JPH0585678B2 - - Google Patents

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JPH0585678B2
JPH0585678B2 JP60209014A JP20901485A JPH0585678B2 JP H0585678 B2 JPH0585678 B2 JP H0585678B2 JP 60209014 A JP60209014 A JP 60209014A JP 20901485 A JP20901485 A JP 20901485A JP H0585678 B2 JPH0585678 B2 JP H0585678B2
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drying
cylinder
paper
web
metal
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Reeteinen Yutsuka
Petsuka Soruma Ori
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Tampella Oy AB
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Publication of JPH0585678B2 publication Critical patent/JPH0585678B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B13/00Machines and apparatus for drying fabrics, fibres, yarns, or other materials in long lengths, with progressive movement
    • F26B13/10Arrangements for feeding, heating or supporting materials; Controlling movement, tension or position of materials
    • F26B13/105Drying webs by contact with heated surfaces other than rollers or drums
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/004Drying webs by contact with heated surfaces or materials

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、乾燥されるべき巻取り紙を搬送する
ためのワイヤまたはフエルトと、前記巻取り紙と
前記ワイヤまたはフエルトに作用する脱気ユニツ
トと、高熱伝導性の同方向に移動可能かつ互いに
平行な表裏一体の作用面を有する帯体と、前記巻
取り紙を前記ワイヤ又はフエルトに前記作用面の
一方に対して押圧した状態で乾燥させるために前
記帯体の通路中に形成された乾燥区域と、前記巻
取り紙に接する前記帯体の面を加熱する手段と、
前記ワイヤまたはフエルトと接触する面を冷却す
る手段とからなる巻取り紙類の乾燥装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
この用途のために開発されたかかる方法および
装置は、例えばフインランド特許第54514号およ
び同第61537号明細書に記載されている。手短か
に言えば、これらの特許明細書は、乾燥方法、す
なわち、加熱および冷却面間の空間において実施
され、前記空間が出来るだけ空気が無いようにな
つている、いわゆるコンバツク乾燥方法について
記載している。
フインランド特許第54514号明細書は加熱面の
温度が約100℃で、乾燥されるべき巻取り紙から
蒸発された蒸気が擬縮される冷却面の温度は比較
的低く、すなわち代表的には40℃以下になつてい
る。
フインランド特許第61537号明細書は、かわつ
てプレス乾燥方法および条件に関係する。紙また
は厚紙に関する限りにおいて、湿つた巻取り紙の
温度は乾燥作業中100℃を越え、そして巻取り紙
の表面に対して垂直の方向に働かされる同時押圧
作用は同様に高く、代表的には0.3MPa以上であ
る。フインランド特許第61537号明細書によれば、
かかる巻取り紙の乾燥条件は加熱バンドの温度を
高く、代表的には180℃にまで維持することによ
り得られ、それにより冷却面の温度は十分に高
く、代表的には80〜150℃の範囲に保持される。
同時に、加熱および冷却両面は外部からの適宜な
負荷を受け、それにより巻取り紙は所望の押圧作
用にさらされる。
前記両特許明細書において、前記方法は実際に
は加熱および冷却両面が巻取り紙の速度において
該巻取り紙の運動の方向に動いている金属バンド
であるような方法で実施される。前記金属バンド
間で、乾燥されるべき巻取り紙は加熱面に対して
位置決めされ、そしてフエルト、ワイヤまたは蒸
気を浸透する他のあるマツトは冷却バンドに対し
て位置決めされ、前記マツトの他側はしたがつて
乾燥されるべき巻取り紙に向いあつている。圧縮
飽和蒸気を収容する固定箱が加熱金属バンドの外
側に位置決めされ、前記固定箱は蒸気が金属バン
ドとまたは金属バンドの上に形成される擬縮物と
直接接触するように可動金属バンドに向けて開放
されている。
加熱バンドに関連して上述された固定箱と全く
同じ固定箱が冷却金属バンドの外側に設けられ
る。しかしながら、冷却バンドの固定箱は水を収
容し、その圧力は加熱バンドの固定箱内の蒸気圧
に等しい。これに反して、水の温度は蒸気の温度
より数10度低い。
フインランド特許第61537号明細書は、さらに、
幾つかの乾燥区域が次々にに設けられる解決方法
を開示している。したがつて、冷却バンドの温度
は各次々の乾燥区域において異なることができ
る。
上記した乾燥区域の他に、2つの平行金属バン
ドからなるフインランド特許第59636号明細書は、
例えば、加熱面がその軸線のまわりに回転する金
属シリンダの外部によつて形成される構造を開示
している。それによつては前記冷却面はシリンダ
上に最も遠くに延びる金属バンドかまたはガスを
浸透しない他のバンドである。付随して、フイン
ランド特許第61537号明細書に記載されたような
その変化する多くの区域を有するプレス乾燥方法
もまたシリンダ上で行なわれる。
上述した装置の乾燥率は非常に高く、抄紙機の
乾燥シリンダの乾燥率に比して十倍以上であるけ
れども、最近の抄紙または厚紙機は長い乾燥区
域、代表的にはこれらの乾燥方法に関連して、全
乾燥区域において数10メートルを要することが明
らかである。もちろん、この種の装置は高価でか
つ一般に全く新規な機械にのみ取り付けられる。
記載されるべきことは、多くの実験が、巻取り
紙または巻取り厚紙の強度値の上昇に関連して、
最も有効な方法はとくに乾燥工程の湿つた端部に
おいて押圧乾燥していることを示したということ
である。したがつて、全乾燥区間の一部のみが押
圧により乾燥されるならば、プレス乾燥段階を乾
燥区域の湿つた端部に位置決めするのが最も有利
である。
従来の乾燥区域の1または数個のシリンダがフ
インランド特許第61537号明細書の第1図および
第2図に示された型の乾燥ドライヤとして作用す
るように変更することができることは明らかであ
る。幾つかの補助装置および設備が必要となる
が、これに反して、問題の乾燥シリンダならびに
フレーム、作業およびその蒸気/凝縮物の装置は
ほとんど記載されたプレス乾燥装置におけるごと
く使用することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この解決は現存するMGシリン
ダまたはヤンキーシリンダが前記プレス乾燥方法
のために変更されることができる場合においての
み実用的かつ経済的である。最大の難点は鋳鉄で
作られた乾燥シリンダの外套の高い熱抵抗であ
る。フインランド特許第61537号明細書によるプ
レス乾燥において、加熱面上の熱流動は、極めて
高く、瞬時にちようど200KW/m2になる。この
ような熱流動値は鋳鉄シリンダの外套については
得られないことは明らかである。もし鋳鉄シリン
ダが記載されたプレス乾燥方法において加熱面と
して使用されるならば、それは乾燥率を非常にゆ
つくり降下させる障害となる。
MGシリンダは通常非常に大きく、代表的には
3メートルを越える直径を有するため、これらの
シリンダは有効な乾燥が鋳鉄製外套の高い熱抵抗
にも拘らず充分な乾燥が可能である長さを設けら
れる限りプレス乾燥区域を設けることを許容す
る。通常の大きさ、すなわち1.5または1.8メート
ルの直径の乾燥シリンダによれば、全乾燥量はし
かしながら、かかる装置においてほとんど価値の
ないように低いままである。
本発明の目的は、フインランド特許第61537号
に開示されたプレス乾燥方法、例えば従来の乾燥
区域の現存する装置および構造が出来るだけ広範
に利用されることができるような方法において、
抄紙または厚紙機における乾燥区域の少なくとも
湿つた端部において実施されることができる乾燥
装置を提供することにある。この装置において、
必要な投資コストが最小にされることができる。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
この目的は、本発明によれば、前記巻取り紙と
接触する帯体の面が前記乾燥区域の外部で予熱さ
れる金属バンドによつて形成され、該金属バンド
が、前記冷却手段を備えた回転金属シリンダの最
外方に設けられた空気圧室内において該シリンダ
とともに移動しながら該シリンダ上に位置決めさ
れた前記巻取り紙の外表面と前記ワイヤまたはフ
エルトとを押圧するように配接されていることを
特徴とする装置によつて達成される。
フインランド特許第61537号明細書による解決
と比較するとき、例えば、本発明の利点は巻取り
紙に含有される水分の蒸発に必要とされる熱がそ
れ自体巻取り紙に達するために比較的薄い金属バ
ンドまたはその一部分を通るだけであるというこ
とである。バンドの厚さは代表的には1.0から1.5
mmの範囲である。したがつて、巻取り紙に熱を伝
達するのに発生する熱伝達抵抗は極めて低い。
問題になつている乾燥工程において、冷却され
た面上にかつ冷却面を通り、さらに冷却面から離
れて伝達される熱の量は、殆ど正確に巻取り紙に
加熱面を通つて伝達された熱の量(同一熱流動に
関して)に等しいことは明らかである。そこで、
この種の高い熱流動は、乾燥シリンダが冷却面と
して作用する場合もまたは乾燥シリンダが加熱面
として作用する場合も、どちらも通過できないと
見做すのが自然であろう。しかしながら、状況は
乾燥率と乾燥工程に関連する幾つかの質的問題と
に関連して全く異なつている。フインランド特許
第59439号明細書は、この種のコンバツク乾燥方
法において前記冷却面の温度が加熱面の温度に近
接し過ぎないように上昇する場合に、冷却面の温
度によつて乾燥率への影響が如何に少ないかを証
明している。代表的には、冷却面の温度が加熱面
の温度より40℃以上低いことが必須である。ま
た、フインランド特許第59439号明細書はこの理
由を簡単に記載している。
本発明に関連して、これは加熱面、すなわちシ
リンダ上の最外方に延びる鋼製バンドの温度が例
えば約140℃でありそして42g/m2のかつ約43%
の乾燥固体含有量を有する新聞用紙が乾燥されて
いる場合、シリンダ概略以下のごとく作動するこ
とを暗示する。巻取り紙(ウエブ)からの乾燥流
動は約400Kg/(h・m2)であり、かつしたがつ
て、シリンダ上の乾燥区域がシリンダの全周の約
60%にわたつて延びるだけであることを考慮する
と、乾燥シリンダの外套を通る熱流動は約
140KW/m2である。シリンダの内部冷却水から
シリンダの内面上への対流熱伝達係数が
10000W/(m2・℃)であるならば、内部シリン
ダの温度は水の温度より約14℃高い。シリンダ外
套の厚さが25mmでかつ外套の鋳鉄の熱伝導係数が
55W/(m2・℃)であるならば、シリンダの外面
の温度は内面の温度より63℃高い。さらに、シリ
ンダ内部の冷却水の温度が約15℃であるならば、
シリンダの外面の温度は(15+14+63)℃=92℃
である。
上記に鑑みて、この特別な場合における乾燥率
は加熱面の温度が140℃までである場合に発生す
る乾燥率より数%(最近の結果によれば10〜20
%)だけ低く、冷却面の温度は20℃である。
乾燥されるべき巻取り紙(ウエブ)の質的特性
の開発に鑑みて、冷却面の温度、この特別な場合
において乾燥シリンダの外面の温度が92℃と同じ
高さであるならば、殆どすべての抄紙または厚紙
機巻取り紙に多大な利点がある。ただし、巻取り
紙は厚さ方向においてかなり高い圧力(代表的に
は0.3mPa以上)にさらされる。これらの作用お
よび理由はフインランド特許第61537号に記載さ
れている。質的特性に関連する最も重要な事は温
度が乾燥工程の間中巻取り紙全体にわたつて100
℃以上(好ましくは120℃またはそれ以上)であ
り、巻取り紙は同時に厚さ方向における前記圧力
によつて影響を及ぼされるということである。
乾燥シリンダの表面温度が92℃でかつ乾燥率が
400Kg(h・m2)であるならば、乾燥シリンダに
向い合う巻取り紙側の温度は、乾燥シリンダと巻
取り紙との間に設けられるフエルト、ワイヤまた
は他の浸透性マツトの浸透率に依存して、多分
100℃より高い。
本発明のさらに他の利点は、本発明が現存する
抄紙機に非常に好都合に適用されることができ、
それゆえ導入コストが極めて低いということであ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の1実施例を添付図面に基づいて
説明する。
図において、量乾燥グループの3個の下方シリ
ンダ1,2及び3はそれらの新奇な位置を有す
る。説明を明確にするため、左手の乾燥グループ
のみが符号を備えており、右手のグループは左手
のグループと全く同一である。これに反して、2
つの最上方のシリンダ4及び5が付加され、そし
て図示してないが前記シリンダ用のフレームおよ
び軸受を設けることはもちろん必要である。鋼か
らなる予熱されたバンド6が全ての5個のシリン
ダのまわりに張られている。中間に位置決めされ
た前記シリンダは適当なコンバツク乾燥ドライヤ
である。脱気ユニツト7は巻取り紙(ウエブ)8
とプラスチツクワイヤまたはフエルト9から出来
るだけ多くの空気を除去する。もし必要ならば、
幾つかのワイヤが重ねて設けられ、それにより巻
取り紙に最も近くに位置するワイヤは出来るだけ
きめの細いものが用いられる。脱気はワイヤまた
はフエルトを通して蒸気を吹き付けまたは吸い込
むことによるか、または吸込みポンプによつて脱
気室から空気を吸い込むことにより、またはこれ
ら2つの方法を結合することにより遂行される。
図において、プラスチツクワイヤ9は、1または
それ以上のワイヤまたはフエルトを示し、また同
時に混合した組みあわせとして使用される。ワイ
ヤ9はガイドローラ10によつて案内され、かつ
緊張具11によつて緊張させられる。また、ワイ
ヤの循環は又幾つかのワイヤの案内ローラ12に
よつてなされる。コンバツク区域において、巻取
り紙から蒸発された水分は部分的に冷却シリンダ
2の表面に凝縮し、部分的に前記シリンダに向い
合うワイヤ9の側に凝縮する。凝縮物はスクレー
パ13によつて前記シリンダ表面から削り落さ
れ、かつシリンダ2からこのように離された凝縮
水分は急斜面14を通つて放出される。ワイヤ9
上に凝縮された水分は吸込み箱23によつて除去
される。乾燥区域後、巻取り紙8は例えば吸込み
ローラ15によつてワイヤ9から上の方に昇らさ
れ、そしてさらにそれから公知の方法によつて次
の類似の乾燥グループに移動させられる。鋼鉄バ
ンド6の予熱を行なうために、前記2個の最下方
シリンダ1,3は従来の方法によつて蒸気によつ
て内部加熱される。コンバツクシリンダ2は公知
の水循環装置によつて内部水冷却を備えており、
そして2個の最上方のシリンダ4,5もまた、必
要ならば、内部蒸気加熱を備えている。図中のマ
ークCは水却シリンダを示し、逆にマークHは蒸
気加熱シリンダを示す。マークHは、上述したよ
うに、潜在蒸気加熱を示す。空気圧室16はコン
バツク乾燥区域の上方に設けられ、該空気圧室1
6は加圧空気17を収容している。空気圧室16
の縁部は密封部18を備え該密封部に対して鋼製
バンドがそれに対して移動可能に取付けられてい
る。反力シユー19がシリンダ2の対面側に設け
られ、該反力シユー19は支持バー20、空気圧
室21およびシリンダ2に対して位置決めされた
摺動密封体22からなつている。
図の説明は種々の方法で変更されることができ
る単なる一例として理解されるべきである。本発
明の考え得る好適な変更は以下に記載され、そし
てその他に、幾つかの数値例が本発明の思想を示
すのに与えられる。
図の例から明らかなように、本発明の1つの必
須の特徴は、加熱面を形成する鋼製バンド6の温
度が乾燥区域内で低下し過ぎるのを防ぐために十
分高い温度に乾燥区域の外部で予熱されるという
ことである。ここで思い起されるべきことは、例
えば1.2mmの厚さを有する鋼製バンドが比較的高
い比熱容量を有するということである。上述され
た乾燥状況は、例としてこの点において、すなわ
ち42g/m2のかつ約45%の乾燥・固体含量を有す
る新聞用紙が乾燥される状況が記載されることが
でき、加熱された鋼製バンド6の温度が約140℃
である。もしシリンダ2の直径が1.8mであり、
かつ外面の60%が乾燥区域に含まれるならば、そ
してもし機械の速度が15m/secであるならば、
巻取り紙8はシリンダ上の乾燥区域を0.226秒で
通過する。乾燥率が400Kg/(h/m2)であると、
それにより25.1g/m2の水分が巻取り紙8から蒸
発される。鋼製バンド6の密度が7800Kg/m3でか
つ比熱が0.46KJ(Kg・℃)であるので、又巻取り
紙8内に含有される水分の蒸発に要求される潜熱
が約2100KJ/Kgであるため、鋼製バンド6の温
度は該鋼製バンドが乾燥区域を通過するとき12.3
℃だけ降下する。したがつて、鋼製バンド6が乾
燥区域に146.2℃の温度で達するならば、該鋼製
バンド6は133.9℃の温度で乾燥区域を出る。こ
こでは、鋼製バンドからの熱は巻取り紙8内に勧
誘される水分の蒸発のみ使用されると仮定され
る。
上記例によれは、1.2mmの厚さを有する鋼製バ
ンドはシリンダ2上の乾燥区域の加熱面として作
用するのに十分な熱容量を有する。例えば使用さ
れた蒸発された流量、すなわち400Kg/(h・m2
は、実際には、実用において遭遇される最高の流
量である。
乾燥区域の外部で実施される予熱は幾つかの異
なる方法において行なわれる。図示した解決にお
いて、前記予熱は金属バンド6を現存する蒸気お
よび凝縮装置を備えている幾つかの従来の乾燥シ
リンダ1,3,4,5にわたつて通すことにより
実施される。それにより金属バンド(鋼製バン
ド)6は各シリンダ1,3,4,5の周部の約25
〜60%をカバーする区間にわたつて前記シリンダ
の表面と直接接触する。
この種の装置は自明のごとく、低い熱抵抗がシ
リンダ1,3,4,5の外面と鋼製バンド6との
間に維持されることを要求する。シリンダ1,
3,4,5の表面粗さがRa=0.4〜0.6μmでかつ
鋼製バンドの表面粗さがRa=0.2〜0.3μmである
と仮定されるならば、前記面間の空気層の厚さは
ほぼ3μmより大きくないことはもちろんのこと
である。もしシリンダ1,3,4,5から鋼製バ
ンド6へすべての熱がこの種の空気層を通つて伝
達されると仮定されるならば、すなわち、熱は金
属−金属接触点を通つて伝達されない。シリンダ
から金属バンドへの熱伝達係数は約11700w/
(m2.℃)である。これはシリンダの内部蒸気か
らシリンダの表面への熱伝達係数(代表的には約
1400W/(m2・℃)と同じ高さのほぼ10倍であ
る。そこで、もし各シリンダ上の鋼製バンドの接
触距離がかなり長いならば、シリンダ内部からシ
リンダの表面への熱の伝達のみ鋼製バンドの加熱
に関する粗計算に注意を払う価値があることにな
る。
上記の値および170℃である乾燥シリンダ1,
3,4,5の内部蒸気の温度により、133.9℃か
ら146.2℃への鋼製バンド6の加熱は乾燥シリン
ダの18.9メートルの外周を必要とすることが計算
により証明されることができる。これは鋼製バン
ド6と直接接触する周部分の全長ではなく、前記
鋼製バンド6がかなりの距離にわたつてその上に
延びる乾燥シリンダ1,3,4,5の全周長であ
る。したがつて、シリンダ1,3,4,5の直径
が1.8mで1個のシリンダの周囲が5.7mであるな
らば、かかる4個のシリンダは所望の全長、すな
わち18.9mを得ることが要求される。
上述された例は乾燥区域の湿つた端部における
乾燥方法に関係し、その端部において乾燥率はと
くに高い。前記鋼製バンド6が前記型の乾燥区域
に入る前に所望の温度に加熱するためには、2個
の乾燥シリンダが中央部分において、または乾燥
区域の乾燥端において設けられれば十分であるこ
とが容易に証明される。
鋼製バンドの加熱に使用されるシリンダ1,
3,4,5は、従来の配置および作業ならびに従
来の蒸気および凝縮装置を有する従来の乾燥区域
の乾燥シリンダにすることができるが、また、必
要ならば追加のシリンダを使用することができ
る。
高圧の蒸気による鋼製バンド6の予熱は、また
抄紙機の従来の乾燥シリンダ以外の種類の加熱シ
リンダによつても実施される。内部蒸気から外面
へのこの種シリンダの熱抵抗は、抄紙機の乾燥シ
リンダに比して低くすべきである。低熱抵抗を有
するこの種シリンダの外面は、全区域の最大部分
にわたつて(しかし、面全体にではなく)比較的
滑らかにすべきであるため、例えば、この種のシ
リンダ4および5は、外套がシリンダの軸線の方
向に互いに向かいあつて近接して延びかつその内
部に蒸気および凝縮物が流れる低熱抵抗の複数の
金属管によつて形成されるように構成される。前
記金属管は隣接管との接触面が平らであるような
形状にすべきであり、 それによりシリンダの外面は2つの隣り合う管
の間の面が非常に狭いスリツトとしてのみ外面上
で見られるように丸く機械加工されることができ
る。加えて、前記すべてのシリンダ1,3,4,
5は、必要ならば、上述した方法で製造されるこ
とができることは明らかである。
選択的に、鋼製バンド6は他の安価な熱源によ
つて加熱される。適宜な燃料の燃焼生成物によつ
てバンドを加熱することが可能である。本発明に
よる第3の選択は前記鋼製バンド6をこれに廃蒸
気等を凝縮することにより予熱することである。
もちろん、前記凝縮物は乾燥区域の前にバンド6
から除去されねばならない。
燃焼生成物による前記バンド6の前記加熱は、
例えば可動バンドの一側または両側に向つて開放
される固定箱(図示せず)内で行なわれることが
できる。密封体はそれにより出来るだけ少ないガ
スが箱の縁部とバンドとの間のスリツトを通過す
るように保証するのに必要とされる。熱い燃焼生
成物が公知の方法によりチヤンネルを通つて箱内
に導入され、そして冷却された燃焼生成物は箱か
ら他のチヤンネルを通つて対応して放出すること
ができる。
バンド6が蒸気によつて予熱されるならば、配
置は、箱、密封体および入口チヤンネルに関連し
て、燃焼生成物の使用に関して上述した配置と概
略同じである。しかしながら、この場合に、結果
として生じる凝縮物は箱から離れて適宜なチヤン
ネルまたは管を通してさらに放出されるように、
スクレーパによつてバンドの表面から削り落され
ねばならない。
従来の乾燥区域内の幾つかのグループがコンバ
ツク乾燥方法用に変更されるとき、乾燥ワイヤ
S、そのアイドラローラ、ポケツト通風装置およ
び多分幾つかの乾燥シリンダは除去されるべきで
ある。そのガイドおよび緊張具を有する鋼鉄バン
ド6は乾燥グループに付加されねばならない。鋼
製バンド6は通常その固有の運転機械を必要とせ
ず、シリンダの運動がそれとともにバンドを引張
る。さらに、脱気ユニツト7がコンバツクシリン
ダとして作用するように選ばれたシリンダ2の近
傍に設けられねばならない。前記脱気ユニツトは
巻取り紙8からおよび該巻取り紙8と冷却シリン
ダとの間に移動可能であるワイヤまたはフエルト
9から空気を除去すべくなされている。上述され
たワイヤまたはフエルト9の他に、また、その案
内ローラ12、ガイドローラ10および緊張具が
必要である。さらに、前記コンバツクシリンダ2
の内部水冷部に要する手段が必要となる。多くの
場合に、乾燥区域と並んで可動鋼製バンド6に向
つて開放している固定した空気圧室16が前記コ
ンバツクシリンダ2と予熱された鋼製バンド6の
外側に設けられねばならない。したがつて、鋼鉄
バンド6は圧力室の縁部に設けた密封体18に対
して摺動する。極めて高い圧力が前記圧力室16
内で使用される場合、反力シユーまたは他の反力
装置がシリンダ2の反対側に構成されねばなら
ず、その側にはシリンダ2の軸受に働かされる正
味の力の過度の増大を阻止するために、シリンダ
外面に延びるバンドが存在しない。最後に、例え
ばそのフレームを有するさらに他の2個のシリン
ダ4,5が各コンバツクシリンダ2の近傍に位置
決めされねばならない。これらは鋼製バンド6の
案内ローラとして作動する。前記追加のシリンダ
4,5は多分乾燥区域の湿つた端部において蒸気
により内部で加熱されるはずであり、それにより
前記シリンダはまた従来の蒸気および従来の蒸気
と凝縮装置を備えなければならない。
上述した例およびその応用は本発明についての
限定として理解されるべきでなく、本発明は種々
の方法において特許請求の範囲内で変更されるこ
とができる。したがつて、連続する乾燥グループ
の数は図示された2つに決して限定されず、他の
解決も同様に可能である。
〔発明の効果〕
本発明の巻取り紙等の乾燥装置により、フイン
ランド特許第61537号に開示されたプレス乾燥方
法を例えば従来の乾燥区域の現存する装置および
構造が出来るだけ広範囲に利用されることができ
るような方法において抄紙または厚紙機における
乾燥区域の少なくとも湿つた端部において実施さ
れることが可能になり、乾燥装置の能力増進が必
要とされる投資コストを最小にして実現すること
が出来た。
【図面の簡単な説明】
図面は乾燥グループがコンバツクドライヤとし
て作動すべく本発明によつて変更されている2つ
の乾燥グループを有する抄紙機を示す説明図であ
る。 1,3,4,5……加熱シリンダ、2……冷却
シリンダ(コンバツクシリンダ)、6……予熱さ
れた鋼製バンド、7……脱気ユニツト、8……巻
取り紙、9……ワイヤ又はフエルト、10……ガ
イドローラ、11……緊張具、12……案内ロー
ラ、13……スクレーパ、14……急斜面、15
……吸込みローラ、16……空気圧室、17……
加圧空気、18……密封部、19……反力シユ
ー、20……支持バー、21……空気圧室、22
……摺動密封体、23……吸込み箱。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乾操されるべき巻取り紙を搬送するためのワ
    イヤまたはフエルトと、 前記巻取り紙と前記ワイヤまたはフエルトに作
    用する脱気ユニツトと、 高熱伝導性の同方向に移動可能かつ互いに平行
    な表裏一体の作用面を有する帯体と、 前記巻取り紙を前記ワイヤ又はフエルトに前記
    作用面の一方に対して押圧した状態で乾燥させる
    ために前記帯体の通路中に形成された乾燥区域
    と、 前記巻取り紙に接する前記帯体の面を加熱する
    手段と、 前記ワイヤまたはフエルトと接触する面を冷却
    する手段とからなる巻取り紙類の乾燥装置におい
    て、 前記ワイヤまたはフエルト9と接触する面が内
    部冷却手段を備えた回転金属シリンダ2の外表面
    によつて形成され、 前記巻取り紙8と接触する帯体の面が前記乾燥
    区域の外部で予熱される金属バンド6によつて形
    成され、 該金属バンドが、前記冷却手段を備えた回転金
    属シリンダ2の最外方に設けられた空気圧室16
    内において該シリンダとともに移動しながら該シ
    リンダ上に位置決めされた前記巻取り紙8の外表
    面と前記ワイヤまたはフエルト9とを押圧するよ
    うに配設されていることを特徴とする巻取り紙類
    の乾燥装置。 2 前記金属バンド6が、金属外套を有する少な
    くとも1つの内部加熱シリンダ1,3,4,5の
    まわりに前記金属バンドを通すことにより予熱さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の巻取り紙類の乾燥装置。 3 前記金属バンド6が、燃料の燃焼ガスによつ
    て前記金属バンドを加熱することにより予熱され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の巻取り紙類の乾燥装置。 4 前記金属バンド6が、その上で蒸気を凝縮
    し、かつ乾燥区域の開始前に前記バンドの表面か
    ら凝縮物を除去することにより予熱されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の巻取り
    紙類の乾燥装置。 5 前記金属バンド6が、圧縮空気によつて前記
    冷却シリンダ2の外面に対して押圧されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の巻取り
    紙類の乾燥装置。 6 前記冷却シリンダ2が、水冷却部を備えた抄
    紙または厚紙機における通常のシリンダ乾燥区域
    の乾燥シリンダを設けることによつて形成される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    巻取り紙類の乾燥装置。 7 前記金属バンド6が、抄紙または厚紙機にお
    ける通常の乾燥区域の幾つかの乾燥シリンダ1,
    3によつて予熱されることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項に記載の巻取り紙類の
    乾燥装置。 8 金属外套を備えた少なくとも1つの内部加熱
    シリンダ1,3,4,5の外套が、シリンダ軸線
    の方向に互いに向かいあつて近接して位置決めさ
    れる金属断面の複数の管によつて形成されること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の巻取
    り紙類の乾燥装置。
JP60209014A 1984-10-09 1985-09-24 巻取り紙類の乾燥装置 Granted JPS6197495A (ja)

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