JP2894284B2 - 多数部品の供給方法 - Google Patents

多数部品の供給方法

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義則 和田
義雄 丸山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品機械部品
を部品装着等に供する多数部品の供給方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品や機械部品を部品装着等
に利用するための供給方法としては、図8及び図9に示
すようなものがすでに提案されている。
【0003】51は部品集合体であり、所定間隔置きに
多数の矩形状の挿入穴52が形成されたキャリアテープ
53と、このキャリアテープ53の各挿入穴52内に挿
入固定されるとともに部品の収納用凹部54を有するパ
ッケージ55とから構成されている。上記パッケージ5
5は、外側に突出するフランジ部56と、キャリアテー
プ53側に形成された止部抜穴57を通して形成された
止部58とにより、キャリアテープ53を挟み込むよう
にしてしっかりと固定される。
【0004】なお、上記パッケージ55は、キャリアテ
ープ53に対して、金型により一体的に複合成形される
ことにより形成及び固定が行なわれる。
【0005】また、上記部品集合体51において、まず
部品が収納用凹部54内に収納され、その後カバーテー
プ59により収納用凹部54の開口部が覆われて部品の
脱落が防止される。部品を取り出すときはキャリアテー
プ53の片側または両側縁部に形成された送り用穴53
aを介して、所定の部品装着部に供給されるようにして
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法に
よると、下記のような問題があった。
【0007】従来の供給構成では、部品を供給する際、
収納用凹部の開口部を覆っているカバーテープをはぎ取
り、巻き取る作業が必要であり高速な動作ができない課
題を有していた。そしてそのはぎ取ったカバーテープも
再利用がなされず使い捨てとなるので、廃棄処理等のコ
ストもかかり、又資源の有効活用の点からも問題があっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】部品収納する収納用凹
部を有し、この凹部の開口部に、開閉可能な部品飛出し
防止手段を設けた容器を樹脂成形機により一体に成形す
るステップと、前記容器の成形工程においてすでに成形
された容器との接続のための容器の接続部を成形するス
テップと、前記接続部により必要に応じて必要個数の容
器を接続して部品集合体を構成するステップと、この部
品集合体の収納用凹部に所望の部品を収納したものを
いて、部品飛出し防止手段を開状態にして部品集合体の
収納凹部より部品を取出し部品装着に供するステップと
からなる多数部品の供給方法を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明では、部品を収納する収納
用凹部を有し、この凹部の開口部に、開閉可能な部品飛
出し防止手段を設けた容器を樹脂成形機により一体に成
形するステップと、前記容器の成形工程においてすでに
成形された容器との接続のための容器の接続部を成形す
るステップと、前記接続部により必要に応じて必要個数
の容器を接続して部品集合体を構成するステップと、こ
の部品集合体を用いて、部品飛出し防止手段を開状態に
して部品集合体の収納凹部より部品を取出し部品装着に
供するステップとから多数部品の供給方法を構成し、こ
れによって、部品の供給において、開閉可能な飛出し防
止手段を一体に備えた部品集合体による供給を可能と
し、従来必要であったカバーテープをはぎ取り、巻き取
る作業が不要であり、高速な部品供給動作ができ、そし
て部品容器も再利用ができ、資源の有効活用を実現する
ものである。
【0010】また、多数部品の供給に際し、従来不可欠
の部品連結の作業を、容器収納時に同時に行う供給方法
を実現するものである。
【0011】以下本発明の実施の形態について、図面を
参照しながら説明する。図1(a)は部品集合体の平面
図、図1(b)はその正面図であり、図2は部品集合体
の斜視図である。
【0012】1はキャリアテープ、2は部品飛出し防止
手段(以下、シャッターと称す)であり、そのシャッタ
ー2の上面には突起部3を有している。キャリアテープ
1には図5に示す部品供給装置の搬送機構である巻き取
りリール16に係合させて間欠送りするための送り穴4
があり、部品5を収納するための部品収納部(部品収納
用凹部)6はキャリアテープ1と一体形成されている。
そのキャリアテープ1の開口部7にシャッター2が同じ
く一体化形成されており、樹脂の弾圧を利用して開閉が
可能となっている。この一体化形成されたものが部品収
納体8である。部品収納体8は、部品1個に対して1個
のパッケージとなっており、それぞれの部品収納体8の
搬送方向に形成された接続部9によって互いに接続する
ことにより、部品集合体をなすよう構成されている。
【0013】つぎに、図3および図4,図5,図6,図
7を参照しながらシャッターの開閉機構の説明をする。
【0014】図3は、部品集合体が間欠送りされて、部
品取出し位置でのシャッター開閉のり動作図であり、図
4は、その動作位置においての断面図である。また、図
5は、部品供給部(以下、パーツカセットと称す)の部
品取出し位置での斜視図であり、図6は部品集合体の接
続部の接続状態を示す平面図及び断面図、図7は、パー
ツカセットの全体斜視図である。
【0015】レバー10の駆動によりリール11から部
品収納体8を連結してなる部品集合体が間欠的に搬送さ
れ、部品取出位置12まで1個ずつ送られる。搬送中の
部品収納体8は、図3に示すようにシャッター2が部品
5を飛び出さないように両端を押さえている。
【0016】このシャッター2は、部品5を押圧してい
るのではなく、部品5が部品収納部6内で傾いたり、飛
出したりしない程度の隙間が設けられており、非接触と
なっている。しかし、部品5に負荷のかからない程度の
接触であれば可能である。部品取出位置12に送られて
きたとき、パーツカセットのテープ押さえ13に溝カム
14が設けられているので、その溝カムにシャッター2
の突起部3が入り込み、シャッター2が両側に押し広げ
られる。最大に押し広げられた状態の時に、部品収納部
6より部品5を取り出す。取り出し後、溝カム14のガ
イドによりもとの状態まで戻され、その後はシャッター
2自身の弾性により正常位置に戻る。また、溝カム14
は、部品収納体8の間欠送りによりスムーズに突起部3
がかみ合うように部品取出位置12の少し手前付近でテ
ープ押さえ13が少し浮いた状態になっている。そして
部品を取り出し後は、部品集合体はスプロケットホイー
ル15の曲線に添って搬送され、再利用のため、巻き取
りリール16に巻き取られたり、あるいはそのまま収納
される。そのため、溝カム14に噛みこんだ突起部3は
部品集合体がスプロケットホイール15に添ってテープ
押さえ13から離れていくので、スムーズに自然にはず
れる。
【0017】また、部品収納部6に部品5のリード17
を収納できる溝18(あるいは挿入穴)を設ける。この
溝18がリード17を挟みこむような力が加わっていた
り、スポンジ状の物に差し込む場合は、リード17自身
が収納する際に曲がってしまうことがあるので、収納す
る部品の形状により、あらかじめ決められた部品収納部
6に部品のリード17より少し大きめの溝18を設け、
部品のリード曲りが発生しないような構成になってい
る。そのため、溝18を有する部品収納部6に部品5が
正常に収納されている場合は、リード17が曲がってい
ないという保証になり、不良品が事前に判別可能とな
る。
【0018】さらに、図6に示すように、それぞれの部
品収納体8の搬送方向に接続部19と20を設けて、接
続部19の先端部を次の部品収納体8のり接続部20が
包むように、部品集合体を形成する金型内で接続され
る。部品収納体8が1つづつ形成されるたびに、その都
度接続していき、部品集合体を形成する。この場合の接
続方法は、取りはずしが不可能であるが、接続部19と
20の先端にそれぞれ凹凸部を設けることにより、取り
外しが可能となり、必要個数の部品収納体8を接続する
ことができる。部品収納体の取り外しができれば、部品
点数の調節、管理も可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明は、カバーテープを失くすことで起こる部品の
飛び出しに対してシャッター手段を設けたことにより、
部品の飛び出しを防止することができ、省資源,材料費
の低減が同時に実現した。また、押圧することもないの
で部品を傷つけずに搬送が可能となった。更に、部品を
取出す際も余力な力が不要となり、部品の取出しミスが
なくなり、何度も部品集合体を再利用してもシャッター
に負荷がかからないため破損しない。シャッターの開閉
も樹脂の弾性を利用しているので、簡単な機構となって
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例における部品集合体の
平面図 (b)本発明の一実施例における部品集合体の正面図
【図2】同部品集合体の斜視図
【図3】同部品集合体のシャッターの動作平面図
【図4】(a)同部品集合体のシャッター閉の断面図 (b)同部品集合体のシャッター開の断面図
【図5】同部品集合体のパーツカセット搭載時の部品取
出し位置の斜視図
【図6】(a)同部品集合体の接続部の平面図 (b)同断面図 (c)他の実施例における部品集合体の平面図 (d)同断面図
【図7】本発明の一実施例における部品集合体を搭載し
たパーツカセットの斜視図
【図8】従来例における部品集合体の断面図
【図9】従来例における部品集合体の斜視図
【符号の説明】
1 キャリアテープ 2 シャッター 3 突出部 4 送り穴 5 部品 6 部品収納部 7 開口部 8 部品収納体 9 接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角陸 晋二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 成田 正力 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−59169(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 85/86 B65D 73/02 H05K 13/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品収納する収納用凹部を有し、この
    凹部の開口部に、開閉可能な部品飛出し防止手段を設け
    た容器を樹脂成形機により一体に成形するステップと、
    前記容器の成形工程においてすでに成形された容器との
    接続のための容器の接続部を成形するステップと、前記
    接続部により必要に応じて必要個数の容器を接続して部
    品集合体を構成するステップと、この部品集合体の収納
    用凹部に所望の部品を収納したものを用いて、部品飛出
    し防止手段を開状態にして部品集合体の収納凹部より部
    品を取出し部品装着に供するステップとからなる多数部
    品の供給方法。
  2. 【請求項2】 接続部の成形を容器の成形工程において
    同時に行う請求項1記載の多数部品の供給方法。
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