JPH09123313A - 波形板の少なくとも単一面に裏打ちされたウェブの製造のための機械 - Google Patents
波形板の少なくとも単一面に裏打ちされたウェブの製造のための機械Info
- Publication number
- JPH09123313A JPH09123313A JP25310996A JP25310996A JPH09123313A JP H09123313 A JPH09123313 A JP H09123313A JP 25310996 A JP25310996 A JP 25310996A JP 25310996 A JP25310996 A JP 25310996A JP H09123313 A JPH09123313 A JP H09123313A
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- JP
- Japan
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- corrugated
- belt
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- pressure belt
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B31—MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31F—MECHANICAL WORKING OR DEFORMATION OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31F1/00—Mechanical deformation without removing material, e.g. in combination with laminating
- B31F1/20—Corrugating; Corrugating combined with laminating to other layers
- B31F1/24—Making webs in which the channel of each corrugation is transverse to the web feed
- B31F1/26—Making webs in which the channel of each corrugation is transverse to the web feed by interengaging toothed cylinders cylinder constructions
- B31F1/28—Making webs in which the channel of each corrugation is transverse to the web feed by interengaging toothed cylinders cylinder constructions combined with uniting the corrugated webs to flat webs ; Making double-faced corrugated cardboard
- B31F1/2845—Details, e.g. provisions for drying, moistening, pressing
- B31F1/2877—Pressing means for bringing facer sheet and corrugated webs into contact or keeping them in contact, e.g. rolls, belts
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ライナーウェブ(32)を波形紙ウェブ(2
9)に押圧するための押圧装置(16)を備えてなって
おり、ライナーウェブと波形紙ウェブの間に確実な連結
が生じるような、波形板の少なくとも単一面に裏打ちさ
れたウェブの製造のための機械を提供する。 【解決手段】 押圧装置の押圧ベルト(19)が少なく
とも波形板(40)のウェブ近傍で蒸気透過性であるよ
うに構成される。
9)に押圧するための押圧装置(16)を備えてなって
おり、ライナーウェブと波形紙ウェブの間に確実な連結
が生じるような、波形板の少なくとも単一面に裏打ちさ
れたウェブの製造のための機械を提供する。 【解決手段】 押圧装置の押圧ベルト(19)が少なく
とも波形板(40)のウェブ近傍で蒸気透過性であるよ
うに構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の前提部
分に係る機械、即ち、紙ウェブ上に波形を作るための2
個の溝付きローラ(2,3)と、波形を付けられた紙ウ
ェブの波形の頂部上に接着剤を延ばすための接着装置
と、押圧域(34)に沿って溝付きローラの一つに係止
する波形紙ウェブの接着剤を有した頂部にライナーウェ
ブを押圧する押圧装置であって、偏向ローラと別のロー
ラに沿って案内され押圧域に沿って溝付きローラに対し
て押圧される連続押圧ベルトを有する押圧装置とを備え
てなる、波形板の少なくとも単一面に裏打ちされた(sin
gle-face lined)ウェブの製造のための機械に関する。
分に係る機械、即ち、紙ウェブ上に波形を作るための2
個の溝付きローラ(2,3)と、波形を付けられた紙ウ
ェブの波形の頂部上に接着剤を延ばすための接着装置
と、押圧域(34)に沿って溝付きローラの一つに係止
する波形紙ウェブの接着剤を有した頂部にライナーウェ
ブを押圧する押圧装置であって、偏向ローラと別のロー
ラに沿って案内され押圧域に沿って溝付きローラに対し
て押圧される連続押圧ベルトを有する押圧装置とを備え
てなる、波形板の少なくとも単一面に裏打ちされた(sin
gle-face lined)ウェブの製造のための機械に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なタイプの機械はヨーロッパ特許
出願第492310号公開公報(EP 0492 310 A)から公
知である。これら機械で製造された波形板のウェブは
1.20mから2.80mの範囲、一般的には2.50
mの長さを有する。これら装置において、含水の接着剤
の接合は、溝付きローラの加熱手段又は当該溝付きロー
ラの上方に配設された別の加熱手段であるところの加熱
設備を用いてなされる。特に低い間隙率の高品質の紙が
ライナーウェブに用いられる場合に波形紙ウェブとライ
ナーウェブとの間の接着剤の接合は不備なところが多い
ことが経験されている。
出願第492310号公開公報(EP 0492 310 A)から公
知である。これら機械で製造された波形板のウェブは
1.20mから2.80mの範囲、一般的には2.50
mの長さを有する。これら装置において、含水の接着剤
の接合は、溝付きローラの加熱手段又は当該溝付きロー
ラの上方に配設された別の加熱手段であるところの加熱
設備を用いてなされる。特に低い間隙率の高品質の紙が
ライナーウェブに用いられる場合に波形紙ウェブとライ
ナーウェブとの間の接着剤の接合は不備なところが多い
ことが経験されている。
【0003】ヨーロッパ特許出願第630739号公開
公報(EP 0 630 739 A)は、補強ファブリックとコーティ
ング部からなり、その構造故に非常に薄くでき、したが
って良好な熱伝導性を有する押圧ベルトを教示する。こ
れは、溝付きローラの押圧ベルトを介して外部から施与
される熱のために特に用いられる。当該熱は紙ウェブ又
は波形板のウェブに十分に伝わる。これは上記問題を解
決しない。
公報(EP 0 630 739 A)は、補強ファブリックとコーティ
ング部からなり、その構造故に非常に薄くでき、したが
って良好な熱伝導性を有する押圧ベルトを教示する。こ
れは、溝付きローラの押圧ベルトを介して外部から施与
される熱のために特に用いられる。当該熱は紙ウェブ又
は波形板のウェブに十分に伝わる。これは上記問題を解
決しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ライ
ナーウェブと波形紙ウェブの間に確実な連結が生じるよ
うな、一般的タイプの、波形板の少なくとも単一面に裏
打ちされたウェブの製造のための機械を具現化すること
にある。
ナーウェブと波形紙ウェブの間に確実な連結が生じるよ
うな、一般的タイプの、波形板の少なくとも単一面に裏
打ちされたウェブの製造のための機械を具現化すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は請求項1の特徴部分の構成によって、即ち、押圧装
置の押圧ベルトが少なくとも波形板のウェブ近傍で蒸気
透過性であるように構成されていることで達成される。
本発明によるやり方で、紙ウェブの加熱の間に接着剤か
ら漏れ出る水蒸気が、製造された波形板のウェブのサイ
ドの真上の押圧ベルトを通って及び/又はリニアウェブ
を通って漏れ出ることが可能なことが保証される。これ
は、波形紙ウェブとリニアウェブの間に形成された導路
における急速な圧力低下をもたらし、紙ウェブ間の良好
な結合に必要な、接着剤の加圧下での架橋がなされう
る。
題は請求項1の特徴部分の構成によって、即ち、押圧装
置の押圧ベルトが少なくとも波形板のウェブ近傍で蒸気
透過性であるように構成されていることで達成される。
本発明によるやり方で、紙ウェブの加熱の間に接着剤か
ら漏れ出る水蒸気が、製造された波形板のウェブのサイ
ドの真上の押圧ベルトを通って及び/又はリニアウェブ
を通って漏れ出ることが可能なことが保証される。これ
は、波形紙ウェブとリニアウェブの間に形成された導路
における急速な圧力低下をもたらし、紙ウェブ間の良好
な結合に必要な、接着剤の加圧下での架橋がなされう
る。
【0006】多数の発明性に富む改良が従属請求項から
明らかになろう。本発明の更なる特徴、利点及び詳細
は、図面に関連した本発明の例示的実施形態の以下の記
載から明らかになろう。
明らかになろう。本発明の更なる特徴、利点及び詳細
は、図面に関連した本発明の例示的実施形態の以下の記
載から明らかになろう。
【0007】
【発明の実施の形態】機械フレーム1において、溝付き
の下方ローラ2と溝付きの上方ローラ3とはシャフト
4,5によって回転可能であるように取り付けられる。
これらは互いに平行な軸線6,7を有する。これら柱体
面は、軸線6,7に平行に延在し2つの溝付きローラ
2,3の接触領域10において噛み合うフルーティング
8,9を備える。溝付きローラ2,3の一方、通常は上
方ローラ3は回転方向12に駆動され、他方の溝付きロ
ーラ、通常は下方ローラ2は溝付きローラ3によって回
転方向11に駆動される。接着装置13が機械フレーム
1内において回転方向11及び12での接触領域10の
下方に配設されており、当該装置は溝付きの上方ローラ
3の溝にセットされうる接着剤拡散ローラ14を有す
る。当該拡散ローラ14は軸線15回りに回転可能であ
る。
の下方ローラ2と溝付きの上方ローラ3とはシャフト
4,5によって回転可能であるように取り付けられる。
これらは互いに平行な軸線6,7を有する。これら柱体
面は、軸線6,7に平行に延在し2つの溝付きローラ
2,3の接触領域10において噛み合うフルーティング
8,9を備える。溝付きローラ2,3の一方、通常は上
方ローラ3は回転方向12に駆動され、他方の溝付きロ
ーラ、通常は下方ローラ2は溝付きローラ3によって回
転方向11に駆動される。接着装置13が機械フレーム
1内において回転方向11及び12での接触領域10の
下方に配設されており、当該装置は溝付きの上方ローラ
3の溝にセットされうる接着剤拡散ローラ14を有す
る。当該拡散ローラ14は軸線15回りに回転可能であ
る。
【0008】偏向ローラ17、テンションローラ18及
び押圧ベルト19を備えてなる押圧装置16が溝付きの
上方ローラの上方部分に備えられる。シャフトジャーナ
ル20及び21によって、偏向ローラ17とテンション
ローラ18は機械フレーム1のベアリング22及び23
において動かされ、それぞれは軸線24及び25回りに
自由に回転可能で、言い換えれば、駆動されない。全て
の軸線6,7,15,24,25は互いに平行に延び
る。テンションローラ18のデザインは、例えばドイツ
連邦共和国特許出願第4420726号公開公報(DE 44
20 726 A1、米国特許出願第08/491215号に対
応する)から一般的に公知である。押圧ベルト19のテ
ンションかけは、方向28において離脱接線27に平行
にテンションローラ18を移動することによって行われ
る。
び押圧ベルト19を備えてなる押圧装置16が溝付きの
上方ローラの上方部分に備えられる。シャフトジャーナ
ル20及び21によって、偏向ローラ17とテンション
ローラ18は機械フレーム1のベアリング22及び23
において動かされ、それぞれは軸線24及び25回りに
自由に回転可能で、言い換えれば、駆動されない。全て
の軸線6,7,15,24,25は互いに平行に延び
る。テンションローラ18のデザインは、例えばドイツ
連邦共和国特許出願第4420726号公開公報(DE 44
20 726 A1、米国特許出願第08/491215号に対
応する)から一般的に公知である。押圧ベルト19のテ
ンションかけは、方向28において離脱接線27に平行
にテンションローラ18を移動することによって行われ
る。
【0009】図1で認識されるように、押圧ベルト19
は約90°のベルト接触の角度aだけ溝付きの上方ロー
ラ3の溝9に係り、矢印方向26にしたがって当該ロー
ラと同じ回転方向に動く。押圧ベルト19は、テンショ
ンローラ18上を動く押圧ベルト19の接線と同じ離脱
接線27にしたがって溝付きの上方ローラ3から離れて
動く。
は約90°のベルト接触の角度aだけ溝付きの上方ロー
ラ3の溝9に係り、矢印方向26にしたがって当該ロー
ラと同じ回転方向に動く。押圧ベルト19は、テンショ
ンローラ18上を動く押圧ベルト19の接線と同じ離脱
接線27にしたがって溝付きの上方ローラ3から離れて
動く。
【0010】押圧ベルト19は引っ張りに耐性のある微
細な網目状のスクリーンベルトであり、このスクリーン
ベルトは織られたファブリックか、好ましくは編まれた
ファブリックである。それはそれぞれスチールワイヤや
プラスチックコードやプラスチックワイヤからなり、こ
れらに接着剤は接着しない。押圧ベルト19のスクリー
ン構造は当該ベルトを蒸気透過性とする。
細な網目状のスクリーンベルトであり、このスクリーン
ベルトは織られたファブリックか、好ましくは編まれた
ファブリックである。それはそれぞれスチールワイヤや
プラスチックコードやプラスチックワイヤからなり、こ
れらに接着剤は接着しない。押圧ベルト19のスクリー
ン構造は当該ベルトを蒸気透過性とする。
【0011】図3で認識されるように、押圧ベルト19
の幅bは偏向ローラ17の幅よりも僅かに小さく、した
がって偏向ローラ17の幅と同じであるテンションロー
ラ18の幅よりも僅かに小さい。
の幅bは偏向ローラ17の幅よりも僅かに小さく、した
がって偏向ローラ17の幅と同じであるテンションロー
ラ18の幅よりも僅かに小さい。
【0012】本装置は次のように機能する。紙ウェブ2
9は溝付きの下方ローラ2と上方ローラ3の間の接触範
囲10に入り、フルーティング8,9によって波形30
を付けられる。接着装置13において、それぞれの波形
30の頂部31に接着剤が付けられる。波形紙ウェブ2
9の他の部分には接着剤が広がらない。ライナーウェブ
32が偏向ローラ17を介して供給されるが、このライ
ナーウェブ32は同様に紙からなり、紙ウェブ29と同
じ幅dを有する。図3で認識されるように、紙ウェブ2
9の幅dは押圧ベルト19の幅bよりも狭い。このライ
ナーウェブ32は、押圧ベルト19の外側に当たりなが
ら挿入され、当該押圧ベルト19のベルト接触角度aに
よって定められた押圧域34において、溝付きの上方ロ
ーラ3のフルーティング9に位置した波形紙ウェブ29
の頂部31に押圧され、当該波形紙ウェブ29に合わさ
れる。
9は溝付きの下方ローラ2と上方ローラ3の間の接触範
囲10に入り、フルーティング8,9によって波形30
を付けられる。接着装置13において、それぞれの波形
30の頂部31に接着剤が付けられる。波形紙ウェブ2
9の他の部分には接着剤が広がらない。ライナーウェブ
32が偏向ローラ17を介して供給されるが、このライ
ナーウェブ32は同様に紙からなり、紙ウェブ29と同
じ幅dを有する。図3で認識されるように、紙ウェブ2
9の幅dは押圧ベルト19の幅bよりも狭い。このライ
ナーウェブ32は、押圧ベルト19の外側に当たりなが
ら挿入され、当該押圧ベルト19のベルト接触角度aに
よって定められた押圧域34において、溝付きの上方ロ
ーラ3のフルーティング9に位置した波形紙ウェブ29
の頂部31に押圧され、当該波形紙ウェブ29に合わさ
れる。
【0013】溝付きの上方ローラ3は通常、例えば約1
70°に加熱されるので、波形30の頂部31上の接着
剤35に含有される水分は蒸発し、図2及び3において
流れ方向の矢印36で概略的に示されるように、ライナ
ーウェブ32とスクリーンタイプの押圧ベルト19とを
通って部分的に漏れ出る。これは比較的軽い、即ち、低
級の多孔性紙がライナーウェブ32に用いられる場合に
特に生じる。しかしながら、もし高品質、即ち、あまり
孔のない紙がライナーウェブ32に用いられるならば、
水蒸気は流れ方向の矢印36に従いライナーウェブ32
と押圧ベルト19を通って直接外側へ漏れ出ることがで
きないか、非常に低い程度で漏れ出るにすぎない。当該
蒸気圧のために僅かな過圧が波形紙ウェブ29とライナ
ーウェブ32の間で波形のために形成された導路37に
生じることになり、この過圧のため、あるいは少なくと
も接着剤35がもはや必要な程度に押圧されずライナー
ウェブ32と紙ウェブ29の頂部31との間の接着が十
分に固くならない危険があり、ライナーウェブ32が紙
ウェブ29の頂部31から離昇する。当該圧力は軸線2
4に平行な流れ方向の矢印38にしたがった導路37の
端部39へ向かう方向における水蒸気と空気の流れによ
って減少するのみである。押圧ベルト19は蒸気と空気
を透過可能なので、導路37を離れた直後、当該ベルト
に沿って流れる蒸気と空気は流れ方向の矢印42に対応
する波形板40のウェブを越えて出っ張る押圧ベルト1
9の部分41を通って外側へ流れ出ることができる。こ
の影響が強ければ強いほど、押圧ベルト19の幅bと波
形板40のウェブの幅dの差が大きくなる。これは波形
板40の比較的狭いウェブが機械で製造される場合に特
に生じる。最大2.50mの幅dの波形板40のウェブ
を製造する機械は、例えば僅かに1.20mの幅dの波
形板のウェブを製造するのにも供される。この場合、押
圧ベルト19の幅bは約2.60mである。
70°に加熱されるので、波形30の頂部31上の接着
剤35に含有される水分は蒸発し、図2及び3において
流れ方向の矢印36で概略的に示されるように、ライナ
ーウェブ32とスクリーンタイプの押圧ベルト19とを
通って部分的に漏れ出る。これは比較的軽い、即ち、低
級の多孔性紙がライナーウェブ32に用いられる場合に
特に生じる。しかしながら、もし高品質、即ち、あまり
孔のない紙がライナーウェブ32に用いられるならば、
水蒸気は流れ方向の矢印36に従いライナーウェブ32
と押圧ベルト19を通って直接外側へ漏れ出ることがで
きないか、非常に低い程度で漏れ出るにすぎない。当該
蒸気圧のために僅かな過圧が波形紙ウェブ29とライナ
ーウェブ32の間で波形のために形成された導路37に
生じることになり、この過圧のため、あるいは少なくと
も接着剤35がもはや必要な程度に押圧されずライナー
ウェブ32と紙ウェブ29の頂部31との間の接着が十
分に固くならない危険があり、ライナーウェブ32が紙
ウェブ29の頂部31から離昇する。当該圧力は軸線2
4に平行な流れ方向の矢印38にしたがった導路37の
端部39へ向かう方向における水蒸気と空気の流れによ
って減少するのみである。押圧ベルト19は蒸気と空気
を透過可能なので、導路37を離れた直後、当該ベルト
に沿って流れる蒸気と空気は流れ方向の矢印42に対応
する波形板40のウェブを越えて出っ張る押圧ベルト1
9の部分41を通って外側へ流れ出ることができる。こ
の影響が強ければ強いほど、押圧ベルト19の幅bと波
形板40のウェブの幅dの差が大きくなる。これは波形
板40の比較的狭いウェブが機械で製造される場合に特
に生じる。最大2.50mの幅dの波形板40のウェブ
を製造する機械は、例えば僅かに1.20mの幅dの波
形板のウェブを製造するのにも供される。この場合、押
圧ベルト19の幅bは約2.60mである。
【0014】押圧ベルト19とともに、ライナーウェブ
32で単一面に裏打ちされた波形板40の仕上げ接着さ
れたウェブは、離脱接線27の方向に溝付き上方ローラ
3から離れ、押圧ベルト19とともにテンションローラ
18の一部に沿って案内される。ここから排出方向43
において巻き取りローラに供給される。
32で単一面に裏打ちされた波形板40の仕上げ接着さ
れたウェブは、離脱接線27の方向に溝付き上方ローラ
3から離れ、押圧ベルト19とともにテンションローラ
18の一部に沿って案内される。ここから排出方向43
において巻き取りローラに供給される。
【0015】必ずしも必要でない紙ウェブ29,32の
加熱は溝付きローラ3を介して行われる。択一的又は任
意に、図1に点線で概略的に示されるように、偏向ロー
ラ17とテンションローラ18の間の押圧ベルト19の
範囲内に配設された加熱設備44によって行ってもよ
い。
加熱は溝付きローラ3を介して行われる。択一的又は任
意に、図1に点線で概略的に示されるように、偏向ロー
ラ17とテンションローラ18の間の押圧ベルト19の
範囲内に配設された加熱設備44によって行ってもよ
い。
【図1】波形板の単一面に裏打ちされたウェブの製造の
ための機械の端面図である。
ための機械の端面図である。
【図2】図1のIIに対応する部分的な拡大断面図であ
る。
る。
【図3】図2の断面線III-IIIに沿った溝付きの上方ロ
ーラで切る部分的な横断面図である。
ーラで切る部分的な横断面図である。
2 溝付き下方ローラ 13 接着装置 16 押圧装置 17 偏向ローラ 19 押圧ベルト 29 紙ウェブ 30 紙形 31 頂部 32 ライナーウェブ 34 押圧域 35 接着剤 40 波形板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドムント ブラダチュ ドイツ連邦共和国 デー・92637 ヴァイ デン ヒンテルム ツヴィンガー 18 (72)発明者 ハンス モスブルガー ドイツ連邦共和国 デー・92729 ヴァイ ヘルハマー ルピーネンシュトラーセ 16 (72)発明者 アルフォンス グナン ドイツ連邦共和国 デー・92249 フィル ゼック ツィーゲルアンガー 20 (72)発明者 ヘルマン・ヨゼフ メンスィング ドイツ連邦共和国 デー・92729 ヴァイ ヘルハマー ヒュッテンヴェルク ヌマー 6 (72)発明者 アンドレアス クノル ドイツ連邦共和国 デー・90489 ニュル ンベルク ケスラープラッツ 19 (72)発明者 ロター ヨプスト ドイツ連邦共和国 デー・92729 ヴァイ ヘルハマー ヴィーゼンシュトラーセ 4
Claims (10)
- 【請求項1】 紙ウェブ(29)上に波形を作るための
2個の溝付きローラ(2,3)と、 波形を付けられた紙ウェブ(29)の波形(30)の頂
部(31)上に接着剤(35)を延ばすための接着装置
(13)と、 押圧域(34)に沿って溝付きローラの一つ(3)に係
止する波形紙ウェブ(29)の接着剤(35)を有した
頂部(31)にライナーウェブ(32)を押圧する押圧
装置(16)であって、偏向ローラ(17)と別のロー
ラ(18)に沿って案内され押圧域(34)に沿って溝
付きローラ(3)に対して押圧される連続押圧ベルト
(19)を有する押圧装置(16)とを備えてなる、波
形板(40)の少なくとも単一面に裏打ちされたウェブ
の製造のための機械において、 上記押圧ベルト(19)が少なくとも波形板(40)の
ウェブ近傍で蒸気透過性であることを特徴とする機械。 - 【請求項2】 押圧ベルト(19)がその全幅(b)に
わたって蒸気透過性であることを特徴とする請求項1に
記載の機械。 - 【請求項3】 押圧ベルト(19)が形状的にスクリー
ンタイプであることを特徴とする請求項1又は2に記載
の機械。 - 【請求項4】 押圧ベルト(19)が微細なメッシュ状
に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいず
れか一項に記載の機械。 - 【請求項5】 押圧ベルト(19)が織り合わされた又
は編まれたファブリックであることを特徴とする請求項
1〜4のいずれか一項に記載の機械。 - 【請求項6】 押圧ベルト(19)が接着剤に対し低粘
着性の材料からなることを特徴とする請求項1〜5のい
ずれか一項に記載の機械。 - 【請求項7】 押圧ベルト(19)がスチールからなる
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の
機械。 - 【請求項8】 押圧ベルト(19)がプラスチック材料
からなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項
に記載の機械。 - 【請求項9】 押圧ベルト(19)が引っ張りに対して
抵抗性のあるものであることを特徴とする請求項1〜8
のいずれか一項に記載の機械。 - 【請求項10】 押圧ベルト(19)の幅(b)が波形
板(40)のウェブの最大幅(d)を越えることを特徴
とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の機械。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19536007:9 | 1995-09-28 | ||
DE1995136007 DE19536007A1 (de) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | Maschine zur Herstellung einer mindestens einseitig kaschierten Wellpappebahn |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09123313A true JPH09123313A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=7773364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25310996A Pending JPH09123313A (ja) | 1995-09-28 | 1996-09-25 | 波形板の少なくとも単一面に裏打ちされたウェブの製造のための機械 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09123313A (ja) |
DE (1) | DE19536007A1 (ja) |
FR (1) | FR2739319B1 (ja) |
GB (1) | GB2305675B (ja) |
IT (1) | IT1284810B1 (ja) |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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