JPH09124144A - 搬送システムにおける有軌道台車の引当方法及びその装置 - Google Patents

搬送システムにおける有軌道台車の引当方法及びその装置

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JPH09124144A
JPH09124144A JP7287426A JP28742695A JPH09124144A JP H09124144 A JPH09124144 A JP H09124144A JP 7287426 A JP7287426 A JP 7287426A JP 28742695 A JP28742695 A JP 28742695A JP H09124144 A JPH09124144 A JP H09124144A
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JP7287426A
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Kimiya Nakamura
公也 中村
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】有軌道台車による荷の搬送効率を向上させる。 【解決手段】搬送システム1は軌道Kに沿って走行する
有軌道台車M1〜M4及び移載コンベアC1〜C8を備
え、有軌道台車M1〜M4を制御する台車制御盤21及
びコンベア制御盤CC1〜CC8を備えている。コンベ
ア制御盤CC1〜CC8は対応する移載コンベアC1〜
C8上の荷Wが移載位置に搬送されると、その荷Wを目
的の移載コンベアC1〜C8まで搬送させる搬送指示デ
ータを台車制御盤21に出力する。台車制御盤21は、
所定時間毎に、入力された搬送指示データの示す荷W
を、有軌道台車M1〜M4に引き当てる引当作業を行
う。即ち、台車制御盤21は、基準移載コンベアを設定
し、その基準移載コンベア側の移載コンベアC1〜C8
の荷Wから順に、当該移載コンベアC1〜C8の後方に
おいて、最も近くにある引当可能な有軌道台車M1〜M
4の引当を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送システムにお
ける有軌道台車の引当方法及びその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、軌道Kに沿っ
て走行する有軌道台車M1〜M4によって荷Wを搬送す
る搬送システム51が提案されている。搬送システム5
1には、複数の移載コンベアC1〜C8が設けられてい
る。各移載コンベアC1〜C8には、それぞれコンベア
制御盤53が設けられている。又、搬送システム51に
は有軌道台車M1〜M4を制御する台車制御盤52が設
けられ、各コンベア制御盤53が接続されている。各コ
ンベア制御盤53は、移載コンベアC1〜C8上の荷が
所定位置に達した時、台車制御盤52に搬送指示データ
を出力する。この搬送指示データは、どの移載コンベア
C1〜C8からどの移載コンベアC1〜C8へ荷Wを搬
送するかを示すデータである。
【0003】台車制御盤52は、搬送指示データをメモ
リに記憶し、引当可能な有軌道台車M1〜M4がホーム
ポジションHPに達した時、台車制御盤52はその搬送
指示が示す荷Wに対して、ホームポジションHPに到着
した有軌道台車M1〜M4の引当を行うようになってい
る。即ち、台車制御盤52はホームポジションHPに到
着した有軌道台車M1〜M4に対して引当を行うように
なっている。例えば図4において、移載コンベアC1に
載置された荷Wに対して、ホームポジションHPにいる
有軌道台車M1が引当られる。この場合の引当可能な有
軌道台車M1〜M4とは、空荷であって、引当がなされ
ていない有軌道台車M1〜M4である。
【0004】又、図5に示すように、コンベア制御盤5
3から搬送指示がなされると、その搬送指示を出したコ
ンベア制御盤53に対応する移載コンベアC1〜C8に
最も近い有軌道台車M1〜M4に対して引当を行う技術
が提案されている。例えば図5において、移載コンベア
C5に載置された荷Wに対して、当該移載コンベアC5
に最も近い有軌道台車M1が引当られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
有軌道台車M1〜M4の引当は、台車制御盤52が全有
軌道台車M1〜M4の運行状況を判断した上で行ってい
るのではなく、単に、引当可能な有軌道台車M1〜M4
がホームポジションHPにいるか、若しくは、搬送指示
を出した移載コンベアC1〜C8(荷Wを載置している
移載コンベアC1〜C8)の最も近くにある引当可能な
有軌道台車M1〜M4はどれかを判断して行われてい
る。
【0006】従って、例えば引当可能な有軌道台車M1
〜M4が、荷を積んだ有軌道台車M1〜M4の前方にい
る場合には、その引当可能な有軌道台車M1〜M4が移
載コンベアC1〜C8との間で荷Wの搬送作業を行って
いる間、後続の荷Wを積んだ有軌道台車M1〜M4は、
先行の引当可能な有軌道台車M1〜M4の荷Wの移載作
業が完了するまで、徐行又は停止する必要があった。こ
のため、搬送システムにおける有軌道台車M1〜M4の
搬送効率が低下するという問題があった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、有軌道台車による荷の
搬送効率を向上させることができる搬送システムにおけ
る有軌道台車の引当方法及びその装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、軌道に沿って1方向に向か
って走行する複数の有軌道台車と、前記軌道に沿って所
定位置に複数設けられるとともに、有軌道台車へ荷を移
載する移載手段と、前記移載手段にある荷を前記有軌道
台車にて搬送させるための搬送指示を出す搬送指示手段
とを備えた搬送システムにおいて、前記移載手段の中か
ら基準移載手段を設定し、その基準移載手段から有軌道
台車の進行方向とは逆向きに、搬送指示手段から搬送指
示が出されている移載手段を順次選択し、選択された移
載手段の内、基準移載手段側の移載手段の荷から順に、
移載手段の後方に向かって、走行する有軌道台車の内、
最も近くにある引当可能な有軌道台車を選択し、引当を
行うことをその要旨とする。
【0009】請求項2記載の発明は、軌道に沿って1方
向に向かって走行する複数の有軌道台車と、前記軌道の
所定位置に設けられ、有軌道台車に荷を受け渡す複数の
移載手段と、前記移載手段の荷を前記有軌道台車にて搬
送させるための搬送指示を出す搬送指示手段とを備えた
搬送システムにおいて、予め定められた基準移載手段か
ら有軌道台車の進行方向とは逆向きに、搬送指示手段か
ら搬送指示が出された移載手段を順次選択する移載手段
選択手段と、前記移載手段選択手段によって選択された
移載手段の内、先に選択した移載手段から順に、その移
載手段の後方に向かって、走行する有軌道台車の内、当
該移載手段に最も近い引当可能な有軌道台車の引当を順
次行う引当手段とを備えたことをその要旨とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記引当可能な有軌道台車とは、空荷であ
って、引当がなされていない有軌道台車であることをそ
の要旨とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の発明において、前記予め定めた基準移載手段は、有
軌道台車を特定する台車番号の最大の有軌道台車が位置
する移載手段よりも、有軌道台車の進行方向に対して、
1つだけ後方に位置する移載手段であることをその要旨
とする。
【0012】従って、請求項1記載の発明によれば、前
記移載手段の中から基準移載手段を設定し、その基準移
載手段から進行方向とは逆向きに、搬送指示手段から搬
送指示が出されている移載手段を順次選択する。そし
て、選択した移載手段の内、基準移載手段側の移載手段
の荷から順に、移載手段の後方に向かって最も近くにあ
る引当可能な有軌道台車を選択し、引当を行う。
【0013】請求項2記載の発明によれば、移載手段選
択手段は、予め定められた基準移載手段から進行方向と
は逆向きに、搬送指示手段から搬送指示が出された移載
手段を順次選択する。引当手段は、前記移載手段選択手
段によって選択された移載手段の内、先に選択した移載
手段から順に、その移載手段の後方に向かって当該移載
手段に最も近い引当可能な有軌道台車の引当を順次行
う。
【0014】請求項3記載の発明によれば、前記引当可
能な有軌道台車とは、空荷であって、引当がなされてい
ない有軌道台車である。従って、引当手段は有軌道台車
の荷の載置状態及び引当状態を確認することによって、
容易に引当可能な有軌道台車を判断できる。
【0015】請求項4記載の発明によれば、前記予め定
めた基準移載手段は、有軌道台車を特定する台車番号が
最大の有軌道台車が位置する移載手段よりも、1つだけ
後方に位置する移載手段である。従って、移載手段は、
台車番号が最小の軌道台車から順に、順序良く且つ効率
的に有軌道台車の引当を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図3に従って説明する。図1は、荷Wを
搬送するための搬送システム1を示す概略構成図であ
る。
【0017】搬送システム1は複数(2台)の第1,第
2自動倉庫Z1,Z2と複数(4台)の有軌道台車M1
〜M4と生産ラインL等とから構成されている。各有軌
道台車M1〜M4は、走行レール2によって形成された
軌道Kに沿って走行するようになっている。この軌道K
は閉ループを形成している。各有軌道台車M1〜M4に
は、荷Wを載置する荷載置部10が設けられている。有
軌道台車M1〜M4は矢印(進行方向)Aに示すように
時計回りに走行するようになっている。
【0018】前記第1,第2自動倉庫Z1,Z2は、軌
道Kの一側に設置されている。各自動倉庫Z1,Z2は
同一の構成をなし、一対の枠組棚11a,11bを備え
ている。各枠組棚11a,11bには荷Wを収納するた
めの複数の収納部12が設けられている。又、各枠組棚
11a,11bの前部(軌道K側)には、移載コンベア
が設けられている。尚、第1自動倉庫Z1に設けられた
移載コンベアをそれぞれ移載コンベアC1,C2とし、
第2自動倉庫Z2に設けられた移載コンベアを移載コン
ベアC3,C4とする。
【0019】各枠組棚11a,11b間にはスタッカク
レーン13が設けられている。スタッカクレーン13
は、荷Wを搬送するとともに、収納部12及び対応する
移載コンベアC1〜C4等との間で荷の受け渡しを行う
ことによって、荷Wの入庫又は出庫作業を行うようにな
っている。各移載コンベアC1〜C4は入庫又は出庫の
両作業のために使用される。即ち、移載コンベアC1〜
C4は、例えば荷Wの入庫作業時に行われる有軌道台車
M1〜M4からスタッカクレーン13への搬送、及び、
荷Wの出庫作業時に行われるスタッカクレーン13から
有軌道台車M1〜M4への搬送の両搬送作業を行うこと
ができる。
【0020】前記自動倉庫Z1,Z2が設置された側と
は反対側の他側には、前記生産ラインL及び有軌道台車
M1〜M4との間で荷Wの受け渡しを行う移載コンベア
C5〜C8が設けられている。移載コンベアC5〜C8
は、例えば自動倉庫Z1,Z2への荷Wの入庫作業時に
行われる生産ラインLから有軌道台車M1〜M4への荷
Wの搬送、及び、自動倉庫Z1,Z2からの荷Wの出庫
作業時に行われる有軌道台車M1〜M4から生産ライン
Lへの荷Wの搬送の両搬送作業を行うことができる。
【0021】又、移載コンベアC1〜C8の軌道K側に
は、荷Wを検出するための荷検出センサT1〜T8が設
けられている。即ち、各移載コンベアC1〜C8の荷W
を軌道K側へ搬送する搬送作業時において、荷検出セン
サT1〜T8が荷Wを検出した時には、荷Wは有軌道台
車M1〜M4との間で荷Wの受け渡し作業を行うことが
できる軌道K側の受け渡し位置にある。
【0022】一方、有軌道台車M1〜M4は各移載コン
ベアC1〜C8毎に設けられた停止位置g1〜g8に停
止して、移載コンベアC1〜C8との間で、荷Wの受渡
し作業を行うようになっている。
【0023】尚、本実施の形態において、有軌道台車M
1〜M4が移載コンベアC1の位置にいるとは、停止位
置g8を通過した位置から停止位置g1までの間に有軌
道台車M1〜M4がいることである。有軌道台車M1〜
M4が移載コンベアC2にいるとは、停止位置g1を通
過した位置から停止位置g2までの間にいることであ
る。有軌道台車M1〜M4が移載コンベアC3にいると
は、停止位置g2を通過した位置から停止位置g3まで
の間にいることである。有軌道台車M1〜M4が移載コ
ンベアC4にいるとは、停止位置g3を通過した位置か
ら停止位置g4までの間にいることである。有軌道台車
M1〜M4が移載コンベアC5にいるとは、停止位置g
4を通過した位置から停止位置g5までの間にいること
である。有軌道台車M1〜M4が移載コンベアC6にい
るとは、停止位置g5を通過した位置から停止位置g6
までの間にいることである。有軌道台車M1〜M4が移
載コンベアC7にいるとは、停止位置g6を通過した位
置から停止位置g7までの間にいることである。有軌道
台車M1〜M4が移載コンベアC8にいるとは、停止位
置g7を通過した位置から停止位置g8までの間にいる
ことである。
【0024】又、各有軌道台車M1〜M4はそれぞれ台
車番号を有しており、有軌道台車M1の台車番号は
「1」、有軌道台車M2の台車番号は「2」、有軌道台
車M3の台車番号は「3」、有軌道台車M4の台車番号
は「4」である。本実施の形態では、有軌道台車M1〜
M4は台車番号が小さい有軌道台車M1から順番に進行
方向Aとは逆向きに(後方に向かって)配列されてい
る。
【0025】移載コンベアC1〜C8はそれぞれコンベ
ア番号を有しており、移載コンベアC1のコンベア番号
は「1」、移載コンベアC2のコンベア番号は「2」、
移載コンベアC3のコンベア番号は「3」、移載コンベ
アC4のコンベア番号は「4」、移載コンベアC5のコ
ンベア番号は「5」、移載コンベアC6のコンベア番号
は「6」、移載コンベアC7のコンベア番号は「7」、
移載コンベアC8のコンベア番号は「8」である。
【0026】又、搬送システム1には台車制御盤21が
設けられるとともに、各移載コンベアC1〜C8には、
それぞれ移載コンベアC1〜C8を制御するためのコン
ベア制御盤CC1〜CC8が設けられている。
【0027】次に、有軌道台車の引当装置における電気
的構成について説明する。図2に示すように、台車制御
盤21はCPU(中央演算処理装置)等からなり、メモ
リ21aを備えている。台車制御盤21には、各有軌道
台車M1〜M4に設けられた台車コントローラMC1〜
MC4と軌道K上に設けられた通信線を介して接続され
ている。即ち、台車コントローラMC1〜MC4は、台
車制御盤21からの指示に基づいて各有軌道台車M1〜
M4を制御するようになっている。
【0028】又、各台車コントローラMC1〜MC4
は、荷載置部10に荷Wを載置しているか否かを判断し
て、荷Wを載置していれば荷有り信号を、荷Wを載置し
ていなければ空荷信号を台車制御盤21に出力する。台
車制御盤21はこれら荷有り信号及び空荷信号に基づい
て有軌道台車M1〜M4に荷が載置されているか否かを
判断するようになっている。
【0029】台車制御盤21には各コンベア制御盤CC
1〜CC8が接続されている。各コンベア制御盤CC1
〜CC8はCPU等からなり、メモリ22を備えてい
る。又、各コンベア制御盤CC1〜CC8には荷検出セ
ンサT1〜T8が接続されている。
【0030】各コンベア制御盤CC1〜CC8は、自動
倉庫Z1,Z2の在庫を管理する在庫管理コンピュータ
23から出力された搬送指示データに基づいて対応する
移載コンベアC1〜C8を制御し、荷Wの搬送作業を行
うようになっている。尚、在庫管理コンピュータ23は
管理事務所内に設置されている。
【0031】軌道K側への荷の搬送時において、荷検出
センサT1〜T8が荷Wを検出すると、各荷検出センサ
T1〜T8は荷検出信号を対応するコンベア制御盤CC
1〜CC8に出力するようになっている。即ち、荷検出
センサT1〜T8は、荷Wが移載コンベアC1〜C8の
移載位置に達すると、荷検出信号をコンベア制御盤CC
1〜CC8に出力するようになっている。
【0032】コンベア制御盤CC1〜CC8は、荷検出
センサT1〜T8から荷検出信号が出力されると、対応
する移載コンベアC1〜C8での移載作業が完了したと
して、有軌道台車M1〜M4に荷Wを搬送させるための
搬送指示データ(以下、「台車搬送指示データ」とい
う。)を台車制御盤21に出力するようになっている。
この台車搬送指示データは、どの移載コンベアC1〜C
8からどの移載コンベアC1〜C8へ荷Wを搬送するか
を示すデータを有している。
【0033】台車制御盤21は、コンベア制御盤22か
ら台車搬送指示データが入力されると、その台車搬送指
示データが入力された順番に台車搬送指示データをメモ
リ21aに記憶させる。台車制御盤21は、所定の時間
毎に、メモリ21aに記憶された台車搬送指示データ、
即ち、台車搬送指示データにて指示された荷Wに対して
有軌道台車M1〜M4を引き当てる作業(以下、「引当
作業」という。)を行う。尚、通常、所定の時間内に
は、複数の台車搬送指示データが台車制御盤21に入力
され、メモリ21aに記憶される。
【0034】引当作業時において、台車制御盤21は、
まず、基準となる移載コンベア(基準移載コンベア)C
1〜C8を設定する。通常、台車制御盤21は、台車番
号が最大の有軌道台車M1〜M4がいる移載コンベアC
1〜C8の1つ後ろの移載コンベアC1〜C8を基準移
載コンベアとして設定する。例えば、図1では、台車番
号「4」の有軌道台車M4がいる移載コンベアC1より
も1つ後ろの移載コンベアC8が基準移載コンベアとな
る。
【0035】台車制御盤21は、基準移載コンベアから
有軌道台車M1〜M4の進行方向Aとは逆向きに、荷W
が載置されている移載コンベアC1〜C8を順に選択す
るようになっている。この場合、台車制御盤21は、対
応するコンベア制御盤CC1〜CC8から台車搬送指示
データが出力されている移載コンベアC1〜C8を荷W
が載置されている移載コンベアC1〜C8であると判断
する。
【0036】台車制御盤21は、前記選択した移載コン
ベアC1〜C8上の荷Wに対して、その移載コンベアC
1〜C8を選択した順番に、即ち、基準移載コンベア側
から順に、有軌道台車M1〜M4の引当を行うようにな
っている。この引当時において、台車制御盤21は、引
当を行う移載コンベアC1〜C8の後方(進行方向Aと
は逆方向)にて、最も近くにある引当可能な有軌道台車
M1〜M4に対して引当を行うようになっている。この
場合、引当可能な有軌道台車M1〜M4とは、荷載置部
10に荷Wが載置されていない空荷の状態であって、引
当がなされていない台車である。
【0037】次に、上記のように構成した有軌道台車の
引当装置の作用及び効果について図1に示す概略構成図
及び図3に示すフローチャートに基づいて説明する。図
3に示すように、ステップ101にて、台車制御盤21
はコンベアポインタstの初期値の設定を行う。コンベ
アポインタstとは、台車制御盤21が移載コンベアC
1〜C8を選択するための変数であって、移載コンベア
C1〜C8毎に設定されたコンベア番号に対応してい
る。例えばコンベアポインタstが「1」であれば、コ
ンベア番号が「1」である移載コンベアC1を示す。
【0038】この場合、台車制御盤21はコンベアポイ
ンタstを台車番号の最も大きい有軌道台車M4がいる
移載コンベアC1〜C8よりも進行方向Aに対して逆向
きに1つ後ろの移載コンベアC1〜C8を示す移載コン
ベアC1〜C8のコンベア番号をコンベアポインタst
の値として設定する。
【0039】ステップ102にて、台車制御盤21は台
車ポインタmsの初期値の設定を行う。台車ポインタm
sとは、台車制御盤21が有軌道台車M1〜M4を選択
するための変数であって、有軌道台車M1〜M4毎に設
定された台車番号に対応している。例えば台車ポインタ
msが「1」であれば、台車番号「1」の有軌道台車M
1を示す。
【0040】この場合、台車制御盤21は最小の台車番
号の有軌道台車M1の台車番号を台車ポインタmsとし
て設定する。ステップ103にて、台車制御盤21は、
全移載コンベアC1〜C8に対して荷Wの搬送指示の有
無を確認し、有軌道台車M1〜M4の引当を行う一連の
確認処理を行ったか否かを判別する。全移載コンベアC
1〜C8に対して確認処理が終了していれば、その引当
処理を終了する。又、全移載コンベアC1〜C8に対し
て確認処理が終了していなければ、その処理をステップ
104へと移る。
【0041】ステップ104にて、台車制御盤21はコ
ンベアポインタstが示す移載コンベア(st番目の移
載コンベア)C1〜C8上に荷Wがあるか否かを判断す
る。コンベアポインタstが示す移載コンベアC1〜C
8上に荷Wがあれば、ステップ105にて、st番目の
移載コンベアC1〜C8上の荷Wに対して台車ポインタ
msが示す有軌道台車(ms番目の有軌道台車)を引き
当てる。そして、ステップ106にて、台車制御盤21
は台車ポインタmsを「1」だけ加算する。即ち、引当
を行った有軌道台車M1〜M4よりも1台だけ後続の有
軌道台車M1〜M4を示す台車ポインタmsを設定す
る。
【0042】又、ステップ104にてコンベアポインタ
stが示す移載コンベアC1〜C8上に荷Wが無い場合
には、ステップ107にて台車制御盤21は、その移載
コンベアC1〜C8に引当可能な有軌道台車M1〜M4
がいるか否かを判断する。そして、引当可能な有軌道台
車M1〜M4がいれば、ステップ108にて、台車制御
盤21は台車ポインタmsを「1」だけ加算する。即
ち、台車制御盤21は有軌道台車M1〜M4よりも1台
だけ後続の有軌道台車M1〜M4を選択する。又、引当
可能な有軌道台車M1〜M4がいなければ、ステップ1
09へとその処理を移る。
【0043】ステップ109にて、台車制御盤21はコ
ンベアポインタstを「1」だけ減算する。即ち、有軌
道台車M1〜M4の進行方向Aとは、逆向きに1つ隣の
移載コンベアC1〜C8を示すコンベアポインタstに
設定する。
【0044】そして、台車制御盤21は、再度ステップ
103からの処理を順次行い、進行方向Aとは逆向き
に、先のステップ109にて選択した1つ隣の移載コン
ベアC1〜C8に対する確認処理を行う。このように台
車制御盤21は、各移載コンベアC1〜C8毎の確認処
理を順次行い、各確認処理時のステップ109にて、コ
ンベアポインタstを順次「1」だけ減算することによ
り、進行方向Aとは逆向きに、次に確認処理を行うべき
移載コンベアC1〜C8を順次選択する。
【0045】この確認処理時において、ステップ105
にて有軌道台車M1〜M4の引当が行われた場合、又
は、ステップ107にて荷Wが無い移載コンベアC1〜
C8に引当可能な有軌道台車M1〜M4がいる場合に
は、ステップ106,108にて台車ポインタmsを
「1」だけ加算し、後続の有軌道台車M1〜M4を引当
対象の有軌道台車M1〜M4として選択する。このよう
に台車制御盤21は、台車番号が小さい有軌道台車M1
〜M4から順に引当を行う。
【0046】例えば、この引当処理を、図1に示す搬送
状態の搬送システムに適用すると、まず、ステップ10
1にて、台車制御盤21は、台車番号の最も大きい有軌
道台車M4がいる移載コンベアC1の1つ後ろの移載コ
ンベアC8のコンベア番号「8」をコンベアポインタs
tの値として設定する。
【0047】ステップ102にて、台車制御盤21は、
最小の台車番号である有軌道台車M1の台車番号「1」
を台車ポインタmsとして設定する。ステップ103に
て、台車制御盤21は、未だ全移載コンベアC1〜C8
に対して荷Wが載置されているか否かなどの確認を行っ
ていないので、ステップ104へとその処理を移る。
【0048】ステップ104にて、コンベアポインタs
tが示す移載コンベアC8上に荷Wがあるか否かを判断
する。移載コンベアC8上には、荷Wが無いので、ステ
ップ107へと移る。
【0049】ステップ107にて、移載コンベアC8の
位置に引当可能な有軌道台車M1がいるか否かを判断す
る。この場合、移載コンベアC8には、引当可能な有軌
道台車M1はいないので、ステップ109へと移り、台
車制御盤21はコンベアポインタstを「1」だけ減算
する。即ち、移載コンベアC7を選択するコンベアポイ
ンタstに設定する。そして、台車制御盤21は、再度
ステップ103からの処理を行い、移載コンベアC7に
対しての確認処理を行う。
【0050】移載コンベアC7には、引当可能な有軌道
台車M1がいる。しかし、移載コンベアC7上には荷W
が載置されていない。従って、台車制御盤21は、ステ
ップ103→ステップ104→ステップ107→ステッ
プ108→ステップ109と順次その処理を行い、ステ
ップ108にて台車ポインタmsを「1」だけ加算し、
ステップ109にてコンベアポインタstを「1」だけ
減算する。よって、台車ポインタmsは「2」となり、
コンベアポインタstの値は「6」となる。このため、
移載コンベアC6が次の確認処理の対象となるととも
に、有軌道台車M2が引当の対象となる。そして、台車
制御盤21はステップ109の処理後、ステップ103
へと移り、移載コンベアC6に対する確認処理を行う。
【0051】移載コンベアC6には、荷Wが載置され
ず、いかなる有軌道台車M1〜M4もいない。従って、
台車制御盤21は、ステップ103→ステップ104→
ステップ107→ステップ109と順次その処理を行
い、ステップ109にてコンベアポインタstを「1」
だけ減算して「5」とする。このため、移載コンベアC
5が次の確認処理の対象となる。そして、台車制御盤2
1はステップ109の処理後、ステップ103へと移
り、移載コンベアC5に対する確認処理を行う。
【0052】移載コンベアC5には、引当可能な有軌道
台車M2がいるが、荷Wは載置されていない。従って、
台車制御盤21は、ステップ103→ステップ104→
ステップ107→ステップ108→ステップ109の順
で順次処理を行い、ステップ108にて台車ポインタm
sの値を「1」だけ加算して「3」とし、ステップ10
9にてコンベアポインタstを「1」だけ減算して
「4」とする。このため、有軌道台車M3が引当対象と
なり、移載コンベアC4が次の確認処理の対象となる。
そして、台車制御盤21はステップ109の処理後、ス
テップ103へと移り、移載コンベアC4に対する確認
処理を行う。
【0053】移載コンベアC4には荷Wが載置されてい
るが、いかなる有軌道台車M1〜M4もいない。従っ
て、台車制御盤21は、ステップ103→ステップ10
4→ステップ105→ステップ106→ステップ109
の順で処理を行い、ステップ105にて、移載コンベア
C4上の荷Wに対して前記台車ポインタmsが示す有軌
道台車M3の引当を行う。この有軌道台車M3は、移載
コンベアC4の後方(進行方向Aとは逆向き)に向かっ
て、当該移載コンベアC4の最も近くにいる引当可能な
台車である。更に、台車制御盤21は、ステップ106
にて台車ポインタmsを「1」だけ加算して「4」と
し、ステップ109にてコンベアポインタstを「1」
だけ減算して「3」とする。このため、有軌道台車M4
が引当対象となり、移載コンベアC3が次の確認処理の
対象となる。そして、台車制御盤21はステップ109
の処理後、ステップ103へと移り、移載コンベアC3
に対する確認処理を行う。
【0054】移載コンベアC3には、荷Wが載置され
ず、いかなる有軌道台車M4もいない。従って、台車制
御盤21は、ステップ103→ステップ104→ステッ
プ107→ステップ109の順で各処理を行い、ステッ
プ109にてコンベアポインタstの値を「1」だけ減
算して「2」とする。このため、移載コンベアC2が次
の確認対象となる。そして、台車制御盤21はステップ
109の処理後、ステップ103へと移り、移載コンベ
アC2に対する確認処理を行う。
【0055】移載コンベアC2には荷Wが載置されると
ともに、有軌道台車M3がいる。しかし、この有軌道台
車M3は既に引当がなされているので、引当の対象とは
ならない。従って、台車制御盤21は、ステップ103
→ステップ104→ステップ105→ステップ106→
ステップ109の順で各処理を行い、ステップ105に
て移載コンベアC2に載置された荷Wに対して有軌道台
車M4の引当を行う。この有軌道台車M4は、移載コン
ベアC2の後方(進行方向Aとは逆向き)に向かって、
当該移載コンベアC2の最も近くにいる引当可能な台車
である。更に、台車制御盤21は、ステップ106にて
台車ポインタmsの値を「1」だけ加算する。この場
合、有軌道台車M1〜M4は4台しか存在しないので、
台車制御盤21は引当可能な有軌道台車M1〜M4が存
在しないと判断する。又、ステップ109にて、台車制
御盤21はコンベアポインタstを「1」だけ減算して
「1」とする。従って、移載コンベアC1が確認処理の
対象となる。そして、台車制御盤21はステップ109
の処理後、ステップ103へと移り、移載コンベアC1
に対する確認処理を行う。
【0056】移載コンベアC1には、荷Wは載置され
ず、既に引当が行われた有軌道台車M4がいるのみであ
る。従って、台車制御盤21は、ステップ103→ステ
ップ104→ステップ107→ステップ109の順で各
処理を行い、ステップ109にてコンベアポインタst
を「1」だけ減算して「0」とする。そして、台車制御
盤21はステップ109の処理後、ステップ103へと
移る。ステップ103にて、台車制御盤21はコンベア
ポインタstが「0」であることから、全移載コンベア
C1〜C8に対しての確認処理が終了したと判断し、引
当処理を終了する。
【0057】この実施の形態によれば、下記(イ)〜
(ニ)の効果を有する。 (イ)基準移載コンベアC8側から順に荷Wの載置され
た移載コンベアC4,C2を順次選択し、基準移載コン
ベアC8側の移載コンベアC4から順に、有軌道台車M
1〜M4の引当を行う。この場合、台車制御盤21は、
引当を行うべき移載コンベアC1〜C8の後方に向かっ
て、最も近い引当可能な有軌道台車M1〜M4を選択し
て引当を行うので、効率良く有軌道台車M1〜M4の引
当を行うことができるとともに、有軌道台車M1〜M4
による荷の搬送作業を効率良く行うことができる。即
ち、台車制御盤21は各有軌道台車M1〜M4の運行状
態を把握し、搬送指示が出された複数の移載コンベアC
1〜C8に対して順次最適な有軌道台車M1〜M4を選
択して引当を行うので、有軌道台車M1〜M4による荷
の搬送作業を効率良く行うことができる。
【0058】(ロ)引当可能な有軌道台車M1〜M4と
は、空荷であって、他の移載コンベアC1〜C8に対し
て引当がなされていない有軌道台車M1〜M4である。
従って、台車制御盤21は有軌道台車M1〜M4の荷W
の載置状態及び引当状態を判断するだけで容易に引当可
能か否かを判断できる。この場合、台車制御盤21は有
軌道台車M1〜M4に設けられた台車コントローラMC
1〜MC4からの信号に基づいて容易に荷Wの載置状態
及び引当状態を判断できる。
【0059】(ハ)前記基準移載コンベアC8は、台車
番号が最大の有軌道台車M4が位置する移載コンベアC
1よりも、1つだけ後方に位置する移載コンベアC8で
あるので、台車番号が最小の有軌道台車M1から順に、
台車制御盤21は有軌道台車M1〜M4の引当を行うこ
とができる。従って、台車制御盤21は、正確且つ効率
的に有軌道台車M1〜M4の引当を行うことができる。
【0060】(ニ)移載コンベアC1〜C8毎に、コン
ベア制御盤CC1〜CC8を設け、各コンベア制御盤C
C1〜CC8をそれぞれ台車制御盤21に接続した。こ
のため、各移載コンベアC1〜C8上にて荷Wが移載位
置に到着すると、各コンベア制御盤CC1〜CC8は迅
速に台車制御盤21に対して台車搬送指示データを出力
することができる。
【0061】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に
変更して実施してもよい。 (1)上記実施の形態において、有軌道台車M1〜M4
の台数は特に限定されるものではなく、5台以上の有軌
道台車を走行させてもよい。
【0062】(2)上記実施の形態において、例えば有
軌道台車M1〜M4に複数の荷Wが載置できる場合に
は、空荷でなくても、荷Wを載置できるスペースがある
時、引当可能な有軌道台車M1〜M4であるとしてもよ
い。
【0063】(3)上記実施の形態において、台車制御
盤21は所定時間毎にメモリ21aに記憶された台車搬
送指示データに対して、有軌道台車M1〜M4の引当を
行った。これを、台車制御盤21は所定の数だけメモリ
21aに台車搬送指示データが記憶された段階で、有軌
道台車M1〜M4の引当を行ってもよい。
【0064】(4)上記実施の形態において、基準移載
コンベアを所望の移載コンベアとして適宜に選択しても
よい。例えば、移載コンベアC5を基準移載コンベアと
してもよい。この場合、台車制御盤21は、前記基準移
載コンベアが移載コンベアC8である時と同様に、移載
コンベアC4、移載コンベアC2の順で荷Wが載置され
ている移載コンベアを選択する。そして、移載コンベア
C4の荷Wには、最も近い引当可能な台車として有軌道
台車M3の引当を行い、移載コンベアC2の荷Wには有
軌道台車M4の引当を行う。
【0065】(5)上記実施の形態において、移載手段
は移載コンベアC1〜C8に代えて単なる荷Wを載置す
る台から構成してもよい。上記実施の形態から把握でき
る請求項以外の技術的思想について以下に効果とともに
記載する。
【0066】(1)請求項2記載の引当装置において、
前記搬送指示手段は、コンベア制御盤CC1〜CC8で
あって、コンベア制御盤CC1〜CC8は前記移載手段
としての移載コンベアC1〜C8毎に設けられた搬送シ
ステムにおける有軌道台車の引当装置。この引当装置に
よれば、移載コンベアC1〜C8上の荷Wが移載位置に
到着すると、迅速に台車制御盤21にその荷Wの搬送指
示を行う台車搬送指示データを出力できる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
によれば、効率良く有軌道台車の引当を行うことができ
るとともに、有軌道台車による荷の搬送作業を迅速に行
うことができる。
【0068】請求項2記載の発明によれば、有軌道台車
の荷の載置状態及び引当状態を判断するだけで容易に引
当可能か否かを判断できる。請求項3記載の発明によれ
ば、台車番号が最小の有軌道台車から順に引当を行うの
で、順序良く効率的に有軌道台車の引当を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 搬送システムを示す概略構成図。
【図2】 搬送システムを示す電気ブロック図。
【図3】 搬送システムのフローチャート。
【図4】 従来例の搬送システムを示す概略構成図。
【図5】 従来例の搬送システムを示す概略構成図。
【符号の説明】
21…移載手段選択手段及び引当手段としての台車制御
盤、CC1〜CC8…搬送指示手段としてのコンベア制
御盤、C1〜C8…移載手段としての移載コンベア、K
…軌道、M1〜M4…有軌道台車、W…荷、A…進行方
向。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道に沿って1方向に向かって走行する
    複数の有軌道台車と、 前記軌道に沿って所定位置に複数設けられるとともに、
    有軌道台車へ荷を移載する移載手段と、 前記移載手段にある荷を前記有軌道台車にて搬送させる
    ための搬送指示を出す搬送指示手段とを備えた搬送シス
    テムにおいて、 前記移載手段の中から基準移載手段を設定し、その基準
    移載手段から有軌道台車の進行方向とは逆向きに、搬送
    指示手段から搬送指示が出されている移載手段を順次選
    択し、選択された移載手段の内、基準移載手段側の移載
    手段の荷から順に、移載手段の後方に向かって、走行す
    る有軌道台車の内、最も近くにある引当可能な有軌道台
    車を選択し、引当を行う搬送システムにおける有軌道台
    車の引当方法。
  2. 【請求項2】 軌道に沿って1方向に向かって走行する
    複数の有軌道台車と、 前記軌道の所定位置に設けられ、有軌道台車に荷を受け
    渡す複数の移載手段と、 前記移載手段の荷を前記有軌道台車にて搬送させるため
    の搬送指示を出す搬送指示手段と、を備えた搬送システ
    ムにおいて、 予め定められた基準移載手段から有軌道台車の進行方向
    とは逆向きに、搬送指示手段から搬送指示が出された移
    載手段を順次選択する移載手段選択手段と、 前記移載手段選択手段によって選択された移載手段の
    内、先に選択した移載手段から順に、その移載手段の後
    方に向かって、走行する有軌道台車の内、当該移載手段
    に最も近い引当可能な有軌道台車の引当を順次行う引当
    手段とを備えた搬送システムにおける有軌道台車の引当
    装置。
  3. 【請求項3】 前記引当可能な有軌道台車とは、空荷で
    あって、引当がなされていない有軌道台車である請求項
    2記載の搬送システムにおける有軌道台車の引当装置。
  4. 【請求項4】 前記予め定めた基準移載手段は、有軌道
    台車を特定する台車番号の最大の有軌道台車が位置する
    移載手段よりも、有軌道台車の進行方向に対して、1つ
    だけ後方に位置する移載手段である請求項2又は3記載
    の搬送システムにおける有軌道台車の引当装置。
JP7287426A 1995-11-06 1995-11-06 搬送システムにおける有軌道台車の引当方法及びその装置 Pending JPH09124144A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014152512A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-25 Intelligrated Headquarters, Llc Transfer conveyor arrangement and control

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014152512A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-25 Intelligrated Headquarters, Llc Transfer conveyor arrangement and control
US9309058B2 (en) 2013-03-15 2016-04-12 Intelligrated Headquarters, Llc Transfer conveyor arrangement and control

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