JPH0912228A - キャリアテープ巻取リール用保護材 - Google Patents
キャリアテープ巻取リール用保護材Info
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- JPH0912228A JPH0912228A JP7183275A JP18327595A JPH0912228A JP H0912228 A JPH0912228 A JP H0912228A JP 7183275 A JP7183275 A JP 7183275A JP 18327595 A JP18327595 A JP 18327595A JP H0912228 A JPH0912228 A JP H0912228A
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- Japan
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- reel
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
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Abstract
ものとし、特に巻取リール巾方向に対する衝撃力による
変形防止を確実にし、電子部品の高い品質の確保を実現
すると共に、キャリアテープの巻きゆるみの発生もなく
保持する。 【構成】 キャリアテープ巻取リールに巻き付けたキャ
リアテープを被包するテープ状保護材であって、該キャ
リアテープ巻取リールのフランジ間のリール内巾より大
きなテープ巾を持ったテープを導電性硬質合成樹脂でス
パイラル状の巻きぐせをつけて構成したことで、巻取リ
ールに巻き込んだキャリアテープの保護を安定して信頼
性あるものとすることができる。
Description
でSOP(スモール アウトライン パッケージ)や、
QFP(クワッド フラット パッケージ)等の電子部
品を収納搬送するキャリアテープを巻き取って用いられ
る巻取リール用の保護材、特に落下衝撃その他外力によ
る衝撃からキャリアテープの変形を防止するリール用保
護材に関するものである。
れるSOP,QFP等の表面実装電子部品は、キャリア
テープに収納し、カバーテープで被包して保持して、こ
のキャリアテープを巻取リールに巻き込んで保管または
搬送され、実装機においては、巻取リールより繰り出し
走行させたキャリアテープで所望位置に電子部品を送る
ことが行われていて、通常使用されるキャリアテープ巻
取リールは、巻込んだキャリアテープ終端を接着テープ
で止めて包装袋に真空包装されて取扱われている。
リアテープ巻取リールでは、キャリアテープを巻き込ん
だ後に巻き終り端がバラついたり、巻きゆるみが生じな
いように接着テープで定着していただけのため、真空包
装する際に吸引を強く行った場合や、取扱作業中に巻取
リールに落下衝撃或いはその他の外圧が加わると、リー
ルフランジの外周部が外力でゆがんだり、変形したりし
てフランジ間の巾が圧縮されてしまい、巻き込まれてい
るキャリアテープがゆがんだり部分的な変形が生じて、
キャリアテープに収納保持されている電子部品、特にS
OP,QFP等のリード線が細く、狭いピッチで備えら
れているものは、リード線の曲がり或いは屈折による不
良若しくは欠陥電子部品となってしまうことがあって、
電子回路製造に支障を来す問題があった。
除しようとするもので、巻取リールに巻き込まれたキャ
リアテープ保護を安定して信頼性のあるものとし、特に
巻取リール巾方向に対する衝撃力等の応力による変形防
止を確実にし、電子部品の高い品質の確保を実現すると
共に、キャリアテープの巻きゆるみの発生もなく保持で
き、取扱い容易なキャリアテープ巻取リール用保護材を
生産簡便で低コストな形態で提供しようとすることを目
的としたものである。
プ巻取リールに巻き付けたキャリアテープを被包するテ
ープ状保護材であって、該キャリアテープ巻取リールの
フランジ間のリール内巾より大きなテープ巾を持ったテ
ープを導電性硬質合成樹脂でスパイラル状の巻きぐせを
つけて構成したものである。
ンジ間にテープ状保護材を嵌め込んで巻き付け取りつ
け、或いは取り外して使用するが、該テープ状保護材の
巻きぐせをのばしながらキャリアテープの最外周面に添
って巻き付け、フランジ間にテープ状保護材を介在させ
てキャリアテープを被包すると共に、フランジ間のリー
ル巾方向に対する外力に抗する剛性を高めて、キャリア
テープの変形防止に役立たせ落下衝撃に対する保護を安
全に維持し、テープ状保護材の巻き戻し弾性力でキャリ
アテープの巻きゆるみやキャリアテープ末端のバラつき
をなくして巻取リールにキャリアテープをガタつかずに
確実に収容することができて用いられるし、保護材の巻
取リールからの取り外しも簡便で、取り外し後は巻きぐ
せによってコンパクト化された形態で取扱われ便利であ
る。
ると、電子部品を収納したキャリアテープBを巻き込ん
で用いられるキャリアテープ巻取リールAの巻き付けコ
アCに巻き付けたキャリアテープBを被包するテープ状
保護材1であって、該キャリアテープ巻取リールAのフ
ランジD,D間のリール内巾t(例えば32.0mm)
より大きなテープ巾t1 (例えば34.0±0.2)を
持った厚み0.2〜2.0mm好ましくは0.3〜1.
5mmのテープで圧縮降伏強度(テープの巾方向に荷重
を掛けた場合の強度・JIS K7208)が500k
gf/cm2以上好ましくは500〜1500kgf/
cm2 である導電性硬質合成樹脂例えばPS,PP,P
PE,PC,PETなど樹脂で導電材を含有若しくはコ
ーティングして表面抵抗×104 〜108 としたテープ
をスパイラル状の巻きぐせ2をつけて構成してキャリア
テープ巻取リール用保護材としてある。
ットなテープを用いるほか、図1に示す如く、テープ外
表面に係止凸部3を間隔をおいて備え、該係止凸部3に
係合する係止凹部4をテープ内表面に間隔をおいて対設
したものを用いるか、或いはこの係止凸部3と係止凹部
4を内外表面に前記とは反対に設けたもの、また係止凸
部3と係止凹部4を交互に或いは適宜間隔をおいて組合
わせて配列したものを用いてもよく、両係合凹凸部でテ
ープ末端を係止したり、巻き付けラップ部分で係止して
巻き締め機能を発揮したり、保管時にコンパクトに巻き
込み係止することができ、しかも剛性も高められて便利
である。
または押出成形されるが、射出成形される場合、テープ
末端に指挾み用の突片または類似の突起物からなる挾持
部6を備えるのがよく、またテープ片側に表示用プレー
ト7或いは表示面部例えば挾持部6の片面に表示部とし
て利用して備えたキャリアテープ巻取リール用保護材と
するのが便利であり、前例の係止凸部3は、離型時のエ
ジェクトピンの押し当て部分として活用するのが成形上
有効である。
材1が、巻き付けテープ全長或いは一部を波形或いはジ
グザグ状に弯曲部5若しくは折曲部に構成してテープ巾
方向に対する剛性を高めたものにしてあると共に、キャ
リアテープとの当接形態に緩衝的被包ができて安全性を
高められる形態としてある。
なるフラットなテープを柔軟温度以上に加熱してプレス
成形、真空成形、圧縮成形の成形手段で加工して巻きぐ
せ2を付けるのがよい。
巻き付けたキャリアテープを被包するテープ状保護材で
あって、該キャリアテープ巻取リールのフランジ間のリ
ール内巾より大きなテープ巾を持ったテープを導電性硬
質合成樹脂でスパイラル状の巻きぐせをつけて構成した
ことにより、巻取リールに巻き込んだキャリアテープの
保持が簡単確実にでき、キャリアテープ保護を安定して
信頼性のあるものとし、特に巻取リール巾方向に対する
衝撃力による変形防止を確実にし、電子部品の高い品質
の確保を実現すると共に、キャリアテープの巻きゆるみ
の発生もなく保持できる。
Claims (6)
- 【請求項1】 キャリアテープ巻取リールに巻き付けた
キャリアテープを被包するテープ状保護材であって、該
キャリアテープ巻取リールのフランジ間のリール内巾よ
り大きなテープ巾を持ったテープを導電性硬質合成樹脂
でスパイラル状の巻きぐせをつけて構成したことを特徴
とするキャリアテープ巻取リール用保護材。 - 【請求項2】 前記テープ状保護材が、圧縮降伏強度5
00kgf/cm2以上の導電性硬質合成樹脂である請
求項1記載のキャリアテープ巻取リール用保護材。 - 【請求項3】 前記テープ状保護材が、テープ外表面に
係止凸部または係止凹部を間隔をおいて備え、該係止凸
部または係止凹部に係合する係止凹部または係止凸部を
テープ内表面に間隔をおいて対設したものである請求項
1または2記載のキャリアテープ巻取リール用保護材。 - 【請求項4】 前記テープ状保護材が、巻き付けテープ
全長或いは一部を波形或いはジグザグ状の弯曲部若しく
は折曲部に構成した請求項1または2記載のキャリアテ
ープ巻取リール用保護材。 - 【請求項5】 前記テープ状保護材が、射出成形され、
テープ末端に指挾み用の突片または類似の突起物からな
る挾持部を備えたテープである請求項1,2,3または
4記載のキャリアテープ巻取リール用保護材。 - 【請求項6】 前記テープ状保護材が、片側に表示用プ
レート或いは表示面部を備えた請求項1,2,3または
4記載のキャリアテープ巻取リール用保護材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18327595A JP3461624B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | キャリアテープ巻取リール用保護材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18327595A JP3461624B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | キャリアテープ巻取リール用保護材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0912228A true JPH0912228A (ja) | 1997-01-14 |
JP3461624B2 JP3461624B2 (ja) | 2003-10-27 |
Family
ID=16132813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18327595A Expired - Lifetime JP3461624B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | キャリアテープ巻取リール用保護材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3461624B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7371071B2 (en) | 2003-07-22 | 2008-05-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Connection structure of circuit substrate |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP18327595A patent/JP3461624B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7371071B2 (en) | 2003-07-22 | 2008-05-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Connection structure of circuit substrate |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3461624B2 (ja) | 2003-10-27 |
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