JP2003168100A - カード端末装置 - Google Patents

カード端末装置

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JP2003168100A
JP2003168100A JP2001368639A JP2001368639A JP2003168100A JP 2003168100 A JP2003168100 A JP 2003168100A JP 2001368639 A JP2001368639 A JP 2001368639A JP 2001368639 A JP2001368639 A JP 2001368639A JP 2003168100 A JP2003168100 A JP 2003168100A
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JP
Japan
Prior art keywords
connector
housing
circuit board
printed circuit
side surfaces
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001368639A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kameyama
佳暁 亀山
Kenji Minami
賢治 南
Fumio Hashimoto
文男 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体を装着しない状態でも、筐体に対してコ
ネクタが浮いたり、抜けたりしない安定したカード端末
装置を提供する。 【解決手段】 コネクタ6の両側面に縦方向の溝8を形
成し、この溝8の中に突起9を設ける。一方、筐体1を
構成する枠体2のコネクタ6の両側面に対向する部分に
溝8に挿入される凸形状体10とこの凸形状部10より
突出する凸部11を形成する。コネクタに形成した溝8
を枠体2の凸形状部10に挿入し、突起9と凸部11を
係合させてコネクタ6を蓋体5なしで筐体1に係止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトフラッ
シュ(登録商標)カード、PCMCIAカードなどのカ
ード端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトフラッシュカード、P
CMCIAカードなどのカード端末装置は、箱状に形成
された筐体に、プリント基板の端部に実装されたコネク
タをその一部が露出するように収納した状態で、筐体に
ネジなどを用いて蓋体を締め付け固定することによっ
て、コネクタを筐体と蓋体との間で挟み込み、コネクタ
及びプリント基板を筐体内に固定するようにしてしる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のカード端末装置では、筐体そのものに、プリント基板
及びそれに実装されたコネクタを一時的にも固定する手
段を備えておらず、したがって、製造、組立工程等にお
いて、蓋体を取付けない状態で、プリント基板、コネク
タを収納した筐体を移動、輸送した場合には、プリント
基板、コネクタが筐体に対して浮いたり抜けたりする可
能性があり、蓋体を取付ける時に、プリント基板、コネ
クタの位置を再び位置調整し直す必要が生じたり、コネ
クタが奥まで組み込まれずに浮いたままで蓋体が取付け
られるなど多くの問題を有していた。
【0004】筐体に蓋体を取付ける方法として、超音波
溶着、熱溶着などの方法を用いた場合には、その際の振
動、熱等によってコネクタが浮いたり、移動したりする
こともあり、自動組立の際には、更に問題が深刻であっ
た。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、複雑な構造を有することなく、プリント
基板に実装されたコネクタを、プリント基板と共に筐体
に容易に移動しないように組み込むことができるカード
端末装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、プリント基板
の端部に実装されたコネクタの両側面と、これに対向す
る筐体の一部に、互いに係合する係合部を形成し、蓋体
を取り付けない状態でも、コネクタがその両側面で筐体
に係止されるように構成した。
【0007】この構成により、コネクタが蓋体を有しな
い状態でも筐体に保持され、脱落せず、運搬に便利であ
るという作用を有する。
【0008】また、本発明は、プリント基板の端部に実
装されたコネクタの両側面にそれぞれ縦方向の溝を形成
し、この溝内にそれぞれ突起を形成すると共に、プリン
ト基板及びコネクタを内装する筐体のコネクタの両側面
に対向する位置に、それぞれコネクタの両側面に設けた
溝に挿入され、突起に係合する凸部を形成した。
【0009】この構成により、筐体にコネクタを収納し
た状態でコネクタが突起と凸部で係止され、振動によっ
てもコネクタが脱落したり、浮き上がったりすることが
なく、運搬できるという作用を有する。
【0010】また、本発明は、プリント基板の端部に実
装されたコネクタの両側面にそれぞれ両側面より突出す
る凸部を形成し、プリント基板及びコネクタを内装する
筐体のコネクタの両側面に対向する位置に、それぞれ凸
部が挿入される縦方向の溝を形成すると共に、溝内に前
記凸部に係合する突起を形成した。
【0011】この構成により、先と同様、筐体にコネク
タを収納した状態で、コネクタが突起と凸部で係止さ
れ、振動によってもコネクタが脱落したり、浮き上がっ
たりすることが無くなる。また、本発明は、筐体を板状
体と枠体とで構成し、コネクタの下面に位置する部分は
金属製の板状体、コネクタの両側面に対向する部分は樹
脂製の枠体で構成した。
【0012】この構成により、コネクタの下面に位置す
る部分が金属製であることから、これを容易に湾曲させ
ることができるようになり、突起と凸部の係合を解除し
て、コネクタを筐体より容易に取り外すことが出来る。
【0013】また、本発明は、金属製の板状体をコネク
タ及びプリント基板のそれぞれの下面部に対向する大き
さより大きく形成した。
【0014】この構成により、筐体内部に収納されたプ
リント基板を容易かつ確実に板金部でシールドすること
が出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態におけるカード端末装置を示す断面図、図2は、同
装置を構成するプリント基板及びコネクタの斜視図、図
3は、同装置を構成する筐体の斜視図、図4は、同装置
の動作を説明する断面図である。
【0017】図において、筐体1は、合成樹脂製の枠体
2と、この枠体2に一体的にインサート成型された金属
製の板状体3よりなり、枠体2の内面上部に形成された
凹溝4には、平板状に形成された蓋体5の端部が挿入さ
れ、ネジ、熱溶着、その他の方法で、筐体1に装着され
ている。なお、筐体5は、金属製、又は、金属と合成樹
脂とが一体的にインサート成形されたものである。
【0018】コネクタ6は、筐体1に収納されるプリン
ト基板7の端部に実装され、その前面が筐体1の前面よ
り露出するように筐体1に装着されている。プリント基
板7には、図示していないが、必要な各種電気部品が実
装されている。
【0019】コネクタ6の両側面には、それぞれ縦方向
の溝8が形成され、この溝8の内部には、突起9が一体
に形成されている。そして、枠体2のコネクタ6の両側
面に対向する位置には、凸形状部10が一体に形成さ
れ、この凸形状部10の先端に突起9に係合する凸部1
1が形成されている。
【0020】本実施の形態において、プリント基板7の
端部に実装されたコネクタ6は、その両側面に形成した
縦方向の溝8を、図3に示す筐体1の凸形状部10に嵌
合することによって、前後方向に位置決めされる。そし
て、溝8を凸形状部10に嵌合し、コネクタ6を更に下
方向に移行すると、溝8に形成した突起9が凸形状部1
0に形成した凸部11を飛び越えて凸部11の下方に位
置し、ここで、突起9が凸部11で係止される。
【0021】そのため、コネクタ6は、溝8、突起9、
凸形状部10、凸部11によって前後、上下方向にほぼ
位置決めされることになり、蓋体5を取付ける以前で
も、プリント基板7やコネクタ6が自由に移動したり、
浮いたり、抜けたりすることがなく、製造工程中でも、
蓋体5を取付けない状態で、自由に全体を移動、運搬し
たりすることが出来る。
【0022】そして、このように、筐体1とコネクタ6
とを溝8、突起9、凸形状部10、凸部11によって互
いに位置決めすることにより、筐体1のねじり、曲げな
どの外部からの負荷に対しても剛性が増し、強度が大き
く向上するという効果を有する。
【0023】尚、コネクタ6を筐体1より取り外す場合
には、図4に示すように、蓋体5を取り除いた状態で、
板状体3の中央部を矢印の方向に押圧し、板状体3を若
干湾曲させることにより、突起9と凸部11の係合を解
除し、容易にコネクタ6を筐体1より取り外すことが出
来る。
【0024】特に、この場合、枠体2は合成樹脂で形成
しているが、板状体1は金属板で形成しているため、図
4に示すように、多少大きく湾曲させても、筐体1を破
損させるようなことがなく、容易に、コネクタ6を筐体
1より取り外すことが出来る。
【0025】このように、本実施の形態によれば、プリ
ント基板に実装されているコネクタ6を筐体1に対して
容易に組み込むことができ、コネクタ6が筐体1から浮
いたり、抜けたりすることがなく、筐体1からコネクタ
6を取り出す場合でも、図4に示すように、板状体3を
コネクタ6側に突き出すように湾曲させることにより、
突起9と凸部11の係合を解除し、容易にコネクタ6を
筐体1より取り出すことができる。
【0026】なお、上記実施の形態では、コネクタ6側
に突起9を形成し、筐体1側に凸部11を形成したが、
筐体1側に突起9を形成し、コネクタ6側に凸部11を
形成しても良いことは言うまでもないことである。
【0027】また、筐体1や蓋体5は、金属製の板状体
と合成樹脂とが一体的にインサート成形された例で説明
したが、金属製の板状体と合成樹脂を両面テープ等で貼
り合わせて形成している例についても同様に実施可能で
あり、筐体1の一部にコネクタ6を保持するための補助
用の両面テープを設けたものも同様に実施することがで
きる。
【0028】
【発明の効果】以上のように説明したように、本発明の
カード端末装置は、プリント基板の端部に実装されたコ
ネクタの両側面と、これに対向する筐体の一部に、それ
ぞれ互いに係合する係合部を設けたものであり、コネク
タと筐体がコネクタの両側面で互いに係合されるため、
蓋体を取付けない状態でも、振動によってコネクタが脱
落したり、浮き上がったりすることがなく、製造工程、
その他の場合において、蓋体をしないで移動、運搬する
場合、非常に有利である。そして、コネクタの両側面で
筐体に係止されるため、カード端末装置としても、その
剛性が増し、強度が大きく向上するという効果を有す
る。
【0029】また、コネクタを筐体より取り外す場合で
も、筐体を多少湾曲させることにより容易に取り外すこ
とができ、補修、その他も容易になるという利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるカード端末装置
の断面図
【図2】本発明の一実施の形態におけるカード端末装置
を構成するプリント基板及びコネクタの斜視図
【図3】本発明の一実施の形態におけるカード端末装置
を構成する筐体の斜視図
【図4】本発明の一実施の形態におけるカード端末装置
の動作を説明する断面図
【符号の説明】
1 筐体 2 枠体 3 板状体 4 凹溝 5 蓋体 6 コネクタ 7 プリント基板 8 溝 9 突起 10 凸形状部 11 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 文男 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA19 MB03 NA02 NA19 NA30 5B035 BB09 CA08 CA22 5E023 AA04 AA16 AA21 BB19 BB21 GG02 GG15 HH17 HH28

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板の端部に実装されたコネク
    タの両側面にそれぞれ縦方向の溝を形成し、この溝内に
    それぞれ突起を形成すると共に、前記プリント基板及び
    前記コネクタを内装する筐体の前記コネクタの両側面に
    対向する位置に、それぞれ前記コネクタの両側面に設け
    た前記溝に挿入され、前記突起に係合する凸部を形成し
    たことを特徴とするカード端末装置。
  2. 【請求項2】 プリント基板の端部に実装されたコネク
    タの両側面にそれぞれ前記両側面より突出する凸部を形
    成し、前記プリント基板及び前記コネクタを内装する筐
    体の前記コネクタの両側面に対向する位置に、それぞれ
    前記凸部が挿入される縦方向の溝を形成すると共に、前
    記溝内に前記凸部に係合する突起を形成したことを特徴
    とするカード端末装置。
  3. 【請求項3】 前記筐体は、板状体と枠体で構成され、
    少なくとも前記コネクタの下面に位置する部分は金属製
    の板状体、前記コネクタの両側面に対向する部分は樹脂
    製の枠体で構成されていることを特徴とする請求項1乃
    至2のいずれか1記載のカード端末構造。
  4. 【請求項4】 前記金属製の板状体を前記コネクタ及び
    前記プリント基板のそれぞれの下面部に対向する大きさ
    より大きく形成した請求項3記載のカード端末装置。
JP2001368639A 2001-12-03 2001-12-03 カード端末装置 Pending JP2003168100A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007227341A (ja) * 2006-01-30 2007-09-06 Alps Electric Co Ltd ガイド部材及びガイド部材を備えた接続ボード並びにガイド部材の製造方法
JP2009135030A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Mitsumi Electric Co Ltd メモリカードコネクタ
JP2020024848A (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 シャープ株式会社 カードトレイ及び電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007227341A (ja) * 2006-01-30 2007-09-06 Alps Electric Co Ltd ガイド部材及びガイド部材を備えた接続ボード並びにガイド部材の製造方法
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