確実にエンジンブレーキを効かせることができ
る。
【0028】請求項3によれば、排気ブレーキ作動時の
ダウンシフトにおける変速ショックの排除を行いつつ、
ロックアップクラッチの係合を容易して有効なエンジン
ブレーキを作用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動変速機の制御装置を示す構成図
である。
【図2】 本発明の第1実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】 本発明の第1実施形態の動作を示すタイムチ
ャートであり、(A)はアクセル開度を、(B)は歯車
変速機構の動作、(C)ロックアップソレノイドの駆動
信号、(D)はタイマ1の動作、(E)は排気ブレーキ
の動作、(F)は排気ブレーキの解除要求信号をそれぞ
れ示す。
【図4】 本発明の第2実施形態の動作を示すタイムチ
ャートであり、(A)は歯車変速機構の動作、(B)ロ
ックアップソレノイドの駆動信号、(C)はタイマ2の
動作、(D)はタイマ3の動作、(E)は排気ブレーキ
の動作、(F)は排気ブレーキ解除要求信号をそれぞれ
示す。
【図5】 本発明の第2実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1はトルクコンバータ、2は歯車変速機、3はロックア
ップクラッチ、12はロックアップコントロールバル
ブ、15はロックアップソレノイド、19はコントロー
ラ、20は駆動信号、21は排気ブレーキ装置、22は
一時解除信号、23はアクセル開度センサ、24はシフ
トポジションスイッチである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 好吉 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルクコンバータの入力側と出力側を直
    結するロックアップクラッチを備えた自動変速機におい
    て、 アクセルの踏込み状態を判断するアクセルオンオフ検出
    手段と、 排気ブレーキ装置が作動しているか否かを判断する排気
    ブレーキ作動判断手段と、 上記ロックアップクラッチを解放したアクセル踏込みに
    よる加速が解除されて上記アクセルオンオフ検出手段に
    よりアクセルオフされたことを検出し、かつ、上記排気
    ブレーキ作動判断手段が作動中と判断したときはその作
    動を解除若しくは一時的に解除させる指令を上記排気ブ
    レーキ装置に発する排気ブレーキ解除指令手段と、 該排気ブレーキ解除指令手段により上記排気ブレーキ装
    置の作動が解除した後、上記ロックアップクラッチを係
    合させるロックアップクラッチ駆動手段とを具備したこ
    とを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】 トルクコンバータの入力側と出力側を直
    結するロックアップクラッチを備え、変速時に該ロック
    アップクラッチを一時的に解除するようにした自動変速
    機において、 歯車変速機構でダウンシフトが行われたか否を判断する
    シフトポジション判断手段と、 排気ブレーキ装置が作動しているか否かを判断する排気
    ブレーキ作動判断手段と、 上記シフトポジション判断手段でダウンシフトが行われ
    たことを判断し、かつ上記排気ブレーキ作動判断手段が
    作動中と判断したときはその作動を解除若しくは一時的
    に解除させる指令を上記排気ブレーキ装置に発する排気
    ブレーキ解除要求手段と、 上記排気ブレーキ解除要求手段により上記排気ブレーキ
    装置の作動が解除した後、上記ロックアップクラッチを
    係合させるロックアップクラッチ駆動手段とを具備した
    ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】 上記ロックアップクラッチ駆動手段は、
    トルクコンバータの入力側と出力側を直結する上記係合
    の作用力が段階的に増加するような駆動信号で上記ロッ
    クアップクラッチを作動させるようにしたことを特徴と
    する請求項1又は2記載の自動変速機の制御装置。
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