JP2800790B2 - 部品集合体の部品供給装置および部品集合体の使用方法 - Google Patents

部品集合体の部品供給装置および部品集合体の使用方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品や機械部
品を収納する部品集合体の部品供給装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品や機械部品を収納する部
品集合体としては、図8及び図9に示すようなものがす
でに提案されている。
【0003】この部品集合体51は、所定間隔置きに多
数の矩形状の挿入穴52が形成されたキャリアテープ5
3と、このキャリアテープ53の各挿入穴52内に挿入
固定されるとともに部品の収納用凹部54を有するパッ
ケージ55とから構成されている。上記パッケージ55
は、外側に突出するフランジ部56と、キャリアテープ
53側に形成された止部抜穴57を通して形成された止
部58とにより、キャリアテープ53を挟み込むように
してしっかりと固定される。
【0004】なお、上記パッケージ55は、キャリアテ
ープ53に対して、金型により一体的に複合成形される
ことにより形成及び固定が行われる。
【0005】また、上記部品集合体51において、部品
が収納用凹部54内に収納された後は、カバーテープ5
9により収納用凹部54の開口部が覆われて部品の脱落
が防止されるとともに、キャリアテープ53の片側また
は両側縁部に形成された送り用穴53aを介して、所定
の部品装着部に供給されるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構成に
よると、下記のような問題があった。
【0007】 従来の部品集合体の構成では、部品を
供給する際、収納用凹部の開口部を覆っているカバーテ
ープをはぎ取り、巻き取る作業が必要である。その為
に、カバーテープ巻き取り手段及びリール等が必要とな
る。また、そのはぎ取ったカバーテープは再利用が不可
能で使い捨てとなるので、非常にコストもかかり、無駄
が多かった。
【0008】 部品集合体がリールに巻かれている状
態あるいは搬送されている状態において、部品集合体が
曲げられたりして負荷がかかり、キャリアテープの開口
部とカバーテープとの間にすき間が生じて、収納用凹部
の開口部を密閉出来ない。そのため、収納部品が傾いた
り、そのすき間に挟まったり、飛び出したりする場合が
ある。
【0009】 上記2点を解決するために、カバーテ
ープをなくし、部品が飛び出さないように部品を押圧す
る方法が考えられる。しかし、直接部品を固定押圧する
ため、部品を取出す際、かなりの力が必要であり、力の
加減が難しく、部品がはじいたりして取出すことが困難
となる。部品をキャリアテープに収納する際も、機械作
業ではうまく収納できず、手作業で行なわなければなら
なかった。
【0010】また、常に一定の強い力が部品にかかって
いるため、キャリアテープを何度も再利用した場合、部
品をパッケージにはめ込んだり、はずしたりすると押圧
部に非常に負荷がかかり、押圧力が低下したり、破損し
ていた。
【0011】 部品を一定の強い力で凹合うしている
ため、収納されている部品に傷等が付き、部品の不良も
多発していた。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の部品集合体の部品供給装置は、部品を収納
する収納用凹部を有する容器単体の開口部に、少なくと
も収納部品上面の一部を覆う開閉可能な部品飛出し防止
手段を設け、かつ容器単体の端部には他の容器単体との
連結を可能とする接続部を設けた部品収納体を帯状に連
結してなる部品集合体を搭載し、前記部品収納体に設け
られた部品飛出し防止手段に対する、該部品集合体の外
部に配された開閉手段の当接により、前記部品飛出し防
止手段の開動作もしくは閉動作が行われるよう構成した
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】上記の構成によると、部品を収納
する収納用凹部を有する容器単体の開口部に、少なくと
も収納部品上面の一部を覆う開閉可能な部品飛出し防止
手段を設け、かつ容器単体の端部には他の容器単体との
連結を可能とする接続部を設けた部品収納体を帯状に連
結してなる部品集合体を搭載し、部品収納体に設けられ
た部品飛出し防止手段に対する、該部品集合体の外部に
配された開閉手段の当接により、前記部品飛出し防止手
段の開動作を行わせた後、上方からの収納部品の取り出
しを可能とすべくその開状態を所定期間保持することに
より、カバーテープ無しで部品を安定して供給すること
が可能となり、自動化をはかれるようになった。
【0014】以下本発明の実施の形態について、図面を
参照しながら説明する。図1(a)は部品集合体の平面
図、図1(b)はその正面図であり、図2は部品集合体
の斜視図である。
【0015】1はキャリアテープ、2は部品飛出し防止
手段(以下、シャッターと称す)であり、そのシャッタ
ー2の上面には突起部3を有している。キャリアテープ
1には図5に示す部品供給装置の搬送機構である巻き取
りリール16に係合させて間欠送りするための送り穴4
があり、部品5を収納するための部品収納部(部品収納
用凹部)6はキャリアテープ1と一体化形成されてい
る。そのキャリアテープ1の開口部7にシャッター2が
同じく一体化形成されており、樹脂の弾圧を利用して開
閉が可能となっている。この一体化形成されたものが部
品収納体8である。部品収納体8は、部品1個に対して
1個のパッケージとなっており、それぞれの部品収納体
8の搬送方向に形成された接続部9によって互いを接続
することにより、部品集合体をなすよう構成されてい
る。
【0016】つぎに、図3および図4、図5、図6、図
7を参照しながらシャッターの開閉機構の説明をする。
【0017】図3は、部品集合体が間欠送りされて、部
品取出し位置でのシャッター開閉の動作図であり、図4
は、その動作位置においての断面図である。また、図5
は、部品供給部(以下、パーツカセットと称す)の部品
取出し位置での斜視図であり、図6は、部品集合体の接
続部の接続状態を示す平面図及び断面図、図7は、パー
ツカセットの全体斜視図である。
【0018】レバー10の駆動によりリール11から部
品収納体8を連結してなる部品集合体が間欠的に搬送さ
れ、部品取出位置12まで1個ずつ送られる。搬送中の
部品収納体8は、図3に示すようにシャッター2が部品
5を飛び出さないように両端を押さえている。
【0019】このシャッター2は、部品5を押圧してい
るのではなく、部品5が部品収納部6内で傾いたり、飛
出したりしない程度の隙間が設けられており、非接触と
なっている。しかし、部品5に負荷のかからない程度の
接触であれば可能である。部品取出位置12に送られて
きたとき、パーツカセットのテープ押さえ13に溝カム
14が設けられているので、その溝カム14にシャッタ
ー2の突起部3が入り込み、シャッター2が両側に押し
広げられる。最大に押し広げられた状態の時に、部品収
納部6より部品5を取り出す。取り出し後、溝カム14
のガイドによりもとの状態まで戻され、その後はシャッ
ター2自身の弾性により正常位置に戻る。また、溝カム
14は、部品収納体8の間欠送りによりスムーズに突起
部3がかみ合うように部品取出位置12の少し手前付近
でテープ押さえ13が少し浮いた状態になっている。そ
して部品を取り出し後は、部品集合体はスプロケットホ
イール15の曲線に添って搬送され、再利用のため、巻
き取りリール16に巻き取られたり、あるいはそのまま
収納される。そのため、溝カム14に噛みこんだ突起部
3は部品集合体がスプロケットホイール15に添ってテ
ープ押さえ13から離れていくので、スムーズに自然に
はずれる。
【0020】また、部品収納部6に部品5のリード17
を収納できる溝18(あるいは挿入穴)を設ける。この
溝18がリード17を挟み込むような力が加わっていた
り、スポンジ状の物に差し込む場合は、リード17自身
が収納する際に曲がってしまうことがあるので、収納す
る部品の形状により、あらかじめ決められた部品収納部
6に部品のリード17より少し大きめの溝18を設け、
部品のリード曲りが発生しないような構成になってい
る。そのため、溝18を有する部品収納部6に部品5が
正常に収納されている場合は、リード17が曲がってい
ないという保証になり、不良品が事前に判別可能とな
る。
【0021】さらに、図6に示すように、それぞれの部
品収納体8の搬送方向に接続部19と20を設けて、接
続部19の先端部を次に部品収納体8の接続部20が包
むように、部品集合体を形成する金型内で接続される。
部品収納体8が1つづつ形成されるたびに、その都度接
続していき、部品集合体を形成する。この場合の接続方
法は、取りはずしが不可能であるが、接続部19と20
の先端にそれぞれ凹凸部を設けることにより、取り外し
が可能となり、必要個数の部品収納体8を接続すること
ができる。部品収納体の取り外しができれば、部品点数
の調節、管理も可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明は、カバーテープを失くすことで起こる部品の
飛び出しに対してシャッター手段を設けたことにより、
部品の飛び出しを防止することができ、省資源、材料費
の低減が同時に実現した。また、押圧することもないの
で部品を傷つけずに搬送が可能となった。更に、部品を
取出す際も余分な力が不要となり、部品の取出しミスが
なくなり、何度も部品集合体を再利用してもシャッター
に負荷がかからないため破損しない。シャッターの開閉
も樹脂の弾性を利用しているので、簡単な機構となって
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例における部品集合体の
平面図 (b)本発明の一実施例における部品集合体の正面図
【図2】同部品集合体の斜視図
【図3】同部品集合体のシャッターの動作平面図
【図4】(a)同部品集合体のシャッター閉の断面図 (b)同部品集合体のシャッター開の断面図
【図5】同部品集合体のパーツカセット搭載時の部品取
出し位置の斜視図
【図6】(a)同部品集合体の接続部の平面図 (b)同断面図 (c)他の実施例における部品集合体の平面図 (d)同断面図
【図7】本発明の一実施例における部品集合体を搭載し
たパーツカセットの斜視図
【図8】従来例における部品集合体の断面図
【図9】従来例における部品集合体の斜視図
【符号の説明】
1 キャリアテープ 2 シャッター 3 突出部 4 送り穴 5 部品 6 部品収納部 7 開口部 8 部品収納体 9 接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角陸 晋二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 成田 正力 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−59169(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 85/86 B65D 73/02 H05K 13/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品を収納する収納用凹部を有する容器
    単体の開口部に、少なくとも収納部品上面の一部を覆う
    開閉可能な部品飛出し防止手段を設け、かつ容器単体の
    端部には他の容器単体との連結を可能とする接続部を設
    けた部品収納体を帯状に連結してなる部品集合体を搭載
    し、前記部品収納体に設けられた部品飛出し防止手段に
    対する、該部品集合体の外部に配された開閉手段の当接
    により、前記部品飛出し防止手段の開動作もしくは閉動
    作が行われるよう構成した部品集合体の部品供給装置。
  2. 【請求項2】 部品を収納する収納用凹部を有する容器
    単体の開口部に、少なくとも収納部品上面の一部を覆う
    開閉可能な部品飛出し防止手段を設け、かつ容器単体の
    端部には他の容器単体との連結を可能とする接続部を設
    けた部品収納体を帯状に連結してなる部品集合体を搭載
    し、前記部品収納体に設けられた部品飛出し防止手段の
    一部を、所定位置に形成された曲面部に当接させながら
    該部品集合体を移動させることにより、前記部品飛出し
    防止手段の開動作もしくは閉動作が行われるよう構成し
    た部品集合体の部品供給装置。
  3. 【請求項3】 部品を収納する収納用凹部を有する容器
    単体の開口部に、少なくとも収納部品上面の一部を覆う
    開閉可能な部品飛出し防止手段を設け、かつ容器単体の
    端部には他の容器単体との連結を可能とする接続部を設
    けた部品収納体を帯状に連結してなる部品集合体を搭載
    し、部品収納体に設けられた部品飛出し防止手段に対す
    る、該部品集合体の外部に配された開閉手段の当接によ
    り、前記部品飛出し防止手段の開動作を行わせた後、上
    方からの収納部品の取り出しを可能とすべくその開状態
    を所定期間保持することを特徴とする部品集合体の使用
    方法。
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